2020年2月28日金曜日

2月28日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 メンチカツ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 金平ごぼう
 小松菜のナムル
 オレンジ

 今日は体を温めてくれる食事についての大切なポイントを3つお話します。まず1つ目は、「白より赤・茶・黒!」です。これは色の濃い食品は体を温めてくれるので、すすんで食べましょうという意味です。砂糖より黒糖、白米より玄米、うどんよりそばを食べた方が体を温めてくれます。
 2つ目は、「軟らかいより固い!」です。これは軟らかい食べ物より固い食べ物の方が体を温めてくれるという意味です。パンより米、まんじゅうよりもせんべい、葉野菜より根菜類がおすすめです。
 そして3つ目は、「笑顔で楽しく感謝して!」です。これはもうみなさんは出来ていますよね。食事の時間はみんなと笑顔で楽しく食べることで、消化も良くなり体もポカポカしてきます。また、色んな人たちが給食に関わっていることを忘れずに残さず食べることで、バランスよく栄養を吸収することが出来ます。これらの事に気をつけて、病気を吹き飛ばす身体を作っていきましょう。

2020年2月26日水曜日

2月26日(水)



本日の給食です
<献立>
 豚汁
 鯖の塩焼き
 こんにゃくのそぼろ炒り煮
 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング
 カリフラワーのゆかり和え


 みなさんは普段、体温はどれくらいありますか?ちゃんと36度以上はありますか? 実は36度未満は「低体温」と言われ、体温が低いとカラダに色んなトラブルが起きてきます。
 人の体温は朝が一番低く、午後から夕方にかけて高くなるという変動を繰り返し、その変動幅は1℃以内が普通と言われています。また、日ごろからの食事の内容によっても変化するのです。
 例えば、みなさんは夜遅くまで起きていて寝不足になったり、朝ごはんを食べない日が続いたり、テレビを見たりゲームをする時間が増えて運動不足になっていませんか?実はこれらの生活習慣の乱れや睡眠リズムのずれによって、自律神経の働きがうまく機能しなくなり、それまで反射的に行われてきた体温調整ができにくくなります。
 また白砂糖がたくさん入った甘いお菓子や、食品添加物が含まれるインスタント食品も体温を下げる食品といわれているので、みなさんも普段の食生活を見直してみましょう。
 明日は「体温とテストの点数の関係??」についてお話します。

2020年2月25日火曜日

2月25日(火)



本日の給食です
<献立>
 ワカメスープ
 ハムカツ  ブロッコリー添え  1食用中濃ソース
 角天と大野里芋の煮付け
 大豆サラダ
 杏仁フルーツ


 この1年間、毎月鉄分カルシウムといったみなさんの身体に大切な栄養素について色々なお話をしてきました。そして今のみなさんにはどれだけこれらの栄養素は大切なものかということが分かってきたと思います。しかし、最近は栄養補助食品という不足した栄養を補えるという商品が増えています。ドラックストアーにいくと、色々なサプリメントが置いてありますよね。しかし、これらは成長期であるみなさんにとって本当に必要なものなのでしょうか?
 例えば、鉄欠乏によって現れる貧血の大きな原因は、これまでの食生活の積み重ねです。いくら有効的にサプリメントで栄養をとっても、これだけでは改善できないのです。なので、鉄分を多く含む食材はもちろん、その吸収を助けてくれる肉や魚・豆腐などの良質たんぱく質や、野菜や果物に多く含まれるビタミンCなどをバランスよく摂れる食生活を心がけていきましょう。

2月21日(金)



本日の給食です
<献立>
 きのこ味わい味噌汁
 照り焼きハンバーグ  ブロッコリーかつお和え
 ふくいサーモンの揚げ浸し
 小松菜のスクランブルエッグ
 みかん


 今日は「つくり育てるサーモン給食」です。昨年から福井県が、今まで以上に福井県の特産食材を学校給食で使用できるように補助金を出してくれるようになりました。今年は6月に「みけつ国 美物(うましもの)給食」の福井ポークと完熟梅ゼリー、10月は「きらめき港給食」の福井県産アジフライに続き、 2月は「つくり育てるサーモン給食」ということで、ふくいサーモンを使用します。
 今日はこのふくいサーモンについてお話します。ふくいサーモンはオレンジ色のきれいな色をしています。サーモンとはサケのことです。最近では、県内のいろいろなおすし屋さんで「ふくいサーモン」を食べることができます。嶺南地方のおおい町、若狭町、小浜市などのきれいな海で養殖されています。「養殖業」とは、水そうやいけすの中で、卵の時から人の手で育てる漁業のことを言います。卵から稚魚になるまでは真水で育て、少し大きくなったら海の水で育てます。
 また、サケにとって最も危険な卵の時期だけ人が守り、稚魚になると自然に返して、たくさんの魚が育つのを待って水揚げすることを「栽培漁業」といいます。 サケは広い海で成長し、生まれた川を探して戻ってくるそうです。迷子にならず戻ってくるなんて、サケって不思議な力をもっているのですね。
 今日は、県内で育てられた、ふくいサーモンを唐揚げにして、玉ねぎと一緒にダシに浸した「揚げ浸し」にしました。 命をいただくことに感謝して、残さず味わって食べましょう。


2月20日(木)


本日の給食です
<献立>
 もやしの中華スープ
 ハートコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 麻婆豆腐
 大豆とレンコンのゴマ炒め
 白菜のナムル


 今日は「麻婆豆腐(マーボドウフ)」の名前の由来についてお話します。昔、中国四川省(しせんしょう)に陳(ちん)さんというお婆さんがいて、安くて美味しい豆腐を作っていました。その豆腐を使った料理がとても美味しく、たちまち村で評判になりました。                       
 この料理を作ったお婆さんの顔には、中国語では「マーズ」と言われる、小さなくぼみがたくさんあり、お婆さん自身が、麻婆(マーボー)と呼ばれていたのです。そのお婆さんが作った豆腐料理という事で、マーボー豆腐と言われるようになったそうです。
 今日は豚ひき肉・鶏ひき肉・玉葱・グリンピースが入っています。みなさん、残さず食べましょう。


2020年2月19日水曜日

2月19日(水)



本日の給食です
<献立>
 なめこと大根の味噌汁
 鶏肉の南部焼き  マカロニソテー添え
 高野豆腐の玉子とじ
 金平ごぼう
 ワカメの酢の物


 今日は花粉症にならないために、なっている人は症状を抑えてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。1つ目はヨーグルトです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、悪玉菌の増殖を抑えて善玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを整えてくれます。腸が元気になると、免疫力もアップして、花粉症の症状を和らげてくれます。
 その他には鯖やイワシなどの青魚です。これらに多く含まれているEPAやDHAは免疫力の働きを正常にしてアレルギー症状を抑える働きがあります。また、鯛などの白身魚に多い良質のたんぱく質にも免疫機能を正常に保つ働きがあるのですすんで食べましょう。
 そして普段飲んでいる緑茶に含まれるカテキンにも、アレルギー症状を引き
 起こすヒスタミンを防ぐ働きがあります。
 このように少しでも体質の改善につながるように、アレルギー症状を抑え、免疫力を整えるといわれる食材を普段の食事からとり入れてみましょう。もちろんこれらに偏ることなく、バランスのとれた食事をしていくことも大切です。

2020年2月18日火曜日

2月18日(火)



本日の給食です
<献立>
 カレーうどんだし
 えびの天ぷら  さつま芋のかき揚げ添え
 うどん  刻みアゲ煮
 ほうれん草ともやしの彩り和え
 肉団子のケチャップ煮


 今日は、「花粉症にかかりにくくする食生活」についてお話します。一番大切なのは、アレルギー反応を起こさない抵抗力のある身体をつくる事です。ただし、あまり神経質になりすぎると、ストレスもアレルギーの原因の一つと考えられているので、いくつかポイントをあげてみましょう。
 まずは季節に合った野菜などで食物繊維をたっぷり摂りましょう。ただし、生野菜は、思ったより量が食べられず、食べ過ぎると体を冷やしやすいので、温野菜を積極的に食べましょう。免疫力を高めるビタミンやミネラルを摂ることができます。
 また、白砂糖でできたクッキーやケーキなどの洋菓子、炭酸飲料や清涼飲料水などは炎症反応を強くする作用があるので、できるだけ摂りすぎないようにしましょう。そして、身体を温めてくれる食材を食べましょう。穀類ではもち米、とうもろこし、イモ類ではじゃが芋、さつま芋、野菜類では大根、人参、玉葱、カボチャがおすすめです。
 このようにバランスよく色々な食材をたべて身体のリズムを壊さないようにしましょう。

2020年2月17日月曜日

2月17日(月)




本日の給食です
<献立>
 麩と豆腐のすまし汁
 さごしの西京焼き
 切干大根と打ち豆の煮物
 フランクドッグ  ケチャップ添え
 ブロッコリーのゴマ和え


 これからの季節、暖かくなり花粉がちらほら飛び始め、花粉症で大変な人も多いのではないでしょうか。 花粉症になっていない人は予防するためにも、この3日間は、「花粉症のしくみ」や、「対策の食材」についてお話したいと思います。
 花粉症は、からだに侵入した花粉を敵だと認識して、その敵に対応する反応が過敏な体質の人に起こります。特にアレルギー体質の人は、花粉を体内に取り込んだ時につくられる反応物質が徐々に蓄積されます。そしてある量に達すると、「花粉症」としてアレルギー症状が現れるようになります。そのため、今までは花粉症でなかった人でも、ある年から急に症状がでてきます。また、生活習慣や住環境、食生活などによっても起こりやすく、昔に比べて花粉の量も増えています。排気ガスなどに含まれる物質も花粉症を引き起こすそうです。  
 明日は花粉症にかかりにくくする食生活についてお話します。

2月14日(金)



本日の給食です
<献立>
 白菜とさつま揚げの味噌汁
 鶏肉の唐揚げ
 プチベーコングラタン
 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ
 ひじきと大豆の五目煮
 チョコプリン


 今日14日はバレンタインデーです。この日に欠かせないのはチョコレートですよね。実はチョコレートやココアには色々な効果があります。それをいくつか紹介したいと思います。
 まずチョコレートとココアの違いは何か知っていますか?原材料は共にカカオですが、カカオ豆をすりつぶして、砂糖などと一緒に油分を加えて、よく練り上げて固めたものをチョコレートといいます。その加工の途中でカカオ豆に含まれる油分を取り除いて、粉状にしたものをココアといいます。
 どちらにも食物繊維や、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルがバランスよく含まれています。しかもカカオポリフェノールと呼ばれる、活性酸素から体を守ってくれる抗酸化物質も含まれています。抗酸化物質は、動脈硬化を防ぎ血液をサラサラにして、ガン細胞の増殖を抑えてくれます。
 しかし、チョコレートには糖質や脂質が多く含まれているので、いつでも好きなだけ食べるのではなく、食べるタイミングを心がけたり、脂質分の少ないココアにしたり、効率よく摂取しましょう。


2020年2月13日木曜日

2月13日(木)



本日の給食です
<献立>
 ワンタンワカメスープ
 ホイコーロー炒め
 ちくわの2色揚げ(カレー・青のり)
 チンゲン菜の中華煮
 りんご


 今日は「ワンタンワカメスープ」の「ワンタン」についてお話します。「ワンタン」は小麦粉を卵・牛乳で練り、薄くのばして作った四角い皮に、細かく刻んだ肉や魚介類・野菜などをまぜた「あん」を包み、茹でたものです。
 ワンタンの皮には、「かんすい」という人工的に作った「アルカリ水」が含まれています。これによって、見た目は黄色みがあり、食感はつるっとしてコシのある皮になります。
 中国の言語の1つである広東(かんとん)語では漢字表記で雲(くも)を呑(の)むと書いて雲呑(ワンタン)と呼んでいます。スープに浮かぶワンタンが、雲が浮かんでいるように見えたので雲(くも)、それをのむと幸運が訪れるから呑(の)む・・・などの由来が伝えられているようですが、面白い漢字表記ですね。
 ワンタンの皮は、他にも「揚げワンタン」にしたり、「パスタ」の代わりにラザニアなどに入れても美味しく食べられます。給食に使っているワンタンは卵を使用していないもので、「あん」を包まず皮のつるっとした食感を楽しんでもらえたらと思います。みなさん残さず食べましょう。
 

2月12日(水)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 プレーンオムレツ  ほうれん草ソテー添え  1食用ケチャップ
 絹厚揚げと結び昆布の煮物
 春雨風サラダ
 黄桃缶詰


 今日は「結び昆布の煮物」の昆布についてお話します。昆布は各種ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含むため、「海の野菜」とも言われる食材です。特に水溶性食物繊維が豊富に含まれ、昆布のぬめりのもととなっているアルギン酸は、がん予防やコレステロール、血圧、血糖値の低下に効果のある栄養成分です。また、ヨウ素の含有量は食べ物の中ではナンバー1です。ヨウ素は、甲状腺ホルモンを正常化して、新陳代謝を良くして、血中コレステロールの低下や、美肌効果、老化予防などにも役立ちます。
 みなさん、よく噛んで残さず食べましょう。


2020年2月10日月曜日

2月10日(月)



本日の給食です
<献立>
 大根と油揚げの味噌汁
 肉じゃがコロッケ  ブロッコリー  1食用中濃ソース
 ビーフンの五目炒め
 ごぼうサラダ
 金時煮豆


 今日は「金時煮豆」の金時豆についてお話します。金時豆は赤インゲン豆とも言われ、インゲン豆の代表的な種類で、ほとんどが北海道で栽培されています。豆類の中でも、みなさんが不足しがちなビタミンB1などのビタミン類や鉄、カルシウムを多く含んでいます。
 また、食物繊維が多い食材というと、野菜やきのこ類を思い浮かべるかと思いますが、金時豆は、さつまいもの3倍、ごぼうの2倍、大豆の1.5倍の 食物繊維が含まれています。便秘予防、整腸作用があるので、腸内環境を良好にしておくことができます。
 鮮やかな赤色の成分でもあるポリフェノールも赤ワインの1.5倍も含まれています。ポリフェノールは血液をサラサラにして免疫力を上げる働きがあるので、みなさんも金時煮豆を残さず食べましょう。

2020年2月7日金曜日

2月7日(金)



本日の給食です
<献立>
 チキンカレー
 煮込みハンバーグ  ほうれん草ソテー添え
 大学いも
 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング
 福神漬け


 みなさんはストレスを感じる事はありますか?ストレスとは本来、外敵から身を守るために体を緊張させる防御反応のことです。けっして悪者ではなく、適度なストレスがあるからこそ、私たちはスポーツや仕事、勉強などを頑張ろうという気持ちになるのです。しかし、人間関係がうまくいかなかったり、疲れがたまりすぎたりして過剰なストレスがかかると、心や体に悪影響を及ぼしてしまいます。
 ストレスを解消するには、「その原因を取り除く」、「考え方のクセを変える」、「よく眠る」、「楽しいコミュニケーションの時間を持つ」、などが必要です。さらに、ストレスに負けない体を作ることも大切です。栄養のバランスが崩れると、ストレスに対する抵抗力が弱くなりやすいので、「1日3食きちんと食事を摂る」事が基本です。その上で、精神や神経を安定させるビタミンB群、イライラを抑えるカルシウムやマグネシウムなどを積極的に摂るように心がけてみましょう。


2020年2月6日木曜日

2月6日(木)



本日の給食です
<献立>
 玉子と白菜の中華スープ
 肉団子の酢豚風
 バンサンスー
 俵コロッケ 中濃ソースかけ
 五目煮豆


 本日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主に「肉団子・チンゲン菜・かにカマ・大豆」に多く含まれています。
 みなさんは、カルシウムを効率よく摂取するには、食事だけではなく体を動かすことが大切なことを知っていましたか?ウォーキングなどの適度な運動によって酸素が活発に体に取り入れられ、新陳代謝が高まります。そのため血液の流れる量が増え、カルシウムやたんぱく質などが、より多く骨に運ばれるのです。   
 また、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは日光に当たることで皮膚の下で作られます。そのため天気の良い日は積極的に外へ出ることをおススメします。
 骨を強くするためには、カルシウムはもちろん、魚類やきのこに多く含まれるビタミンDや大豆製品や海藻類に多く含まれるマグネシウムを積極的にとり、太陽の下で体を動かすことが大切だということを、みなさんも意識していきましょう。

2月5日(水)




本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 鶏肉の唐揚げ  ブロッコリーのゴマ和え
 ソース焼きそば
 白菜と油揚げの煮浸し
 パイン缶詰


 今日は普段みなさんが食べている日本食の大切さについてお話します。日本食というと、何を思い出しますか?焼き魚や煮物、汁物やお浸しと色々ありますね。近年はさまざまな国や地域の食文化が日本に入ってきているので、日本食が失われがちだともいわれています。
 昔、日本人はたくさんの魚や旬の食材を食べていました。しかし、最近は魚より肉が好きという人が増え、あまり魚を食べなくなりました。また、油っこいものや塩っ辛いものを好む人も増えています。それにつれ、大人の人たちの間では生活習慣病と呼ばれる高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病などの恐ろしい病気が増え、近頃では私たちの世代にも見られるようになっています。
 それを見直すためにも、毎日の食事の摂り方が、こうした病気の予防や丈夫な体をつくるのに重要になっており、世界各国が集まって行った調査では、「長生きするには、魚の多い日本食が最適である」という結論が出ました。
 みなさんも、もう一度「日本食」とはどういうものかを考えながら、日々の食生活を見直してみましょう。

2020年2月5日水曜日

2月4日(火)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 豚肉の生姜焼き  キャベツソテー添え
 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ
 さつま揚げの金平
 小松菜のかつおツナ和え


 今日2月4日は「立春の日」です。大寒の1月20日から立春までは、一年のうちで最も寒い季節であり、まだまだ冬真っ只中ですが、立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、日中の日差しに春の気配を感じ取ることができます。また「節分の日」というのは、もともと季節の変わり目をあらわす立春、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)のそれぞれの前日を言い、年に4回あります。しかし、現在では立春の前日のみを「節分の日」と呼ぶようになりました。先週の金曜日にお話したように、節分の夜には豆をまき、悪魔払い(あくまばらい)をします。
 これからの季節、少しずつ新しい芽が出てきて、ふきのとうや菜の花、新キャベツがおいしくなります。みなさんも春の食材を探してみてくださいね。

2月3日(月)



本日の給食です
<献立>
 じゃが芋とワカメの味噌汁
 いわしの天ぷら  ごぼうのかき揚げ
 青じそとハムのスパゲティ
 菜の花サラダ  1食用ゴマドレッシング
 枝豆がんも煮
 節分豆


 今日2月3日は「節分」です。節分といえば“豆まき”ですが、主に西日本ではイワシを食べる習慣があります。これは、邪気(じゃき)を払うためにイワシの頭を門口にさした習慣に由来しているといいます。柊(ひいらぎ)の針で鬼の眼を刺し、イワシを焼く激しい煙と臭いで邪気を追い払うと昔から言われています。「イワシの頭も信心から」と言って、「イワシの頭のようなつまらないものでも信仰の対象にしている人には、尊い神仏と同じように思われる」という、 ことわざもこの風習からきているそうです。
 季節の節目にイワシを食べ、豆を食べるという日本に残る伝統行事は、先人の健やかに暮らすための教えなのです。今日は「いわしの天ぷら」と「節分豆」が付いています。みなさん、すすんで残さず食べてこれからの時期を元気に乗り切りましょう