2014年7月16日水曜日

7月16日(水)



本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 プレーンオムレツ  チンゲン菜ソテー添え
 海藻サラダ
 俵コロッケ
 福神漬け
 冷凍みかん

 今日は昨日に引き続き、これからの暑さを乗り切るために、夏バテを防止するための食生活の3つポイントをお話します。
 まず、食事は量より質であるということです。食欲がなくても、1日3食、しかも同じ時間帯にしっかりとることが大切です。胃に負担がかからず消化のよい卵や肉、魚、牛乳などのたんぱく質、野菜や果物などのビタミン、牛乳や海藻に含まれているミネラルをバランスよく、少しずつでもいいので色々な種類の食品をとりましょう。
 2つ目は、汗をかくので,水分を十分摂ることは必要ですが,一度にたくさん飲むことや,甘い飲み物は控えましょう。冷たいものをとりすぎると、胃腸の働きが抑えられてしまいます。しかも甘味は食欲を減退させてしまうのです。飲む物や飲む時間帯を自分で考えて水分補給をしましょう。 
 3つ目は、以前もお話してきたように、夏には旬の野菜や果物がたくさんあります。これらは、夏の身体に適しているので、しっかり食べましょう。
 これらの3つの事を守れば、体は無理なく夏を乗り切ってくれるので、みなさんも実践してみてください。

2014年7月15日火曜日

7月15日(火)



本日の給食です
<献立>
 冷やしうどんだし
 えびの天ぷら うどん 三角いなり
 ポテキャベサラダ
 さつま揚げの金平
 もやしのナムル

 いよいよこれからが夏本番です。「だるい」「疲れやすい」「食欲がない」…いわゆる夏バテで悩まされる人が出てくる時期でもありますよね。夏バテについての正しい知識がないと、かえって夏バテをひどくすることもあります。今日と明日は、夏バテ防止の食生活についてお話します。
 まずなぜ夏バテになるのでしょうか?その理由は大きく分けて2つあります。1つ目は、体内の水分とミネラルの不足です。 夏になると気温が上昇して体温も上がるため、体は汗をかいて体温を下げようとします。 しかし汗は、体内の水分と一緒にミネラル分も体外へ排出してしまうため、身体に必要なミネラル分も大量に失われてしまいます。
 2つ目は、暑さによる消化機能の低下によって起こる栄養不足です。しかも、暑いからといって冷たい飲み物をとりすぎると、胃腸が冷えてしまい、胃の働きが低下し、さらに食欲がなくなってしまいます。
 これらのことを踏まえて、明日は夏バテを防止するための食生活についてお話します。

2014年7月14日月曜日

7月14日(月)



本日の給食です
<献立>
 かぼちゃと玉ねぎの味噌汁
 鯖の塩焼き  粉ふきいも添え
 ビーフンの五目炒め
 三角いなりと結び昆布の煮物
 パイン缶詰

 今日はこれから食べる機会が特に増える夏野菜についてお話します。
 みなさんは夏野菜といったら何を思い出しますか? 今日の給食に入っているかぼちゃやピーマン、なすにトマト、枝豆、オクラ、と色々ありますよね。これらに共通しているのはビタミンが豊富であることと、苦みやからみで清涼感を得られることです。
 夏になると暑さで体がほてり、熱がこもります。そして疲れがとれず食欲が落ちますよね。そんな時こそ水分をたっぷりと含む夏野菜をしっかり食べることで、私たちの体を快適に保ってくれます。生で食べたり、ゆがいて味噌や塩などのシンプルな調味料で食べたりすると野菜自体の味が楽しめます。みなさんも夏野菜をすすんで食べて、夏を乗り切りましょう

2014年7月10日木曜日

7月10日(木)




本日の給食です
<献立>
 野菜コンソメスープ
 手作り白身フライ  インゲンソテー添え  各クラス中濃ソースボトル付
 青しそとツナのスパゲティー
 五目大豆煮
 バナナ

 今日は、「バナナ」についてお話します。
 バナナは1本の中に、からだを動かす時のエネルギーとなる糖分、糖質や脂質の代謝を助けてくれるビタミンB群や、カリウム・マグネシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富に含まれていて、とてもバランスの良い果物です。バナナに含まれている糖分には、ブドウ糖・果糖・ショ糖と3種類もあり、それぞれ消化されてエネルギーに変わる早さが違うので、食べてすぐパワーの源になるのはもちろん、そのパワーが持続するのが特徴です。そのため、スポーツの前後に食べるのもお勧めです。
 バナナは日が経つと、シュガースポットと言われる茶色い斑点が出てきますが、この頃が一番の食べごろと言われています。それは、購入後1週間ほど経過したバナナを食べた人の方が、初日に食べた人より、白血球が約5倍も増加していたという研究結果から、免疫力も高まるためだと考えられています。つい、傷んだと思いがちですが、捨てたりせずに食べてくださいね。

2014年7月9日水曜日

7月9日(水)




本日の給食です
<献立>
 切り麩のすまし汁
 煮込みハンバーグ  フライドポテト添え
 なすの揚げ煮  ちくわの煮付け
 玉子豆腐  タレ付
 水菜とキャベツのゴマ和え

 今日は「なすの揚げ煮」のなすについてお話します。
 なすは「成功する」という言葉を連想させるためか、昔から縁起のよい野菜として親しまれてきました。なすの主な成分は水分と糖質で、ビタミンとミネラルの含有量は少なめです。しかしナスの鮮やかな紫色のアントシアニンという成分は抗酸化作用があり、ガンを予防する効果や便秘の改善にもなるといわれています。
 また、温まった体温を下げる作用がるので、「秋なすは嫁に食わすな」ということわざがあります。このことわざを聞いて、なんて意地悪なことわざなのだろうと誤解している人はいませんか? これは、なすは体を冷やす効果があるので、涼しくなる秋にお嫁さんが体調をくずさないようにという気遣いを示す、思いやりの言葉なのです。
 どんな調理法や食材にも合う、かしこい野菜なので、みなさんもすすんで食べましょう。

2014年7月8日火曜日

7月8日(火)



本日の給食です
<献立>
 じゃが芋とワカメの味噌汁
 鶏肉の唐揚げ  ブロッコリー添え
 プチベーコングラタン
 金平ごぼう
 オレンジ

 今日は「鶏肉の唐揚げ」の鶏肉についてお話します。
 鶏肉は、たんぱく質を豊富に含み、牛肉・豚肉と比べて、味は淡白で身もやわらかく消化が良いという利点があります。脂質は豚や牛の約半分で、コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸を多く含んでいます。特に、ささみの部分は最も脂肪が少なく、胃腸の弱い人にとっては大切なたんぱく源です。鶏肉からとれる良質のたんぱく質は、病後の体力回復にも効果を発揮します。
 その他にも、ビタミンAは豚肉の約3倍以上、牛肉の約10倍も多く含まれ、夜盲症(やもうしょう)などに有効に働きます。ナイアシンも豊富で、ビタミンAと一緒に働き、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。
 今日はみなさんに人気のある唐揚げにしました。残さず食べましょう。

2014年7月7日月曜日

7月7日(月)



本日の給食です
<献立>
 七夕フルーツポンチ
 カレーコロッケ  キャベツのハムソテー添え  各クラス中濃ソースボトル付
 かぼちゃとがんもの煮物
 大根のゴマドレサラダ
 ワカメの酢の物

 今日は7月7日七夕の日です。みなさんは七夕の行事食といえば何だと思いますか?
 実は七夕の行事食は「そうめん」なのです。意外に知られていませんが、千年も前から続いているそうです。由来は中国で「索餅(さくべい)」という縄のようにあんだ小麦粉のお菓子を7月7日に食べるようになったことが、奈良時代に日本に伝えられ、麦の収穫時期に「麦餅(むぎもち)」を作る風習とともに、やがてそうめんへと変化したといわれています。また、そうめんは暑さで食欲が減退するこの時期にぴったりで、天の川や織姫の織り糸に見立てることもできます。
 ゆでたそうめんに、夏野菜であり輪切りにすると切り口が星形になっているオクラや、型どりした人参やきゅうりをのせて、天の川のようにハムや錦糸玉子を飾るとおいしく楽しく食べられます。みなさんも試してみてくださいね。

2014年7月4日金曜日

7月4日(金)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 鶏肉の照り焼き  ブロッコリーソテー添え
 パンプキンサラダ
 切干大根の旨煮
 ほたて風フライ

 今日は「パンプキンサラダ」のかぼちゃについてお話します。
 かぼちゃはでんぷんや糖質のほか、ビタミン類を豊富に含む緑黄色野菜の代表です。かぼちゃの黄色い実の色はベータカロチンという色素で、体内に入るとビタミンAの働きをします。そのためベータカロチンには、がん細胞の発生を防ぎ、粘膜や皮膚の抵抗力を高め、風邪を予防する効果があります。また、ビタミンC・B1・B2も多く含んでおり、特にビタミンCはトマトの約2倍にもなります。そしてカリウムなどのミネラル群と協力して新陳代謝を活発にして血行を良くしてくれるのです。
 かぼちゃは保存が利くので、冬至に食べることが多く、冬野菜なのかな?と思う人も多いと思いますが、実は太陽をサンサンと浴びて育つ夏野菜の1つなので、これからの季節は特にみなさんもすすんでかぼちゃを食べましょう。

2014年7月3日木曜日

7月3日(木)



本日の給食です
<献立>
 肉団子のすまし汁
 サーモンの塩焼き  ケチャップスパゲティー添え
 炒り鶏
 小松菜のゴマ和え
 グレープフルーツ

 今日は昨日に引き続き、食中毒防止に役立つ食材を紹介したいと思います。
 みなさんは、わさびや生姜、大葉といった薬味を食べることがありますか?ちょっとクセがあり、辛くて苦手な人も多いと思います。しかし、昔から日本では生ものには薬味が添えられる風習があるのです。その理由は、わさびや生姜、大葉には抗菌効果があるからです。例えば、日本食の代表ともいえるお寿司は、ネタと酢飯、わさびやガリと呼ばれる生姜の甘酢漬けの組み合わせで、食中毒の予防をしながらおいしく食べる、という知恵がぎゅっと詰まっている料理です。
 また、刻んだりすりおろしたりして料理に加えれば、味にアクセントがつき、食欲もぐんとアップし、さらに消化を助ける作用もあります。
 薬味には色々な種類があるので、みなさんも探してみてくださいね。

2014年7月2日水曜日

7月2日(水)



本日の給食です
<献立>
 冷やしそうめん汁
 メンチカツ  ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソース付
 そうめん  錦糸玉子  ワカメ
 じゃがいもとイカの煮物
 コーンウインナーソテー

 今日は昨日に引き続き、食中毒防止に役立つ食材についてお話します。
 みなさんは普段飲んでいるお茶やココアには食中毒予防の効果があることを知っていますか?
 ココアに含まれているポリフェノールに、強い殺菌作用のあることが発見され、O-157という怖い細菌だけではなく、下痢を引き起こす黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌などを予防してくれます。しかも、食後のまだ胃に食べ物が残っているときにココアを一杯飲むと、殺菌力がさらに高まるそうです。 また、緑茶に含まれる苦味成分のカテキンにも殺菌作用があり、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌や腸炎ビブリオ菌に対して効果があります。緑茶を薄めてうがいすると、虫歯や口臭を防ぎ、風邪の予防にも効果があるそうなので、みなさんも挑戦してみましょう。

2014年7月1日火曜日

7月1日(火)



本日の給食です
<献立>
 玉子の中華スープ
 八宝菜
 ブロッコリーサラダ
 春巻き 揚げシュウマイ
 りんご缶詰

 今日から7月に入りました。暑い日が続く中、知らぬ間にみなさんの体調も弱ってきています。そういう時期だからこそ、食べ物による力で元気でいてほしいと思います。そのため、今日から3日間は、食中毒防止に役立つ食材についてお話します。
 みなさんは、家から持ってくるご飯の上に梅干しはのっていますか?実はお弁当のご飯に梅干しをのせるだけで、ご飯が傷みにくくなり、食中毒を予防する効果があります。また、梅干しに豊富に含まれるクエン酸が胃腸の働きを活発にして、食欲を増進させてくれます。食欲が出ると、疲れをためにくくしてくれるので疲労回復にも効果的です。
 しかし、梅干しは食塩の含有量が多いので、1日1個にして、毎日食べるように心がけてみましょう。