2014年4月30日水曜日

4月30日(水)



本日の給食です
<献立>
 白菜となめこの味噌汁
 さごしの照り焼き  インゲンソテー添え
 マカロニミートソース炒め
 ポテキャベサラダ
 竹の子の土佐煮

 今日は「さごしの照り焼き」のさごしについてお話します。
 みなさんはさごしという名前は聞きなれないのではないでしょうか。実は「さごし」とは「さわら」の子供で、成長過程により呼び名が変わる出世魚なのです。さごしには高血圧予防に良いカリウムや、疲労回復に効果のあるナイアシンなどの栄養成分が豊富に含まれています。また、神経系の働きを助け、脂質や糖質、たんぱく質の代謝に作用するビタミンB群もバランスよく含んでいます。
 また、漢字でさかなへんにはる(鰆)と書いて「さわら」と読むように、春の3月から5月がいちばんおいしい時期です。  今日は照焼きで食べやすくなっています。残さず食べましょう。

2014年4月28日月曜日

4月28日(月)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 カレーコロッケ ブロッコリー添え  各クラス中濃ソースボトル付
 三角いなりとインゲンの煮付け
 豆腐ステーキ そぼろあんかけ
 パイン缶詰

 今日は「ミネストローネ」についてお話します。
 ミネストローネとは、主にトマトを使ったイタリアの野菜スープを言います。イタリアでは、使う野菜も季節や地方によって様々であり、決まったレシピはなく、田舎の家庭料理として広がっています。そのため、トマトを入れてないものでも「ミネストローネ」と呼ばれることがあり、イタリア語で「具沢山」「ごちゃ混ぜ」などの意味を表すそうです。
 今日はトマト、キャベツ、ミックスビーンズ、玉葱、にんじんが入っています。みなさん残さず食べましょう。

2014年4月25日金曜日

4月25日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 メンチカツ  ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 高野豆腐と結び昆布の煮物
 金平ごぼう
 二色なます

 今日は「結び昆布の煮物」の昆布についてお話します。
 昆布は各種ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含むため、「海の野菜」とも言われる食材です。 特に水溶性食物繊維が豊富に含まれ、昆布のぬめりのもととなっているアルギン酸は、がん予防やコレステロール、血圧、血糖値の低下に効果のある栄養成分です。また、ヨウ素の含有量は食べ物の中ではナンバー1です。ヨウ素は、甲状腺ホルモンを正常化して、新陳代謝を良くして、血中コレステロールの低下や、美肌効果、老化予防などにも役立ちます。
 みなさん、よく噛んで残さず食べましょう。

2014年4月24日木曜日

4月24日(木)



本日の給食です
<献立>
 若竹汁
 鶏肉の南部焼き  スパゲティーソテー
 新じゃがの揚げ煮
 つまみ菜とキャベツの和え物
 バナナ

 今日は「新じゃがの揚げ煮」の新じゃがについてお話します。
 もともとは、その産地でその年の最初にとれた新物のじゃが芋を「新じゃが」と呼んでいましたが、3~5月頃に九州などから出荷される早出しの小粒な じゃが芋をすべて「新じゃが」と呼ぶようになりました。
 じゃが芋にはビタミンCが豊富に含まれています。じゃが芋のビタミンCはでんぷんに包まれているため、熱に強いのが大きな特徴です。青野菜に比べると、一度にたくさんの量を食べることができます。また、新じゃがは早掘り、早出しのため、小粒で皮が薄く柔らかく、水分が多く甘味があります。 この時期にしか食べることができない新じゃがを味わって食べましょう。

2014年4月23日水曜日

4月23日(水)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 肉入りコロッケ  キャベツサラダ添え  各クラス中濃ソースボトル付き
 レンコンとベーコンの金平
 大根とつみれの煮物
 小松菜としらすのゴマ和え

 今日は福井県の郷土料理でもある「打ち豆の味噌汁」の打ち豆についてお話します。
 打ち豆と聞くと、「何か新しい豆の品種かな?」と思う人もいるかもしれませんが、古くから福井では伝統的な大豆の保存食として使われてきた食材で、大豆を石臼の上でつぶし、乾燥させたものなのです。豆を潰してあるので火の通りも早く、すぐに調理できる事から、省エネにもつながります。これは昔の人の知恵ですね。
 大豆ペプチド、大豆イソフラボン、大豆サポニン、ポリフェノールといった大豆が持つ代表的な栄養成分がそのまま残っています。煮物や味噌汁に入れるとおいしさが増します。みなさん残さず食べましょう。

2014年4月22日火曜日

4月22日(火)



本日の給食です
<献立>
 もやしと玉ねぎの味噌汁
 サーモンの塩焼き  ほうれん草ソテー添え
 ジャーマンポテト
 春巻き
 ひじきの五目煮

 今日は「ひじきの五目煮」のひじきについてお話します。
 みなさんは、ひじきという字を漢字で書けますか?あまり見たことがないですよね。実は鹿(しか)の尾っぽの菜と書いて「鹿尾菜(ひじき)」と呼びます。見た目が鹿の黒くて短いしっぽに似ているところから名付けられたそうです。
 ひじきの栄養で最も注目したいのは、他の海藻に比べて多く含まれる鉄分です。鉄分は吸収されにくく、不足すると貧血の原因になるので、意識して採っていきたい栄養素です。 また、他の食品と比べてみても、100gあたり、鉄分はレバーの約6倍、カルシウムは牛乳の約12倍も含んでいます。
 ひじきは今日の献立のように煮物で食べることが多いですが、ドレッシングと和えてサラダにしたり、ご飯に混ぜてお寿司にしたりして、食べるのもいいですね。 みなさん、残さず食べましょう。


2014年4月21日月曜日

4月21日(月)



本日の給食です
<献立>
 コンソメスープ
 ハンバーグ トマトソース  ブロッコリーソテー
 野菜入りがんもの煮付け キヌサヤ添え
 シェルマカロニサラダ 
 りんご缶詰


 今日は「がんもの煮付け」のがんもについてお話します。
 がんもはがんもどき(雁擬き)を略した言葉で、豆腐の加工品のひとつです。もともとは精進料理で肉の代用品として作られました。
 最も知られている名前の由来は、雁(がん)という鳥の肉に味を似せたとされることから「がんもどき」と呼ばれるようになったという説です。他にも、がんもどきの中に安物の昆布を代用したら、丸めた形の表面に糸昆布が現れて、その様子は雁が飛んでいるかのように見えたため、名付けられたという説があります。「がんもどき」は主に東京などの関東方面の呼び名であり、大阪や京都などの関西では「ひりょうず」や「ひろうす」と呼ばれているそうです。


2014年4月18日金曜日

4月18日(金)



本日の給食です
<献立>
 けんちんすまし汁
 手作りチキンカツ  ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 青じそとツナのスパゲティー
 かぼちゃと丸天の煮物
 白菜とほうれん草のゴマ和え

 今日は「けんちん汁」についてお話します。
 みなさんは、けんちん汁の名前の由来を知っていますか? その昔、中国にある建長寺(けんちょうでら)の小坊主が、豆腐を床に落としてグチャグチャにしてしまい、困っていると、寺の偉いお坊さんが、壊れた豆腐と野菜を煮込み、とてもおいしい「建長寺汁」を作ってくれたそうです。「建長寺」を中国語読みすると、「ケンチャンスー」になります。その「ケンチャンスー」が「ケンチンジル」になまって名づけられたそうです。ちなみにまんじゅう、そば、うどんなども中国から来たお坊さんによってもたらされたものです。仏教だけではなく、色々なものが大陸から渡って来たのですね。色々あるのでみなさんも探してみましょう。

2014年4月17日木曜日

4月17日(木)



本日の給食です
<献立>
 豚汁
 鯖の塩焼き  インゲンのゴマ和え添え
 プチベーコングラタン
 切干大根の旨煮
 グレープフルーツ


 今日は「鯖の塩焼き」のさばについてお話します。みなさんはサバやいわし、アジといった青魚は好きですか?
 青魚には良質な脂肪分が豊富に含まれています。その脂肪分には、植物油や豚、牛には含まれないEPAやDHAが含まれています。EPAは血液の凝固を抑制することにより、血液をサラサラにしてくれます。また、DHAは脳を活性化する作用があるため、「魚をたくさん食べると頭が良くなる」とも言われているのは、このおかげです。EPAやDHAには、血中コレステロール値を下げる効果もあり、動脈硬化や脳卒中という恐ろしい病気も予防してくれる、かしこい魚です。みなさんもすすんで食べるように心がけましょう。


2014年4月16日水曜日

4月16日(水)




本日の給食です
<献立>
 わかめと切麩のすまし汁
 鶏肉のスパイス焼き  粉ふきいも添え
 厚揚げとイカの煮付け
 ごぼうのサラダ
 小松菜のピーナッツ和え

 今日は「小松菜のピーナッツ和え」の小松菜についてお話します。
 小松菜は緑黄色野菜の1つでもあり、栄養成分は法連草に似ています。しかし、カルシウムは法連草の約5倍も含んでおり、非常に多いのが特徴です。また法連草と同じくらい含まれているカロテンやビタミンCは風邪の予防や美肌効果に最適です。
 カルシウムは、ビタミンDを多く含む「しらす」や「かつお節」、「卵」、「ゴマ」などと一緒に摂ると吸収が良くなるそうです。みなさん、残さず食べましょう。

2014年4月15日火曜日

4月15日(火)



本日の給食です
<献立>
 キャベツと油揚げの味噌汁
 すき焼き風煮
 揚げ出し豆腐 おろしあんかけ
 ツイストマカロニサラダ
 アスパラのゴマ和え

 今日は「アスパラのゴマ和え」のアスパラガスについてお話します。
 アスパラガスは1日になんと6~8センチの芽を伸ばすくらい生命力の強い野菜です。またホワイトとグリーンの2種類があり、この色の違いは、育ち方によるものだそうです。ホワイトは光が当たらないように土をかぶって育ちます。一方、グリーンアスパラガスは太陽の光をさんさんと浴びて育つため、鮮やかな緑色をしています。色が違ってもエネルギーはほぼ変わりませんが、ビタミンA、E、K、葉酸がホワイトよりもグリーンのほうに多く含まれています。
 また、アスパラガスはアミノ酸の一種であるアスパラギンを多く含むことからこの名前が付いたそうです。アスパラギンは、新陳代謝を活発にして、疲労回復や美肌を保つ働きがあるので、これからが旬のアスパラガスをすすんで食べましょう。

2014年4月14日月曜日

4月14日(月)




本日の給食です
<献立>
 ビーフンの五目炒め
 ハムサンドフライ  ブロッコリー添え  各クラス中濃ソースボトル付
 車麩とじゃが芋の煮物
 キャベツサラダ
 ナタデココフルーツ

 今日は「ビーフンの五目炒め」のビーフンについてお話します。みなさんは、ビーフンは何から作られているか知っていますか? 実はお米から作られているライスヌードルの一種なのです。ビーフンの発祥の地は中国南部といわれ、日本にも中国から伝わりました。歴史は浅く、伝わってまだ60年ほどだそうです。
 ビーフンは炒め物にしたり、スープに入れて食べる事が多く、原料がお米なので消化がよく、腹持ちがいいのが特徴です。また小麦のめんよりカロリーも低いのもうれしいですよね。今日は色んな野菜を入れた五目炒めです。みなさん、残さず食べましょう

2014年4月11日金曜日

4月11日(金)



本日の給食です
<献立>
 チキンカレー
 手作り白身フライ
 コールスローサラダ
 福神漬け
 杏仁フルーツ

 今日はカレーを食べる時には欠かせない「福神漬け」についてお話します。
 みなさんは福神漬けの名前の由来を知っていますか?幸福の福に神様の神と書くように、いかにもおめでたい名前ですよね。 福神漬けは、明治時代初期に東京上野の漬け物屋さんが7種類の野菜を入れて漬けたのが始まりと言われています。その漬け物が評判となり、「この漬物さえあれば他にご飯のおかずはいらない!食費が安く済み、お金がたまる!」ということで、当時の人達は「まるで七福神が家に訪れたようだ」と喜んでいたそうです。そしてその漬け物は、七福神にちなみ、福神漬けと名付けられたそうです。

2014年4月10日木曜日

4月10日(木)



本日の給食です
<献立>
 具たくさんコーンスープ
 煮込みハンバーグ  フライドポテト添え
 根菜の炒り煮
 ブロッコリーとエビのサラダ
 オレンジ

 今日は「ブロッコリーサラダ」のブロッコリーについてお話します。
 ブロッコリーの原産地は地中海沿岸で、キャベツの先祖であるケールという野菜が改良されて出来たものだそうです。イタリアで古くから食用としていたのが始まりで、日本には明治時代初めに伝わってきましたが、一般的には昭和20年頃から食卓に登場するようになりました。
 ブロッコリーは、レモンの2倍のビタミンCを含み、皮膚や粘膜を保護するカロチンやビタミンAも豊富に含んでいます。その他にもカリウム、カルシウム、鉄分、食物繊維など、たくさんの栄養素を含んでいます。茎にも栄養がちゃんと含まれているので、花の部分だけでなく、茎まで残さずきれいに食べましょう。

4月9日(水)



本日の給食です
<献立>
 じゃが芋の味噌汁
 鶏肉の唐揚げ  キャベツサラダ添え
 ナポリタンスパゲティー
 枝豆がんもと大根の煮物
 菜の花のゴマ和え

 今日は春野菜の1つである「菜の花」についてお話します。
 菜の花はビタミンC、カロテン、カルシウム、食物繊維をたっぷり含む緑黄色野菜です。もともと菜の花は、油を取る目的で栽培されていましたが、明治時代以降は食用としても作られるようになったそうです。独特のほろ苦さがありますが、抵抗力を高める効果や美肌効果があります。
 また、菜の花に含まれるビタミンCはホウレン草の3倍以上、β―カロテンはピーマンの5倍もあります。鉄分も豊富に含まれているので、貧血気味の人は積極的に食べたい食材の1つです。みなさん残さず食べましょう