2019年11月29日金曜日

11月29日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 照り焼きハンバーグ  フライドポテト添え
 海藻サラダ
 金平ごぼう
 りんご


 今日はこれからの季節においしくなる「りんご」についてお話します。みなさんは「りんご」と聞いてどんな事をイメージしますか?お通じに良いとかおとぎ話に出てくる「毒りんご」とか、色々ありますよね。
 りんごに多く含まれる「ペクチン」という食物繊維は、腸を掃除してくれたり、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれることは良く知られていますが、実はりんごを皮のまま丸かじりすると、「眠気覚まし」の効果があるそうです。歯をかみ合わせる動作は、脳を刺激して眠気を覚ましてくれ、コーヒーよりも即効性があるとも言われています。みなさんも試してみてくださいね。

11月28日(木)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆と白菜の味噌汁
 手作りソースカツ
 青じそとツナのスパゲティ
 ひじきサラダ  1食用ゴマドレッシング
 レンコンのおかか煮


 今日は「レンコンのおかか煮」に使われているレンコンについてお話します。漢字で「蓮(はす)の根(ね)」と書くように、れんこんは、蓮(はす)の地下茎の肥大した部分のことを言います。実際、レンコンを食用としているのは日本や中国などの少数の国々だけだそうです。日本では、穴があいていることから「先が見通せる」と、縁起の良い食材とされ、おせち料理に欠かせない野菜です。
 レンコンにはビタミンCが豊富に含まれており、その量はみかんよりも上だそうです。ビタミンCは免疫力を高めて風邪などの感染症を予防してくれます。また、食物繊維も豊富に含まれていて、きのこと同じくらいの量を含んでいるそうです。そのため、便秘の予防・改善の効果があり、血糖値の上昇を抑えてくれたりするので、みなさん、すすんで食べましょう。

11月27日(水)



本日の給食です
<献立>
 麩とじゃが芋の味噌汁
 ほっけの照り焼き  厚焼き玉子
 ビーフンの五目炒め
 切干大根の旨煮
 ブロッコリーのゴマ和え


 今日は「ほっけの照り焼き」の「ほっけ」についてお話します。 ほっけを漢字で書くと、魚へんに「花」と書きます。この漢字表記の由来は、ほっけの幼魚(ようぎょ)がとてもきれいな青緑色をしていて、群れで泳ぐと花のようなのであり、主な漁場が北海道や東北地方など北の方であった事から、北の花と表現されました。そこから北の花の読み方を変え、ほくか、そしてほっけとなった説があるそうです。
 ほっけには、ビタミンA・B・D、カルシウムなどが豊富に含まれており、特にカルシウム含有量は魚の中でもトップクラスで、サンマの2倍以上、アジの4倍以上にもなります。そのため骨粗しょう症予防、骨・歯の強化に良い食材です。  
 今日は照り焼きにしました。みなさん残さず食べましょう。

2019年11月27日水曜日

11月26日(火)



本日の給食です
<献立>
 野菜コンソメスープ
 鶏肉の唐揚げ
 もやしとウインナーのカレー炒め
 ブロッコリーサラダ
 パイン缶詰


 今日は「野菜コンソメスープ」に入っている大根についてお話します。みなさんは「大根役者」という言葉は聞いたことがありますよね。では、演技の下手な役者を大根役者というのはナゼでしょう?これにはちゃんとわけがあるのです。大根おろし、煮物、汁物と、ダイコンは、どんな料理にしても食あたりしないということにちなんでいるのだそうです。つまり、演技の下手な役者は、がんばっても当たった試しがないという意味なのです。
 「ダイコンどきの医者いらず」とも言われるように、大根は、デンプン、タンパク質、脂肪の消化を助ける働きがあります。天ぷらや焼き魚におろしダイコンを添えるのもちゃんと理由があるのですね。その他、ガン細胞を抑制するリグニンという繊維を含む優れもの食品です。みなさん残さず食べましょう。

11月25日(月)



本日の給食です
<献立>
 肉団子入り中華スープ
 八宝菜
 大学いも
 バンサンスー
 小松菜とちりめんの煮浸し


 今日は「大学いも」についてお話します。乱切りにしたさつま芋を油で揚げて、水あめや砂糖にからめたものを「大学いも」と言いますが、なぜこの名前がついたかみなさんは知っていますか?
 色々な説があるのですが、大正時代に東京の大学生がこれを好んで食べていたためこの名前が付いたという説や、昭和初期に東京大学の学生が学費を稼ぐためにこれを作って売ったのが名前の由来だと言われています。
 どちらにしても、食べ盛りの若い人たちが好んで食べた理由は、さつま芋の栄養価が高く、しかも油で揚げるのでエネルギー量が高く、砂糖でからめるので糖分も豊富であり、栄養価の高い食べ物なので、大人気になったのでしょうね。
 みなさんは、色々な食材を残さず食べて丈夫な身体をつくっていきましょう。

2019年11月22日金曜日

11月22日(金)



本日の給食です
<献立>
 まなべ汁
 福井県産しいらの照り焼き  さつま芋のかき揚げ
 地場産野菜炒め
 大野里芋と厚揚げの煮物
 大根のゆかり和え


 今日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・玉ねぎ・キャベツ・さつま芋・大野の里芋・青ねぎ」、福井県産は「シイラ・打ち豆」です。
 今日は鯖江市の小中学校で、6月と11月の食育月間に行われる「地場産給食ふるさとの日」です。ほとんどの食材が鯖江市または福井県内で獲れたものです。その中でも今日は「シイラ」という魚についてお話します。
 年々シイラの水揚げ量は増えてきており、福井県の主要な魚の一つになりつつあります。主に定置網で漁獲され、県内ほぼ全ての漁港で水揚げされます。  
 初夏に獲れるシイラを「梅雨シイラ」、秋頃のシイラを「彼岸ジイラ」と呼びます。ハワイでも獲れるらしく、「マヒマヒ」の呼び名で、高級魚として有名です。
 シイラは脂肪がとても少なく、良質なタンパク源となる食材です。また、野菜などからは摂取できないビタミンDやビタミンB12を多く含んでいます。ビタミンDは体内のカルシウムの濃度を調節し一定に保つ働きや、カルシウムやリンの吸収を助けるとともに、骨の形成を促す働きがあります。ビタミンB12はDNAの合成や調整に深く関わっており、正常な細胞の増殖を助ける働きがあります。
 シイラは赤身魚ですが、マグロのような赤い身ではなく、ほんのり桜色で、脂質が少なく淡白です。そのため鮮度落ちが早く、まとまった量も獲れないこともあってか産地で消費されてしまうことが多いようです。
 今日は照り焼きにしました。みなさん味わって残さず食べましょう。

2019年11月21日木曜日

11月21日(木)



本日の給食です
<献立>
 豚汁
 おでん3種類(大根・枝豆がんも・さつま角)
 ミニオムレツ  チリソースかけ
 ほうれん草のかつお和え
 金時煮豆


 今日はカルシウムたっぷりの「歯っぴー献立の日」です。今日の献立でカルシウムが豊富に含まれている食材は、ほうれん草・がんもどき・さつま揚げです。
 今日はその中でも豆腐や油揚げ、味噌などの大豆製品とカルシウムの関係についてお話します。大豆製品ってそんなにカルシウムが含まれているの?と驚く人もいると思いますが、実は豆類に多く含まれているイソフラボンという成分には、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにして、骨量を増やす働きがあるのです。そのため、イソフラボンの摂取量が多い人は骨密度が高いという研究結果も報告されています。
 しかし、大豆を加工する間にイソフラボンが分解するため、大豆食品によって含まれている量に差がでてきます。その中でも最も含有量が多いのは、「きな粉」だそうです。牛乳に溶かして飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりと、みなさんも「きな粉」を食事に取り入れてみましょう。

2019年11月20日水曜日

11月20日(水)



本日の給食です
<献立>
 きのこのすまし汁
 鶏肉のスパイス焼き  かぼちゃの天ぷら添え
 ミートスパゲティ
 こんにゃくとちくわの炒り煮
 グレープフルーツ


 今日は「こんにゃくとちくわの炒り煮」のちくわについてお話しします。ちくわはある魚を原料としていますが、みなさんは何という魚か知っていますか? 日本で作られるちくわのほとんどは、スケトウダラという白身の魚が原料だそうです。そのため、カルシウムや鉄分を含み、たんぱく質の多いのが特徴です。また、名前由来は、切り口が竹を割ったように見えることから、竹の輪と書いて「竹輪(ちくわ)」よばれるようになったそうです。
 今日は、こんにゃくとピーマンとしらすを一緒にゴマ油で炒って煮ました。 ちくわは、そのまま食べても、煮ても、炒めてもおいしい食材なので、色々な調理法で食べましょう。



11月19日(火)



本日の給食です
<献立>
 さつま汁
 さんまの蒲焼き
 ひじきと大豆の煮物
 コールスローサラダ  1食用フレンチドレッシング
 蒸しシュウマイ


 今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主にさんま・大豆ひじき・味噌に多く含まれています。
 今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのか、いくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。
 また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。



2019年11月18日月曜日

11月18日(月)



本日の給食です
<献立>
 ワンタンワカメスープ
 クリーミーコーンコロッケ ブロッコリー添え 1食用中濃ソース
 麻婆豆腐
 塩焼きそば
 フルーツ杏仁


 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか?口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。
 口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。
 もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎや納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。

2019年11月15日金曜日

11月15日(金)



本日の給食です
<献立>
 なめこと大根の味噌汁
 手作りチキンカツ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 ナポリタンスパゲティ
 小松菜とさつま揚げの煮浸し
 卯の花


 今日は「なめこと大根の味噌汁」のなめこについてお話します。なめこと言えば、ヌルヌルした「ぬめり」が特徴です。この「ぬめり」は「ムチン」と言われる粘性物質で、タンパク質といくつかの多糖類が結合したものです。なめこの他に、オクラ、モロヘイヤ、里いも、長いもなどのヌルヌルする食べ物全般に多く含まれています。
 ムチンは消化管などの粘膜にくっつき、表面を保護して滑りを良くする作用があるため、消化器官では胃潰瘍や胃炎の予防・改善に効果があります。 また呼吸器官では鼻の粘膜を丈夫にして、カゼやインフルエンザなどの感染症にかかりにくくする効果があります。みなさん、すすんで残さず食べましょう。

2019年11月14日木曜日

11月14日(木)



本日の給食です
<献立>
 かき玉すまし汁
 豚肉と野菜の味噌炒め
 じゃが芋と角天の煮物
 チキンナゲット  ケチャップ添え
 バナナ


 今日は、昨日までお話した免疫力をアップしてくれる食材以外の変わった食材をいくつか紹介します。この中にはみなさんが苦手なものや食べた事がないものがあるかも知れませんが、いずれかは口にすると良い食材ばかりなので、覚えておいてくださいね。
 まずは、「最強の野菜」と言われる、ニンニク、ニラ、らっきょうです。これらはみんなネギ類に分類され、イオウ化合物という強い刺激臭が免疫力を高めてくれます。海外では毎日ニンニクを丸ごと1個食べる事をすすめている国もあるそうです。
 その他には、ショウガ、青じそなどの香味野菜や、バジル、ローズマリーなどのハーブ類は、少量使うだけで料理に風味を加えておいしさを増し、免疫力を高め、抗酸化力を発揮してくれます。
 このように、免疫力をアップしてくれる食材は私たちの周りにたくさんあります。 その事を意識しながら食べることで、体自身も良いものを選んで吸収してくれるので、みなさんもバランスよく食べていきましょう。

11月13日(水)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ
 鶏肉の磯辺揚げ  粉ふき芋添え
 ラーメン  ワカメ  なると
 大豆とひき肉のカレー炒め
 もやしのゆかり和え


 今日は昨日に引き続き「免疫力をアップする食材」についてお話します。冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。
 しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。
 きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2019年11月13日水曜日

11月12日(火)



本日の給食です
<献立>
 キャベツと油揚げの味噌汁
 鯖の塩焼き
 揚げ出し豆腐 きのこあんかけ
 大根のそぼろ煮
 ほうれん草の磯辺和え


 今日は昨日に引き続き「免疫力をアップする食材」についてお話します。冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。
 しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。
 きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

11月11日(月)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 もちっと肉みそフライ  ブロッコリーのかつお和え
 大豆のゴマ炒め
 ツイストマカロニサラダ  
 フルーツナタデココ


 今日は免疫力アップの食材でもある「ネバネバ食品」についてお話します。みなさんはネバネバ食品といったら、何を思いだしますか?
 納豆、なめこ、オクラ、モロヘイヤなどがありますよね。 実はネバネバする成分そのものに免疫力を強くする作用があります。例えば納豆は、納豆菌の発酵によって大豆に含まれる成分がパワーアップし、大豆そのものより栄養成分が消化吸収されやすい形になります。そしてネバネバする成分は血液をサラサラにしてくれて、腸内環境を整えて免疫力を高めます。これからの寒い季節は、なめこの味噌汁や、納豆などのネバネバ食品を積極的に食べていきましょう。

2019年11月8日金曜日

11月8日(金)



本日の給食です
<献立>
 チキンきのこカレー
 ソースメンチカツ
 大根サラダ
 福神漬け
 オレンジ


 今日は免疫力アップの食材でもある「野菜類」についてお話します。野菜をたくさん食べる人は健康で、ガンにもかかりにくいということをみなさんは知っていますか?その野菜の中でも、よく耳にするのは、ほうれん草や人参、トマトなどの色鮮やかな緑黄色野菜です。
 それに比べて、キャベツや大根、玉ねぎなどの色の薄い淡色野菜は脇役的存在です。しかし最近、淡色野菜に多く含まれているイオウ化合物には、免疫力をアップさせて、生活習慣病などの怖い病気の予防に効果があることが発見されました。野菜の種類によっては緑黄色野菜を上回る良い働きがあるそうです。
 そのため淡色野菜も緑黄色野菜と同じくらい大切な効果があります。今日の給食には3種類の淡色野菜が入っています。みなさんはどれか分かりますか?答えは「大根、きゅうり、玉ねぎ」です。普段みなさんが食べている野菜ばかりなので、これからもすすんで食べるようにしましょう。

11月7日(木)




本日の給食です
<献立>
 大根とさつま揚げの味噌汁
 鶏肉の照り焼き  キャベツソテー添え
 絹揚げと結び昆布の煮物
 シェルマカロニサラダ  1食用マヨネーズ
 小松菜の白ゴマ和え


 今日は「免疫力低下の原因」についてお話します。みなさんは夜遅くまで起きていたりして、不規則な生活になっていませんか?特に睡眠不足で常に体が疲れている状態だと、大量の活性酸素という悪い酸素が発生して、免疫力を低下させます。また、運動不足や体力の低下も免疫力を低下させます。そして食品添加物がたくさん入ったインスタント食品や、加工したお菓子などの食べ物からくる影響でも免疫力を低下させてしまうのです。
 このようにいくつかの原因がありますが、私たちにとってはどれも当てはまりやすいものばかりです。1番栄養を摂らなければならない成長期に、添加物たっぷりのおかしやハンバーガーばかり食べていては、病気になった時の抵抗力も弱くなります。生活習慣を変えるのは大変な事ですが、健康のために少しずつ意識していく必要があります。明日は免疫力をアップしてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。

11月6日(水)



本日の給食です
<献立>
 豆腐とワカメの味噌汁
 豚すき焼き風煮
 ちくわの2色揚げ(青のり・黒ゴマ)
 チンゲン菜のソテー
 黄桃缶詰


 今日は「免疫力の仕組み」についてお話します。免疫力とは、私たちが自分を守るために本来持っている防衛機能の事をいいます。例えば大気中の細菌やウイルスが、体内に侵入してきた時に、私たちの防衛機能はそれを異物と感知すると同時に、攻撃してくれます。また、ホコリや塵(ちり)を吸ってしまうとくしゃみが出るのも、花粉症で体内に入ろうとする花粉を阻止する為に涙や鼻水が止まらなくなるのも免疫症状なのです。
 こうして体内の異常細胞の発生を細かくキャッチしてくれるおかげで、私たちの体の健康を守ってくれます。 今現在、私たちを悩ます病気のほとんどは、免疫の低下や異常から来るものだと言われています。では明日はどういった事が原因で免疫力が低下してしまうのかについてお話します。

2019年11月5日火曜日

11月5日(火)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 カレーコロッケ  ブロッコリー添え  1食用中濃ソース
 プチベーコングラタン
 マロニーサラダ
 ほうれん草の彩り和え


 今年もあと2ヶ月を切りました。これからの寒い時期、体調を崩しやすくなり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合と、いつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。
 今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。
① たまに立ちくらみがする。
② 下痢や便秘をしやすい。
③ 人ごみに出ると、のどがイガイガする。
④ 普段イライラしやすい。
 さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻、のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。明日は、免疫力とは何かをお話したいと思います。


11月1日(金)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 ハンバーグ トマトソースかけ  ブロッコリーコンソメ煮
 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ
 小松菜のスクランブルエッグ
 みかん 1/2個


 みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?今日はこれからおいしくなる冬野菜についてお話しします。まず、大根・人参・れんこん・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
 そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日は、今が旬のブロッコリーや小松菜、人参が使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。