2021年12月23日木曜日

12月22日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 手作り白身フライ  1食用タルタルソース

 もやしとひき肉のソテー

 ミニオムレツ デミソースかけ

 法連草と白菜のゴマ和え

 Xmasデザート(いちご味プリン)


今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。


2021年12月21日火曜日

12月21日(火)


 

本日の給食です

<献立>

 コンソメスープ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ  フライドポテト添え

 マカロニミートソース炒め

 冬野菜サラダ  1食用ゴマドレッシング

 大豆の五目煮


 今日は冬至(とうじ)についてお話します。冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。毎年12月21~23日頃と言われ、今年は明日12月22日がその日にあたります。この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至なんきん」とよぶ地域も多いそうです。みなさんもおうちで味わってみてください。


12月20日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 ハムカツ  スパゲティソテー添え  1食用中濃ソース

 じゃが芋のそぼろ煮

 さつま揚げの金平

 黄桃缶詰


 今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。この言葉は、いろいろなところで言われるようになり、覚えている人も多いと思います。マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類です。これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類を少しずつでも食べることが大切です。みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。




2021年12月17日金曜日

12月17日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 ソースメンチカツ

 がんもと乱切レンコンの煮物

 シェルマカロニサラダ  1食用フレンチドレッシング

 フルーツカクテル


 今日は「シェルマカロニサラダ」のマカロニについてお話します。マカロニはイタリア料理、パスタの一種で、イタリア語の「マッケローニ」が語源と言われています。原料は主に小麦粉で、穴が開いた短い形状のものや、ひねったもの、貝殻状のものなど色々な種類があります。グラタンやサラダなど様々な料理に利用されます。マカロニは小麦粉からできているので、主に糖質が多く、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランス良く含み、グラタンやサラダなど様々な料理に利用されます。うどんやそうめんなどの他の麺類に比べるとカロリーが若干高いですが、栄養的には精白米のご飯と比べても十分エネルギーになります。そのため、野菜などと一緒に食べるとバランスが良くなります。今日のサラダには、キャベツと人参ときゅうりとコーンが一緒に入っています。みなさん残さず食べましょう。


2021年12月16日木曜日

12月16日(木)


 

本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 八宝菜

 揚げ団子のチリソース煮

 バンサンスー

 チンゲン菜の煮浸し


 今日は「バンサンスー」についてお話します。バンサンスーは中華料理の1つで、拌(バン)は「あえること」、三(サン)は「三種類の具材」、絲(スー)は「糸のように細長く切ったもの」という意味があります。今日は緑豆春雨と、きゅうり、人参、ツナをお酢でサッパリと和えてあります。春雨は、さつま芋とじゃが芋を粉にして作られているため、お米やスパゲティに比べて半分のエネルギー量なのに、鉄分やカルシウムが含まれています。また、お酢の主成分である酢酸(さくさん)は疲労回復に対しての効果や、食欲を増進させる効果があるので、みなさん残さず食べましょう。


12月15日(水)

 



本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の唐揚げ

 ポテトサラダ   1食用マヨネーズ

 切干大根の旨煮

 みかん


 今日はこれからの季節においしくなる根菜類についてお話しします。みなさんは、食品には体を温める食品と冷やす食品があるということを知っていますか?体を温めてくれる食品は、大根、にんじん、ごぼう、生姜など、土の中にできる根菜類と呼ばれているものです。これらは旬の時期が冬であるものが多いのが特徴です。反対に体を冷やす食品は、レタス、きゅうり、トマト、なすなど、夏が旬で、生で食べられるものです。夏は体を冷やすもの、冬は体を温めるものが旬とは、自然の恵みはよくできていますよね。では、根菜類になぜ体を温める作用があるのでしょうか。それは水分が少なく、ビタミンC、Eや、鉄分などをはじめとするミネラルを多く含むものが多いためだと言われています。ビタミンEは血行促進作用があり、ミネラルは、血液や筋肉を作る素となり体温を維持してくれるたんぱく質を体内で活用されるのに必要な栄養素なのです。みなさん残さず食べましょう。


12月14日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と油揚げの味噌汁

 鯖の塩焼き  厚焼き玉子

 大根と角天の煮物

 法連草ソテー

 キャベツのかつお和え


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に鉄分の多い食材は、さば・法連草・玉子・豆腐です。今日は、「ダイエットと鉄分不足の関係」についてお話しします。寒い時期は、暑い時期に比べて運動量が減り、代謝も悪くなります。なので、体重が増加しやすくなる季節でもあります。しかしそれを改善しようと、食べる量を制限するだけのダイエットには実は大きな落とし穴があるのです。無理な食事制限だけのダイエットの結果、栄養が偏って鉄分の補給が追い付かず、貧血になってしまうのです。しかも、みなさんは「お肉を食べると太る」と思っていませんか?しかしこれは勘違いです。太るのは肉の脂身の部分です。肉の摂取量が少ないと、筋肉が減って代謝が悪くなり、かえって太りやすい体になってしまいます。健康的なダイエットのためにも、お肉を食べることは大切です。バランスよく食事をして、食べた分体を動かすように心がけましょう。


12月13日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩と大根のすまし汁

 肉じゃがコロッケ   1食用中濃ソース

 ソース焼きそば

 ひじきと大豆の炒り煮

 ブロッコリーの黒ゴマ和え


 今日は「ひじきと大豆の炒り煮」に入っている油揚げについてお話しします。みなさんは知っていましたか?私たちが住んでいる福井県は、一世帯あたりの油揚げ類の消費量が全国1位と言われています。もともと浄土真宗の信仰が強い福井県では、昔から行事やお祝い事があれば、昼食時には油揚げ料理が添えられていたそうです。また、分厚い油揚げを焼いて、大根おろしと醤油をかける食べ方は、福井県ならではです。その他、今日のような味噌汁、煮物、炒め物、炊き込みごはんなど、あらゆる料理に使われ、私たちにとってはなくてはならない食材です。油揚げは豆腐を切って油で揚げたものなので、大豆由来の成分はほぼ変わらず、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2021年12月10日金曜日

12月10日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 手作りソーストンカツ

 芋なんきんサラダ  1食用マヨネーズ

 小松菜の煮浸し

 グレープフルーツ


 今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べ続けて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんもお魚パワーを信じて積極的に食べましょう。


12月9日(木)

 



 
本日の給食です

<献立>
 豚汁
 アジの南部焼き  小エビのかき揚げ
 青じそとハムのスパゲティ
 高野豆腐の含め煮
 ブロッコリーサラダ


 今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか? 栄養素の働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。 残り2つの栄養素は明日お話しします。今日の「アジの南部焼き」には色々な栄養素が含まれています。残さず食べて、お魚パワーを身につけましょう。

2021年12月8日水曜日

12月8日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 ホイコーロー風炒め

 厚揚げと三角こんにゃくの煮物

 法連草のナムル

 フルーツ杏仁


 今日は月に1度のカルシウムがたっぷりな「歯っぴー献立の日」です。主に厚揚げ・法連草に多く含まれています。カルシウムが不足すると「骨粗鬆症」という恐ろしい病気になりやすいことは、みなさんは知っていると思います。実は今の中学生は40年前の中学生に比べて、骨折になる人の割合が2.5倍も増えているそうです。骨量は小学校の高学年から20歳頃までの成長期に一気に増えると言われています。骨密度が最も増加する今の時期に、きちんと栄養を摂り、運動をすることで骨を育てないと、40代から50代にかけて「骨粗鬆症」を発症しやすくなるのです。「骨粗鬆症」になってから、骨に良いものを食べたり、骨を強くする運動を行っても完全に治ることはもうないので、普段からカルシウムを多く含む乳製品や大豆製品、それらの吸収を助ける野菜や海藻類を食べて、心がけていきましょう。


12月7日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 うどんのだし

 鶏肉の磯部揚げ

 うどん  刻みアゲ煮  ワカメ

 大根の麻婆風炒め

 白菜のゆかり和え


 12月に入り寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか?外に出て遊んだり、運動することも実は予防のひとつなのです。それでも風邪をひいてしまった時のために、今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類や肉や魚を中心に取るようにしましょう。そして熱が出てしまった時は、体温が高くなるので身体の中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープや味噌汁などの汁気のある料理でまめに水分補給することが大切です。また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸しや豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。このように、症状に分けて食べることも早く回復するためには大切なことなので、みなさんも頭に入れておいてくださいね。


2021年12月6日月曜日

12月6日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 煮込みハンバーグ

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 ごぼうとひじきのサラダ

 ほたて風フライ  ケチャップ添え


 今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、体重増加の心配も出てきます。そこで、どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうはいきませんよね。そのときはガムや昆布、スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。


12月3日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 キーマカレー

 かぼちゃコロッケ

 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング

 福神漬け

 オレンジ


 みなさんは、福井県のブランド米の「いちほまれ」を食べたことはありますか? 名前は聞いたことがあるけれど、あまり知らないという人も多いと思うので、今日は「いちほまれ」についてお話します。福井県には「コシヒカリ」や「ハナエチゼン」「イクヒカリ」といったお米が作られています。しかし、やはり味の良い「コシヒカリ」の需要が増えており、集中して生産者の作付けや収穫作業の負担が増えてしまいます。その結果、品質低下を招く恐れがあるということで、福井県農業試験所は「コシヒカリを超える新たな品種」を誕生させようと、6年の歳月をかけて平成28年12月に「いちほまれ」を完成させました。この命名には、「日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米」となってほしいという思いが込められています。日本全国から寄せられた10万件を超える応募の中から選ばれたそうです。「いちほまれ」の特徴は3つあり、1つ目は「絹のような白さと艶」、2つ目は「口に広がる優しい甘さ」、そして3つ目は「粒感と粘りの最高の調和」だそうです。 みなさんも福井のお米を食べ比べてみましょう。


2021年12月2日木曜日

12月2日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 大根と油揚げの味噌汁

 すき焼き風煮

 春雨風サラダ

 クリーミーコーンコロッケ  中濃ソースかけ

 小松菜の磯部和え


今日は「大根と油揚げの味噌汁」の味噌についてお話します。みなさんは、味噌汁や味噌を使った料理を毎日食べていますか?味噌の主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含み、”畑の肉”といわれています。また、発酵によってアミノ酸やビタミンなどを多量に生成した味噌は、栄養的にさらにすぐれたものになっています。そのため味噌には色々な効果があると言われています。例えば、「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」ということわざがあります。これはみそ汁を食べる頻度が高い人ほど胃ガンによる死亡率が低いと言う事が分かったからです。大豆に含まれる有効成分は、さらに肝臓ガン、乳ガン、大腸ガンなども予防する働きがあるそうです。その他にも整腸作用や疲労回復、美白効果もあるそうです。みなさんも積極的に味噌汁や味噌を使った料理を食べるようにしましょう。


2021年12月1日水曜日

12月1日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉の照り焼き   チンゲン菜ソテー添え

 ナポリタンマカロニ

 大野里芋と枝豆がんもの煮物

 パイン缶詰


 今日は、これからの季節、当たり前のように食べる習慣のある「水ようかん」についてお話します。「水ようかんは冬に食べるもの」という認識は、県外の人たちが驚く、福井ならではの独自の食文化です。福井県の水ようかんは、他県のものとは異なり、柔らかく、みずみずしいのが特長です。そのため痛みやすく、気温の低い冬場が「旬」になったと言われています。また、一方でその昔、年末に奉公先から福井へ帰省する際に持ち帰った小豆で作った「丁稚(でっち)ようかん」が起源という説もあります。雪深い寒い冬、家族みんなでこたつに入り、箱に入った一枚ものの水ようかんを切り分け味わうことが、福井ならではの冬のぜいたくなのです。今は紙箱やプラスチック容器に入れて売られていることが多いですが、本来は漆(うるし)塗りの木箱に流し込んだものを、買う人が欲しい分量だけ竹の皮で包んで持って帰ったり、自分で容器を持っていき購入していました。11月からお店に並び始めているので、みなさんもおうちで味わって食べてくださいね。