2024年4月19日金曜日

4月19日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 チキンカレー

 プレーンオムレツ

 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング

 福神漬け

 ミニフルーツポンチ

 プレーンナン100g



 今日は「海藻サラダ」の海藻についてお話します。海藻の種類は、日本では約700種類あります。そのうち食用としている海藻は大きく分けると、20種類くらいあるといわれます。海藻はノンカロリーで、食物繊維が豊富です。「ノンカロリー=エネルギー源となる栄養がない=食べなくていい」と思っている人も多いと思いますが、実は脂質がごくわずかしかなくても、食物繊維がたくさん含まれていて、胃の中で水分を吸収して膨らむため、満足感が得られます。例えば、食物繊維を2g採るために必要な食品の量は、乾燥したワカメなら5gでいいのに、野菜で摂ろうとすると、サツマイモなら86g、人参なら78gになります。こんなにも違うのですね。また、カルシウム、鉄、などのミネラルも含み、貧血防止やお肌の美容効果が期待できるので、海藻をモリモリ食べましょう。




2024年4月18日木曜日

4月18日(木)

 



 
本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 手作りソーストンカツ

 大野里芋とこんにゃくの田楽

 小松菜とウインナーのソテー

 こっぱなます



 これから月に1回、全国各地の郷土料理や、その都道府県にまつわる献立を提供します。今月はまず初めに福井県にまつわる献立を用意しました。「打ち豆の味噌汁」に「ソースカツ」、「こっぱなます」そして「大野の里芋の田楽」と色々ありますが、今日はその中でも打ち豆についてお話します。打ち豆と聞くと、「何か新しい豆の品種かな?」と思う人もいるかもしれませんが、古くから福井では伝統的な大豆の保存食として使われてきた食材です。 大豆を石臼(いしうす)の上でつぶし、乾燥させたもので、豆を潰してあるので火の通りも早く、すぐに調理できる事から、省エネにもつながります。これは昔の人の知恵だとも言われています。 また、大豆ペプチド、大豆イソフラボン、大豆サポニン、ポリフェノールといった大豆が持つ代表的な栄養成分がそのまま残っています。今日は打ち豆と一緒に、白菜とにんじんとさつま揚げとネギを入れて味噌汁にしました。みなさん残さず食べましょう。


2024年4月17日水曜日

4月17日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 鶏肉の生姜醤油焼き

 ホイコーロー炒め

 大学いも

 平インゲンの白ゴマ和え



 今日は「平インゲンの白ゴマ和え」の平インゲンについてお話します。平インゲンは正式には「平さやいんげん」と言い、一般的なインゲンに比べると、大きく平たいのが特徴です。普段あまり見ることや食べることがない野菜かもしれませんね。インゲンには色々な栄養素を含まれており、例えば、カリウムやマグネシウムといった私たちの身体には大切なミネラル類や、食物繊維が豊富です。また、自分の体内では必要な量が合成できず、食べ物で補わないといけない必須アミノ酸9種類すべてが含まれています。ゆでたり蒸したりして、そのまま食べたり、サラダや炒め物にして食べるのがおすすめです。今日は白ゴマで和えました。みなさん、残さず食べましょう。


2024年4月16日火曜日

4月16日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 肉じゃが

 ごぼうとキャベツのサラダ

 ししゃもの磯辺天ぷら

 バナナ



 今日はカルシウムたっぷりの歯っぴー献立の日です。今日の給食で特にカルシウムを多く含む食材は、ししゃも・豆腐・油揚げです。みなさんは「歯っぴー給食の日」を知っていますか?普段意識していないと家庭でも不足しがちなカルシウムを給食で積極的に食べようという日です。福井県の小中学校で月に1日はカルシウムを意識してみようということで、「歯っぴー献立」が出来ました。カルシウムは成長期であるみなさんにとっては大切な栄養素です。カルシウムを多く含む食べ物といったら、乳製品・小魚・海藻類・大豆製品と色々あります。しかし、実はそれだけを食べていてもみなさんの骨は強くなりません。丈夫な歯を作るには、歯の土台の材料になる、肉や魚、豆腐などの良質なたんぱく質が必要です。また、歯の中で一番固い成分であるエナメル質を作るには、にんじんなどに多く含まれるビタミンAや、今日のじゃがいもやバナナなどに多く含まれるビタミンCも必要です。このような食材をよく噛んで食べることで体の中に効率よく取り込むことができます。みなさんも強い歯を作るために、色んな食材をバランスよく残さず食べましょう。



2024年4月15日月曜日

4月15日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 メンチカツ  1食用中濃ソース

 ビーフンのカレー炒め

 がんもと切干大根の煮物

 ブロッコリーのかつお和え



 今日は「がんもの煮物」のがんもについてお話します。がんもはがんもどき(雁擬き)を略した言葉で、豆腐の加工品のひとつです。もともとは精進料理で肉の代用品として作られました。名前の由来は、雁(がん)という鳥の肉に味を似せたとされることから「がんもどき」と呼ばれるようになったといわれています。しかし、「がんもどき」は主に東京などの関東方面の呼び名であり、大阪や京都などの関西では「ひりょうず」や「ひろうす」と呼ばれているそうです。今日はたっぷりのおだしでおいしく炊いてあります。みなさん残さず食べましょう。


2024年4月12日金曜日

4月12日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 エビフライ  1食用中濃ソース

 北海道カップグラタン

 塩焼きそば

 ひじきと大豆の炒り煮



 今日は「ひじきと大豆の炒り煮」のひじきについてお話します。みなさんは、ひじきという字を漢字で書けますか?あまり見たことがないですよね。実は鹿(しか)の尾っぽの菜と書いて「鹿尾菜(ひじき)」と呼びます。見た目が鹿の黒くて短いしっぽに似ているところから名付けられたそうです。ひじきの栄養で最も注目したいのは、他の海藻に比べて多く含まれる鉄分です。鉄分は吸収されにくく、不足すると貧血の原因になるので、意識して摂っていきたい栄養素です。ひじきは今日の献立のように煮物で食べることが多いですが、ドレッシングと和えてサラダにしたり、ご飯に混ぜてお寿司にしたりして食べてもいいですね。 みなさん、残さず食べましょう。


2024年4月11日木曜日

4月11日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 ほっけの味噌焼き

 高野豆腐の玉子とじ

 アメリカンドッグ  ケチャップ添え

 法連草ののり和え


 今日は「ほっけの味噌焼き」のほっけについてお話します。ほっけを漢字で書くと、魚へんに「花」と書きます。この漢字表記の由来は、ほっけの幼魚がとてもきれいな青緑色をしていて、群れで泳ぐと花のように見えることからと言われています。またほっけがよく獲れる漁場が北海道や東北地方などの北の方であった事から、「北の花」と表現され、そこから読み方を変え、ほくか、そしてほっけとなった説があるそうです。ほっけには、ビタミンA・B・D、カルシウムなどが豊富に含まれており、特にカルシウム含有量は魚の中でもトップクラスで、サンマの2倍以上、アジの4倍以上にもなります。そのため骨粗しょう症予防、骨や歯の強化に良い食材です。今日は味噌焼きにしました。骨が多いので気を付けて、残さず食べましょう。