2013年12月18日水曜日

12月18日(水)



本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 手作りエビフライ イカリングフライ  インゲンソテー添え
 コールスローサラダ
 福神漬け
 りんご

 今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。
 みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。
 外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。
 新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。

2013年12月17日火曜日

12月17日(火)



本日の給食です
<献立>
 けんちんうどんのだし
 手作りかき揚げ  うどん
 高野豆腐の玉子とじ
 金平ごぼう
 白菜のゆかり和え
 クリスマスケーキ

 今日は「けんちんうどん」についてお話します。
 けんちんうどんは、けんちん汁にうどんを入れて煮込んだものですが、茨城県の郷土料理でもあるそうです。また、東北地方では、お祝いごとや仏事などには必ず、具たくさんのけんちんうどんが振舞われるそうです。
 「けんちん」とは以前にもお話しましたが、神奈川県の鎌倉にある建長寺(けんちょうでら)の小坊主が豆腐を床に落としてしまい困っていたところ、中国から来たお坊さんが崩れた豆腐と野菜を煮込んでおいしい汁物を作ったことから「けんちょうじる」が伝わり、それがなまり「けんちんじる」になったそうです。
 今日の「けんちんうどん」には大根・人参・かぼちゃ・油揚げ・こんにゃく・ねぎが入っています。 みなさん、残さず食べましょう。

2013年12月16日月曜日

12月16日(月)



本日の給食です
<献立>
 豚汁
 鯖の塩焼き  キャベツのゴマ和え添え
 さつま芋のコロコロサラダ
 切干大根の旨煮
 チキンナゲット  ケチャップ添え

 今日は冬至(とうじ)についてお話します。
 冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。 毎年12月21~23日頃と言われ、今年は12月22日日曜日がその日にあたります。
 この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。
 かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至かぼちゃ」とよぶ地域も多いそうです。みなさんもかぼちゃを食べて、寒い冬を乗り越えましょう。

2013年12月13日金曜日

12月13日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 ハムサンドフライ ブロッコリー添え  各クラス中濃ソースボトル付き
 三角いなりの煮付け  結び昆布の煮付け
 春雨中華風サラダ
 パイン缶詰

 今日は今までお話した免疫力をアップしてくれる食材以外の、変わった食材をいくつか紹介します。
 この中にはみなさんが苦手なものや食べた事がないものがあるかも知れませんが、いずれかは口にすると良い食材ばかりなので、覚えておいてくださいね。
 まずは、「最強の野菜」と言われる、ニンニク、ニラ、らっきょうです。これらはみんなネギ類に分類され、イオウ化合物という強い刺激臭が免疫力を高めてくれます。海外では毎日ニンニクを丸ごと1個食べる事をすすめている国もあるそうです。
 その他では、ショウガ、青じそなどの香味野菜や、バジル、ローズマリーなどのハーブ類は、少量使うだけで料理に風味を加えておいしさを増し、免疫力を高め、抗酸化力を発揮してくれます。
 このように、免疫力をアップしてくれる食材は私たちの周りにたくさんあります。 その事を意識しながら食べることで、体自身も良いものを選んで吸収してくれるので、みなさんもバランスよく食べていきましょう。

2013年12月12日木曜日

12月12日(木)




本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 豚肉のピカタ風  キャベツサラダ添え
 ナポリタンマカロニソテー
 大根のそぼろあんかけ
 ほうれん草と白菜のゴマ和え

 今日は免疫力アップの食材でもある「野菜類」についてお話します。
 野菜をたくさん食べる人は健康で、ガンにもかかりにくいということをみなさんは知っていますか?その野菜の中でも、よく耳にするのは、ほうれん草や人参、トマトなどの色鮮やかな緑黄色野菜です。
 それに比べて、キャベツや大根、玉ねぎなどの色の薄い淡色野菜は脇役的存在です。しかし最近、淡色野菜に多く含まれているイオウ化合物には、免疫力をアップさせて、生活習慣病などの怖い病気の予防に効果があることが発見されました。野菜の種類によっては緑黄色野菜を上回る良い働きがあるそうです。
 淡色野菜も緑黄色野菜と同じくらい大切な効果があるので、すすんでたくさん食べましょう。

2013年12月11日水曜日

12月11日(水)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 鶏肉の唐揚げ  ソース焼きそば添え
 ポテトサラダ  各クラスマヨネーズボトル付き
 がんもの煮付け 三角こんにゃくの煮付け
 みかん

 今日は免疫力アップの食材でもある「ネバネバ食品」についてお話します。みなさんはネバネバ食品といったら、何を思いだしますか?
 納豆、なめこ、オクラ、モロヘイヤなどがありますよね。実はネバネバする成分そのものに免疫力を強くする作用があります。
 例えば納豆は、納豆菌の発酵によって大豆に含まれる成分がパワーアップし、大豆そのものより栄養成分が消化吸収されやすい形になります。そしてネバネバする成分は血液をサラサラにしてくれて、腸内環境を整えて免疫力を高めます。
 これからの寒い季節は、なめこの味噌汁や、納豆などのネバネバ食品を積極的に食べていきましょう。

2013年12月10日火曜日

12月10日(火)



本日の給食です
<献立>
 白菜と油揚げの味噌汁
 サーモンのスパイス焼き  フライドポテト添え
 プチベーコングラタン
 ひじきと大豆の五目煮
 インゲンのピーナッツ和え

 今日は「免疫力をアップする食材」の1つでもあるヨーグルトやチーズといった乳製品に含まれている乳酸菌についてお話します。
 よくヨーグルトのコマーシャルでビフィズス菌やヤクルト菌という言葉を耳にしませんか? これらは乳酸菌の種類で、「腸内で良いことをしてくれる生きた菌」、つまり善玉菌と呼ばれています。
 私たちの免疫システムは腸の近くに集まっています。ビフィズス菌を初めとする乳酸菌は、そこで悪い菌から守ってくれます。
 肉食中心に偏った食生活を続けていると、分解・吸収しきれないたんぱく質が大腸に送られて、有毒ガスを発生しながら分解され、腸粘膜が傷つき、色々な病気を引き起こしてしまいます。これを守るためにも、乳酸菌が必要なのです。
 市販のヨーグルトには食べるタイプと飲むタイプがありますが、効果は変わりません。また食前の空腹な時よりも食後にとるほうが、乳酸菌が元気に働いてくれるので、みなさんも積極的に取ってみましょう。

2013年12月9日月曜日

12月9日(月)



本日の給食です
<献立>
 具たくさんポトフ
 ハンバーグ トマトソース  チンゲン菜コーンソテー
 根菜の炒り煮
 揚げ出し豆腐 カニカマあんかけ
 カリフラワーのかつお和え

 今日から「免疫力をアップする食材」についてお話します。
 冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。
 しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。
 きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。
 みなさんもこれからの季節はきのこ類をすすんで食べるようにしましょう。

2013年12月6日金曜日

12月6日(金)



本日の給食です
<献立>
 ポークカレー
 プレーンオムレツ  ブロッコリーソテー添え
 海藻サラダ
 福神漬け
 杏仁フルーツ

 今日は「免疫力低下の原因」についてお話します。
 みなさんは夜遅くまで起きていたりして、不規則な生活になっていませんか?特に睡眠不足で常に体が疲れている状態だと、大量の活性酸素という悪い酸素が発生して、免疫力を低下させます。また、運動不足や体力の低下も免疫力を低下させます。そして食品添加物がたくさん入ったインスタント食品や、加工したお菓子などの食べ物からくる影響でも免疫力を低下させてしまうのです。
 このようにいくつかの原因がありますが、私たちにとってはどれも当てはまりやすいものばかりです。1番栄養を摂らなければならない成長期に、添加物たっぷりのおかしやハンバーガーばかり食べていては、病気になった時の抵抗力も弱くなります。生活習慣を変えるのは大変な事ですが、健康のために少しずつ意識していく必要があります。

2013年12月5日木曜日

12月5日(木)



本日の給食です
<献立>
 じゃが芋と油あげの味噌汁
 手作りチキンカツ  ボイルキャベツ添え
 大根の炒り煮
 ごぼうサラダ
 オレンジ

 今日は「免疫力の仕組み」についてお話します。
 免疫力とは、私たちが自分を守るために本来持っている防衛機能の事をいいます。例えば大気中の細菌やウイルスが、体内に侵入してきた時に、私たちの防衛機能はそれを異物と感知すると同時に、攻撃してくれます。また、ホコリや塵(ちり)を吸ってしまうとくしゃみが出るのも、花粉症で体内に入ろうとする花粉を阻止する為に涙や鼻水が止まらなくなるのも免疫症状なのです。
 こうして体内の異常細胞の発生を細かくキャッチしてくれるおかげで、私たちの体の健康を守ってくれます。今現在、私たちを悩ます病気のほとんどは、免疫の低下や異常から来るものだと言われています。
 では明日はどういった事が原因で免疫力が低下してしまうのかについてお話します。

2013年12月4日水曜日

12月4日(水)




本日の給食です
<献立>
 ワカメスープ
 豚肉の生姜炒め
 厚揚げの煮付け かぼちゃの煮つけ
 フランクドッグ  ケチャップ添え
 水菜の白和え

 今年もあと1ヶ月を切りました。これからの寒い時期、体調を崩したり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。 また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合といつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。
 今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。
①たまに立ちくらみがする。
②下痢や便秘をしやすい。
③人ごみに出ると、のどがイガイガする。
④普段イライラしやすい。
 さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻、のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。
 明日は、免疫力とは何かをお話したいと思います。

 

2013年12月3日火曜日

12月3日(火)



本日の給食です
<献立>
 たぬき汁
 さごしの照り焼き  キャベツのカレーソテー添え
 大学芋
 ブロッコリーサラダ
 蒸しシュウマイ

 今日は風邪の予防や引きはじめには取ってほしい栄養素の1つでもあるビタミンCについてお話します。
 ビタミンCと聞いて、みなさんは何を思い出しますか?きっとレモンを思い出す人が多いのではないでしょうか。しかし実はレモンよりも、同じかんきつ類のグレープフルーツやオレンジの方が多くのビタミンCが含まれているのです。その他ではキウイフルーツや、トマト、ブロッコリーにも豊富に含まれています。
 ビタミンCを食事から大量にとることで、ウイルスや細菌が撃退され、病気に対する抵抗力を高めることができます。また不足すると、血管の壁が出血しやすくなり、肝臓の働きが弱まりコレステロールをため込む体になってしまいます。
 ストレスでイライラしたときも、ビタミンCを補給することで心を安定させてくれるホルモンが分泌されるので、みなさんも積極的にビタミンCを含む食品をとるようにしましょう。

2013年12月2日月曜日

12月2日(月)



本日の給食です
<献立>
 豆腐となめこの味噌汁
 メンチカツ  キャベツサラダ添え
 青じそとツナのスパゲティー
 じゃが芋の煮付け  丸天の煮付け
 こっぱなます(福井県郷土料理)

 いよいよ12月に入りました。寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか? 風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか? 外に出て走り回ったり、運動することも実は予防のひとつなんですよ。それでも風邪を引いてしまった時のために、
今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。
 まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類や肉や魚を中心に取るようにしましょう。
 熱があるときは、体温が高くなるのでからだの中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープや飲み物でまめに水分補給することが大切です。
 また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸しや豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。