2021年12月1日水曜日

12月1日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉の照り焼き   チンゲン菜ソテー添え

 ナポリタンマカロニ

 大野里芋と枝豆がんもの煮物

 パイン缶詰


 今日は、これからの季節、当たり前のように食べる習慣のある「水ようかん」についてお話します。「水ようかんは冬に食べるもの」という認識は、県外の人たちが驚く、福井ならではの独自の食文化です。福井県の水ようかんは、他県のものとは異なり、柔らかく、みずみずしいのが特長です。そのため痛みやすく、気温の低い冬場が「旬」になったと言われています。また、一方でその昔、年末に奉公先から福井へ帰省する際に持ち帰った小豆で作った「丁稚(でっち)ようかん」が起源という説もあります。雪深い寒い冬、家族みんなでこたつに入り、箱に入った一枚ものの水ようかんを切り分け味わうことが、福井ならではの冬のぜいたくなのです。今は紙箱やプラスチック容器に入れて売られていることが多いですが、本来は漆(うるし)塗りの木箱に流し込んだものを、買う人が欲しい分量だけ竹の皮で包んで持って帰ったり、自分で容器を持っていき購入していました。11月からお店に並び始めているので、みなさんもおうちで味わって食べてくださいね。


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