2013年5月31日金曜日

5月31日(金)

本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 かぼちゃとひき肉のコロッケ インゲンソテー添え
 キャベツと枝豆のサラダ
 ごぼ巻きの煮付け キヌサヤ添え
 フルーツ杏仁豆腐




今日はインゲンについてお話します。
インゲンは1年に3度収穫ができることから、「三度豆」とも呼ばれています。
さやごと食べられるインゲンは、栄養バランスの良い緑黄色野菜です。グリーンアスパラに匹敵するほどの、たくさんのアスパラギンを含み、疲労回復効果や体の組織の修復を促してくれます。
また、ベーターカロテンやビタミンB群を含み、肌や皮膚を整えてくれます。

2013年5月30日木曜日

5月29日(水)

本日の給食です
<献立>
 ワカメスープ
 八宝菜
 青じそとツナのスパゲティー
 ちくわの2色揚げ(青のり・カレー)
 オレンジ





 今日は中華料理の中でも良く知られている「八宝菜」ついてお話します。
「はっぽうさい」は漢字で、「八つの宝の菜」と書きますが、必ず8種類の食材が入っているというわけではないそうです。中国では「8」という数字は縁起がよく、「たくさんの」「数多くの」という意味もあるので名付けられたそうです。
 今日の八宝菜にはエビ、豚肉、キャベツ、玉葱、人参、絹さやの6つの食材が入っています。
ビタミンやミネラルが豊富に含まれているのでおすすめです。

2013年5月28日火曜日

5月28日(火)

本日の給食です
<献立>
 豚汁
 ほっけの照り焼き キャベツのゴマ和え添え
 ポテトサラダ マヨネーズ付き
 切干大根の旨煮
 チキンナゲット






 今日は「切干大根の煮物」の切干大根についてお話します。
 切干大根は、生の大根を細かく切り、寒い時期に一昼夜(いっちゅうや)外で自然乾燥させたものです。  かつて切干大根は、日本の冬の食卓になくてはならない食品でした。
  生の大根1本は約500gありますが、それを天日干し(てんぴぼし)すると、およそ1/10の50gの切干大根になります。それだけ切干大根には栄養がギュッと凝縮されています。
 また、骨の形成を助けるカルシウムは牛乳の約4倍と多く、「畑のいりこ」と言われるほどです。うま味成分のグルタミン酸やブドウ糖も含み、ビタミンB1・B2、鉄分、食物繊維も豊富です。

2013年5月27日月曜日

5月27日(月)

本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 牛肉コロッケ ボイルキャベツ添え  中濃ソースボトル付き
 イカと大根の煮物
 さつま揚げのきんぴら
 ほうれん草の彩り和え





 今日は「イカと大根の煮物」のイカついてお話します。
 イカは種類が多く、日本近海だけでも130種類が生息し、そのうち30種類を食用としているといわれています。
 イカはタウリンを豊富に含んでいます。タウリンは血圧やコレステロール値を下げる効果のある成分で、肝機能の働きを高め、生活習慣病予防にも効果的といわれています。実は日本は世界で一番イカを食べていると言われているほどだそうです。

5月24日(金)

本日の給食です
<献立>
 ポークカレー
 手作り白身フライ ブロッコリー添え
 コールスローサラダ
 福神漬け
 フルーツ(バナナ)





 今日は「コールスローサラダ」についてお話します。
 実は「コールスローサラダ」の歴史は長く、おそらくは古代ローマ時代から食べられてきたと考えられています。一般的にサラダの一種で細かく切ったキャベツを使ったサラダの事を指しており、名前の由来は、元々18世紀頃、オランダ語のキャベツサラダを意味する単語を短縮した「コールスラ」から生まれたそうです。

2013年5月23日木曜日

5月23日(木)

本日の給食です
<献立>
 ワンタンスープ
 酢鶏
 じゃが芋の煮付け 三角いなりの煮付け
 もやしとハムのナムル
 ほたて風フライ





 今日は「もやしとハムのナムル」に入っているもやしについてお話します。
 みなさんは、「もやしには栄養がない」と思っていませんか?確かに、もやしの成分のほとんどは水分ですが、決して栄養がないわけではありません。もやしは、大豆などの豆が発芽してできるものです。この発芽する過程で豆のときにはなかった、ビタミンCとアミラーゼが生まれます。アミラーゼは胃腸を整え、食欲不振を撃退してくれる効果が期待できます。
 また、肥満や動脈硬化の予防に効果があるビタミンB2は、豆のときの3倍に増えるともいわれています。

2013年5月22日水曜日

5月22日(水)

本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 サーモンの塩焼き ポパイソテー添え
 マカロニナポリタン
 ソース豚串カツ
 竹の子の土佐煮


 
 今日は「竹の子の土佐煮」の土佐煮についてお話します。
 土佐煮とは、かつお節の旨味としょうゆをきかせた、ちょっと濃い味の煮物のことです。
筑前煮など、他の煮物でもかつお節をだし汁の1つとして使う事は多いですが、土佐煮はかつお節を具材の一部として使うのが特徴です。かつお節を使用することから、かつおで有名な土佐(高知県)の名前を用いています。
 竹の子やふきなどのように、淡白な味の素材と良く合う調理方法です。

 

5月21日(火)

本日の給食です
<献立>
 具たくさんポトフ
 ハムサンドフライ(クリームシチュー) ボイルキャベツ添え
 金平ごぼう
 小松菜とちくわの煮浸し
 つくね串団子





 今日は「小松菜とちくわの煮浸し」のちくわについてお話します。
 「ちくわ」とは魚肉のすり身にデンプンなどを加えて練り、竹や金属製の棒に巻き付けて焼いたり蒸したりした食品の事を言います。
「ちくわ」は江戸時代前には形状が、蒲の穂(がまのほ)に似ていた事から「かまぼこ」と呼ばれていました。しかし後に、板の上にすり身をのせた形状の板かまぼこ(現在のかまぼこ)が現われ、それと区別するため「ちくわかまぼこ」と呼び、略して「ちくわ」と呼ばれるようになりました。
 グチ・エソ・スケトウダラといった魚を原料としており、含まれる栄養の特徴として良質のたんぱく質を含み、脂質が少ないといった事があげられます。 
 

5月20日(月)

本日の給食です
<献立>
 南瓜とワカメの味噌汁
 ハンバーグ トマトソースかけ フライドポテト添え
 大根の炒り煮
 レンコンキャベツサラダ
 フルーツ(パイン缶詰)




 今日はみなさんが大好きなハンバーグについてお話します。
 実はハンバーグには、これからの厳しい夏の暑さから守ってくれる大切な栄養が含まれています。
まず、牛肉は体をあたためて冷え性を治す効果があり、しかも貧血・疲労回復の改善にも効果抜群です。
そして、肉の臭みをとる香辛料として使われるナツメグです。このナツメグも冷えた身体を温めて、消化器官も正常に保ってくれます。
でもなぜ暑い夏なのに、体の冷えを治すことばかりを言うの?と思いますよね。実は夏は冬以上に体が冷えやすいのです。クーラーに扇風機、アイスといった冷たい食べ物。無意識に私達自身が身体を冷やしているのです。体温が下がるということは、病気になりやすい状態になるということなので、体を温めてくれる食材をすすんでとっていきましょう。

5月17日(金)

本日の給食です
<献立>
 麻婆豆腐
 野菜コロッケ 中濃ソース付き
 ボイルキャベツ
 さつま芋のコロコロサラダ
 打ち豆と大根の煮物
 フルーツ(オレンジ)





 今日は「麻婆豆腐(マーボトウフ)」の名前の由来についてお話します。
 昔、中国四川省(しせんしょう)に陳(ちん)さんというお婆さんがいて、安くて美味しい豆腐を作っていました。その豆腐を使った料理がとても美味しく、たちまち村で評判になりました。                       
この料理を作ったお婆さんの顔には、中国語では「マーズ」と言われる、小さなくぼみがたくさんあり、お婆さん自身が、麻婆(マーボー)と呼ばれていたのです。
そのお婆さんが作った豆腐料理という事で、マーボー豆腐と言われるようになったそうです。
 

2013年5月16日木曜日

5月16日(木)

本日の給食です
<献立>
 キャベツとちくわの味噌汁
 鶏肉の照り焼き かぼちゃの天ぷら
 厚揚げの煮付け 大根の煮付け
 アスパラとツナのサラダ
 ウインナーケチャップ炒め




 今日は「鶏肉の磯辺揚げ」の鶏肉についてお話します。
 鶏肉は、たんぱく質を豊富に含み、牛肉・豚肉と比べて、味は淡白で身もやわらかく消化が良いという利点があります。脂質は豚や牛の約半分で、コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸を多く含んでいます。特に、ささみの部分は最も脂肪が少なく、胃腸の弱い人にとっては大切なたんぱく源です。鶏肉からとれる良質のたんぱく質は、病後の体力回復にも効果を発揮します。
 その他にも、ビタミンAは豚肉の約3倍以上、牛肉の約10倍も多く含まれます。ナイアシンも豊富で、ビタミンAと一緒に働き、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。

5月15日(水)

本日の給食です
<献立>
 豆腐のすまし汁
 さごしの西京焼き 厚焼き玉子
 ミートソーススパゲティー
 ふきとさつま揚げの炒り煮
 小松菜ともやしの和え物





 今日は「さごしの塩焼き」のさごしについてお話します。
 みなさんはさごしという名前は聞きなれないのではないでしょうか。実は「さごし」とは「さわら」の子供で、成長過程により呼び名が変わる出世魚なのです。
 さごしやさわらには高血圧予防に良いカリウムや、疲労回復に効果のあるナイアシンなどの栄養成分が豊富に含まれています。また、神経系の働きを助け、脂質や糖質、たんぱく質の代謝に作用するビタミンB群もバランスよく含んでいます。
 また、漢字でさかなへんにはる(鰆)と書いて「さわら」と読むように、春の3月から5月がいちばんおいしい時期です。

2013年5月14日火曜日

5月14日(火)

本日の給食です
<献立>
 大根と油揚げの味噌汁
 すき焼き風煮
 レンコンのきんぴら
 パンプキンサラダ
 揚げシュウマイ





 今日は「レンコンの金平」に使われているレンコンについてお話します。
 漢字で「蓮(はす)の根(ね)」と書くように、れんこんは、蓮(はす)の地下茎の肥大した部分のことを言います。実際、レンコンを食用としているのは日本や中国などの少数の国々だけだそうです。日本では、穴があいていることから「先が見通せる」と、昔から縁起の良い食材とされ、おせち料理には欠かせない野菜です。
 レンコンにはビタミンCが豊富に含まれており、その量はみかんよりも上だそうです。ビタミンCは免疫力を高めて風邪などの感染症を予防してくれます。また、食物繊維もきのこと同じくらい豊富に含んでいるので、便秘の予防・改善の効果があり、血糖値の上昇を抑えてくれたりします。

2013年5月13日月曜日

5月13日(月)

本日の給食です
<献立>
 具たくさんコーンスープ
 鮭なかおちソフトカツ ブロッコリー添え
 じゃが芋のそぼろ煮
 塩焼きそば
 フルーツ(みかん缶詰)




 今日は「じゃが芋のそぼろ煮」のじゃが芋についてお話します。
じゃが芋はナス科の多年草植物と言って一度タネをまいて育てると、何年も枯れずに育つ植物です。ホクホクして形の丸いものが「男爵芋(だんしゃくいも)」、細長い形をしたのが「メークイン」と呼ばれています。今日のじゃが芋はメークインを使用しています。
 主な産地は北海道で、おいしい時期は5月~7月頃です。野菜の中でも、ビタミンCとカリウムの含有量がトップクラスです。 そのため、じゃが芋をたった2個食べることで一日のビタミンCの摂取量を補ってくれるそうです。

2013年5月10日金曜日

5月10日(金)

本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 プレーンオムレツ キャベツハムソテー添え
 海藻サラダ 和風ドレッシング付き
 福神漬け
 ナタデココフルーツ





 今日は「キーマカレー」についてお話します。
みなさんは「キーマ」という言葉は、どんな意味があるのか知っていますか?
元々は英語ではなく、カレー発祥の地であるインドの言葉が語源だそうです。ヒンディー語で「細かいもの」という意味があり、ひき肉や野菜を細かく切ったカレーのことを「キーマカレー」と言うようになったそうです。
また、ドライカレーと似ていますが、キーマカレーはとろみの付いた汁気のあるものを言うそうです。
 

2013年5月9日木曜日

5月9日(木)

本日の給食です
<献立>
 けんちん汁
 鶏肉の磯辺揚げ ケチャップスパゲティー添え
 ちくわの煮付け 結び昆布の煮付け
 ごぼうサラダ
 チンゲン菜の和え物





 今日は「ごぼうサラダ」のごぼうについてお話します。
ごぼうは、今から千年以上も前に、薬草として中国から伝わりました。それから日本では、風味と歯ざわりを楽しみながら食べられるようになりました。しかし実は、根の部分を食用として栽培し利用しているのは、世界中でも日本と韓国だけだそうです。欧米では若葉をサラダとして食べるくらいなので、戦争中に日本でごぼうを食卓に出されたアメリカ人は「木の根を食べさせられるのは虐待だ」と裁判になったほどだそうです。
 しかしごぼうは、体を温め、解毒、解熱、発汗、利尿に良い野菜です。また、豊富に含まれている食物繊維には、腸の働きを刺激して、腸内の善玉菌の発育を助ける作用もあります。みなさん、すすんで食べましょう。

2013年5月8日水曜日

5月8日(水)

本日の給食です
<献立>
 ビーフンの五目炒め
 サーモンのスパイス焼き 粉ふきいも添え
 揚げ出し豆腐のおろしあんかけ
 ブロッコリーサラダ
 グレープフルーツ





 今日は「ビーフンの五目炒め」のビーフンについてお話します。
みなさんは、ビーフンは何から作られているか知っていますか?実はお米から作られているライスヌードルの一種なのです。ビーフンの発祥の地は中国南部といわれ、日本にも中国から伝わりました。歴史は浅く、伝わってまだ60年ほどだそうです。
 うるち米を粉にしたものを蒸し、穴のあいた容器から細く押しだして、ゆでて、乾燥させます。
乾めんの一種で、東南アジアで広く食べられています。きしめんに似たベトナムのフォーや、タイ風焼きそばに使われる麺もビーフンの1つです。
 原料がお米なので消化がよく、腹持ちがいいのが特徴です。また小麦のめんよりカロリーも低いのもうれしいですよね。

2013年5月7日火曜日

5月7日(火)

本日の給食です
<献立>
 じゃが芋の味噌汁
 メンチカツ ボイルキャベツ添え (中濃ソースが付きます)
 豚肉と野菜の味噌炒め
 がんもの煮付け 三角こんにゃくの煮付け
 ワカメの酢の物





 今日は「がんもの煮付け」のがんもについてお話します。
がんもはがんもどき(雁擬き)を略した言葉で、豆腐の加工品のひとつです。
もともとは精進料理で肉の代用品として作られました。最も知られている名前の由来は、
雁(がん)という鳥の肉に味を似せたことから「がんもどき」と呼ばれるようになったという説です。
他にも、がんもどきの中に安物の昆布を代用したら、丸めた形の表面に糸昆布が現れて、その様子は雁が飛んでいるかのように見えたため、名付けられたという説があります。

2013年5月2日木曜日

5月2日(木)


本日の給食です
<献立>
 おでん風煮
 カレーコロッケ キャベツサラダ添え
 プチえびグラタン
 カリフラワーのソテー
 菜の花のかつお和え
 柏餅





 今日は5月5日の端午の節句には欠かせない、「柏餅」についてお話します。
 柏餅とは、あんこを挟んだ「しんこ餅」というお餅を柏の木の葉っぱで包んだお菓子のことです。
この柏の葉は、新芽が出てくるまで古い葉が落ちないという特徴があり、これを「子供が産まれるまで親は死なない」=「家系が途絶えない」という縁起に結びつけて、「子孫繁栄」の意味を持つと言われています。
 そこで、子供の日でもある端午の節句に柏餅を食べるようになったそうです。

2013年5月1日水曜日

5月1日(水)

本日の給食です
<献立>
 切麩のすまし汁
 鯖の塩焼き ブロッコリーのゴマ和え添え
 肉じゃが
 春キャベツとエビの中華炒め
 フルーツ(パインアップル)





 今日はこの時期にだけ収穫できる、春キャベツについてお話します。
春キャベツは、私たちが普段食べているキャベツに比べて、巻きがゆるく、内部まで黄緑色をしています。 淡色野菜の中ではビタミンCやU、カルシウムやカリウム、食物繊維が豊富です。ビタミンCは免疫力を高め、風邪を予防してくれます。
 また、ビタミンUは、あまり聞きなれない栄養素ですが、胃や十二指腸の粘膜に働き、調子を整えてくれる効果がある成分で、キャベジンとも言われています。実際、これを主成分としている市販の胃腸薬もありますよね。