2020年10月30日金曜日

10月30日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 プレーンオムレツ  

 ブロッコリーサラダ

 もやし入り塩焼きそば

 ツナ大豆煮

 ハロウィンデザート(かぼちゃのプリン)


 明日10月31日は「ハロウィン」です。今日は、秋の季節のイベントとして日本でも楽しむようになった「ハロウィン」についてお話します。まずハロウィンとは、古代ヨーロッパのケルト人という民族のための、正月やお盆のような行事が起源といわれています。それが色々と変化してあらゆる国で秋の収穫祭としてお祝いするようになりました。ヨーロッパでは悪霊を追い払うために、カブを怖い顔になるようにくり抜いて、中に火を灯していたそうですが、アメリカに伝わると、その時期に多く収穫される「かぼちゃ」使われるようになりました。今では子供たちがおばけや魔女の仮装をして「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)などと言って、お菓子をもらうお祭りになりました。今日は「かぼちゃのプリン」を用意しました。みなさんも日ごろの食事に感謝して、味わって食べましょう。


10月29日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 鯖の塩焼き

 レンコンの甘辛炒め

 厚揚げと大根の田楽味噌かけ

 小松菜のかつお和え


今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主に厚揚げ・小松菜・味噌に多く含まれています。今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのか、いくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。


2020年10月29日木曜日

10月28日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 きのこ入りコンソメスープ

 肉じゃがコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 ナポリタンスパゲティ

 ごぼうサラダ

 バナナ


 今日は「秋の味覚」の一つであるきのこについてお話します。きのこといったらしいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などがありますが、これらは食物繊維が多く、低カロリーでヘルシーというイメージをもっている人が多いと思います。 しかし、きのこはそれだけではありません。例えば、体内のカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが豊富にふくまれているので、骨を丈夫にしてくれます。そのビタミンDはインフルエンザなどの怖い病気を予防する効果もあります。また、きのこに含まれる多糖類たんぱく質には、抗がん作用や活性酸素を除去する作用があります。きのこは秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。今日の「コンソメスープ」に「しめじ」と「えのきたけ」が入っています。みなさん残さず食べましょう。


2020年10月27日火曜日

10月27日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 すき焼き風煮

 キャベツカレーソテー

 大学芋風金平炒め

 大根のゆかり和え


 今日はカルシウムたっぷりの「歯っぴー献立の日」です。今日の献立でカルシウムが豊富に含まれている食材は、豆腐・油揚げ・味噌・さつま芋・ゴマです。今日はその中でも豆腐や油揚げ、味噌などの大豆製品とカルシウムの関係についてお話します。大豆製品ってそんなにカルシウムが含まれているの?と驚く人もいると思いますが、実は豆類に多く含まれているイソフラボンという成分には、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにして、骨量を増やす働きが あるのです。そのため、イソフラボンの摂取量が多い人は骨密度が高いという研究結果も報告されています。しかし、大豆を加工する間にイソフラボンが分解するため、大豆食品によって含まれている量に差がでてきます。その中でも最も含有量が多いのは、「きな粉」だそうです。牛乳に溶かして飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりと、みなさんも「きな粉」を食事に取り入れてみましょう。


10月26日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩とワカメのすまし汁

 ハムカツ  1食用中濃ソース  ブロッコリーソテー添え

 北海道カップグラタン

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 黄桃缶詰


 今日はうま味についてお話します。みなさんは「旨味(うまみ)」という言葉を知っていますか? 味には基本となる5つの味があります。それは「甘味」・「酸味」・「塩味(しおみ)」・「苦味」、それと「旨味」です。昆布だしをヒントに世界で初めて発見しました。旨味物質は3種類あります。昆布などに多く含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに多く含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに多く含まれる「グアニル酸」です。日本の食卓には、この旨味たっぷりの食材が使われた料理が多くあります。みなさんも普段の食事で何のだしを使っているか味わってみましょう。


10月23日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 若狭牛カレー

 豆腐ハンバーグ  チンゲン菜ソテー添え

 コールスローサラダ  1食用フレンチドレッシング

 福神漬け

 グレープフルーツ


 今日は「若狭牛」についてお話します。福井県の若狭地方の美味しい空気と美味しい水で飼育され、丹精込められて育ったものが若狭牛と言われます。若狭牛は福井県のブランド牛であり、高級牛として全国で親しまれています。黒色の毛が特徴で1頭の体重は700kgもあると言われています。しかも牛の胃袋は4つもある事をみなさんは知っていましたか?4つの胃にはそれぞれ異なった役割があるそうです。実際に人間と同じような胃の役名は、第四胃だけだそうですが、第一胃はミノ、第二胃はハチノス、第三胃はセンマイと呼ばれ、いずれも、焼肉やもつ鍋などの材料として使用しているので、知っている人も多いと思います。 今日のカレーにはモモ肉を使用しています。内側の「ウチモモ」と外側の「ソトモモ」があり、内側は柔らかく赤身が多く、脂肪が少ないのが特徴です。また、タンパク質や鉄分が多いのも特徴です。煮込み料理に最適な部位なので、みなさん味わって食べましょう。


10月22日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 肉団子の酢豚風

 レンコンサラダ

 揚げギョウザ

 大豆のおかか煮


 今日は「餃子」についてお話します。餃子は中国東北部の満州地方が発祥と言われています。中国では主に「水餃子」として食べることがほとんどで、お米の代わりに主食として食べていたそうです。日本には江戸時代くらいに伝わりましたが、今の「日本式の焼き餃子」が広まったのは、第二次世界大戦後だそうです。今では餃子は「完全食」とも言われており、皮の部分が炭水化物、餃子のあんには、豚肉やニンニクをはじめとする野菜のビタミン類も豊富に含まれています。ニンニクに含まれているアリシンという成分には、血行を促進し代謝をアップさせる働きがあるので、疲れ気味の時にはおすすめの成分です。またアリシンは、豚肉に多く含まれているビタミンB2の吸収も高めてくれるので、豚肉との相性が抜群の食材と言われています。しかし、完全食と言われていても、やはり食べ過ぎはよくないので、他の野菜料理などと一緒にバランスよく食べることを心がけましょう。

 

2020年10月21日水曜日

10月21日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 白菜とさつま揚げの味噌汁

 鶏肉の磯部揚げ

 青じそとツナのスパゲティ

 ひじきとごぼうの炒り煮

 ブロッコリーのゴマ和え


今日は「白菜とさつま揚げの味噌汁」白菜についてお話します。白菜の栄養成分は、キャベツと似ていますが、キャベツに比べて甘みが少ない分、カロリーが少ないのが特徴です。しかし、バランスよく各栄養素を含み白菜1枚中のビタミンCは、みかん1と同じ量を含んでいます。しかもカルシウムは、牛乳50ml相当もあるそうです。また食事で大量に摂ってしまった塩分を、体外に排泄してくれるカリウムも多く含んでいます。そのため、白菜には風邪の予防効果や、美肌効果、便秘の改善する効果が期待できます。これからの季節、甘みが増して繊維もやわらかくなります。みなさん、すすんで食べるようにしましょう。


2020年10月20日火曜日

10月20日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 さつま芋の味噌汁

 おでん3種類(大根・ちくわ・三角こんにゃく)

 もやしと豚肉の麻婆炒め

 さんまの生姜煮

 小松菜の磯部和え


 今日は「おでん」についてお話します。みなさん、おでんは好きですか?おでんといえば練りものが多く、好きな具ばかりを食べてしまうことがありますよね?今日はおでんのそれぞれの具材の特徴と食べ合わせについてお話しします。まず、大根昆布こんにゃく、これらは低カロリー食物繊維が豊富に含まれています。万が一食べ過ぎてもエネルギーの摂りすぎにはなりません。はんぺん・ちくわのような魚肉で出来ている練り製品や、がんもどきのような 大豆製品は、たんぱく質が多く、脂質は少なく、牛や豚や鶏のような動物性たんぱく質よりも良質な脂(あぶら)が含まれていることが特徴です。しかし、鮮度を保つためや、つなぎの役割を果たすためにが多く含まれているので、食べ過ぎには注意です。しかも、これらの種類をすべて食べても、ビタミン類炭水化物が不足してしまい、バランスの良い食事とは言えません。おでんを食べる際は今日のような 野菜の煮物や炒め物、サラダをプラスして、おでんの食べ過ぎ予防のためにも、ご飯をお茶碗1杯と一緒に食べるようにしましょう。


10月19日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 コンソメスープ

 エビグラタンフライ  1食用中濃ソース

 絹厚揚げとナスの煮物

 大豆サラダ

 フルーツカクテル


今日は「絹厚揚げの煮物」油揚げについてお話しします。みなさんは知っていましたか?私たちが住んでいる福井県は、一世帯あたりの油揚げ類の消費量が全国1位と言われています。もともと浄土真宗の信仰が強い福井県では、昔から行事やお祝い事があれば、昼食時には油揚げ料理が添えられていたそうです。また、分厚い油揚げを焼いて、大根おろしと醤油をかける食べ方は、福井県ならではです。その他、今日のような味噌汁、煮物、炒め物、炊き込みごはんなど、あらゆる料理に使われ、私たちにとってはなくてはならない食材です。油揚げは豆腐を切って油で揚げたものなので、大豆由来の成分はほぼ変わらず、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2020年10月16日金曜日

10月16日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 福井県産マダイフライ  ボイルキャベツ  1食用中濃ソース

 大野里芋と小松菜のそぼろあんかけ

 こんにゃくの炒り煮

 こっぱなます


 今日は福井県内の食材や昔から食べられている郷土料理を紹介する「ふるさと給食」の日です。ソースカツ」や「里芋の煮付け」は福井県を代表される郷土料理ですが、みなさんは他にどんな料理があるか知っていますか?まずは冷たいそばに大根おろしと削りかつお節をたっぷりのせた「越前おろしそば」です。福井県はソバの生産量が全国5位というそば処(どころ)でもあります。年越しそばとして食べる家庭も多いですよね。他には「焼き鯖」や「へしこ」、「たくあんの煮物」も福井で愛されている郷土料理です。今日の給食では、福井県の海でとれた「マダイ」のフライや「大野の里芋の煮付け」の他に、「打ち豆の味噌汁」や「こっぱなます」といった郷土料理も入っています。みなさんも福井県の郷土料理や特産物を探してみましょう。


2020年10月15日木曜日

10月15日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉のスパイス焼き

 がんもと大根の煮物

 キャベツと豆のサラダ

 オレンジ


今日は「キャベツと豆のサラダ」に入っているツナについてお話します。現在では、サラダやサンドイッチはもちろん、おにぎりやお寿司、さらに炒めものや煮物、和え物など、さまざまな料理に使われるツナですが、日本で初めてツナ缶が作られたのは昭和4年だそうです。静岡県の食品会社がアメリカへの輸出用に製造したのが最初で、その後昭和33年に「はごろもフーズ」という食品製造会社が「シーチキン」と名付けることで有名になりました。ツナ缶といえば誰もが「シーチキン」の名を思い浮かべると思いますが、これはツナ缶の総称ではなく商品名なのです。また、シーチキンという名前は、ツナが蒸した鶏肉にそっくりだったことが由来になっているそうです。ツナ缶には主にマグロカツオが使われており、缶詰に加工される過程で、これらの栄養成分は失われることなく、ほぼそのまま入っています。なので、脳の働きに作用して記憶力の向上するDHAや、血液をサラサラにしてくれるEPAがたくさん含まれているので、みなさん残さず食べましょう。 

2020年10月14日水曜日

10月14日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 にゅうめん汁

 白身魚の磯部天  さつま芋の天ぷら

 そうめん 法連草 チキンささみ

 ひじきと大豆の五目煮

 もやしのごま酢和え


今日はさつま芋の天ぷらさつま芋についてお話します。さつま芋は、イモ類のなかで食物繊維が最も多く、ジャガイモの約3倍も含まれています。また、便秘解消効果のあるヤラピンや、血圧抑制効果のあるアントシアニンなど様々な栄養素が含まれています。ヤラピンとアントシアニンは、皮のあたりに主に含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。またビタミンCも多く含み、加熱処理による損失も少ないと言われています。そのため、さつま芋1本で1日に必要なビタミンCが確保でき、免疫力をアップするのに効果的です。9月から11月にかけて一番おいしい旬の時期です。みなさん、すすんで食べましょう。

2020年10月13日火曜日

10月13日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 八宝菜

 じゃが芋の田舎煮

 バンサンスー

 チキンナゲット  ケチャップ添え



 今日は「バンサンスー」に使われているゴマ油についてお話します。ゴマ油の歴史は今からさかのぼること紀元前2600年ほど前、インダス文明のころと言われています。なんとクレオパトラも愛用していたと言われており、ゴマ油には長い歴史があるのです。また、ゴマ油の約半分はリノール酸という成分で出来ており、私たちの身体の中では作ることができず、食品から摂取しなくてはいけない必須脂肪酸の一種です。ゴマ油は普段炒め物や揚げ物に使用しているサラダ油に比べて、独特の香ばしい香りが特徴です。しかし長時間加熱すると風味が飛んでしまうので、今日のような和え物に加えたり、「金平ごぼう」や「炒り煮」のような料理の場合は最後に香り付けで使っています。みなさん残さず食べましょう。


10月12日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 けんちん味噌汁

 ソースメンチカツ  ブロッコリーのゴマ和え添え

 シェルマカロニサラダ  1食用マヨネーズ

 金平ごぼう

 パイン缶詰


今日は「けんちん汁」についてお話します。みなさんは、けんちん汁の名前の由来を知っていますか? その昔、中国にある建長寺(けんちょうでら)の小坊主が、豆腐を床に落としてグチャグチャにしてしまい、困っていると、寺の偉いお坊さんが、壊れた豆腐と野菜を煮込み、とてもおいしい「建長寺汁」を作ってくれたそうです。「建長寺」を中国語読みすると、「ケンチャンスー」になります。その「ケンチャンスー」が「ケンチンジル」になまって名づけられたそうです。ちなみにまんじゅう、そば、うどんなども中国から来たお坊さんによってもたらされたものです。仏教だけではなく、色々なものが大陸から渡って来たのですね。けんちん汁は地域によっては味噌で作ったり、すまし汁として作ったりと色々あるそうです。今日は豆腐、油揚げ、白菜、ねぎ、人参が入った味噌汁です。みなさん残さず食べましょう。


2020年10月12日月曜日

10月9日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 具たくさんコーンスープ

 煮込みハンバーグ  粉ふきいも添え

 カニクリーミーコロッケ  中濃ソース添え

 海藻サラダ

 フルーツ杏仁


今日は「コーンスープ」に入っているとうもろこしについてお話します。とうもろこしが好きな人は多いと思いますが、実はとうもろこしは甘くておいしいだけじゃないのです。身体のエネルギーになる炭水化物を主として、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEなどのビタミン群リノール酸食物繊維、そしてカルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラルをバランスよく含んでいる栄養豊富な食品です。とくに、食物繊維の量は他の野菜やいも類と比べても、多く含まれているのです。食物繊維は、脂質の吸収を抑えて、便秘の予防・改善、大腸がんの予防、コレステロール値の吸収抑制に効果があります。また、甘味成分である糖質は消化吸収が早いので、疲れやすいときのエネルギー補給にぴったりです。今日は玉ねぎと人参とキャベツとウインナーも一緒に入ったコーンスープです。みなさん、残さず食べましょう。


2020年10月8日木曜日

10月8日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 かき玉すまし汁

 さんまの蒲焼き

 マカロニミートソース炒め

 ひじきと大根の炒り煮

 法連草と白菜のゴマ和え


今日は「ひじきと大根の炒り煮」大根についてお話します。みなさんは「大根役者」という言葉は聞いたことがありますよね。では、演技の下手な役者を大根役者というのはナゼでしょう?これにはちゃんとわけがあるのです。大根おろし、煮物、汁物と、ダイコンは、どんな料理にしても食あたりしないということにちなんでいるのだそうです。つまり、演技の下手な役者は、がんばっても当たった試しがないという意味なのです。ダイコンどきの医者いらず」とも言われるように、大根は、デンプン、タンパク質、脂肪の消化を助ける働きがあります。天ぷらや焼き魚におろしダイコンを添えるのもちゃんと理由があるのですね。その他、ガン細胞を抑制するリグニンという繊維を含む優れもの食品です。みなさん残さず食べましょう。


10月7日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 じゃが芋とえのきの味噌汁

 豚肉と野菜の生姜炒め

 高野豆腐の玉子とじ

 カリフラワーのツナサラダ

 りんご


今日はこれからの季節においしくなる「りんご」についてお話します。みなさんは「りんご」と聞いてどんな事をイメージしますか?お通じに良いとかおとぎ話に出てくる「毒りんご」とか、色々ありますよね。りんごに多く含まれる「ペクチン」という食物繊維は、腸を掃除してくれたり、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれることは良く知られていますが、実はりんごを皮のまま丸かじりすると、「眠気覚まし」の効果があるそうです。歯をかみ合わせる動作は、脳を刺激して眠気を覚ましてくれ、コーヒーよりも即効性があるとも言われています。みなさんも試してみてくださいね。

 


10月6日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉の唐揚げ

 枝豆がんもとじゃが芋の煮物

 春雨サラダ

 キャベツのゆかり和え


今日は毎日の給食にほとんど欠かさずに入っている、にんじんについてお話します。にんじんはカロテンという栄養素を大量に含んでいる緑黄色野菜の王様です。カロテンにはいくつかの種類がありますが、特ににんじんにはβ(ベーター)カロテンが豊富に含まれています。βカロテンは抗酸化作用を発揮して活性酸素による攻撃を防ぐだけではなく、体内で必要な量だけビタミンAに変わって、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。また血中のカロテン量が多いと、ガンの発生率が低くなると言われており、すい臓ガン、肺ガンなどの喫煙に関するガンや動脈硬化を抑えるための健康維持に役立ちます。生で食べるより、油で炒めたりドレッシングと和えたりして、油と一緒に採るとカロテンの吸収率が上がります。今日は「春雨サラダ」と「ゆかり和え」に入っています。みなさん、残さず食べましょう。


2020年10月5日月曜日

10月5日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩と大根の味噌汁

 鯖の漬け焼き

 ソース焼きそば

 小松菜のナムル

 ナタデココフルーツ


今日は「すまし汁」に入っている麩(ふ)についてお話します。麩の歴史は古く、中国では1200年前の唐(から)の時代から食べられていました。日本には鎌倉時代に伝わり、室町時代にはお寺で修行する僧たちにとって重要なタンパク源として精進料理に盛んに利用されました。麩の原料であるグルテンには体に必要なアミノ酸が豊富に含まれており、その中でも特にグルタミン酸が多く、記憶力の維持や脳の活性化に役立つといわれています。しかも低カロリーなのに消化吸収力が高いため、「ヘルシー食品」として注目され、最近はいろいろな料理に使用されるようになっています。みなさんも、麩をいろいろな料理で楽しんで下さいね。


10月1日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 コンソメスープ

 鶏肉の照り焼き  ブロッコリーかつお和え添え

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 切干大根の旨煮

 蒸しシュウマイ


 今日は「蒸しシュウマイ」シュウマイについてお話します。みなさんはシュウマイを漢字で書けますか?実は「焼く」に「売る」と書いて「焼売(しゅうまい)」と呼びます。元々中国料理の1つですが、漢字の由来は野菜や肉の売れ残りを捨てるのはもったいないので、全部まとめて団子状にして加熱して売ったのが始まりと言われています。今では、色んな具材を使って「えびシュウマイ」や「イカシュウマイ」、「小松菜シュウマイ」まであるそうです。また、スーパーや飲食店で出てくるシュウマイにはグリンピースがのっていることがありますよね。実はこれは日本だけの文化だそうです。50年ほど前に、シュウマイを作っている食品会社が、学校給食で出すときに子供たちを喜ばせたいという思いで、ショートケーキのイチゴに見立てて、真ん中にグリンピースをのせることにしたそうです。みなさん残さず食べましょう。