2019年10月31日木曜日

10月31日(木)



本日の給食です
<献立>
 白菜としめじの味噌汁
 鶏肉の唐揚げ(カレー味)
 ナポリタンスパゲティ
 こんにゃくの炒り煮
 ワカメの酢の物


 今日10月31日は秋の季節のイベントとして楽しむようになった「ハロウィン」についてお話します。まずハロウィンとは、古代ヨーロッパのケルト人という民族のための、正月やお盆のような行事が起源といわれています。それが色々と変化してあらゆる国で秋の収穫祭としてお祝いするようになりました。
 ヨーロッパでは悪霊を追い払うために、カブを怖い顔になるようにくり抜いて、中に火を灯していたそうですが、アメリカに伝わると、その時期に多く収穫されるかぼちゃが使われるようになりました。
 今では子供たちがおばけや魔女の仮装をして「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)などと言って、お菓子をもらうお祭りになりました。

2019年10月30日水曜日

10月30日(水)



本日の給食です
<献立>
 ワンタンスープ
 ホイコーロー炒め
 フランクドッグ  ケチャップ添え
 切干大根と打ち豆の煮物
 カリフラワーのゆかり和え


 今日は「切干大根と打ち豆の煮物」の打ち豆についてお話します。打ち豆と聞くと、「何か新しい豆の品種かな?」と思う人もいるかもしれませんが、古くから福井では伝統的な大豆の保存食として使われてきた食材で、大豆を石臼の上でつぶし、乾燥させたものなのです。豆を潰してあるので火の通りも早く、すぐに調理できる事から、省エネにもつながります。これは昔の人の知恵ですね。また、大豆ペプチド、大豆イソフラボン、大豆サポニン、ポリフェノールといった大豆が持つ代表的な栄養成分がそのまま残っています。
 みなさんも色々な打ち豆料理を探してみましょう。

2019年10月29日火曜日

10月29日(火)




本日の給食です
<献立>
 おつゆ麩のすまし汁
 鯖の味噌煮
 大根の炒り煮
 ほうれん草とベーコンのソテー
 パイン缶詰


 今日は「大根の炒り煮」に入っているさつま揚げについてお話します。さつま揚げは魚肉のすり身を成型して油で揚げたものです。1846年に今でいう沖縄、琉球から伝わったと言われています。琉球には「チキアーギ」と呼ばれる魚肉のすり身を油で揚げた食べ物がありました。それを薩摩に持ち帰り、独特の製法で造り上げたのがさつまあげのはじまりと言われています。
 今では、地域によって人参やゴボウなどが入っていたりして、色んな種類が楽しめます。また、栄養面ではカルシウムやビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は神経系の働きを正常にしてくれて記憶力や集中力の低下を防いでくれるので、みなさん、残さず食べましょう。

10月28日(月)



本日の給食です
<献立>
 けんちん汁
 エビグラタンフライ
 絹揚げとじゃが芋の煮物
 ビーフンの五目炒め
 チンゲン菜のしらすゴマ和え


 今日は「うま味」についてお話します。みなさんは「旨味(うまみ)」という言葉を知っていますか? 味には基本となる5つの味があります。それは「甘味」・「酸味」・「塩味(しおみ)」・「苦味」、それと「旨味」です。 
 旨味は日本人の科学者である、「池田 菊苗(きくなえ)」さんが湯豆腐の昆布だしをヒントに世界で初めて発見しました。旨味物質は3種類あります。昆布などに多く含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに多く含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに多く含まれる「グアニル酸」です。日本の食卓には、この旨味たっぷりの食材が使われた料理が多くあります。
 みなさんも普段の食事で何のだしを使っているか味わってみましょう。

2019年10月24日木曜日

10月24日(木)



本日の給食です
<献立>
 もやしとワカメの味噌汁
 タンドリーチキン  粉ふきいも添え
 根菜の金平
 キャベツマカロニサラダ  1食用ゴマドレッシング
 ウインナーコーンソテー


 今日は「タンドリーチキン」についてお話しします。みなさんはタンドリーチキンという料理を知っていますか?インドで作られている鶏肉料理であり、「タンドール」という円筒型の土カマの中で焼くため、この名前が付けられたそうです。カレーと一緒に食べる「ナン」もこのカマで作るそうです。
 タンドリーチキンはヨーグルトや香辛料を合わせたものに数時間漬けこんで焼きます。ヨーグルトの乳酸菌によって肉の筋繊維をつなぐ膜が溶かされて隙間ができるため、柔らかく出来上がります。さらにヨーグルトは防腐効果や脱臭効果があるので、鶏肉独特の臭いをなくし、うま味を増すことができます。
 また、ウコンや食紅でオレンジ色に焼き上げるのが特徴で、骨付きの鶏肉を使うそうですが、今日は骨なしの鶏もも肉を使用しています。みなさん残さず食べましょう。
 

2019年10月23日水曜日

10月23日(水)



本日の給食です
<献立>
 玉子の中華スープ
 八宝菜
 じゃが芋のそぼろ煮
 ほうれん草のナムル
 ほたて風フライ   ケチャップ添え
 

 今日は「八宝菜」に入っているイカについてお話します。イカは世界で約450種類、日本近海でも約140種類が確認されています。みなさんが良く食べるのは、「スルメイカ」「アオリイカ」「ケンサキイカ」「ヤリイカ」などです。しかし、欧米ではタコと同様に形状が不吉なものとされており、食べる習慣がない国もあるそうです。しかし日本では昔から食べる習慣があるため、現在も世界の漁獲量の約6割を消費する世界1位のイカ消費国なのです。
 イカにはタウリンやリジンといった身体に大切な栄養素が含まれており、ビタミンD以外のビタミンがすべて含まれています。種類によってとれる時期が違うので、みなさんも季節によって色々なイカを探してみてくださいね。


10月21日(月)



本日の給食です
<献立>
 コンソメスープ
 メンチカツ  ブロッコリー  1食用中濃ソース
 枝豆がんもと大根の煮物
 バンサンスー
 大豆サラダ


 今日は「バンサンスー」についてお話します。バンサンスーは中華料理の1つで、拌(バン)は「あえること」、三(サン)は「三種類の具材」、絲(スー)は「糸のように細長く切ったもの」という意味があります。
 今日はマロニーと錦糸玉子とチンゲン菜をお酢でサッパリと和えてあります。お酢の主成分である酢酸(さくさん)は疲労回復に対しての効果や、食欲を増進させる効果があるので、みなさん残さず食べましょう。

10月18日(金)



本日の給食です
<献立>
 ポークカレー
 野菜コロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース
 海藻サラダ
 福神漬け
 オレンジ

 今日はみなさんが大好きなカレーについてお話します。カレーは1皿で、炭水化物、タンパク質、ビタミンなど豊富な栄養素が、バランスよく含まれています。その上、カレーに含まれるスパイスには脂肪燃焼や血行促進などの効果もあります。
 辛いカレーを食べると、どうしても水分が欲しくなりますよね。多くの人は水を飲むと思います。しかし実は、水には辛さを和らげる効果は全くありません。むしろ辛さを広げてしまい、消化を抑制してしまいます。実は、辛さを和らげるのに最適な飲み物は、乳性飲料なのです。そのためカレー発祥の地であるインドでは、ラッシーやチャイという乳製品が入った飲み物が定番となっています。
 私たちの毎日飲んでいる牛乳は、カレーとはとても合い、栄養バランスも良くなるので、カレーを食べて汗をかいて、牛乳を飲んで胃をスッキリさせましょう。

10月17日(木)



本日の給食です
<献立>
 さつま汁
 おでん3種類(大根・ちくわ・こんにゃく)
 ブロッコリーときのこのソテー
 手作り卯の花
 小女子の佃煮


 今日は「手作り卯の花」の卯の花という料理についてお話しします。実は卯の花とは「おから」のことを言うのですが、「おから」は空っぽのように聞こえるため、昔の人は縁起が悪いと考え、見た目が白くて小さく春に咲く「うのはな」に似ているため、この名前が付けられたそうです。
 卯の花は大豆からできた豆乳の搾りかすですが、大豆の良質たんぱく質やカルシウムがそのまま残っており、さらに豆乳や豆腐にはない食物繊維が豊富に含まれています。みなさん残さず食べましょう。


2019年10月16日水曜日

10月16日(水)




本日の給食です
<献立>
 沢煮椀
 鯖の塩焼き
 マカロニミートソース炒め
 ササガキごぼうサラダ
 バナナ



 今日は「沢煮椀(さわにわん)」についてお話します。みなさんは沢煮椀という料理は聞いたことがありますか?
 沢煮椀の由来は、昔、山に狩りに行った猟師が、とったイノシシの肉を沢(山を流れる川)で洗って煮て食べたことが始まりだそうです。肉と一緒に入ってしまった砂をコショウで表し、吸い口にコショウが付いたすまし汁です。給食ではコショウは入っていませんが、千切りの野菜がたくさん入っています。沢煮の沢は「盛り沢山(だくさん)」に由来するといわれ、これは沢の底に生えた水草を表しています。季節によって千切りの野菜が変わりますが、今日は 「大根、にんじん、もやし、えのきたけ」が入っています。みなさん残さず食べましょう。




10月15日(火)



本日の給食です
<献立>
 おつゆ麩と豆腐の味噌汁
 煮込みハンバーグ  ほうれん草ソテー添え
 プチベーコングラタン
 ひじきと大豆の五目煮
 カリフラワーのかつお和え


 今日はカルシウムたっぷり「歯っぴー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、豆腐・大豆・ほうれん草です。
 カルシウムを豊富に含む食品の1つでもある「ひじき」や「切干大根」のような乾物には、他の保存法にはない優れた特徴があることをみなさんは知っていますか?それは、天日乾燥することで、旨みや香り、栄養が増すということです。例えば、「生大根」と乾物となった「切り干し大根」を同じ重さで比べてみると、エネルギーは約15倍、食物繊維は約16倍、カルシウムはなんと約23倍、にもなるという結果があります。その他のビタミンやミネラル類もぐんと増し、「生大根」はより栄養価の高い食品「切り干し大根」に生まれ変わるのです。
 天日乾燥するだけで、見た目のカサは減るのに、見えないところで栄養がぐんと増えるとは、おもしろい現象ですね。 みなさんも乾物をすすんで食べるようにしましょう。

2019年10月10日木曜日

10月10日(木)




本日の給食です
<献立>
 うどんのだし
 鶏肉の唐揚げ  厚焼き玉子
 うどん ワカメ 焼きかまぼこ
 大豆とポテトのサラダ
 小松菜のナムル


 今日は「鶏肉の唐揚げ」の鶏肉についてお話します。鶏肉は、たんぱく質を豊富に含み、牛肉・豚肉と比べて、味は淡白で身もやわらかく消化が良いという利点があります。脂質は豚や牛の約半分で、コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸を多く含んでいます。特に、ささみの部分は最も脂肪が少なく、胃腸の弱い人にとっては大切なたんぱく源です。鶏肉からとれる良質のたんぱく質は、病後の体力回復にも効果を発揮します。
 その他にも、ビタミンAは豚肉の約3倍以上、牛肉の約10倍も多く含まれ、夜盲症(やもうしょう)などに有効に働きます。ナイアシンも豊富で、ビタミンAと一緒に働き、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。
 今日はみなさんに人気のある唐揚げにしました。残さず食べましょう。

10月9日(水)



本日の給食です
<献立>
 白菜とえのきの味噌汁
 豚肉と野菜の生姜炒め
 高野豆腐の玉子とじ
 俵コロッケ
 グレープフルーツ


 今日は「白菜とえのきの味噌汁」に入っている白菜についてお話します。白菜の栄養成分は、キャベツと似ていますが、キャベツに比べて甘みが少ない分、カロリーが少ないのが特徴です。しかし、バランスよく各栄養素を含み白菜1枚中のビタミンCは、みかん1個と同じ量を含んでいます。しかもカルシウムは、牛乳50ml相当もあるそうです。また食事で大量に摂ってしまった塩分を、体外に排泄してくれるカリウムも多く含んでいます。 そのため、白菜には風邪の予防効果や、美肌効果、便秘の改善する効果が期待できます。
 これからの季節、甘みが増して繊維もやわらかくなります。みなさん、すすんで食べるようにしましょう。

10月8日(火)



本日の給食です
<献立>
 豆腐とワカメのすまし汁
 さんまの蒲焼き
 なすとしめじの味噌炒め
 もやしとキャベツのゆかり和え
 揚げシュウマイ


 今日は「揚げシュウマイ」のシュウマイについてお話します。みなさんはシュウマイを漢字で書けますか?実は「焼く」に「売る」と書いて「焼売(しゅうまい)」と呼びます。元々中国料理の1つですが、漢字の由来は野菜や肉の売れ残りを捨てるのはもったいないので、全部まとめて団子状にして加熱して売ったのが始まりと言われています。
 今では、色んな具材を使って「えびシュウマイ」や「イカシュウマイ」、「小松菜シュウマイ」まであるそうです。また、スーパーや飲食店で出てくるシュウマイにはグリンピースがのっていることがありますよね。実はこれは日本だけの文化だそうです。50年ほど前に、シュウマイを作っている食品会社が、学校給食で出すときに子供たちを喜ばせたいという思いで、ショートケーキのイチゴに見立てて、真ん中にグリンピースをのせることにしたそうです。
 今日のシュウマイにはグリンピースはのっていませんが、みなさん残さず食べましょう。

10月7日(月)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 肉じゃがコロッケ ブロッコリー 1食用中濃ソース
 青じそとツナのスパゲティ
 笹かまぼこと結び昆布の煮物
 フルーツ杏仁


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に打ち豆・味噌に鉄分が豊富に含まれています。
 みなさんの年齢は男の子、女の子ともに、体の急激な成長により、鉄分が不足しやすくなります。そのために、毎月紹介している鉄分が豊富な食材を摂ることが大切ですが、魚や肉類、菜っ葉類は料理しなければ食べることができないので、今日は手軽にとれるおすすめの食材を紹介します。
 それは「ドライフルーツ」です。レーズンやプルーンはよくお店で見かけますが、色々な種類があります。その中でも「いちじく」が鉄分補給にはおすすめです。生のいちじくの鉄分量は100gあたり0.3mgほどですが、ドライフルーツになると1.4mgと4倍以上増えるのです。あんずも生に比べると8倍近く増えるので、みなさんも鉄分豊富なドライフルーツに挑戦してみましょう。


2019年10月3日木曜日

10月3日(木)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめん汁
 手作りソースチキンカツ  キャベツサラダ添え
 そうめん  ほうれん草  刻みアゲ煮
 レンコンの金平 
 さつま芋の甘煮


 今日は「さつま芋の甘煮」のさつま芋についてお話します。さつま芋は、イモ類のなかで食物繊維が最も多く、ジャガイモの約3倍も含まれています。また、便秘解消効果のあるヤラピンや、血圧抑制効果のあるアントシアニンなど様々な栄養素が含まれています。ヤラピンとアントシアニンは、皮のあたりに主に含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。
 またビタミンCも多く含み、加熱処理による損失も少ないと言われています。そのため、さつま芋1本で1日に必要なビタミンCが確保でき、免疫力をアップするのに効果的です。9月から11月にかけて一番おいしい旬の時期です。みなさん、すすんで食べましょう。

2019年10月2日水曜日

10月2日(水)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 ハムカツ  キャベツサラダ  1食用中濃ソース
 がんもと南瓜の煮物
 ブロッコリーソテー
 ワカメと枝前の生姜和え


 今日は「がんもの煮物」のがんもについてお話します。がんもはがんもどき(雁擬き)を略した言葉で、豆腐の加工品のひとつです。もともとは精進料理で肉の代用品として作られました。最も知られている名前の由来は、雁(がん)という鳥の肉に味を似せたとされることから「がんもどき」と呼ばれるようになったという説です。他にも、がんもどきの中に安物の昆布を代用したら、丸めた形の表面に糸昆布が現れて、その様子は雁が飛んでいるかのように見えたため、名付けられたという説があります。「がんもどき」は主に東京などの関東方面の呼び名であり、大阪や京都などの関西では「ひりょうず」や「ひろうす」と呼ばれているそうです。
 今日はおだしたっぷりでおいしく炊いてあります。みなさん残さず食べましょう。

2019年10月1日火曜日

10月1日(火)



本日の給食です
<献立>
 ワカメスープ
 肉団子の酢豚風
 ひじきと大根の炒り煮
 もやしのナムル
 チキンナゲット


 今日は、食べ物に関することわざをいくつかお話します。昔からの言い伝えやことわざは「なるほど~」と思うことが多いので参考にしてみてください。
 1つ目は「朝茶は七里(しちり)帰っても飲め」ということわざです。これは朝にお茶を飲んでいないことに気づいたら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさいという意味です。お茶は、ビタミンをいっぱい含み、利尿作用、疲労回復、解毒作用もある健康飲料です。また朝に飲むのがいいと言われるのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ましてくれるからです。
 もう一つは、「ナスと男は黒いのがいい」。これはナスも男性も色が黒いほど丈夫という意味です。ピカピカ光る紫色のからだがいかにも健康的な食品というイメージを作りあげているけど、黒いほどいいという根拠はないそうです。栄養面からは、高血圧にいい野菜とされていて、熱を通すと柔らかくなり、食べやすくなります。これに対抗して「米の飯と女は白いほうがいい」なんてことわざもあります。 みなさんも、食べ物の言い伝えやことわざを色々と探してみてはどうでしょうか。

9月30日(月)


本日の給食です
<献立>
 豚汁
 鯖の塩焼き
 ビーフンの五目炒め
 絹揚げと小松菜の煮付け
 ナタデココフルーツ


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。 主に豚肉・鯖・小松菜・味噌に多く含まれます。
 みなさんは「隠れ貧血」という言葉は聞いたことがありますか?貧血や鉄分不足というと、立ちくらみやめまいがするとか、顔が青白いという症状が頭に浮かぶと思いますが、実は自分でも気付かないような意外な症状もあるので、5つの項目をチェックしてみましょう。
①髪の枝毛や抜け毛が多い。
②寝つきが悪く、なかなか朝起きれない。
③爪が割れやすい。
④すぐ口内炎ができる。
⑤下まぶたの内側が白い。
 いかがでしょうか?これらの症状が1つでもある場合は、鉄不足の可能性があります。そうならないためにも、日ごろの食事は好き嫌いせずにバランスよく食べるようにしましょう。
 


9月27日(金)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 ハムカツ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
 切干大根とじゃが芋の旨煮
 ごぼうとお豆のサラダ
 巨峰

 
 今日は「巨峰」についてお話します。巨峰は7月頃からお店に並び始め、11月頃まで出荷が続きます。出荷のピークは今の時期の9月頃です。
 最も多く収穫されるのは山梨県で、全体の約58%を占めています。 続いて長野県は約38%、栃木県は約2%となっています。
 巨峰に多く含まれている「ブドウ糖」という糖質は腸で吸収され、素早く体内で必要なエネルギーに変換されます。そのため、夏バテや、疲労回復にとても効果があります。ビタミンも多く含まれているので、ニキビ予防や美肌効果もあります。
 また、ぶどうの代表的成分である「ポリフェノール」には、眼の疲労を回復させる「アントシアニン」という成分や、動脈硬化や認知症予防、脳機能の改善に効果のある「レスベラトロール」が含まれています。その他にも強い抗酸化作用を持つ「カテキン」や、アンチエイジングの効果がある「タンニン」などが含まれています。
 今が旬な巨峰をはじめ、ぶどうには色々は種類があります。みなさんもお店で探してみて下さいね。