2023年11月20日月曜日

11月18日(土)

 


本日の給食です

<献立>

 博多とんこつラーメンスープ

 鶏肉の旨辛唐揚げ

 ラーメン  なると

 根菜の炒り煮

 法連草のかつお和え



 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は福岡県にまつわる料理を献立にしてみました。 福岡県の食材や料理といったら、みなさんはまず何を思い出しますか?とんこつラーメンやもつ鍋、水炊き、辛子明太子を思い出す人も多いと思います。 今日はその中でも、博多とんこつラーメンについてお話します。明治時代に「水炊き」という料理を食べた後のスープに中華麺を入れて食べていたことが始まりのようで、豚の骨ではなく鶏がらのあっさりとした「しょう油ラーメン」が元祖だったそうです。その後、豚骨もブレンドするようになり、「博多ラーメン」と呼ばれるようになりました。麺は細くてまっすぐで、乳白色の濃厚なスープが特徴で、お店では麺を追加で注文する替え玉(かえだま)というサービスがあるそうです。スープにはカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、必須アミノ酸やコラーゲンなどの栄養素が多く含まれているので、美肌や美髪(びはつ)効果があるかもしれませんね。今日は豚骨スープに5種類の野菜が入っています。みなさんとんこつ味を味わってみましょう。


11月17日(金)


 本日の給食です

<献立>

 チキンカレー

 プレーンオムレツ

 コールスローサラダ

 福神漬け

 ナタデココフルーツ



 今日はカレーを食べる時には欠かせない「福神漬け」についてお話します。みなさんは福神漬けの名前の由来を知っていますか?幸福の福に神様の神と書くように、いかにもおめでたい名前ですよね。福神漬けは、明治時代初期に東京の上野の漬け物屋さんが7種類の野菜を入れて漬けたのが始まりと言われています。その漬け物が評判となり、「この漬物さえあれば他にご飯のおかずはいらない!食費が安く済み、お金がたまる!」ということで、当時の人達は「まるで七福神が家に訪れたようだ」と喜んでいたそうです。そしてその漬け物は、七福神にちなみ、福神漬けと名付けられたそうです。


11月16日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 手作り白身フライ  1食用ウスターソース

 がんものきのこあんかけ

 小松菜ソテー

 蒸しシュウマイ


 これからの季節は寒くなり、冬野菜がおいしくなる時期でもあります。今日は「冬野菜」についてお話しします。まず、大根・人参・れんこん・里いもといった根菜類は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類も、冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日の給食には、今が旬の大根や人参、白菜、小松菜、ねぎが使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。


2023年11月15日水曜日

11月15日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 ホイコーロー

 春雨風中華サラダ

 さつま揚げと刻み昆布の炒り煮

 りんご



 今日は「さつま揚げの炒り煮」のさつま揚げについてお話します。さつま揚げは魚肉のすり身を成型して油で揚げたものです。1846年に今でいう沖縄、琉球(りゅうきゅう)から伝わったと言われています。 琉球には「チキアーギ」と呼ばれる魚肉のすり身を油で揚げた食べ物がありました。それを鹿児島県の薩摩(さつま)に持ち帰り、独特の製法で造り上げたのがさつまあげのはじまりと言われています。今では、地域によって人参やゴボウなどが入っていたり、色んな種類が楽しめます。また、栄養面ではカルシウムやビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は神経系の働きを正常にしてくれて記憶力や集中力の低下を防いでくれるので、みなさん、さつま揚げを残さず食べましょう。


11月14日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 ハンバーグトマトソースかけ

 さつま芋サラダ

 レンコンの五目煮

 チキンナゲット


 今日は「ポタージュ」についてお話します。「ポタージュ」とは、フランス語でブイヨンスープ全般を指します。フランス語の「pot(ポット)」には「鍋」という意味があり、「収集する」という意味の「-age(エージーイー)」を組み合わせて「potage(ポタージュ)」となります。語源は鍋で食材を煮込んでブイヨンを作ったことに由来するため、フランスではコンソメやヴィシソワーズ、ブイヤベース、ポトフなどはすべてポタージュに分類されるそうです。今日は、玉ねぎやベーコンを使っています。みなさん残さず食べましょう。


2023年11月14日火曜日

11月13日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 チーズはんぺんフライ

 ナポリタンスパゲティ

 金平ごぼう

 ブロッコリーのゆかりしらす和え



 今日は「打ち豆の味噌汁」の打ち豆についてお話します。打ち豆と聞くと、「何か新しい豆の品種かな?」と思う人もいるかもしれませんが、古くから福井では伝統的な大豆の保存食として使われてきた食材で、大豆を石臼の上でつぶし、乾燥させたものなのです。豆を潰してあるので火の通りも早く、すぐに調理できる事から、省エネにもつながります。これは昔の人の知恵ですね。また、大豆ペプチド、大豆イソフラボン、大豆サポニン、ポリフェノールといった大豆が持つ代表的な栄養成分がそのまま残っています。今日は大根とにんじんと油揚げと福井県の郷土料理でもある味噌汁にしました。みなさん残さず食べましょう。


11月10日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 手作りソースチキンカツ

 厚揚げと大根の田楽

 青じそキャベツサラダ

 カクテルゼリー



 今日は月に1度のカルシウムがたっぷりな「歯っぴー献立の日」です。主に厚揚げに多く含まれています。カルシウムが不足すると「骨粗鬆症」という恐ろしい病気になりやすいことは、みなさんは知っていますよね。実は今の中学生は40年前の中学生に比べて、骨折になる人の割合が2.5倍も増えているそうです。骨量は小学校の高学年から20歳頃までの成長期に一気に増えると言われています。骨密度が最も増加する今の時期に、きちんと栄養を摂り、運動をすることで骨を育てないと、40代から50代にかけて「骨粗鬆症」を発症しやすくなるのです。「骨粗鬆症」になってから、骨に良いものを食べたり、骨を強くする運動を行っても完全に治ることはもうないそうです。普段からカルシウムを多く含む乳製品や大豆製品、それらの吸収を助ける野菜や海藻類を食べて、心がけていきましょう。


2023年11月9日木曜日

11月9日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 キャベツと油揚げの味噌汁

 肉じゃが

 ちくわの2色揚げ(カレー・黒ゴマ)

 チンゲン菜ののり和え

 厚焼き玉子


 今日は「チンゲン菜ののり和え」の「のり」についてお話します。「のり」はおにぎりやのり巻きなど、私たち日本人には昔からなじみ深い食材であり、毎日何気なく食べていますが、実は多くの栄養素が含まれているのをみなさんは知っていますか。 特に多く含まれるのが食物繊維です。のりの食物繊維は野菜に含まれる食物繊維とちがい柔らかく、胃壁や腸壁を傷つけることなく穏やかな整腸作用を促してくれます。その他にもビタミンCやビタミンB1・B2、カルシウムや鉄分が含まれています。しかし、商品によっては糖質や塩分の多い「味付けのり」や脂質や塩分の多い「韓国のり」は1回に食べる量に気を付けましょう。


11月8日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉のスパイス焼き  さつま芋の天ぷら

 チャプチェ

 ブロッコリーサラダ

 オレンジ


 今日は「チャプチェ」についてお話します。チャプチェは、春雨と色とりどりの野菜や肉などを炒め合わせた韓国の家庭では非常によく作られるおかずです。チャプチェは漢字で複雑の「雑(ざつ)」と菜っ葉の「菜(な)」で「雑菜(チャプチェ)」と書きますが、雑(チャプ)は「数々のものを混ぜ合わせる」、菜(チェ)は「細切りにした食材」や「おかず」という意味を表しています。今日の「チャプチェ」はタイ産の緑豆春雨を使い、ウインナーや玉ねぎ、ピーマン、人参を一緒に炒めました。みなさん残さず食べましょう。


2023年11月6日月曜日

11月6日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩とじゃがいもの味噌汁

 メンチカツ   1食用中濃ソース

 大根の炒り煮

 法連草ベーコンソテー

 パイン缶詰



 今日は「大根の炒り煮」の大根についてお話します。みなさんは「大根役者」という言葉は聞いたことがありますよね。では、演技の下手な役者を大根役者というのはナゼでしょう?これにはちゃんとわけがあるのです。大根おろし、煮物、汁物と、ダイコンはどんな料理にしても「食あたりしない」ということにちなんでいるのだそうです。つまり、演技の下手な役者は、がんばっても当たった試しがないという意味なのです。「ダイコンどきの医者いらず」とも言われるように、大根は、糖質やたんぱく質、脂肪の消化を助ける働きがあります。天ぷらや焼き魚におろしダイコンを そえるのもちゃんと理由があるのですね。 これからの季節は旬の時期を迎え、甘みのあるものが増えてきます。みなさんすすんで大根を食べましょう。


2023年11月2日木曜日

11月2日(木)

 

本日の給食です

<献立>

 カレーうどん汁

 鶏肉の唐揚げ

 うどん

 法連草と白菜のゴマ和え

 大豆サラダ



 今日は「ほうれん草と白菜のゴマ和え」のほうれん草についてお話します。ほうれん草は緑黄色野菜の代表といわれるほど栄養価が高く、とくにカロテンやビタミンC,鉄分を多く含んでいます。カロテンは抗酸化作用があるといわれ、がん予防に効果が期待できるほか、カロテンとビタミンCの相乗効果で、肌荒れの防止や風邪予防にも効果があります。11月から2月までが旬と言われ、甘みと栄養分がぐっと増します。みなさんもこれからの季節、積極的に食べるようにしましょう。


11月1日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 八宝菜

 揚げ肉団子の甘酢煮

 切干大根サラダ

 フルーツ杏仁


 今日は「八宝菜」エビについてお話します。私たちがふだん何気なく食べているエビですが、一体どのくらいの種類があるのでしょうか。実は、エビは世界各地に約3000種も生息(せいそく)しており、日本だけでも約700種がいると言われています。エビの身の部分にはたんぱく質やタウリン、ビタミンEが豊富に含まれています。タウリンは魚介類や甲殻類(こうかくるい)に多く含まれるアミノ酸の一種で、特に疲労回復の効果があります。今日は車えび科の一種である「ヨシエビ」を使用しています。みなさん、野菜と一緒に残さず食べましょう。