2023年1月31日火曜日

1月31日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 白菜とワンタンの中華スープ

 肉団子の酢豚風

 春雨中華風サラダ

 手作りうの花

 パイン缶詰



 今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、おから・チンゲン菜・油揚げです。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。実は脳や骨以外にもカルシウム効果があることが分かってきており、今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や豆類・小魚などを積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。


2023年1月30日月曜日

1月30日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と小松菜の味噌汁

 鯖の塩焼き

 マカロニミートソース炒め

 ササガキごぼうサラダ

 ブロッコリーの白ゴマ和え



 今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主に鯖とひじきに多く含まれています。みなさんが普段給食で食べている、ひじきや椎茸のような乾物(かんぶつ)にも鉄分が多く含まれている事を知っていますか?乾物といったら、干し椎茸や、ワカメやひじきなどの海藻類や、切干大根などがあります。これらは乾燥させることで、栄養がぎゅっと濃縮され、少しの量でも多くの栄養素を補うことができます。特にビタミンCを含む野菜と一緒に摂ることで、鉄分の吸収率は上がります。また、体内で利用されるにはたんぱく質と結合して運ばれるので、たんぱく質を多く含む魚や肉、大豆製品と一緒に摂ることも大切です。給食に入っているこれらの食材を残さず食べることで、鉄分の吸収を高めてくれるので、すすんで残さず食べるようにしましょう。


1月27日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆入りポタージュスープ

 県産ブリミンチカレーフライ  1食用中濃ソース

 大根のうららサラダ

 こんにゃくとちくわの炒り煮

 県産ポークシュウマイ



 今日は県の補助事業を活用した、地場産給食献立の日です。福井県産の食材は、打ち豆・ブリ・豚肉です。また、福井県内の高校の生徒が開発した「うららドレッシング」をサラダに使いました。そこで今日はうららドレッシングについてお話します。このドレッシングは2008年に福井農林高校の生活科学科の生徒のみなさんが地場野菜を使って何か商品を作ろうということから始まりました。学校内で栽培した木から採れた梅をシソで漬けたものや、福井の三里浜特産のらっきょうや、福井の醤油屋さんの純正しょうゆなどを材料にしました。商品名の「うらら」の「う」は梅、「ら」はらっきょう、そして福井弁の「わたしたち」という意味の「うらら」を重ねて、「うららドレッシング」と名付けたそうです。今日は大根や人参・小松菜・ハムにこのドレッシングを和えてサラダにしました。味わって食べましょう。


1月26日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 ホイコーロー風炒め

 揚げギョウザ

 ポテトサラダ

 みかん



 今日は福井の名物料理とも言える「ソースカツ丼」についてお話します。一般的に「カツ丼」といったら、揚げたカツを卵でとじたものを想像する人が多いのですが、私たち福井県民はソースにつけたカツをご飯にのせてある「ソースカツ丼」を思い出す人も多いと思います。実はこの食文化は主に福井県だけで根付いているそうです。ソースカツ丼の歴史は大正時代までさかのぼります。福井県出身の高畠増太郎さんという人が、ドイツで料理研究をした後に日本人が喜ぶ味になるように工夫して、東京で開かれた料理発表会で初披露したのが「ソースカツ丼」と言われています。その後に、福井県に持ち帰り「ヨーロッパ軒」というお店で始め、福井県内で広がりました。今では福井県の名物料理となって他の県からも食べに来る人もいるほどだそうです。給食では毎月1回ほど、豚肉や鶏肉に衣をつけて揚げたものをソースカツにして提供しています。みなさんも色々なソースカツを食べてみましょう。


1月25日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 白菜とえのきの味噌汁

 鶏肉のおろしかけ  さつま芋の天ぷら

 シェルマカロニサラダ  1食用マヨネーズ

 刻み昆布の炒め煮

 つくね串団子



 今日は福井の郷土料理の1つでもある「おろしそば」についてお話します。去年の大晦日に年越しそばとして、おろしそばを食べた人も多いのではないでしょうか。福井のおろしそばが「越前おろしそば」として全国に広まったのは、昭和22年以降になります。昭和22年10月、昭和天皇が福井に来られた際、2杯ものおろしそばを召し上がられました。その後、皇居に戻られた後、召し上がられたおろしそばを懐かしく思い、「越前のそばは大変おいしかった」という天皇のお言葉から広がったそうです。そばは、大根おろしと一緒に食べることで、ビタミンのバランスがとれ、相乗効果があります。解毒作用、消化促進が期待でき、カロリーも少ないので、生活習慣病予防にも最適です。今日は大根おろしの入った出汁と揚げた鶏肉を合わせました。みなさん残さず食べましょう。


2023年1月24日火曜日

1月24日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ  平インゲンソテー

 じゃが芋とがんもの煮物

 イカリングフライ

 ナタデココフルーツ



 今日も福井県の郷土料理についてお話します。みなさんは、「すこ」という料理を聞いたことはありますか?お正月におせちとして、赤い棒状で歯ごたえがシャキシャキしている酢の物を食べた人もいると思います。これは里芋の茎であるずいきを酢漬けしたものです。酢のパワーによって、ずいきそのものの鮮やかな赤色がでるそうです。昔から、「古い血を洗う」効果があると言われており、鉄分やカルシウムを多く含む料理です。また、福井の冬に重要な保存食とも言われており、福井の代表的な郷土料理である「へしこ」です。へしこは、サバやニシン、フグなどを塩と糠(ぬか)に漬け込んで作られます。魚を樽に漬け込むことを福井の方言で「へし込む」と言い、これを略して「へしこ」と呼ばれるようになったそうです。発酵食品である「へしこ」は、ミネラルやアミノ酸をバランスよく含み、鯖などの青魚に含まれるDHAや、糠に含まれるビタミンなども、体によい影響を与えてくれます。そのため、長年へしこを食べている福井の人々は血圧の問題を抱えている人が少ないそうです。みなさんも食べてみましょう。


1月23日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩とワカメの味噌汁

 カレーコロッケ  1食用中濃ソース

 ナポリタンスパゲティ

 大豆とポテトのサラダ

 チンゲン菜の煮浸し



 今週は福井県の郷土料理についてお話します。郷土料理とは、地方ごとにある独特な料理のことをいいます。地方の特産物や、各地域の気候や風土に適した食材や調理法があります。福井県の郷土料理の特徴は、京料理のような凝ったものより、むしろ手を加えないシンプルなものが多いそうです。それは豊かな海の幸、山の幸に恵まれていて食材そのものが美味しいからでしょうね。嶺北地方で見られる郷土料理に、「たくあんの煮もの」があります。大根を保存するために作るたくあんは、雪深い地方ならではの保存食です。年の暮れに漬けて翌年の春から秋にかけて食べます。夏頃には「古たくあん」とよばれこれを醤油と赤唐辛子で煮て作られます。各家庭によって作り方や味付けなどがバラバラですが、福井県周辺でしか、あまり見られない調理法だそうです。明日は「すこ」と「へしこ」についてお話します。


1月20日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 豚すき焼き風煮

 塩焼きそば

 蒸しシュウマイ 甘酢あんかけ

 オレンジ



 みなさんは「旧正月」という言葉を聞いたことがありますか? 旧正月とは、旧暦の正月のことをいいます。旧暦とは、日本では明治5年(1873年)まで使われていた暦(こよみ)のことを言います。日本は、アジア圏の国の中で、旧正月を祝わない数少ない国の1つですが、中国では「春節」とよばれ、1月後半の1週間ほどが祝日として定められています。その他にはシンガポール、韓国、ベトナム、マレーシアなどの多くの国で、旧正月を祝う伝統があります。日本は、旧暦を用いていた頃は、正月もその暦で祝っていましたが、明治維新後は、日本は西暦に変わり、1月1日を正月と呼び、旧暦の正月を廃止して「旧正月」と呼ぶようになりました。しかし、現代の日本では、長崎・神戸・横浜にある中華街など、中国の影響が強い地域や沖縄の一部の地域では、今も旧正月を盛大にお祝いしています。その際に食べると縁起が良いと言われるものが、魚・ギョウザ・春巻き・餅・長寿麺・団子・柑橘類の7つだそうです。どれも日本のおせち料理のように意味があり、家族みんなで仲良く食べることで、幸福が訪れるといわれています。





2023年1月19日木曜日

1月19日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 のっぺい汁

 手作りタレカツ   粉ふきいも添え

 車麩と平インゲンの煮物

 山菜きのこ炒め

 切干大根のハリハリ漬け



 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は新潟県にまつわる料理を献立にしてみました。まずは「タレカツ丼」という料理をみなさんは知っていますか?見た目は福井県ではおなじみの「ソースカツ丼」と似ているのですが、しょうゆをベースに、ダシと合わせた甘辛いタレを使っています。 昭和初期頃に、とんかつ屋さんがカツレツをしょうゆダレにくぐらせ、ご飯にのせて提供したのが始まりと言われています。また、雪の多い新潟県では、冬を越すための保存食として作られる料理が多く、車麩や切干大根・干しゼンマイのような乾物を使った料理が、今でも家庭料理として伝えられているのも特徴です。車麩を使った料理は新潟県の学校給食では人気だそうです。今日は普段の給食では出ることが少ない、山菜や車麩を使った献立にしました。みなさん、残さず食べましょう。


1月18日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 味噌ラーメンスープ

 ラーメン  コーン

 鶏肉の唐揚げ

 麻婆風大根炒め

 法連草のナムル



 色々な味のラーメンがありますが、みなさんは何ラーメンが好きですか?給食では醤油味・塩味、そして今日の味噌味と3種類を提供してきましたが、実はすべての味のラーメンが有名な都道府県があります。みなさん、どこか分かりますか?それは北海道です。今日は北海道のラーメン文化についてお話します。北海道は、国産小麦の収穫量の110万トンの内、72万トン(約65%)を生産する日本最大の穀倉地帯であり、たくさんの製粉会社があります。また、寒冷な気候であるため、コクがあり味の濃いラーメンが戦後急速に北海道民の食生活に浸透したそうです。北海道のラーメンは主に3つに分かれており、1つ目は味噌味で縮れ太麺の札幌ラーメン、2つ目は塩味でストレート細麺の函館ラーメン、そして3つ目は醤油味で縮れ中細麺の旭川ラーメンです。このように地域ごとの風土に合わせた特徴のあるご当地ラーメンが生まれ、その後も道内ではラーメン店舗が増え、各店舗が味を競い合い独自の進化を遂げてきました。今日はその中でも1つ目の札幌ラーメンに近い「野菜味噌ラーメン」を用意しました。味わって残さず食べましょう。


1月17日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 かきたますまし汁

 鯖の味噌煮

 じゃが芋の炒り煮

 小松菜と春雨のソテー

 杏仁パイン


 今日は栄養面から見る、「トンカツなどの揚げ物に対しての誤解」についてお話します。 みなさんは、次の日の試験や部活の試合に備えて、「勝つ!」ということでトンカツを夕食に食べることがありますよね。しかし、実は大切な日の前日の夜にトンカツなどの揚げ物を食べることはオススメできません。その理由は、普段は脂っこいものを食べても平気だとしても、試験や試合を目前にして、緊張や不安があるため、消化や吸収の能力が下がっています。その鈍った胃袋に消化吸収しにくい揚げ物が入ると、余計に胃腸に負担をかけてしまい、夜の眠りを妨げてしまうのです。しかし、豚肉に含まれているビタミンB1は、受験生にとってエネルギーを効率よく生み出すために欠かせない大切な栄養素です。エネルギー源となる糖質である炭水化物をいっぱい取っても、ビタミンB1が足りないと糖質をうまくエネルギーに変換できません。もし前日に豚肉を食べるとしたら、身体を温めて免疫力を高めてくれる生姜をおろして炒めた「豚肉の生姜焼き」がおすすめです。


1月16日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 クリーミーコーンコロッケ   1食用中濃ソース

 ブロッコリーサラダ

 金平ごぼう

 大豆とツナのチリノース炒め



 今日は今後受験を受ける人も、これからの学校生活で大切な試験がある人のためにも、「試験に勝つための前日の食事術」を3つお話します。まず1つめは、「眠りにつく3時間前には夕食を済ませましょう」食べたものをすっきりと消化して、睡眠するために、時間のゆとりをもって夕食を食べるようにしましょう。2つめは、「胃腸に負担がかかるものは控えましょう」試験前日は緊張やプレッシャーから消化・吸収機能がいつもより低下していることがあるので、脂の多い肉や魚、揚げものは避けた方が良いでしょう。生ものや刺激の強い香辛料や、あまり普段食べ慣れていないものもやめておきましょう。そして3つめは、「炭水化物とビタミンをしっかり取りましょう」炭水化物はエネルギー源となり、ビタミンは身体の調子を整えてくれます。ご飯などの主食と、野菜などのビタミン源をいつも以上にしっかり取りましょう。


1月13日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポークカレー

 プレーンオムレツ

 根菜ツナサラダ

 法連草コーンソテー

 りんご



 昨日に引き続き、今日は、受験生のみなさんのために試験当日の昼食の取り方についての大切な2つのポイントをお話します。1つ目は、「腹持ちが良いものを食べよう!」そして2つ目は「良く噛んで食べるものを選ぼう!」です。そしてこの2つのポイントに合った食べ物があるので、それも最後に紹介したいと思います。午前中の試験が終わり、ほっと一息つきたいところですが、また午後からの試験に備えなければいけません。実は昼休みの食事は、午後の試験の結果を左右してしまうほど大切です。まず、そのためには腹持ちの良い「ご飯」を中心に食べましょう。パンや麺類は消化吸収が良いので、食べた後すぐに運動をするときは最適ですが、じっとイスに座って集中してエネルギーを使う時にはおすすめできません。また、よく噛む必要のあるものを食べることで、眠気が吹き飛び、脳が活発になるので、「のり巻き」がおすすめです。のり巻きにはかんぴょうや玉子、きゅうり、椎茸といった色々な食材が入っており、バランスよく食べることができます。しかもよく噛まなければ飲み込むことができません。噛むことで心もリラックスして頭も働いてくるので、みなさんも試してくださいね。


2023年1月12日木曜日

1月12日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 おでん風煮

 鶏肉の天ぷら

 ビーフンの五目炒め

 小松菜と白菜の海苔和え

 ミートボール



 1月も中旬に入り、受験生にとっては大切な時期に突入しました。今日はそんな3年生のみなさんや、これからに向けて1・2年生のみなさんのために、試験当日の朝食の取り方について、大切な2つのポイントをお話します。1つ目は「糖質を中心に、脂っこい物はとらない!」2つ目は「ご飯の代わりにそばを食べよう!」です。それぞれのポイントにはちゃんとした理由があるのですよ。まず私たちの体は、寝ている間は体温が低くなっています。しかし朝起きて、朝ごはんを食べることにより体温を上げることができます。そのときに朝から菓子パンやピザ、カップラーメンなどの油脂分が多い物を食べてしまうと、体はいつまでたっても言うことを聞いてくれません。脳へのエネルギー源は唯一、ブドウ糖だけです。余分なものが含まれてないご飯を食べて、脳を働かせると、やる気や集中力が出て、良い結果を導くことができます。また、炭水化物でも大切な試験当日は、「そば」を食べることをおすすめします。そばにはイライラ感や不安な気分を静めてくれるビタミンBや記憶力を向上させてくれるルチンという栄養素がたくさん含まれています。のどごしも良く、あっさりしているので、食欲の出ない朝にはそばを食べて試験を乗り切りましょう。


2023年1月11日水曜日

1月11日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 あじの照り焼き  厚焼き玉子添え

 揚げ出し豆腐 おろしあんかけ

 切干大根の旨煮

 黄桃缶詰



 みなさん、本日1月11日は何の日か知っていますか?毎年1月11日は鏡開きの日と言われています。鏡開きとは、旧年の無事を神様に感謝しながら、お正月に神様に供えた鏡餅をいただく儀式です。実際にはお餅を「切る」わけですが、縁起を担いで開運の意味も込めて「開く」という言葉を使います。そのためお餅を食べた者には、力を授けられるといわれています。神様へのお供え物をいただくことによって、1年の家族の無事息災が約束されるという意味もあるそうです。元々は1月20日に行われていましたが、江戸幕府の第三代将軍でもある徳川家光が亡くなったのが20日であったため、この日を避けて1月11日になったそうです。大阪などの関西地方は1月15日か20日、京都では1月4日に毎年、鏡開きを行うそうです。


1月10日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 メンチカツ  1食用中濃ソース

 青じそとツナのスパゲティ

 ひじきと大豆の炒り煮

 チンゲン菜の和え物



 みなさんは元旦の朝にお雑煮は食べましたか?お雑煮は、室町時代に正月の祝いの膳として武家社会で食べられており、それが江戸時代頃から庶民の間にも普及されるようになりました。「雑煮(ぞうに)」は「雑多(ざった)に色々煮る」と言う意味で使われ、現在のように地方や各家庭により様々な具になったようです。例えば、角餅か丸餅か、餅を煮るか焼くか、汁はすましか味噌かで分かれてきます。福井県は丸餅を煮て、合わせ味噌で食べる家庭が多いと思いますが、東京などの関東地方では、焼いた角餅を鶏肉や青菜と一緒にすまし汁で食べます。関西地方では1日目は丸餅を白味噌で煮たものを食べ、2日目は焼いた丸餅をすまし汁で頂くところもあるそうです。また、ちょっと変わった食べ方をするのが香川県です。白味噌仕立ての汁の中に、あんこ入りの丸餅を焼かずに入れるそうです。一体どんな味がするのでしょうね。