2022年10月31日月曜日

10月31日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 かぼちゃコロッケ

 ツイストマカロニサラダ

 チリコンカーン

 ブロッコリーと切干大根のかつお和え

 ガトーショコラ(ハロウィンデザート)



 今日10月31日は「ハロウィン」です。今日は、秋の季節のイベントとして日本でも楽しむようになった「ハロウィン」についてお話します。まずハロウィンとは、古代ヨーロッパのケルト人という民族のための、正月やお盆のような行事が起源といわれています。それが色々と変化してあらゆる国で秋の収穫祭としてお祝いするようになりました。ヨーロッパでは悪霊を追い払うために、カブを怖い顔になるようにくり抜いて、中に火を灯していたそうですが、アメリカに伝わると、その時期に多く収穫される「かぼちゃ」が使われるようになりました。今では子供たちがおばけや魔女の仮装をして「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)などと言って、お菓子をもらうお祭りになりました。今日は「かぼちゃコロッケ」や、みなさんに喜んでもらうためにデザートとして「ガトーショコラ」を用意しました。みなさんも日ごろの食事に感謝して、味わって食べましょう。


2022年10月28日金曜日

10月28日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 麻婆豆腐

 コーンコロッケ   1食用中濃ソース

 大根とさつま揚げの炒り煮

 もやしのナムル

 みかん



 今日は「大根の炒り煮」の大根についてお話します。みなさんは「大根役者」という言葉は聞いたことがありますよね。では、演技の下手な役者を大根役者というのはナゼでしょう?これにはちゃんとわけがあるのです。大根おろし、煮物、汁物と、ダイコンはどんな料理にしても食あたりしないということにちなんでいるのだそうです。つまり、演技の下手な役者は、がんばっても当たった試しがないという意味なのです。「ダイコンどきの医者いらず」とも言われるように、大根は、デンプン、タンパク質、脂肪の消化を助ける働きがあります。天ぷらや焼き魚におろしダイコンを添えるのもちゃんと理由があるのですね。その他、ガン細胞を抑制するリグニンという繊維を含む優れもの食品です。これからの季節は旬の時期を迎え、甘みのあるものが増えてきます。みなさんすすんで大根を食べましょう。


10月27日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 けんちんうどんのだし

 手作りソーストンカツ

 うどん

 ひじき入りうの花

 ほうれん草のゴマ和え



 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主におから・ひじき・法連草に鉄分が豊富に含まれています。みなさんの年齢は男の子、女の子ともに、体の急激な成長により、鉄分が不足しやすくなります。そのために、毎月紹介している鉄分が豊富な食材を摂ることが大切ですが、魚や肉類、菜っ葉類は料理しなければ食べることができないので、今日は手軽にとれるおすすめの食材を紹介します。それは「ドライフルーツ」です。レーズンやプルーンはよくお店で見かけますが、色々な種類があります。その中でも「いちじく」が鉄分補給にはおすすめです。生のいちじくの鉄分量は100gあたり0.3mgほどですが、ドライフルーツになると1.4mgと4倍以上増えるのです。あんずも生に比べると8倍近く増えるので、みなさんも鉄分豊富なドライフルーツに挑戦してみましょう。


10月26日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 豚肉と野菜の味噌炒め

 揚げギョウザ

 乱切レンコンの炒り煮

 大根のゆかり和え



 今日は「豚肉と野菜の味噌炒め」の味噌についてお話します。みなさんは、味噌汁や味噌を使った料理を毎日食べていますか?味噌の主原料である大豆は、良質のたんぱく質を豊富に含み、”畑の肉”といわれています。また、発酵によってアミノ酸やビタミンなどを多量に生成した味噌は、栄養的にさらにすぐれたものになっています。そのため味噌には色々な効果があると言われています。例えば、「医者に金を払うよりも、みそ屋に払え」ということわざがあります。これはみそ汁を食べる頻度が高い人ほど胃ガンによる死亡率が低いと言う事が分かったからです。大豆に含まれる有効成分は、さらに肝臓ガン、乳ガン、大腸ガンなども予防する働きがあり、その他にも整腸作用や疲労回復、美白効果もあるそうです。みなさんも積極的に味噌汁や味噌を使った料理を食べるようにしましょう。


2022年10月25日火曜日

10月25日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 大根とさつま揚げの味噌汁

 いわしの蒲焼き

 地中海野菜のミートソース炒め

 ごぼうのゴマドレサラダ

 厚焼き玉子



 今日は「地中海野菜のミートソース炒め」の地中海野菜についてお話します。みなさんは「地中海」という名前が食べ物はあまり聞きなれませんよね。実は地中海式食事法というものがあり、それはスペインやイタリア、ギリシャなど、地中海に面した国々で行われている伝統的な食生活や食事法のことを言います。自然の収穫物をふんだんに使った低カロリーな食事の内容と、昼食を多めに、朝・夕食を控えめに済ませる食事配分が特徴です。数々の研究によって地中海食の健康効果が認められ、現在ではアメリカや北ヨーロッパ地方の食生活のお手本となっているそうです。地中海食は、採れた野菜を丸々食べるという考え方から、和食と比べて2倍の量の野菜を食べることができると言われています。野菜にはビタミンB群や食物繊維が豊富に含まれており、代謝や脂肪燃焼を促進します。また、地中海食の味付けによく使われるトマトは、20212年に発表された研究により、中性脂肪を燃焼させる効果があることが分かりました。今日のミートソース炒めには、ズッキーニ・なす・赤黄ピーマン・玉ねぎ・鶏肉・トマトが入っています。みなさん残さず食べましょう。


10月24日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とワンタンの中華スープ

 肉団子の酢豚風

 じゃが芋の田舎煮

 塩焼きそば

 黄桃缶詰



 今日の献立の「中華スープ」や「肉団子の酢豚風」といった料理は、一般的に「中華料理」と呼ばれ、日本人に合うようにアレンジされた中国風料理のことをいいます。例えば「八宝菜」という料理がありますが、これは「五目うま煮」という名前で中国でも食べられていますが、これをご飯にかけて丼ぶりにした「中華丼」は日本で生み出された料理です。また、中国で食べられている「餃子(ぎょうざ)」は主に「水餃子」で、普段皆さんが食べている「焼き餃子」は中国の家庭ではあまり食べないそうです。その他にも、「天津飯」や「エビチリ」、「担々麺(たんたんめん)」も日本独自で開発された料理なのです。4000年の長い歴史がある、本場の「中国料理」は気候や風土の違いによって地域ごとに大きな特徴が変わります。宮廷料理が多く北京ダックなどの料理が知られている「北京料理」、小籠包や豚の角煮などが有名な「上海料理」、酢豚やシュウマイが知られる「広東料理」、豆板醤などを使用することが多い「四川料理」の4つに分類されます。みなさんも中国の料理の歴史について調べてみましょう。


10月21日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 照り焼きハンバーグ

 野菜がんもの煮物

 海藻大根サラダ

 オレンジ



 今日は「クリームシチュー」には欠かせない材料である乳製品についてお話します。カルシウムを素早く摂りたいと思った時、真っ先に思い浮かぶのが牛乳ですよね。でも牛乳が苦手な人や、牛乳アレルギーの人は、カルシウムをどう摂ったらいいのか迷うことがありますよね。しかし、カルシウムは、牛乳以外の食材でも意外としっかり摂れるのです。例えば、ヨーグルトやチーズは牛乳と同じ乳製品ですが、チーズには乳糖が少なく、ヨーグルトは乳糖が分解されて少なくなっているため、牛乳でお腹がゴロゴロしてしまう人でも摂りやすい食品なのでおすすめです。骨や歯は一生使うものです。1年生の時にみなさんにお話ししましたが、骨の強さを表す骨密度は18歳頃までにピークとなり、それ以降は増やすことは 難しいと言われています。だから骨密度を高めることができる中学生のうちにしっかりカルシウムを摂っておくことが大事です。 カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDやマグネシウムと一緒に摂ることで吸収率をアップすることは、「歯っぴー献立の日」に説明しましたよね。それに加えて、クエン酸という栄養素には「キレート作用」という働きがあり、カルシウムなどの吸収されにくいミネラルを包み込んで、吸収されやすい状態にしてくれます。今日の献立にはマグネシウムが豊富なワカメやがんもどきと、クエン酸が豊富に含まれているオレンジがあります。乳製品と一緒に残さず食べることが大切なので、みなさんも心がけていきましょう。


2022年10月20日木曜日

10月20日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 さつま汁

 エビグラタンフライ  1食用中濃ソース

 青じそとツナのスパゲティ

 金平ごぼう

 キャベツのゆかり和え



 今日は「さつま汁」に入っているさつま芋についてお話します。さつま芋は、イモ類のなかで食物繊維が最も多く、ジャガイモの約3倍も含まれています。また、便秘解消効果のあるヤラピンや、血圧抑制効果のあるアントシアニンなど様々な栄養素が含まれています。ヤラピンとアントシアニンは、皮のあたりに主に含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。またビタミンCも多く含み、加熱処理による損失も少ないと言われています。そのため、さつま芋1本で1日に必要なビタミンCが確保でき、免疫力をアップするのに効果的です。9月から11月にかけて一番おいしい旬の時期です。みなさん、すすんで食べましょう。


2022年10月19日水曜日

10月19日(水)

 


本日は熊本県の郷土料理献立です

<献立>

 タイピーエン(豚肉・野菜入り)

 鶏肉の唐揚げ

 タイピーエンの具材(春雨・うずら玉子)

 レンコンサラダ

 小松菜の磯辺和え



 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は熊本県にまつわる料理を献立にしてみました。まずは「レンコンサラダ」のレンコンです。熊本県の収穫量は全国6位で、そこまで多くはないのですが、熊本県のある地域では日本で一番早い時期である6月ごろに収穫される「早堀りレンコン」があるそうです。また「からしレンコン」という郷土料理が有名です。今日の献立はレンコンを使ったサラダにしてみました。もう1つは、みなさんは小学校の献立でも食べたことがある「タイピーエン」です。これは、戻した春雨に豚肉や、エビ、イカ、キャベツ、にんじんなどの旬の野菜を入れ、その上には中国の高級食材の燕の巣の代わりに、揚げたゆで卵がのっており、鶏ガラや豚骨スープで味付けた具沢山の中華風春雨スープのことを言います。元々は中国の福建省に伝わる郷土料理で、明治時代に華僑によって日本に伝えられ、日本独特のアレンジが加えられたそうです。今日は鶏ガラスープに豚肉・キャベツや玉ねぎなどの野菜が入った汁に、副食箱に盛り付けてある春雨とうずらの玉子を入れる食べ方です。小学校とは違ったタイピーエンを味わってみましょう。


2022年10月18日火曜日

10月18日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 ほっけの照り焼き  野菜かき揚げ添え

 北海道カップグラタン

 こんにゃくとちくわの炒り煮

 フルーツ杏仁



 本日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主に「グラタン・ほっけ・油揚げ」に多く含まれています。みなさんは、カルシウムを効率よく摂取するには、食事だけではなく、体を動かすことが大切なことを知っていましたか?ウォーキングなどの適度な運動によって酸素が活発に体に取り入れられ、新陳代謝が高まります。そのため血液の流れる量が増え、カルシウムやたんぱく質などがより多く骨に運ばれるのです。また、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは日光に当たることで皮膚の下で作られます。そのため天気の良い日は積極的に外へ出ることをおすすめします。骨を強くするためには、カルシウムはもちろん、魚類やきのこに多く含まれるビタミンDや、大豆製品や海藻類に多く含まれるマグネシウムを積極的にとり、太陽の下で体を動かすことが大切だということを、みなさんも意識していきましょう。


10月17日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 メンチカツ  1食用中濃ソース

 ブロッコリーとエビのマカロニソテー

 高野豆腐の含め煮

 玉子ロール   ケチャップ添え



 今日は「野菜コンソメスープ」に入っているチンゲン菜についてお話します。チンゲン菜は、中国野菜の中で最もポピュラーな野菜で、ビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。油との相性が良いため、炒め物にするとビタミンの吸収が良くなります。また、煮たりゆでたりすることによって細胞内の水分が減り、ビタミンAはさらに多く取ることができるので、煮浸しや、今日のようなスープに入れるのも おすすめです。これらのビタミンは風邪の予防に役立つほか、胸やけや胃のむかつきに効くと言われています。その他にも、ミネラル・食物繊維を豊富に含むので、9~12月の時期が旬であるチンゲン菜を、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。



2022年10月14日金曜日

10月14日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 なめこと大根の味噌汁

 豚すき焼き風煮

 ちくわの2色揚げ(青のり・黒ゴマ)

 ほうれん草の彩り和え

 パイン缶詰



 今日は、食べ物に関することわざをいくつかお話します。昔からの言い伝えやことわざは「なるほど~」と思うことが多いので参考にしてみてください。1つ目は「朝茶は七里(しちり)帰っても飲め」ということわざです。これは朝にお茶を飲んでいないことに気づいたら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさいという意味です。お茶は、ビタミンをいっぱい含み、利尿作用、疲労回復、解毒作用もある健康飲料です。また朝に飲むのがいいと言われるのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ましてくれるからです。もう一つは、「ナスと男は黒いのがいい」。これはナスも男性も色が黒いほど丈夫という意味です。ピカピカ光る紫色のからだがいかにも健康的な食品というイメージを作りあげているけど、黒いほどいいという根拠はないそうです。栄養面からは、高血圧にいい野菜とされていて、熱を通すと柔らかくなり、食べやすくなります。これに対抗して「米の飯と女は白いほうがいい」なんてことわざもあります。みなさんも、食べ物の言い伝えやことわざを色々と探してみてはどうでしょうか。


2022年10月13日木曜日

10月13日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆入りすまし汁

 ふくいサーモンフライ  1食用中濃ソース

 大野里芋とナスの田楽

 シェルマカロニサラダ

 チンゲン菜ソテー



 先月に続き、県の緊急対策事業により、小中学校給食で地元の食材を無償で提供するということで、今月は県から「ふくいサーモンフライ」をいただきました。今日はこのふくいサーモンについてお話します。ふくいサーモンはオレンジ色のきれいな色をしています。サーモンとはサケのことです。最近では、県内のいろいろなおすし屋さんで「ふくいサーモン」を食べることができるようになりました。ふくいサーモンは、おおい町、若狭町、小浜市などのきれいな海で養殖されています。「養殖業」とは、水そうやいけすの中で、卵の時から人の手で育てる漁業のことを言います。卵から稚魚になるまでは真水で育て、少し大きくなったら海の水で育てます。また、サケにとって最も危険な卵の時期だけ人が守り、稚魚になると自然に返して、たくさんの魚が育つのを待って水揚げすることを「栽培漁業」といいます。サケは広い海で成長し、生まれた川を探して戻ってくるそうです。迷子にならず戻ってくるなんて、サケって不思議な力をもっているのですね。今日は、県内で育てられてふくいサーモンをフライにしました。命をいただくことに感謝して、味わって食べましょう。


10月12日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 ハムカツ

 もやしと豚肉の麻婆風炒め

 ポテトサラダ   1食用マヨネーズ

 ブロッコリーと切干大根のかつお和え



 今日は「玉子の中華スープ」に入っている「えのきたけ」についてお話します。えのきたけは、きのこ類の中でも食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は胃腸の中にたまっている老廃物や毒素をすべて洗い流してくれるので、便秘になりやすい人には特におすすめの食材です。また、ほとんどのきのこには「キノコキトサン」という成分が含まれています。キノコキトサンは、脂肪を燃焼しやすくして、脂肪の吸収を抑えることが出来るともいわれています。食物繊維の他にもナイアシンやカリウム、葉酸といった私達にとって大切な栄養素がたくさん含まれています。えのきたけの下のかたい部分に栄養がたくさん含まれているので、みなさんもすすんで残さず食べるようにしましょう。


2022年10月11日火曜日

10月11日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 デミグラスソースハンバーグ   スパゲティソテー添え

 ジャーマンポテト

 小松菜の煮浸し

 カリフラワーのかつお和え



 今日は「カリフラワーのかつお和え」のカリフラワーについてお話します。カリフラワーはブロッコリーと同じくキャベツや白菜、チンゲンサイ、菜の花などの仲間でアブラナの一種です。ブロッコリーが緑黄色野菜なのに対し、こちらは淡色野菜になります。一般にカリフラワーは白いというイメージがありますが、近頃は紫色の「バイオレットクイーン」やオレンジ色の「オレンジブーケ」などのカラフルなものがお店で見られるようになってきました。カリフラワーは収穫時期を変えながら全国で栽培され、出回る量は秋頃から増え始め、最も美味しい旬の時期は11月頃から3月頃までの、これからの寒い冬の時期になります。また、疲労回復、かぜの予防、ガン予防、老化防止に効果があるビタミンCや、ナトリウムを排泄する役割があるカリウムが豊富に含まれており、長時間の運動による筋肉の痙攣(けいれん)などを防ぐ働きもあり、不足すると、筋肉が弱り、障害を起こしやすくなります。今日はツナとかつお節を合わせた和え物です。みなさん残さず食べましょう。


2022年10月7日金曜日

10月7日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 きのこポークカレー

 プレーンオムレツ

 ブロッコリーサラダ  1食用ゴマドレッシング

 刻み昆布の炒り煮

 りんご



 今日は「刻み昆布の炒り煮」の昆布についてお話します。昆布は各種ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に含むため、「海の野菜」とも言われる食材です。特に水溶性食物繊維が豊富に含まれ、昆布のぬめりのもととなっているアルギン酸は、がん予防やコレステロール、血圧、血糖値の低下に効果のある栄養成分です。また、ヨウ素の含有量は食べ物の中ではナンバー1です。ヨウ素は、甲状腺ホルモンを正常化して、新陳代謝を良くして、血中コレステロールの低下や、美肌効果、老化予防などにも役立ちます。みなさん、よく噛んで残さず食べましょう。


10月6日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 麩ともやしの味噌汁

 肉じゃがコロッケ    1食用中濃ソース

 ナポリタンマカロニ

 短冊大根の煮物

 平インゲンの白ゴマ和え



 今日は「平インゲンの白ゴマ和え」の平インゲンについてお話します。平インゲンは正式には「平さやいんげん」と言い、一般的なインゲンに比べると、大きく平たいのが特徴です。普段あまり見たことや食べたことがない人がいるかもしれませんね。実はインゲンには色々な栄養素を含まれており、例えば、カリウムやマグネシウムといった私たちの身体には大切なミネラル類や、食物繊維が豊富です。また、自分の体内では必要な量が合成できず、食べ物で補わないといけない必須アミノ酸9種類すべてが含まれています。ゆでたり蒸したりして、そのまま食べたり、サラダや炒め物にして食べるのがおすすめです。今日は白ゴマで和えてあります。みなさん、残さず食べましょう。


2022年10月5日水曜日

10月5日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンワカメスープ

 八宝菜

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 春雨中華風サラダ

 フルーツカクテル



 今日は毎日の給食にほとんど欠かさずに入っている、にんじんについてお話します。にんじんはカロテンという栄養素を大量に含んでいる緑黄色野菜の王様です。カロテンにはいくつかの種類がありますが、特ににんじんにはβ(ベーター)カロテンが豊富に含まれています。βカロテンは抗酸化作用を発揮して活性酸素による攻撃を防ぐだけではなく、体内で必要な量だけビタミンAに変わって、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。また血中のカロテン量が多いと、ガンの発生率が低くなると言われており、すい臓ガン、肺ガンなどの喫煙に関するガンや動脈硬化を抑えるための健康維持に役立ちます。生で食べるより、油で炒めたりドレッシングと和えたりして、油と一緒に採るとカロテンの吸収率が上がります。今日は「八宝菜」と「春雨サラダ」に入っています。みなさん、残さず食べましょう。


2022年10月4日火曜日

10月4日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 きのこと花麩のすまし汁

 鯖の味噌煮

 ビーフンの五目炒め

 じゃが芋と三角こんにゃくの煮物

 小松菜と白菜の黒ゴマ和え



 今日は「秋の味覚」の一つであるきのこについてお話します。きのこといったらしいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などがありますが、これらは食物繊維が多く、低カロリーでヘルシーというイメージをもっている人が多いと思います。しかし、きのこはそれだけではありません。例えば、体内のカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDが豊富にふくまれているので、骨を丈夫にしてくれます。そのビタミンDはインフルエンザなどの怖い病気を予防する効果もあります。また、きのこに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素を除去する作用があります。きのこは秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。今日の「すまし汁」には「しめじ・えのきたけ・干しシイタケ」が入っています。みなさん残さず食べましょう。