2024年6月26日水曜日

6月26日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 じゃが芋の味噌汁

 あじの南部焼き  ちくわの磯辺天

 ビーフンの五目炒め

 金平ごぼう

 玉子ロール  ケチャップ添え



 今日は「あじの南部焼き」の魚のあじについてお話します。あじは名前からも分かるように、昔から味が良いから、「あじ」と言われるようになった魚だそうです。あじにはDHAやEPA、タウリン、カルシウム、ビタミン類などが豊富に含まれており、これらは成長期の皆さんには欠かせない栄養素ばかりです。特にDHAは脳を活性化する働きがあるため、脳の栄養素とも呼ばれています。また、神経細胞の発育を活性化させ、機能維持に重要な役割を果たしているため、記憶力や学習能力を向上させるために必要不可欠な成分です。これからの時期に採れる「あじ」はアミノ酸が豊富に含まれているため、うま味が増します。ビタミンB群も含まれているので、夏バテ予防にはおすすめの食材です。みなさん、残さず食べましょう。


2024年6月25日火曜日

6月25日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 ハンバーグ トマトソースかけ 

 フライドポテト添え

 キャベツカレーソテー

 ブロッコリーサラダ

 グレープフルーツ



 今日は、毎日の部活や勉強でたまった疲れを吹き飛ばすために大切な栄養素、ビタミンB1についてお話します。ごはんやパンなどの炭水化物は、体内で消化吸収されると、エネルギー源であるブドウ糖になります。ブドウ糖は肝臓でエネルギーに変えられますが、このとき必要なのがビタミンB1です。炭水化物をしっかり食べても、ビタミンB1が足りないとブドウ糖はエネルギーになりきらず、乳酸という物質に変わって疲労のもとになってしまいます。では、どんな食品にビタミンB1が多く含まれているのでしょうか? みなさんが普段食べているものでは、豚肉や鶏肉、ほうれん草、豆類があげられます。しかしこれらをたくさん食べても、ビタミンB1は一定の量以上は体に吸収されません。そのため吸収しやすくする効果があるニンニクやネギ、ニラなどといった香味野菜と一緒に食べることが大切です。ビタミンB1 は汗や尿から排出され、ストレスが多いとたくさん使われるので、夏場は意識的に毎日摂るようにしましょう。


2024年6月20日木曜日

6月20日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしうどんだし

 鶏肉の唐揚げ

 うどん  三角アゲ

 チンジャオロース

 ワカメと枝豆の和え物



 今日はうどんについてお話します。うどんの原料である小麦粉の成分は、約70%はでんぷんです。でんぷんは、栄養素でいうと炭水化物と呼ばれ、体内ではブドウ糖に変わり、体や脳のエネルギー源となります。うどんは他の食べ物に比べて、非常に消化吸収のスピードが速く、即効的にエネルギー源として使われるのが特徴です。そのため、頭の働きを良くして集中力を発揮してくれます。また、熱を出して食欲がない時にうどんを食べるのも、消化するのに無駄なエネルギーがかからないので、白血球がウイルスをスムーズにやっつけてくれるため、もっとも適した食べ物なのです。今日はお椀に冷たいだし汁を入れて、副食箱のうどんと三角アゲを一緒に入れて、汁まで残さず食べましょう。


2024年6月19日水曜日

6月19日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 かきたま汁(福井産豆腐・玉子使用)

 県産アジフライ  1食用中濃ソース

 ミートソーススパゲティー

 鯖江産じゃが芋のポテトサラダ

 羽二重餅


 今日は鯖江市中学校の一斉地場産給食の日です。今日の献立は主に福井県内で獲れた食材を使用しています。鯖江市産の食材は「じゃが芋・玉ねぎ・小松菜」、福井県産の食材は「アジフライ・玉子・豆腐」です。みなさんは「地産地消」という言葉を聞いたことはありますか? これは、「地元でとれた生産物を地元で消費する」という意味で、「四里四方(約16km四方)で取れるものを食べることは健康に良い」という考えが原点とも言われています。近年、栄養バランスの偏った食生活や生活習慣病の増加、食料自給率の低下などの問題が出てきており、食の安全・安心に対する関心が高まっています。そのような中で、地場産食材が多く採れる6月は、毎年食育月間ということで色々な地元の食材を取り入れて実施しています。今日は福井県の漁港で釣ったアジを「アジフライ」にして、地元で作った野菜や、県内で収穫された大豆で作った豆腐や玉子を使用して調理しました。生産者の方たちに感謝の気持ちを込めて、残さず食べましょう。


 

2024年6月18日火曜日

6月18日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 八宝菜

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 春巻き

 なすの生姜和え



 今日は「春巻き」についてお話します。 春巻きは、中国料理の点心の一つとして知られており、豚肉や、竹の子、椎茸,ニラなどを千切りにして炒めて、小麦粉で作った皮で包み、油で揚げたものです。名前の由来は、実は皮に包まれた「野菜」に関係するそうで、かつては、立春の頃に新芽を出すものを具にしていたことから、「春巻き」という名前になったそうです。また、中国では立春になると、小麦粉で薄い皮を作り、色々な野菜をのせて食べる風習があったそうです。みなさんが普段食べている「春巻き」は広東(かんとん)料理として知られているもので、華中、華北地方では、あずきをあんにして、皮に包んで揚げた甘い春巻きを食べることが多いそうです。今日の春巻きには、普段みなさんが不足しがちな「鉄分」「食物繊維」「亜鉛」という栄養素が多く含まれています。みなさん残さず食べましょう。



2024年6月17日月曜日

6月17日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 メンチカツ   1食用中濃ソース

 夏野菜とツナのトマト煮

 カリフラワーサラダ

 ピオーネダイスゼリー



 今日は今日は鉄分豊富な「アイアン献立の日」です。主に打ち豆、味噌、ピオーネゼリーに多く含まれています。鉄分豊富な「アイアン献立の日」です。主に打ち豆、味噌、ピオーネゼリーに多く含まれています。今日は鉄分が不足すると起こりやすくなる「鉄欠乏性貧血」についてお話しします。まず「貧血」とは、血液の中の酸素を運ぶ働きをする赤血球という成分が足りなくなる状態をいいます。その赤血球を作る材料の1つである「鉄分」が不足すると起こる貧血を「鉄欠乏性貧血」とよびます。1年間で5cm、10cmと身長が伸びる成長期まっただなかの中学生時代は、かなりの割合で貧血になる子が多いそうです。身体の成長に鉄分が消費されてしまい、鉄分の供給が追いつかないためです。しかもこの時期の鉄欠乏性貧血は、成長、発達の障害や、知的能力の低下に結びつくといわれています。そうならないためにも鉄分を多く含むひじきや青菜と一緒に、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンCを多く含むカリフラワーやかぼちゃなどの野菜や、魚や鶏肉、大豆製品などの良質たんぱく質を多く含む食材と一緒に残さず食べるようにしましょう。


6月14日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポークカレー

 照り焼きハンバーグ

 コールスローサラダ

 福神漬け

 バナナ



 今日は、「バナナ」についてお話します。バナナは1本の中に、からだを動かす時のエネルギーとなる糖分、糖質や脂質の代謝を助けてくれるビタミンB群や、カリウム・マグネシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富に含まれていて、とてもバランスの良い果物です。バナナに含まれている糖分には、ブドウ糖・果糖・ショ糖と3種類もあり、それぞれ消化されてエネルギーに変わる早さが違うので、食べてすぐパワーの源になるのはもちろん、そのパワーが持続するのが特徴です。そのため、スポーツの前後に食べるのもお勧めです。バナナは日が経つと、シュガースポットと言われる茶色い斑点が出てきますが、この頃が一番の食べごろと言われています。それは、購入後1週間ほど経過したバナナを食べた人の方が、初日に食べた人より、白血球が約5倍も増加していたという研究結果から、免疫力も高まるためだと考えられています。つい、傷んだと思いがちですが、捨てたりせずに食べてくださいね。


2024年6月14日金曜日

6月13日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 手作り白身フライ  1食用タルタルソース

 ソース焼きそば

 ひじきと大豆の炒り煮

 ブロッコリーのかつお和え


 今日は「ミネストローネ」についてお話します。ミネストローネとは、主にトマトを使ったイタリアの野菜スープを言います。イタリアでは、使う野菜も季節や地方によって様々であり、決まったレシピはなく、田舎の家庭料理として広がっています。そのため、トマトを入れてないものでも「ミネストローネ」と呼ばれることがあり、イタリア語で「具沢山」「ごちゃ混ぜ」などの意味を表すそうです。今日はこれからの季節が旬のトマトや、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ベーコンが入っています。ビタミンCやB・リコピンが豊富に取ることができて、疲労回復に効果的なスープです。みなさん残さず食べましょう。 


2024年6月12日水曜日

6月12日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 塩野菜ラーメンスープ

 ラーメン・なると・コーン

 アスパラ入りポテトサラダ

 鮭の味噌バター焼き

 北海道産ほたて貝柱フライ



 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は北海道にまつわる料理を献立にしてみました。みなさんは北海道といったらどんな食べ物や料理を思い浮かべますか? 「お米」や「小麦」や「生乳」はもちろん、「毛ガニ」や「ニシン」や「さけ」といった魚介類や、「じゃがいも」や「とうもろこし」や「アスパラ」などの様々な農作物が全国トップの収穫量を誇り、日本の最大の食糧供給地域として重要な役割を果たしています。今年3月から経済産業省の補助金により全国の小中学校の給食で、北海道の「ほたて」が無償で提供されています。そのため鯖江市の中学校は「貝柱フライ」を用意しました。また、北海道には「札幌の味噌」「旭川の醤油」そして「函館の塩」と呼ばれる三大ラーメンが有名です。今日は塩野菜スープにラーメンとなるととコーンを入れて汁まで残さず食べましょう。


2024年6月11日火曜日

6月11日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 酢鶏

 レンコンサラダ

 切干大根の旨煮

 黄桃缶詰



 今日は「ワンタンスープ」の「ワンタン」についてお話します。ワンタンの皮には、「かんすい」という人工的に作った「アルカリ水」が含まれています。これによって、見た目は黄色みがあり、食感はつるっとしてコシのある皮になります。中国の言語の1つである広東(かんとん)語では漢字表記で雲(くも)を呑(の)むと書いて雲呑(ワンタン)と呼んでいます。スープに浮かぶワンタンが、雲が浮かんでいるように見えたので雲(くも)、それをのむと幸運が訪れるから呑(の)むなどと言われています。ワンタンの皮は、他にも「揚げワンタン」にしたり、パスタの代わりにラザニアなどに入れても美味しく食べられます。今日のスープは玉ねぎとチンゲン菜も一緒に入っています。みなさん残さず食べましょう。


6月10日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩と小松菜の味噌汁

 豚カツ  1食用中濃ソース

 マカロニナポリタン

 竹の子とちくわのおかか煮

 オクラのゆかり和え


2024年6月10日月曜日

6月7日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 麻婆豆腐

 チーズはんぺんフライ

 海藻サラダ   1食用中華ドレッシング

 ミニオムレツ チリソースかけ

 オレンジ



 今日は「ミニオムレツのチリソースかけ」のチリソースについてお話します。チリソースとは唐辛子、塩、スパイス、砂糖などを合わせたソースの事を言います。魚介類によくあうソースなので、ベトナム風生春巻きや揚げ物のタレとして、アジア地域でよく使われています。チリソースのチリは、中南米原産の唐辛子である「チリペッパー」を表します。そのチリソースを日本で中華料理として広めたのが、四川(しせん)料理の父として幅広く活躍した「陳 建民(ちん けんみん)」という人です。陳 建民は、元々ある中華料理にアレンジを加えるのが得意で、麻婆豆腐やホイコーローやエビチリといった料理を日本人向けの味付けに変更して広めたそうです。今日は玉ねぎとグリンピースを入れたチリソースです。オムレツにかけてあるので、みなさん残さず食べましょう。


2024年6月6日木曜日

6月6日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 花麩のすまし汁

 鶏肉の照り焼き

 塩焼きそば

 かぼちゃサラダ

 うの花の炒り煮


 今日は「うの花の炒り煮」のうの花という料理についてお話します。実はうの花とは「おから」のことを言うのですが、「おから」は空っぽのように聞こえるため、昔の人は縁起が悪いと考え、見た目が白くて小さく春に咲く「うのはな」に似ているため、この名前が付けられたそうです。うの花は大豆からできた豆乳のしぼりカスですが、大豆の良質なたんぱく質やカルシウムがそのまま残っており、さらに豆乳や豆腐にはない食物繊維が豊富に含まれています。今日はコーンやの人参と一緒に炒めてから炊きました。 みなさん残さず食べましょう。


2024年6月5日水曜日

6月5日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 ホイコーロー

 厚揚げとじゃ外の煮物

 法連草のナムル

 チキンナゲット



 今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主に厚揚げ・法連草・玉子に多く含まれています。実はカルシウムは体内に吸収されにくい栄養素であり、どんな栄養素と一緒に摂取するかによっても変わり、ストレスの多さや、体がどれだけ必要としているかによっても吸収率が変わってきます。その中でも、体内でもっとも吸収されやすい食品は、やはり牛乳やチーズなどの乳製品です。乳製品はカルシウムが豊富なうえに、吸収を促進させる成分が含まれています。それと同時に、きのこ類や、魚介類に多く含まれているビタミンDや、小松菜やブロッコリーに多く含まれるビタミンKを一緒に摂ると大変効果的と言われています。今の時期にカルシウムをたくさん補給するためにも、みなさん残さず食べましょう。


2024年6月4日火曜日

6月4日(火)

 


本日の給食はカミカミメニューです

<献立>

 豚汁

 いわしの蒲焼き

 きのこの和風スパゲティー

 レンコンの金平

 切干大根のハリハリ漬け



 本日6月4日は、「虫歯予防デイ」です。みなさんは、歯を強くする食材は何か知っていますか?カルシウムが多く含まれている、牛乳や乳製品を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、カルシウムが多いのは牛乳だけではありません。豆腐やがんもどきなどの大豆製品、ジャコや桜えびなどの小魚、小松菜や大根の葉などの青菜、ゴマやひじきにもたくさん含まれています。また、カルシウムの他に、歯の主成分となるたんぱく質、ビタミンCやビタミンB、さらに亜鉛やマグネシウムといったミネラルも大切です。そのため、丈夫な歯を作るには、バランスのとれた食事を摂る様に気を付けることが、一番の秘訣です。今日は、根菜類やきのこ類、切干大根や昆布を使った献立です。よく噛んで残さず食べましょう。




2024年6月3日月曜日

6月3日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 牛肉コロッケ  1食用中濃ソース

 肉団子の焼き鳥風炒め

 チンゲン菜の煮浸し

 杏仁パイン



 今日は「ペットボトル症候群」というお話をしたいと思います。これからの季節、暑くなり、冷たい飲み物を飲みますよね。そのときに500mlのペットボトルに入っているジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクを飲むことが多いのではないでしょうか?しかしそれらの飲料水は、砂糖が多く含まれているため、大量に飲むと血糖値が急上昇します。血糖値が上昇すると糖尿病のリスクが上がります。糖尿病はのどが渇きやすく、さらに清涼飲料水を飲み続け、糖尿病が進み、身体のだるさ、そして昏睡状態に陥ってしまうそうです。これらはペットボトルで手軽に清涼飲料水を飲みすぎるため、「ペットボトル症候群」と呼ばれています。そうならないためにも、ジュースやスポーツドリンクなどは1日2本までにし、なるべくお茶や水で薄めて飲むようにしましょう。