2017年1月31日火曜日

1月31日(火)



本日の給食です
<献立>
 切り麩とワカメの味噌汁
 おでん3種類(大根・ちくわ・こんにゃく)
 ブロッコリーサラダ
 豚串カツ
 大豆の煮物


 今日は福井の冬に重要な保存食とも言われている「へしこ」についてお話します。へしこは、サバやニシン、フグなどを塩と糠(ぬか)に漬け込んで作られます。魚を樽に漬け込むことを福井の方言で「へし込む」と言い、これを略して「へしこ」と呼ばれるようになったそうです。
 発酵食品である「へしこ」は、ミネラルやアミノ酸をバランスよく含む健康食品でもあります。鯖などの青魚に含まれるDHAや、糠に含まれるビタミンなども、体によい影響を与えてくれます。
 また、加工前の鯖に比べて「へしこ」は、アミノ酸が2.5倍、ペプチドは5倍もの量になります。この大量のペプチドが血圧上昇を抑える働きをしてくれます。そのことを裏付けるように、長年へしこを食べている福井の人々は血圧の問題を抱えている人が少ないそうです。福井の郷土料理のへしこは健康長寿にも効果的だったのですね。

2017年1月30日月曜日

1月30日(月)



本日の給食です
<献立>
 コンソメスープ
 ハンバーグ トマトソースかけ  スパゲティソテー添え
 ひじきと大根の炒り煮
 春巻き
 ほうれん草の彩り和え


 今日は福井の名物料理とも言える「ソースカツ丼」についてお話します。一般的に「カツ丼」といったら、揚げたカツを卵でとじたものを想像する人が多いのですが、私たち福井県民はソースにつけたカツをご飯にのせてある「ソースカツ丼」を思い出す人も多いと思います。実はこの食文化は主に福井県だけで根付いているそうです。
 ソースカツ丼の歴史は大正時代までさかのぼります。福井県出身の高畠増太郎さんという人が、ドイツで料理研究をした後に日本人が喜ぶ味になるように工夫して、東京で開かれた料理発表会で初披露したのが「ソースカツ丼」と言われています。その後に、福井県に持ち帰り「ヨーロッパ軒」というお店で始め、福井県内で広がりました。今では福井県の名物料理となって他の県からも食べに来る人もいるほどだそうです。
 

2017年1月27日金曜日

1月27日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 ベーコンポテトバーグ  キャベツソテー添え
 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング
 大豆のゴマからめ
 みかん缶詰


 今日も福井県の郷土料理についてお話します。みなさんは、「すこ」という料理を聞いたことはありますか?お正月におせちとして、赤い棒状で歯ごたえがシャキシャキしている酢の物を食べた人もいると思います。これは里芋の茎であるずいきを酢漬けしたものです。酢のパワーによって、ずいきそのものの鮮やかな赤色がでるそうです。昔から、「古い血を洗う」効果があると言われていて、鉄分やカルシウムを多く含みます。
 また、この時期にコタツに入って食べる物で、みかん以外に何を思い出しますか? 冷たく冷やした「水羊かん」がありますよね。ほとんどの地域では夏に食べる事が多いのに、福井では冬に食べる習慣があります。
 福井の水羊かんは、丁稚羊羹(でっちようかん)とも言われます。隠し味で黒糖を使っていることが多く、添加物を一切使用していません。そのため冷蔵庫がない時代、少しでも日持ちがするように冬の時期に作られていたそうです。

2017年1月26日木曜日

1月26日(木)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 手作りソースカツ  ボイルキャベツ添え
 ポテトサラダ   1食用マヨネーズ
 水菜と油揚げの煮浸し
 りんご

 今日は福井の郷土料理の1つでもある「おろしそば」についてお話します。去年の大晦日に年越しそばとして、おろしそばを食べた人も多いのではないでしょうか。
 福井のおろしそばが「越前おろしそば」として全国に広まったのは、昭和22年以降になります。昭和22年10月、昭和天皇が福井に来られた際、2杯ものおろしそばを召し上がられました。その後、皇居に戻られた後、召し上がられたおろしそばを懐かしく思い、「越前のそばは大変おいしかった」という天皇のお言葉から広がったそうです。
 そばは、大根おろしと一緒に食べることで、ビタミンのバランスがとれ、相乗効果があります。解毒作用、消化促進のほかに、カロリーも少なく生活習慣病予防にも最適です。


 

2017年1月25日水曜日

1月25日(水)




本日の給食です
<献立>
 さつま汁
 さんまの蒲焼き  ブロッコリー添え
 もやしとひき肉のカレー炒め
 フランクドッグ  ケチャップ
 小松菜の黒ゴマ和え


 今日は福井県の郷土料理についてお話します。郷土料理とは、地方ごとにある独特な料理のことをいいます。地方の特産物や、各地域の気候や風土に適した食材や調理法があります。福井県の郷土料理の特徴は、京料理のような凝ったものより、むしろ手を加えないシンプルなものが多いそうです。それは豊かな海の幸、山の幸に恵まれていて食材そのものが美味しいからでしょうね。
 嶺北地方で見られる郷土料理に、「たくあんの煮もの」があります。大根を保存するために作るたくあんは、雪深い地方ならではの保存食です。年の暮れに漬けて、翌年の春から秋にかけて食べます。夏頃には「古たくあん」とよばれ、これを醤油と赤唐辛子で煮て作られます。各家庭によって作り方や味付けなどがバラバラですが、福井県周辺でしか、あまり見られない調理法だそうです。

2017年1月24日火曜日

1月24日(火)



本日の給食です
<献立>
 豆腐となめこの味噌汁
 鶏肉の唐揚げ  キャベツのかつお和え
 じゃが芋と切干大根の煮物
 大根の和風サラダ
 蒸しシュウマイ


 今日はコロッケやサラダ、煮物などの色々な料理に使われているじゃが芋についてお話します。
 じゃが芋にはいくつもの品種がありますが、よく知られているのが、「メークイン」と「男爵(だんしゃく)芋」ですよね。他にも「きたあかり」や「インカのめざめ」などといった品種もありますが、普段私たちが食べているじゃが芋料理は「メークイン」と「男爵芋」のどちらかが使われていることが多いのです。
 例えば、みなさんが大好きなカレーやシチュー、肉じゃがのような煮込み料理にはメークインが適しています。メークインに含まれるデンプンの量が少ないため、加熱しても細胞の形がほとんど変わりません。そのため細胞は崩れにくくてきれいに仕上がります。
 また、コロッケやマッシュポテトのように潰して使う料理には男爵芋(だんしゃくいも)が適しています。男爵芋はデンプンの量が多いため、加熱するとデンプンが膨らみ細胞が丸くなります。そのため細胞が崩れやすくなるので、ホクホクとした食感になります。
 今日の「じゃがいもと切干大根の煮物」に使用しているのは「メークイン」です。家庭では普段どちらを使っているか、みなさんもおうちの人に聞いてみてくださいね。

2017年1月23日月曜日

1月23日(月)


本日の給食です
<献立>
 ワンタン中華スープ
 肉団子の酢豚風
 大学いも
 シェルマカロニサラダ
 ほうれん草のナムル


 今日は栄養面から見る、「トンカツなどの揚げ物に対しての誤解」についてお話します。
 みなさんは、次の日の試験や部活の試合に備えて、「勝つ!」ということでトンカツを夕食に食べることがありますよね。しかし、実は大切な日の前日の夜にトンカツなどの揚げ物を食べることはオススメできません。その理由は、普段は脂っこいものを食べても平気だとしても、受験や試合を目前にして、緊張や不安があるため、消化や吸収の能力が下がっています。その鈍った胃袋に消化吸収しにくい揚げ物が入ると、余計に胃腸に負担をかけてしまい、夜の眠りを妨げてしまうのです。 
 しかし、豚肉に含まれているビタミンB1は、受験生にとってエネルギーを効率よく生み出すために欠かせない大切な栄養素です。エネルギー源となる糖質である炭水化物をいっぱい取っても、ビタミンB1が足りないと糖質をうまくエネルギーに変換できません。
 もし前日に豚肉を食べるとしたら、身体を温めて免疫力を高めてくれる生姜をおろして炒めた「豚肉の生姜焼き」がおすすめです。