2021年12月23日木曜日

12月22日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 手作り白身フライ  1食用タルタルソース

 もやしとひき肉のソテー

 ミニオムレツ デミソースかけ

 法連草と白菜のゴマ和え

 Xmasデザート(いちご味プリン)


今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。


2021年12月21日火曜日

12月21日(火)


 

本日の給食です

<献立>

 コンソメスープ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ  フライドポテト添え

 マカロニミートソース炒め

 冬野菜サラダ  1食用ゴマドレッシング

 大豆の五目煮


 今日は冬至(とうじ)についてお話します。冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。毎年12月21~23日頃と言われ、今年は明日12月22日がその日にあたります。この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至なんきん」とよぶ地域も多いそうです。みなさんもおうちで味わってみてください。


12月20日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 ハムカツ  スパゲティソテー添え  1食用中濃ソース

 じゃが芋のそぼろ煮

 さつま揚げの金平

 黄桃缶詰


 今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。この言葉は、いろいろなところで言われるようになり、覚えている人も多いと思います。マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類です。これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類を少しずつでも食べることが大切です。みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。




2021年12月17日金曜日

12月17日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 ソースメンチカツ

 がんもと乱切レンコンの煮物

 シェルマカロニサラダ  1食用フレンチドレッシング

 フルーツカクテル


 今日は「シェルマカロニサラダ」のマカロニについてお話します。マカロニはイタリア料理、パスタの一種で、イタリア語の「マッケローニ」が語源と言われています。原料は主に小麦粉で、穴が開いた短い形状のものや、ひねったもの、貝殻状のものなど色々な種類があります。グラタンやサラダなど様々な料理に利用されます。マカロニは小麦粉からできているので、主に糖質が多く、ビタミンやミネラルなどの栄養素をバランス良く含み、グラタンやサラダなど様々な料理に利用されます。うどんやそうめんなどの他の麺類に比べるとカロリーが若干高いですが、栄養的には精白米のご飯と比べても十分エネルギーになります。そのため、野菜などと一緒に食べるとバランスが良くなります。今日のサラダには、キャベツと人参ときゅうりとコーンが一緒に入っています。みなさん残さず食べましょう。


2021年12月16日木曜日

12月16日(木)


 

本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 八宝菜

 揚げ団子のチリソース煮

 バンサンスー

 チンゲン菜の煮浸し


 今日は「バンサンスー」についてお話します。バンサンスーは中華料理の1つで、拌(バン)は「あえること」、三(サン)は「三種類の具材」、絲(スー)は「糸のように細長く切ったもの」という意味があります。今日は緑豆春雨と、きゅうり、人参、ツナをお酢でサッパリと和えてあります。春雨は、さつま芋とじゃが芋を粉にして作られているため、お米やスパゲティに比べて半分のエネルギー量なのに、鉄分やカルシウムが含まれています。また、お酢の主成分である酢酸(さくさん)は疲労回復に対しての効果や、食欲を増進させる効果があるので、みなさん残さず食べましょう。


12月15日(水)

 



本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の唐揚げ

 ポテトサラダ   1食用マヨネーズ

 切干大根の旨煮

 みかん


 今日はこれからの季節においしくなる根菜類についてお話しします。みなさんは、食品には体を温める食品と冷やす食品があるということを知っていますか?体を温めてくれる食品は、大根、にんじん、ごぼう、生姜など、土の中にできる根菜類と呼ばれているものです。これらは旬の時期が冬であるものが多いのが特徴です。反対に体を冷やす食品は、レタス、きゅうり、トマト、なすなど、夏が旬で、生で食べられるものです。夏は体を冷やすもの、冬は体を温めるものが旬とは、自然の恵みはよくできていますよね。では、根菜類になぜ体を温める作用があるのでしょうか。それは水分が少なく、ビタミンC、Eや、鉄分などをはじめとするミネラルを多く含むものが多いためだと言われています。ビタミンEは血行促進作用があり、ミネラルは、血液や筋肉を作る素となり体温を維持してくれるたんぱく質を体内で活用されるのに必要な栄養素なのです。みなさん残さず食べましょう。


12月14日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と油揚げの味噌汁

 鯖の塩焼き  厚焼き玉子

 大根と角天の煮物

 法連草ソテー

 キャベツのかつお和え


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に鉄分の多い食材は、さば・法連草・玉子・豆腐です。今日は、「ダイエットと鉄分不足の関係」についてお話しします。寒い時期は、暑い時期に比べて運動量が減り、代謝も悪くなります。なので、体重が増加しやすくなる季節でもあります。しかしそれを改善しようと、食べる量を制限するだけのダイエットには実は大きな落とし穴があるのです。無理な食事制限だけのダイエットの結果、栄養が偏って鉄分の補給が追い付かず、貧血になってしまうのです。しかも、みなさんは「お肉を食べると太る」と思っていませんか?しかしこれは勘違いです。太るのは肉の脂身の部分です。肉の摂取量が少ないと、筋肉が減って代謝が悪くなり、かえって太りやすい体になってしまいます。健康的なダイエットのためにも、お肉を食べることは大切です。バランスよく食事をして、食べた分体を動かすように心がけましょう。


12月13日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩と大根のすまし汁

 肉じゃがコロッケ   1食用中濃ソース

 ソース焼きそば

 ひじきと大豆の炒り煮

 ブロッコリーの黒ゴマ和え


 今日は「ひじきと大豆の炒り煮」に入っている油揚げについてお話しします。みなさんは知っていましたか?私たちが住んでいる福井県は、一世帯あたりの油揚げ類の消費量が全国1位と言われています。もともと浄土真宗の信仰が強い福井県では、昔から行事やお祝い事があれば、昼食時には油揚げ料理が添えられていたそうです。また、分厚い油揚げを焼いて、大根おろしと醤油をかける食べ方は、福井県ならではです。その他、今日のような味噌汁、煮物、炒め物、炊き込みごはんなど、あらゆる料理に使われ、私たちにとってはなくてはならない食材です。油揚げは豆腐を切って油で揚げたものなので、大豆由来の成分はほぼ変わらず、良質なたんぱく質が豊富に含まれています。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2021年12月10日金曜日

12月10日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 手作りソーストンカツ

 芋なんきんサラダ  1食用マヨネーズ

 小松菜の煮浸し

 グレープフルーツ


 今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べ続けて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんもお魚パワーを信じて積極的に食べましょう。


12月9日(木)

 



 
本日の給食です

<献立>
 豚汁
 アジの南部焼き  小エビのかき揚げ
 青じそとハムのスパゲティ
 高野豆腐の含め煮
 ブロッコリーサラダ


 今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか? 栄養素の働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。 残り2つの栄養素は明日お話しします。今日の「アジの南部焼き」には色々な栄養素が含まれています。残さず食べて、お魚パワーを身につけましょう。

2021年12月8日水曜日

12月8日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 ホイコーロー風炒め

 厚揚げと三角こんにゃくの煮物

 法連草のナムル

 フルーツ杏仁


 今日は月に1度のカルシウムがたっぷりな「歯っぴー献立の日」です。主に厚揚げ・法連草に多く含まれています。カルシウムが不足すると「骨粗鬆症」という恐ろしい病気になりやすいことは、みなさんは知っていると思います。実は今の中学生は40年前の中学生に比べて、骨折になる人の割合が2.5倍も増えているそうです。骨量は小学校の高学年から20歳頃までの成長期に一気に増えると言われています。骨密度が最も増加する今の時期に、きちんと栄養を摂り、運動をすることで骨を育てないと、40代から50代にかけて「骨粗鬆症」を発症しやすくなるのです。「骨粗鬆症」になってから、骨に良いものを食べたり、骨を強くする運動を行っても完全に治ることはもうないので、普段からカルシウムを多く含む乳製品や大豆製品、それらの吸収を助ける野菜や海藻類を食べて、心がけていきましょう。


12月7日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 うどんのだし

 鶏肉の磯部揚げ

 うどん  刻みアゲ煮  ワカメ

 大根の麻婆風炒め

 白菜のゆかり和え


 12月に入り寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか?外に出て遊んだり、運動することも実は予防のひとつなのです。それでも風邪をひいてしまった時のために、今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類や肉や魚を中心に取るようにしましょう。そして熱が出てしまった時は、体温が高くなるので身体の中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープや味噌汁などの汁気のある料理でまめに水分補給することが大切です。また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸しや豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。このように、症状に分けて食べることも早く回復するためには大切なことなので、みなさんも頭に入れておいてくださいね。


2021年12月6日月曜日

12月6日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 煮込みハンバーグ

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 ごぼうとひじきのサラダ

 ほたて風フライ  ケチャップ添え


 今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、体重増加の心配も出てきます。そこで、どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうはいきませんよね。そのときはガムや昆布、スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。


12月3日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 キーマカレー

 かぼちゃコロッケ

 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング

 福神漬け

 オレンジ


 みなさんは、福井県のブランド米の「いちほまれ」を食べたことはありますか? 名前は聞いたことがあるけれど、あまり知らないという人も多いと思うので、今日は「いちほまれ」についてお話します。福井県には「コシヒカリ」や「ハナエチゼン」「イクヒカリ」といったお米が作られています。しかし、やはり味の良い「コシヒカリ」の需要が増えており、集中して生産者の作付けや収穫作業の負担が増えてしまいます。その結果、品質低下を招く恐れがあるということで、福井県農業試験所は「コシヒカリを超える新たな品種」を誕生させようと、6年の歳月をかけて平成28年12月に「いちほまれ」を完成させました。この命名には、「日本一(いち)美味しい、誉れ(ほまれ)高きお米」となってほしいという思いが込められています。日本全国から寄せられた10万件を超える応募の中から選ばれたそうです。「いちほまれ」の特徴は3つあり、1つ目は「絹のような白さと艶」、2つ目は「口に広がる優しい甘さ」、そして3つ目は「粒感と粘りの最高の調和」だそうです。 みなさんも福井のお米を食べ比べてみましょう。


2021年12月2日木曜日

12月2日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 大根と油揚げの味噌汁

 すき焼き風煮

 春雨風サラダ

 クリーミーコーンコロッケ  中濃ソースかけ

 小松菜の磯部和え


今日は「大根と油揚げの味噌汁」の味噌についてお話します。みなさんは、味噌汁や味噌を使った料理を毎日食べていますか?味噌の主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含み、”畑の肉”といわれています。また、発酵によってアミノ酸やビタミンなどを多量に生成した味噌は、栄養的にさらにすぐれたものになっています。そのため味噌には色々な効果があると言われています。例えば、「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」ということわざがあります。これはみそ汁を食べる頻度が高い人ほど胃ガンによる死亡率が低いと言う事が分かったからです。大豆に含まれる有効成分は、さらに肝臓ガン、乳ガン、大腸ガンなども予防する働きがあるそうです。その他にも整腸作用や疲労回復、美白効果もあるそうです。みなさんも積極的に味噌汁や味噌を使った料理を食べるようにしましょう。


2021年12月1日水曜日

12月1日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉の照り焼き   チンゲン菜ソテー添え

 ナポリタンマカロニ

 大野里芋と枝豆がんもの煮物

 パイン缶詰


 今日は、これからの季節、当たり前のように食べる習慣のある「水ようかん」についてお話します。「水ようかんは冬に食べるもの」という認識は、県外の人たちが驚く、福井ならではの独自の食文化です。福井県の水ようかんは、他県のものとは異なり、柔らかく、みずみずしいのが特長です。そのため痛みやすく、気温の低い冬場が「旬」になったと言われています。また、一方でその昔、年末に奉公先から福井へ帰省する際に持ち帰った小豆で作った「丁稚(でっち)ようかん」が起源という説もあります。雪深い寒い冬、家族みんなでこたつに入り、箱に入った一枚ものの水ようかんを切り分け味わうことが、福井ならではの冬のぜいたくなのです。今は紙箱やプラスチック容器に入れて売られていることが多いですが、本来は漆(うるし)塗りの木箱に流し込んだものを、買う人が欲しい分量だけ竹の皮で包んで持って帰ったり、自分で容器を持っていき購入していました。11月からお店に並び始めているので、みなさんもおうちで味わって食べてくださいね。


2021年11月30日火曜日

11月30日(火)


 

本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 メンチカツ   ブロッコリーソテー添え

 北海道カップグラタン

 ポテトサラダ

 法連草のしらす和え


今日は「ポテトサラダ」に入っているツナについてお話します。現在では、サラダやサンドイッチはもちろん、おにぎりやお寿司、さらに炒めものや煮物、和え物など、さまざまな料理に使われるツナですが、日本で初めてツナ缶が作られたのは昭和4年だそうです。静岡県の食品会社がアメリカへの輸出用に製造したのが最初で、その後昭和33年に「はごろもフーズ」という食品製造会社が「シーチキン」と名付けることで有名になりました。ツナ缶といえば誰もが「シーチキン」の名を思い浮かべると思いますが、これはツナ缶の総称ではなく商品名なのです。また、シーチキンという名前は、ツナが蒸した鶏肉にそっくりだったことが由来になっているそうです。ツナ缶には主にマグロカツオが使われており、缶詰に加工される過程で、これらの栄養成分は失われることなく、ほぼそのまま入っています。なので、脳の働きに作用して記憶力の向上するDHAや、血液をサラサラにしてくれるEPAがたくさん含まれているので、みなさん残さず食べましょう。

11月29日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩のすまし汁

 鯖の味噌煮  白ネギの煮物添え

 ビーフンの五目炒め

 切干大根の旨煮

 杏仁パイン


 これからの季節は寒くなり、冬野菜がおいしくなる時期でもあります。みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?ということで、今日は「冬野菜」についてお話しします。まず、大根人参れんこん里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。そして、ほうれん草小松菜白菜ねぎといった菜っ葉類です。これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日の給食には、今が旬の白ネギ青ネギ人参が使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。


2021年11月26日金曜日

11月26日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 まなべ汁

 鶏肉の唐揚げ(山うに風味)

 厚揚げと大根の田楽味噌かけ

 もやし炒め

 小松菜の辛し和え


 今日の鯖江市産の食材は、大根・玉ねぎ・もやし・白菜・かぶ」、福井県産は山うに・打ち豆」です。今日は鯖江市の小中学校で、6月と11月の食育月間に行われる「地場産給食ふるさとの日」です。多くの食材が鯖江市または福井県内で獲れたものです。その中でも今日は「山うに」という食材についてお話します。「山うに」は河和田地区で昔から重宝されてきた伝統薬味です。名前の由来は色々ありますが、例えば『見た目が、福井の海産物品の「塩うに」にそっくりな形状で、同じ福井の山で作られたものだから「山うに」と名付けた』とも言われています。材料は、柚子、とうがらし、鷹の爪、塩の4つのみでとてもシンプルです。これらの材料をすり鉢で丹念に40分から1時間ほど時間をかけてすり混ぜるそうです。そうすることで柚子のエグみがなくなり、舌触りがよくなります。みなさんの家庭では、鍋物やおでん、お蕎麦などの薬味として使われることが多いと思います。鯖江市内の小学校の給食では、サラダのドレッシングや汁物の風味付けにも利用されていますよね。今年度から中学校の給食でもみなさんに味わってもらえるように、色々工夫して使用していく予定です。今日は「鶏肉のから揚げ」の味付けを「山うに風味」にしました。地元の生産者の方に感謝しながら、味わって食べましょう。


11月25日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 カレーコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 鶏肉のチンジャオ炒め

 春雨サラダ

 みかん


 今日はこれからの季節、欠かせない果物、みかんについてお話しします。みかんはビタミンCが豊富で、1日2個食べるだけで、大人にとって1日に必要なビタミンCを補充することができます。ビタミンC水洗いすると流失してしまい、熱にも弱いという特性があるのですが、みかんならそのまま食べられるので、ビタミンCも丸ごと摂ることができます。みかんに含まれるビタミンCは、毛細血管を丈夫にし、皮膚、骨、歯などの形成を助けてくれます。また、ウイルスや細菌の力を弱める効果もあるため、「みかんを食べると風邪をひきにくくなる」と昔から言われるほどです。これからの寒い季節に、みかんを食べる習慣がある私たちにとってはありがたいことですね。ヘタの部分が小さくて、皮の色が濃いものが甘いと言われています。みなさんも探してみてくださいね。


11月24日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 ほっけの照り焼き  かにカマの天ぷら

 塩焼きそば

 根菜の炒り煮

 ブロッコリーのかつお和え


今日は「ほっけの照り焼き」ほっけについてお話します。ほっけを漢字で書くと、魚へんに「花」と書きます。この漢字表記の由来は、ほっけの幼魚(ようぎょ)がとてもきれいな青緑色をしていて、群れで泳ぐと花のようなのであり、主な漁場が北海道や東北地方など北の方であった事から、北の花と表現されました。そこから北の花の読み方を変え、ほくか、そしてほっけとなった説があるそうです。ほっけには、ビタミンABD、カルシウムなどが豊富に含まれており、特にカルシウム含有量は魚の中でもトップクラスで、サンマの2倍以上アジの4倍以上にもなります。そのため骨粗しょう症予防、骨・歯の強化に良い食材です。今日は照り焼きにしました。みなさん残さず食べましょう。

2021年11月24日水曜日

11月22日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 肉団子の酢豚風

 がんもと大根の煮物

 さつま芋サラダ  1食用マヨネーズ

 フルーツカクテル


 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか? 口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎ納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。


11月19日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 照り焼きハンバーグ

 コールスローサラダ  1食用フレンチドレッシング

 こんにゃくのおかか煮

 オレンジ


 今日は「こんにゃくのおかか煮」かつお節についてお話します。かつお節は味噌や醤油、納豆などと同じ「発酵食品」だという事をみなさんは知っていますか?原材料は生のかつおなのですが、色々な工程によって、最後には削り器で削れるくらいになり、世界で最も硬い食品と言われています。あえてカビを付着させることで、カビに水分をとってもらい、発酵させてうま味を作り出させているのです。かつお節のうま味成分は「イノシン酸」と呼ばれるもので、全身の細胞を活発化させる重要な成分です。また、「ペプチド」と呼ばれる成分も多く含まれ、疲労回復や集中力を高める効果があるので、みなさんもかつお節をすすんで 摂るようにしましょう。


2021年11月18日木曜日

11月18日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 麩とワカメの味噌汁

 手作りソーストンカツ

 ジャーマンポテト風炒め

 打ち豆と大根の煮物

 もやしのゆかり和え


今日は打ち豆入り切干大根の煮付け」打ち豆についてお話します。打ち豆と聞くと、「何か新しい豆の品種かな?」と思う人もいるかもしれませんが、古くから福井では伝統的な大豆の保存食として使われてきた食材で、大豆を石臼の上でつぶし、乾燥させたものなのです。豆を潰してあるので火の通りも早く、すぐに調理できる事から、省エネにもつながります。これは昔の人の知恵ですね。また、大豆ペプチド、大豆イソフラボン、大豆サポニン、ポリフェノールといった大豆が持つ代表的な栄養成分がそのまま残っています。みなさんも色々な打ち豆料理を探してみましょう。


2021年11月17日水曜日

11月17日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 塩ラーメンスープ(炒め野菜入り)

 鶏肉の唐揚げ

 ラーメン  なると1枚

 大豆サラダ

 法連草のナムル

 グレープゼリー


 みなさん、ラーメンは好きですか?今や全国のラーメン店の数はおよそ3万3千軒以上もあるそうです。そば屋やうどん屋と比べても1万軒近く多いのです。うどんのお店が多い県はみなさんもご存じ「香川県」です。またそばのお店が多い県は、信州そばなどで知られる「長野県」です。そしてラーメン店が一番多い都道府県はもちろん人口が多い「東京都」ですが、ラーメン県といえばどこか、みなさんは分かりますか?実は1位は「山形県」なのです。2位はとんこつラーメンが有名な「福岡県」で3位は塩ラーメンや味噌ラーメンが有名な「北海道」です。ではなぜ「山形県」がラーメン県と認識されているかというと、県民性にあるようです。冬の寒さが厳しい山形県では、冬は温かい醤油ラーメンを好み、内陸部は夏が特に暑いため「冷やしラーメン」が生まれたくらいラーメンが好きだそうです。今日は塩味のスープに炒めた野菜が入っているので、副食箱に盛り付けてある「麺」と「なると」を入れて食べましょう。

 


11月16日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐の中華スープ

 豚肉と野菜の味噌炒め

 揚げギョウザ

 秋ナスのえびあんかけ

 ナタデココフルーツ


 今日は「秋ナスのえびあんかけ」秋ナスについてお話します。ナスの旬の時期は夏だということは、みなさんも知っていると思いますが、よく「秋ナス」という言葉を耳にすると思いますが、夏に収穫するナスとどう違うのでしょうか。ナスは育つ時に水分をたくさん必要とする野菜です。暑い日が続く真夏、強い日差しの下、水分が不足しがちな環境で実った夏ナスは、皮が厚く実のつまったナスになります。暑い時期には、光合成によって生み出されるエネルギーの大半がナス自身の呼吸や、葉や根の成長のために使われてしまうため、うまみ成分であるアミノ酸を実に蓄えることができません。それに対して、気温が下がり始める秋口に実をつける秋ナスは、夏ナスに比べて小ぶりですが、水分が多くてみずみずしく、皮も薄くて柔らかく、また、アミノ酸などの成分が多く蓄えられるため、甘みやうま味も豊富になります。さらに種も少なめになり、いいことづくしの美味しいナスになるのです。もうそろそろお店でナスを見かけることは少なくなってきますが、今の時期のナスも味わってみましょう。


2021年11月15日月曜日

11月15日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 大根となめこの味噌汁

 鯖の南部焼き  粉ふきいも添え

 ひじきとごぼうの炒り煮

 シェルマカロニサラダ

 蒸しシュウマイ


 今日はカルシウムたっぷりの「歯っぴー献立の日」です。今日の献立でカルシウムが豊富に含まれている食材は、チーズ・油揚げ・ひじき・味噌です。今日はその中でも豆腐や油揚げ、味噌などの大豆製品とカルシウムの関係についてお話します。大豆製品ってそんなにカルシウムが含まれているの?と驚く人もいると思いますが、実は豆類に多く含まれているイソフラボンという成分には、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにして、骨量を増やす働きが あるのです。そのため、イソフラボンの摂取量が多い人は骨密度が高いという研究結果も報告されています。しかし、大豆を加工する間にイソフラボンが分解するため、大豆食品によって含まれている量に差がでてきます。その中でも最も含有量が多いのは、「きな粉」だそうです。牛乳に溶かして飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりと、みなさんも「きな粉」を食事に取り入れてみましょう。


2021年11月12日金曜日

11月12日(金)

 


本日の給食です

<献立> 

 麻婆豆腐

 クリーミーコーンコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 切干大根とじゃが芋の煮物

 ブロッコリーのしらすゴマ和え

 りんご


今日は、11月に入ってからずっとお話してきた、免疫力をアップしてくれる食材を改めて見直してみようと思います。「大根や玉ねぎなどの淡色野菜」や「きのこ類」や「ネバネバ食品」、「普段飲んでいる牛乳のような乳製品」がおすすめですが、実はこれらをまとめてみると、これからの寒い季節に備えるために、特に意識してとってほしい食材の共通点が見えてきます。まず、根菜類やきのこ類や海藻類のようによく噛まなければいけない「カミカミ食材」です。これらは食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を良くしてくれます。そして味噌や納豆、ヨーグルトやチーズのような「発酵食品」です。一度にたくさん採ればすぐに効果が出てくるわけではないので、毎日ちょっとずつ続けるのを意識することが大切です。このように、免疫力をアップしてくれる食材は私たちの周りにたくさんあります。その事を意識しながら食べることで、体自身も良いものを選んで吸収してくれるので、みなさんもバランスよく食べていきましょう。


11月11日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 玉ねぎとさつま揚げの味噌汁

 鶏肉のスパイス焼き

 高野豆腐の玉子とじ

 ひじき入りサラダ

 ほたて風フライ  ケチャップ添え


今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主にひじき・玉子・鶏肉高野豆腐・味噌に多く含まれています。今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのかいくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。


2021年11月11日木曜日

11月10日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 にゅうめん汁

 白身魚の磯部天  手作りかき揚げ

 そうめん 刻みアゲ煮 錦糸玉子

 根菜の炒り煮

 小松菜ソテー


今日も引き続き「免疫力をアップする食材」についてお話します。冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。みなさんもすすんできのこを食べるようにしましょう。


2021年11月9日火曜日

11月9日(火)

 


本日の給食です

<献立> 

 さつま汁

 おでん2種類(大根・ちくわ)

 マカロニミートソース炒め

 俵コロッケ  中濃ソースかけ

 法連草の磯部和え


今日も引き続き「免疫力をアップする食材」についてお話します。冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。みなさんもすすんできのこを食べるようにしましょう。


2021年11月8日月曜日

11月8日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 たっぷりベーコンフライ  チンゲン菜ソテー添え

 手作りうの花

 レンコンサラダ  1食用ゴマドレッシング

 パイン缶詰


今日も先週に続き、「免疫力アップする食材」についてお話しします。みなさんは毎日、牛乳以外の乳製品を積極的にとっていますか?実はヨーグルトやチーズといった乳製品に含まれている乳酸菌は免疫力をアップしてくれるのです。よくヨーグルトのテレビコマーシャルで、ビフィズス菌ヤクルト菌という言葉を耳にしませんか?これらは乳酸菌の種類で、「腸内で良いことをしてくれる生きた菌」、つまり善玉菌と呼ばれています。私たちの免疫システムは腸の近くに集まっています。ビフィズス菌を初めとする乳酸菌は、そこで悪い菌から守ってくれます。肉食中心に偏った食生活を続けていると、分解・吸収しきれないたんぱく質が大腸に送られて、有毒ガスを発生しながら分解され、腸粘膜が傷つき、色々な病気を引き起こしてしまいます。これを守るためにも、乳酸菌が必要なのです。市販のヨーグルトには食べるタイプと飲むタイプがありますが、効果は変わりません。また食前の空腹な時よりも食後にとるほうが、乳酸菌が元気に働いてくれるので、みなさんも積極的に取ってみましょう。


2021年11月5日金曜日

11月5日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポークカレー

 手作りチキンカツ

 ブロッコリーサラダ

 福神漬け

 グレープフルーツ


今日は免疫力アップの食材でもある野菜類についてお話します。野菜をたくさん食べる人は健康で、ガンにもかかりにくいということをみなさんは知っていますか?その野菜の中でも、よく耳にするのは、ほうれん草や人参、トマトなどの色鮮やかな緑黄色野菜です。それに比べて、キャベツや大根、玉ねぎなどの色の薄い淡色野菜は脇役的存在です。しかし最近、淡色野菜に多く含まれているイオウ化合物には、免疫力をアップさせて、生活習慣病などの怖い病気の予防に効果があることが発見されました。野菜の種類によっては緑黄色野菜を上回る良い働きがあるそうです。そのため淡色野菜も緑黄色野菜と同じくらい大切な効果があります。今日の給食には2種類の淡色野菜が入っています。みなさんはどれか分かりますか?答えは「玉ねぎもやし」です。普段みなさんが食べている野菜ばかりなので、これからもすすんで食べるようにしましょう。


2021年11月4日木曜日

11月4日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 煮込みハンバーグ  フライドポテト添え

 青じそとツナのスパゲティ

 大豆の五目煮

 カリフラワーのかつお和え


今日は「免疫力低下の原因」についてお話します。みなさんは夜遅くまで起きていたりして、不規則な生活になっていませんか?特に睡眠不足で常に体が疲れている状態だと、大量の活性酸素という悪い酸素が発生して、免疫力を低下させます。また、運動不足や体力の低下も免疫力を低下させます。そして食品添加物がたくさん入ったインスタント食品や、加工したお菓子などの食べ物からくる影響でも、免疫力を低下させてしまうのです。このようにいくつかの原因がありますが、私たちにとってはどれも当てはまりやすいものばかりです。1番栄養を摂らなければならない成長期に、添加物たっぷりのおかしやハンバーガーばかり食べていては、病気になった時の抵抗力も弱くなります。生活習慣を変えるのは大変な事ですが、健康のために少しずつ意識していく必要があります。明日は免疫力をアップしてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。


2021年11月2日火曜日

11月2日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 かきたますまし汁

 アジの照り焼き  南瓜の天ぷら添え

 揚げ出し豆腐のそぼろあんかけ

 金平ごぼう

 小松菜のゴマ和え


今日は「免疫力の仕組み」についてお話します。免疫力とは、私たちが自分を守るために本来持っている防衛機能の事をいいます。例えば大気中の細菌やウイルスが、体内に侵入してきた時に、私たちの防衛機能はそれを異物と感知すると同時に、攻撃してくれます。また、ホコリや塵(ちり)を吸ってしまうとくしゃみが出るのも、花粉症で体内に入ろうとする花粉を阻止する為に涙や鼻水が止まらなくなるのも免疫症状なのです。こうして体内の異常細胞の発生を細かくキャッチしてくれるおかげで、私たちの体の健康を守ってくれます。今現在、私たちを悩ます病気のほとんどは、免疫の低下や異常から来るものだと言われています。ではあさってはどういった事が原因で免疫力が低下してしまうのかについてお話します。


11月1日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とワカメの味噌汁

 厚切りハムカツ   1食用中濃ソース

 じゃが芋の田舎煮

 法連草コーンソテー

 黄桃缶詰


今年もあと2ヶ月を切りました。これからの寒い時期、体調を崩しやすくなり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合と、いつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。

      たまに立ちくらみがする。

      下痢や便秘をしやすい。

      人ごみに出ると、のどがイガイガする。

      普段イライラしやすい。

 さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。明日は、免疫力とは何かをお話したいと思います。

 


2021年10月29日金曜日

10月29日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 プレーンオムレツ  チンゲン菜ソテー添え

 海藻サラダ

 大学芋風キンピラ

 ほたて風フライ  ケチャップ添え

 ハロウィンデザート(パンプキンプリン)


 あさって10月31日「ハロウィン」です。今日は、秋の季節のイベントとして日本でも楽しむようになった「ハロウィン」についてお話します。まずハロウィンとは、古代ヨーロッパのケルト人という民族のための、正月やお盆のような行事が起源といわれています。それが色々と変化してあらゆる国で秋の収穫祭としてお祝いするようになりました。ヨーロッパでは悪霊を追い払うために、カブを怖い顔になるようにくり抜いて、中に火を灯していたそうですが、アメリカに伝わると、その時期に多く収穫される「かぼちゃ」が使われるようになりました。 今では子供たちがおばけや魔女の仮装をして「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)などと言って、お菓子をもらうお祭りになりました。今日は「かぼちゃのプリン」を用意しました。みなさんも日ごろの食事に感謝して、味わって食べましょう。


10月28日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 手作りソーストンカツ

 おでん風煮

 もやしとエビのカレーソテー

 オレンジ


 今日は「おでん」についてお話します。みなさん、おでんは好きですか?おでんといえば練りものが多く、好きな具ばかりを食べてしまうことがありますよね?今日はおでんのそれぞれの具材の特徴と食べ合わせについてお話しします。まず、大根昆布こんにゃく、これらは低カロリー食物繊維が豊富に含まれています。万が一食べ過ぎてもエネルギーの摂りすぎにはなりません。はんぺん・ちくわのような魚肉で出来ている練り製品や、がんもどきのような 大豆製品は、たんぱく質が多く、脂質は少なく、牛や豚や鶏のような動物性たんぱく質よりも良質な脂(あぶら)が含まれていることが特徴です。しかし、鮮度を保つためや、つなぎの役割を果たすためにが多く含まれているので、食べ過ぎには注意です。しかも、これらの種類をすべて食べても、ビタミン類炭水化物が不足してしまい、バランスの良い食事とは言えません。おでんを食べる際は今日のような 野菜の煮物や炒め物、サラダをプラスして、おでんの食べ過ぎ予防のためにも、ご飯をお茶碗1杯と一緒に食べるようにしましょう。


2021年10月28日木曜日

10月27日(水)

 

本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の南部焼き  ソース焼きそば添え

 南瓜とがんもの煮物

 小松菜のサラダ  1食用ゴマドレッシング

 ミートボール


 今日はうま味についてお話します。みなさんは「旨味(うまみ)」という言葉を知っていますか? 味には基本となる5つの味があります。それは「甘味」・「酸味」・「塩味(しおみ)」・「苦味」、それと「旨味」です。昆布だしをヒントに世界で初めて発見しました。旨味物質は3種類あります。昆布などに多く含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに多く含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに多く含まれる「グアニル酸」です。日本の食卓には、この旨味たっぷりの食材が使われた料理が多くあります。みなさんも普段の食事で何のだしを使っているか味わってみましょう。


2021年10月27日水曜日

10月26日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 麩のすまし汁

 鯖の味噌煮  白ネギの煮物添え

 ナポリタンマカロニ

 レンコンの金平

 法連草の磯部和え


 今日は「さばの味噌煮」の添えとして入れた、白ネギについてお話しします。ネギには青ネギと白ネギがあるのですが、今日の煮魚の添えには、煮ると甘みが増す白ネギが使われます。また、ネギには匂いの素である「アリシン」という成分が含まれています。アリシンは疲労の原因物質である乳酸を分解するため疲労回復の作用や、血行を良くし身体を温める働きがあります。そのアリシンは青ネギよりも白ネギの方が多く含まれているのが特徴です。また、ネギには免疫力を高めるカロテンビタミンC、抗菌・抗ウィルス作用のあるネギオールという成分が含まれています。このようなネギの栄養を十分に摂るには、栄養価が高まるこれからの寒い時期がおすすめです。


2021年10月25日月曜日

10月25日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 肉じゃがコロッケ  1食用中濃ソース

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 カリフラワーサラダ

 フルーツカクテル


 今日は「カリフラワーサラダ」カリフラワーについてお話します。カリフラワーはブロッコリーを品種改良した野菜で、花のつぼみの部分を食用としています。ビタミンCを豊富に含み、熱を加えても壊れにくいという特徴があります。そのため、カゼの予防や肌を美しくする効果が期待できます。また、食物繊維も多く、腸内の老廃物を排出し、便通を良くしてくれます。カリフラワーの最もおいしい旬の時期は11月から3月頃の寒い冬の時期と言われています。色の白いものが一般的ですが、紫色のものやオレンジ色のカリフラワーもあるそうなので、色々なカリフラワーを探してみましょう。


2021年10月22日金曜日

10月22日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 さつま汁

 手作り白身フライ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 高野豆腐の含め煮

 バンサンスー

 みかん


今日はさつま汁に入っているさつま芋についてお話します。さつま芋は、イモ類のなかで食物繊維が最も多く、ジャガイモの約3倍も含まれています。また、便秘解消効果のあるヤラピンや、血圧抑制効果のあるアントシアニンなど様々な栄養素が含まれています。ヤラピンとアントシアニンは、皮のあたりに主に含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。またビタミンCも多く含み、加熱処理による損失も少ないと言われています。そのため、さつま芋1本で1日に必要なビタミンCが確保でき、免疫力をアップするのに効果的です。9月から11月にかけて一番おいしい旬の時期です。みなさん、すすんで食べましょう。