2023年2月28日火曜日

2月28日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉と野菜の味噌炒め

 クリーミーコーンコロッケ

 金平ごぼう

 さつま芋と豆のサラダ



 今日は花粉症にならないために、なっている人は症状を抑えてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。1つ目はヨーグルトです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、悪玉菌の増殖を抑えて善玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを整えてくれます。腸が元気になると、免疫力もアップして、花粉症の症状を和らげてくれます。その他には鯖やイワシなどの青魚です。これらに多く含まれているEPAやDHAは免疫力の働きを正常にしてアレルギー症状を抑える働きがあります。また、鯛などの白身魚に多い良質のたんぱく質にも免疫機能を正常に保つ働きがあるのですすんで食べましょう。そして普段飲んでいる緑茶に含まれるカテキンにも、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンを防ぐ働きがあります。このように少しでも体質の改善につながるように、アレルギー症状を抑え、免疫力を整えるといわれる食材を普段の食事からとり入れてみましょう。もちろんこれらに偏ることなく、バランスのとれた食事をしていくことも大切です。


2月27日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とさつま揚げの味噌汁

 ソースメンチカツ

 青じそとツナのスパゲティ

 切干大根の旨煮

 カリフラワーのゆかり和え



 今日は、「花粉症にかかりにくくする食生活」についてお話します。一番大切なのは、アレルギー反応を起こさない抵抗力のある身体をつくる事です。ただし、あまり神経質になりすぎると、ストレスもアレルギーの原因の一つと考えられているので、いくつかポイントをあげてみましょう。まずは季節に合った野菜などで食物繊維をたっぷり摂りましょう。ただし、生野菜は、思ったより量が食べられず、食べ過ぎると体を冷やしやすいので、温野菜を積極的に食べましょう。免疫力を高めるビタミンやミネラルを摂ることができます。また、白砂糖でできたクッキーやケーキなどの洋菓子、炭酸飲料や清涼飲料水などは炎症反応を強くする作用があるので、できるだけ摂りすぎないようにしましょう。そして、身体を温めてくれる食材を食べましょう。穀類ではもち米、とうもろこし、イモ類ではじゃが芋、さつま芋、野菜類では大根、人参、玉葱、カボチャがおすすめです。このようにバランスよく色々な食材をたべて身体のリズムを壊さないようにしましょう。


2月24日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ハヤシシチュー

 プレーンオムレツ

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 法連草ソテー

 パイン缶詰



 これからの季節、暖かくなり花粉がちらほら飛び始め、花粉症で大変な人も多いのではないでしょうか。 花粉症になっていない人は予防するためにも、来週2日間は、「花粉症のしくみ」や、「対策の食材」についてお話したいと思います。花粉症は、からだに侵入した花粉を敵だと認識して、その敵に対応する反応が過敏な体質の人に起こります。特にアレルギー体質の人は、花粉を体内に取り込んだ時につくられる反応物質が徐々に蓄積されます。そしてある量に達すると、「花粉症」としてアレルギー症状が現れるようになります。そのため、今までは花粉症でなかった人でも、ある年から急に症状がでてきます。また、生活習慣や住環境、食生活などによっても起こりやすく、昔に比べて花粉の量も増えています。排気ガスなどに含まれる物質も花粉症を引き起こすそうです。来週は花粉症にかかりにくくする食生活についてお話します。


2月22日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 鶏肉の山うに風味唐揚げ(越前隊の山うに使用)

 高野豆腐の玉子とじ

 小松菜とツナのソテー

 二色なます

 黒糖まんじゅう(やまはつ特注商品)



 今日は県の補助事業を活用した、地場産給食献立の日です。福井県産の食材は、「山うに」と「打ち豆」です。また、神明地区にある「菓子工房やまはつ」さんの人気商品である「かりんとう饅頭」のような和菓子を学校給食で食べてもらえるように、何か月も前からお店の方と話し合い、かりんとう饅頭を揚げる前の「黒糖まんじゅう」を改良して、特別にこの日のために作っていただきました。うす皮には濃厚な沖縄の黒糖を使用して、自家製こしあんを合わせた和菓子に仕上がりました。また、「山うに」は河和田地区で昔から重宝されてきた伝統薬味です。名前の由来は色々ありますが、例えば『見た目が、福井の海産物品の「塩うに」にそっくりな形状で、同じ福井の山で作られたものだから「山うに」と名付けた』とも言われています。材料は、柚子、とうがらし、鷹の爪、塩の4つのみでとてもシンプルです。これらの材料をすり鉢で丹念に40分から1時間ほど時間をかけてすり混ぜることで柚子のエグみがなくなり、舌触りがよくなります。今日は鶏肉の唐揚げの衣に少し入れて風味を出しました。みなさんの地区には色々な人の手で色々な物が作られています。これからも毎日感謝して残さず食べましょう。


2023年2月22日水曜日

2月21日(火)


 

本日の給食です

<献立>

 豚カツ  フライドポテト  1食用中濃ソース

 ツナ大根煮

 春雨中華風サラダ

 チンゲン菜の海苔和え

 おにぎり2個(さけ・昆布)


本日は3年生のみ、おにぎり付き弁当を提供しました。

2月20日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 花麩と法連草のすまし汁

 鯖の漬け焼き   手作りかき揚げ

 焼き豆腐と大根の田楽

 ツイストマカロニカレーソテー

 菜の花のゴマ和え



 今日はこれからの時期にしか、お目にかかることのできない春の食材についてお話しします。みなさんは春の食材といったら何を思い出しますか?ふきのとう、たらの芽、竹の子、ふき、菜の花、よもぎ、と色々ありますよね。これからの季節は少しずつ冬の寒さも和らぎ、すべての生き物が活動を始めます。私達の新陳代謝も活発になり、冬の間に増えた脂肪や色々な毒素を体から追い出そうとします。その手助けをしてくれるのがこれらの春の野菜なのです。これらの春の野菜はアクの強いものが多いですが、身体には良い食材ばかりです。食べると少し苦味を感じるものが多いので、食べたことがない人もいるかもしれませんが、みなさんも春の食材を探して、是非挑戦してみてください。


2月17日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 めった汁

 鶏肉と野菜の治部煮

 レンコンとお豆のサラダ

 かにカマの天ぷら

 友禅和え



 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は石川県にまつわる料理を献立にしてみました。加賀地方に伝わる鶏肉や野菜を煮込んでとろみをつけた「治部煮」や、布にたくさんの色を使って模様を染める「友禅染め」のように、細く切った野菜を数種類使った「友禅和え」があります。では、みなさんは「めった汁」という料理を知っていますか?名前だけ聞くとなんだか不思議な料理のイメージがわくかと思いますが、実はどこでも食べられる一般的な家庭料理である「豚汁」のことを言います。一つ違っているところは、通常の豚汁はじゃがいもを入れることが多いですが、「めった汁」はじゃがいもの代わりにさつまいもを使っていることだそうです。そのため、ほんのり甘くなっているのが特徴です。名前の由来は「めったに食べられない、豚肉が入った汁物」や「やたらめったら具を入れる汁物」など、諸説あるそうです。みなさん、味わって残さず食べましょう。


2月16日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 チーズはんぺんフライ

 ブロッコリーサラダ

 ひじきと大豆の炒り煮

 バナナ



 みなさんは「ひじき」や「昆布」などの海藻類を普段から食べていますか?  昆布は、おでんや煮物などに入っていたり、「おやつこんぶ」のような酸っぱいものもありますよね。今日はそんな昆布についてお話します。「コンブを三年食べると、こぶが落ちる」という、ことわざがあります。昔話のこぶとり爺(じい)さんに出てくる、「こぶ」のことかなと思いますが、ここでいう「こぶ」は、体の中にできる悪い腫瘍のことを表します。コンブを長く食べ続けると体がアルカリ体質に変わり、ガンになりにくい体になるそうです。確かな根拠はないそうですが、海藻をいつも食べている地域には長寿者が多いというから、身体にいいことは間違いないようです。また、コレステロール値を下げる成分や、高血圧に効果がある成分が含まれています。このように、みなさんに大切な栄養が豊富に含まれているので、すすんで食べるようにしましょう。


2月14日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 デミグラスソースハンバーグ

 ジャーマンポテト

 キャベツのゴマドレサラダ

 法連草と切干大根のかつお和え



 今日14日はバレンタインデーです。この日に欠かせないのはチョコレートですよね。実はチョコレートやココアには色々な効果があります。それをいくつか紹介したいと思います。まずチョコレートとココアの違いは何か知っていますか?原材料は共にカカオですが、カカオ豆をすりつぶして、砂糖などと一緒に油分を加えて、よく練り上げて固めたものをチョコレートといいます。その加工の途中でカカオ豆に含まれる油分を取り除いて、粉状にしたものをココアといいます。どちらにも食物繊維や、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルがバランスよく含まれています。しかもカカオポリフェノールと呼ばれる、活性酸素から体を守ってくれる抗酸化物質も含まれています。抗酸化物質は、動脈硬化を防ぎ血液をサラサラにして、ガン細胞の増殖を抑えてくれます。しかし、チョコレートには糖質や脂質が多く含まれているので、いつでも好きなだけ食べるのではなく、食べるタイミングを心がけたり、脂質分の少ないココアにしたり、効率よく摂取しましょう。


2月13日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩とワカメの味噌汁

 いわしの蒲焼き

 ナポリタンスパゲティ

 高野豆腐の含め煮

 ナタデココフルーツ



 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。 主に鉄分の多い食材は、いわし・高野豆腐・味噌です。4月から毎月、鉄分・カルシウムといったみなさんの身体に大切な栄養素について色々なお話をしてきました。そして今のみなさんにはどれだけこれらの栄養素は大切なものかということが分かってきたと思います。しかし、最近は栄養補助食品という不足した栄養を補えるという商品が増えています。ドラックストアーにいくと、色々なサプリメントが置いてありますよね。しかし、これらは成長期であるみなさんにとって本当に必要なものなのでしょうか?例えば、鉄欠乏によって現れる貧血の大きな原因は、これまでの食生活の積み重ねです。いくら有効的にサプリメントで栄養をとっても、これだけでは改善できないのです。なので、鉄分を多く含む食材はもちろん、その吸収を助けてくれる肉や魚・豆腐などの良質たんぱく質や、野菜や果物に多く含まれるビタミンCなどをバランスよく摂れる食生活を心がけていきましょう。 


2023年2月10日金曜日

2月10日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 チキンカレー

 照り焼きハンバーグ

 コールスローサラダ  1食用フレンチドレッシング

 福神漬け

 オレンジ



 みなさんはストレスを感じる事はありますか?ストレスとは本来、外敵から身を守るために体を緊張させる防御反応のことです。けっして悪者ではなく、適度なストレスがあるからこそ、私たちはスポーツや仕事、勉強などを頑張ろうという気持ちになるのです。しかし、人間関係がうまくいかなかったり、疲れがたまりすぎたりして過剰なストレスがかかると、心や体に悪影響を及ぼしてしまいます。ストレスを解消するには、「その原因を取り除く」、「考え方のクセを変える」、「よく眠る」、「楽しいコミュニケーションの時間を持つ」、などが必要です。さらに、ストレスに負けない体を作ることも大切です。栄養のバランスが崩れると、ストレスに対する抵抗力が弱くなりやすいので、「1日3食きちんと食事を摂る」事が基本です。その上で、精神や神経を安定させるビタミンB群、イライラを抑えるカルシウムやマグネシウムなどを積極的に摂るように心がけてみましょう。


2023年2月9日木曜日

2月9日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 麻婆豆腐

 野菜コロッケ  1食用中濃ソース

 ソース焼きそば

 切干大根と打ち豆の煮物

 小松菜のナムル



 今日は月に1度のカルシウム豊富な「歯っぴー献立の日」です。主に打ち豆・切干大根・小松菜・豆腐に多く含まれています。みなさんは、「イライラしているね。カルシウムが足りないんじゃない?」と、いわれたことはありませんか?脳や神経の興奮を静め、精神を安定させるといわれているカルシウムは体内で精神安定剤の働きをしてくれます。そしてそのカルシウムを手軽に摂るには、普段みなさんが飲んでいる牛乳が最も適しているのです。100g中に110mgものカルシウムを含んでおり、牛乳に含まれるアミノ酸は、神経伝達物質セロトニンの原料にもなります。セロトニンは、気分を安定させ、不眠解消にも役立ちます。ストレスでイライラしがちな人、よく眠れない人は、温かいミルクを飲むようにしてみましょう。



2023年2月8日水曜日

2月8日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 なめこと豆腐の味噌汁

 豚肉と野菜の生姜炒め

 ちくわの2色揚げ(青のり・カレー)

 ブロッコリーのしらすゴマ和え

 みかん缶詰



 今日は体を温めてくれる食事についての大切なポイントを3つお話します。まず1つ目は、「白より赤・茶・黒!」です。これは色の濃い食品は体を温めてくれるので、すすんで食べましょうという意味です。砂糖より黒糖、白米より玄米、うどんよりそばを食べた方が体を温めてくれます。2つ目は、「軟らかいより固い!」です。これは軟らかい食べ物より固い食べ物の方が体を温めてくれるという意味です。パンより米、まんじゅうよりもせんべい、葉野菜より根菜類がおすすめです。そして3つ目は、「笑顔で楽しく感謝して!」です。これはもうみなさんは出来ていますよね。食事の時間はみんなと笑顔で楽しく食べることで、消化も良くなり体もポカポカしてきます。また、色んな人たちが給食に関わっていることを忘れずに残さず食べる事で、バランスよく栄養を吸収することが出来ます。これらの事に気をつけて、病気を吹き飛ばす身体を作っていきましょう。


2月7日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 塩ラーメンスープ

 ラーメン  コーン  なると

 鶏肉の唐揚げ

 ごぼうの土佐煮

 法連草の白和え



 今日は体温の変化と学力にも深いつながりがあるということで、「体温とテストの点数の関係」についてお話します。みなさんは毎日、朝ご飯をしっかり食べていますか?実は朝食を食べているかいないかでテストの成績も大きく変わってくるのです。ではなぜ朝食を食べないと成績が下がるのでしょうか?その理由の1つに、朝食を満足に食べないのは夜型人間に多いということがあります。朝型人間と夜型人間には体温変動の違いがあり、朝型人間は起床時の体温が比較的高く、午前中早い時間に急速に体温が上がります。そのため、朝から頭の回転が良く、前日に理解した事や暗記した事を思い出しやすくなります。しかし夜型人間は起床時の体温が低く、午前中の体温は低いままで、昼近くになってようやくエンジンがかかり、またその日の夜半まで体温は高くて眠れなくなってしまうのです。そのため、せっかく勉強したことを思い出すのに時間がかかり、テストの時間に実力を発揮できなくなってしまうのです。早寝早起きをする!朝ごはんをしっかりたべる!まずはこれをきちんと守ればテストの点数も変わってくるはずです。もう一度今までの生活のリズムを見直してみましょう。





2月6日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 大根とワカメの味噌汁

 ほっけの照り焼き

 揚げギョウザ

 レンコンの金平

 チンゲン菜の煮浸し



 みなさんは普段、体温はどれくらいありますか?ちゃんと36度以上はありますか?実は36度未満は「低体温」と言われ、体温が低いと身体に色んなトラブルが起きてきます。人の体温は朝が一番低く、午後から夕方にかけて高くなるという変動を繰り返し、その変動幅は1℃以内が普通と言われています。また、日ごろからの食事の内容によっても変化するのです。例えば、みなさんは夜遅くまで起きていて寝不足になったり、朝ごはんを食べない日が続いたり、テレビを見たりゲームをする時間が増えて運動不足になっていませんか?実はこれらの生活習慣の乱れや睡眠リズムのずれによって、自律神経の働きがうまく機能しなくなり、それまで反射的に行われてきた体温調整ができにくくなります。また白砂糖がたくさん入った甘いお菓子や、食品添加物が含まれるインスタント食品も体温を下げる食品といわれているので、みなさんも普段の食生活を見直してみましょう。


2023年2月3日金曜日

2月3日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 千切り根菜野菜のすまし汁

 若狭牛入りすき焼き風煮

 ひかるKunのちょうどのおとうふ

 俵コロッケ  中濃ソースかけ

 菜の花のかつお和え



 今日は県の補助事業を活用した、地場産給食献立の日です。福井県産の食材は、若狭牛・豆腐です。今日はみなさんも小学校の給食の頃から、なじみのある、笠島豆冨店の「ひかるくんのちょうどのおとうふ」についてお話します。この豆腐は、平成11年春、息子の光くんが急性骨髄性白血病を発病し、抗癌治療の副作用で衰弱した体の栄養補給になるためにと作られたものだそうです。特に大豆に含まれているイソフラボンには、肌をきれいに保ったり、骨にカルシウムを蓄える作用や、肺がんや乳がん・子宮がんなどの病気を予防する作用があると言われています。みなさん、残さず食べましょう。


2月2日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 じゃが芋とワカメの味噌汁

 鶏肉の南部焼き

 がんも煮のきのこあんかけ

 ツイストマカロニサラダ

 大根のゆかり和え



 明日2月3日は「節分」です。節分に、大豆や恵方巻やイワシを食べると縁起が良いと言われていますが、その他にもいくつかあるので、今日はそれ以外で、あまり知られていない3つの食べ物についてお話します。まずは豆腐です。古来より白い豆腐には、邪気を追い払うほどの霊力が宿ると伝えられています。立春の前日である2月3日に食べる豆腐は、それまでの罪やけがれをはらい、立春当日の2月4日に食べる豆腐は、健康な体に幸福を呼び込むと言われています。2つ目はこんにゃくです。こんにゃくは、「おなかの砂おろし」「胃のほうき」と言われています。大晦日や節分といった節目で、体の毒素を出すために、食べると良いとされています。また、こんにゃくは、余分なものを出すため、体を清める食べ物と言い伝えられているようです。3つ目はけんちん汁です。けんちん汁は、寒い季節の「えびす講」や「初午(はつうま)」といった行事で、体を温めるために振る舞われたことから、寒い季節の行事である節分の食べ物としても定着したと言われています。みなさん食べることで福を呼び込み、春を迎えましょう。



2月1日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 ハムカツ

 ひじきと大根の炒り煮

 法連草サラダ  1食用ゴマドレッシング

 厚焼き玉子



 今週の土曜日2月4日は「立春の日」です。大寒の1月20日から立春までは、一年のうちで最も寒い季節であり、まだまだ冬真っ只中ですが、立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、日中の日差しに春の気配を感じ取ることができます。また「節分の日」というのは、もともと季節の変わり目をあらわす立春、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)のそれぞれの前日を言い、年に4回あります。しかし、現在では立春の前日のみを「節分の日」と呼ぶようになりました。節分の日には縁起の良いものを食べて、夜には豆まきをして悪魔払い(あくまばらい)をします。立春がすぎると、温かくなり、少しずつ新しい芽が出てきて、ふきのとうや菜の花、新キャベツがおいしい季節になります。みなさんも春の食材を探してみてくださいね。