2016年12月20日火曜日

12月20日(火)



本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 豆腐ハンバーグ  もやしソテー添え
 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング
 俵コロッケ
 福神漬け
 クリスマスデザート


 今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。
 みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。
 外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。
 新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。

2016年12月19日月曜日

12月19日(月)



本日の給食です
<献立>
 大根と白菜の味噌汁
 ハムカツ  シェルマカロニソテー添え  1食用中濃ソース
 冬至なんきん
 ひじきの炒り煮
 みかんパイン缶


 今日は冬至(とうじ)についてお話します。冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。毎年12月21~23日頃と言われ、今年は12月21日水曜日がその日にあたります。
 この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。
 かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至なんきん」とよぶ地域も多いそうです。みなさんも今日の冬至なんきんを残さず食べて、寒い冬を乗り越えましょう。

2016年12月16日金曜日

12月16日(金)


本日の給食です
<献立>
 豆腐となめこの味噌汁
 手作りソースカツ  ボイルキャベツ添え
 がんもと里芋の煮物
 金平ごぼう
 小松菜の磯辺和え


 今日は福井県内の食材や昔から食べられている郷土料理を紹介する「ふるさと献立」の日です。「ソースカツ」や「里芋の煮付け」は福井県を代表される郷土料理ですが、みなさんは他にどんな料理があるか知っていますか?
 まずは冷たいそばに大根おろしと削りかつお節をたっぷりのせた「越前おろしそば」です。福井県はソバの生産量が全国5位というそば処(どころ)でもあります。年越しそばとして食べる家庭も多いですよね。
 他には「焼き鯖」や「へしこ」、「たくあんの煮物」も福井で愛されている郷土料理です。みなさんも福井県の郷土料理や特産物を探してましょう。


12月15日(木)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 照り焼きチキン  ほうれん草ソテー添え
 ナポリタンスパゲティ
 ひじきと大豆の五目煮
 りんご


 今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主に鶏肉・大豆・ひじき・ほうれん草に多く含まれています。今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのか、いくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。
 また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。

2016年12月14日水曜日

12月14日(水)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ
 八宝菜
 ラーメン ワカメ コーン
 春巻き
 もやしのナムル


 12月に入り寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか? 外に出て遊んだり、運動することも実は予防のひとつなのです。それでも風邪をひいてしまった時のために、今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。
 まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類や肉や魚を中心に取るようにしましょう。そして熱が出てしまった時は、体温が高くなるので身体の中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープや味噌汁などの汁気のある料理でまめに水分補給することが大切です。また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸しや豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。
 このように、症状に分けて食べることも早く回復するためには大切なことなので、みなさんも頭に入れておいてくださいね。
  

12月13日(火)



本日の給食です
<献立>
 野菜コンソメスープ
 煮込みハンバーグ  ブロッコリー
 キャベツカレーソテー
 さつま芋サラダ
 レンコンのおかか煮


 今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べ続けて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。
 4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。
 5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。
 このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんもお魚パワーを信じて積極的に食べましょう。

2016年12月12日月曜日

12月12日(月)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 ぶりの照り焼き
 根菜の炒り煮
 豚串カツ
 チンゲン菜ソテー


 今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか?働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。
 まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。
 2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。
 3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。
 残り2つの栄養素はあさってお話しします。みなさんも魚をすすんで食べて、お魚パワーを付けましょう。

2016年12月9日金曜日

12月9日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 プレーンオムレツ  もやしウインナーソテー添え
 コールスローサラダ  1食焙煎胡麻ドレッシング
 大根と絹厚揚げの煮物
 パイン缶詰


 今日は「プレーンオムレツ」の材料であるたまごについてお話します。ゆで玉子に玉子とじ、茶碗蒸し、目玉焼き、オムレツと卵料理はたくさんあって、食卓には欠かせない大切な食品ですよね。たまごは、良質タンパク質と脂質を豊富に含み、脂質の中でもコレステロールという成分が卵黄には含まれています。そのため、「たまごを食べ過ぎるのは体に良くない」と思われるようになり、意外に知られていないことが多いようです。
 しかし実は卵白には血中のコレステロールを下げる「レシチン」という栄養素が含まれており、カルシウムや鉄分などのミネラル、そしてビタミンA、B群、D、Eなどのビタミン類もたっぷり含まれています。「卵をたくさん食べるとコレステロール値が上がり恐ろしい病気の原因になる」という説は根拠のないものなので、みなさんは毎日、玉子料理を食べるようにしましょう。

2016年12月8日木曜日

12月8日(木)




本日の給食です
<献立>
 豚汁
 鮭の漬け焼き  イカげその唐揚げ
 きのこペンネソテー
 小松菜の煮浸し
 みかん


 今日はこれからの季節、欠かせない果物、みかんについてお話しします。みかんはビタミンCが豊富で、1日2個食べるだけで、大人にとって1日に必要なビタミンCを補充することができます。ビタミンCは水洗いすると流失してしまい、熱にも弱いという特性があるのですが、みかんならそのまま食べられるので、ビタミンCも丸ごと摂ることができます。
 みかんに含まれるビタミンCは、毛細血管を丈夫にし、皮膚、骨、歯などの形成を助けてくれます。また、ウイルスや細菌の力を弱める効果もあるため、「みかんを食べると風邪をひきにくくなる」と昔から言われるほどです。
 これからの寒い季節に、みかんを食べる習慣がある私たちにとってはありがたいことですね。 ヘタの部分が小さくて、皮の色が濃いものが甘いと言われています。みなさんも探してみてくださいね。

2016年12月7日水曜日

12月7日(水)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめん汁
 鶏肉の唐揚げ  ブロッコリーかつお和え
 そうめん  ほうれん草  アゲ煮
 レンコンの金平
 大豆サラダ


 みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?今日はこれからおいしくなる冬野菜についてお話しします。まず、れんこん・大根・人参・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
 そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日はれんこんやほうれん草が使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。
 

2016年12月6日火曜日

12月6日(火)




本日の給食です
<献立>
 切り麩とワカメの味噌汁
 おでん3種類(大根・がんも・ちくわ)
 豚肉と野菜の生姜炒め
 大豆とさつま芋のゴマからめ
 チンゲン菜のかつお和え


 今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類。
 これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類をちょっとずつでも食べることが大切なのです。
 みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。

2016年12月5日月曜日

12月5日(月)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 カレーコロッケ  ボイルキャベツ  1食用中濃ソース
 ごぼうのサラダ
 切干大根の旨煮
 ほうれん草と白菜のゴマ和え


 今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、体重増加の心配も出てきます。どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。
 また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうもいきませんよね。そのときはガムや昆布、スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。


2016年12月2日金曜日

12月2日(金)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 エビグラタンフライ  ボイルキャベツ  1食用中濃ソース
 厚揚げとじゃが芋の煮物
 小松菜の鶏そぼろ炒め
 ミックスフルーツ


 今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、厚揚げ・小松菜です。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。しかし脳や骨以外にもカルシウム効果があるので、今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。
 まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。
 また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。
 低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や小魚・豆腐類を積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。

2016年12月1日木曜日

12月1日(木)



本日の給食です
<献立>
 さつま汁
 鯖の塩焼き
 ブロッコリーサラダ
 水菜と油揚げの煮浸し
 肉団子のケチャップ煮


 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか?口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。
 口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。
 もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎや納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。

2016年11月30日水曜日

11月30日(水)



本日の給食です
<献立>
 うどんだし
 鶏肉の照り焼き  さつま芋の天ぷら
 うどん ワカメ 刻みアゲ煮
 金平ごぼう
 豚肉と大豆のカレー炒め


 本日の鯖江市産の食材は、「さつま芋・人参」です。
 今日は「豚肉と大豆のカレー炒め」に使われているカレー粉についてお話しします。カレー粉とは多くの種類の「スパイス」がミックスされたものですが、今日はその中でも有名な2つのスパイスを紹介します。
 まずは「ターメリック」別名はウコンです。黄色の色付けに使われ、豊富に含まれるクルクミンという成分が胆汁の分泌を促して、肝臓の機能を強化します。また、痛みを抑えたり、抗酸化作用、殺菌効果があり皮膚炎の薬としても使用されています。
 もう1つは、「クミン」です。主に香りや辛味成分として使われます。辛味成分であるクミナールは、消化促進や解毒(げどく)作用があり、下痢や腹痛の治療薬として使用したりと、これも肝臓の機能を高める効能があります。
 このようにカレーに含まれる「スパイス」には私達の身体にとって良い効果や効能を持つ成分が数多く含まれています。他にも色んなスパイスが使われているので、みなさんも調べてみましょう。
 

2016年11月29日火曜日

11月29日(火)



本日の給食です
<献立>
 なめこと白菜の味噌汁
 たっぷりベーコンフライ  ブロッコリー添え
 もやしとひき肉の炒め物
 根菜ひじきサラダ
 バナナ


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・もやし・白菜」です。
 今日は「根菜ひじきサラダ」の根菜類についてお話しします。みなさんは、食品には体を温める食品と冷やす食品があるということを知っていますか? 体を温めてくれる食品は、にんじん、ごぼう、しょうがなど、土の中にできる根菜類と呼ばれているものです。これらは旬の時期が冬であるものが多いのが特徴です。反対に体を冷やす食品は、レタス、きゅうり、トマト、なすなど、夏が旬で、生で食べられるものです。夏は体を冷やすもの、冬は体を温めるものが旬とは、自然の恵みはよくできていますよね。
 では、根菜類になぜ体を温める作用があるのでしょうか。それは水分が少なく、ビタミンC、Eや、鉄分などをはじめとするミネラルを多く含むものが多いためだと言われています。ビタミンEは血行促進作用があり、ミネラルは、血液や筋肉を作る素となり体温を維持してくれるたんぱく質を体内で活用されるのに必要な栄養素なのです。
 今日のサラダにはごぼうとレンコンが入っています。みなさん残さず食べましょう。

2016年11月28日月曜日

11月28日(月)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 ハンバーグトマトソース  ツイストマカロニソテー添え
 さつま揚げの金平
 南瓜とさつま芋のサラダ
 ほうれん草のじゃこ和え


 本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・人参・さつま芋・かぼちゃ」です。
 今日は「さつま揚げの金平」のさつま揚げについてお話しします。さつま揚げは魚肉のすり身を成型して油で揚げたものです。1846年に今でいう沖縄、琉球から伝わったと言われています。 琉球には「チキアーギ」と呼ばれる魚肉のすり身を油で揚げた食べ物がありました。それを薩摩に持ち帰り、独特の製法で造り上げたのがさつまあげのはじまりと言われています。
 今では、地域によって人参やゴボウなどが入っていたりして、色んな種類が楽しめます。また、栄養面ではカルシウムやビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は神経系の働きを正常にしてくれて記憶力や集中力の低下を防いでくれるので、みなさん、残さず食べましょう。

2016年11月25日金曜日

11月25日(金)



本日の給食です
<献立>
 のっぺい汁
 肉じゃがコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 枝豆がんもとこんにゃくの煮物
 ほうれん草とベーコンのソテー
 みかん缶詰


 本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・人参・白菜・かぶ」です。
 今日は「のっぺい汁」についてお話しします。 のっぺい汁は全国に分布する郷土料理のひとつで、地方によりいくつかの呼び名があります。その中でも、奈良県のものが一番古い歴史があり、今から850年以上前に、お寺の宿で残り物の野菜の皮やへたを炒めて味付けし、くず粉でとろみをつけて煮込んだ質素な汁物から生まれたそうです。
 正月やお盆の時に作られることが多く、全国共通しているのは、味噌を使わないすまし汁であることと、汁を残さず食べる目的でとろみをつけることです。なので、西日本の「のっぺい汁」には鶏肉が使われ、東日本のは鮭やいくらが使われるそうです。今では、各地に応じて様々変化していき、それぞれの土地の郷土料理になったようですね。今日は鯖江市で採れた、白菜・かぶ・人参と一緒にごぼう・油揚げが入っています。みなさん残さず食べましょう。

2016年11月24日木曜日

11月24日(木)



本日の給食です
<献立>
 地場野菜の味噌汁
 越前産さごしの照り焼き  野菜かき揚げ添え
 大野里芋と鯖江産大根のそぼろあんかけ
 キャベツとアゲのゴマ和え
 三国産だし巻き玉子


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・キャベツ・玉ねぎ・白菜・白ネギ」、福井県産の食材は、「大野里芋・豚肉・鶏肉・さわら・だし巻き玉子」です。
 今日は福井県内小中学校一斉に実施する「和食の日」です。食材は100%地場産の物を使用しています。そこで今日は「和食」についてお話しします。和食とは、日本の食材、日本の調味料を使って作った料理のこと。食材にこだわらず、味付けや調理法が日本で発達したもの。などと、今の時代は「和食」と定義づけするのは難しい料理がたくさんあります。例えば、オムライス・カレーライス・ラーメン・・。これらは、他国から入ってきた料理を日本人に合うようにアレンジしたものなのです。しかし、昔から伝わる和食には、見た目の美しさや季節の表現、年中行事との関わり、そして優れた栄養バランスといった、日本の伝統文化を見直すためには大切なことが込められています。みなさんも改めて「和食」を見直してみましょう。

2016年11月22日火曜日

11月22日(火)



本日の給食です
<献立>
 まなべ汁
 ソースチキンカツ  ボイルキャベツ添え
 じゃが芋とイカの煮物
 小松菜の煮浸し
 根菜の炒めなます


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・玉ねぎ・キャベツ・白菜・じゃが芋・小松菜・かぶ・白ねぎ」、福井県産は「えのきたけ・するめいか・チキンカツ」です。
 今日は鯖江市の小中学校で、6月と11月の食育月間に行われる「地場産給食ふるさとの日」です。すべての食材が鯖江市または福井県内で獲れたものです。
 そこで今日は福井県内で行われている食育についてお話しします。平成21年に、食育や地産地消の推進に自発的に活動する県民運動を応援する「ふくい食育・地産地消応援団」を結成しました。食品業者をはじめ、みなさんが普段買い物に行くスーパーや、飲食店も参加しているのです。活動の1つとして、地元の食材を使用した商品や献立を提供したり、みなさんにもっと福井の食育について知ってもらおうとイベントを開いたりしています。
 みなさんの周りでも色々な事が発見できると思います。興味をもって参加してみましょう。

2016年11月21日月曜日

11月21日(月)



本日の給食です
<献立>
 ワンタン野菜スープ
 肉団子の酢豚風
 ビーフンのカレー炒め
 丸天と大根の煮物
 大豆サラダ


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・キャベツ・白ネギ・大豆」です。
 今日は大豆製品1つである納豆についてお話します。みなさん、納豆は好きですか?  納豆は大豆を水煮に漬け、茹でた後に納豆菌によって発酵されたものです。なので、大豆もともとの栄養成分がなくなることなく、さらに発酵という過程で新たな成分が生まれます。その成分は「ナットウキナーゼ」と言われ、納豆をかき混ぜた時に出てくる、糸状のネバネバのもとです。
 大豆は納豆菌の作用で、ビタミン類が増え、たんぱく質を分解し、グルタミン酸が生成されます。そのときにナットウキナーゼといわれる消化酵素が生まれるため、消化しやすくなるのです。またナットウキナーゼは、血液をサラサラにして、心筋梗塞や脳梗塞を予防する効果があると言われています。
 納豆をよりおいしく食べるには、納豆が白く、ふんわりとするまで、かき混ぜると良いそうです。こうすることで、納豆の酵素がより元気になるのです。ご飯に乗せたり、オクラやしらすなどと和えたりして、みなさんもすすんで食べましょう。

2016年11月18日金曜日

11月18日(金)




本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 照り焼きハンバーグ  ブロッコリー
 バンサンスーサラダ
 キャベツとツナの炒め煮
 りんご


 本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・人参」です。
 今日はこれからの季節においしくなる「りんご」についてお話します。みなさんは「りんご」と聞いてどんな事をイメージしますか?お通じに良いとかおとぎ話に出てくる「毒りんご」とか、色々ありますよね。りんごに多く含まれる「ペクチン」という食物繊維は、腸を掃除してくれたり、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれることは良く知られていますが実はりんごを皮のまま丸かじりすると、「眠気覚まし」の効果があるそうです。歯をかみ合わせる動作は、脳を刺激して眠気を覚ましてくれ、さらにコーヒーよりも即効性があるとも言われています。みなさんも試してみてくださいね。

2016年11月17日木曜日

11月17日(木)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 タンドリーチキン  小松菜ソテー添え
 野菜がんもとかぼちゃの煮物
 春巻き
 パイン缶詰


 本日の鯖江市産の食材は、「小松菜・もやし・人参」です。
 今日は「うま味」についてお話します。みなさんは「旨味(うまみ)」という言葉を知っていますか? 味には基本となる5つの味があります。それは「甘味」・「酸味」・「塩味(しおみ)」・「苦味」、それと「旨味」です。 旨味は日本人の科学者である、「池田 菊苗(きくなえ)」さんが湯豆腐の昆布だしをヒントに世界で初めて発見しました。旨味物質は3種類あります。昆布などに多く含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに多く含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに多く含まれる「グアニル酸」です。日本の食卓には、この旨味たっぷりの食材が使われた料理が多くあります。
 みなさんも普段の食事で何のだしを使っているか味わってみましょう。


2016年11月16日水曜日

11月16日(水)



本日の給食です
<献立>
 麻婆豆腐
 クリーミーコーンコロッケ  ボイルキャベツ  1食用中濃ソース
 大学いも
 ひじきと大豆の五目煮
 水菜のさっと煮


 本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・人参・さつま芋」、福井県産は「水菜」です。
 今日はカルシウムたっぷり「歯っぴー献立の日」です。カルシウムを豊富に含む食品の1つでもある「ひじき」や「切干大根」のような乾物についてお話しします。乾物には他の保存法にはない優れた特徴があることをみなさんは知っていますか?それは、天日乾燥することで、旨みや香り、栄養が増すということです。例えば、「生大根」と乾物となった「切り干し大根」を同じ重さで比べてみると、エネルギーは約15倍、食物繊維は約16倍、カルシウムはなんと約23倍、にもなるという結果があります。その他のビタミンやミネラル類もぐんと増し、「生大根」はより栄養価の高い食品「切り干し大根」に生まれ変わるのです。
 また乾物の中には、太陽の力で栄養素が変化する食材もあります。それはしいたけです。しいたけは紫外線を浴び「干ししいたけ」になることで独特の香りと旨みが生まれるだけでなく、エルゴスチンという成分がビタミンDに変化して、カルシウムの吸収を助ける働きをします。天日乾燥するだけで、見た目のカサは減るのに、見えないところで栄養がぐんと増えるとは、おもしろい現象ですね。今日の煮物には乾物の代表であるひじきと大豆が入っています。みなさん残さず食べましょう。

2016年11月15日火曜日

11月15日(火)



本日の給食です
<献立>
 けんちん汁
 鯖の味噌煮 
 ジャーマンポテト
 シェルマカロニサラダ
 二色なます


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・白菜」です。
 今日は、食べ物に関することわざをいくつかお話します。昔からの言い伝えやことわざは「なるほど~」と思うことが多いので参考にしてみてください。
 1つ目は「朝茶は七里(しちり)帰っても飲め」ということわざです。これは朝にお茶を飲んでいないことに気づいたら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさいという意味です。お茶は、ビタミンをいっぱい含み、利尿作用、疲労回復、解毒作用もある健康飲料です。また朝に飲むのがいいと言われるのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ましてくれるからです。
 もう一つは、「ナスと男は黒いのがいい」。これはナスも男性も色が黒いほど丈夫という意味です。ピカピカ光る紫色のからだがいかにも健康的な食品というイメージを作りあげているけど、黒いほどいいという根拠はないそうです。栄養面からは、高血圧にいい野菜とされていて、熱を通すと柔らかくなり、食べやすくなります。これに対抗して「米の飯と女は白いほうがいい」なんてことわざもあります。 みなさんも、食べ物の言い伝えやことわざを色々と探してみてはどうでしょうか。

2016年11月14日月曜日

11月14日(月)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめん汁
 白身魚の天ぷら  ごぼうと桜えびのかき揚げ
 そうめん ワカメ 錦糸玉子
 レンコンとひき肉の甘辛炒め
 大根の梅肉和え


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参」です。
 今日は先週にお話した免疫力をアップしてくれる食材以外の、変わった食材をいくつか紹介します。この中にはみなさんが苦手なものや食べた事がないものがあるかも知れませんが、いずれかは口にすると良い食材ばかりなので、覚えておいてくださいね。
 まずは、「最強の野菜」と言われる、ニンニク、ニラ、らっきょうです。これらはみんなネギ類に分類され、イオウ化合物という強い刺激臭が免疫力を高めてくれます。海外では毎日ニンニクを丸ごと1個食べる事をすすめている国もあるそうです。
 その他には、ショウガ、青じそなどの香味野菜や、バジル、ローズマリーなどのハーブ類は、少量使うだけで料理に風味を加えておいしさを増し、免疫力を高め、抗酸化力を発揮してくれます。
 このように、免疫力をアップしてくれる食材は私たちの周りにたくさんあります。 その事を意識しながら食べることで、体自身も良いものを選んで吸収してくれるので、みなさんもバランスよく食べていきましょう。
  

2016年11月11日金曜日

11月11日(金)



本日の給食です
<献立>
 ポークカレー
 プレーンオムレツ   スパゲティーソテー添え
 コールスローサラダ  1食用フレンチドレッシング
 福神漬け
 杏仁フルーツ

 本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・人参」です。
 今日は免疫力アップの食材でもある「野菜類」についてお話します。野菜をたくさん食べる人は健康で、ガンにもかかりにくいということをみなさんは知っていますか?その野菜の中でも、よく耳にするのは、ほうれん草や人参、トマトなどの色鮮やかな緑黄色野菜です。
 それに比べて、キャベツや大根、玉ねぎなどの色の薄い淡色野菜は脇役的存在です。しかし最近、淡色野菜に多く含まれているイオウ化合物には、免疫力をアップさせて、生活習慣病などの怖い病気の予防に効果があることが発見されました。野菜の種類によっては緑黄色野菜を上回る良い働きがあるそうです。
 淡色野菜も緑黄色野菜と同じくらい大切な効果があるので、すすんでたくさん食べましょう。

2016年11月10日木曜日

11月10日(木)



本日の給食です
<献立>
 さつま汁
 手作り白身フライ  ボイルキャベツ  1食用中濃ソース
 厚揚げと結び昆布の煮物
 ブロッコリーサラダ
 ほうれん草の磯辺和え


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・もやし・キャベツ・さつま芋」です。
 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主にほうれん草・厚揚げ・結び昆布に鉄分が豊富に含まれています。
 みなさんの年齢は男の子、女の子ともに、体の急激な成長により、鉄分が不足しやすくなります。そのために、毎月紹介している鉄分が豊富な食材を摂ることが大切ですが、魚や肉類、菜っ葉類は料理しなければ食べることができないので、今日は手軽にとれるおすすめの食材を紹介します。
 それは「ドライフルーツ」です。レーズンやプルーンはよくお店で見かけますが、色々な種類があります。その中でも「いちじく」が鉄分補給にはおすすめです。生のいちじくの鉄分量は100gあたり0.3mgほどですが、ドライフルーツになると1.4mgと4倍以上増えるのです。あんずも生に比べると8倍近く増えるので、みなさんも鉄分豊富なドライフルーツに挑戦してみましょう。

2016年11月9日水曜日

11月9日(水)



本日の給食です
<献立>
 もやしの中華スープ
 鶏肉の磯辺揚げ  ブロッコリーかつお和え
 青じそとツナのスパゲティ
 切干大根の旨煮
 みかん1/2個


 本日の鯖江市産の食材は、「人参・もやし・白ネギ」です。
 今日は免疫力アップの食材でもある「ネバネバ食品」についてお話します。みなさんはネバネバ食品といったら、何を思いだしますか?納豆、なめこ、オクラ、モロヘイヤなどがありますよね。実はネバネバする成分そのものに免疫力を強くする作用があります。例えば納豆は、納豆菌の発酵によって大豆に含まれる成分がパワーアップし、大豆そのものより栄養成分が消化吸収されやすい形になります。そしてネバネバする成分は血液をサラサラにしてくれて、腸内環境を整えて免疫力を高めます。これからの寒い季節は、なめこの味噌汁や、納豆などのネバネバ食品を積極的に食べていきましょう。

2016年11月8日火曜日

11月8日(火)



本日の給食です
<献立>
 大根とさつま揚げの味噌汁
 すき焼き風煮
 揚げ出し豆腐  きのこあんかけ
 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ
 キャベツのゆかり和え
 

 本日の鯖江市産の食材は、「人参・もやし・白ネギ・白菜」、福井県産は「キャベツ・えのき」です。
 今日は昨日に引き続き「免疫力をアップする食材」についてお話します。冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。
 きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2016年11月7日月曜日

11月7日(月)



本日の給食です
<献立>
 切り麩のすまし汁
 サーモンの塩焼き  揚げシュウマイ
 ホイコーロー炒め
 大根の炒り煮
 鯖江市枝豆


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・白ネギ・枝豆」、福井県産は「キャベツ」です。
 今日からは「免疫力アップする食材」についてお話しします。みなさんは毎日、牛乳以外の乳製品を積極的にとっていますか?実はヨーグルトやチーズといった乳製品に含まれている乳酸菌は免疫力をアップしてくれるのです。よくヨーグルトのテレビコマーシャルで、ビフィズス菌やヤクルト菌という言葉を耳にしませんか? これらは乳酸菌の種類で、「腸内で良いことをしてくれる生きた菌」、つまり善玉菌と呼ばれています。私たちの免疫システムは腸の近くに集まっています。ビフィズス菌を初めとする乳酸菌は、そこで悪い菌から守ってくれます。肉食中心に偏った食生活を続けていると、分解・吸収しきれないたんぱく質が大腸に送られて、有毒ガスを発生しながら分解され、腸粘膜が傷つき、色々な病気を引き起こしてしまいます。これを守るためにも、乳酸菌が必要なのです。
 市販のヨーグルトには食べるタイプと飲むタイプがありますが、効果は変わりません。また食前の空腹な時よりも食後にとるほうが、乳酸菌が元気に働いてくれるので、みなさんも積極的に取ってみましょう。

2016年11月4日金曜日

11月4日(金)



本日の給食です
<献立>
 キャベツと油揚げの味噌汁
 さんまの蒲焼き
 マカロニミートソース炒め
 ごぼうと豆のサラダ
 りんご缶詰


 本日の鯖江市産の食材は、「人参・白ネギ」、福井県産は「キャベツ」です。
 今日は「免疫力低下の原因」についてお話します。みなさんは夜遅くまで起きていたりして、不規則な生活になっていませんか?特に睡眠不足で常に体が疲れている状態だと、大量の活性酸素という悪い酸素が発生して、免疫力を低下させます。また、運動不足や体力の低下も免疫力を低下させます。そして食品添加物がたくさん入ったインスタント食品や、加工したお菓子などの食べ物からくる影響でも免疫力を低下させてしまうのです。
 このようにいくつかの原因がありますが、私たちにとってはどれも当てはまりやすいものばかりです。1番栄養を摂らなければならない成長期に、添加物たっぷりのおかしやハンバーガーばかり食べていては、病気になった時の抵抗力も弱くなります。生活習慣を変えるのは大変な事ですが、健康のために少しずつ意識していく必要があります。来週は免疫力をアップしてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。

2016年11月2日水曜日

11月2日(水)



本日の給食です
<献立>
 ワカメスープ
 鶏肉の南部焼き  もやしソテー添え
 吉川ナスフライ 中濃ソースかけ
 さつま芋サラダ   1食用マヨネーズ
 オレンジ


 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・もやし・さつま芋・吉川ナス」です。
 今日は「免疫力の仕組み」についてお話します。免疫力とは、私たちが自分を守るために本来持っている防衛機能の事をいいます。例えば大気中の細菌やウイルスが、体内に侵入してきた時に、私たちの防衛機能はそれを異物と感知すると同時に、攻撃してくれます。また、ホコリや塵(ちり)を吸ってしまうとくしゃみが出るのも、花粉症で体内に入ろうとする花粉を阻止する為に涙や鼻水が止まらなくなるのも免疫症状なのです。
 こうして体内の異常細胞の発生を細かくキャッチしてくれるおかげで、私たちの体の健康を守ってくれます。今現在、私たちを悩ます病気のほとんどは、免疫の低下や異常から来るものだと言われています。では明日はどういった事が原因で免疫力が低下してしまうのかについてお話します。

2016年11月1日火曜日

11月1日(火)


 
 11月は「食育月間」です。そのため主に鯖江市や福井県内で収穫された食材を毎日使っています。一言コメントの前に紹介しますので味わって食べましょう。

本日の給食です
<献立>
 豚汁
 おでん3種類(大根・玉子・三角こんにゃく)
 プチベーコングラタン
 ほうれん草ソテー
 イカのチリソース煮

 本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・白菜」、福井県産は「キャベツ」です。
 今年もあと2ヶ月を切りました。これからの寒い時期、体調を崩したり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。 また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合と、いつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。
 今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。
①たまに立ちくらみがする。
②下痢や便秘をしやすい。
③人ごみに出ると、のどがイガイガする。
④普段イライラしやすい。
 さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻、のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。明日は、免疫力とは何かをお話したいと思います。

2016年10月31日月曜日

10月31日(月)




本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 メンチカツ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 がんもとナスの煮物
 金平ごぼう
 ブロッコリー白ゴマ和え
 ハロウィンデザート(パンプキンプリン)

 
 今日10月31日は秋の季節のイベントとして楽しむようになった「ハロウィン」についてお話します。まずハロウィンとは、古代ヨーロッパのケルト人という民族のための、正月やお盆のような行事が起源といわれています。それが色々と変化してあらゆる国で秋の収穫祭としてお祝いするようになりました。
 ヨーロッパでは悪霊を追い払うために、カブを怖い顔になるようにくり抜いて、中に火を灯していたそうですが、アメリカに伝わると、その時期に多く収穫されるかぼちゃが使われるようになりました。
 今では子供たちがおばけや魔女の仮装をして「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)などと言って、お菓子をもらうお祭りになっています。
 今日はハロウィンデザートとしてかぼちゃのプリンが付いています。みなさんもハロウィンについて調べてみましょう。

2016年10月28日金曜日

10月28日(金)



本日の給食です
<献立>
 じゃが芋の味噌汁
 手作りエビフライ  イカリングフライ  ボイルキャベツ添え
 1食用中濃ソース
 厚揚げと大根の煮物
 ひじきとシラスのサラダ
 ミックスフルーツ


 今日はカルシウムたっぷりの「歯っぴー献立の日」です。今日の献立でカルシウムが豊富に含まれている食材は、厚揚げ・ひじき・味噌です。今日はその中でも厚揚げや豆腐や味噌などの大豆製品とカルシウムの関係についてお話しします。
 大豆製品ってそんなにカルシウムが含まれているの?と驚く人もいると思いますが、実は豆類に多く含まれているイソフラボンという成分には、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにしたり、骨量を増やす働きがあるのです。そのため、イソフラボンの摂取量が多い人は骨密度が高いという研究結果も報告されています。
 しかし、大豆を加工する間にイソフラボンが分解するため、大豆食品によって含まれている量に差がでてきます。その中でも最も含有量が多いのは、「きな粉」だそうです。牛乳に溶かして飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりと、みなさんも「きな粉」を食事に取り入れてみましょう。

2016年10月27日木曜日

10月27日(木)




本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 鶏肉のスパイス焼き
 マカロニナポリタン
 小松菜の煮浸し
 みかん缶詰


 今日は「鶏肉のスパイス焼き」に使われている、スパイスについてお話します。世界各国でのスパイスの種類や使い方は様々です。日本で和食を作るときに、使われているスパイスのほとんどは、薬味や生野菜として、いつも私たちが食べているものです。また食卓に季節感を演出するための大切なわき役でもあります。春は木の芽、生姜、ふきのとう。夏はわさび、みょうが、青じそ、にんにく。秋は柚子、すだち、わさび。冬は唐辛子、山椒(さんしょう)などが旬の香味(こうみ)です。
 このようなスパイスは、食材の味を引き出したり、食欲を増進させてくれます。みなさんも色々なスパイスに挑戦してみましょう。

10月26日(水)




本日の給食です
<献立>
 豆腐となめこの味噌汁
 鯖の塩焼き
 きのこ和風スパゲティー
 ひじきサラダ
 チキンナゲット


 今日は「なめこと大根の味噌汁」のなめこについてお話します。なめこと言えば、ヌルヌルした「ぬめり」が特徴です。この「ぬめり」は「ムチン」と言われる粘性物質で、タンパク質といくつかの多糖類が結合したものです。なめこの他に、オクラ、モロヘイヤ、里いも、長いもなどのヌルヌルする食べ物全般に多く含まれています。
 ムチンは消化管などの粘膜にくっつき、表面を保護して滑りを良くする作用があるため、消化器官では胃潰瘍や胃炎の予防・改善に効果があります。 また呼吸器官では鼻の粘膜を丈夫にして、花粉症を予防したり、カゼやインフルエンザなどの感染症にかかりにくくする効果があります。みなさん、すすんで残さず食べましょう。

2016年10月25日火曜日

10月25日(火)


本日の給食です
<献立>
 ワンタンワカメスープ
 八宝菜
 大学いも
 ほうれん草のナムル
 大豆サラダ


 今日は「大学いも」についてお話します。乱切りにしたさつま芋を油で揚げて、水あめや砂糖にからめたものを「大学いも」と言いますが、なぜこの名前がついたかみなさんは知っていますか?
 色々な説があるのですが、大正時代に東京の大学生がこれを好んで食べていたためこの名前が付いたという説や、昭和初期に東京大学の学生が学費を稼ぐためにこれを作って売ったのが名前の由来だと言われています。
 どちらにしても、食べ盛りの若い人たちが好んで食べた理由は、さつま芋の栄養価が高く、しかも油で揚げるのでエネルギー量が高く、砂糖でからめるので糖分も豊富であり、栄養価の高い食べ物なので、大人気になったのでしょうね。
 みなさんは、色々な食材を残さず食べて丈夫な身体をつくっていきましょう。


2016年10月24日月曜日

10月24日(月)



本日の給食です
<献立>
 白菜と肉団子の味噌汁
 白身魚の天ぷら  南瓜の天ぷら
 レンコンとベーコンの金平
 手作り卯の花
 チンゲン菜の和え物


 今日は「手作り卯の花」の卯の花という料理についてお話しします。実は卯の花とは「おから」のことを言うのですが、「おから」は空っぽのように聞こえるため、昔の人は縁起が悪いと考え、見た目が白くて小さく春に咲く「うのはな」に似ているため、この名前が付けられたそうです。
 卯の花は大豆からできた豆乳の搾りかすですが、大豆の良質たんぱく質やカルシウムがそのまま残っており、さらに豆乳や豆腐にはない食物繊維が豊富に含まれています。今日は油揚げと人参、糸こんにゃくが一緒に入っています。 みなさん残さず食べましょう。

2016年10月20日木曜日

10月20日(木)


本日の給食です
<献立>
 きのこのすまし汁
 エビグラタンフライ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 大野里芋とイカの煮付け
 ナスの味噌炒め
 二色なます


 今日は「イカの煮付け」にイカについてお話します。イカは世界で約450種類、日本近海でも約140種類が確認されています。みなさんが良く食べるのは、「スルメイカ」「アオリイカ」「ケンサキイカ」「ヤリイカ」などです。しかし、欧米ではタコと同様に形状が不吉なものとされており、食べる習慣がない国もあるそうです。しかし日本では昔から食べる習慣があるため、現在も世界の漁獲量の約6割を消費する世界1位のイカ消費国なのです。
 イカにはタウリンやリジンといった身体に大切な栄養素が含まれており、ビタミンD以外のビタミンがすべて含まれています。種類によってとれる時期が違うので、季節によって色々なイカを食べることができます。みなさんも、色々な種類のイカを探してみてくださいね。

2016年10月19日水曜日

10月19日(水)




本日の給食です
<献立>
 豚汁
 さんまの塩焼き  小松菜ソテー添え
 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ
 ひじきと大豆の五目煮
 オレンジ


 今日は月に1度の「アイアン献立の日」です。鉄分が豊富に含まれる主な食材は、さんま・ひじき・大豆・小松菜・豚肉です。その中でも、ひじきや大豆のような乾物(かんぶつ)についてお話しします。
 みなさんは乾物といったら何を思い出しますか?ワカメやひじきなどの海藻類や、干し椎茸、切干大根などがありますね。これらは乾燥させることで、栄養がぎゅっと濃縮され、少しの量でも多くの栄養素を補うことができます。 特にビタミンCを含む野菜と一緒に摂ることで、鉄分の吸収率は上がります。また、体内で利用されるにはたんぱく質と結合して運ばれるので、たんぱく質を多く含む魚や肉、大豆製品と一緒に摂ることが大切です。今日のひじきの煮物は、大豆と鶏肉と糸こんにゃく、人参が入っています。みなさん残さず食べましょう。

2016年10月18日火曜日

10月18日(火)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ
 鶏肉の唐揚げ  キャベツカレーソテー添え
 ラーメン ワカメ コーン
 じゃが芋の田舎煮
 蒸しシュウマイ


 今日は「蒸しシュウマイ」のシュウマイについてお話します。みなさんはシュウマイを漢字で書けますか?実は「焼く」に「売る」と書いて「焼売(しゅうまい)」と呼びます。元々中国料理の1つですが、漢字の由来は野菜や肉の売れ残りを捨てるのはもったいないので、全部まとめて団子状にして加熱して売ったのが始まりと言われています。
 今では、色んな具材を使って「えびシュウマイ」や「イカシュウマイ」、「小松菜シュウマイ」まであるそうです。また、スーパーや飲食店で出てくるシュウマイにはグリンピースがのっていることがありますよね。実はこれは日本だけの文化だそうです。50年ほど前に、シュウマイを作っている食品会社が、学校給食で出すときに子供たちを喜ばせたいという思いで、ショートケーキのイチゴに見立てて、真ん中にグリンピースをのせることにしたそうです。
 今日のシュウマイにはグリンピースはのっていませんが、みなさん残さず食べましょう。
 

2016年10月14日金曜日

10月14日(金)



本日の給食です
<献立>
 チキンカレー
 ベーコンポテトバーグ  もやしソテー添え
 海藻サラダ  1食用中華ドレッシング
 バナナ


 今日は、「バナナ」についてお話します。バナナは1本の中に、からだを動かす時のエネルギーとなる糖分、糖質や脂質の代謝を助けてくれるビタミンB群や、カリウム・マグネシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富に含まれていて、とてもバランスの良い果物です。
 バナナに含まれている糖分には、ブドウ糖・果糖・ショ糖と3種類もあり、それぞれ消化されてエネルギーに変わる早さが違うので、食べてすぐパワーの源になるのはもちろん、そのパワーが持続するのが特徴です。そのため、スポーツの前後に食べるのもお勧めです。
 バナナは日が経つと、シュガースポットと言われる茶色い斑点が出てきますが、この頃が一番の食べごろと言われています。それは、購入後1週間ほど経過したバナナを食べた人の方が、初日に食べた人より、白血球が約5倍も増加していたという研究結果から、免疫力も高まるためだと考えられています。つい、傷んだと思いがちですが、捨てたりせずに食べてくださいね。

2016年10月13日木曜日

10月13日(木)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめんだし
 手作りソースカツ  キャベツサラダ添え
 そうめん 刻みアゲ煮 ワカメ
 根菜の炒り煮
 水菜のかつお和え


 今日は奈良県の郷土料理でもある「にゅうめん」についてお話します。にゅうめんとは、「煮ためん」が変化した言葉で、ゆでたそうめんと具をしょうゆ味のだしでさっと煮たものを言います。
 そうめんは元々、中国から伝来したもので、奈良県の三輪地方が発祥の地だと言われています。山奥での冬の厳しい寒さと乾燥した気候がそうめん作りに適していたそうです。
 奈良県に観光へ行くと、昼ごはんに名産の柿の葉寿司と一緒ににゅうめんが出てくるお店が多いようです。今日は温かいおダシに具材を入れて、汁まで残さず食べましょう。

2016年10月7日金曜日

10月6日(木)



本日の給食です
<献立>
 麻婆豆腐
 カレーコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 笹かまぼこと三角こんにゃくの煮物
 ごぼうと水菜のサラダ
 グレープフルーツ


 今日は「麻婆豆腐(マーボドウフ)」の名前の由来についてお話します。昔、中国四川省(しせんしょう)に陳(ちん)さんというお婆さんがいて、安くて美味しい豆腐を作っていました。その豆腐を使った料理がとても美味しく、たちまち村で評判になりました。この料理を作ったお婆さんの顔には、中国語では「マーズ」と言われる、小さなくぼみがたくさんあり、お婆さん自身が、麻婆(マーボー)と呼ばれていたのです。そのお婆さんが作った豆腐料理という事で、マーボー豆腐と言われるようになったそうです。
 今日は豚ひき肉・鶏ひき肉・玉葱・人参が入っています。残さず食べましょう。

10月5日(水)



本日の給食です
<献立>
 野菜コンソメスープ
 鶏肉の照り焼き  小松菜ソテー添え
 プチベーコングラタン
 切干大根の旨煮
 もやしのゆかり和え


 今日は「もやしのゆかり和え」のゆかりについてお話します。みなさんは「ゆかり」という商品を知っていますか?ある食品会社が1970年に発売したふりかけですが、呼び名には由来があるのです。平安時代に作られた、古今和歌集の一首で、「ご縁(えん)」のあるものを、「ゆかり」のあるものとして、むらさき草についてうたわれているところから、「ゆかり(縁)の色」は、「紫色」を言うようになりました。それを赤しそを使った商品が紫色であることと、皆様との「ご縁」を大切にしたいとの思いから、「ゆかり」と命名したそうです。
 原料となる「赤しそ」はα-リノレン酸という必須脂肪酸が含まれ、 ガンやアレルギーを予防する効果があると言われています。また、しその香りの成分、 ペリルアルデヒドには、強い防腐作用があり、食中毒を防いでくれます。
 今日はさっと茹でたもやしときゅうりにゆかりを和えてあります。みなさん残さず食べましょう。

2016年10月4日火曜日

10月4日(火)



本日の給食です
<献立>
 じゃが芋とさつま揚げの味噌汁
 豚肉と野菜の生姜炒め
 枝豆がんもと結び昆布の煮物
 春巻き
 ほうれん草の磯辺和え


 今日は「ほうれん草の磯辺和え」のほうれん草についてお話します。ほうれん草は緑黄色野菜の代表といわれるほど栄養価が高く、とくにカロテンやビタミンC,鉄分を多く含んでいます。カロテンは抗酸化作用があるといわれ、がん予防に効果が期待できるほか、動脈硬化を防ぐ作用もあるとされています。また、カロテンとビタミンCの相乗効果で、肌荒れの防止や風邪予防にも効果があります。
 しかし、ほうれん草には「あく」の成分であるシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸は大量に摂取すると体内でミネラルと結びついて結石(けっせき)と言う怖い病気を引き起こす石を作る原因となりますが、ゆでたり炒めると、水に溶け出すので心配ありません。
 ほうれん草は1年中出回っていますが、旬の時期はこれからの寒い時期です。冬の寒さの影響で、緑色の濃さが増し、栄養価がグンと高くなります。みなさん、積極的に食べるようにしましょう。

10月3日(月)



本日は給食です
<献立>
 切り麩とワカメのすまし汁
 鯖の味噌煮  大根の煮付け
 ビーフンの五目炒め
 ブロッコリーサラダ
 杏仁みかん


 今日は「鯖の味噌煮」についてお話します。鯖を食べるとしたら、塩焼きや煮付けにすることが多いですが、特に味噌煮は、鯖と味噌の組み合わせは、血液をサラサラにする効果がとても高く、心筋梗塞などの生活習慣病予防にはもってこいの食べ合わせです。
 その理由は鯖の脂身に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、そして、味噌の原料である大豆に含まれるリノール酸のおかげなのです。ともに不飽和脂肪酸の一種で、体内の悪玉コレステロールを回収し、血栓を予防する働きがあります。さらに効果を良くする食材は、生姜です。生姜の辛み成分「ジンゲロール」は、血行を促進し、自律神経を活性化して脂肪を燃焼する効果もあり、味噌と共に魚臭さを取り除いてくれます。
 今日の鯖の味噌煮には生姜も入っており、食べやすくなっています。みなさん残さず食べましょう。



2016年9月30日金曜日

9月30日(金)



本日の給食です
<献立>
 豆腐とワカメの味噌汁
 手作り白身フライ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 こんにゃくの炒り煮
 シェルマカロニサラダ
 小松菜のゴマ和え

 今日はカルシウムたっぷりの歯ッピー献立の日です。主に小松菜、豆腐、ワカメに多く含まれています。
 今日はカルシウムが、なぜそんなに必要なのか、カルシウムの役割についてお話しします。カルシウムというと「骨」を連想する方が多いと思いますが、実は脳細胞や神経細胞が働くためにも、血中のカルシウムが重要な役割を果たしています。また、筋肉を動かしたり、物を見たり、情報を伝達したりするときにもカルシウムが必要です。カルシウムは人間の体を動かすバッテリーのようなものなのです。体内には60兆個もの細胞がありますが、そのすべてを動かすためにカルシウムが使われているのです。
 一生のうちで一番骨が成長するのは、男子は特に中学生時代、女子は小学校高学年の頃から始まっています。この時期には、年間で平均11%くらい骨密度が上がるので、骨を丈夫にするために、カルシウムをたくさん取って、しっかり運動しましょう。