2016年12月9日金曜日

12月9日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 プレーンオムレツ  もやしウインナーソテー添え
 コールスローサラダ  1食焙煎胡麻ドレッシング
 大根と絹厚揚げの煮物
 パイン缶詰


 今日は「プレーンオムレツ」の材料であるたまごについてお話します。ゆで玉子に玉子とじ、茶碗蒸し、目玉焼き、オムレツと卵料理はたくさんあって、食卓には欠かせない大切な食品ですよね。たまごは、良質タンパク質と脂質を豊富に含み、脂質の中でもコレステロールという成分が卵黄には含まれています。そのため、「たまごを食べ過ぎるのは体に良くない」と思われるようになり、意外に知られていないことが多いようです。
 しかし実は卵白には血中のコレステロールを下げる「レシチン」という栄養素が含まれており、カルシウムや鉄分などのミネラル、そしてビタミンA、B群、D、Eなどのビタミン類もたっぷり含まれています。「卵をたくさん食べるとコレステロール値が上がり恐ろしい病気の原因になる」という説は根拠のないものなので、みなさんは毎日、玉子料理を食べるようにしましょう。

2016年12月8日木曜日

12月8日(木)




本日の給食です
<献立>
 豚汁
 鮭の漬け焼き  イカげその唐揚げ
 きのこペンネソテー
 小松菜の煮浸し
 みかん


 今日はこれからの季節、欠かせない果物、みかんについてお話しします。みかんはビタミンCが豊富で、1日2個食べるだけで、大人にとって1日に必要なビタミンCを補充することができます。ビタミンCは水洗いすると流失してしまい、熱にも弱いという特性があるのですが、みかんならそのまま食べられるので、ビタミンCも丸ごと摂ることができます。
 みかんに含まれるビタミンCは、毛細血管を丈夫にし、皮膚、骨、歯などの形成を助けてくれます。また、ウイルスや細菌の力を弱める効果もあるため、「みかんを食べると風邪をひきにくくなる」と昔から言われるほどです。
 これからの寒い季節に、みかんを食べる習慣がある私たちにとってはありがたいことですね。 ヘタの部分が小さくて、皮の色が濃いものが甘いと言われています。みなさんも探してみてくださいね。

2016年12月7日水曜日

12月7日(水)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめん汁
 鶏肉の唐揚げ  ブロッコリーかつお和え
 そうめん  ほうれん草  アゲ煮
 レンコンの金平
 大豆サラダ


 みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?今日はこれからおいしくなる冬野菜についてお話しします。まず、れんこん・大根・人参・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
 そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日はれんこんやほうれん草が使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。
 

2016年12月6日火曜日

12月6日(火)




本日の給食です
<献立>
 切り麩とワカメの味噌汁
 おでん3種類(大根・がんも・ちくわ)
 豚肉と野菜の生姜炒め
 大豆とさつま芋のゴマからめ
 チンゲン菜のかつお和え


 今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類。
 これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類をちょっとずつでも食べることが大切なのです。
 みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。

2016年12月5日月曜日

12月5日(月)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 カレーコロッケ  ボイルキャベツ  1食用中濃ソース
 ごぼうのサラダ
 切干大根の旨煮
 ほうれん草と白菜のゴマ和え


 今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、体重増加の心配も出てきます。どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。
 また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうもいきませんよね。そのときはガムや昆布、スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。


2016年12月2日金曜日

12月2日(金)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 エビグラタンフライ  ボイルキャベツ  1食用中濃ソース
 厚揚げとじゃが芋の煮物
 小松菜の鶏そぼろ炒め
 ミックスフルーツ


 今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、厚揚げ・小松菜です。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。しかし脳や骨以外にもカルシウム効果があるので、今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。
 まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。
 また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。
 低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や小魚・豆腐類を積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。

2016年12月1日木曜日

12月1日(木)



本日の給食です
<献立>
 さつま汁
 鯖の塩焼き
 ブロッコリーサラダ
 水菜と油揚げの煮浸し
 肉団子のケチャップ煮


 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか?口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。
 口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。
 もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎや納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。