2014年12月18日木曜日

12月18日(木)



本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 プレーンオムレツ  もやしのソテー添え
 海藻サラダ
 福神漬け
 りんご


 今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。
 みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。
 新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。

2014年12月17日水曜日

12月17日(水)



本日の給食です
<献立>
 豚汁
 手作り白身フライ  ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 プチベーコングラタン
 じゃがいもの田舎煮
 オレンジ
 クリスマスデザート(チョコレートケーキ)


 今日は冬至(とうじ)についてお話します。
 冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。 毎年12月21~23日頃と言われ、今年は12月22日月曜日がその日にあたります。
 この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。
 かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至かぼちゃ」とよぶ地域も多いそうです。みなさんもかぼちゃを食べて、寒い冬を乗り越えましょう。


2014年12月16日火曜日

12月16日(火)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ(ネギ入り)
 ラーメン ワカメ ゆでもやし
 野菜炒め
 豚串カツ ケチャップ添え
 水菜の白和え


 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか?口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。
 口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。
 もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎや納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。
 

2014年12月15日月曜日

12月15日(月)



本日の給食です
<献立>
 具たくさんコーンスープ
 煮込みハンバーグ  マカロニソテー
 がんもと大根の煮物
 金平ごぼう
 チンゲン菜のゴマ和え


 今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。
 バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。
 マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類。
 これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類をちょっとずつでも食べることが大切なのです。
 みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。

2014年12月12日金曜日

12月12日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 もちっと肉みそフライ  キャベツサラダ添え
 バンサンスー
 南瓜と枝豆がんもの煮物
 パイン缶詰

 今日は「バンサンスー」ついてお話しします。
 みなさんは「バンサンスー」という料理を知っていましたか?「バンサンスー」は中国で食べられている前菜料理の1つで、中国語で「バン」は「混ぜる」,「サン」は「3種類の材料」,「スー」は「千切り」という意味があります。まとめると,「バンサンスー」とは「千切りにした3種類の材料を混ぜ合わせた料理」ということです。
 春雨を使うことが多いのですが、今日は春雨の食感に似たマロニーが入っています。かにカマやワカメと一緒に甘酸っぱく、あっさりと味付けしてあります。
 みなさん、残さず食べましょう。

2014年12月11日木曜日

12月11日(木)



本日の給食です
<献立>
 白菜としめじの味噌汁
 鶏肉の照り焼き  粉ふきいも添え
 大根の炒り煮
 もやしのカレーソテー
 ブロッコリーのピーナッツ和え


 今日は「ブロッコリーのピーナッツ和え」のピーナッツについてお話します。
 ピーナッツは落花生や南京豆とも呼ばれ、栄養豊富な豆類です。みなさんの中では、ピーナッツに対して「カロリーが高くて太る」とか「ニキビが出来やすい」とか「食べ過ぎると鼻血が出る」という悪いイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
 実はこれらは全部間違いなのです。ピーナッツの主な成分が脂肪であることは事実ですが、その脂肪にはオレイン酸というコレステロースを下げてくれる成分や、レシチンという記憶力をアップさせてくれる成分が多く含まれています。また、丈夫な骨を作るマグネシウムやカルシウムも多く、イライラ予防のビタミンB1も含まれています。
 1日30粒までなら適量と言われています。今日は今が旬のブロッコリーに細かく刻んだピーナッツが和えてあります。みなさん残さず食べましょう。

2014年12月10日水曜日

12月10日(水)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめん汁 
 手作りかき揚げ  白身魚の天ぷら
 にゅうめん具材(そうめん・刻みアゲ・ワカメ)
 ひじきと大豆の五目煮 
 ほうれん草と白菜のゴマ和え


 今日は「ほうれん草と白菜のゴマ和え」のほうれん草についてお話します。
 ほうれん草は緑黄色野菜の代表といわれるほど栄養価が高く、とくにカロチンやビタミンC,鉄分を多く含んでいます。カロチンは抗酸化作用があるといわれ、がん予防に効果が期待できるほか、動脈硬化を防ぐ作用もあるとされています。また、カロチンとビタミンCの相乗効果で、肌荒れの防止や風邪予防にも効果があります。
 しかし、ほうれん草には「あく」の成分であるシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸は大量に摂取すると体内でミネラルと結びついて結石とう怖い病気を引き起こす石を作る原因となりますが、茹でると、水に溶け出すので心配ありません。
 ほうれん草は1年中出回っていますが、旬の時期は冬です。冬は寒さの影響で、緑色の濃さが増し、栄養価がグンと高くなります。みなさん、積極的に食べるようにしましょう。
 

2014年12月9日火曜日

12月9日(火)



本日の給食です
<献立>
 なめこと豆腐の味噌汁
 豚肉の生姜炒め
 ポテトサラダ  各クラスマヨネーズボトル付
 丸天煮と水菜の煮浸し
 みかん 1/2個


 今日はこれからの季節、欠かせない果物、みかんについてお話しします。
 みかんはビタミンCが豊富で、1日2個食べるだけで、大人にとって1日に必要なビタミンCを補充することができます。ビタミンCは水洗いすると流失してしまい、熱にも弱いという特性があるのですが、みかんならそのまま食べられるので、ビタミンCも丸ごと摂ることができます。
 みかんに含まれるビタミンCは、毛細血管を丈夫にし、皮膚、骨、歯などの形成を助けてくれます。また、ウイルスや細菌の力を弱める効果もあるため、「みかんを食べると風邪をひきにくくなる」と昔から言われるほどです。
 これからの寒い季節に、みかんを食べる習慣がある私たちにとってはありがたいことですね。 ヘタの部分が小さくて、皮の色が濃いものが甘いと言われています。みなさんも探してみてくださいね。

2014年12月8日月曜日

12月8日(月)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 肉入りコロッケ ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 塩焼きそば
 豆腐ステーキ チリソースかけ
 大根のゆかり和え


 今日は「豆腐ステーキ チリソースかけ」の豆腐についてお話します。
 みなさん知ってのとおり、原料は大豆からできており、栄養成分、効果は大豆とほとんど変わりません。また、生の大豆はあまり消化が良くないのですが、豆腐に加工されることで、吸収率は92~98%と極めて高く、消化されやすくなります。 豆腐は、良質のたんぱく質を含み、ビタミンB1やビタミンE、カルシウムや鉄などのミネラル類も豊富です。豆腐に含まれる大豆たんぱく質の成分で50%を占めるグリシニンには、コレステロールや中性脂肪の血中濃度を下げる効果があります。同じく大豆たんぱく質のレシチンは、血中コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やす効果があり、動脈硬化や脂肪肝の予防にも効果的です。
 このように大豆たんぱく質は私たちにとって大切な栄養素です。それを多く含む豆腐は、今日のように焼いたり、味噌汁に入れたり、揚げたりと、色々な調理法があります。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2014年12月5日金曜日

12月5日(金)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 手作りチキンカツ ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 ちくわとこんにゃくの煮物
 ブロッコリーサラダ
 杏仁みかん


 今日は、食べ物に関することわざをいくつかお話します。昔からの言い伝えやことわざは「なるほど~」と思うことが多いので参考にしてみてください。
 1つ目は「朝茶は七里(しちり)帰っても飲め」ということわざです。これは朝にお茶を飲んでいないことに気づいたら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさいという意味です。お茶は、ビタミンをいっぱい含み、利尿作用、疲労回復、解毒作用もある健康飲料です。また朝に飲むのがいいと言われるのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ましてくれるからです。
 もう一つは、「ナスと男は黒いのがいい」。これはナスも男性も色が黒いほど丈夫という意味です。ピカピカ光る紫色のからだがいかにも健康的な食品というイメージを作りあげているけど、黒いほどいいという根拠はないそうです。栄養面からは、高血圧にいい野菜とされていて、熱を通すと柔らかくなり、食べやすくなります。これに対抗して「米の飯と女は白いほうがいい」なんてことわざもあります。 みなさんも、食べ物の言い伝えやことわざを色々と探してみてはどうでしょうか。

2014年12月4日木曜日

12月4日(木)



本日の給食です
<献立>
 ワンタン中華スープ
 八宝菜
 厚揚げと結び昆布の煮物
 フランクドッグ ケチャップ添え
 ほうれん草のナムル


 今日は昨日に引き続き、風邪の予防や引きはじめには取ってほしい栄養素の1つでもあるビタミンCについてお話します。
 ビタミンCと聞いて、みなさんは何を思い出しますか?きっとレモンを思い出す人が多いのではないでしょうか。しかし実はレモンよりも、同じかんきつ類のグレープフルーツやオレンジの方が多くのビタミンCが含まれているのです。その他ではキウイフルーツや、トマト、ブロッコリーにも豊富に含まれています。
 ビタミンCを食事から大量にとることで、ウイルスや細菌が撃退され、病気に対する抵抗力を高めることができます。また不足すると、血管の壁が出血しやすくなり、肝臓の働きが弱まりコレステロールをため込む体になってしまいます。ストレスでイライラしたときも、ビタミンCを補給することで心を安定させてくれるホルモンが分泌されるので、みなさんも積極的にビタミンCを含む食品をとるようにしましょう。

2014年12月3日水曜日

12月3日(水)



本日の給食です
<献立>
 もやしとえのきの味噌汁
 鶏肉の唐揚げ(カレー味)  キャベツサラダ添え
 大野里芋とイカの煮物
 小松菜のスクランブルエッグ
 グレープフルーツ


 12月に入り寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか? 外に出て遊んだり、運動することも実は予防のひとつなのですよ。それでも風邪を引いてしまった時のために、今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。
 まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類や肉や魚を中心に取るようにしましょう。 そして熱が出てしまった時は、体温が高くなるのでからだの中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープや飲み物でまめに水分補給することが大切です。 また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸しや豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。

2014年12月2日火曜日

12月2日(火)




本日の給食です
<献立>
 ワカメのすまし汁
 メンチカツ ブロッコリー添え  各クラス中濃ソースボトル付
 ナポリタンスパゲティー
 さつま芋サラダ
 大豆の五目煮


 今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べ続けて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。
 4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。
 5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。
 このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんも魚パワーを信じて積極的に食べましょう。

2014年12月1日月曜日

12月1日(月)




本日の給食です
<献立>
 じゃがいもと油揚げの味噌汁
 鯖の塩焼き  チンゲン菜ソテー添え
 レンコンサラダ
 切干大根の旨煮
 ナタデココフルーツ


 今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。 みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか? 働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。
 まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。
 2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。
 3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。今日は今が旬でおいしい「鯖の塩焼き」です。みなさん残さず食べましょう。

2014年11月28日金曜日

11月28日(金)



本日の給食です
<献立>
 まなべ汁
 ぶりの照り焼き  イカげその唐揚げ
 大野里芋の枝豆あんかけ
 地場野菜のオイスター炒め
 根菜炒めなます


 本日の鯖江市産の野菜は、「大根・人参・キャベツ・小松菜・もやし・白ネギ・白菜・かぶ・むき枝豆」、福井県産は「大野の里芋・えのきたけ・するめいか・ぶり・打ち豆」です。
 今日は「地場野菜・学校給食の日」ということで、鯖江市全部の小中学校の給食は、ほとんどの食材が福井県でとれたものを使用しています。普段の給食では食べることのない、「するめいか」や「ぶり」も福井の海でとれたものです。
「枝豆」は、今はとれる時期ではないのですが、農家のみなさんが夏に収穫したものを、皮をむいて冷凍保存して、この日のために保管しておいてくださったそうです。
 また、「根菜炒めなます」は全小中学校の共通献立で、福井の郷土料理として知ってもらうために用意しました。
 「まなべ汁」は、越前鯖江藩主、間部詮勝(まなべあきかつ)が倹約を実践するために食べたと言われる味噌汁です。実際は地場野菜と大豆の粉を使用するのですが、食べやすいように「打ち豆」でアレンジしました。
 普段みなさんが食べている給食は、色んな人たちの手によって作られています。感謝の気持ちを持って、残さず食べましょう。

2014年11月27日木曜日

11月27日(木)



本日の給食です
<献立>
 野菜コンソメスープ
 ハンバーグトマトソース  粉ふきいも添え
 ビーフンのカレー炒め
 ほうれん草の白和え
 バナナ


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・大根」、福井県産は「ほうれん草」です。
 今日は「ほうれん草の白和え」の白和えについてお話しします。白和えとは、何で和えたものを言うのか、みなさんは知っていますか? 実はこの白は豆腐の白を表します。豆腐をゆでたものをつぶし、白ごまや調味料と混ぜ合わせて、ほうれん草などの具材と合わせて作るので、この名前が付いたようです。ビタミン類が豊富なほうれん草や人参と、消化吸収のよい豆腐を合わせることで、大豆と野菜の栄養を気軽においしく食べることが出来ます。
 今日のほうれん草は福井県内で収穫されたものです。みなさん残さず食べましょう。

2014年11月26日水曜日

11月26日(水)



本日の給食です
<献立>
 うどんだし
 えびの天ぷら
 うどん ワカメ 焼きかまぼこ
 枝豆がんもと大根の煮物
 金平ごぼう
 もやしのナムル


 本日の鯖江市産の野菜は、「大根・人参・もやし・白ネギ」です。
 今日はうどんについてお話します。うどんの原料である小麦粉の成分は、約70%はでんぷんです。でんぷんは、栄養素でいうと炭水化物と呼ばれ、体内ではブドウ糖に変わり、体や脳のエネルギー源となります。うどんは他の食べ物に比べて、非常に消化吸収のスピードが速く、即効的にエネルギー源として使われるのが特徴です。そのため、頭の働きを良くして集中力を発揮してくれます。
 また、熱を出して食欲がない時にうどんを食べるのも、消化するのに無駄なエネルギーがかからないので、白血球がウイルスをスムーズにやっつけてくれるため、もっとも適した食べ物なのです。  今日はお椀に温かいだし汁を入れて、うどんやエビの天ぷらなどと一緒に残さず食べましょう。

2014年11月25日火曜日

11月25日(火)




本日の給食です
<献立>
 じゃがいもの味噌汁
 すき焼き風煮
 プチベーコングラタン
 コールスローサラダ
 チキンナゲット  ケチャップ添え


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参」です。
 今日は「すき焼き風煮」の主役の材料である牛肉についてお話しします。牛肉に含まれる「動物性タンパク質」には、体内で作ることのできない8種類の必須アミノ酸がバランスよく含まれています。この必須アミノ酸のうちどれか1つが欠けてしまうと、重大な栄養障害を引き起こしてしまいます。しかし、牛肉のタンパク質にはすべてが含まれており、血管を丈夫にして高血圧の予防にも効果があることも最近の研究で明らかになりました。
 牛肉は調理による栄養分の損失が少なく、消化も良いので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2014年11月21日金曜日

11月20日(木)

 


本日の給食です
<献立>
 地場野菜の豚汁
 さんまの塩焼き  厚焼き玉子
 ジャーマンポテト
 こんにゃくの炒り煮
 カリフラワーのかつお和え


 
 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参」、福井県産は「豚小間」です。
 今の時期が旬である「さんまの塩焼き」は骨がそのまま付いていますが、みなさんは上手に魚を食べることができますか?一般的に焼き魚を食べる時は、頭から尾ひれへ、背から腹へ箸を進めていくと良いと言われています。まず中骨に沿って箸を入れ、上半分の身を食べます。そしてひっくり返さずに、骨を取り除いて、残りの下半分の身を食べるとキレイに出来ます。ひっくり返したほうが食べやすいのですが、マナー違反になるので気を付けましょう。  箸の使い方も大切なので、これを機会にみなさんも骨付きの焼き魚や煮魚に挑戦してみてくださいね。

11月21日(金)



本日の給食です
<献立>
 チキンカレー
 ベーコンポテトバーグ  チンゲン菜ソテー添え
 根菜ひじきサラダ
 春巻き
 福神漬け


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・もやし」です。
 今日は鉄分が豊富な「アイアンの日献立」です。鉄分と聞くと、肉類のレバーや赤身の魚に多く含まれているイメージがありますが、その他にも意外な食材があるので、それを紹介したいと思います。
 まず1つ目は、今日のサラダに使われている「ひじき」です。ひじきには、ほうれん草の約15倍、レバーの約6倍の鉄分が含まれています。しかしひじきだけでは、なかなか身体の中に鉄分を吸収することができません。そこで、鶏肉に含まれるたんぱく質や、野菜に含まれるビタミンCと一緒に食べることで、効率よく摂ることが出来ます。
 そして2つ目は、みなさんの大好きなカレーの中にも鉄分が豊富に含まれているのです。それはカレー粉の成分であり、黄色色素をもつ「ターメリック」というスパイスです。ターメリックは鉄分を多く含むので、別名「ウコン」として肝臓を強化する民間薬として売られています。
 このように色んな食材をバランスよく食べることで、自然と必要な栄養を身体に取り込むことができます。みなさんも毎日の給食を残さず食べましょう。


2014年11月19日水曜日

11月19日(水)



本日の給食です
<献立>
 大根とさつま揚げの味噌汁
 手作りソースカツ  ブロッコリー添え
 南瓜と厚揚げの煮物
 水菜とキャベツのゴマ和え
 グレープフルーツ


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・大根・つまみ菜」です。
 今日19日は「食育の日」ということで、「ふるさと給食献立」でもある「手作りソースカツ」や、「厚揚げの煮物」を用意しました。
 豊かな自然に囲まれた福井県の家庭では、古くから地元の食材をふんだんに取り入れた身体にやさしい食事が作られてきました。また、お寺が多いためか、野菜や豆類を使った精進料理も根づいています。そのおかげで、福井県の子供たちの体力テストや学力テストは、いつもトップレベルです。丈夫な身体を作るためには今の中学校時代に何を食べたかで変わってきます。みなさんも自分で考えながら、食べることと向き合ってみましょう。

2014年11月18日火曜日

11月18日(火)



本日の給食です
<献立>
 のっぺい汁
 鶏肉と野菜の味噌炒め
 大学いも
 大根とちりめんの和風サラダ
 肉団子のケチャップ煮


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・もやし・さつま芋・かぶ」です。
 今日は「のっぺい汁」についてお話しします。 のっぺい汁は全国に分布する郷土料理のひとつで、地方によりいくつかの呼び名があります。その中でも、奈良県のものが一番古い歴史があり、今から850年以上前に、お寺の宿で残り物の野菜の皮やへたを炒めて味付けし、くず粉でとろみをつけて煮込んだ質素な汁物から生まれたそうです。
 正月やお盆の時に作られることが多く、全国共通しているのは、味噌を使わないすまし汁であることと、汁を残さず食べる目的でとろみをつけることです。なので、西日本の「のっぺい汁」には鶏肉が使われ、東日本のは鮭やいくらが使われるそうです。今では、各地に応じて様々変化していき、それぞれの土地の郷土料理になったようですね。

2014年11月17日月曜日

11月17日(月)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 野菜コロッケ  キャベツサラダ添え
 青じそとツナのスパゲティ―
 丸天煮と白菜の煮浸し
 みかん缶詰


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参」です。
 今日は「青じそとツナのスパゲティー」の青じそについてお話しします。青じそは別名「大葉」ともいい、平安時代に中国から伝わった歴史の古い野菜です。青じそはビタミンやミネラルを多く含み、香り成分との相乗効果で、古くから薬としても用いられてきました。例えば、アレルギーの症状を抑えたり、ガンを予防したり、貧血予防にも効果があると言われています。
 一度にたくさんの量は食べることが出来ませんが、今日のようなスパゲティーに合わせたり、肉や魚にふりかけて焼いたりすると、風味が出るのでみなさんも残さず食べましょう。

2014年11月14日金曜日

11月14日(金)



本日の給食です
<献立>
 さつま汁
 おでん3種類(大根・がんもどき・ちくわ)
 マカロニミートソース炒め
 俵コロッケ (写真はバターコロッケ)
 水菜のゴマ和え


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・水菜・さつま芋」です。
 今日はカルシウム豊富な「歯ッピーの日献立」です。魚や乳製品以外にもカルシウムを多く含む食材はたくさんあるので、いくつか紹介したいと思います。
 まず1つ目は、ゴマ和えに使われている「水菜」です。意外にも水菜は菜っ葉類の中ではトップクラスで、小松菜やほうれん草に比べても多く含みます。
 また2つ目として、「ゴマ」にもカルシウムが含まれています。なので今日のような「水菜のゴマ和え」はカルシウムをたくさん摂るにはおすすめの献立です。
 そして3つ目は、おでんの具材でもある「がんもどき」です。大豆製品はカルシウムを多く含む上に、吸収率も良く、骨のカルシウム量の減少を抑えてくれるイソフラボンという成分も含んでいます。
 このような食材と一緒に、魚や乳製品をすすんで食べることで、丈夫な体が作られていきます。みなさん残さず食べましょう。

2014年11月13日木曜日

11月13日(木)




本日の給食です
<献立>
 具たくさんコーンスープ
 鶏肉のスパイス焼き  もやしのソテー添え
 車麩と揚げナスの煮付け
 ごぼうサラダ
 オレンジ


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・もやし」です。
 今日は今までお話した免疫力をアップしてくれる食材以外の、変わった食材をいくつか紹介します。この中にはみなさんが苦手なものや食べた事がないものがあるかも知れませんが、いずれかは口にすると良い食材ばかりなので、覚えておいてくださいね。
 まずは、「最強の野菜」と言われる、ニンニク、ニラ、らっきょうです。これらはみんなネギ類に分類され、イオウ化合物という強い刺激臭が免疫力を高めてくれます。海外では毎日ニンニクを丸ごと1個食べる事をすすめている国もあるそうです。
 その他には、ショウガ、青じそなどの香味野菜や、バジル、ローズマリーなどのハーブ類は、少量使うだけで料理に風味を加えておいしさを増し、免疫力を高め、抗酸化力を発揮してくれます。
 このように、免疫力をアップしてくれる食材は私たちの周りにたくさんあります。 その事を意識しながら食べることで、体自身も良いものを選んで吸収してくれるので、みなさんもバランスよく食べていきましょう。

2014年11月12日水曜日

11月12日(水)




本日の給食です
<献立>
 にゅうめん汁
 白身魚の磯部天ぷら  さつま芋の天ぷら
 そうめん ワカメ 刻みアゲ煮
 根菜の炒り煮
 小松菜と白菜の和え物


 本日の鯖江市産の野菜は、「大根・人参・白ネギ・小松菜・さつま芋」です。
 今日は免疫力アップの食材でもある「野菜類」についてお話します。野菜をたくさん食べる人は健康で、ガンにもかかりにくいということをみなさんは知っていますか?その野菜の中でも、よく耳にするのは、ほうれん草や人参、トマトなどの色鮮やかな緑黄色野菜です。
 それに比べて、キャベツや大根、玉ねぎなどの色の薄い淡色野菜は脇役的存在です。しかし最近、淡色野菜に多く含まれているイオウ化合物には、免疫力をアップさせて、生活習慣病などの怖い病気の予防に効果があることが発見されました。野菜の種類によっては緑黄色野菜を上回る良い働きがあるそうです。 淡色野菜も緑黄色野菜と同じくらい大切な効果があるので、すすんでたくさん食べましょう。

2014年11月11日火曜日

11月11日(火)



本日の給食です
<献立>
 もやしとえのきの味噌汁
 メンチカツ  アスパラソテー添え  各クラス中濃ソースボトル付
 揚げ出し豆腐 おろしあんかけ
 レンコンの金平
 ひじきサラダ


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・もやし・白ネギ」、福井県産は「えのきたけ」です。
 今日は免疫力アップの食材でもある「ネバネバ食品」についてお話します。みなさんはネバネバ食品といったら、何を思いだしますか?
 納豆、なめこ、オクラ、モロヘイヤなどがありますよね。実はネバネバする成分そのものに免疫力を強くする作用があります。 例えば納豆は、納豆菌の発酵によって大豆に含まれる成分がパワーアップし、大豆そのものより栄養成分が消化吸収されやすい形になります。そしてネバネバする成分は血液をサラサラにしてくれて、腸内環境を整えて免疫力を高めます。これからの寒い季節は、なめこの味噌汁や、納豆などのネバネバ食品を積極的に食べていきましょう。

2014年11月10日月曜日

11月10日(月)



本日の給食です
<献立>
 ワカメスープ
 肉団子の甘酢煮
 三角いなりと大根の煮物
 ブロッコリーサラダ
 ナタデココパイン


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・大根・白ネギ」です。
 今日は先週に引き続き「免疫力アップする食材」についてお話しします。みなさんは毎日、牛乳以外の乳製品を積極的にとっていますか?実はヨーグルトやチーズといった乳製品に含まれている乳酸菌は免疫力をアップしてくれるのです。よくヨーグルトのテレビコマーシャルで、ビフィズス菌やヤクルト菌という言葉を耳にしませんか? これらは乳酸菌の種類で、「腸内で良いことをしてくれる生きた菌」、つまり善玉菌と呼ばれています。
 私たちの免疫システムは腸の近くに集まっています。ビフィズス菌を初めとする乳酸菌は、そこで悪い菌から守ってくれます。肉食中心に偏った食生活を続けていると、分解・吸収しきれないたんぱく質が大腸に送られて、有毒ガスを発生しながら分解され、腸粘膜が傷つき、色々な病気を引き起こしてしまいます。これを守るためにも、乳酸菌が必要なのです。
 市販のヨーグルトには食べるタイプと飲むタイプがありますが、効果は変わりません。また食前の空腹な時よりも食後にとるほうが、乳酸菌が元気に働いてくれるので、みなさんも積極的に取ってみましょう。
 

2014年11月7日金曜日

11月7日(金)



本日の給食です
<献立>
 さつま芋シチュー
 照り焼きハンバーグ  小松菜コーンソテー添え
 春雨風マロニーサラダ
 玉子ロール
 りんご


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・もやし・小松菜・さつま芋」です。
 今日は「免疫力をアップする食材」についてお話します。冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。
 きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2014年11月6日木曜日

11月6日(木)



本日の給食です
<献立>
 キャベツと油揚げの味噌汁
 鯖の南部焼き  インゲンきのこソテー添え
 高野豆腐と結び昆布の煮物
 シェルマカロニサラダ
 ほたて風フライ


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・もやし・白ネギ」です。
 今日は「免疫力低下の原因」についてお話します。みなさんは夜遅くまで起きていたりして、不規則な生活になっていませんか?特に睡眠不足で常に体が疲れている状態だと、大量の活性酸素という悪い酸素が発生して、免疫力を低下させます。また、運動不足や体力の低下も免疫力を低下させます。そして食品添加物がたくさん入ったインスタント食品や、加工したお菓子などの食べ物からくる影響でも免疫力を低下させてしまうのです。
 このようにいくつかの原因がありますが、私たちにとってはどれも当てはまりやすいものばかりです。1番栄養を摂らなければならない成長期に、添加物たっぷりのおかしやハンバーガーばかり食べていては、病気になった時の抵抗力も弱くなります。生活習慣を変えるのは大変な事ですが、健康のために少しずつ意識していく必要があります。来週は免疫力をアップしてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。

2014年11月5日水曜日

11月5日(水)



本日の給食です
<献立>
 切り麩とワカメのすまし汁
 鶏肉の唐揚げ  キャベツのかつお和え添え
 切干大根の旨煮
 さつま芋サラダ
 杏仁みかん


 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・さつま芋・白ネギ」です。
 今日は「免疫力の仕組み」についてお話します。免疫力とは、私たちが自分を守るために本来持っている防衛機能の事をいいます。例えば大気中の細菌やウイルスが、体内に侵入してきた時に、私たちの防衛機能はそれを異物と感知すると同時に、攻撃してくれます。また、ホコリや塵(ちり)を吸ってしまうとくしゃみが出るのも、花粉症で体内に入ろうとする花粉を阻止する為に涙や鼻水が止まらなくなるのも免疫症状なのです。
 こうして体内の異常細胞の発生を細かくキャッチしてくれるおかげで、私たちの体の健康を守ってくれます。今現在、私たちを悩ます病気のほとんどは、免疫の低下や異常から来るものだと言われています。では明日はどういった事が原因で免疫力が低下してしまうのかについてお話します。

2014年11月4日火曜日

11月4日(火)



11月は「食育月間」です。そのため主に鯖江市や福井県内で収穫された食材を毎日使っています。一言コメントの前に紹介しますので味わって食べましょう。 

本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 たっぷりベーコンフライ  ブロッコリー焙煎ゴマドレかけ
 ナポリタンスパゲティー
 がんもと人参の煮物
 ほうれん草のゴマ和え

 本日の鯖江市産の野菜は、「玉ねぎ・人参・じゃが芋」、福井県産は「ほうれん草」です。
 今年もあと2ヶ月を切りました。これからの寒い時期、体調を崩したり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。 また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合と、いつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。
 今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。
① たまに立ちくらみがする。
② 下痢や便秘をしやすい。
③ 人ごみに出ると、のどがイガイガする。
④ 普段イライラしやすい。
さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻、のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。明日は、免疫力とは何かをお話したいと思います。





 
 



2014年10月31日金曜日

10月31日(金)



本日の給食です
<献立>
 なめこと豆腐の味噌汁
 手作りソースカツ  キャベツサラダ添え
 ちくわと三角こんにゃくの煮物
 金平ごぼう
 小松菜のじゃこ和え
 ハロウィンデザート(かぼちゃプリン)


 今日は「なめこの味噌汁」のなめこについてお話しします。
 なめこは主成分のほとんどが水分です。栄養価として注目したいのは、なめこを覆う独特のぬめり成分です。ぬめりの正体はムチンという糖タンパク質で、この成分にはたんぱく質の分解・吸収を良くする働きがあります。そのため胃や肝臓をいたわってくれたり、腸内で糖質を包み込んで吸収を抑え、血糖値の急激な上昇を阻止してくれます。
 また他のキノコ類と同様に食物繊維も多く含まれ、腸をキレイにして、便通を良くする働きもあります。 最近では、ガンの発生や増殖を抑える働きもあることが分かったそうです。
 今日は味噌汁の具材として豆腐と一緒に入っています。みなさん残さず食べましょう。

2014年10月30日木曜日

10月30日(木)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 鶏肉の南部焼き  もやしソテー添え
 ポテトサラダ  各クラスマヨネーズボトル付
 ひじきと大根の煮物
 パイン缶詰


 今日は「鶏肉の南部焼き」の南部焼きについてお話しします。
 肉や魚などに下味をつけ、ゴマを全体にまぶしつけて焼いたものを言います。現在の岩手県と青森県にまたがる南部地方がゴマの名産地であることから、ゴマを用いた料理を「南部~」というようになったそうです。
 ゴマは、ビタミンEやセサミンという優れた栄養素を含んでいるため、日本では昔から、不老長寿の食べ物とされてきました。脳の働きを高め老化防止にも役立つことから、中国では「若返りの薬」といわれたほどです。
 小さな小さな「ゴマ」ですが、栄養がぎゅっとつまっているので、みなさんも上手に食事に取り入れてくださいね。

2014年10月29日水曜日

10月29日(水)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ
 揚げシュウマイ 春巻き
 ラーメン 焼き豚 ワカメ
 白菜の煮浸し 
 大豆のサラダ


 今日は「白菜の煮浸し」の白菜についてお話します。
 白菜の栄養成分は、キャベツと似ていますが、キャベツに比べて甘みが少ない分、カロリーが少ないのが特徴です。しかし、バランスよく各栄養素を含み、白菜1枚中のビタミンCは、みかん1個と同じ量を含んでいます。しかもカルシウムは、牛乳50ml相当もあるそうです。 また食事で大量に摂ってしまった塩分を、体外に排泄してくれるカリウムも多く含んでいます。そのため、白菜には風邪の予防効果や、美肌効果、便秘の改善する効果が期待できます。
 これからの季節、甘みが増して繊維もやわらかくなります。みなさん、すすんで食べるようにしましょう。



2014年10月27日月曜日

10月27日(月)



本日の給食です
<献立>
 根菜のすまし汁
 鯖の味噌煮  白ネギの煮付け添え
 塩焼きそば
 かぼちゃサラダ
 インゲンのゴマ和え


 今日は「白ネギの煮付け」の白ネギについてお話しします。
 ネギには青ネギと白ネギがあるのですが、今日の煮魚の添えなどには、煮ると甘みが増す白ネギが使われます。また、ネギには匂いの素である「アリシン」という成分が含まれています。アリシンは疲労の原因物質である乳酸を分解するため疲労回復の作用や、血行を良くし身体を温める働きがあります。そのアリシンは青ネギよりも白ネギの方が多く含まれているのが特徴です。
 また、ネギには免疫力を高めるカロテンやビタミンC、抗菌・抗ウィルス作用のあるネギオールという成分が含まれています。このようなネギの栄養を十分に摂るには、栄養価が高まるこれからの寒い時期がおすすめです。

2014年10月24日金曜日

10月24日(金)



本日の給食です
<献立>
 ポークカレー
 プレーンオムレツ  もやしウインナーソテー添え
 ブロッコリーサラダ
 福神漬け
 ナタデココフルーツ


 
 今日はストレス解消に効果的な食材である「ポークカレー」に入っている豚肉についてお話しします。
 豚肉は牛肉の約10倍ものビタミンB1を含みます。ビタミンB1は肝臓でブドウ糖をエネルギーに変える時に必要なビタミンです。炭水化物をしっかり食べても、ビタミンB1が不足していてはブドウ糖がエネルギーにならず、疲労物質である乳酸になってしまいます。ストレスが強い時には、ビタミンB1が多く消費されるので、普段から豚肉料理を食べるのはおすすめです。
 また、ビタミンB1の吸収をアップさせてくれるのが、アリシンという物質で、タマネギやニラ、ニンニクなどに多く含まれています。これらと組み合せて食べれば、ビタミンB1の吸収が格段とアップし、疲労回復効果が期待できます。ストレスを感じたときにはすすんで豚肉を食べましょう。

2014年10月23日木曜日

10月23日(木)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 エビグラタンフライ ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 大根と枝豆がんもの煮物
 彩り野菜のトマト煮
 水菜ともやしのゴマ和え


 今日は「水菜」についてお話します。
 今では日本全国で作られている水菜ですが、実は京野菜であり、京都の八百屋で水菜が並びだすと、本格的な冬の始まりを告げたと言われています。
 別名「京菜」とも言われ関西地方の「はりはり鍋」という鯨の肉・水菜のみのシンプルな具材の鍋料理は水菜の繊維質によるしゃきしゃきとした食感から名付けられたそうです。ビタミンA・ビタミンC・カルシウム・カリウム・鉄が多く含まれていて、とても栄養価の高い緑黄色野菜です。
 今日は水菜のしゃきしゃき感を生かすためにもやしと一緒にゴマ和えにしました。皆さん残さず食べましょう。

2014年10月21日火曜日

10月21日(火)




本日の給食です
<献立>
 うどんだし
 手作りかき揚げ うどん ワカメ
 高野豆腐の玉子とじ
 ごぼうサラダ
 小女子の佃煮


 今日は「小女子の佃煮」の小女子(こうなご)についてお話しします。
 小女子とは、イカナゴの稚魚を釜ゆでして天日干ししたものをいいます。イカナゴは極めて栄養価の高い魚で、100gあたりのたんぱく質の量は豚肉と同じくらいあり、しかし脂質は少ないという優れものです。ビタミン・ミネラルも豊富で、カルシウム・リン・鉄分を多く含んでいます。
 また、カルシウムやリンを効率よく吸収するのを助けてくれるビタミンDが豊富に含まれているので、育ち盛りのみなさんにはおすすめな食材です。みなさん、残さず食べましょう。
 

10月20日(月)



本日の給食です
<献立>
 豚汁
 さんまのかば焼き  キャベツサラダ添え
 プチベーコングラタン
 さつま芋のキンピラ
 小松菜の磯部和え


 
 今日は今が旬の「さんま」についてお話しします。
 今の時期は価格も安く、焼くだけでも美味しく食べることができるので、古くから庶民の秋の味覚として親しまれてきました。同時に夏の疲れが残るこの時期に「さんまを食べると元気になる」とも言われています。
 では、サンマには具体的にどんな栄養素が含まれているのでしょうか。まずは、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。EPAには、血液をサラサラにし、血栓を予防する作用があります。またDHAは、脳に良い栄養素として有名ですよね。DHAは脳細胞に行き渡り、脳内の細い血管にも弾力を与え、酸素や栄養素を全体に送ります。さらに、体内の悪玉コレステロールを減らす作用もあります。
 他にも、ビタミンやカルシウム、鉄分なども豊富に含まれているので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2014年10月14日火曜日

10月14日(火)



本日の給食です
<献立>
 豆腐とわかめのすまし汁
 メンチカツ  ブロッコリー添え  各クラス中濃ソースボトル付
 大野里芋と丸天の煮物
 レンコンサラダ
 ウインナーコーンソテー


 今日はメンチカツについてお話します。
 メンチカツの名前の由来は、東京の洋食屋さんが「ミンスミートカツレツ」という商品名で、ひき肉を使用したカツを売り出したのが始まりで、いつのまにか呼びやすいように「メンチカツ」になったそうです。大阪などの関西地方では、人をにらみつけることを「メンチを切る」というので、「メンチカツ」は「メンチに勝つ」といったことを連想するので縁起が悪いということで「ミンチカツ」と呼ばれています。また、関東地方の「メンチカツ」は主な材料は豚肉を使用しますが、関西地方の「ミンチカツ」は主に牛肉を使用するそうです。
 このように普段何気なく食べている料理にも、初めて知ることがたくさんありますね。みなさんも色々探してみましょう。

2014年10月9日木曜日

10月9日(木)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめん汁
 鶏肉の磯部揚げ  キャベツサラダ添え
 そうめん ワカメ 椎茸煮
 じゃがいもの田舎煮
 ほうれん草と白菜のゴマ和え


 今日は奈良県の郷土料理でもある「にゅうめん」についてお話します。
 にゅうめんとは、「煮ためん」が変化した言葉で、ゆでたそうめんと具をしょうゆ味のだしでさっと煮たものを言います。
 そうめんは元々、中国から伝来したもので、奈良県の三輪地方が発祥の地だと言われています。山奥での冬の厳しい寒さと乾燥した気候がそうめん作りに適していたそうです。
 奈良県に観光へ行くと、昼ごはんに名産の柿の葉寿司と一緒ににゅうめんが出てくるお店が多いようです。 今日は温かいおだしに具材を入れて、汁まで残さず食べましょう。

2014年10月8日水曜日

10月8日(水)




本日の給食です
<献立>
 白菜とごぼうの味噌汁
 鯖の塩焼き  小松菜ソテー添え
 高野豆腐と肉団子の煮物
 糸こんにゃくの炒り煮
 グレープフルーツ


 今日は豚肉についてお話しします。
 豚肉は、昔から疲労回復や体力作りに効果的だと言われ、様々な料理に使われてきました。というのも、豚肉にはビタミンB1という栄養分が多く含まれています。ビタミンB1は、筋肉に溜まっていく疲労物質、乳酸を取り除いてくれるため、疲労回復に効果的です。また酵素を助ける働きもあるので、体の機能を正常に整えてくれます。しかもなんと牛肉の約10倍も含まれているのです。
 さらには脳の働きを活発にさせるビタミンB12も豊富に含んでいます。疲れた脳を癒すには最適です。脂っこくて、カロリーの高そうなイメージですが、実は豚肉の脂身にはコレステロールを低下してくれる脂肪が多く含まれているかしこい食材です。
 今日は肉団子や味噌汁の具材として使われています。みなさん、残さず食べましょう。

2014年10月7日火曜日

10月7日(火)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 もちもち肉みそフライ  ブロッコリーソテー添え
 さつま芋サラダ
 ひじきと大豆の五目煮
 イカチリ


 今日は「ポトフ風スープ」のポトフについてお話します。
 ポトフはフランスの家庭料理のひとつであり、「火にかけた鍋」という意味で、肉と野菜を1つの鍋で煮込んだシンプルな料理です。よく煮込みことで、たくさんの量の野菜を食べることが出来ます。
 また、コンソメで味付けをしてあり、コンソメとは、もともとフランス料理の澄んだ琥珀色(こはくいろ)をしたスープのことを言います。フランス語で「完成された」という意味があるそうで、どんな食材にも合い、煮込めば煮込むほどコクがでます。
 今日のポトフは大根・キャベツ・にんじん・玉葱が入っています。みなさん味わって残さず食べましょう。

2014年10月6日月曜日

10月6日(月)



本日の給食です
<献立>
 大根とさつま揚げの味噌汁
 煮込みハンバーグ  フライドポテト添え
 かぼちゃとがんもの煮物
 ツイストマカロニサラダ
 チンゲン菜のナムル


 今日は「味噌汁」に入っているさつま揚げについてお話します。
 さつま揚げは、魚肉のすり身を成型し、油で揚げた魚肉練り製品のことを言います。さつま揚げの「さつま」は現在の鹿児島県西部にあたる薩摩(さつま)地方の事を示し、この地方の名産であるため、主に関東地方で「薩摩(さつま)揚げ」と呼ばれるようになったそうです。なので、産地の鹿児島では「つけ揚げ」と呼ばれているそうです。
 日本各地にも類似した物があり、宮崎県日南(にちなん)市飫肥(おび)地区の飫肥天(おびてん)や、愛媛県南予(なんよ)地方のじゃこ天などが代表的です。
 主に癖のない白身魚のすり身が使用され、他の練製品に比べてカルシウムが多く含まれるのが特徴です。そのまま食べたり、焼いてもおいしいので、みなさんもすすんで食べてみましょう。

2014年10月3日金曜日

10月3日(金)



本日の給食です
<献立>
 じゃが芋と油揚げの味噌汁
 手作りチキンカツ キャベツサラダ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 大根とイカの煮物
 もやしのカレーソテー
 杏仁みかん


 今日は、これからの時期、特においしくなる大根についてお話します。
 みなさんは「大根役者」という言葉は聞いたことがありますよね。では、演技の下手な役者を大根役者というのはナゼでしょう?これにはちゃんとわけがあるのです。
 それは、大根おろし、煮物、汁物と、ダイコンは、どんな料理にしても、身体にとって優しい食べ物なので、食あたりしにくいという事にちなんでいるのだそうです。つまり、演技の下手な役者は、がんばっても当たった試しがないという意味なのです。
 「ダイコンどきの医者いらず」とも言われるように、大根は、デンプン、タンパク質、脂肪の消化を助ける働きがあります。天ぷらや焼き魚におろしダイコンを添えるのもちゃんと理由があるのですね。その他、ガン細胞を抑制するリグニンという繊維を含む優れもの食品です。みなさん残さず食べましょう。

2014年10月1日水曜日

10月1日(水)



本日の給食です
<献立>
 切り麩のすまし汁
 さごしの照焼き  厚焼玉子添え
 揚げ出し豆腐  鶏そぼろあんかけ
 チンゲン菜のソテー
 オレンジ


 今日はチンゲン菜についてお話します。
 中国野菜の中で最もポピュラーな野菜で、ビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。油との相性が良く、今日のような炒め物にするとビタミンの吸収が良くなります。
 また、ゆでることによって細胞内の水分が減り、ビタミンAはさらに多く取ることができるので、スープに入れるのもおすすめです。これらのビタミンは風邪の予防に役立つほか、胸やけや胃のむかつきに効くと言われています。
 春と秋によく収穫され、ビタミン・ミネラルや食物繊維を豊富に含むので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2014年9月30日火曜日

9月30日(火)



本日の給食です
<献立>
 豆腐と油揚げの味噌汁
 すき焼き風煮
 大学いも(鯖江産さつま芋使用)
 ツイストマカロニサラダ
 小松菜のかつお和え


 今日は「大学イモ」についてお話します。
 みなさんは、なぜ「大学イモ」と呼ばれるようになったか知っていますか?
 実は、大正時代に東京の大学生が好んで食べていた為、この名前が付いたといわれています。また、昭和初期に東京大学の学生が学費をかせぐ為に作って売ったのが名前の由来だと言われています。
 大学イモは油で揚げているので、エネルギーが高く、砂糖で絡めているので、糖分も豊富です。おまけに、胡麻には食物繊維やタンパク質なども含まれ、焼きいもと比べると、3倍もの栄養価を取ることができます。そのため、当時の大学生たちは、主食であった芋をより高い栄養価で食べることができたそうです。みなさんも残さず食べましょう。

9月29日(月)




本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 コーンコロッケ  ボイルキャベツ添え 各クラス中濃ソースボトル付
 青しそとツナのスパゲティー
 大野里芋とがんもの煮物
 わかめの酢の物


 今日はこれからの時期が旬の「里芋」についてお話します。
 里芋にはビタミンB1、B2が豊富に含まれており、血管の余分なカルシウムを取り除いてくれます。また、心臓の筋肉の活動を促進させるカリウムは、芋類の中では多く含まれています。
 里芋をむいたときの独特のぬめりは、ムチンという成分によるものです。ムチンは体内でグルクロン酸を作り出して、肝臓や腎臓を丈夫にし、胃や腸の調子を良くしてくれます。
 今日の里芋は大野市で作られたものです。大野の里芋は煮崩れにくく、歯ごたえや粘りが良く、全国的にも有名です。みなさん味わって食べましょう。

2014年9月26日金曜日

9月26日(金)



本日の給食です
<献立>
 麻婆豆腐
 カレーコロッケ  ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 炒り鶏
 マロニーサラダ
 パイン缶詰


 今日は「炒り鶏」についてお話しします。 みなさんは「炒り鶏」という料理を知っていますか? 実は九州北部地方、福岡県の郷土料理であり、「筑前煮」や「がめ煮」とも言われています。元々、「どぶがめ」といわれるスッポンを使用していたのですが、今は鶏肉を使うことが多く、「鶏肉を炒りつけて煮る」ことから「炒り鶏」と言われるようになったそうです。昔から正月料理や祝いの席では欠かせない料理として愛されています。
 地域によって入れる具材は違うのですが、ごぼうは必ず入れるそうです。それは、炒り鶏の発祥の地である福岡市は、鶏肉とごぼうの消費量が全国1位だったこともあるそうです。どの家庭でも「炒り鶏」「がめ煮」を作って食べていたからではないかと考えられています。
 今日の「炒り鶏」にはごぼう・大根・にんじん・インゲンが入っています。みなさん、残さず食べましょう。