2024年1月31日水曜日

1月31日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐の中華スープ

 鶏肉の唐揚げ

 麻婆春雨

 レンコンとキャベツのサラダ

 バナナ



 今日は普段みなさんが食べている日本食の大切さについてお話します。日本食というと、何を思い出しますか?焼き魚や煮物、汁物やお浸しと色々ありますね。近年はさまざまな国や地域の食文化が日本に入ってきているので、日本食が失われがちだともいわれています。昔、日本人はたくさんの魚や旬の食材を食べていました。しかし、最近は魚より肉が好きという人が増え、あまり魚を食べなくなりました。また、油っこいものや塩っ辛いものを好む人も増えています。それにつれ、大人の人たちの間では生活習慣病と呼ばれる高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病などの恐ろしい病気が増え、近頃では皆さんと同じ10代でも見られるようになっています。それを見直すためにも、毎日の食事の摂り方が、こうした病気の予防や丈夫な体をつくるのに重要になっており、世界各国が集まって行った調査では、「長生きするには、魚の多い日本食が最適である」という結論が出ました。そのため、給食でも毎週1回は魚料理を出すようにしています。みなさんも、もう一度「日本食」とはどういうものかを考えながら、日々の食生活を見直してみましょう。


1月30日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 なめこと大根の味噌汁

 呉の肉じゃが

 イカリングフライ

 お好み焼き風オムレツ

 法連草ののり和え

 レモンゼリー


 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は広島県にまつわる献立です。みなさんは広島県といったら、どんな食べ物が思いつきますか?「お好み焼き」や「もみじまんじゅう」などおいしいものがたくさんありますよね。またレモンやネーブルオレンジの生産量は国内1位だそうです。ところで、みなさんは「呉の肉じゃが」という料理を知っていますが?今から130年以上前、呉(くれ)市の海軍で、航海中に多くの兵隊がビタミン不足で病気にかかりました。ちょうどそのころ、海軍大将の東郷平八郎(とうごうへいはちろう)がイギリスで食べたビーフシチューの味が忘れられないということで、調理員に作らせました。試行錯誤しながら赤ワインの代わりにしょうゆを入れて作って出来たのが「肉じゃが煮」です。じゃがいもや玉ねぎにはビタミンが豊富にふくまれていたおかげか、これを食べ始めてから病気にかかる兵隊がいなくったそうです。今も伝わる「呉の肉じゃが」の特徴は、じゃがいもと牛肉と玉ねぎと糸コンニャクだけのシンプルな料理です。今日は「呉の肉じゃが」や「お好みソースをかけたオムレツ」や「レモンゼリー」を用意しました。みなさん残さず食べましょう。


2024年1月30日火曜日

1月29日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 豚カツ   1食用中濃ソース

 マカロニミートソース炒め

 刻み昆布とさつまいもの煮物

 チンゲン菜の彩り和え



 今日も先週に続き、福井県の郷土料理についてお話します。みなさんは、「すこ」という料理を聞いたことはありますか?お正月におせちとして、赤い棒状で歯ごたえがシャキシャキしている酢の物を食べた人もいると思います。これは里芋の茎であるずいきを酢漬けしたものです。酢のパワーによって、ずいきそのものの鮮やかな赤色がでるそうです。昔から、「古い血を洗う」効果があると言われていて、鉄分やカルシウムを多く含みます。また、この時期にコタツに入って食べる物で、みかん以外に何を思い出しますか?冷たく冷やした「水羊かん」がありますよね。ほとんどの地域では夏に食べる事が多いのに、福井では冬に食べる習慣があります。福井の水羊かんは、丁稚羊羹(でっちようかん)とも言われます。隠し味で黒糖を使っていることが多く、添加物を一切使用していません。そのため冷蔵庫がない時代、少しでも日持ちがするように冬の時期に作られていたそうです。


 

2024年1月26日金曜日

1月26日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 カレーうどんだし

 きすの天ぷら   野菜かき揚げ

 うどん

 じゃがいもとブロッコリーのサラダ

 オレンジ



 今日は福井の郷土料理の1つでもある「おろしそば」についてお話します。去年の大晦日に年越しそばとして、おろしそばを食べた人も多いのではないでしょうか。福井のおろしそばが「越前おろしそば」として全国に広まったのは、昭和22年以降になります。昭和22年10月、昭和天皇が福井に来られた際、2杯ものおろしそばを召し上がられました。その後、皇居に戻られた後、召し上がられたおろしそばを懐かしく思い、「越前のそばは大変おいしかった」という天皇のお言葉から広がったそうです。そばは、大根おろしと一緒に食べることで、ビタミンのバランスがとれ、相乗効果があります。解毒作用、消化促進が期待でき、カロリーも少ないので、生活習慣病予防にも最適です。みなさんもぜひ食べてみましょう。 


1月25日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 八宝菜

 大学いも

 糸こんにゃくの炒り煮

 切干大根のハリハリ漬け



 今日は福井の冬に重要な保存食とも言われている「へしこ」についてお話します。へしこは、サバやニシン、フグなどを塩と糠(ぬか)に漬け込んで作られます。魚を樽に漬け込むことを福井の方言で「へし込む」と言い、これを略して「へしこ」と呼ばれるようになったそうです。発酵食品である「へしこ」は、ミネラルやアミノ酸をバランスよく含む健康食品でもあります。鯖などの青魚に含まれるDHAや、糠に含まれるビタミンなども、体によい影響を与えてくれます。また、加工前の鯖に比べて「へしこ」は、アミノ酸が2.5倍、ペプチドは5倍もの量になります。この大量のペプチドが血圧上昇を抑える働きをしてくれます。そのことを裏付けるように、長年へしこを食べている福井の人々は血圧の問題を抱えている人が少ないそうです。福井の郷土料理のへしこは健康長寿にも効果的だったのですね。明日は「おろしそば」についてお話します。


2024年1月24日水曜日

1月24日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 手作りソースチキンカツ

 レンコンの金平

 キャベツサラダ

 ミートボール



 今日は福井の名物料理とも言える「ソースカツ丼」についてお話します。一般的に「カツ丼」といったら、揚げたカツを卵でとじたものを想像する人が多いのですが、私たち福井県民はソースにつけたカツをご飯にのせてある「ソースカツ丼」を思い出す人も多いと思います。実はこの食文化は主に福井県だけで根付いているそうです。ソースカツ丼の歴史は大正時代までさかのぼります。福井県出身の高畠増太郎さんという人が、ドイツで料理研究をした後に日本人が喜ぶ味になるように工夫して、東京で開かれた料理発表会で初披露したのが「ソースカツ丼」と言われています。その後に、福井県に持ち帰り「ヨーロッパ軒」というお店で始め、福井県内で広がりました。今では福井県の名物料理となって他の県からも食べに来る人もいるほどだそうです。給食では毎月1回ほど、今日のように鶏肉や豚肉に衣をつけて揚げたものをソースカツにして提供しています。みなさんも色々なソースカツを食べてみましょう。 明日は「へしこ」についてお話します。


1月23日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 ほっけの味噌焼き

 ソース焼きそば

 ちくわの2色揚げ(青のり・黒ゴマ)

 法連草の白和え



 今週は福井県の郷土料理についてお話します。郷土料理とは、地方ごとにある独特な料理のことをいいます。地方の特産物や、各地域の気候や風土に適した食材や調理法があります。福井県の郷土料理の特徴は、京料理のような凝ったものより、むしろ手を加えないシンプルなものが多いそうです。嶺北地方で見られる郷土料理に、「たくあんの煮もの」があります。大根を保存するために作るたくあんは、雪深い地方ならではの保存食です。年の暮れに漬けて翌年の春から秋にかけて食べます。夏頃には「古たくあん」とよばれこれを醤油と赤唐辛子で煮て作られます。各家庭によって作り方や味付けなどがバラバラですが、福井県周辺でしか、あまり見られない調理法だそうです。明日は「ソースカツ丼」についてお話します。


2024年1月22日月曜日

1月22日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 チーズはんぺんフライ

 大野里芋と平インゲンのそぼろあんかけ

 高野豆腐の含め煮

 厚焼き玉子



 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。 主に鉄分の多い食材は、高野豆腐・チーズはんぺんフライ・小松菜です。4月から毎月、鉄分・カルシウムといったみなさんの身体に大切な栄養素について色々なお話をしてきました。そして今のみなさんにはどれだけこれらの栄養素は大切なものかということが分かってきたと思います。しかし、最近は栄養補助食品という不足した栄養を補えるという商品が増えています。ドラックストアーにいくと、色々なサプリメントが置いてありますよね。しかし、これらは成長期であるみなさんにとって本当に必要なものなのでしょうか?例えば、鉄欠乏によって現れる貧血の大きな原因は、これまでの食生活の積み重ねです。いくら有効的にサプリメントで栄養をとっても、これだけでは改善できないのです。なので、鉄分を多く含む食材はもちろん、その吸収を助けてくれる肉や魚・豆腐などの良質たんぱく質や、野菜や果物に多く含まれるビタミンCなどをバランスよく摂れる食生活を心がけていきましょう。        


1月19日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 ソースメンチカツ

 小松菜のナムルサラダ

 金平ごぼう

 りんご


 今日は「クリームシチューの歴史」についてお話します。クリームシチューはヨーロッパやアメリカの料理と思われがちですが、実は日本独自で発展したシチューです。クリームシチューは、第二次世界大戦の終了後に学校給食に取り入れられたことがきっかけで、日本各地で知られるようになりました。食糧事情が悪い時代、子どもたちに栄養のある食事を与えようと政府が先導して、脱脂粉乳で作った「白シチュー」が、今のクリームシチューの原型となったそうです。シチューのカルシウムを効率よく取るためには、ビタミンKを含む小松菜やブロッコリーなどや、ビタミンDを多く含む魚介類や椎茸などのきのこ類を一緒に食べることが大切なので、他のおかずも残さず食べましょう。


2024年1月19日金曜日

1月18日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 麻婆豆腐

 鶏肉のスパイス焼き

 春雨サラダ

 カリフラワーの中華ソテー

 黄桃缶詰



 今日は「カリフラワーの中華炒め」に入っている「かにカマ」についてお話します。みなさんは「かにカマ」と聞いて、どんな食材かすぐに思い出せますよね。「かに風味のカマボコ」を略した言葉ですが、実は原材料はカニそのものではなく、スケトウダラという白身魚のすり身にカニエキスを加えて作ったものです。もともと石川県の七尾市にある「スギヨ」という水産時メーカーに「人工のクラゲ」を作ってほしいという依頼が来ました。しかし人工クラゲの開発に行き詰っていたのですが、同じ繊維状の食感がカニに似ているということで、そこから「かにカマ」を開発することができたそうです。今では本物のカニのような見た目や風味・食感をしたものが増えています。しかし、かにカマは良質たんぱく質を含み、低脂質のため、ヘルシーなイメージがありますが、塩分が高めなので、食べ過ぎには注意が必要です。今日は冬野菜である、カリフラワーとチンゲン菜と一緒に中華風に炒めました。みなさん残さず食べましょう。


2024年1月17日水曜日

1月17日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 すき焼き風煮

 北海道カップグラタン

 法連草ソテー

 乱切レンコンのおかか煮


 今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、グラタン・ほうれん草・打ち豆・油揚げです。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。実は脳や骨以外にもカルシウム効果があることが分かってきており、今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や豆類・小魚などを積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。


2024年1月16日火曜日

1月16日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 おでん風煮

 キーマカレーコロッケ

 ビーフンの五目炒め

 ブロッコリーサラダ

 パイン缶詰


 今日は福井県のブランド米の「いちほまれ」についてお話します。福井県には「コシヒカリ」や「ハナエチゼン」「イクヒカリ」といったお米が作られています。しかし、やはり味の良い「コシヒカリ」の需要が増えており、集中して生産者の作付けや収穫作業の負担が増えてしまいます。その結果、品質低下を招く恐れがあるということで、福井県農業試験所は「コシヒカリを超える新たな品種」を誕生させようと、6年の歳月をかけて平成28年12月に「いちほまれ」を完成させました。この命名には、「日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米」となってほしいという思いが込められています。日本全国から寄せられた10万件を超える応募の中から選ばれたそうです。「いちほまれ」の特徴は3つあり、1つ目は「絹のような白さと艶」、2つ目は「口に広がる優しい甘さ」、そして3つ目は「粒感と粘りの最高の調和」だそうです。みなさんも福井のお米を食べ比べてみましょう。


1月15日(月)

 

本日の給食です

<献立>

 チンゲン菜の中華スープ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ

 茎ワカメの金平

 切干大根煮

 チキンナゲット


 今日は今後受験を受ける人も、これからの学校生活で大切な試験がある人のためにも、「試験に勝つための前日の食事術」を3つお話します。まず1つめは、「眠りにつく3時間前には夕食を済ませましょう」食べたものをすっきりと消化して、睡眠するために、時間のゆとりをもって夕食を食べるようにしましょう。2つめは、「胃腸に負担がかかるものは控えましょう」試験前日は緊張やプレッシャーから消化・吸収機能がいつもより低下していることがあるので、脂の多い肉や魚、揚げものは避けた方が良いでしょう。生ものや刺激の強い香辛料や、あまり普段食べ慣れていないものもやめておきましょう。そして3つめは、「炭水化物とビタミンをしっかり取りましょう」炭水化物はエネルギー源となり、ビタミンは身体の調子を整えてくれます。ご飯などの主食と、野菜や果物などのビタミン源をいつも以上にしっかり取りましょう。


1月12日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポークカレー

 プレーンオムレツ

 コールスローサラダ

 福神漬け

 みかん


 昨日に引き続き、今日は、受験生のみなさんのために試験当日の昼食の取り方についての大切な2つのポイントをお話します。1つ目は、「腹持ちが良いものを食べよう!」そして2つ目は「良く噛んで食べるものを選ぼう!」です。そしてこの2つのポイントに合った食べ物があるので、それも最後に紹介したいと思います。午前中の試験が終わり、ほっと一息つきたいところですが、また午後からの試験に備えなければいけません。実は昼休みの食事は、午後の試験の結果を左右してしまうほど大切です。まず、そのためには腹持ちの良い「ご飯」を中心に食べましょう。パンや麺類は消化吸収が良いので、食べた後すぐに運動をするときは最適ですが、じっとイスに座って集中してエネルギーを使う時にはおすすめできません。また、よく噛む必要のあるものを食べることで、眠気が吹き飛び、脳が活発になるので、「のり巻き」がおすすめです。のり巻きにはかんぴょうや玉子、きゅうり、椎茸といった色々な食材が入っており、バランスよく食べることができます。しかもよく噛まなければ飲み込むことができません。噛むことで心もリラックスして頭も働いてくるので、みなさんも試してくださいね。


1月11日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 鶏肉の磯部揚げ

 青じそとツナのスパゲティー

 ごぼうと豆のサラダ

 エビのチリソース煮


 

 1月も中旬に入り、受験生にとっては大切な時期に突入しました。今日はそんな3年生のみなさんや、これからに向けて1・2年生のみなさんのために、試験当日の朝食の取り方について、大切な2つのポイントをお話します。1つ目は「糖質を中心に、脂っこい物はとらない!」2つ目は「ご飯の代わりにそばを食べよう!」です。それぞれのポイントにはちゃんとした理由があるのですよ。まず私たちの体は、寝ている間は体温が低くなっています。しかし朝起きて、朝ごはんを食べることにより体温を上げることができます。そのときに朝から菓子パンやピザ、カップラーメンなどの油脂分が多い物を食べてしまうと、体はいつまでたっても言うことを聞いてくれません。脳へのエネルギー源は唯一、ブドウ糖だけです。余分なものが含まれてないご飯を食べて、脳を働かせると、やる気や集中力が出て、良い結果を導くことができます。また、炭水化物でも大切な試験当日は、「そば」を食べることをおすすめします。そばにはイライラ感や不安な気分を静めてくれるビタミンBや記憶力を向上させてくれるルチンという栄養素がたくさん含まれています。のどごしも良く、あっさりしているので、食欲の出ない朝にはそばを食べて試験を乗り切りましょう。


1月10日(水)


 

本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 豚肉のプルコギ風炒め

 さつま芋サラダ

 揚げギョウザ

 鶏つくね串


 みなさん、明日1月11日は何の日か知っていますか?毎年1月11日は「鏡開きの日」と言われています。鏡開きとは、旧年の無事を神様に感謝しながら、お正月に神様に供えた鏡餅をいただく儀式です。実際にはお餅を「切る」わけですが、縁起を担いで開運の意味も込めて「開く」という言葉を使います。そのためお餅を食べた者には、力を授けられるといわれています。神様へのお供え物をいただくことによって、1年の家族の無事息災が約束されるという意味もあるそうです。


1月9日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 麩と小松菜の味噌汁

 肉じゃがコロッケ

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 ブロッコリーのゆかり和え

 フルーツ杏仁



 みなさんは元旦の朝にお雑煮は食べましたか?「雑煮(ぞうに)」は「雑多(ざった)に色々煮る」と言う意味で使われ、現在のように地方や各家庭により様々な具になったようです。例えば、角餅か丸餅か、餅を煮るか焼くか、汁はすましか味噌かで分かれてきます。福井県は丸餅を煮て、合わせ味噌で食べる家庭が多いと思いますが、東京などの関東地方では、焼いた角餅を鶏肉や青菜と一緒にすまし汁で食べます。関西地方では1日目は丸餅を白味噌で煮たものを食べ、2日目は焼いた丸餅をすまし汁で頂くところもあるそうです。また、ちょっと変わった食べ方をするのが香川県です。白味噌仕立ての汁の中に、あんこ入りの丸餅を焼かずに入れるそうです。一体どんな味がするのでしょうね。