2013年1月29日火曜日

1月29日(火)

 本日の給食です。

ビーフン五目炒め
ミートオムレツ
ブロッコリー
海藻サラダ
大根の田舎煮
チキンナゲット
*昨日に引き続き「魚の栄養」についてお話します。
 今日はまず「カルシウム」です。魚には他の食品と
 比較にならないくらいの多量のカルシウムが含まれ
 ています。煮干しなどの小魚をまるごと食べると、カ
 ルシウムの吸収をよくするビタミンDも同時に補給で
 き、カルシウムを効率よく摂取する事ができます。
 最後に「EPA(エイコサペンタエン)酸」です。この成分
 は特に背の青い魚に多く含まれています。血流をさま
 たげる摂りすぎてしまったコレステロールや脂肪を減
 らしてくれます。これは魚介類にのみ含まれている栄
 養素で脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防す
 る働きを持っています。
 このように魚には色々な優れた栄養がたくさん含まれ
 ています。みなさんもすすんで食べる事を心がけましょう。

2013年1月28日月曜日

1月28日(月)

 本日の給食です。

白菜と豆腐の味噌汁
ハムサンドフライ(カレー味)
ソース焼きそば
豚肉と野菜の塩炒め
野菜がんも煮 
インゲン
チンゲン菜の和え物

*今日は魚の栄養についてお話します。
 1つ目は「たんぱく質」です。この魚に含まれる
 たんぱく質は肉に含まれるものより、体内で利
 用される量が多い上に、体内のいらない塩分を
 排泄する働きがあり、高血圧予防にも役立ちます。
 2つ目は「DHA」です。人間の脳を作る栄養で脳の
 働きを活発にしてくれ、摂り続ける事で記憶力や
 学習能力を高めてくれます。
 3つ目は「タウリン」で、疲れをとる・血管をきれいに
 するなどの働きがあり、目が良くなる作用もある優れ
 た栄養成分です。


2013年1月25日金曜日

1月25日(金)

 本日の給食です。

八宝菜
ほっけの照り焼き
粉吹き芋
厚揚げ煮 小松菜煮浸し
春巻き
二色なます

*みなさんは「三里四方の野菜を食せ」とい
 うことわざを知っていますか?これは昔の
 言葉でいう三里四方(半径12km以内で
 採れた野菜を食べていれば長生きが出来る
 という事を表わしています。
 野菜は新鮮さが命なので、時間が経てば経
 つほど味も栄養価も落ちてしまいます。
 そのため、身近なところで採れるものが一
 番身体に良いとされています。今では「地
 産地消(ちさんちしょう)」という言葉で
 広がっていますよね。
 福井県は海の幸・山の幸が豊富で美味しい
 物がたくさんあります。
 積極的に地元の食材を食事にとりいれましょう。





2013年1月24日木曜日

1月24日(木)

本日の給食です。

具たくさんコーンスープ
手作りトンカツ
インゲンソテー
ツナじゃが
もやしのカレー炒め
 フルーツ(オレンジ)

*今日は手作り豚カツの「豚肉」についてお話し
 ます。
 豚肉は昔から疲労回復や体力作りに効果的だと
 言われ、さまざまな料理に使われてきました。
 豚肉にはビタミンB1という栄養分が多く含まれ
 ていて、筋肉にたまっていく乳酸という疲労物
 質を取り除いてくれる事が疲労回復につなが
 るのです。また酵素を助ける働きもあるので、
 身体の機能を正常に整えてくれます。






2013年1月23日水曜日

1月23日(水)

 本日の給食です。

豚汁
コーンクリームフライ
小松菜ソテー
南瓜のそぼろ煮
さつま揚げ金平
水菜の胡麻和え

*今日は「大根役者」・「大根どきの医者いらず」
 という大根に関係したことわざをご紹介します。
 まず「大根役者」は演技の下手な役者を指しますが、
 大根はおろし・煮物・汁物・・とどんな料理にして
 も食あたりしない=演技の下手な役者はがんばって
 も当たった試しがない事にかけています。
 次に「大根どきの医者いらず」は大根がデンプン・
 タンパク質・脂肪の消化を助ける働きがある事から
 きています。
 その他大根にはリグニンというガン細胞を抑制する
 繊維も含んでおり、身体に良い食材と言えます。



2013年1月22日火曜日

1月22日(火)

 本日の給食です。

薄揚げの味噌汁
すき焼き風煮
マカロニサラダ
ちくわ二色揚げ(青のり・黒ごま)
わかめ酢の物

*今日は果物に関してのことわざをご紹介します。
 「朝の果物は金、昼は銀、夜は銅」と言われてい
 るのを皆さんはご存じですか?これは、朝に果物
 を食べる事で、胃の働きを活発にして、起きたば
 かりの身体をすっきり目覚めさせてくれるといった
 良い効果が期待でき、逆に夜に果物を食べると胃に
 もたれる・寝る前のため、果物で摂取したカロリー
 を消費しきれなくなるなど・・・同じ果物を食べて
 いてもその食べる時間帯によって果物に含まれるビ
 タミンなどの効用をうまく生かせる・生かせないを
 左右するという事を表していることわざです。
 いずれにせよ、適量を食べる事が大切であり、うま
 く食生活に果物を取り入れる事が大事ですね。




2013年1月21日月曜日

1月21日(月)

 今日の給食です。



コンソメスープ
牛肉コロッケ
スパゲティソテー
根菜煮
豆腐ステーキチリソース
ほうれん草の醤油和え


*今週は食べ物に関することわざをご紹介して行きた
 いと思います。
 今日はお茶の大切さを表した「朝茶は七里帰っても飲
 め」です。これは「朝にお茶をのんでいない事に気付い
 たら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさい」
 という意味です。
 お茶はビタミンをたくさん含み、利尿作用、疲労回復、解
 毒作用もある健康飲料の王様です。朝に飲むのが良いと
 いうのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ま
 してくれるからです。また昔の人はお茶を神様へのお供え
 物として珍重していたそうです。朝の神聖なるお茶を飲む
 事で一日の災いを避ける意味もあったのですね。










2013年1月18日金曜日

1月18日(金)

 本日の給食です。

クリームシチュー
照り焼きハンバーグ
チンゲン菜ソテー
春雨中華風サラダ
インゲンとエビのソテー
フルーツ(りんご)

*みなさん、大晦日(おおみそか)に年越し
 そばは食べましたか?おろしそばを食べた
 人も多いのではないでしょうか。
 いわゆる「越前おろしそば」が全国に広まった
 きっかけは、昭和22年10月、昭和天皇が福
 井にお越しになった際2杯も召し上がられ、そ
 の後皇居にお戻りになり、召し上がられたおろ
 しそばを懐かしく思い、「越前そばは大変美味
 しかった」という天皇のお言葉なのだそうです。
 そばは大根おろしと食べる事で、ビタミンのバ
 ランスが取れ相乗効果があります。解毒作用、
 消化促進の他、摂取カロリーも少なくてすみ、
 生活習慣病予防にも最適な料理です。







2013年1月17日木曜日

1月17日(木)

本日の給食です。


ミネストローネ
鶏肉の唐揚
ブロッコリーソテー
ポテトサラダ
切干大根煮
小松菜の醤油和え


*今日は「へしこ」についてお話します。福井の冬には重要な保存食と言われているこの「へしこ」はサバやニシン、フグなどを塩と糠(ぬか)に漬けこんで作られます。魚を樽(たる)に漬け込む事を「へし込む」と言い、これを略して「へしこ」と呼ぶようになったそうです。発酵食品であるこの「へしこ」はミネラルやアミノ酸をバランス良く含む健康食品でもあります。また特徴的なのが。ペプチドでサバで比べると、加工前のものより5倍もの量になります。この大量のペプチドが血圧上昇を抑えてくれる働きをしてくれるのです。








2013年1月16日水曜日

1月16日(水)

 本日の給食です。

もやしの味噌汁
鯖塩焼き
ミニかき揚げ
大学芋
ごぼうサラダ
 ナタデココフルーツ

*今日も福井県の郷土料理についてお話します。
 みなさん、「すこ」という料理を聞いた事はあり
 ますか?赤い棒状でシャキシャキしている酢の物
 を食べた事のある人もいると思います。これは里
 芋の茎であるずいきを酢漬けしたものです。酢の
 パワーによってずいきそのものの持つ鮮やかな赤
 色が出るそうです。昔から、「古い血を洗う」効
 果があると言われており、鉄分やカルシウムを多
 く含みます。





2013年1月15日火曜日

1月15日(火)

 本日の給食です。

打ち豆の味噌汁
キャベツメンチカツ
インゲンソテー
スパゲティナポリタン
いか巻き煮 
人参煮
白菜のゆかり和え

*今日は福井県の郷土料理についてお話します。郷土
 料理とは地方ごとにある独特な料理の事を言います。
 地方の特産物や各地域の気候や風土に適した食材や
 調理法があり、福井県の郷土料理の特徴は京料
 理のような凝ったものより、むしろ手をあまり加えない
 シンプルなものが多いようです。
 嶺北地方で見られる郷土料理に「たくあんの煮物」があ
 ります。大根を保存するために作るたくあんは雪深い地
 方ならではの保存食です。年の暮れに作り、翌年の夏頃
 には「古たくあん」と呼ばれこれを醤油と赤唐辛子で煮て
 作るのが「たくあんの煮物」となるわけです。




2013年1月11日金曜日

1月11日(金)

 本日の給食です。

ポークカレー
プレーンオムレツ
キャベツソテー
大根の和風ドレサラダ
福神漬
フルーツ(バナナ)

*今日は昨日に引き続き、おせち料理についてお話します。          
 今日は彩りの良い紅白かまぼこ・なます・栗きんとんに
 ついてです。紅白かまぼこは半円が初日の出を連想させ、
 紅はめでたさと喜び、白は神聖を表します。なますも同
 様で赤と白の紅白の彩りがめでたいからだそうです。
 最後に栗きんとんは色が金貨に似ている事から、「財
 産が貯まるように」との願いが込められています。こ
 のようにおせち料理は正月元旦の朝に出し、年神さま
 を迎えて健やかな新年をお祝いし、1年の幸福を祈り
 ながら食べる日本の伝統食です。