2013年9月30日月曜日

9月30日(月)




本日の給食です
<献立>
 かぼちゃと油揚げの味噌汁
 煮込みハンバーグ フライドポテト添え
 ちくわの煮付け うずらの卵の煮付け
 ごぼうとお豆のサラダ
 大根のゆかり和え

 今日は「うずらの卵」についてお話します。
 みなさんは、うずらという鳥を知っていますか?うずらは、アジア東部に生息しているキジ科の鳥です。年間300個くらいの卵を産み、1個あたりの重量は約10~15gと小形で、ニワトリの卵の4分の1の大きさです。殻は薄いのですが、膜が厚いので割れにくいのが特徴です。
 うずらの卵は、鶏卵に比べ、タンパク質がやや多く、脂質が少なめです。肌を美しく保ち、視力障害の予防に働くビタミンAや、脂質や糖質の代謝に関わり疲労回復などに役立つ、ビタミンB1とB2が含まれています。
 今日は煮付けにしました。残さず食べましょう。

2013年9月27日金曜日

9月27日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 メンチカツ ブロッコリー添え  各クラス中濃ソースボトル付き
 コールスローサラダ
 こんにゃくとちくわの炒り煮
 バナナ

 今日は、「バナナ」についてお話します。
 バナナは1本の中に、からだを動かす時のエネルギーとなる糖分、糖質や脂質の代謝を助けてくれるビタミンB群や、カリウム・マグネシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富に含まれていて、とてもバランスの良い果物です。
 バナナに含まれている糖分には、ブドウ糖・果糖・ショ糖と3種類もあり、それぞれ消化されてエネルギーに変わる早さが違うので、食べてすぐパワーの源(みなもと)になり、そのパワーが持続するのが特徴です。そのため、スポーツの前後に食べるのもおすすめです。
 バナナは日が経つと、シュガースポットと言われる茶色い斑点が出てきますが、この頃が一番の食べごろと言われています。それは、購入後1週間ほど経過したバナナを食べた人の方が、初日に食べた人より、白血球が約5倍も増加していたという研究結果から、免疫力も高まるためだと考えられています。
 つい、傷んだと思いがちですが、捨てたりせずに食べてくださいね。

9月26日(木)




本日の給食です
<献立>
 なめこと豆腐の味噌汁
 白身魚のチリソース煮  ポパイソテー添え
 イカと大根の煮付け
 ツイストマカロニサラダ
 チキンナゲット

 今日は「豆腐となめこの味噌汁」のなめこについてお話します。
 なめこと言えば、ヌルヌルしたぬめりが特徴です。あのぬめりは「ムチン」と言われる物質で、タンパク質といくつかの多糖類が結合したものです。
 なめこの他に、オクラ、モロヘイヤ、里いも、長いもなどのヌルヌルする食べ物に多く含まれるムチンは、消化管などの粘膜にくっつき、表面を保護して滑りを良くする作用があるため、消化器官の病気に効果があります。また呼吸器官では鼻の粘膜を丈夫にして、花粉症を予防したり、カゼやインフルエンザなどの感染症にかかりにくくする効果があります。
 みなさん、すすんで残さず食べましょう。

2013年9月25日水曜日

9月25日(水)



本日の給食です
<献立>
 沢煮椀
 鶏肉の照り焼き  キャベツのゴマ和え
 車麩の煮付け 揚げ茄子の煮付け
 もやしとひき肉のカレー炒め
 ほたて風フライ

 今日は「車麩の煮付け」の車麩についてお話します。
「車麩」とは麩の生地を棒に巻きつけて何重にも重ねて焼いた麩のことを言い、新潟県の越後地方では行事の際に煮しめとしてよく使われます。
 お麩の主な栄養素はたんぱく質です。その他にナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルがギュッとつまっています。
 特に、肌や髪の毛、筋肉を作るたんぱく質は、健康を維持するうえで欠かせない栄養素です。しかし、良質なたんぱく源である肉類は脂肪も多く、食べすぎには注意しなければいけません。そこで、お麩なら、カロリーを心配せず食べられます。さらに、お麩は保水性にも優れていて満腹感を得やすいというメリットもあります。色々な種類の麩があるので、みなさんも探してみてくださいね。

2013年9月24日火曜日

9月24日(火)




本日の給食です
<献立>
 肉団子の中華スープ
 八宝菜
 かぼちゃサラダ
 金平ごぼう
 パイン缶詰

 今日は「かぼちゃのサラダ」に入っている枝豆についてお話します。
 枝豆にはタンパク質、ビタミンC、ビタミンB群、カルシウム、食物繊維、鉄分などが豊富に含まれており、豆と野菜の両方の栄養的特徴を持った緑黄色野菜です。
また、枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンという栄養素ビタミンCやビタミンB1と共にアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれて、飲み過ぎや二日酔いを防ぐ効果があります。  
夏になるとお父さんのビールのおつまみとして食卓に上がるのも、実は効果があったのですね。
 ビタミンB1は糖質をエネルギーに変え、体内で疲労物質に変わるのを防いでくれるので、疲労から来るスタミナ不足も解消してくれます。

9月20日(金)




本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 手作りソースカツ  インゲンソテー添え
 じゃが芋の田舎煮
 ブロッコリーサラダ
 りんご

 今日は福井県名物と言われる「ソースカツ丼」についてお話します。みなさんは「カツ丼」と言ったら、玉子でとじてあるものとソースカツがのっているものと両方を思い出しますよね。しかし、他の県では「カツ丼」といったら玉子とじが一般的だそうです。ではなぜ福井県ではソース味のカツ丼が広がっているのでしょうか。
 実は大正2年に福井県出身の料理人が、ドイツで料理留学していた経験を生かし、「ソースカツ丼」が誕生しました。そのころには珍しいウスターソースを使用したため、「ハイカラな西洋料理」として広がったそうです。実は玉子とじのカツ丼よりも歴史は古いそうです。
 今日はカラッと揚げたトンカツにソースをくぐらせました。みなさんすすんで食べましょう。

2013年9月19日木曜日

9月19日(木)




本日の給食です
<献立>
 かき玉すまし汁
 さごしの西京焼き さつま芋の天ぷら
 青じそとハムのスパゲティー
 レンコンとひじきの煮物
 チンゲン菜のゴマ和え

 今日は「ひじきと蓮根の煮物」のひじきについてお話します。
 みなさんは、ひじきという字を漢字で書けますか?あまり見たことがないですよね。実は鹿(しか)の尾っぽの菜と書いて「鹿尾菜(ひじき)」と呼びます。見た目が鹿の黒くて短いしっぽに似ているところから名付けられたそうです。
 ひじきの栄養で最も注目したいのは、他の海藻に比べて多く含まれる鉄分です。鉄分は体に吸収されにくく、不足すると貧血の原因になるので、意識して採っていきたい栄養素です。また、他の食品と比べても、100gあたり、鉄分はレバーの約6倍、カルシウムは牛乳の約12倍も含んでいます。
 ひじきは今日の献立のように煮物で食べることが多いですが、ドレッシングで和えてサラダにしたり、ご飯に混ぜてお寿司にしたりして食べるのもいいですね。

9月18日(水)



本日の給食です
<献立>
 もやしとワカメの味噌汁
 鶏肉の唐揚げ2個 ソース焼きそば添え
 ポテトサラダ  各クラスマヨネーズボトル付き
 切干大根の旨煮
 ナタデココフルーツ

 みなさんは夏休みの間に家庭で色々な種類の夏野菜を食べましたか?
 夏になると暑さで体がほてり、熱がこもる。そして疲れがとれず食欲が落ちる。こんな時は夏野菜をしっかり食べることで体を快適に保つことができます。
 今日は、その夏野菜の代表でもある「きゅうり」についてお話します。
 きゅうりは夏野菜の中でもカリウムを多く含み、利尿作用があります。体にこもった熱を、尿と一緒に排出してくれるのです。また、夏に水分を取りすぎるとむくみやすくなりますが、このむくみも解消してくれます。
 今日はポテトサラダの中に入っているので、残さず食べましょう。

2013年9月17日火曜日

9月17日(火)


本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 すき焼き風煮
 さつま芋サラダ
 ちくわの2色揚げ(黒ごま・カレー)
 蒸しシュウマイ

 今日は「すき焼き風煮」のすきやきについてお話します。
 すき焼きとは、牛肉に豆腐、ねぎ、その他の野菜などを取り合わせ、甘辛いタレで煮て食べる鍋料理のことをいいます。
 実は「すき焼き」という料理名は江戸時代からあったそうで、なべのかわりに農具の鋤(すき)を、火の上にかけ、その上で、魚や豆腐を焼いたのが始まりといわれています。当時のスキヤキは今でいう鉄板焼きのようなものだったのですね。そして幕末から明治にかけて肉食が一般化するようになり、牛肉が庶民の食べ物として普及し、東京を中心に「牛肉鍋」「牛鍋(うしなべ)」として盛んに食べるようになりました。
 今日は牛肉、白菜、玉ねぎ、ごぼう、しらたきが入っています。

2013年9月13日金曜日

9月13日(金)




本日の給食です
<献立>
 もやしの中華スープ
 肉団子の酢豚風
 三角いなりの煮付け 結び昆布の煮付け
 春巻き
 杏仁みかん

 今日は「もやしの中華スープ」に入っているチンゲン菜についてお話します。
 中国野菜の中で最もポピュラーな野菜で、ビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。油との相性が良く、炒め物にするとビタミンの吸収が良くなります。また、ゆでることによって細胞内の水分が減り、ビタミンAをさらに多く取ることができるので、今日のようなスープはおすすめです。これらのビタミンはカゼの予防に役立つほか、胸やけや胃のむかつきに効くと言われています。
 ビタミン、ミネラルや食物繊維を豊富に含むチンゲン菜の旬は秋から冬にかけてと言われています。みなさん、すすんで食べるようにしましょう。

9月12日(木)



本日の給食です
<献立>
 じゃが芋とワカメの味噌汁
 手作りチキンカツ  キャベツサラダ添え  各クラス中濃ソースボトル付き
 ナポリタンスパゲティー
 がんもの煮物 三角こんにゃくの煮付け
 小松菜の和え物

 今日は「ナポリタンスパゲティ」に入っているピーマンについてお話します。
 つややかに輝く緑色のピーマンは栄養が豊富で、カロチンやビタミンCなどが豊富に含まれています。カロチンは、活性酸素の働きを抑制する作用があり、体の老化やガンを防ぐ効果があります。また免疫力を活性化し、風邪を予防する働きもあります。その上、ピーマン4個で1日に必要なビタミンCを摂ることができます。ビタミンCは熱に弱く、生で食べなければ摂取しにくいのですが、ピーマンは組織がしっかりしているので加熱しても壊れにくく、調理や保存による損失が少ない賢い野菜です。

9月11日(水)




本日の給食です
<献立>
 ビーフンの五目炒め
 鯖の塩焼き  厚焼き玉子
 ブロッコリーポテトサラダ
 ひじきとごぼうの炒り煮
 オレンジ

 みなさんは「アイアンの日」を知っていますか?
 アイアンとは和訳して「鉄」という意味です。給食で鉄分たっぷりの献立を提供しようということで、月に1度この日ができました。中学生男子は1日に8g、女子は7から10gは摂取しましょうと言われています。鉄分が不足すると、貧血をはじめ、脳や消化器官などに異常がでてきます。
 主に鉄分を多く含む食品は、青魚、ひじきなどの海藻類、油揚げ、小松菜などの青菜類があります。また、今日のオレンジのような柑橘類に含まれるビタミンCには、肉などの動物性食品に多く含まれるヘム鉄や、海草などの植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄を吸収されやすい形に変化する働きがあります。
 主に1の付く日を「アイアンの日」としているので、みなさんも鉄分について考えてみましょう。

2013年9月6日金曜日

9月6日(金)


本日の給食です
<献立>
 チキンカレー
 照り焼きハンバーグ スパゲティーソテー添え
 海藻海鮮サラダ 和風ドレッシング和え
 ミニふんわりオムレツ
 福神漬け
 冷凍みかん 

 みなさんは毎月8日は何の日か知っていますか?今年から福井県の小中学校では「歯ッピーの日」と言って、普段意識していないと不足しがちなカルシウムを積極的に食べようという日になりました。
 カルシウムを多く含む食べ物といったら、牛乳・チーズ・小魚・海藻と色々あります。しかし、実はそれだけを食べていてもみなさんの骨は強くなりません。 
 例えば、丈夫な歯を作るには、歯の土台の材料になる、肉や魚、豆腐などのたんぱく質が必要です。また、歯の中で一番固い成分であるエナメル質を作るには、にんじんやほうれん草に多く含まれるビタミンAや、みかん、レモンなどに含まれるビタミンCが必要です。
 このような食材をよく噛んで食べることで体の中に効率よく取り込むことができます。みなさんも強い歯を作るために食事や生活の中で工夫してみましょう。


2013年9月5日木曜日

9月5日(木)



本日の給食です
<献立>
 冷やしそうめんのだし
 鶏肉の天ぷら かぼちゃの天ぷら
 そうめん ほうれん草 椎茸煮
 じゃが芋のそぼろ炒め
 ツナと大豆の煮物

 今日は干しシイタケについてお話します。
 干しシイタケは生のシイタケを天日、または火力や電気などの機械で乾燥させたものです。 生シイタケは鮮度を保つのが難しい食材ですが。乾燥することで保存性が高まるだけでなく、栄養成分が濃縮されるため栄養価も高くなります。もともとシイタケにはビタミンB1・B2が野菜類の2倍も多く含まれており、カリウム・亜鉛・鉄などのミネラル成分や食物繊維もバランス良く含まれています。それを乾燥させることで、効果が生の10倍にもなるのです。
 今日はそうめんやほうれん草と一緒にだしに入れてぶっかけ冷やしそうめん汁として提供しました。

9月4日(水)



本日の給食です
<献立>
 ワンタンの中華スープ
 サーモンの塩焼き イカリングフライ
 根菜の炒り煮
 塩焼きそば
 グレープフルーツ

 今日はグレープフルーツについてお話します。
 グレープフルーツはオレンジやレモンと同じかんきつ類なのに、名前に「グレープ(ぶどう)」と付くのはなぜだろうと思いますよね。これは一説によると、甘い香りがブドウに似ているためと言われています。また、ブドウの房のように1本の枝にたくさんの実を付けて出来るからとも言われています。
 グレープフルーツにはビタミンCがたくさん含まれています。 大きな果実1個を食べれば、1日に必要なビタミンCをほぼ補給することが出来ます。 
 ビタミンCは風邪予防に効果があり、ストレスも解消してくれます。 また、豊富に含まれているクエン酸は疲労回復に役立ちます。

9月3日(火)




本日の給食です
<献立>
 白玉入りフルーツポンチ
 カレーコロッケ キャベツサラダ添え
 マカロニミートソース炒め
 三角いなりの煮付け インゲン煮
 二色なます

 新学期が始まりましたが、朝になかなか起きることが出来なかったり、起きてもいつまでもボーっとしていることが多く、どうも頭がすっきりしていないと感じることはありませんか。こういった「朝の悩み」は、実は朝ごはんとその習慣で改善されるのです。
 お昼過ぎまで頭がボーっとしてしまう、という人は、朝起きたらまず朝食を摂ることからはじめましょう。寝起きは脳の中にブドウ糖がほとんどなく、頭は働かない状態です。朝食をとることで、炭水化物がブドウ糖に変換されて頭が目覚め、シャキッとすることができます。
 また、朝食習慣がつくと体内時計がスムーズに働くようになり、朝に強くなります。
 ただ朝食をとるといっても、ごはんやパンだけでは効果は少なめです。炭水化物を効率よく体内に摂取するためには、ビタミンB1が必要です。ビタミンB群が多く含まれている食品としては、牛乳、卵、豚肉、鶏肉、大豆などがあるので、これらをご飯やパンと一緒にとるように心がけましょう。

2013年9月3日火曜日

9月2日(月)














本日の給食です
<献立>
ワカメスープ
豚肉と野菜の味噌炒め
かぼちゃの煮つけ つみれの煮物
フランクドッグ ケチャップ添え
ブロッコリーのゴマ和え

まだまだ暑い毎日が続いていますが、みなさん、夏バテはしていませんか?元気そうに見えても、実は着々と疲れが体に蓄積して夏バテ予備軍の人も多いようです。
今日はいくつかの質問に○×で答えて夏バテ度をチェックしてみましょう。今から5つの質問をするので、当てはまる内容がいくつあるか数えてみましょう。
1.夏休み中、冷たい物ばかり飲んだり食べたりしていた。
2.食欲がない時は、食事を抜いていた。
3.いつも夜遅くまで起きていた。
4.お風呂に入らずシャワーですましていた。
5.冷房の効いた場所にいることが多かった。
○の数が1個もなかった人は、今のところ夏バテの心配はありません。今の調子を維持していきましょう。 
1~3個の人は、今は自覚がなくても、夏の疲れをため込んでいる状態です。 
4個以上の人は、きっと自分でも夏バテだと感じているはずです。食生活を見直して、夏バテから脱出しましょう。