2020年12月24日木曜日

12月23日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の磯部揚げ

 ソース焼きそば

 コールスローサラダ  1食用フレンチドレッシング

 玉子ロール


今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。

 


2020年12月22日火曜日

12月22日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 煮込みハンバーグ

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 高野豆腐の含め煮

 小松菜の黒ゴマ和え


今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。この言葉は、いろいろなところで言われるようになり、覚えている人も多いと思います。豆類ゴマなどの種実類ワカメなどの海藻類野菜類は魚などの魚介類シイタケなどのきのこ類イモ類ですこれらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類を少しずつでも食べることが大切です。みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。


2020年12月21日月曜日

12月21日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 福井サーモンフライ  1食用中濃ソース

 ミートソーススパゲティ

 ブロッコリーサラダ

 冬至なんきん

 クリスマスデザート


 今日は冬至(とうじ)についてお話します。冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。毎年12月21~23日頃と言われ、今年は今日12月21日がその日にあたります。この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至なんきん」とよぶ地域も多いそうです。今日は少しの量ですが、みなさん味わって食べましょう。


12月18日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 鶏肉の照り焼き  小松菜ソテー添え

 厚揚げとこんにゃくの煮物

 大学いも風金平炒め

 カリフラワーのゆかり和え


 今日は月に1度のカルシウムがたっぷりな「歯っぴー献立の日」です。主に厚揚げ小松菜・さつま芋多く含まれています。カルシウムが不足すると「骨粗鬆症」という恐ろしい病気になりやすいことは、みなさんは知っていると思います。実は今の中学生は40年前の中学生に比べて、骨折になる人の割合が2.5倍も増えているそうです。骨量は小学校の高学年から20歳頃までの成長期に一気に増えると言われています。骨密度が最も増加する今の時期に、きちんと栄養を摂り、運動をすることで骨を育てないと、40代から50代にかけて「骨粗鬆症」を発症しやすくなるのです。「骨粗鬆症」になってから、骨に良いものを食べたり、骨を強くする運動を行っても完全に治ることはもうないので、普段からカルシウムを多く含む乳製品大豆製品、それらの吸収を助ける野菜海藻類を食べて、心がけていきましょう。


12月17日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ほうとう汁

 手作りソーストンカツ  キャベツサラダ添え

 ほうとう  かぼちゃ

 さつま揚げの金平

 法連草の白ゴマ和え


 今日は山梨県の郷土料理でもある「ほうとう」についてお話します。「ほうとう」とは、小麦粉を練り太めに切って作っためんを、旬の野菜である大根や白菜・ネギと一緒に、冬でも保存が効く「かぼちゃ」も入れて、味噌仕立ての汁で煮込んだものです。山梨県を中心とした地域で食べられており、今では郷土料理の一つとして親しまれています。昔は山間部では米作りが難しく、お米は貴重な食べ物でした。代わりに麦を栽培して、その収穫した麦を麺にして季節の野菜と煮込むだけの「ほうとう」は、作る手間がかからないうえ、栄養価が高い点が魅力でした。戦国時代に山梨出身の武田信玄は、その効率の高さから、「ほうとう」を野戦食として用いていたとも伝えられています。名前の由来は、武田信玄が自分の刀で食材を切ったことから「宝(たから)の刀(かたな)と書き、宝刀(ほうとう)」と名付けられたという説もあるそうです。今日は、毎年小学校で出ている「ほうとう」の麺を取り寄せました。色々な具材が入った味噌仕立ての汁に、ほうとう麺とかぼちゃを入れて、汁まで残さず食べましょう。


12月16日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 肉団子の酢豚風

 フーヨーハイ かにカマあんかけ

 もやしのナムル

 みかん


今日は「フーヨーハイ」の材料であるたまご」についてお話します。ゆで玉子に玉子とじ、茶碗蒸し、目玉焼き、オムレツと卵料理はたくさんあって、食卓には欠かせない大切な食品ですよね。たまごは、良質タンパク質脂質を豊富に含み、脂質の中でもコレステロールという成分が卵黄には含まれています。そのため、「たまごを食べ過ぎるのは体に良くない」と思われるようになり、意外に知られていないことが多いようです。しかし実は卵白には血中のコレステロールを下げる「レシチン」という栄養素が含まれており、カルシウム鉄分などのミネラル、そしてビタミンA、B群、D、Eなどのビタミン類もたっぷり含まれています。「卵をたくさん食べるとコレステロール値が上がり恐ろしい病気の原因になる」という説は根拠のないものなので、みなさんは毎日、玉子料理を食べるようにしましょう。 

2020年12月16日水曜日

12月15日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 カレーコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 ブロッコリーとイカのソテー

 ひじきと大豆の五目煮

 大根のかつお和え


今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」「食べ続けて頭が良くなるDHA「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPAです。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんもお魚パワーを信じて積極的に食べましょう。


2020年12月14日月曜日

12月14日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 けんちんすまし汁

 鯖の味噌煮  白ネギの煮物添え

 塩焼きそば

 ごぼうのハムサラダ

 黄桃缶詰


今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか? 栄養素の働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHAです。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。残り2つの栄養素は明日お話しします。今日の「鯖の味噌煮」には色々な栄養素が含まれています。残さず食べて、お魚パワーを身につけましょう。


2020年12月11日金曜日

12月11日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 照り焼きハンバーグ

 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング

 こんにゃくのおかか煮

 りんご


12月に入り寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか?外に出て遊んだり、運動することも実は予防のひとつなのです。それでも風邪をひいてしまった時のために、今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類を中心に取るようにしましょう。そして熱が出てしまった時は、体温が高くなるので身体の中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープ味噌汁などの汁気のある料理でまめに水分補給することが大切です。また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸し豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。このように、症状に分けて食べることも早く回復するためには大切なことなので、みなさんも頭に入れておいてくださいね。

 


2020年12月10日木曜日

12月10日(木)


本日の給食です

<献立>

 麩と玉ねぎの味噌汁

 手作りチキンカツ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃祖ソース

 大豆とレンコンの炒り煮

 キャロットサラダ

 法連草の和え物


今日はこれからの季節においしくなる根菜類についてお話しします。みなさんは、食品には体を温める食品と冷やす食品があるということを知っていますか?体を温めてくれる食品は、大根、にんじん、ごぼう、生姜など、土の中にできる根菜類と呼ばれているものです。これらは旬の時期が冬であるものが多いのが特徴です。反対に体を冷やす食品は、レタス、きゅうり、トマト、なすなど、夏が旬で、生で食べられるものです。夏は体を冷やすもの、冬は体を温めるものが旬とは、自然の恵みはよくできていますよね。では、根菜類になぜ体を温める作用があるのでしょうか。それは水分が少なく、ビタミンCEや、鉄分などをはじめとするミネラルを多く含むものが多いためだと言われています。ビタミンEは血行促進作用があり、ミネラルは、血液や筋肉を作る素となり体温を維持してくれるたんぱく質を体内で活用されるのに必要な栄養素なのです。今日の献立にはレンコンとにんじんが入っています。みなさん残さず食べましょう。

 

 

12月9日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 きのこすまし汁

 鯖の塩焼き 厚焼き玉子添え

 ビーフンの五目炒め

 大野里芋とがんもの煮物

 ひじきサラダ


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。 主に鉄分の多い食材は、さば・ひじき・玉子です。今日は、「ダイエットと鉄分不足の関係」についてお話しします。寒い時期は、暑い時期に比べて運動量が減り、代謝も悪くなります。なので、体重が増加しやすくなる季節でもあります。しかしそれを改善しようと、食べる量を制限するだけのダイエットには実は大きな落とし穴があるのです。無理な食事制限だけのダイエットの結果、栄養が偏って鉄分の補給が追い付かず、貧血になってしまうのです。しかも、みなさんは「お肉を食べると太る」と思っていませんか?しかしこれは勘違いです。太るのは肉の脂身の部分です。肉の摂取量が少ないと、筋肉が減って代謝が悪くなり、かえって太りやすい体になってしまいます。健康的なダイエットのためにも、お肉を食べることは大切です。バランスよく食事をして、食べた分体を動かすように心がけましょう。


12月8日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉の唐揚げ

 もやしとエビのカレーソテー

 金平ごぼう

 ナタデココフルーツ


 今日は「もやしとエビのカレーソテー」エビについてお話します。私たちがふだん何気なく食べているエビですが、一体どのくらいの種類があるかみなさんは知っていますか? 車えび、大正エビ、シバエビ、伊勢エビ、甘エビ、ブラックタイガー、よく聞いたり、目にする名前はこれくらいではないでしょうか。 エビは世界各地に約3000種も生息しており、日本だけでも約700種がいると言われています。エビという漢字は「海」に「老(ろう)」と書きます。これは腰の曲がった姿が老人をイメージさせるところからきています。また、腰が曲がるまで長生きできるということで、縁起のよい食材でもあります。エビの身の部分にはたんぱく質タウリンビタミンEが豊富に含まれています。タウリンは栄養ドリンクなどにも含まれているので聞いたことがある人もいるかもしれません。魚介類や甲殻類に多く含まれるアミノ酸の一種で、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らしたり、肝機能や疲労の回復を促したりする効果があります。また、ビタミンEには血圧を下げたり、ホルモンバランスを整えたりする効果や、血行を促進して冷え性を改善したりする効果が期待でできるそうです。今日はもやしと一緒にカレー粉で炒めました。みなさん残さず食べましょう。


2020年12月7日月曜日

12月7日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 メンチカツ  ブロッコリーのゴマ和え   1食用中濃ソース

 青じそとツナのスパゲティ

 大根の炒り煮

 さつま芋サラダ


今日は「豆腐となめこの味噌汁なめこについてお話します。なめこと言えば、ヌルヌルした「ぬめり」が特徴です。この「ぬめり」は「ムチン」と言われる粘性物質で、タンパク質といくつかの多糖類が結合したものです。なめこの他に、オクラモロヘイヤ里いも長いもなどのヌルヌルする食べ物全般に多く含まれています。ムチンは消化管などの粘膜にくっつき、表面を保護して滑りを良くする作用があるため、消化器官では胃潰瘍や胃炎の予防・改善に効果があります。また呼吸器官では鼻の粘膜を丈夫にして、カゼやインフルエンザなどの感染症にかかりにくくする効果があります。みなさん、すすんで残さず食べましょう。


2020年12月4日金曜日

12月4日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 キーマカレー

 たっぷりベーコンフライ  ブロッコリーソテー添え

 大根サラダ  1食用ゴマドレッシング

 福神漬け

 オレンジ


今日は「キーマカレー」についてお話します。みなさんは「キーマ」という言葉は、どんな意味があるのか知っていますか?元々は英語ではなく、カレー発祥の地であるインドの言葉が語源だそうです。ヒンディー語で「細かいもの」という意味があり、ひき肉や野菜を細かく切ったカレーのことを「キーマカレー」と言うようになったのです。ドライカレーと似ていますが、キーマカレーはとろみの付いた汁気のあるものを言うそうです。今日のカレーは豚ひき肉、鶏ひき肉、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、グリンピースが入っています。残さず食べましょう。


2020年12月3日木曜日

12月3日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ  法連草ソテー添え

 ジャーマンポテト

 切干大根の炒り煮

 パイン缶詰


 今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、体重増加の心配も出てきます。そこで、どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうはいきませんよね。そのときはガム昆布スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。


12月2日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 じゃが芋とワカメの味噌汁

 鶏肉のスパイス焼き

 ナポリタンスパゲティ

 レンコンサラダ

 小松菜の磯部和え


 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか? 口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎ納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。


2020年12月2日水曜日

12月1日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 豚肉と野菜の味噌炒め

 角天と大根の煮物

 俵コロッケ  中濃ソース添え

 ブロッコリーのしらす和え


今日は「豚肉と野菜の味噌炒め」味噌についてお話します。みなさんは、味噌汁や味噌を使った料理を毎日食べていますか?味噌の主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含み、畑の肉といわれています。また、発酵によってアミノ酸やビタミンなどを多量に生成した味噌は、栄養的にさらにすぐれたものになっています。そのため味噌には色々な効果があると言われています。例えば、「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」ということわざがあります。これはみそ汁を食べる頻度が高い人ほど胃ガンによる死亡率が低いと言う事が分かったからです。大豆に含まれる有効成分は、さらに肝臓ガン、乳ガン、大腸ガンなども予防する働きがあるそうです。その他にも整腸作用疲労回復美白効果もあるそうです。みなさんも積極的に味噌汁や味噌を使った料理を食べるようにしましょう。

 


2020年11月30日月曜日

11月30日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 エビグラタンフライ  1食用中濃ソース

 小煮しめ

 シェルマカロニサラダ

 フルーツ杏仁


 みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?今日はこれからおいしくなる冬野菜についてお話しします。まず、大根人参れんこん里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。そして、ほうれん草小松菜白菜ねぎといった菜っ葉類です。これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日の給食には、今が旬のれんこんごぼう大根人参が使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。

 


2020年11月27日金曜日

11月27日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 野菜豆腐ハンバーグ  チンゲン菜ソテー添え

 コールスローサラダ  1食用ゴマドレッシング

 玉子ロール

 みかん


今日は「コールスローサラダ」についてお話します。実は「コールスローサラダ」の歴史は長く、おそらくは古代ローマ時代から食べられてきたと考えられています。コールスローサラダとは一般的にサラダの一種で細かく切ったキャベツを使ったサラダの事を指しています。コールスローの名前は、元々18世紀頃、オランダ語のキャベツサラダを意味する単語を短縮した「コールスラ」から生まれたものだそうです。今日の「コールスローサラダ」にはキャベツの他に、人参、ハム、コーンと色々な食材が入っています。みなさん残さず食べましょう。


11月26日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の唐揚げ(カレー味)

 高野豆腐の含め煮

 ごぼうサラダ

 法連草のナムル


 今日は「法連草のナムル」ナムルの意味についてお話します。ナムルとは、韓国語で「食用の草や葉っぱや根っこといった野菜などを和えたおかず」という意味だそうです。日本の料理でいうと「和え物」にあたります。ナムルの材料は、それぞれの素材に合わせて、塩もみ、茹でる、炒める、蒸すなどの下ごしらえをします。素材の名前を付けて、「何々ナムル」と呼びます。また、それぞれの素材の個性を楽しめるナムルは、ビタミンミネラルを多く含むので、疲労回復の効果があります。今日は法連草もやし人参をゆでて、ゴマ油が入った手作りのタレで和えてあります。みなさん残さず食べましょう。




2020年11月26日木曜日

11月25日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 福井めぐみ汁(とろろ昆布付き)

 福井県産赤カレイフライ  セサミケチャップソース添え

 じゃが芋のそぼろ煮

 うららのサラダ

 小松菜のかつお和え

 鯖江市産ブルーベリー大福


 今日は「福井のめぐみ給食」です。鯖江市の小学校の栄養教諭の先生方が考えた献立を中学校給食にも取り入れて、みなさんに色々な献立や食材を提供します。まずは「だしのうまみの相乗効果を味わおう」ということで、今日のすまし汁は「うるめいわし」と「さば」と「むろあじ」という3種類の魚の削り節(けずりぶし)を使い、ダシをとりました。これに1食用のとろろ昆布を入れると、グンとだしの旨味が引き出されます。そのまま汁を味わってから、途中でとろろ昆布を入れてみてください。削り節の旨味である「イノシン酸」と昆布の旨味の「グルタミン酸」が合わさることで、お互いの相乗効果により旨味の強さが7倍なるとも言われています。その他にも、福井農林高校のみなさんが考えた、「梅干し」と「らっきょう」が入った「うららのドレッシング」や、福井県の栄養教諭の先生方が考えた「鯖江市産ブルーベリー入りクリーム大福」や福井県産の赤カレイフライには「セサミケチャップソース」が添えてあります。みなさん、福井のめぐみに感謝しながら残さず食べましょう。


11月24日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とワカメの味噌汁

 さんまの蒲焼き   ブロッコリーのゴマ和え

 北海道カップグラタン

 小松菜の煮浸し

 チキンナゲット  ケチャップ添え


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主にさんま・小松菜・味噌に鉄分が豊富に含まれています。みなさんの年齢は男の子、女の子ともに、体の急激な成長により、鉄分が不足しやすくなります。そのために、毎月紹介している鉄分が豊富な食材を摂ることが大切ですが、魚や肉類、菜っ葉類は料理しなければ食べることができないので、今日は手軽にとれるおすすめの食材を紹介します。それは「ドライフルーツ」です。レーズンプルーンはよくお店で見かけますが、色々な種類があります。その中でも「いちじく」が鉄分補給にはおすすめです。生のいちじくの鉄分量は100gあたり0.3mgほどですが、ドライフルーツになると1.4mg4倍以上増えるのです。あんずも生に比べると8倍近く増えるので、みなさんも鉄分豊富なドライフルーツに挑戦してみましょう。

 


2020年11月20日金曜日

11月20日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 福井県産さわらの照り焼き

 大野里芋と厚揚げの煮物

 地場野菜炒め

 カブのゆかり和え

 水ようかん


 今日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・玉ねぎ・キャベツ・白菜・小松菜・大野の里芋・さつま芋」、福井県産は「さわら・えのきたけ」です。今日は鯖江市の小中学校で、11月の食育月間に行われる「地場産給食ふるさとの日」です。ほとんどの食材が鯖江市または福井県内で獲れたものです。その中でも今日は「さわら」という魚についてお話します。さわらは、魚へんに春と書いて「鰆(さわら)」と読み、春を告げる魚と言われています。大きくなるにつれて「サゴシ」から「サワラ」へと呼び名が変わる出世魚で、縁起が良い食材としても有名です。昔は、水温が高い瀬戸内海や九州地方で多く水揚げされていましたが、近年では、福井県でも年間を通じて多く漁獲されるようになりました。平成25年から30年までの漁獲量は全国一位になるくらい増えたそうです。「福井のさわら」の旬は、産卵前の秋から冬の間です。特に漁が盛んな秋に獲れるサワラは脂がのっていて、上品な旨みがあります。一般的に青魚は赤身ですが、サワラは白身が特徴で、特に尾に近い部分がおいしいと言われています。また、生活習慣病や老化予防に役立つEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含んでおり、味だけでなく、健康にも良い魚です。今日は照り焼きにしました。みなさん味わって残さず食べましょう。日の鯖江市産の食材は、「大根・人参・玉ねぎ・キャベツ・白菜・小松菜・大野の里芋・さつま芋」、福井県産は「さわら・えのきたけ」です。

 

11月19日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 コンソメスープ

 煮込みハンバーグ  粉ふきいも添え

 青じそとツナのスパゲティー

 打ち豆入り切干大根煮

 カリフラワーのかつお和え


 

今日は打ち豆入り切干大根の煮付け」の打ち豆についてお話します。打ち豆と聞くと、「何か新しい豆の品種かな?」と思う人もいるかもしれませんが、古くから福井では伝統的な大豆の保存食として使われてきた食材で、大豆を石臼の上でつぶし、乾燥させたものなのです。豆を潰してあるので火の通りも早く、すぐに調理できる事から、省エネにもつながります。これは昔の人の知恵ですね。また、大豆ペプチド、大豆イソフラボン、大豆サポニン、ポリフェノールといった大豆が持つ代表的な栄養成分がそのまま残っています。みなさんも色々な打ち豆料理を探してみましょう。

 

2020年11月18日水曜日

11月18日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 若狭牛丼風煮

 野菜コロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 春雨サラダ

 絹厚揚げと小松菜の煮物

 グレープフルーツ


今月の県からの無償提供食材は、先月に続き「若狭牛」と20日の「福井県産さわら」です。今日は「若狭牛丼風煮」牛肉についてお話しします。牛肉に含まれる「動物性タンパク質」には、9種類必須アミノ酸がバランスよく含まれています。 この必須アミノ酸とは、アミノ酸の中でも、体内で作ることができないので、食事で摂らなくてはいけません。しかもこのうちどれか1つが欠けてしまうと、重大な栄養障害を引き起こしてしまうのです。しかし、牛肉のタンパク質にはすべての必須アミノ酸が含まれており、血管を丈夫にして高血圧の予防にも効果があることも最近の研究で明らかになりました。牛肉は調理による栄養分の損失が少なく、消化も良いのが特徴です。今日は玉ねぎとしらたきを一緒にいれた「牛丼風煮」です。みなさん、残さず食べましょう。


11月17日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐の中華スープ

 八宝菜

 揚げギョウザ

 レンコンの金平炒め

 もやしのゆかり和え


 今日は「もやしのゆかり和え」ゆかりについてお話します。みなさんは「ゆかり」という商品を知っていますか?ある食品会社が1970年に発売したふりかけですが、呼び名には由来があるのです。平安時代に作られた、古今和歌集の一首で、(えん)」のあるもの、「ゆかり」のあるものとして、むらさき草についてうたわれているところから、「ゆかり(縁)の色」は、「紫色」を言うようになりました。それを赤しそを使った商品が紫色であることと、皆様との「ご縁」を大切にしたいとの思いから、「ゆかり」と命名したそうです。原料となる「赤しそ」はα-リノレン酸という必須脂肪酸が含まれ、ガンやアレルギーを予防する効果があると言われています。また、しその香りの成分、ペリルアルデヒドには、強い防腐作用があり、食中毒を防いでくれます。今日はさっとゆでたもやしときゅうりにゆかりを和えてあります。みなさん残さず食べましょう。

 


11月16日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩とワカメの味噌汁

 メンチカツ  ブロッコリー  1食用中濃ソース

 おでん風煮

 手作り卯の花

 黄桃缶詰


今日は「手作り卯の花」卯の花という料理についてお話しします。実は卯の花とは「おから」のことを言うのですが、「おから」は空っぽのように聞こえるため、昔の人は縁起が悪いと考え、見た目が白くて小さく春に咲く「うのはな」に似ているため、この名前が付けられたそうです。卯の花は大豆からできた豆乳の搾りかすですが、大豆の良質たんぱく質カルシウムがそのまま残っており、さらに豆乳や豆腐にはない食物繊維が豊富に含まれています。みなさん残さず食べましょう。

 

 

11月13日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 チキンカレー

 プレーンオムレツ   法連草ソテー

 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング

 フルーツカクテル


今日は、昨日までお話した免疫力をアップしてくれる食材を改めて見直してみようと思います。「大根や玉ねぎなどの淡色野菜」や「きのこ類」や「ネバネバ食品」、「普段飲んでいる牛乳のような乳製品」がおすすめですが、実はこれらをまとめてみると、これからの寒い季節に備えるために、特に意識してとってほしい食材の共通点が見えてきます。まず、根菜類やきのこ類や海藻類のようによく噛まなければいけない「カミカミ食材」です。これらは食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を良くしてくれます。そして味噌や納豆、ヨーグルトやチーズのような「発酵食品」です。一度にたくさん採ればすぐに効果が出てくるわけではないので、毎日ちょっとずつ続けるのを意識することが大切です。このように、免疫力をアップしてくれる食材は私たちの周りにたくさんあります。その事を意識しながら食べることで、体自身も良いものを選んで吸収してくれるので、みなさんもバランスよく食べていきましょう。


2020年11月12日木曜日

11月12日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 キャベツとさつま揚げの味噌汁

 手作りソーストンカツ

 ナポリタンスパゲティー

 切干大根とじゃが芋の旨煮

 法連草の彩り和え


今日も引き続き「免疫力をアップする食材」についてお話します。冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。今日は煮物に「椎茸」が入っています。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


11月11日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 さつま汁

 ほっけの照り焼き  ちくわの磯部天

 小松菜のスクランブルエッグ

 キャベツサラダ

 オレンジ


今日は免疫力アップの食材でもあるネバネバ食品についてお話します。 みなさんはネバネバ食品といったら、何を思いだしますか?納豆、なめこ、オクラ、モロヘイヤなどがありますよね。 実はネバネバする成分そのものに免疫力を強くする作用があります。例えば納豆は、納豆菌の発酵によって大豆に含まれる成分がパワーアップし、大豆そのものより栄養成分が消化吸収されやすい形になります。そしてネバネバする成分は血液をサラサラにしてくれて、腸内環境を整えて免疫力を高めます。これからの寒い季節は、なめこの味噌汁や、納豆などのネバネバ食品を積極的に食べていきましょう。


2020年11月10日火曜日

11月10日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ラーメンスープ

 鶏肉の唐揚げ

 ラーメン なると コーン

 野菜炒め

 大豆のいそ煮


今日も先週に続き、「免疫力アップする食材」についてお話しします。みなさんは毎日、牛乳以外の乳製品を積極的にとっていますか?実はヨーグルトやチーズといった乳製品に含まれている乳酸菌は免疫力をアップしてくれるのです。よくヨーグルトのテレビコマーシャルで、ビフィズス菌ヤクルト菌という言葉を耳にしませんか?これらは乳酸菌の種類で、「腸内で良いことをしてくれる生きた菌」、つまり善玉菌と呼ばれています。私たちの免疫システムは腸の近くに集まっています。ビフィズス菌を初めとする乳酸菌は、そこで悪い菌から守ってくれます。肉食中心に偏った食生活を続けていると、分解・吸収しきれないたんぱく質が大腸に送られて、有毒ガスを発生しながら分解され、腸粘膜が傷つき、色々な病気を引き起こしてしまいます。これを守るためにも、乳酸菌が必要なのです。市販のヨーグルトには食べるタイプと飲むタイプがありますが、効果は変わりません。また食前の空腹な時よりも食後にとるほうが、乳酸菌が元気に働いてくれるので、みなさんも積極的に取ってみましょう。


2020年11月9日月曜日

11月9日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とワカメの味噌汁

 厚切りハムカツ

 大根の炒り煮

 ブロッコリーサラダ

 チンゲン菜ソテー


 今日はカルシウムたっぷり「歯っぴー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、チンゲン菜・豆腐・ハムカツです。カルシウムを豊富に含む食品の1つでもある「ひじき」や「切干大根」のような乾物には、他の保存法にはない優れた特徴があることをみなさんは知っていますか?それは、天日乾燥することで、旨みや香り、栄養が増すということです。例えば、「生大根」と乾物となった「切り干し大根」を同じ重さで比べてみると、エネルギー約15倍食物繊維約16倍カルシウムはなんと約23倍、にもなるという結果があります。その他のビタミンミネラル類もぐんと増し、「生大根」はより栄養価の高い食品「切り干し大根」に生まれ変わるのです。天日乾燥するだけで、見た目のカサは減るのに、見えないところで栄養がぐんと増えるとは、おもしろい現象ですね。 みなさんも乾物をすすんで食べるようにしましょう。


11月6日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 手作り白身フライ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 マカロニミートソース炒め

 チンゲン菜のゴマ和え

 りんご


今日は免疫力アップの食材でもある野菜類についてお話します。野菜をたくさん食べる人は健康で、ガンにもかかりにくいということをみなさんは知っていますか?その野菜の中でも、よく耳にするのは、ほうれん草や人参、トマトなどの色鮮やかな緑黄色野菜です。それに比べて、キャベツや大根、玉ねぎなどの色の薄い淡色野菜は脇役的存在です。しかし最近、淡色野菜に多く含まれているイオウ化合物には、免疫力をアップさせて、生活習慣病などの怖い病気の予防に効果があることが発見されました。野菜の種類によっては緑黄色野菜を上回る良い働きがあるそうです。そのため淡色野菜も緑黄色野菜と同じくらい大切な効果があります。今日の給食には2種類の淡色野菜が入っています。みなさんはどれか分かりますか?答えは「玉ねぎもやし」です。普段みなさんが食べている野菜ばかりなので、これからもすすんで食べるようにしましょう。


11月5日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 白菜となめこの味噌汁

 鶏肉の南部焼き

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 こんにゃくとちくわの炒り煮

 ほたて風フライ


今日は「免疫力低下の原因」についてお話します。みなさんは夜遅くまで起きていたりして、不規則な生活になっていませんか?特に睡眠不足で常に体が疲れている状態だと、大量の活性酸素という悪い酸素が発生して、免疫力を低下させます。また、運動不足や体力の低下も免疫力を低下させます。そして食品添加物がたくさん入ったインスタント食品や、加工したお菓子などの食べ物からくる影響でも、免疫力を低下させてしまうのです。このようにいくつかの原因がありますが、私たちにとってはどれも当てはまりやすいものばかりです。1番栄養を摂らなければならない成長期に、添加物たっぷりのおかしやハンバーガーばかり食べていては、病気になった時の抵抗力も弱くなります。生活習慣を変えるのは大変な事ですが、健康のために少しずつ意識していく必要があります。明日は免疫力をアップしてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。


2020年11月5日木曜日

11月4日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐のすまし汁

 鯖の味噌煮  白ネギの煮付け

 蒸しシュウマイ カニかまあんかけ

 金平ごぼう

 法連草の磯部和え


今日は「免疫力の仕組み」についてお話します。免疫力とは、私たちが自分を守るために本来持っている防衛機能の事をいいます。 例えば大気中の細菌やウイルスが、体内に侵入してきた時に、私たちの防衛機能はそれを異物と感知すると同時に、攻撃してくれます。また、ホコリや塵(ちり)を吸ってしまうとくしゃみが出るのも、花粉症で体内に入ろうとする花粉を阻止する為に涙や鼻水が止まらなくなるのも免疫症状なのです。こうして体内の異常細胞の発生を細かくキャッチしてくれるおかげで、私たちの体の健康を守ってくれます。今現在、私たちを悩ます病気のほとんどは、免疫の低下や異常から来るものだと言われています。では明日はどういった事が原因で免疫力が低下してしまうのかについてお話します。

 

2020年11月2日月曜日

11月2日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 ハンバーグ トマトソースかけ  フライドポテト添え

 ビーフンのカレー炒め

 レンコンの炒り煮

 ナタデココフルーツ


今年もあと2ヶ月を切りました。これからの寒い時期、体調を崩しやすくなり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合と、いつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。

      たまに立ちくらみがする。

      下痢や便秘をしやすい。

      人ごみに出ると、のどがイガイガする。

      普段イライラしやすい。

 さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。あさっては、免疫力とは何かをお話したいと思います。