2019年1月31日木曜日

1月31日(木)



 
 本日の給食です
<献立>
 豆腐となめこの味噌汁
 鶏肉の唐揚げ ブロッコリーのかつお和え
 ポテトサラダ
 こんにゃくと竹輪の炒り煮
 紅白なます

  今日はコロッケやサラダ、煮物などの色々な料理に使われているじゃが芋についてお話します。
 じゃが芋にはいくつもの品種がありますが、よく知られているのが、「メークイン」と「男爵(だんしゃく)芋」ですよね。他にも「きたあかり」や「インカのめざめ」などといった品種もありますが、普段私たちが食べているじゃが芋料理は「メークイン」と「男爵芋」のどちらかが使われていることが多いのです。
  例えば、みなさんが大好きなカレーやシチュー、肉じゃがのような煮込み料理にはメークインが適しています。メークインに含まれるデンプンの量が少ないため、加熱しても細胞の形がほとんど変わりません。そのため細胞は崩れにくくてきれいに仕上がります。
  また、コロッケやマッシュポテトのように潰して使う料理には男爵芋(だんしゃくいも)が適しています。男爵芋はデンプンの量が多いため、加熱するとデンプンが膨らみ細胞が丸くなります。そのため細胞が崩れやすくなるので、ホクホクとした食感になります。
  今日の「じゃがいもと切干大根の煮物」に使用しているのは「メークイン」です。家庭では普段どちらを使っているか、みなさんもおうちの人に聞いてみてくださいね。

1月30日(水)



 本日の給食です
 <献立>
  玉子の中華スープ
  ハンバーグトマトソース スパゲティソテー
  キャベツとツナのカレー炒め
  ごぼうと豆のサラダ
  チンゲン菜の醤油和え

  本日の鯖江市産食材は「もやし」で、福井県産食材は「えのき」です。

  今日は「ごぼうと豆のサラダ」のごぼうについてお話します。
 ごぼうは、今から千年以上も前に、薬草として中国から伝わりました。それから日本では、風味と歯ざわりを楽しみながら食べられるようになりました。  
 しかし実は、根の部分を食用として栽培し利用しているのは、世界中でも日本と韓国だけだそうです。欧米では若葉をサラダとして食べるくらいなので、戦争中に日本でごぼうを食卓に出されたアメリカ人は「木の根を食べさせられるのは虐待だ」と裁判になったほどだそうです。
 しかしごぼうは、体を温め、解毒、解熱、発汗、利尿に良い野菜です。また、豊富に含まれている食物繊維には、腸の働きを刺激して、腸内の善玉菌の発育を助ける作用もあります。みなさん、すすんで食べましょう。


2019年1月29日火曜日

1月29日(火)



 
  本日の給食です
<献立>
 麩のすまし汁
 鯖の塩焼き 手作りかき揚げ
 もやしとウインナーのソテー
 小松菜とさつま揚げの煮浸し
 オレンジ

 本日の鯖江市産食材は「もやし」で、福井県産食材は「打ち豆」です。


  今日は「麩のすまし汁」に入っている麩(ふ)についてお話します。
 麩の歴史は古く、中国では1200年前の唐(から)の時代から食べられていました。日本には鎌倉時代に伝わり、室町時代にはお寺で修行する僧たちにとって重要なタンパク源として精進料理に盛んに利用されました。
  麩の原料であるグルテンには体に必要なアミノ酸が豊富に含まれており、その中でも特にグルタミン酸が多く、記憶力の維持や脳の活性化に役立つといわれています。しかも低カロリーなのに消化吸収力が高いため、「ヘルシー食品」として注目され、最近はいろいろな料理に使用されるようになっています。
 今日は「すまし汁」に入っています。みなさんも、麩をいろいろな料理で楽しんで下さいね。

1月28日(月)



 
  本日の給食です
<献立>
 豆腐と油揚げの味噌汁
 ハムカツ ブロッコリー
 ビーフンの五目炒め
 枝豆がんもと人参の煮物
 キャベツのゆかり和え
 
  今日は栄養面から見る、「トンカツなどの揚げ物に対しての誤解」についてお話します。
 みなさんは、次の日の試験や部活の試合に備えて、「勝つ!」ということでトンカツを夕食に食べることがありますよね。しかし、実は大切な日の前日の夜にトンカツなどの揚げ物を食べることはオススメできません。その理由は、普段は脂っこいものを食べても平気だとしても、受験や試合を目前にして、緊張や不安があるため、消化や吸収の能力が下がっています。その鈍った胃袋に消化吸収しにくい揚げ物が入ると、余計に胃腸に負担をかけてしまい、夜の眠りを妨げてしまうのです。 
 しかし、豚肉に含まれているビタミンB1は、受験生にとってエネルギーを効率よく生み出すために欠かせない大切な栄養素です。エネルギー源となる糖質である炭水化物をいっぱい取っても、ビタミンB1が足りないと糖質をうまくエネルギーに変換できません。
 もし前日に豚肉を食べるとしたら、身体を温めて免疫力を高めてくれる生姜をおろして炒めた「豚肉の生姜焼き」がおすすめです。

2019年1月25日金曜日

1月25日(金)



本日の給食です
<献立>
 チキンカレー
 プレーンオムレツ  ケチャップマカロニソテー添え
 大根のシャキシャキサラダ
 小松菜のかつお和え
 グレープフルーツ


 今日は福井の冬に重要な保存食とも言われている「へしこ」についてお話します。へしこは、サバやニシン、フグなどを塩と糠(ぬか)に漬け込んで作られます。魚を樽に漬け込むことを福井の方言で「へし込む」と言い、これを略して「へしこ」と呼ばれるようになったそうです。
 発酵食品である「へしこ」は、ミネラルやアミノ酸をバランスよく含む健康食品でもあります。鯖などの青魚に含まれるDHAや、糠に含まれるビタミンなども、体によい影響を与えてくれます。
 また、加工前の鯖に比べて「へしこ」は、アミノ酸が2.5倍、ペプチドは5倍もの量になります。この大量のペプチドが血圧上昇を抑える働きをしてくれます。そのことを裏付けるように、長年へしこを食べている福井の人々は血圧の問題を抱えている人が少ないそうです。福井の郷土料理のへしこは健康長寿にも効果的だったのですね。

1月24日(木)



本日の給食です
<献立>
 豚汁
 さんまの蒲焼き
 厚揚げとこんにゃくの煮物
 コールスローサラダ
 チンゲン菜の彩り和え


 今日は月に1度のカルシウムがたっぷりな「歯っぴー献立の日」です。主に小松菜・しらす・玉子に多く含まれています。
 カルシウムが不足すると「骨粗鬆症」という恐ろしい病気になりやすいことは、みなさんは知っていると思います。実は今の中学生は40年前の中学生に比べて、骨折になる人の割合が2.5倍も増えているそうです。骨量は小学校の高学年から20歳頃までの成長期に一気に増えると言われています。骨密度が最も増加する今の時期に、きちんと栄養を摂り、運動をすることで骨を育てないと、40代から50代にかけて「骨粗鬆症」を発症しやすくなるのです。
 「骨粗鬆症」になってから、骨に良いものを食べたり、骨を強くする運動を行っても完全に治ることはもうないので、普段からカルシウムを多く含む乳製品や大豆製品、それらの吸収を助ける野菜や海藻類を食べて、心がけていきましょう。

2019年1月23日水曜日

1月23日(水)



本日の給食です
<献立>
 もやしと玉葱の味噌汁
 鶏肉の照り焼き  小松菜ソテー添え
 高野豆腐の玉子とじ
 塩焼きそば
 りんご

 今日は福井の名物料理とも言える「ソースカツ丼」についてお話します。一般的に「カツ丼」といったら、揚げたカツを卵でとじたものを想像する人が多いのですが、私たち福井県民はソースにつけたカツをご飯にのせてある「ソースカツ丼」を思い出す人も多いと思います。実はこの食文化は主に福井県だけで根付いているそうです。
 ソースカツ丼の歴史は大正時代までさかのぼります。福井県出身の高畠増太郎さんという人が、ドイツで料理研究をした後に日本人が喜ぶ味になるように工夫して、東京で開かれた料理発表会で初披露したのが「ソースカツ丼」と言われています。その後に、福井県に持ち帰り「ヨーロッパ軒」というお店で始め、福井県内で広がりました。今では福井県の名物料理となって他の県からも食べに来る人もいるほどだそうです。

1月22日(火)



本日の給食です
<献立>
 ワンタンスープ
 ホイコーロー炒め
 大学いも
 大豆サラダ
 ほうれん草のしらす和え


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に鉄分の多い食材は、ほうれん草・大豆・豚肉です。
 今日は、「ダイエットと鉄分不足の関係」についてお話しします。寒い時期は、暑い時期に比べて運動量が減り、代謝も悪くなります。なので、体重が増加しやすくなる季節でもあります。しかしそれを改善しようと、食べる量を制限するだけのダイエットには実は大きな落とし穴があるのです。無理な食事制限だけのダイエットの結果、栄養が偏って鉄分の補給が追い付かず、貧血になってしまうのです。
 しかも、みなさんは「お肉を食べると太る」と思っていませんか?しかしこれは勘違いです。太るのは肉の脂身の部分です。肉の摂取量が少ないと、筋肉が減って代謝が悪くなり、かえって太りやすい体になってしまいます。
 健康的なダイエットのためにも、お肉を食べることは大切です。バランスよく食事をして、食べた分体を動かすように心がけましょう。

1月21日(月)



本日の給食です
<献立>
 大根と油揚げの味噌汁
 肉じゃがコロッケ  キャベツサラダ添え  1食用中濃ソース
 青じそとツナのスパゲティ
 角天と人参の煮物
 エビのチリソース炒め


 今日は福井県の郷土料理についてお話します。みなさんは、「すこ」という料理を聞いたことはありますか?お正月におせちとして、赤い棒状で歯ごたえがシャキシャキしている酢の物を食べた人もいると思います。これは里芋の茎であるずいきを酢漬けしたものです。酢のパワーによって、ずいきそのものの鮮やかな赤色がでるそうです。昔から、「古い血を洗う」効果があると言われていて、鉄分やカルシウムを多く含みます。
 また、この時期にコタツに入って食べる物で、みかん以外に何を思い出しますか? 冷たく冷やした「水羊かん」がありますよね。ほとんどの地域では夏に食べる事が多いのに、福井では冬に食べる習慣があります。
 福井の水羊かんは、丁稚羊羹(でっちようかん)とも言われます。隠し味で黒糖を使っていることが多く、添加物を一切使用していません。そのため冷蔵庫がない時代、少しでも日持ちがするように冬の時期に作られていたそうです。

2019年1月18日金曜日

1月18日(金)




本日の給食です
<献立>
 豆腐とワカメの中華スープ
 鶏肉のスパイス焼き  フライドポテト添え
 レンコンの金平
 切干大根の旨煮
 小松菜の黒ゴマ和え


 今日は福井の郷土料理の1つでもある「おろしそば」についてお話します。去年の大晦日に年越しそばとして、おろしそばを食べた人も多いのではないでしょうか。
 福井のおろしそばが「越前おろしそば」として全国に広まったのは、昭和22年以降になります。昭和22年10月、昭和天皇が福井に来られた際、2杯ものおろしそばを召し上がられました。その後、皇居に戻られた後、召し上がられたおろしそばを懐かしく思い、「越前のそばは大変おいしかった」という天皇のお言葉から広がったそうです。
 そばは、大根おろしと一緒に食べることで、ビタミンのバランスがとれ、相乗効果があります。解毒作用、消化促進のほかに、カロリーも少なく生活習慣病予防にも最適です。

1月17日(木)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 ソースメンチカツ  ブロッコリー添え
 大野里芋と結び昆布の煮物
 もやしのナムル
 みかん


 今日は福井県の郷土料理についてお話します。郷土料理とは、地方ごとにある独特な料理のことをいいます。地方の特産物や、各地域の気候や風土に適した食材や調理法があります。福井県の郷土料理の特徴は、京料理のような凝ったものより、むしろ手を加えないシンプルなものが多いそうです。それは豊かな海の幸、山の幸に恵まれていて食材そのものが美味しいからでしょうね。
 嶺北地方で見られる郷土料理に、「たくあんの煮もの」があります。大根を保存するために作るたくあんは、雪深い地方ならではの保存食です。年の暮れに漬けて翌年の春から秋にかけて食べます。夏頃には「古たくあん」とよばれこれを醤油と赤唐辛子で煮て作られます。各家庭によって作り方や味付けなどがバラバラですが、福井県周辺でしか、あまり見られない調理法だそうです。

1月16日(水)



本日の給食です
<献立>
 けんちんすまし汁
 鯖の味噌煮  白ネギの煮付け添え
 マカロニミートソース炒め
 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ
 チンゲン菜の醤油和え


 昨日に引き続き、今日は、受験生のみなさんのために試験当日の昼食の取り方についての大切な2つのポイントをお話します。
 1つ目は、「腹持ちが良いものを食べよう!」そして2つ目は「良く噛んで食べるものを選ぼう!」です。そしてこの2つのポイントに合った食べ物があるので、それも最後に紹介したいと思います。
 午前中の試験が終わり、ほっと一息つきたいところですが、また午後からの試験に備えなければいけません。実は昼休みの食事は、午後の試験の結果を左右してしまうほど大切です。
 まず、そのためには腹持ちの良い「ご飯」を中心に食べましょう。パンや麺類は消化吸収が良いので、食べた後すぐに運動をするときは最適ですが、じっとイスに座って集中してエネルギーを使う時にはおすすめできません。また、よく噛む必要のあるものを食べることで、眠気が吹き飛び、脳が活発になるので、「のり巻き」がおすすめです。のり巻きにはかんぴょうや玉子、きゅうり、椎茸といった色々な食材が入っており、バランスよく食べることができます。しかもよく噛まなければ飲み込むことができません。噛むことで心もリラックスして頭も働いてくるので、みなさんも試してくださいね。

 

2019年1月15日火曜日

1月15日(火)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 たっぷりベーコンフライ  ボイルキャベツ添え
 海藻春雨サラダ  1食用中華ドレッシング
 五目煮豆
 カリフラワーのゆかり和え


 1月も中旬に入り、受験生にとっては大切な時期に突入しました。今日はそんな3年生のみなさんや、これからに向けて1・2年生のみなさんのために、試験当日の朝食の取り方について、大切な2つのポイントをお話します。
 1つ目は「糖質を中心に、脂っこい物はとらない!」2つ目は「ご飯の代わりにそばを食べよう!」です。それぞれのポイントにはちゃんとした理由があるのですよ。
 まず私たちの体は、寝ている間は体温が低くなっています。しかし朝起きて、朝ごはんを食べることにより体温を上げることができます。そのときに朝から菓子パンやピザ、カップラーメンなどの油脂分が多い物を食べてしまうと、体はいつまでたっても言うことを聞いてくれません。脳へのエネルギー源は唯一、ブドウ糖だけです。余分なものが含まれてないご飯を食べて、脳を働かせると、やる気や集中力が出て、良い結果を導くことができます。また、炭水化物でも大切な試験当日は、「そば」を食べることをおすすめします。
 そばにはイライラ感や不安な気分を静めてくれるビタミンBや記憶力を向上させてくれるルチンという栄養素がたくさん含まれています。のどごしも良く、あっさりしているので、食欲の出ない朝にはそばを食べて試験を乗り切りましょう。

2019年1月11日金曜日

1月11日(金)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 手作りチキンカツ ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 マカロニサラダ
 刻み昆布の炒り煮
 バナナ


 みなさん、今日は何の日か知っていますか?1月11日は鏡開きの日です。鏡開きとは、旧年の無事を神様に感謝しながら、お正月に神様に供えた鏡餅をいただく儀式です。
 実際にはお餅を「切る」わけですが、縁起を担いで開運の意味も込めて「開く」という言葉を使います。そのためお餅を食べた者には、力を授けられるといわれています。神様へのお供え物をいただくことによって、1年の家族の無事息災が約束されるという意味もあるそうです。
 元々は1月20日に行われていましたが、江戸幕府の第三代将軍でもある徳川家光が亡くなったのが20日であったため、この日を避けて1月11日になったそうです。

2019年1月10日木曜日

1月10日(木)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ
 肉団子の酢豚風
 ラーメン ワカメ コーン
 ちくわの2食揚げ(青のり・カレー)
 ほうれん草のナムル


 今日は昨日に引き続き、おせち料理についてお話します。おせち料理といったら、昨日お話した黒豆、ごまめ、数の子以外に、みなさんは何を食べましたか?縁起が良いということで、紅白かまぼこやなますを食べた人も多いと思います。 紅白かまぼこは、半円の形が初日の出を連想させ、紅はめでたさと喜び、白は神聖を表します。 また、なますがおせち料理の一品である理由は、人参と大根の紅白の彩りがめでたいからだそうです。
 みなさんが大好きな、栗きんとんは、色が金貨の色に似ていることから、「財産が貯まるように」との願いが込められています。栗のまわりについている黄色のあんは、栗を潰したものだと思っていた人もいるかもしれませんが、実はさつま芋を蒸して潰したものなのですよ。
 このようにおせち料理は、正月元旦の朝に出し、年神さまを迎えて健やかな新年をお祝いし、1年の幸福を祈りながら食べる日本の伝統食です。

2019年1月9日水曜日

1月9日(水)



本日の給食です
<献立>
 麩とワカメの味噌汁
 鶏肉の磯辺揚げ  ブロッコリーのかつお和え添え
 根菜の炒り煮
 小松菜とウインナーのソテー
 ナタデココパイン


 正月の食事といったら「おせち料理」ですが、みなさんは何種類くらい食べましたか? おせちには、実はそれぞれの願いが込められています。
 今日は、「祝い肴(さかな)三種」と言われている3品についてお話します。1つ目は、黒豆です。黒豆は、肌を美しくする良質なたんぱく質を含みます。また、コレステロールや脂肪酸の増加を抑えるリノレン酸を含み、ビタミンBも多く含むため、疲労回復に効果的です。そんな黒豆は、「1年を“まめ”に暮らせますように」と願いが込められています。
 2つ目は、カタクチイワシの稚魚(ちぎょ)を干して、甘辛く炊いたごまめです。イワシは田んぼの肥料に使われていた事もあり、田作りとも呼ばれ、「豊作の願い」が込められています。
 3つ目は、数の子です。数の子は何という魚の卵か知っていますか?実は、にしんの卵です。たまごの数にあやかり、「子孫繁栄を願う」意味があります。数の子はたんぱく質やビタミンEなどを豊富に含む栄養満点な食材です。
 明日はその他の代表的なおせち料理についてお話します。

 

2019年1月8日火曜日

1月8日(火)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 煮込みハンバーグ  粉ふきいも添え
 がんもと大根の煮物
 カリフラワーサラダ
 ちくわの甘辛金平

 みなさんは元旦の朝にお雑煮は食べましたか?お雑煮は、室町時代に正月の祝いの膳として武家社会で食べられており、それが江戸時代頃から庶民の間にも普及されるようになりました。
 「雑煮(ぞうに)」は「雑多(ざった)に色々煮る」と言う意味で使われ、現在のように地方や各家庭により様々な具になったようです。例えば、角餅か丸餅か、餅を煮るか焼くか、汁はすましか味噌かで分かれてきます。 福井県は丸餅を煮て、合わせ味噌で食べる家庭が多いと思いますが、東京などの関東地方では、焼いた角餅を鶏肉や青菜と一緒にすまし汁で食べます。関西地方では1日目は丸餅を白味噌で煮たものを食べ、2日目は焼いた丸餅をすまし汁で頂くところもあるそうです。また、ちょっと変わった食べ方をするのが香川県です。白味噌仕立ての汁の中に、あんこ入りの丸餅を焼かずに入れるそうです。一体どんな味がするのでしょうね。