2013年7月22日月曜日

7月17日(水)

本日は2学期給食最終日です。
本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 手作り白身フライ いんげんソテー添え
 コールスローサラダ
 こんにゃくの甘辛煮
 福神漬け
 冷凍みかん




 今日は昨日に引き続き、これからの暑さを乗り切るために、夏バテを防止するための食生活の3つポイントをお話します。
 まず、食事は量より質であるということです。食欲がなくても、1日3食、しかも同じ時間帯にしっかりとることが大切です。胃に負担がかからず消化のよい卵や肉、魚、牛乳などのたんぱく質、野菜や果物などのビタミン、牛乳や海藻に含まれているミネラルをバランスよく、少しずつでもいいので色々な種類の食品をとりましょう。
 2つ目は、汗をかくので,水分を十分摂ることは必要ですが,一度にたくさん飲むことや,甘い飲み物は控えましょう。冷たいものをとりすぎると、胃腸の働きが抑えられてしまいます。しかも甘味は食欲を減退させてしまうのです。飲む物や飲む時間帯を自分で考えて水分補給をしましょう。 
 3つ目は、以前もお話してきたように、夏には旬の野菜や果物がたくさんあります。これらは、夏の身体に適しているので、しっかり食べましょう。
 これらの3つの事を守れば、体は無理なく夏を乗り切ってくれるので、みなさんも実践してみてください。

7月16日(火)

本日の給食です
<献立>
 キャベツの味噌汁
 ハンバーグトマトソース フライドポテト添え
 青じそとツナのスパゲティー
 ごぼうサラダ
 大豆の五目煮




 いよいよこれからが夏本番です。「だるい」「疲れやすい」「食欲がない」…いわゆる夏バテで悩まされる人が出てくる時期でもありますよね。夏バテについての正しい知識がないと、かえって夏バテをひどくすることもあります。今日と明日は、夏バテ防止の食生活についてお話します。
 まずなぜ夏バテになるのでしょうか?その理由は大きく分けて2つあります。1つ目は、体内の水分とミネラルの不足です。 夏になると気温が上昇して体温も上がるため、体は汗をかいて体温を下げようとします。 しかし汗は、体内の水分と一緒にミネラル分も体外へ排出してしまうため、身体に必要なミネラル分も大量に失われてしまいます。
 2つ目は、暑さによる消化機能の低下によって起こる栄養不足です。しかも、暑いからといって冷たい飲み物をとりすぎると、胃腸が冷えてしまい、胃の働きが低下し、さらに食欲がなくなってしまいます。 これらのことを踏まえて、明日は夏バテを防止するための食生活についてお話します。

7月11日(木)

本日の給食です
<献立>
 冷やしそうめんのだし
 手作りトンカツ ボイルキャベツ添え  中濃ソースボトル付き
 そうめん 錦糸玉子 ほうれん草
 金平ごぼう
 つくね串団子




 今日は「冷やしそうめん」のそうめんについてお話します。
 そうめんは、ツルツルッと食べられる味わいは涼感たっぷりですが、ただ単に冷たいと感じるだけではありません。プツンと歯切れのよいそうめんを食べることで、脳にアルファ波が計測されるそうです。アルファ波とは、リラックスした状態で集中力や免疫力が高まっているときに出るものなので、そうめんの爽やかな食感が、これからの暑い季節によっておこる不快感を解消されているのかもしれませんね。
 またそうめんはたっぷりのお湯でゆでて水洗いするため、糖質以外の栄養成分は流出してしまいます。つゆにつけて食べるだけでは、ビタミンB群が不足して夏バテの原因にもなりやすいので、「ぶっかけそうめん」がおすすめです。うなぎや肉、野菜などをそうめんの上にのせて、薄めのつゆをかけると、食欲がないときにも食べやすくなるので、みなさんも試してみてくださいね。

7月10日(水)

本日の給食です
<献立>
 玉子としめじの中華スープ
 鶏肉のチリソース煮  チンゲン菜ソテー添え
 三角いなりの煮付け 結び昆布煮
 ツイストマカロニサラダ
 パイン缶詰




 今日は「玉子としめじの中華スープ」の玉子についてお話します。
 みなさんは毎日玉子は食べていますか? 玉子は身近な食品でありながら、「卵を食べ過ぎるのは体に良くない」と思われていたり、卵について意外に知られていないことが多いようです。
 卵は、タンパク質、脂肪が豊富であるとともに、カルシウム、鉄分などのミネラル、そしてビタミンA、B1、B2、D、Eなどのビタミン類もたっぷり含まれています。さらに、卵黄にはとても重要な成分が含まれています。その一つは「レシチン」という脂質です。このレシチンは血液の流れをスムーズにし、血管の壁にコレステロールがこびりつくのを防ぐので、動脈硬化を起こりにくくします。また、卵白に含まれる酵素の「リゾチーム」には殺菌作用があるので、免疫力を高めます。
 そのため、「卵はコレステロール値が高い食品だけど、そのコレステロールを下げてくれる成分も含まれている」ということなのです。その他にも色々な栄養成分が含まれてるので、みなさんすすんで食べるようにしましょう。

2013年7月12日金曜日

7月9日(火)


本日の給食です
<献立>
 切り麩のすまし汁
 鯖の味噌煮 ごぼうの煮付け添え
 肉じゃが
 小松菜のコーンソテー
 オレンジ




 今日は「鯖の味噌煮」の味噌についてお話します。
 魚介類や肉類などには独特の生臭みがありますよね。 特に魚の生臭みは、pH(ペーハー)がアルカリ側になるほどアンモニア臭が強くあります。
 ところが、みそ漬けやみそ煮にすると不思議とその生臭みが消え、おいしく食べることができます。これは、みそに含まれている大豆たんぱく質の働きによるもので、たんぱく質には、においを吸収する性質があるのです。
 しかし、単にみそがにおいを吸収するだけでは、おいしさには結び付きませんよ。みその特有な香りとうま味が、吸収したにおいよりも強く働き、料理の風味を一段と引き立ててくれるのです。
 今日は青魚の代表でもある「さば」をみそでおいしく煮込みました。残さず食べましょう。












2013年7月8日月曜日

7月8日(月)

本日の給食です
<献立>
 豆腐とワカメの味噌汁
 ハムサンドフライ キャベツソテー添え
 かぼちゃサラダ
 肉団子煮 大根の煮付け
 ブロッコリーのかつお和え



 今日はこれから食べる機会が特に増える夏野菜についてお話します。
 みなさんは夏野菜といったら何を思い出しますか?なすにかぼちゃにトマト、枝豆、オクラ、ピーマンと色々ありますよね。これらに共通しているのはビタミンが豊富であることと、苦みやからみで清涼感を得られることです。
 夏になると暑さで体がほてり、熱がこもります。そして疲れがとれず食欲が落ちますよね。そんな時こそ水分をたっぷりと含む夏野菜をしっかり食べることで、私たちの体を快適に保ってくれます。
 生で食べたり、ゆがいて味噌や塩などのシンプルな調味料で食べたりすると野菜自体の味が楽しめます。みなさんも夏野菜をすすんで食べて、夏を乗り切りましょう

7月5日(金)

本日の給食です
<献立>
 七夕フルーツポンチ
 星型コロッケ
 ナポリタンスパゲティー
 レンコンとエビのサラダ
 切干大根の旨煮
 玉子ロール




 今日は 「レンコンとエビのサラダ」のエビについてお話します。
 エビには、ご飯やパンといった穀類にはあまり含まれていない必須アミノ酸が多く含まれています。アミノ酸の一種である「タウリン」は、肝臓で胆汁酸の分泌を促進する働きがあり、コレステロール値を一定に保ったり、コレステロールが血液に吸収されるのを抑制する働きがあります。
 また、「アスタキサンチン」という成分は、血液中の悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化されるのを防ぎ、さらには血液の壁にこびりついてしまった悪玉コレステロールを取り除く働きがあります。
 今日は、ゆでたエビをレンコンやブロッコリーと一緒に、甘めのドレッシングで和えてサラダにしました。

2013年7月4日木曜日

7月4日(木)

本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 豚肉の生姜炒め
 かぼちゃの煮付け  ちくわの煮付け
 春巻き
 小松菜のゴマ和え

 


 今日は「豚肉の生姜炒め」の生姜についてお話しします。
 みなさんは生姜を口にする機会はありますか?料理の隠し味に使用したり、豆腐やそうめんの薬味として登場しますが、辛いというイメージしかありませんよね。しかし、この生姜に含まれている「ジンゲロール」という栄養成分には色々な効果や効能があるのです。
 例えば、味覚を刺激して交感神経を活性化させ、脂肪を盛んに燃焼させます。そのため体を温めたり、血行をよくしたり、熱を下げるといった体の調整を助けてくれる効果があります。
 しかもジンゲロールには、強い殺菌力があり食中毒の予防も期待できます。また胃の粘膜を鎮めて落ち着かせる成分が含まれているため、乗り物酔いなどの吐き気を抑える効能もあります。
 今日は豚肉ともやし・玉葱・人参・ピーマンといった色々な野菜を生姜醤油で炒めました。家庭でも挑戦してみてくださいね。

2013年7月3日水曜日

7月3日(水)

本日の給食です
<献立> 
 ミネストローネ
 鶏肉の唐揚げ(カレー味) ソース焼きそば添え
 海藻サラダ 中華ドレッシング和え
 なすの揚げ煮 そぼろあんかけ
 グレープフルーツ




 今日は「なすの揚げ煮」のなすについてお話します。
 なすは「成功する」という言葉を連想させるためか、昔から縁起のよい野菜として親しまれてきました。なすの主な成分は水分と糖質で、ビタミンとミネラルの含有量は少なめです。しかしナスの鮮やかな紫色のアントシアニンという成分は抗酸化作用があり、ガンを予防する効果や便秘の改善にもなるといわれています。
 また、温まった体温を下げる作用がるので、「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがあります。このことわざを聞いて、なんて意地悪なことわざなのだろうと誤解している人はいませんか? これは、なすは体を冷やす効果があるので、涼しくなる秋にお嫁さんが体調をくずさないようにという気遣いを示す、思いやりの言葉なのです。
 どんな調理法や食材にも合う、かしこい野菜なので、みなさんもすすんで食べましょう。

2013年7月2日火曜日

7月2日(火)

本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 サーモンのスパイス焼き ブロッコリー添え
 じゃが芋とウインナーのコンソメ煮
 ソース豚串カツ
 ひじきの五目煮





 今日は「サーモンのスパイス焼き」に使われている、スパイスについてお話します。
 世界各国でのスパイスの種類や使い方は様々です。 日本で和食を作るときに、使われているスパイスのほとんどは、薬味や生野菜として、いつも私たちが食べているものです。また食卓に季節感を演出するための大切なわき役でもあります。
 春は木の芽、生姜、ふきのとう。夏はわさび、みょうが、青じそ、にんにく。秋は柚子、すだち、わさび。冬は唐辛子、山椒などが旬の香味(こうみ)です。
このようなスパイスは、食材の味を引き出してくれたり、食欲を増進させてくれます。みなさんも色々なスパイスに挑戦してみましょう。

2013年7月1日月曜日

7月1日(月)

本日の給食です
<献立>
 すき焼き風煮
 カレーコロッケ キャベツサラダ添え
 ビーフンの五目炒め
 がんもの煮付け インゲン煮
 二色なます


 今日は「すき焼き風煮」の中に入っているしらたきについてお話します。
 みなさんは、しらたきと糸こんにゃくの違いって知っていますか?
 どちらもこんにゃく芋を粉にして、固めたものなのですが、作り方に違いがあるようです。
「しらたき」は、こんにゃくの液をところてんのように突いて細く突いたもので、反対に「糸こんにゃく」は、液が固まってこんにゃくになってから、細く突いたものなのです。つまり作り方が逆なのですね。どちらもカルシウムと食物繊維を多く含み、低カロリーな食材です。