2016年2月26日金曜日

2月26日(金)



本日の給食です
<献立>
 麻婆豆腐
 野菜コロッケ  ボイルキャベツ  1食用中濃ソース
 大野里芋とちくわの煮物
 ほうれん草のスクランブルエッグ
 りんご缶詰


 今日は体を温めてくれる食事についての大切なポイントを3つお話します。
 まず1つ目は、「白より赤・茶・黒!」です。これは色の濃い食品は体を温めてくれるので、すすんで食べましょうという意味です。砂糖より黒糖、白米より玄米、うどんよりそばを食べた方が体を温めてくれます。
 2つ目は、「軟らかいより固い!」です。これは軟らかい食べ物より固い食べ物の方が体を温めてくれるという意味です。パンより米、まんじゅうよりもせんべい、葉野菜より根菜類がおすすめです。
 そして3つ目は、「笑顔で楽しく感謝して!」です。これはもうみなさんは出来ていますよね。食事の時間はみんなと笑顔で楽しく食べることで、消化も良くなり体もポカポカしてきます。また、色んな人たちが給食に関わっていることを忘れずに残さず食べることで、バランスよく栄養を吸収することが出来ます。
 これらの事に気をつけて、病気を吹き飛ばす身体を作っていきましょう。

2016年2月25日木曜日

2月25日(木)



本日の給食です
<献立>
 ワカメスープ
 肉団子の酢豚風
 イカと大根の煮物
 春巻き
 バンサンスー


 今日は体温の変化と学力にも深いつながりがあるということで、「体温とテストの点数の関係」についてお話します。
 みなさんは毎日、朝ご飯をしっかり食べていますか?実は朝食を食べているかいないかでテストの成績も大きく変わってくるのです。ではなぜ朝食を食べないと成績が下がるのでしょうか?
その理由の1つに、朝食を満足に食べないのは、夜型人間に多いということがあります。朝型人間と夜型人間には体温変動の違いがあり、朝型人間は起床時の体温が比較的高く、午前中早い時間に急速に体温が上がります。そのため、朝から頭の回転が良く、前日に理解した事や暗記した事を思い出しやすくなります。しかし夜型人間は起床時の体温が低く、午前中の体温は低いままで、昼近くになってようやくエンジンがかかり、またその日の夜半まで体温は高くて眠れなくなってしまうのです。そのため、せっかく勉強したことを思い出すのに時間がかかり、テストの時間に実力を発揮できなくなってしまうのです。
 早寝早起きをする!朝ごはんをしっかりたべる!まずはこれをきちんと守ればテストの点数も変わってくるはずです。 もう一度今までの生活のリズムを見直してみましょう。

2016年2月24日水曜日

2月24日(水)



本日の給食です
<献立>
 大根とさつま揚げの味噌汁
 豚肉と野菜の生姜炒め
 揚げ出し豆腐  おろしあんかけ
 さつま芋のサラダ  1食用マヨネーズ
 インゲンのゴマ和え


 今日は昨日に引き続き、低体温と食事の関係についてお話します。
 体温を生み出すのに重要なことが2つあるのですが、みなさんは分かりますか? 実は運動と食事なのです。筋肉を動かして運動をすると身体が熱くなりますが、これは骨格筋の運動が熱を発生させているからです。1日の熱生産量の50~60%は、骨格筋による代謝だと言われています。
 また、特に熱い料理や辛い物を食べたわけでもないのに、食後に体がポカポカした経験がありますよね。これは食べ物を咀嚼(そしゃく)し、消化、吸収する過程で体温が上昇するからなのです。体温を生み出すには運動や入浴なども効果的ですが、大切な脳へのエネルギー補給は食事でなければできません。 明日は「体温とテストの点数の関係??」についてお話します。
  

2016年2月23日火曜日

2月23日(火)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ
 鶏肉の唐揚げ(カレー味)  キャベツサラダ添え
 ラーメン なると ワカメ
 じゃが芋の田舎煮
 大根のゆかり和え


 今日はなぜ普段の体温が低くなってしまうか、その原因についてお話します。みなさんは夜遅くまで起きていて寝不足になったり、朝ごはんを食べない日が続いたり、テレビを見たりゲームをする時間が増えて運動不足になっていませんか?
 実はこれらの生活習慣の乱れや睡眠リズムのずれによって、自律神経の働きがうまく機能しなくなり、それまで反射的に行われてきた体温調整ができにくくなります。 また白砂糖がたくさん入った甘いお菓子や、食品添加物が含まれるインスタント食品も体温を下げる食品といわれているので、みなさんも普段の食生活を見直してみましょう。
 明日は体温を生み出すために重要な2つのポイントをお話します。

2016年2月22日月曜日

2月22日(月)



本日の給食です
<献立>
 切り麩とワカメの味噌汁
 鯖の塩焼き  さつま芋の天ぷら
 マカロニミートソース炒め
 ブロッコリーサラダ
 みかん缶詰


 みなさんは普段、体温はどれくらいありますか?ちゃんと36度以上はありますか? 実は36度未満は「低体温」と言われ、体温が低いとカラダに色んなトラブルが起きてきます。
 人の体温は朝が一番低く、午後から夕方にかけて高くなるという変動を繰り返し、その変動幅は1℃以内が普通と言われています。また、日ごろからの食事の内容によっても変化するのです。
 今日から1週間、体温と食事の関係についてお話します。みなさんも一緒に体温について考えてみましょう。

2016年2月19日金曜日

2月19日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 カレーコロッケ  ブロッコリー添え  1食用中濃ソース
 コールスローサラダ
 切干大根の旨煮
 ナタデココフルーツ


 今日は花粉症にならないために、なっている人は症状を抑えてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。
 1つ目はヨーグルトです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、悪玉菌の増殖を抑えて善玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを整えてくれます。腸が元気になると、免疫力もアップして、花粉症の症状を和らげてくれます。
 その他には鯖やイワシなどの青魚です。これらに多く含まれているEPAやDHAは免疫力の働きを正常にしてアレルギー症状を抑える働きがあります。また、鯛などの白身魚に多い良質のたんぱく質にも免疫機能を正常に保つ働きがあるのですすんで食べましょう。
 そして普段飲んでいる緑茶に含まれるカテキンにも、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンを防ぐ働きがあります。
 このように少しでも体質の改善につながるように、アレルギー症状を抑え、免疫力を整えるといわれる食材を普段の食事からとり入れてみましょう。もちろんこれらに偏ることなく、バランスのとれた食事をしていくことも大切です。


2016年2月18日木曜日

2月18日(木)



本日の給食です
<献立>
 うどんのだし
 白身魚の天ぷら  ごぼうのかき揚げ
 うどん  かまぼこ  ワカメ
 厚揚げと白菜の煮物
 チンゲン菜のナムル


 今日は、「花粉症にかかりにくくする食生活」についてお話します。
 一番大切なのは、アレルギー反応を起こさない抵抗力のある身体をつくる事です。ただし、あまり神経質になりすぎると、ストレスもアレルギーの原因の一つと考えられているので、いくつかポイントをあげてみましょう。
 まずは季節に合った野菜などで食物繊維をたっぷり摂りましょう。ただし、生野菜は、思ったより量が食べられず、食べ過ぎると体を冷やしやすいので、温野菜を積極的に食べましょう。免疫力を高めるビタミンやミネラルを摂ることができます。
 また、白砂糖でできたクッキーやケーキなどの洋菓子、炭酸飲料や清涼飲料水などは炎症反応を強くする作用があるので、できるだけ摂りすぎないようにしましょう。そして、身体を温めてくれる食材を食べましょう。穀類ではもち米、とうもろこし、イモ類ではじゃが芋、さつま芋、野菜類では大根、人参、玉葱、カボチャがおすすめです。
 このようにバランスよく色々な食材をたべて身体のリズムを壊さないようにしましょう。


2016年2月17日水曜日

2月17日(水)



本日の給食です
<献立>
 豆腐となめこの味噌汁
 鶏肉の南部焼き   キャベツソテー添え
 さつま揚げの金平
 ツイストマカロニサラダ
 オレンジ


 これからの季節、暖かくなり花粉がちらほら飛び始め、花粉症で大変な人も多いのではないでしょうか。 花粉症になっていない人は予防するためにも、この3日間は、「花粉症のしくみ」や、「対策の食材」についてお話したいと思います。
 花粉症は、からだに侵入した花粉を敵だと認識して、その敵に対応する反応が過敏な体質の人に起こります。特にアレルギー体質の人は、花粉を体内に取り込んだ時につくられる反応物質が徐々に蓄積されます。そしてある量に達すると、「花粉症」としてアレルギー症状が現れるようになります。そのため、今までは花粉症でなかった人でも、ある年から急に症状がでてきます。また、生活習慣や住環境、食生活などによっても起こりやすく、昔に比べて花粉の量も増えています。排気ガスなどに含まれる物質も花粉症を引き起こすそうです。  明日は花粉症にかかりにくくする食生活についてお話します。


2016年2月16日火曜日

2月16日(火)



本日の給食です
<献立>
 豚汁
 鯖の味噌煮  大根の煮付け添え
 ひじきとじゃが芋の炒り煮
 ほうれん草のゴマ和え
 肉団子のケチャップ煮


 今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主に豚肉・鯖・ひじき・ほうれん草に多く含まれています。
 今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのか、いくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。
 また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。

2016年2月15日月曜日

2月15日(月)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 たっぷりベーコンフライ  インゲンソテー添え
 大根の炒り煮
 ごぼうサラダ
 小松菜のかつお和え


 今日は「ごぼうサラダ」に入っているツナについてお話します。
 最近ではサラダやサンドイッチはもちろん、おにぎりやお寿司、さらに炒めものや煮物、和え物など、さまざまな料理に使われるツナですが、日本で初めてツナ缶が作られたのは昭和4年だそうです。
 静岡県の食品会社がアメリカへの輸出用に製造したのが最初で、その後昭和33年に「はごろもフーズ」という食品製造会社が「シーチキン」と名付けることで有名になりました。ツナ缶といえば誰もが「シーチキン」の名を思い浮かべると思いますが、これはツナ缶の総称ではなく商品名なのです。また、シーチキンという名前は、ツナが蒸した鶏肉にそっくりだったことが由来になっているそうです。
 ツナ缶には主にマグロやカツオが使われており、缶詰に加工される過程で、これらの栄養成分は失われることなく、ほぼそのまま入っています。なので、脳の働きに作用して記憶力の向上するDHAや、血液をサラサラにしてくれるEPAがたくさん含まれているので、みなさん残さず食べましょう。  

2016年2月12日金曜日

2月12日(金)



本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 鶏肉の唐揚げ
 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング
 ブロッコリーマカロニソテー
 パイン缶詰


 あさって14日はバレンタインデーです。この日に欠かせないのはチョコレートですよね。実はチョコレートやココアには色々な効果があります。それをいくつか紹介したいと思います。
 まずチョコレートとココアの違いは何か知っていますか?原材料は共にカカオですが、カカオ豆をすりつぶして、砂糖などと一緒に油分を加えて、よく練り上げて固めたものをチョコレートといいます。その加工の途中でカカオ豆に含まれる油分を取り除いて、粉状にしたものをココアといいます。
 どちらにも食物繊維や、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルがバランスよく含まれています。しかもカカオポリフェノールと呼ばれる、活性酸素から体を守ってくれる抗酸化物質も含まれています。抗酸化物質は、動脈硬化を防ぎ血液をサラサラにしたり、ガン細胞の増殖を抑えてくれます。
 しかし、チョコレートには糖質や脂質が多く含まれているので、いつでも好きなだけ食べるのではなく、食べるタイミングを心がけたり、脂質分の少ないココアにしてみたり、効率よく摂取しましょう。

2016年2月10日水曜日

2月10日(水)



本日の給食です
<献立> 
 コーンスープ
 手作りチキンカツ ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 ハートオムレツ チリソースかけ
 ポテトサラダ
 切干大根の炒り煮


 今日はレンコンについてお話します。
 レンコンのおいしい時期は11月から3月の寒い時期と言われており、でんぷんやムチン質という粘り気の成分が豊富に含まれており、ビタミンCはみかんの1.5倍、大根の3.7倍も含まれています。ビタミンCは熱に弱いので、生の野菜以外は摂りにくいのですが、レンコンはでんぷん質が多いため、加熱してもビタミンCは残りやすいのが特徴です。また野菜としては珍しいビタミンB12が豊富で、貧血を予防し、肝臓の働きを助けてくれます。
 レンコンを食用としているのは日本、中国など少数の国々だけです。日本では穴があいているので「見通しがきく」というところから、縁起がよい野菜としておせち料理には欠かせない野菜の一つです。

2016年2月9日火曜日

2月9日(火)



本日の給食です
<献立>
 具たくさん味噌汁
 鮭のスパイス焼き  インゲンソテー添え
 ナポリタンスパゲティー
 大豆とさつま芋のゴマからめ
 手作り卯の花

 今日は「具たくさん味噌汁」に入っているさつま揚げについてお話しします。
 さつま揚げは魚肉のすり身を成型して油で揚げたものです。1846年に今でいう沖縄、琉球から伝わったと言われています。 琉球には「チキアーギ」と呼ばれる魚肉のすり身を油で揚げた食べ物がありました。それを薩摩に持ち帰り、独特の製法で造り上げたのがさつまあげのはじまりと言われています。
 今では、地域によって人参やゴボウなどが入っていたりして、色んな種類が楽しめます。栄養面ではカルシウムやビタミンB12が豊富に含まれています。 ビタミンB12は神経系の働きを正常にしてくれて記憶力や集中力の低下を防いでくれるので、みなさん、残さず食べましょう。

2016年2月8日月曜日

2月8日(月)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 メンチカツ  ソース焼きそば添え
 がんもと結び昆布の煮物
 金平ごぼう
 小松菜のしらす和え



 今日は「小松菜のしらす和え」に入っている椎茸についてお話しします。
 みなさん、椎茸は好きですか?臭いや食感が苦手だという人もいると思います。しかし、椎茸には大切な栄養がたくさん含まれているのです。
 まずは、「エリタデニン」という成分です。これは血中のコレステロール量を低下させる作用があり、動脈硬化などの恐ろしい病気の予防が期待されます。
 そして、「ベータ―Dグルカン」は免疫力を高める効果があると言われています。 また日光に当てたり、乾燥させることでビタミンDやうま味成分であるグアニル酸が何倍にも増えるのです。
 「うがい・手洗い・しいたけ」というほど風邪やインフルエンザ予防にも効果があるので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2016年2月5日金曜日

2月5日(金)



本日の給食です
<献立>
 きのこのすまし汁
 鶏肉の照り焼き  ほうれん草ソテー添え
 絹厚揚げと三角こんにゃくの煮物
 ちくわの2色揚げ(カレー・青のり)
 大豆サラダ


 今日は栄養面から見る、「トンカツなどの揚げ物に対しての誤解」についてお話します。
 みなさんは、次の日の試験や部活の試合に備えて、「勝つ!」ということでトンカツを夕食に食べることがありますよね。しかし、実は大切な日の前日の夜にトンカツなどの揚げ物を食べることはオススメできません。その理由は、普段は脂っこいものを食べても平気だとしても、受験や試合を目前にして、緊張や不安があるため、消化や吸収の能力が下がっています。その鈍った胃袋に消化吸収しにくい揚げ物が入ると、余計に胃腸に負担をかけてしまい、夜の眠りを妨げてしまうのです。 
 しかし、豚肉に含まれているビタミンB1は、受験生にとってエネルギーを効率よく生み出すために欠かせない大切な栄養素です。エネルギー源となる糖質である炭水化物をいっぱい取っても、ビタミンB1が足りないと糖質をうまくエネルギーに変換できません。
 もし前日に豚肉を食べるとしたら、身体を温めて免疫力を高めてくれる生姜をおろして炒めた「豚肉の生姜焼き」がおすすめです。
 

 

2月4日(木)




本日の給食です
<献立>
 ワンタンスープ 
 手作り白身フライ ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 高野豆腐の玉子とじ
 じゃが芋のペペロンチーノ炒め
 りんご


 今日2月4日は「立春の日」です。大寒の1月20日から立春までは、一年のうちで最も寒い季節であり、まだまだ冬真っ只中ですが、立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、日中の日差しに春の気配を感じ取ることができます。
 また「節分の日」というのは、もともと季節の変わり目をあらわす立春、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)のそれぞれの前日を言い、年に4回あります。しかし、現在では立春の前日のみを「節分の日」と呼ぶようになりました。2月3日にお話したように、節分の夜には豆をまき、悪魔払い(あくまばらい)をします。
 これからの季節、少しずつ新しい芽が出てきて、ふきのとうや菜の花、新キャベツがおいしくなります。みなさんも春の食材を探してみてくださいね。



2016年2月3日水曜日

2月3日(水)



本日の給食です
<献立>
 じゃが芋の味噌汁
 おでん3種類(大根・丸天・ウインナー)
 もやしとエビのカレー炒め
 ソース豚串カツ
 水菜の白和え
 福豆


 今日2月3日は「節分」です。節分といえば“豆まき”ですが、主に西日本ではイワシを食べる習慣があります。これは、邪気を払うためにイワシの頭を門口にさした習慣に由来しているといいます。柊(ひいらぎ)の針で鬼の眼を刺し、イワシを焼く激しい煙と臭いで邪気を追い払います。「イワシの頭も信心から」と言って、「イワシの頭のようなつまらないものでも信仰の対象にしている人には、尊い神仏と同じように思われる」という、ことわざもこの風習からきているそうです。
 季節の節目にイワシを食べ、豆を食べるという日本に残る伝統行事は、先人の健やかに暮らすための教えなので、みなさんもすすんで豆やイワシをたべるようにしましょう。

2016年2月2日火曜日

2月2日(火)




本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 エビグラタンフライ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 大根と小松菜のそぼろあんかけ
 塩焼きそば
 ひじきサラダ


 今日は月に1度のカルシウムがたっぷりな「歯っぴー献立の日」です。
 主に打ち豆・小松菜・ひじきに多く含まれています。
 カルシウムが不足すると「骨粗鬆症」という恐ろしい病気になりやすいことは、みなさんは知っていると思います。実は今の中学生は40年前の中学生に比べて、骨折になる人の割合が2.5倍も増えているそうです。骨量は小学校の高学年から20歳頃までの成長期に一気に増えると言われています。骨密度が最も増加する今の時期に、きちんと栄養を摂り、運動をすることで骨を育てないと、40代から50代にかけて「骨粗鬆症」を発症しやすくなるのです。
 「骨粗鬆症」になってから、骨に良いものを食べたり、骨を強くする運動を行っても完全に治ることはもうないので、普段からカルシウムを多く含む乳製品や大豆製品、それらの吸収を助ける野菜や海藻類を食べて、心がけていきましょう。

2月1日(月)



本日の給食です
<献立>
 コンソメスープ
 ハンバーグ トマトソースかけ  スパゲティーソテー添え
 ジャーマンポテト
 レンコンサラダ
 小女子の佃煮


 みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?春はもうすぐですが、今まで食べてきた野菜を振り返ってみましょう。
 まず、れんこん・大根・人参・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
 そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。 みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。