2023年3月24日金曜日

3月23日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 かきたまうどんだし

 白身魚の天ぷら  ちくわの天ぷら

 うどん

 じゃがいものそぼろ煮

 ブロッコリーのゆかり和え



 今日で今年度の給食は最後です。みなさんは毎日残さずに食べることが出来たでしょうか。今日は「食生活チェック」ということで5つの質問をしますので、当てはまるかどうか、自分の食生活を見直してみましょう。

① 朝ごはんは毎日食べていますか?

朝ごはんは1日のエネルギー源です。しっかり食べましょう。

② 「にんじん」や「ほうれん草」などの色の濃い野菜を残さず食べていますか?

緑黄色野菜はビタミン類・鉄・カルシウムなどを豊富に含み、体内での色々な代謝を調節してくれます。最近では成長期の子供たちの脳を作るとも言われています。

③ 「キャベツ」や「玉ねぎ」などの色の薄い野菜も残さず食べていますか?

淡色野菜は免疫力をアップする栄養素がたくさん含まれています。風邪予防、疲労回復にも良いので私たちにとっては大切な食べ物です。

④ よく噛んで食べていますか?

よく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、消化をよくしてくれます。心がけてみましょう。

⑤ 「いただきます」「ごちそうさま」、感謝の気持ちで残さず食べていますか?

実はこれが一番大切なことです。みなさんが朝・昼・夕と3食食べるためには、色んな人が関わっています。感謝の気持ちを忘れずに食事と向き合っていきましょう。


3月22日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 じゃが芋と油揚げの味噌汁

 キーマカレー風コロッケ

 高野豆腐の含め煮

 チンゲン菜のナムル

 みかん缶詰



 今日は「うま味」についてお話します。みなさんは「旨味(うまみ)」という言葉を知っていますか? 味には基本となる5つの味があります。それは「甘味」・「酸味」・「塩味(しおみ)」・「苦味」、それと「旨味」です。これらは昆布だしをヒントに世界で初めて発見されました。旨味物質は3種類あります。昆布などに多く含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに多く含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに多く含まれる「グアニル酸」です。日本の食卓には、この旨味たっぷりの食材が使われた料理が多くあります。みなさんも普段の食事で何のだしを使っているか味わってみましょう。


2023年3月20日月曜日

3月20日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンワカメスープ

 肉団子の酢豚風

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 ツイストマカロニサラダ  1食用マヨネーズ

 小松菜の煮浸し



 明日3月20日は春分の日です。また春分と秋分の日をはさむ前後7日間のことを、お彼岸と言います。この7日間はそれぞれのお寺や家庭で、亡くなった方々の安らかな成仏を願います。お彼岸の食べ物といえば「ぼたもち」や「おはぎ」がありますが、「ぼたもち」と「おはぎ」って同じ食べ物って事をみなさんは知っていましたか?こしあんが「おはぎ」で、粒あんが「ぼたもち」、なのでは?米粒が残っているのが「おはぎ」で、完全に餅になっているのが「ぼたもち」、なのでは?と思っていた人もいますよね。しかし、実は違うのは食べる時期だけなのです。ぼたもちは「牡丹餅(ぼたんもち)」と書き、牡丹の花が咲く春のお彼岸に食べます。一方おはぎは萩の季節、秋のお彼岸に食べるものだそうです。明日は「ぼたもち」を供えて、ご先祖さまに感謝していただきましょう。


3月17日(金)


 本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 たっぷりベーコンフライ

 春雨風サラダ

 金平ごぼう

 オレンジ



 今日は「金平ごぼう」のごぼうについてお話します。ごぼうは、今から千年以上も前に、薬草として中国から伝わりました。それから日本では、風味と歯ざわりを楽しみながら食べられるようになりました。しかし実は、根の部分を食用として栽培し利用しているのは、世界中でも日本と韓国だけだそうです。欧米では若葉をサラダとして食べるくらいなので、戦争中に日本でごぼうを食卓に出されたアメリカ人は「木の根を食べさせられるのは虐待だ」と裁判になったほどだそうです。しかしごぼうは、体を温め、解毒、解熱、発汗、利尿に良い野菜です。また、豊富に含まれている食物繊維には、腸の働きを刺激して、腸内の善玉菌の発育を助ける作用もあります。みなさん、すすんで食べましょう。


2023年3月16日木曜日

3月16日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と白菜の味噌汁

 ソースメンチカツ

 ブロッコリー入りポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 大根とひじきの炒り煮

 エビと大豆のチリソース煮



 今日は「味噌汁」に入っている豆腐についてお話します。豆腐は、大豆を煮てすり潰して出来た豆乳ににがりを加えて固めたものです。にがりとは海水から塩を取り出したあとに残る液体のことを言い、塩化マグネシウムを豊富に含みます。そのため、にがりの入った豆腐には多くのマグネシウムが含まれています。マグネシウムは精神を安定させる成分が含まれているので、不足すると神経が興奮しやすく、イライラしたり、疲れやすくなってしまいます。豆腐の他にも、ひじきやワカメなどの海藻類、あさりなどの貝類、バナナやピーナッツにもマグネシウムは多く含まれています。疲れた時には積極的に取るようにしましょう。


3月15日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 ホイコーロー

 かにクリーミーコロッケ  ケチャップ添え

 切干大根の中華サラダ

 フルーツ杏仁



 今日は「ホイコーロー」に入っている「ネギ」についてお話しします。ネギには青ネギと白ネギがあるのですが、今日の炒め物のように肉と一緒に炒めたりするときは、炒めると甘みが増す白ネギが使われます。また、ネギには匂いの素である「アリシン」という成分が含まれています。アリシンは疲労の原因物質である乳酸を分解するため疲労回復の作用や、血行を良くし身体を温める働きがあります。そのアリシンは青ネギよりも白ネギの方が多く含まれているのが特徴です。また、ネギには免疫力を高めるカロテンやビタミンC、抗菌・抗ウィルス作用のあるネギオールという成分が含まれています。このようなネギの栄養を十分に摂るには、栄養価が高い冬から春にかけての時期がおすすめです。



2023年3月14日火曜日

3月14日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 麩と法連草のすまし汁

 鯖の味噌煮

 豚肉と茎ワカメの金平

 キャベツと豆のサラダ

 二色なます



 今日は「二色なます」についてお話します。なますとは新鮮な生の魚介類や野菜類を細かく切って、二杯酢や甘酢、酢味噌などの酢で和えた料理のことを言い、「生(なま)」の材料を「酢(す)」で調味したことから名づけられたそうです。歴史は古く、奈良時代の『万葉集』に酢料理の「なます」を詠んだ歌があるそうです。給食では生の魚介類や野菜は使用できないため、大根と人参をゆでてから調理しています。色が紅白でめでたいことから、正月や結婚式などのお祝いで出されることが多い料理です。またお酢には食欲を増進させてくれる作用があり、疲労物質の乳酸を分解して、疲労回復の効果を発揮します。みなさんも積極的に酢の物を食べるようにしましょう。


2023年3月13日月曜日

3月13日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 なめこと大根の味噌汁

 肉じゃがコロッケ

 キャベツのペペロンチーノソテー

 さつま揚げの炒め煮

 小松菜の白和え



 今日は「キャベツのペペロンチーノソテー」のペペロンチーノについてお話します。「ペペロンチーノ」の正式名称は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」と言い、イタリア語で「アーリオ」はニンニク、「オーリオ」はオリーブオイル、「ペペロンチーノ」は唐辛子のことを意味しています。イタリアの中南部では、年に1度「唐辛子祭」が行われるほど唐辛子を愛している地域だそうです。日本ではスパゲティーとして馴染みがありますが、本場イタリアでは簡単な材料で簡単に作れるため、レストランのメニューにはないそうです。日本の「卵かけご飯」のような身近な料理だそうです。今日はキャベツとカリフラワーと玉ねぎとツナをペペロンチーノ風に炒めました。みなさん残さず食べましょう。


2023年3月9日木曜日

3月9日(木)

 


本日の給食はリクエスト献立です

<献立>

 キーマカレー

 プレーンオムレツ

 北海道カップグラタン

 海藻サラダ   1食用青じそドレッシング

 キャベツとハムのソテー

 お米のムース

 ナン



 3年生のみなさんは中学校の給食も今日で終わりです。みなさんは毎日バランスのよい食事を心がけるようになったでしょうか?「バランスの良い食事」と一言で言っても難しいですよね。色々なバランスがありますが、今日は、新しい学年に上がる前に、みなさんに覚えていてほしい食事のポイントを2つお話しします。まずは「出来上がった料理の色をみて、5色すべてを食べよう!」です。5色とは、赤・黄・緑・白・黒を示し、それぞれの見た目の色で決め、自分の判断でいいのです。例えばきゅうりは外側の皮の色で緑と判断しても、中身の色で白色としてもいいのです。この5つの色が食卓に並べば必然的に栄養バランスも良くなります。そして2つめは「食べすぎない!食べなさすぎない!」です。いくら5色バランスよく食べていても、量のバランスが取れていなければ意味がありません。もちろん1日3食かかさずとることは大切です。そしてその1食1食の量にも意識してみましょう。昼食でお腹がいっぱいになるように、朝食でも同じくらいの量が取れると最高です。夕食は食べ過ぎず、夜中の間食もできるだけ控えるようにしましょう。みなさんの「からだ」は、「食べたもの」によって作られています。これからも「食べる」ということを大切にしていきましょう。



2023年3月8日水曜日

3月8日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 厚切りハムカツ

 がんもと三角こんにゃくの煮物

 シェルマカロニサラダ

 法連草ソテー



 今日は「ポタージュスープ」についてお話します。「ポタージュ」とは、フランス語でブイヨンスープ全般を指します。フランス語の「pot(ポット)」には「鍋」という意味があり、「収集する」という意味の「-age(エージーイー)」を組み合わせて「potage(ポタージュ)」となるのです。語源は鍋で食材を煮込んでブイヨンを作ったことに由来します。そのため、フランスではコンソメやヴィシソワーズ、ブイヤベース、ポトフなどはすべてポタージュに分類されます。しかし、日本では食材をミキサーにかけたとろみのあるスープのことを「ポタージュスープ」と呼びますが、フランス語では「スープスープ」という意味になり、間違った使い方となるようです。日本で親しまれているポタージュは、玉ねぎをベースにさまざまな野菜を加えて煮込み、ミキサーにかけてとろとろのスープに仕上げます。今日は、玉ねぎやじゃが芋を使ったスープです。みなさん味わって食べましょう。


3月7日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 醤油野菜ラーメンスープ

 揚げギョウザ

 ラーメン  コーン

 小松菜のツナゴマ和え

 厚焼き玉子



 今日は東陽中学校のみなさんからのリクエスト献立です。また、今年度最後のラーメン献立です。11月と2月は塩味、1月は味噌味を提供してきました。そして今月は醤油味を提供します。ご当地ラーメンは全国に数多くありますが、福井県には「敦賀ラーメン」があるのをみなさんは知っていますか?もともと敦賀は日本海に面した港として栄えており、明治15年に全国で5番目に鉄道が建設されました。そして昭和28年頃、敦賀市に初めてラーメン屋台が開店しました。スープは豚骨や鶏ガラがベースの醤油味で、あっさりしたものからパンチのきいたものまでお店によって味の幅が広いのが特徴です。50年たった今も午後8時から深夜2時頃まで敦賀の駅前には何軒かの屋台が並んでいるそうです。今日は炒めた野菜に醤油味のスープを入れてコクを出しました。副食箱の麺とコーンを入れて食べましょう。


2023年3月6日月曜日

3月6日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ

 マカロニナポリタン

 平インゲンのサラダ

 カリフラワーのかつお和え

 お祝いクレープ



 今日は「ポトフ風スープ」のポトフについてお話します。ポトフはフランスの家庭料理のひとつであり、「火にかけた鍋」という意味で、肉と野菜を1つの鍋で煮込んだシンプルな料理です。よく煮込みことで、たくさんの量の野菜を食べることが出来ます。また、コンソメで味付けをしてあり、コンソメとは、もともとフランス料理の澄んだ琥珀色(こはくいろ)をしたスープのことを言います。フランス語で「完成された」という意味があるそうで、どんな食材にも合い、煮込めば煮込むほどコクがでます。今日のポトフはウインナー・じゃがいも・玉ねぎ・にんじんが入っています。みなさん味わって残さず食べましょう。


2023年3月3日金曜日

3月3日(金)

 


本日の給食はひなまつり献立です

また福井産給食推進事業で県産の食材「さわら・豚肉・打ち豆」を使用しています

<献立>

 福井産ポークと打ち豆入り豚汁

 県産さわらの西京焼き

 塩焼きそば

 手作りうの花

 菜の花の菜種和え

 ひなあられ



 今日3月3日はひな祭りです。女の子の成長や幸福を願う行事で「桃の節句」とも言います。女の子のいる家庭ではひな人形を飾り、桃の花やひなあられ、菱餅、白酒などを一緒に飾っているのではないでしょうか。ひな祭りの縁起の良い食材として、ハマグリとヨモギがあります。ハマグリは女の子の美徳と貞操(ていそう)を意味します。またヨモギは薬としての効果があり、ひし餅の緑に使われます。では、ひな壇に飾られる「菱餅(ひしもち)」はなぜ3色なのでしょうか?  実は一番上のピンクは「桃の花」を表しています。真ん中の白は「雪」、そして一番下の緑は「草木」を表しているそうです。3月はまだ雪が残る季節ですが、桜が咲き始め、雪の間から新しい草木が育つ時期でもあり、その情緒を表現している春らしい食材です。その菱餅を小さく砕いて、持ち運びができるように作られたのが「ひなあられ」だといわれています。 関東地方のひなあられは小粒で甘く、関西地方は丸くて甘じょっぱいものが売られているそうです。みなさんも色々なひなあられを探してみてくださいね。


 

2023年3月2日木曜日

3月2日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 さつま芋とさつま揚げの味噌汁

 鶏肉の唐揚げ(カレー味)

 ブロッコリーと切干大根のサラダ

 ひじきと大豆の五目煮

 法連草と白菜の海苔和え




 今日は「法連草と白菜の海苔和え」の「のり」についてお話します。「のり」はおにぎりやのり巻きなど、私たち日本人には昔から馴染み深い食材であり、毎日何気なく食べていますが、実は多くの栄養素が含まれているのをみなさんは知っていますか。特に多く含まれるのが食物繊維です。海苔の食物繊維は野菜に含まれる食物繊維と違い柔らかく、胃壁や腸壁を傷つけることなく穏やかな整腸作用を促してくれます。その他にもビタミンCやビタミンB1・B2、カルシウムや鉄分が含まれています。海苔には「焼き海苔」や「味付け海苔」「韓国のり」などいろいろな種類があります。「焼き海苔」は低カロリーで低糖質ですが、「味付けのり」は醤油や砂糖で味付けされているので、糖質量が高く、「韓国のり」はゴマ油や塩で味付けされているので糖質だけではなく、脂質や塩分が多いのが特徴です。そのため1回に食べる量に気を付けることが大切です。今日は「焼き海苔」を刻んで、法連草や白菜と人参と一緒に和えました。 みなさん残さず食べましょう。


2023年3月1日水曜日

3月1日(水)

 


本日の給食は青森県の郷土料理です

<献立>

 生姜みそおでん

 野菜コロッケ   1食用中濃ソース

 コールスローサラダ

 バラ焼き

 りんご



 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は青森県にまつわる料理を献立にしてみました。青森市周辺では、おでんにすりおろした生姜入りの味噌だれをかけて食べるそうです。この食べ方が生まれたのは、戦後の闇市の屋台で、当時極寒の真冬にお客さんの身体を少しでも温めようと、屋台のおかみさんがおでんに生姜入り味噌をかけて出したのが始まりと言われています。またみなさんは「バラ焼き」という料理を知っていますか?青森県のB級グルメとして有名になったのですが、元々は三沢市が発祥の地です。三沢市には太平洋戦争後に米軍基地が建設され、その時に全国から多くの建設作業員が移り住みました。その作業員たちの胃袋を満たすため、基地周辺で安く仕入れることができた牛のバラ肉を使った「バラ焼き」が発案されたそうです。今日は「生姜みそ味のおでん」や豚バラ肉と玉ねぎを炒めた「バラ焼き」や、全国生産量の61%を占めている「りんご」を用意しました。みなさん残さず食べましょう。