2022年4月28日木曜日

4月28日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 チキンカレー

 プレーンオムレツ

 コールスローサラダ

 ブロッコリーツナソテー

 フルーツカクテル



 今日はみなさんが大好きなカレーについてお話します。カレーは1皿で、炭水化物、タンパク質、ビタミンなど豊富な栄養素が、バランスよく含まれています。その上、カレーに含まれるスパイスには脂肪燃焼や血行促進などの効果もあります。辛いカレーを食べると、どうしても水分が欲しくなりますよね。多くの人は水を飲むと思います。しかし実は、水には辛さを和らげる効果は全くありません。むしろ辛さを広げてしまい、消化を抑制してしまいます。実は、辛さを和らげるのに最適な飲み物は、乳性飲料なのです。そのためカレー発祥の地であるインドでは、ラッシーやチャイという乳製品が入った飲み物が定番となっています。私たちの毎日飲んでいる牛乳は、カレーとはとても合い、栄養バランスも良くなるので、カレーを食べて汗をかいて、牛乳を飲んで胃をスッキリさせましょう。


2022年4月27日水曜日

4月27日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 手作り白身フライ  1食用中濃ソース

 ナポリタンスパゲティ

 ひじきの五目煮

 チンゲン菜の彩り和え

 お米のムース


 今日は「ひじきの五目煮」のひじきについてお話します。みなさんは、ひじきという字を漢字で書けますか?あまり見たことがないですよね。実は鹿(しか)の尾っぽの菜と書いて「鹿尾菜(ひじき)」と呼びます。見た目が鹿の黒くて短いしっぽに似ているところから名付けられたそうです。ひじきの栄養で最も注目したいのは、他の海藻に比べて多く含まれる鉄分です。鉄分は吸収されにくく、不足すると貧血の原因になるので、意識して採っていきたい栄養素です。また、他の食品と比べてみても、100gあたり、鉄分はレバーの約6倍、カルシウムは牛乳の約12倍も含んでいます。ひじきは今日の献立のように煮物で食べることが多いですが、ドレッシングと和えてサラダにしたり、ご飯に混ぜてお寿司にしたりして、食べるのもいいですね。 みなさん、残さず食べましょう。



4月26日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 ハンバーグ ホワイトソースかけ  法連草ソテー

 ジャーマンポテト風炒め

 ごぼうサラダ

 がんもの煮物



 今日は「がんもの煮物」のがんもについてお話します。がんもはがんもどき(雁擬き)を略した言葉で、豆腐の加工品のひとつです。もともとは精進料理で肉の代用品として作られました。最も知られている名前の由来は、雁(がん)という鳥の肉に味を似せたとされることから「がんもどき」と呼ばれるようになったという説です。他にも、がんもどきの中に安物の昆布を代用したら、丸めた形の表面に糸昆布が現れて、その様子は雁が飛んでいるかのように見えたため、名付けられたという説があります。「がんもどき」は主に東京などの関東方面の呼び名であり、大阪や京都などの関西では「ひりょうず」や「ひろうす」と呼ばれているそうです。今日はたっぷりのおだしでおいしく炊いてあります。みなさん残さず食べましょう。


2022年4月26日火曜日

4月25日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩とワカメの味噌汁

 エビグラタンフライ  1食用中濃ソース

 塩焼きそば

 大豆サラダ

 竹の子のおかか煮



 みなさんは「歯っぴー給食の日」を知っていますか?普段意識していないと家庭でも不足しがちなカルシウムを給食で積極的に食べようという日です。福井県の小中学校で月に1日はカルシウムを意識してみようということで、「歯っぴー献立」が出来ました。カルシウムは成長期であるみなさんにとっては大切な栄養素です。カルシウムを多く含む食べ物といったら、乳製品・小魚・海藻類・大豆製品と色々あり、今日の献立では豆腐やチーズに多く含まれています。しかし、実はそれだけを食べていてもみなさんの骨は強くなりません。丈夫な歯を作るには、歯の土台の材料になる、肉や魚、豆腐などの良質なたんぱく質が必要です。また、歯の中で一番固い成分であるエナメル質を作るには、にんじんやほうれん草などに多く含まれるビタミンAや、菜の花やブロッコリーなどに含まれるビタミンCも必要です。このような食材をよく噛んで食べることで体の中に効率よく取り込むことができます。みなさんも強い歯を作るために、色んな食材をバランスよく残さず食べましょう。



4月22日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 ソースメンチカツ

 海藻サラダ

 手作りうの花

 ナタデココフルーツ



 今日は「手作りうの花」のうの花という料理についてお話しします。実はうの花とは「おから」のことを言うのですが、「おから」は空っぽのように聞こえるため、昔の人は縁起が悪いと考え、見た目が白くて小さく春に咲く「うのはな」に似ているため、この名前が付けられたそうです。うの花は大豆からできた豆乳の搾りかすですが、大豆の良質たんぱく質やカルシウムがそのまま残っており、さらに豆乳や豆腐にはない食物繊維が豊富に含まれています。みなさん残さず食べましょう。



4月20日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉と野菜の味噌炒め

 揚げギョウザ

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 黄桃缶詰


 今日は「大豆とレンコンのゴマ炒め」に入っている大豆についてお話します。 大豆はたんぱく質・脂質を含む量が他の作物より多く、肉類に近いことから「畑の肉」と呼ばれています。良質のたんぱく質は消化吸収が良く、脂質は植物性脂肪の「リノール酸」を多く含んでいます。リノール酸は血管壁に付着するコレステロールを取り除く作用をもっている大切な脂肪酸です。また、イライラを抑える効果があるカルシウムや、貧血を予防するために必要な鉄分などが豊富に含まれています。みなさんも色々な大豆製品を食べて、大豆の栄養パワーをもっと取り入れていきましょう。

2022年4月19日火曜日

4月19日(火)


 

本日の給食です

<献立> 

 かきたますまし汁

 鯖の味噌煮   白ネギの煮物

 マカロニミートソース炒め

 法連草と切干大根の和え物

 大学いも


 みなさんは「アイアンの日」を知っていますか?アイアンとは和訳して「鉄」という意味です。 給食で鉄分たっぷりの献立を提供しようということで、月に1度この日ができました。中学生男子は1日に8g、女子は7から10gは摂取しましょうと言われています。鉄分が不足すると、貧血をはじめ、脳や消化器官などに異常がでてきます。主に鉄分を多く含む食品は、鯖やさわらなどの青魚、ワカメやひじきなどの海藻類、小松菜やほうれん草などの青菜類、油揚げや高野豆腐などの大豆製品があります。これから、毎月1度「アイアンメニュー」を提供していきますので、みなさんも鉄分の多い食材をさがしてみましょう。


 

2022年4月18日月曜日

4月18日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 なめこと小松菜の味噌汁

 肉じゃがコロッケ   1食用中濃ソース

 焼き豆腐と大根の田楽

 金平ごぼう

 カリフラワーのかつお和え


 今日は「焼き豆腐と大根の田楽」の田楽についてお話します。みなさんはなぜ「田楽」というのか知っていますか?時代は平安から鎌倉時代にまでさかのぼります。その頃、農村では田植えや祭りなどの時に、田んぼで太鼓に合わせて踊る風習がありました。これらを「田楽踊り」と呼んでおり、田楽法師は白い袴(はかま)をはき、その上に色のついた上着をはおり、単に踊るだけではなく、竹馬のような一本棒にのってピョンピョンはねて踊っていたそうです。ちょうどこの田楽法師の衣裳と、白い豆腐に色の付いた味噌をつけて食べる串焼きが、そっくりなところから、人々は豆腐の串焼きのことをいつしか「田楽豆腐」、略して「田楽」と呼ぶようになったそうです。今日は焼き豆腐と大根に甘めの味噌を添えました。残さず食べましょう。


4月15日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 鶏肉の照り焼き  マカロニソテー添え

 新じゃがの揚げ煮

 キャベツとエビのサラダ

 蒸しシュウマイ


 今日は「じゃがいも」の中でも今の時期しかとれない新じゃがについてお話します。もともとは、その産地でその年の最初にとれた新物のじゃがいもを「新じゃが」と呼んでいましたが、3~5月頃に九州などから出荷される早出しの小粒な じゃがいもをすべて「新じゃが」と呼ぶようになりました。じゃがいもに多く含まれるビタミンCはでんぷんに包まれているため、熱に強いのが大きな特徴です。青野菜に比べると、一度にたくさんの量を食べることができます。また、新じゃがは収穫直後に出回るので、普通のじゃがいもに比べると小粒で皮が薄く柔らかく、水分が多く甘味があります。ビタミンCもりんごのおよそ8倍もあると言われています。今の時期にしか食べることができない新じゃがをみなさんも残さず食べましょう。


4月14日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 手作りソーストンカツ

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 小松菜の煮浸し

 もやしのゆかり和え


 今日は「小松菜の煮浸し」の小松菜についてお話します。小松菜は緑黄色野菜の1つでもあり、栄養成分は法連草に似ています。しかし、カルシウムは法連草の約5倍も含んでおり、非常に多いのが特徴です。また法連草と同じくらい含まれているカロテンやビタミンCは風邪の予防や美肌効果に最適です。カルシウムは、ビタミンDを多く含む「しらす」や「かつお節」、「卵」、「ゴマ」などと一緒に摂ると吸収が良くなるそうです。また、これらの栄養素は水に溶けやすいので、今日の煮浸しだと煮汁まで残さず食べたることがおすすめです。みなさん、残さず食べましょう。


2022年4月14日木曜日

4月13日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 あじの照り焼き   さつま芋の天ぷら

 ビーフンの五目炒め

 菜の花とキャベツの磯部和え

 オレンジ


 今日は春野菜の1つである「菜の花」についてお話します。菜の花はビタミンC、カロテン、カルシウム、食物繊維をたっぷり含む緑黄色野菜です。もともと菜の花は、油を取る目的で栽培されていましたが、明治時代以降は食用としても作られるようになったそうです。独特のほろ苦さがありますが、抵抗力を高める効果や美肌効果があります。また、菜の花に含まれるビタミンCはホウレン草の3倍以上、β―カロテンはピーマンの5倍もあります。鉄分も豊富に含まれているので、貧血気味の人は積極的に食べたい食材の1つです。今日はキャベツと人参を刻みのりと一緒に和えてあります。みなさん残さず食べましょう。


2022年4月12日火曜日

4月12日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 コンソメスープ

 鶏肉の唐揚げ

 北海道カップグラタン

 切干大根の旨煮

 法連草と白菜のゴマ和え



 今日は「切干大根の旨煮」の切干大根についてお話します。切干大根は、生の大根を細かく切り、寒い時期に一昼夜(いっちゅうや)外で自然乾燥させたものです。かつて切干大根は、日本の冬の食卓になくては ならない食品でした。生の大根1本は約500~600gありますが、それを天日干し(てんぴぼし)すると、およそ1/10の50gの切干大根になります。それだけ切干大根には栄養がギュッと凝縮されています。また、骨の形成を助けるカルシウムは牛乳の約4倍と多く、「畑のいりこ」と言われるほどです。うま味成分のグルタミン酸やブドウ糖も含み、ビタミンB1・B2、鉄分、食物繊維も豊富です。このようにたくさんの栄養素を含むため、新鮮な野菜が出回らず栄養不良になりがちな寒い時期には、実にありがたい食べ物だったそうです。外食の多い現代人の私たちにとっても、事情は同じですよね。とくに便秘や体調が良くない人は積極的に食べるようにしましょう。


2022年4月11日月曜日

4月11日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 煮込みハンバーグ  粉ふきいも添え

 青じそとツナのスパゲティ

 大豆とブロッコリーのサラダ

 チキンナゲット

 おにぎり(さけ・昆布) 福井県産いちほまれ使用



 今日は「大豆とブロッコリーのサラダ」のブロッコリーについてお話します。ブロッコリーの原産地は地中海沿岸付近で、キャベツの先祖であるケールという野菜が改良されて出来たものです。イタリアで古くから食用としていたのが始まりで、日本には明治時代初めに伝わってきましたが、一般的には昭和20年頃から食卓に登場するようになりました。ブロッコリーは、レモンの2倍のビタミンCを含み、皮膚や粘膜を保護するカロテンやビタミンAも含んでいます。その他にもカリウム、カルシウム、鉄分、食物繊維など、たくさんの栄養素を含んでいます。茎にも栄養が含まれているので、花の部分だけでなく、茎まで残さずきれいに食べましょう。