2017年10月31日火曜日

10月31日(火)





本日の献立です
<献立>
 にゅうめん汁
 とり天 
 かぼちゃの天ぷら
 そうめん 刻みアゲ煮 ほうれん草
 レンコンのそぼろ炒め煮
 ひじきの彩りナムル
  
 今日10月31日は秋の季節のイベントとして楽しむようになった「ハロウィン」についてお話します。
 まずハロウィンとは、古代ヨーロッパのケルト人という民族のための、正月やお盆のような行事が起源といわれています。それが色々と変化してあらゆる国で秋の収穫祭としてお祝いするようになりました。
 ヨーロッパでは悪霊を追い払うために、カブを怖い顔になるようにくり抜いて、中に火を灯していたそうですが、アメリカに伝わると、その時期に多く収穫されるかぼちゃが使われるようになりました。
 今では子供たちがおばけや魔女の仮装をして「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)などと言って、お菓子をもらうお祭りになっています。
 

2017年10月30日月曜日

10月30日(月)




本日の献立です
<献立>
 ワカメスープ
 照り焼き豆腐ハンバーグ ブロッコリーソテー添え
 ジャーマンポテト風炒め
 ごぼうとキャベツのサラダ
 みかんナタデココ

 今日は「うま味」についてお話します。みなさんは「旨味(うまみ)」という言葉を知っていますか?  味には基本となる5つの味があります。それは「甘味」・「酸味」・「塩味(しおみ)」・「苦味」、それと「旨味」です。 
 旨味は日本人の科学者である、「池田 菊苗(きくなえ)」さんが湯豆腐の昆布だしをヒントに世界で初めて発見しました。旨味物質は3種類あります。昆布などに多く含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに多く含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに多く含まれる「グアニル酸」です。日本の食卓には、この旨味たっぷりの食材が使われた料理が多くあります。
 みなさんも普段の食事で何のだしを使っているか味わってみましょう。


2017年10月27日金曜日

10月27日(金)




本日の献立です
<献立>
 コーンスープ
 たっぷりベーコンフライ
 キャベツツナソテー
 絹厚揚げと結び昆布の煮物
 大豆サラダ 
 バナナ

  今日は「キャベツツナソテー」に入っているツナについてお話します。
  最近ではサラダやサンドイッチはもちろん、おにぎりやお寿司、さらに炒めものや煮物、和え物 など、さまざまな料理に使われるツナですが、日本で初めてツナ缶が作られたのは昭和4年だそうです。
 静岡県の食品会社がアメリカへの輸出用に製造したのが最初で、その後昭和33年に「はごろもフーズ」という食品製造会社が「シーチキン」と名付けることで有名になりました。ツナ缶といえば誰もが「シーチキン」の名を思い浮かべると思いますが、これはツナ缶の総称ではなく商品名なのです。また、シーチキンという名前は、ツナが蒸した鶏肉にそっくりだったことが由来になっているそうです。
 ツナ缶には主にマグロやカツオが使われており、缶詰に加工される過程で、これらの栄養成分は失われることなく、ほぼそのまま入っています。なので、脳の働きに作用して記憶力の向上するDHAや、血液をサラサラにしてくれるEPAがたくさん含まれているので、みなさん残さず食べましょう。   

2017年10月26日木曜日

10月26日(水)




本日の献立です
<献立>
 もやしとさつま揚げの味噌汁
 鶏肉のスパイス焼き
 粉ふきいも
 プチベーコングラタン
 切干大根の旨煮
 小松菜の磯辺和え

  今日は「鶏肉のスパイス焼き」に使われている、スパイスについてお話します。
 世界各国でのスパイスの種類や使い方は様々です。日本で和食を作るときに、使われているスパイスのほとんどは、薬味や生野菜として、いつも私たちが食べているものです。また食卓に季節感を演出するための大切なわき役でもあります。春は木の芽、生姜、ふきのとう。夏はわさび、みょうが、青じそ、にんにく。秋は柚子、すだち、わさび。冬は唐辛子、山椒(さんしょう)などが旬の香味(こうみ)です。
 このようなスパイスは、食材の味を引き出したり、食欲を増進させてくれます。みなさんも色々なスパイスに挑戦してみましょう。

2017年10月25日水曜日

10月25日(水)




本日の献立です
<献立>
 豚汁
 おでん3種類(大根・がんも・ちくわ)
 ソース焼きそば
 大学いも
  キャベツのゆかり和え



  今日は「大学いも」についてお話します。
 乱切りにしたさつま芋を油で揚げて、水あめや砂糖にからめたものを「大学いも」と言いますが、        なぜこの名前がついたかみなさんは知っていますか?
 色々な説があるのですが、大正時代に東京の大学生がこれを好んで食べていたためこの名前が付いたという説や、昭和初期に東京大学の学生が学費を稼ぐためにこれを作って売ったのが名前の由来だと言われています。
 どちらにしても、食べ盛りの若い人たちが好んで食べた理由は、さつま芋の栄養価が高く、しかも油で揚げるのでエネルギー量が高く、砂糖でからめるので糖分も豊富であり、栄養価の高い食べ物なので、大人気になったのでしょうね。
 みなさんは、色々な食材を残さず食べて丈夫な身体をつくっていきましょう。

 

2017年10月23日月曜日

10月23日(月)




本日の献立です
<献立>
 ミネストローネ
 野菜コロッケ ボイルキャベツ添え
 大根のオニオンドレッシングサラダ
 金平ごぼう
 大豆とひき肉のカレー炒め
  

 今日は「大根のオニオンドレッシングサラダ」に使われている玉ねぎの効果についてお話します。
 玉ねぎには独特のツンとした香りや辛みがあります。また皮をむいたときや包丁で切ったときに  涙がでますよね。これらはイオウ化合物と呼ばれる成分が原因で、硫化アリルや硫化プロピルというものです。しかしこれらの成分は私たちに大切な効果をもたらしてくれます。
まず、硫化アリルは、消化液の分泌を促して代謝を促進させてくれます。玉ねぎがダイエットにもよいと言われているのは、この代謝促進効果のおかげです。また、ビタミンB1の吸収を助けて疲労回復に役立ち、胃液分泌を促して消化を助けます。そして辛味成分である硫化プロピルは、糖の代謝を促進し、血糖値の上昇を抑える効果があり、糖尿病や高血圧などの予防に効果があるといわれます。
このように、玉ねぎには色々な栄養が含まれているので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2017年10月20日金曜日

10月20日(金)



本日の献立です
<献立>
 クリームシチュー
 プレーンオムレツ ケチャップマカロニソテー添え
 しらたきとさつま揚げの金平
 キャベツサラダ
 りんご


  今日はこれからの季節においしくなる「りんご」についてお話します。みなさんは「りんご」と聞いてどんな事をイメージしますか?お通じに良いとかおとぎ話に出てくる「毒りんご」とか、色々ありますよね。
  りんごに多く含まれる「ペクチン」という食物繊維は、腸を掃除してくれたり、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれることは良く知られていますが実はりんごを皮のまま丸かじりすると、「眠気覚まし」の効果があるそうです。歯をかみ合わせる動作は、脳を刺激して眠気を覚ましてくれ、さらにコーヒーよりも即効性があるとも言われています。みなさんも試してみてくださいね。

2017年10月19日木曜日

10月19日(木)



本日の給食です
<献立> 
 さつま汁
 サクサクコーンコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 高野豆腐の玉子とじ
 もやしとひき肉のカレーソテー
 小松菜の白ゴマ和え


 今日はカルシウムたっぷり「歯っぴー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、サイコロ高野豆腐・小松菜・白ゴマです。
 カルシウムを豊富に含む食品の1つでもある「高野豆腐」や「ひじき」や「切干大根」のような乾物には、他の保存法にはない優れた特徴があることをみなさんは知っていますか?それは、天日乾燥することで、旨みや香り、栄養が増すということです。例えば、「生大根」と乾物となった「切り干し大根」を同じ重さで比べてみると、エネルギーは約15倍、食物繊維は約16倍、カルシウムはなんと約23倍、にもなるという結果があります。その他のビタミンやミネラル類もぐんと増し、「生大根」はより栄養価の高い食品「切り干し大根」に生まれ変わるのです。
 天日乾燥するだけで、見た目のカサは減るのに、見えないところで栄養がぐんと増えるとは、おもしろい現象ですね。今日の「玉子とじ」には高野豆腐が入っています。みなさん残さず食べましょう。

2017年10月18日水曜日

10月18日(水)


本日の献立です
<献立>
 なめこと麩のすまし汁
 鯖の味噌煮  
 大野里芋と丸天の煮物
 切干大根サラダ
 チキンナゲット


 今日はこれからの時期が旬の「里芋」についてお話します。里芋にはビタミンB1、B2が豊富に含まれており、血管の余分なカルシウムを取り除いてくれます。また、心臓の筋肉の活動を促進させるカリウムは、芋類の中では多く含まれています。
 里芋をむいたときの独特のぬめりは、ムチンという成分によるものです。ムチンは体内でグルクロン酸を作り出して、肝臓や腎臓を丈夫にし、胃や腸の調子を良くしてくれます。
 今日の里芋は大野市で作られたものです。大野の里芋は煮崩れにくく、歯ごたえや粘りが良く、全国的にも有名です。みなさん味わって食べましょう。


2017年10月17日火曜日

10月17日(火)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ
 酢鶏
 ラーメン・ワカメ・なると
 ほうれん草のナムル
 パイン缶詰


 今日はラーメンの具材としてよく使われる「なると」についてお話します。 なるとは魚のすり身から出来ており、断面が渦巻き模様のかまぼこの一種です。徳島県の鳴門海峡の渦潮にちなんで名づけられたそうです。しかし、全国生産高の約70%を静岡県で生産しているそうです。
 なるとの原材料である魚の種類は、スケトウダラ、シログチ、イトヨリダイなどが多く、これらを卵白や食塩などと混ぜて、成型器に入れ、特殊な渦巻き模様を作り出します。
 切り口には、一般ではひらがなの「の」の字が描かれていますが、北海道では「つ」の文字をしたなるとがあるそうです。蒸しかまぼこと同じように、白身魚の栄養特徴を持つため、たんぱく質を多く含み、脂質は少ない食品です。
 今日のラーメンのもう一つの具のワカメは徳島県鳴門市で獲れたものなので、合わせてスープに入れて残さず食べましょう。

2017年10月16日月曜日

10月16日(月)



本日の給食です
<献立>
 白菜と油揚げの味噌汁
 メンチカツ ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 青じそとツナのスパゲティ
 ひじきと大根の炒り煮
 チンゲン菜の彩り和え


 今日は「白菜と油揚げの味噌汁」に入っている白菜についてお話します。白菜の栄養成分は、キャベツと似ていますが、キャベツに比べて甘みが少ない分、カロリーが少ないのが特徴です。しかし、バランスよく各栄養素を含み白菜1枚中のビタミンCは、みかん1個と同じ量を含んでいます。しかもカルシウムは、牛乳50ml相当もあるそうです。また食事で大量に摂ってしまった塩分を、体外に排泄してくれるカリウムも多く含んでいます。そのため、白菜には風邪の予防効果や、美肌効果、便秘の改善する効果が期待できます。
 これからの季節、甘みが増して繊維もやわらかくなります。みなさん、すすんで食べるようにしましょう。

2017年10月12日木曜日

10月12日(木)



本日の給食です
<献立>
 おつゆ麩と大根の味噌汁
 さんまの塩焼き  手作り野菜かき揚げ
 じゃが芋のそぼろ煮
 キャベツソテー
 オレンジ


 今日は「手作り野菜かき揚げ」に入っている小エビについてお話します。小エビとは体長10cmくらいまでの小さなエビの事をいいます。種類はたくさんありますが、日本で多く食べられているのは、主に素干しにしたサクラエビです。明治時代に、駿河湾でアジ漁に出た漁師が、網に浮きを付け忘れて漁を行ったところ、引き上げた網にびっしりと小エビがついていたことが始まりだそうです。
 小エビには、動脈硬化や便秘予防効果のあるアスタキサンチンキチンや不飽和脂肪酸が含まれています。また、疲労回復効果のあるタウリンなど魚介類特有の栄養素も含まれています。特にカルシウム量は煮干しに匹敵するほど多く含まれています。銅や鉄、マグネシウムなども豊富に含んでいるので、骨粗しょう症や貧血予防などに効果的といわれています。
 まるごと栄養をとることができるので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2017年10月11日水曜日

10月11日(水)



本日の給食です
<献立>
 けんちんすまし汁
 鶏肉の磯辺揚げ
 南瓜とがんもの煮物
 ツイストマカロニサラダ  1食用マヨネーズ
 中央:りんご缶詰   東陽:パイン缶詰


 今日は「けんちん汁」についてお話します。みなさんは、けんちん汁の名前の由来を知っていますか? その昔、中国にある建長寺(けんちょうでら)の小坊主が、豆腐を床に落としてグチャグチャにしてしまい、困っていると、寺の偉いお坊さんが、壊れた豆腐と野菜を煮込み、とてもおいしい「建長寺汁」を作ってくれたそうです。
 「建長寺」を中国語読みすると、「ケンチャンスー」になります。その「ケンチャンスー」が「ケンチンジル」になまって名づけられたそうです。ちなみにまんじゅう、そば、うどんなども中国から来たお坊さんによってもたらされたものです。仏教だけではなく、色々なものが大陸から渡って来たのですね。
 けんちん汁は地域によっては味噌で作ったり、すまし汁として作ったりと色々あるそうです。今日は豆腐、油揚げ、白菜、ごぼう、人参が入ったすまし汁です。みなさん残さず食べましょう。
 

10月10日(火)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 煮込みハンバーグ  ブロッコリーコンソメ煮
 根菜の炒り煮
 俵コロッケ
 ほうれん草の黒ゴマ和え


 今日は「ポトフ風スープ」に入っているウインナーについてお話します。みなさん「ソーセージ」と「ウインナー」の違いって何か知っていますか?
 ソーセージは豚肉などの肉をミンチにして味付けをした上で、動物の腸に詰めたものをいいます。そして昔は何の腸に詰めるかによって呼び方が違ったそうです。例えば、羊の腸に詰めると「ウインナーソーセージ」と呼び、今では太さが20ミリ未満のものをいうそうです。また、豚の腸に詰めたものを「フランクフルトソーセージ」と呼び、太さが20ミリから36ミリのものをいいます。そして牛の腸に詰めたものは「ボロニアソーセージ」と呼ばれ、36ミリ以上の太さをしています。しかし、詰める中身はほとんど同じだそうで、太さだけで名前が変わってくるのです。
 今日のスープには一番小さい太さのウインナーが入っています。みなさんも色々なソーセージを探してみてくださいね。

2017年10月6日金曜日

10月6日(金)



本日の給食です
<献立>
 ポークカレー
 かぼちゃコロッケ  ブロッコリーかつお和え
 キャベツマカロニサラダ
 福神漬け
 グレープフルーツ


 今日は、食べ物に関することわざをいくつかお話します。昔からの言い伝えやことわざは「なるほど~」と思うことが多いので参考にしてみてください。
 1つ目は「朝茶は七里(しちり)帰っても飲め」ということわざです。これは朝にお茶を飲んでいないことに気づいたら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさいという意味です。お茶は、ビタミンをいっぱい含み、利尿作用、疲労回復、解毒作用もある健康飲料です。また朝に飲むのがいいと言われるのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ましてくれるからです。
 もう1つは、「ナスと男は黒いのがいい」。これはナスも男性も色が黒いほど丈夫という意味です。ピカピカ光る紫色のからだがいかにも健康的な食品というイメージを作りあげているけど、黒いほどいいという根拠はないそうです。栄養面からは、高血圧にいい野菜とされていて、熱を通すと柔らかくなり、食べやすくなります。これに対抗して「米の飯と女は白いほうがいい」なんてことわざもあります。 みなさんも、食べ物の言い伝えやことわざを色々と探してみてはどうでしょうか。

2017年10月5日木曜日

10月5日(木)



本日の給食です
<献立>
 豆腐と油揚げの味噌汁
 鶏肉の照り焼き  もやしソテー添え
 ハートオムレツ きのこデミソースかけ
 大根の炒り煮
 大豆とさつま芋のゴマからめ


 今日は「きのこデミソース」のデミグラスソースについてお話します。
 デミグラスソースは、西洋料理で使われる基本的なソースの1つで、ブラウンソースともいい,茶色くてとろりとしています。デミはフランス語で「半分」、グラスは通常は「氷」と言う意味ですが、料理の名前に使ったときは「煮こごり」または「煮詰める」という意味になります。そのためデミグラスソースとは「半分まで煮詰めた濃厚なソース」という料理です。1900年代初めにフランス料理のシェフが使い始めたと言われています。
 日本には明治時代に伝えられ、今ではハンバーグやハヤシライス、ビーフシチューなどに使われるソースとして愛されてきました。今では発祥の地のフランスではほとんどデミグラスソースを使われることがなくなり、日本独自のものになったそうです。
 今日はハートのオムレツに玉ねぎとしめじが入ったデミグラスソースがかかっています。残さず食べましょう。

2017年10月4日水曜日

10月4日(水)



本日の給食です
<献立>
 玉子の中華スープ
 エビグラタンフライ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 麻婆豆腐
 もやしのナムル
 小松菜ソテー


 今日はカルシウムたっぷり「歯っぴー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、豆腐・小松菜・白ゴマです。
 カルシウムを豊富に含む食品の1つでもある「ひじき」や「切干大根」のような乾物には、他の保存法にはない優れた特徴があることをみなさんは知っていますか?それは、天日乾燥することで、旨みや香り、栄養が増すということです。例えば、「生大根」と乾物となった「切り干し大根」を同じ重さで比べてみると、エネルギーは約15倍、食物繊維は約16倍、カルシウムはなんと約23倍、にもなるという結果があります。その他のビタミンやミネラル類もぐんと増し、「生大根」はより栄養価の高い食品「切り干し大根」に生まれ変わるのです。
 天日乾燥するだけで、見た目のカサは減るのに、見えないところで栄養がぐんと増えるとは、おもしろい現象ですね。 みなさんも乾物をすすんで食べるようにしましょう。

2017年10月3日火曜日

10月3日(火)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 鯖の漬け焼き  さつま芋の天ぷら
 きのこ和風スパゲティ
 ブロッコリーサラダ
 杏仁フルーツ


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に鯖・油揚げ・打ち豆に鉄分が豊富に含まれています。
 みなさんの年齢は男の子、女の子ともに、体の急激な成長により、鉄分が不足しやすくなります。そのために、毎月紹介している鉄分が豊富な食材を摂ることが大切ですが、魚や肉類、菜っ葉類は料理しなければ食べることができないので、今日は手軽にとれるおすすめの食材を紹介します。
 それは「ドライフルーツ」です。レーズンやプルーンはよくお店で見かけますが、色々な種類があります。その中でも「いちじく」が鉄分補給にはおすすめです。生のいちじくの鉄分量は100gあたり0.3mgほどですが、ドライフルーツになると1.4mgと4倍以上増えるのです。あんずも生に比べると8倍近く増えるので、みなさんも鉄分豊富なドライフルーツに挑戦してみましょう。

2017年10月2日月曜日

10月2日(月)



本日の給食です
<献立>
 ワンタンワカメスープ
 豚肉の生姜炒め  キャベツソテー添え
 枝豆がんもと揚げナスの煮物
 さつま芋サラダ    1食用マヨネーズ
 ほうれん草のかつお和え


 みなさんは、「中秋の名月」や「十五夜」というと何を思い浮かべますか?満月はもちろん、お団子やウサギの餅つきを思い出す人も多いのではないでしょうか。「中秋(ちゅうしゅう)」とは漢字で中の秋と書きます。昔のこよみでは、7月から9月が秋でした。秋の真ん中の旧暦8月15日を「中秋の名月」と呼ぶようになりました。
 古来、日本人は月を見ることを大切にしてきました。そのため、空気が澄んでいて最も美しい満月を見ることが出来るこの日に月を見ながら宴会をしていたそうです。また、月の見える所にすすきを飾り、月見団子や里芋、梨など、その時期に収穫された物を供えて、感謝の気持ちを表していたそうです。
 今年は今週の10月4日が「中秋の名月」にあたりますが、満月は2日後の10月6日に見られるそうです。天気が良ければ、きれいな満月が見ることが出来るので、みなさんも探してみてくださいね。

9月29日(金)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 手作りチキンカツ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 ひじきの炒り煮
 ブロッコリーサラダ
 パインナタデココ


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主にひじき、打ち豆、油揚げに多く含まれます。
 みなさんは「隠れ貧血」という言葉は聞いたことがありますか?貧血や鉄分不足というと、立ちくらみやめまいがするとか、顔が青白いという症状が頭に浮かぶと思いますが、実は自分でも気付かないような意外な症状もあるので、5つの項目をチェックしてみましょう。
① 髪の枝毛や抜け毛が多い。
② 寝つきが悪く、なかなか朝起きれない。
③ 爪が割れやすい。
④ すぐ口内炎ができる。
⑤ 下まぶたの内側が白い。
いかがでしょうか?これらの症状が1つでもある場合は、鉄不足の可能性があります。 そうならないためにも、日ごろの食事は好き嫌いせずにバランスよく食べるようにしましょう。