2018年12月19日水曜日

12月19日(水)




 本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 照り焼きハンバーグ ブロッコリー
 コールスローサラダ
 刻み昆布の炒り煮
 手作り卯の花
 クリスマスケーキ
 
  今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。
 みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。
 外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。
  新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。
 

 

2018年12月18日火曜日

12月18日(火)



 本日の給食です
<献立>
 豚汁
 たらの西京焼き 手作りかき揚げ
 絹厚揚げとじゃが芋の煮物
 マカロニナポリタン
 ほうれん草のかつお和え

 本日の鯖江市産食材は「もやし」です。
 今日は冬至(とうじ)についてお話します。冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。毎年12月21~23日頃と言われ、今年は12月22日土曜日がその日にあたります。
 この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。
 かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至なんきん」とよぶ地域も多いそうです。みなさんも食べてみて下さいね。

2018年12月14日金曜日

12月14日(金)




 本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 手作りソースカツ キャベツソテー
 大野里芋と三角蒟蒻の煮物
 ビーフンの中華炒め
 こっぱなます

  本日の福井県産食材は「打ち豆」と「大野里芋」で、鯖江市産食材は「もやし」です。
 今日は福井県内の食材や昔から食べられている郷土料理を紹介する「ふるさと献立」の日です。
 「ソースカツ」や「里芋の煮付け」は福井県を代表される郷土料理ですが、みなさんは他にどんな料理があるか知っていますか?
 まずは冷たいそばに大根おろしと削りかつお節をたっぷりのせた「越前おろしそば」です。福井県はソバの生産量が全国5位というそば処(どころ)でもあります。年越しそばとして食べる家庭も多いですよね。他には「焼き鯖」や「へしこ」、「たくあんの煮物」も福井で愛されている郷土料理です。
 今日の給食では、ソースカツや里芋の煮付けの他に、「打ち豆の味噌汁」や「こっぱなます」といった郷土料理も入っています。みなさんも福井県の郷土料理や特産物を探してましょう。

2018年12月13日木曜日

12月13日(木)



本日の給食です
<献立>
 豆腐とえのきの中華スープ
 肉団子の酢豚風
 ちくわの2色揚げ(青のり・カレー)
 シェルマカロニサラダ
 オレンジ


 今日は「ちくわの二色揚げ」のちくわについてお話しします。ちくわはある魚を原料としていますが、みなさんは何という魚か知っていますか? 日本で作られるちくわのほとんどは、スケトウダラという白身の魚が原料だそうです。そのため、カルシウムや鉄分を含み、たんぱく質の多いのが特徴です。また、名前由来は、切り口が竹を割ったように見えることから、竹の輪と書いて「竹輪(ちくわ)」よばれるようになったそうです。
 今日は、青のりとカレー粉で二色揚げにしました。ちくわはそのまま食べても、煮ても、炒めてもおいしい食材なので、色々な調理法で食べましょう。

2018年12月12日水曜日

12月12日(水)



 本日の給食です
<献立>
 ごぼうとワカメの味噌汁
 鶏肉のスパイス焼き 粉ふきいも
 厚揚げと人参の煮物
 さつま揚げの金平
 ほうれん草の醤油和え
 
  今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、厚揚げ・ごぼう・ほうれん草です。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。しかし脳や骨以外にもカルシウム効果があるので、今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。
 まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。
 また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。
 低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や小魚・豆腐類を積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。
 

2018年12月11日火曜日

12月11日(火)



本日の給食です
<献立>
 麩のすまし汁
 鯖の味噌煮  大根の煮付け
 大学いも
 もやしのそぼろ炒め
 チンゲン菜の白ゴマ和え


 今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べ続けて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。
 4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。
 5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。
 このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんもお魚パワーを信じて積極的に食べましょう。
 

2018年12月10日月曜日

12月10日(月)




本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 メンチカツ  キャベツのゆかり和え添え  1食用中濃ソース
 塩焼きそば
 がんもと結び昆布の煮物
 小松菜ソテー


 今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか?働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。
 まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。
 2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。
 3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。
 残り2つの栄養素は明日お話しします。みなさんも魚をすすんで食べて、お魚パワーを付けましょう。
 

2018年12月7日金曜日

12月7日(金)



本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 プレーンオムレツ  マカロニソテー添え
 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング
 ほうれん草の煮浸し
 グレープフルーツ


 今日は「海藻サラダ」の海藻についてお話します。海藻の種類は、日本では約700種類あります。そのうち食用としている海藻は大別すると、20種類くらいあるといわれます。
 海藻はノンカロリーで、食物繊維が豊富です。「ノンカロリー=エネルギー源となる栄養がない=食べなくていい」 と思っている人も多いと思いますが、実は脂質がごくわずかしかなくても、食物繊維がたくさん含まれていて、胃の中で水分を吸収して膨らむため、満足感が得られます。
 例えば、食物繊維を2g採るために必要な食品の量は、乾燥したワカメなら5gでいいのに、野菜で摂ろうとすると、サツマイモなら86g、人参なら78gになります。こんなにも違うのですね。
 また、カルシウム、鉄、などのミネラルも含み、貧血防止やお肌の美容効果が期待できるので、海藻をモリモリ食べましょう。

2018年12月6日木曜日

12月6日(木)



本日の給食です
<献立>
 もやしと油揚げの味噌汁
 豚すき焼き風煮
 蒸しシュウマイのかにカマあんかけ
 大根サラダ
 小松菜の醤油和え

 
 本日の鯖江市産の食材は「もやし」です。
 今日は「大根サラダ」の大根についてお話しします。大根は冬には欠かせない野菜です。特にビタミンCが豊富に含まれているので、風邪予防に効果があります。しかし、このビタミンCは、大根をゆでたり煮てしまうと水に溶けてしまい、きちんと摂ることが出来ません。ビタミンCを、効果的に摂る方法の一つとして、大根おろしがあります。大根をおろして食べることで、含まれている栄養素をそのまま摂ることができるのです。また、大根をおろしたり切ることで、細胞が壊れて、辛み成分の元になるソチオシアネートという酵素が作られます。このソチシアネートは殺菌作用があるので、おろした汁でうがいをすると、虫歯や口内炎などの口の炎症に効くと言われています。
 これからの寒い季節、大根は旬をむかえて特に甘みが増しておいしくなります。みなさんも大根おろしに挑戦してみてくださいね。福井県の郷土料理である「越前おろしそば」を年越しそばとして食べるのもおすすめです。

2018年12月5日水曜日

12月5日(水)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめん汁
 鶏肉の磯辺揚げ  キャベツのかつお和え添え
 そうめん  焼きかまぼこ  ワカメ
 金平ごぼう
 ひじきと大豆の五目煮



 今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。この言葉は、いろいろなところで言われるようになり、覚えている人も多いと思います。マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類です。
 これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類を少しずつでも食べることが大切です。
 みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。


2018年12月4日火曜日

12月4日(火)



本日の給食です
<献立>
 白菜とさつま揚げの味噌汁
 肉じゃがコロッケ  チンゲン菜ソテーそえ  1食用中濃ソース
 高野豆腐の玉子とじ
 もやしのナムル
 みかん


 本日の鯖江市産の食材は、「もやし」です。
 今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主に大豆や大豆製品・卵などに多く含まれています。
 今日は、ひじきや大豆のような乾物(かんぶつ)についてお話しします。みなさんは乾物といったら何を思い出しますか?ワカメやひじきなどの海藻類や、干し椎茸、切干大根などがありますね。これらは乾燥させることで、栄養がぎゅっと濃縮され、少しの量でも多くの栄養素を補うことができます。 特にビタミンCを含む野菜と一緒に摂ることで、鉄分の吸収率は上がります。また、体内で利用されるにはたんぱく質と結合して運ばれるので、たんぱく質を多く含む魚や肉、大豆製品と一緒に摂ることが大切です。今日の高野豆腐の玉子とじは、大豆製品の高野豆腐と玉子、玉ねぎ、グリンピースが入っています。みなさん残さず食べましょう。

2018年12月3日月曜日

12月3日(月)




本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 煮込みハンバーグ  ブロッコリー添え
 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ
 切干大根の旨煮
 ほうれん草の白ゴマ和え


 今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。  疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、体重増加の心配も出てきます。
 どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。
 また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうもいきませんよね。そのときはガムや昆布、スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。

2018年11月30日金曜日

11月30日(金)



 
 本日の献立です
<献立>
 コーンスープ
 タンドリーチキン キャベツカレーソテー
 ナポリタンスパゲティ
 大根のシャキシャキサラダ
 グレープフルーツ

  本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・玉葱・キャベツ・じゃが芋」です。
  今日は「キャベツカレーソテー」に使われているカレー粉について、お話しします。カレー粉とは多くの種類の「スパイス」がミックスされたものですが、今日はその中でも有名な2つのスパイスを紹介します。
 まずは「ターメリック」別名はウコンです。黄色の色付けに使われ、豊富に含まれるクルクミンという成分が胆汁の分泌を促して、肝臓の機能を強化します。また、痛みを抑えたり、抗酸化作用、殺菌効果があり皮膚炎の薬としても使用されています。
 もう1つは、「クミン」です。主に香りや辛味成分として使われます。辛味成分であるクミナールは、消化促進や解毒(げどく)作用があり、下痢や腹痛の治療薬として使用したりと、これも肝臓の機能を高める効能があります。
 このようにカレーに含まれる「スパイス」には私達の身体にとって良い効果や効能を持つ成分が数多く含まれています。他にも色んなスパイスが使われているので、みなさんも調べてみましょう。

2018年11月29日木曜日

11月29日(木)



 本日の献立です
<献立>
 もやしの中華スープ
 肉団子の酢豚風
 揚げ出し豆腐のきのこあんかけ
 バンサンスー
 小松菜の煮浸し

  本日の鯖江市産の食材は「玉ねぎ・もやし・人参」で、福井県産食材は「豆腐・えのき」です。
 今日は「肉団子の酢豚風」に使われているお酢についてお話します。
 お酢の主成分である酢酸(さくさん)は疲労回復に対しての効果や、食欲を増進させる効果があります。疲れた時にはしっかりと食べて栄養を取らなければいけないのに、なぜか食べられないという状況になるときがありますよね。そんなときにお酢をちょっと加えれば、その酸味が臭覚と味覚を刺激して、食欲がわいてきて食べられるようになります。
  また、その酢酸の酸味自身が、だ液や消化液の分泌を良くするので、消化吸収も良くしてくれます。今日の甘酢のように糖分と一緒に取ることが疲労回復を高めることが出来るので、残さず食べましょう。

2018年11月28日水曜日

11月28日(水)



 
 本日の献立です
<献立>
 白菜と油揚げの味噌汁
 さんまの塩焼き ブロッコリーの白ゴマ和え
 ジャーマンポテト
 大根と三角蒟蒻の煮物
 チンゲン菜の醤油和え
 
  本日の鯖江市産の野菜は、「大根・玉ねぎ・キャベツ・白菜・人参・白ネギ」です。
 今の時期が旬である「さんまの塩焼き」は骨がそのまま付いていますが、みなさんは上手に魚を食べることができますか?
 一般的に焼き魚を食べる時は、頭から尾ひれへ、背から腹へ箸を進めていくと良いと言われています。まず中骨に沿って箸を入れ、上半分の身を食べます。そしてひっくり返さずに、骨を取り除いて、残りの下半分の身を食べるとキレイに出来ます。ひっくり返したほうが食べやすいのですが、マナー違反になるので気を付けましょう。  箸の使い方も大切なので、これを機会にみなさんも骨付きの焼き魚や煮魚に挑戦してみてくださいね。

2018年11月27日火曜日

11月27日(火)



 
 本日の献立です
<献立>
 ラーメンスープ
 豚肉と野菜の味噌炒め
 ラーメン・コーン・ワカメ
 揚げシュウマイのチリソースかけ
 もやしの黒ゴマ和え

  本日の鯖江市産の食材は、「玉ねぎ・もやし・人参・キャベツ」です。
 今日は「豚肉と野菜の味噌炒め」に使われている、チンゲン菜についてお話します。
 中国野菜の中で最もポピュラーな野菜で、ビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。油との相性が良く、今日のような炒め物にするとビタミンの吸収が良くなります。
 また、ゆでることによって細胞内の水分が減り、ビタミンAはさらに多く取ることができるので、スープに入れるのもおすすめです。これらのビタミンは風邪の予防に役立つほか、胸やけや胃のむかつきに効くと言われています。
 春と秋によく収穫され、ビタミン・ミネラルや食物繊維を豊富に含むので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

11月26日(月)



 
 本日の献立です
<献立>
 麩と玉葱の味噌汁
 クリーミーコーンコロッケ ボイルキャベツ
 絹厚揚げとじゃが芋の煮物
 さつま揚げの金平
 大豆サラダ
 
  本日の鯖江市産の食材は、「玉ねぎ・人参・じゃが芋・白ネギ」で、福井県産食材は「豚肉」です。
 今日はコロッケやサラダ、煮物などの色々な料理に使われているじゃが芋についてお話します。じゃが芋にはいくつもの品種がありますが、よく知られているのが、「メークイン」と「男爵(だんしゃく)芋」ですよね。他にも「きたあかり」や「インカのめざめ」などといった品種もありますが、普段私たちが食べているじゃが芋料理は「メークイン」と「男爵芋」のどちらかが使われていることが多いのです。
 例えば、みなさんが大好きなカレーやシチュー、肉じゃがのような煮込み料理にはメークインが適しています。メークインに含まれるデンプンの量が少ないため、加熱しても細胞の形がほとんど変わりません。そのため細胞は崩れにくくてきれいに仕上がります。  また、コロッケやマッシュポテトのように潰して使う料理には男爵芋(だんしゃくいも)が適しています。男爵芋はデンプンの量が多いため、加熱するとデンプンが膨らみ細胞が丸くなります。そのため細胞が崩れやすくなるので、ホクホクとした食感になります。
 今日の「じゃがいもの煮物」に使用しているのは「メークイン」です。家庭では普段どちらを使っているか、みなさんもおうちの人に聞いてみてくださいね。

2018年11月22日木曜日

11月22日(木)



 
 本日の献立です
<献立>
 まなべ汁
 吉川ナスフライ ミートソースそえ
  ブロッコリー ウインナー
 地場産野菜炒め
 ポテトサラダ
 大根の梅肉和え

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・もやし・玉ねぎ・もやし・きゅうり・人参・大根・じゃが芋・吉川ナス」で、福井県産は「若狭牛ミンチ・鶏ミンチ・打ち豆・梅肉」です。
  今日の給食は「みけつ国 美物(うましもの)給食」です。若狭や鯖江でとれた食材をメインに、福井県産の食材を多く使用しています。
 今年から福井県が、今まで以上に福井県の特産食材を学校給食で使用できるように補助金を出してくれるようになりました。 7月の「きらめき港給食」のまだいのフライに続き、今日の給食に吉川ナスフライと若狭牛のミンチを使用しました。
 「みけつ国」とは、昔天皇に地元のおいしい食べ物を届けることができる国のことをいい、若狭では昔は塩や魚を天皇に届けていました。「うましもの」とは
 美味しい食べ物のことです。 今日は若狭のうましものが届いていますよ!ということで、「みけつ国 美物(うましもの)給食」です。
  吉川ナスフライ ミートソースそえは、フライには鯖江でとれた吉川ナスを使っていて、ミートソースにはなんと若狭牛を使っています。若狭牛は越前若狭の季節に恵まれた気候と豊かな環境の中で、真心込めて育てた牛の中から選ばれた、高級なお肉です。
  大根の梅肉和えに使われている梅は三方梅です。三方梅は種が小さく果肉が多いので、食べておいしいと言われています。福井県の梅の生産量は日本で4位なんですよ!梅といえば和歌山県が有名ですが、福井県でも意外とたくさんとれることにビックリしました。
  まなべ汁は、鯖江藩主 間部詮勝(まなべあきかつ)がお金をかけず、健康を考えて食べていたとされている味噌汁で、季節の野菜と大豆を具にした味噌汁のことです。
  今日はミートソースを副食箱に先に盛り付けています。ブロッコリーとウインナーもミートソースをつけて食べて下さいね。
  若狭や鯖江でとれた食材をたくさん使った給食です。皆さん、福井の恵みを味わって食べて下さいね。

2018年11月21日水曜日

11月21日(水)



  本日の献立です
<献立>
 豚汁
 福井県産しいらの照り焼き 手作りかき揚げ
 白菜の煮浸しと厚揚げ煮
 キャベツとかぶのサラダ
 小松菜の醤油和え

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・かぶ・人参・白菜・小松菜・もやし・さつま芋・大根・玉ね  ぎ」で、福井県産食材は「しいら・豚肉・えのき」です。
  今日はカルシウムたっぷりの「歯っぴー献立の日」です。今日の献立でカルシウムが豊富に含まれている食材は、小松菜・厚揚げ・味噌です。今日はその中でも豆腐や油揚げ、味噌などの大豆製品とカルシウムの関係についてお話します。
  大豆製品ってそんなにカルシウムが含まれているの?と驚く人もいると思いますが、実は豆類に多く含まれているイソフラボンという成分には、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにしたり、骨量を増やす働きがあるのです。そのため、イソフラボンの摂取量が多い人は骨密度が高いという研究結果も報告されています。
  しかし、大豆を加工する間にイソフラボンが分解するため、大豆食品によって含まれている量に 差がでてきます。その中でも最も含有量が多いのは、「きな粉」だそうです。牛乳に溶かして飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりと、みなさんも「きな粉」を食事に取り入れてみましょう。

2018年11月19日月曜日

11月19日(月)



 
 本日の献立です
<献立>
 豆腐とワカメの味噌汁
 煮込みハンバーグ フライドポテト
 春雨サラダ
 レンコンの金平
 ひじきの煮物

  本日の鯖江市産の食材は、「人参・もやし・白ネギ」です。
 今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主にひじき・豆腐・味噌に多く含まれています。
  今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのか、いくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。
  また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。

2018年11月16日金曜日

11月16日(金)



 本日の献立です
<献立>
 クリームシチュー
 ソースメンチカツ ブロッコリーソテー
 大根の炒り煮
 手作り卯の花
 オレンジ

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・大根・人参・玉ねぎ」で、福井県産食材は「鶏肉」です。
 今日は昨日までにお話した免疫力をアップしてくれる食材以外の、変わった食材をいくつか紹介します。この中にはみなさんが苦手なものや食べた事がないものがあるかも知れませんが、いずれかは口にすると良い食材ばかりなので、覚えておいてくださいね。
 まずは、「最強の野菜」と言われる、ニンニク、ニラ、らっきょうです。これらはみんなネギ類に分類され、イオウ化合物という強い刺激臭が免疫力を高めてくれます。
 その他には、ショウガ、青じそなどの香味野菜や、バジル、ローズマリーなどのハーブ類は、少量使うだけで料理に風味を加えておいしさを増し、免疫力を高め、抗酸化力を発揮してくれます。
 このように、免疫力をアップしてくれる食材は私たちの周りにたくさんあります。 その事を意識しながら食べることで、体自身も良いものを選んで吸収してくれるので、みなさんもバランスよく食べていきましょう。


2018年11月15日木曜日

11月15日(木)



 
 本日の献立です
<献立>
 うどんだし
 白身魚の天ぷら さつま芋の天ぷら
 うどん・アゲ煮・ワカメ
 金平ごぼう
 チンゲン菜のかつお和え

  本日の鯖江市産の食材は、「人参・キャベツ・さつま芋」です。
 今日は昨日に引き続き「免疫力をアップする食材」についてお話します。冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。
 しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。
 きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2018年11月14日水曜日

11月14日(水)



 
 本日の献立です
<献立>
 麩ともやしの味噌汁
 鶏肉の唐揚げ キャベツのゆかり和え
 蒟蒻とちくわの炒り煮
 塩焼きそば
 りんご

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・人参・もやし・白ネギ」で、福井県産食材は「えのき」です。
 今日は免疫力アップの食材でもある「ネバネバ食品」についてお話します。みなさんはネバネバ食品といったら、何を思いだしますか?
 納豆、なめこ、オクラ、モロヘイヤなどがありますよね。実はネバネバする成分そのものに免疫力を強くする作用があります。例えば納豆は、納豆菌の発酵によって大豆に含まれる成分がパワーアップし、大豆そのものより栄養成分が消化吸収されやすい形になります。そしてネバネバする成分は血液をサラサラにしてくれて、腸内環境を整えて免疫力を高めます。これからの寒い季節は、なめこの味噌汁や、納豆などのネバネバ食品を積極的に食べていきましょう。

2018年11月13日火曜日

11月13日(火)



 
 本日の献立です
<献立>
 ワカメスープ
 八宝菜
 がんもと人参の煮物
 春巻き
 ほうれん草の黒ゴマ和え

  本日の鯖江市産の食材は、「もやし・白菜・玉ねぎ・人参・大根」で、福井県産食材は「豚肉」です
 今日は「免疫力をアップする食材」についてお話しします。みなさんは毎日、牛乳以外の乳製品を積極的にとっていますか? 実はヨーグルトやチーズといった乳製品に含まれている乳酸菌は免疫力をアップしてくれるのです。 よくヨーグルトのテレビコマーシャルで、ビフィズス菌やヤクルト菌という言葉を耳にしませんか?  これらは乳酸菌の種類で、「腸内で良いことをしてくれる生きた菌」、つまり善玉菌と呼ばれています。
 私たちの免疫システムは腸の近くに集まっています。ビフィズス菌を初めとする乳酸菌は、そこで悪い菌から守ってくれます。
  肉食中心に偏った食生活を続けていると、分解・吸収しきれないたんぱく質が大腸に送られて、有毒ガスを発生しながら分解され、腸粘膜が傷つき、色々な病気を引き起こしてしまいます。これを守るためにも、乳酸菌が必要なのです。
 市販のヨーグルトには食べるタイプと飲むタイプがありますが、効果は変わりません。また食前の空腹な時よりも食後にとるほうが、乳酸菌が元気に働いてくれるので、みなさんも積極的に取ってみましょう。

2018年11月12日月曜日

11月12日(月)



 
 本日の献立です
<献立>
 白菜とさつま揚げの味噌汁
 ハムカツ ボイルキャベツ
 マカロニミートソース炒め
 切干とじゃが芋の煮物
 カリフラワーサラダ

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・白菜・人参・白ネギ」です。
 今日は免疫力アップの食材でもある「野菜類」についてお話します。野菜をたくさん食べる人は健康で、ガンにもかかりにくいということをみなさんは知っていますか?その野菜の中でも、よく耳にするのは、ほうれん草や人参、トマトなどの色鮮やかな緑黄色野菜です。
  それに比べて、キャベツや大根、玉ねぎなどの色の薄い淡色野菜は脇役的存在です。しかし最近、淡色野菜に多く含まれているイオウ化合物には、免疫力をアップさせて、生活習慣病などの怖い病気の予防に効果があることが発見されました。野菜の種類によっては緑黄色野菜を上回る良い働きがあるそうです。
  淡色野菜も緑黄色野菜と同じくらい大切な効果があるので、すすんでたくさん食べましょう。

2018年11月9日金曜日

11月9日(金)



 
 本日の献立です
<献立>
 キーマカレー
 プレーンオムレツ 小松菜ソテー
 海藻サラダ
 手作り卯の花
 オレンジ
 
  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・小松菜・もやし・人参・玉ねぎ」で、
 福井県産食材は「鶏ミンチ」です。
 今日は「免疫力低下の原因」についてお話します。みなさんは夜遅くまで起きていたりして、不規則な生活になっていませんか?特に睡眠不足で常に体が疲れている状態だと、大量の活性酸素という悪い酸素が発生して、免疫力を低下させます。また、運動不足や体力の低下も免疫力を低下させます。そして食品添加物がたくさん入ったインスタント食品や、加工したお菓子などの食べ物からくる影響でも免疫力を低下させてしまうのです。
  このようにいくつかの原因がありますが、私たちにとってはどれも当てはまりやすいものばかりです。1番栄養を摂らなければならない成長期に、添加物たっぷりのおかしやハンバーガーばかり食べていては、病気になった時の抵抗力も弱くなります。生活習慣を変えるのは大変な事ですが、健康のために少しずつ意識していく必要があります。来週は免疫力をアップしてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。

2018年11月8日木曜日

11月8日(木)



 
 本日の献立です
<献立>
 きのこすまし汁
 鶏肉の南部焼き キャベツソテー
 高野豆腐の玉子とじ
 さつま芋サラダ
 ほうれん草のナムル

  本日の鯖江市産の食材は「さつま芋・玉ねぎ・もやし・キャベツ・白ネギ・
 人参」です。
 今日は「免疫力の仕組み」についてお話します。免疫力とは、私たちが自分を守るために本来持っている防衛機能の事をいいます。例えば大気中の細菌やウイルスが、体内に侵入してきた時に、私たちの防衛機能はそれを異物と感知すると同時に、攻撃してくれます。また、ホコリや塵(ちり)を吸ってしまうとくしゃみが出るのも、花粉症で体内に入ろうとする花粉を阻止する為に涙や鼻水が止まらなくなるのも免疫症状なのです。
  こうして体内の異常細胞の発生を細かくキャッチしてくれるおかげで、私たちの体の健康を守ってくれます。今現在、私たちを悩ます病気のほとんどは、免疫の低下や異常から来るものだと言われています。では明日はどういった事が原因で免疫力が低下してしまうのかについてお話します。

2018年11月7日水曜日

11月7日(水)



 
 本日の献立です
<献立>
 じゃが芋と揚げの味噌汁
 豚すき焼き風煮
 ちくわの2色揚げ
 もやしとウインナーのソテー
 胡瓜とワカメの酢の物

  本日の鯖江市産の食材は、「もやし・白菜・玉ねぎ・人参・じゃが芋・白ネギ」です。
 今年もあと2ヶ月を切りました。これからの寒い時期、体調を崩したり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。 また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合と、いつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。
  今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。
  ① たまに立ちくらみがする。
  ② 下痢や便秘をしやすい。
  ③ 人ごみに出ると、のどがイガイガする。
  ④ 普段イライラしやすい。
 さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻、のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。明日は、免疫力とは何かをお話したいと思います。

2018年11月6日火曜日

11月6日(火)




 
 本日の献立です
<献立>
 のッぺい汁
 鯖の塩焼き ブロッコリーのかつお和え
 南瓜のそぼろあんかけ
 ごぼうのサラダ
 白菜と油揚げの煮浸し

  本日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・白菜・白ネギ」です。
 今日は「のっぺい汁」についてお話しします。 のっぺい汁は全国に分布する郷土料理のひとつで、地方によりいくつかの呼び名があります。その中でも、奈良県のものが一番古い歴史があり、今から850年以上前に、お寺の宿で残り物の野菜の皮やへたを炒めて味付けし、くず粉でとろみをつけて煮込んだ質素な汁物から生まれたそうです。
 正月やお盆の時に作られることが多く、全国共通しているのは、味噌を使わないすまし汁であることと、汁を残さず食べる目的でとろみをつけることです。なので、西日本の「のっぺい汁」には鶏肉が使われ、東日本のは鮭やいくらが使われるそうです。今では、各地に応じて様々変化していき、それぞれの土地の郷土料理になったようですね。今日は鯖江市で採れた大根・人参・白ネギの他に、ごぼう・油揚げが入っています。みなさん残さず食べましょう。

2018年11月5日月曜日

11月5日(月)



  本日の献立です
<献立>
 ミネストローネ
 牛肉コロッケ ボイルキャベツ
 青じそとツナのスパゲティ
 角天と結び昆布の煮物
 大豆とちりめんのゴマからめ

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・玉ねぎ・人参」です。
 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか?口の両端が切れて口を開ける  と痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。
 口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。
 もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎや納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。

2018年11月2日金曜日

11月2日(金)



 
 本日の献立です
<献立>
 さつま芋と玉ねぎの味噌汁
 さんまの蒲焼き
 蒸しシュウマイのかにカマあんかけ
 ブロッコリーサラダ
 ほうれん草の彩り和え

  本日の鯖江市産の食材は、「玉ねぎ・人参・さつま芋・大根・白ネギ」です。
 今日は「ブロッコリーサラダ」に入っている、とうもろこしについてお話します。
 とうもろこしが好きな人は多いと思いますが、実はとうもろこしは甘くておいしいだけじゃないのです。身体のエネルギーになる炭水化物を主として、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどのビタミン群、リノール酸、食物繊維、そしてカルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラルをバランスよく含んでいる栄養豊富な食品です。
 とくに、食物繊維の量は他の野菜やいも類と比べても、多く含まれているのです。食物繊維は、脂質の吸収を抑えて、便秘の予防・改善、大腸がんの予防、コレステロール値の吸収抑制に効果があります。また、甘味成分である糖質は消化吸収が早いので、疲れやすいときのエネルギー補給にぴったりです。
 今日はブロッコリーサラダに入れています。みなさん、残さず食べましょう。

2018年11月1日木曜日

11月1日(木)



 本日の献立です
<献立>
 豆腐とえのきの味噌汁
 ハンバーグトマトソース 粉ふきいも
 プチベーコングラタン
 切干大根の旨煮
 チンゲン菜の白ゴマ和え
 
  本日の鯖江市産の食材は、「人参・白菜・じゃが芋・玉ねぎ・白ネギ」で、福井県産は「えのき」です。

  みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?今日はこれからおいしくなる冬野菜についてお話しします。まず、大根・人参・れんこん・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
  そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。 これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日は、鯖江市で収穫されたにんじんや白菜・白ネギが使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。
 


2018年10月31日水曜日

10月31日(水)



 
 本日の献立です
<献立>
 ワカメスープ
 八宝菜
 春雨サラダ
 絹厚揚げの煮付けとほうれん草の煮浸し
 ちくわとピーマンの甘辛金平
 かぼちゃプリン

 本日の地場産食材は「もやし」です

  今日10月31日は秋の季節のイベントとして楽しむようになった「ハロウィン」についてお話します。
  まずハロウィンとは、古代ヨーロッパのケルト人という民族のための、正月やお盆のような行事が起源といわれています。それが色々と変化してあらゆる国で秋の収穫祭としてお祝いするようになりました。
  ヨーロッパでは悪霊を追い払うために、カブを怖い顔になるようにくり抜いて、中に火を灯していたそうですが、アメリカに伝わると、その時期に多く収穫されるかぼちゃが使われるようになりました。
  今では子供たちがおばけや魔女の仮装をして「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)などと言って、お菓子をもらうお祭りになっています。

2018年10月30日火曜日

10月30日(火)



 
 本日の献立です
<献立>
 にゅうめん汁
 とり天 かぼちゃの天ぷら
 そうめん・刻みアゲ煮・錦糸玉子
 金平ごぼう
 小松菜の磯辺和え
 
  今日は奈良県の郷土料理でもある「にゅうめん」についてお話します。
 にゅうめんとは、「煮ためん」が変化した言葉で、ゆでたそうめんと具をしょうゆ味のだしでさっと煮たものを言います。
  そうめんは元々、中国から伝来したもので、奈良県の三輪地方が発祥の地だと言われています。山奥での冬の厳しい寒さと乾燥した気候がそうめん作りに適していたそうです。
 奈良県に観光へ行くと、昼ごはんに名産の柿の葉寿司と一緒ににゅうめんが出てくるお店が多いようです。今日は温かいおダシに具材を入れて、汁まで残さず食べましょう。

2018年10月29日月曜日

10月29日(月)



  本日の献立です
<献立>
 白菜と油揚げの味噌汁
 照り焼きハンバーグ ブロッコリーソテー
 ジャーマンポテト風炒め
 大根サラダ
 ひじきの煮物

  今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に玉子・豆腐に鉄分が豊富に含まれています。
  みなさんの年齢は男の子、女の子ともに、体の急激な成長により、鉄分が不足しやすくなります。そのために、毎月紹介している鉄分が豊富な食材を摂ることが大切ですが、魚や肉類、菜っ葉類は料理しなければ食べることができないので、今日は手軽にとれるおすすめの食材を紹介します。
  それは「ドライフルーツ」です。レーズンやプルーンはよくお店で見かけますが、色々な種類があります。その中でも「いちじく」が鉄分補給にはおすすめです。生のいちじくの鉄分量は100gあたり0.3mgほどですが、ドライフルーツになると1.4mgと4倍以上増えるのです。あんずも生に比べると8倍近く増えるので、みなさんも鉄分豊富なドライフルーツに挑戦してみましょう。


2018年10月26日金曜日

10月26日(金)



  本日の献立です
<献立>
 キャベツと油揚げの味噌汁
 手作り白身フライ ブロッコリー
 しらたきとさつま揚げの金平
 小松菜とウインナーのソテー
 胡瓜とワカメの酢の物

 本日の地場産食材は「小松菜」です

  今日は「うま味」についてお話します。みなさんは「旨味(うまみ)」という言葉を知っていますか? 味には基本となる5つの味があります。それは「甘味」・「酸味」・「塩味(しおみ)」・「苦味」、それと「旨味」です。 
  旨味は日本人の科学者である、「池田 菊苗(きくなえ)」さんが湯豆腐の昆布だしをヒントに世界で初めて発見しました。旨味物質は3種類あります。昆布などに多く含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに多く含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに多く含まれる「グアニル酸」です。日本の食卓には、この旨味たっぷりの食材が使われた料理が多くあります。
  みなさんも普段の食事で何のだしを使っているか味わってみましょう。

2018年10月25日木曜日

10月25日(木)



 
 本日の献立です
<献立>
 かき玉すまし汁
 ハムカツ キャベツのゆかり和え
 根菜の炒り煮
 ポテトサラダ
 紅白なます
 
  今日はこれからの季節においしくなる「りんご」についてお話します。みなさんは「りんご」と聞いてどんな事をイメージしますか?お通じに良いとかおとぎ話に出てくる「毒りんご」とか、色々ありますよね。
  りんごに多く含まれる「ペクチン」という食物繊維は、腸を掃除してくれたり、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれることは良く知られていますが実はりんごを皮のまま丸かじりすると、「眠気覚まし」の効果があるそうです。歯をかみ合わせる動作は、脳を刺激して眠気を覚ましてくれ、さらにコーヒーよりも即効性があるとも言われています。みなさんも試してみてくださいね。

2018年10月24日水曜日

10月24日(水)



 
 本日の献立です
<献立>
 豚汁
 おでん(大根・がんも・ちくわ)
 ソース焼きそば
 大学芋
 カリフラワーサラダ

 本日の地場産食材は「もやし」です

  今日は「大学いも」についてお話します。
  乱切りにしたさつま芋を油で揚げて、水あめや砂糖にからめたものを「大学いも」と言いますが、なぜこの名前がついたかみなさんは知っていますか?
  色々な説があるのですが、大正時代に東京の大学生がこれを好んで食べていたためこの名前が付いたという説や、昭和初期に東京大学の学生が学費を稼ぐためにこれを作って売ったのが名前の由来だと言われています。
  どちらにしても、食べ盛りの若い人たちが好んで食べた理由は、さつま芋の栄養価が高く、しかも油で揚げるのでエネルギー量が高く、砂糖でからめるので糖分も豊富であり、栄養価の高い食べ物なので、大人気になったのでしょうね。
  みなさんは、色々な食材を残さず食べて丈夫な身体をつくっていきましょう。

2018年10月23日火曜日

10月23日(火)



  本日の献立です
<献立>
 千切り野菜のすまし汁
 豚すき焼き風煮
 蒸しシュウマイのかにカマあんかけ
 もやしのナムル
 ほうれん草の黒ゴマ和え

 本日の地場産食材は「もやし」と「えのき」です。

  今日は「蒸しシュウマイ」のシュウマイについてお話します。
 みなさんはシュウマイを漢字で書けますか?実は「焼く」に「売る」と書いて「焼売(しゅうまい)」と呼びます。元々中国料理の1つですが、漢字の由来は野菜や肉の売れ残りを捨てるのはもったいないので、全部まとめて団子状にして加熱して売ったのが始まりと言われています。
 今では、色んな具材を使って「えびシュウマイ」や「イカシュウマイ」、「小松菜シュウマイ」まであるそうです。また、スーパーや飲食店で出てくるシュウマイにはグリンピースがのっていることがありますよね。実はこれは日本だけの文化だそうです。50年ほど前に、シュウマイを作っている食品会社が、学校給食で出すときに子供たちを喜ばせたいという思いで、ショートケーキのイチゴに見立てて、真ん中にグリンピースをのせることにしたそうです。
 今日のシュウマイにはグリンピースはのっていませんが、みなさん残さず食べましょう。

2018年10月22日月曜日

10月22日(月)



 
  本日の献立です
<献立>
 ミネストローネ
 かぼちゃコロッケ スパゲティソテー
 レンコンとひき肉の甘辛炒め
 コールスローサラダ
 切干大根の旨煮
 
  今日は「ミネストローネ」に入っているウインナーについてお話します。
  みなさん「ソーセージ」と「ウインナー」の違いって何か知っていますか?
 ソーセージは豚肉などの肉をミンチにして味付けをした上で、動物の腸に詰めたものをいいます。そして昔は何の腸に詰めるかによって呼び方が違ったそうです。例えば、羊の腸に詰めると「ウインナーソーセージ」と呼び、今では太さが20ミリ未満のものをいうそうです。また、豚の腸に詰めたものを「フランクフルトソーセージ」と呼び、太さが20ミリから36ミリのものをいいます。そして牛の腸に詰めたものは「ボロニアソーセージ」と呼ばれ、36ミリ以上の太さをしています。しかし、詰める中身はほとんど同じだそうで、太さだけで名前が変わってくるのです。
  今日のスープには一番小さい太さのウインナーが入っています。みなさんも色々なソーセージを探してみてくださいね。

2018年10月18日木曜日

10月18日(木)



 
 本日の献立です
<献立>
 大根と揚げの味噌汁
 手作りチキンカツ ボイルキャベツ
 高野豆腐の玉子とじ
 マカロニサラダ
 紅白なます

 本日の地場産食材は「えのき」です
 
  今日は「紅白なます」についてお話します。
 なますとは新鮮な生の魚介類や野菜類を細かく切って、二杯酢や甘酢、酢味噌などの酢で和えた料理のことを言い、「生(なま)」の材料を「酢(す)」で調味したことから名づけられたそうです。 
 歴史は古く、奈良時代の『万葉集』に酢料理の「なます」を詠んだ歌があるそうです。給食では生の魚介類や野菜は使用できないため、大根と人参をゆでてから調理しています。色が紅白でめでたいことから、お祝いごとで出されることが多い料理です。またお酢には食欲を増進させてくれる作用があり、疲労物質の乳酸を分解して、疲労回復の効果を発揮します。みなさんも積極的に酢の物を食べるようにしましょう。

10月17日(水)




 本日の献立です
<献立>
 なめこと豆腐のすまし汁
 鯖の塩焼き 手作りかき揚げ
 じゃが芋と角天の煮物
 バンサンスー
 小松菜の白ゴマ和え
 本日の地場産食材は「小松菜」です
 
  今日はこれからの時期が旬の「里芋」についてお話します。
 里芋にはビタミンB1、B2が豊富に含まれており、血管の余分なカルシウムを取り除いてくれます。また、心臓の筋肉の活動を促進させるカリウムは、芋類の中では多く含まれています。
  里芋をむいたときの独特のぬめりは、ムチンという成分によるものです。ムチンは体内でグルクロン酸を作り出して、肝臓や腎臓を丈夫にし、胃や腸の調子を良くしてくれます。

2018年10月16日火曜日

10月16日(火)



 
 本日の献立です
<献立>
 ラーメンスープ
 肉団子の酢豚風
 ラーメン・ワカメ・なると
 ちくわの2色揚げ
 大豆とさつま芋のゴマからめ

  今日はラーメンの具材としてよく使われる「なると」についてお話します。 なるとは魚のすり身から出来ており、断面が渦巻き模様のかまぼこの一種です。徳島県の鳴門海峡の渦潮にちなんで名づけられたそうです。しかし、全国生産高の約70%を静岡県で生産しているそうです。
  なるとの原材料である魚の種類は、スケトウダラ、シログチ、イトヨリダイなどが多く、これらを卵白や食塩などと混ぜて、成型器に入れ、特殊な渦巻き模様を作り出します。
  切り口には、一般ではひらがなの「の」の字が描かれていますが、北海道では「つ」の文字をしたなるとがあるそうです。蒸しかまぼこと同じように、白身魚の栄養特徴を持つため、たんぱく質を多く含み、脂質は少ない食品です。
 今日のラーメンのもう一つの具のワカメは徳島県鳴門市で獲れたものなので、合わせてスープに入れて残さず食べましょう。

2018年10月15日月曜日

10月15日(月)



 
 本日の献立です
<献立>
 白菜と油揚げの味噌汁
 メンチカツ ブロッコリーソテー
 プチグラタン
 ひじきと大根の炒り煮
 チンゲン菜の彩り和え
 
  今日は「白菜と油揚げの味噌汁」に入っている白菜についてお話します。
 白菜の栄養成分は、キャベツと似ていますが、キャベツに比べて甘みが少ない分、カロリーが少ないのが特徴です。しかし、バランスよく各栄養素を含み白菜1枚中のビタミンCは、みかん1個と同じ量を含んでいます。しかもカルシウムは、牛乳50ml相当もあるそうです。また食事で大量に摂ってしまった塩分を、体外に排泄してくれるカリウムも多く含んでいます。そのため、白菜には風邪の予防効果や、美肌効果、便秘の改善する効果が期待できます。
 これからの季節、甘みが増して繊維もやわらかくなります。みなさん、すすんで食べるようにしましょう。

2018年10月12日金曜日

10月12日(金)



 
 本日の献立です
<献立>
 コーンスープ
 エビグラタンフライ キャベツソテー
 厚揚げと三角蒟蒻の田楽味噌かけ
 ごぼうのサラダ
 揚げシュウマイ
 
  今日はカルシウムたっぷり「歯っぴー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、厚揚げ・ゴマ・エビグラタンフライのエビ・牛乳です。
 カルシウムを豊富に含む食品の1つでもある「ひじき」や「切干大根」のような乾物には、他の保存法にはない優れた特徴があることをみなさんは知っていますか?それは、天日乾燥することで、旨みや香り、栄養が増すということです。例えば、「生大根」と乾物となった「切り干し大根」を同じ重さで比べてみると、エネルギーは約15倍、食物繊維は約16倍、カルシウムはなんと約23倍、にもなるという結果があります。その他のビタミンやミネラル類もぐんと増し、「生大根」はより栄養価の高い食品「切り干し大根」に生まれ変わるのです。
 天日乾燥するだけで、見た目のカサは減るのに、見えないところで栄養がぐんと増えるとは、おもしろい現象ですね。 みなさんも乾物をすすんで食べるようにしましょう。

2018年10月11日木曜日

10月11日(木)



 
 本日の献立です
<献立>
 けんちん汁
 さんまの蒲焼き
 ビーフンの中華炒め
 春巻き
 オレンジ

  今日は「けんちん汁」についてお話します。
 みなさんは、けんちん汁の名前の由来を知っていますか? その昔、中国にある建長寺(けんちょうでら)の小坊主が、豆腐を床に落としてグチャグチャにしてしまい、困っていると、寺の偉いお坊さんが、壊れた豆腐と野菜を煮込み、とてもおいしい「建長寺汁」を作ってくれたそうです。
 「建長寺」を中国語読みすると、「ケンチャンスー」になります。その「ケンチャンスー」が「ケンチンジル」になまって名づけられたそうです。ちなみにまんじゅう、そば、うどんなども中国から来たお坊さんによってもたらされたものです。仏教だけではなく、色々なものが大陸から渡って来たのですね。
 けんちん汁は地域によっては味噌で作ったり、すまし汁として作ったりと色々あるそうです。今日は豆腐、油揚げ、大根、ごぼう、人参が入った味噌汁です。みなさん残さず食べましょう。

2018年10月10日水曜日

10月10日(水)



 
 本日の献立です
<献立>
 ワカメと麩のすまし汁
 鶏肉の磯辺揚げ 粉ふきいも
 もやしとウインナーのソテー
 ツイストマカロニサラダ
 小松菜の煮浸し
 
 本日の地場産食材は「もやし」です 

  今日は「鶏肉の磯辺揚げ」に使われている青のりについてお話します。
  青のりといったら、 お好み焼きやたこ焼きの上にパラパラとかけるだけの印象がありますが、実は青のりには色々な効果があるのです。まず、青色の成分である葉緑素はコレステロールを下げてくれます。また、カルシウムやマグネシウムといったミネラルが豊富に含まれており、特にカルシウムは海苔の2倍以上含まれています。そのほかにも、血の巡りを良くしたり、皮膚に潤いを与えてくれます。
  今日は鶏の唐揚げの衣に、たくさん青のりが入っています。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2018年10月9日火曜日

10月9日(火)



 
 本日の献立です
<献立>
 ポトフ風スープ
 煮込みハンバーグ ブロッコリー
 青じそとツナのスパゲティ
 刻み昆布の炒り煮
 ほうれん草の白ゴマ和え


  今日は「青じそとツナのスパゲティ」に入っているツナについてお話します。
  現在では、サラダやサンドイッチはもちろん、おにぎりやお寿司、さらに炒めものや煮物、和え物など、さまざまな料理に使われるツナですが、日本で初めてツナ缶が作られたのは昭和4年だそうです。
  静岡県の食品会社がアメリカへの輸出用に製造したのが最初で、その後昭和33年に「はごろもフーズ」という食品製造会社が「シーチキン」と名付けることで有名になりました。ツナ缶といえば誰もが「シーチキン」の名を思い浮かべると思いますが、これはツナ缶の総称ではなく商品名なのです。また、シーチキンという名前は、ツナが蒸した鶏肉にそっくりだったことが由来になっているそうです。
  ツナ缶には主にマグロやカツオが使われており、缶詰に加工される過程で、これらの栄養成分は失われることなく、ほぼそのまま入っています。なので、脳の働きに作用して記憶力の向上するDHAや、血液をサラサラにしてくれるEPAがたくさん含まれているので、みなさん残さず食べましょう。 

2018年10月5日金曜日

10月5日(金)



 
 本日の献立です
<献立>
 ポークカレー
 プレーンオムレツ マカロニソテー
 春雨サラダ
 手作り卯の花
 グレープフルーツ

  今日は「手作り卯の花」の卯の花という料理についてお話しします。
 実は卯の花とは「おから」のことを言うのですが、「おから」は空っぽのように聞こえるため、昔の人は縁起が悪いと考え、見た目が白くて小さく春に咲く「うのはな」に似ているため、この名前が付けられたそうです。
  卯の花は大豆からできた豆乳の搾りかすですが、大豆の良質たんぱく質やカルシウムがそのまま残っており、さらに豆乳や豆腐にはない食物繊維が豊富に含まれています。みなさん残さず食べましょう。

2018年10月4日木曜日

10月4日(木)




  本日の献立です
<献立>
 豆腐と油揚げの味噌汁
 鶏肉の照り焼き キャベツのかつお和え
 大根と大豆の五目煮
 塩焼きそば
 ひじきの彩りナムル

 本日の地場産食材は「もやし」です

  今日は、食べ物に関することわざをいくつかお話します。昔からの言い伝えやことわざは「なるほど~」と思うことが多いので参考にしてみてください。
  1つ目は「朝茶は七里(しちり)帰っても飲め」ということわざです。これは朝にお茶を飲んでいないことに気づいたら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさいという意味です。お茶は、ビタミンをいっぱい含み、利尿作用、疲労回復、解毒作用もある健康飲料です。また朝に飲むのがいいと言われるのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ましてくれるからです。
 もう一つは、「ナスと男は黒いのがいい」。これはナスも男性も色が黒いほど丈夫という意味です。ピカピカ光る紫色のからだがいかにも健康的な食品というイメージを作りあげているけど、黒いほどいいという根拠はないそうです。栄養面からは、高血圧にいい野菜とされていて、熱を通すと柔らかくなり、食べやすくなります。これに対抗して「米の飯と女は白いほうがいい」なんてことわざもあります。 みなさんも、食べ物の言い伝えやことわざを色々と探してみてはどうでしょうか。