2022年6月30日木曜日

6月30日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 鶏肉の照り焼き

 夏野菜のトマト煮

 俵コロッケ  中濃ソースかけ

 シェルマカロニサラダ



 今日は「夏野菜のトマト煮」に入っていて、これからの時期、食べる機会が特に増える夏野菜についてお話します。みなさんは夏野菜といったら何を思い出しますか?トマトやきゅうりはもちろん、かぼちゃやピーマン、パプリカ、なすに枝豆、と色々ありますよね。これらに共通しているのはビタミンが豊富であることと、苦みや辛みで清涼感を得られることです。夏になると暑さで体がほてり、熱がこもりやすくなります。そして疲れがとれず、食欲が落ちますよね。そんな時こそ水分をたっぷりと含む夏野菜をしっかり食べることで、私たちの体を快適に保ってくれます。生で食べたり、ゆがいて味噌や塩などのシンプルな調味料で食べたりすると野菜自体の味が楽しめます。また、今日のように「なす」や「パプリカ」や「かぼちゃ」を「トマト」で煮込むと、いつもと違った食感や味を楽しむことが出来ます。みなさんも色々な夏野菜をすすんで食べて、夏を乗り切りましょう。


6月29日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 八宝菜

 ソース焼きそば

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 揚げシュウマイ



 今日は「大豆とレンコンのゴマ炒め」に使用しているレンコンについてお話します。漢字で「蓮(はす)の根(ね)」と書くように、れんこんは、蓮(はす)の地下茎の肥大した部分のことを言います。実際、レンコンを食用としているのは日本や中国などの少数の国々だけだそうです。日本では、穴があいていることから「先が見通せる」と、縁起の良い食材とされ、おせち料理に欠かせない野菜です。レンコンにはビタミンCが豊富に含まれており、その量はみかんよりも上だそうです。ビタミンCは免疫力を高めて風邪などの感染症を予防してくれます。また、食物繊維も豊富に含まれていて、きのこと同じくらいの量を含んでいるそうです。そのため、便秘の予防・改善の効果があり、血糖値の上昇を抑えてくれたりするので、みなさん、残さず食べましょう。


2022年6月28日火曜日

6月28日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 フルーツポンチ

 鶏肉の磯部揚げ

 麻婆春雨

 コールスローサラダ

 塩ゆで枝豆



 今日は「枝豆」についてお話します。かなり意外かもしれませんが、実は枝豆は「豆類」ではありません。それでは、何だと思いますか? 一般的に、豆が完熟していない場合、その植物は「野菜類」に分類されます。しかも枝豆はもともと大豆なので豆と野菜の両方の栄養を持っているのが特徴です。たんぱく質、カリウム、ビタミンB1、ビタミンB2、食物繊維、鉄分などが豊富に含まれており、大豆にはないビタミンCも多く含まれています。また、ビールのおつまみとしても、相性がいいのは、実は栄養面でもバランスのとれた組み合わせなのです。枝豆にはアミノ酸の一つであるメチオニンが含まれており、これがアルコールの分解を促進し、二日酔いの予防や、肝臓・腎臓を守ります。そのほか、代謝をスムーズにし、肩こりや、疲労回復などの作用もあります。枝豆を食べ始めると、ついつい止まらなくなりますよね。夏バテ予防が期待されるほど、栄養が豊富なので、これからの季節は枝豆を食べて乗り切りましょう。


2022年6月27日月曜日

6月27日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と法連草の味噌汁

 鯖の塩焼き  粉ふきいも添え

 ビーフンのカレー炒め

 ひじきのそぼろ炒り煮

 パイン缶詰



 今日は鉄分豊富な「アイアン献立の日」です。主に鯖・ひじき・味噌に多く含まれています。毎月鉄分についてお話ししていますが、今日は鉄分が不足すると起こりやすくなる「鉄欠乏性貧血」についてお話しします。まず貧血とは、血液の中の酸素を運ぶ働きをする赤血球という成分が足りなくなる状態をいいます。その赤血球を作る材料の1つである鉄分が不足すると起こる貧血を鉄欠乏性貧血とよびます。1年に5cm、10cmと身長が伸びる成長期まっただ中の中学生時代は、かなりの割合で貧血になる子が多いそうです。身体の成長に鉄分が消費されてしまい、鉄分の供給が追いつかないためです。 この時期の鉄欠乏性貧血は、成長、発達の障害、知的能力の低下に関係するといわれています。そうならないためにも、鉄分を豊富に含むひじきや青菜と一緒に、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンCを豊富に含むブロッコリーやじゃが芋などの野菜や、鯖やさんまなどの良質たんぱく質を豊富に含む魚と一緒に残さず食べるようにしましょう。


2022年6月22日水曜日

6月22日(水)


 本日の給食です

<献立>

 まなべ汁(打ち豆と地場野菜の味噌汁)

 福井県産ソースチキンカツ

 ポテキャベサラダ   1食マヨネーズ

 厚揚げのおろし煮

 こっぱなます (敦賀市の伝承料理)


 今日の鯖江市産の食材は「じゃが芋・玉ねぎ・キャベツ・小松菜・きゅうり・大根」、福井県産の食材は「チキンカツ・打ち豆・えのきたけ」です。今日は鯖江市の地場産給食の日です。みなさんは「地産地消」という言葉を聞いたことはありますか?これは、「地元でとれた生産物を地元で消費する」という意味で、「四里四方(約16km四方)で取れるものを食べることは健康に良い」という考えが原点とも言われています。近年、栄養バランスの偏った食生活や生活習慣病の増加、食料自給率の低下などの問題が出てきており、みんなの食の安全・安心に対する関心が高まっています。そのような中で、地場産食材が多く採れるようになる6月は、毎年食育月間ということで色々な地元の食材を取り入れて実施してきました。これからも、鯖江市や福井県内で生産されたものを探したり味わったりして、食の大切さを考えてみましょう。


2022年6月21日火曜日

6月21日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 大根とワカメのすまし汁

 鯖の味噌煮  三角こんにゃく煮

 さつま揚げと豚肉の金平

 切干大根のサラダ  1食用ゴマドレッシング

 オレンジ



 今日は「鯖の味噌煮」のさばについてお話します。みなさんはサバやいわし、アジといった青魚は好きですか? 青魚には良質な脂肪分が豊富に含まれています。その脂肪分には、植物油や豚、牛には含まれないEPAやDHAが含まれています。EPAは血液の凝固を抑制することにより、血液をサラサラにしてくれます。また、DHAは脳を活性化する作用があるため、「魚をたくさん食べると頭が良くなる」とも言われているのは、このおかげです。EPAやDHAには、血中コレステロール値を下げる効果もあると言われ、動脈硬化や脳卒中という恐ろしい病気も予防してくれる、かしこい魚です。みなさんもすすんで食べるように心がけましょう。


2022年6月20日月曜日

6月20日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 南瓜と玉ねぎの味噌汁

 デミグラスソースハンバーグ  マカロニソテー添え

 枝豆がんもとオクラの煮物

 中華風春雨サラダ

 黄桃缶詰



 今日は「中華風春雨サラダ」の春雨についてお話しします。春雨は何から作られているか知っていますか?主にじゃが芋やさつま芋のデンプンから出来ていますが、今日の春雨は「緑豆春雨」といって緑豆(りょくとう)という豆から作られています。主に中国や韓国、タイなどで栽培されており、日本ではもやしを作る材料として使われています。緑豆春雨は普通の春雨と比べて、カリウムが3倍近く多く、食物繊維も2倍 以上多く含まれています。なので、体内の塩分を排泄してむくみをとり、便秘を解消してお腹をスッキリさせる効果があります。夏バテには最適なので、中国では夏の薬膳料理には欠かせない食品だそうです。今日は、ワカメと人参と錦糸玉子と一緒に中華ドレッシングで和えて、サラダにしました。みなさん、残さず食べましょう。


2022年6月17日金曜日

6月17日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 チーズはんぺんフライ

 塩焼きそば

 えんどう豆と竹の子の玉子とじ

 グレープフルーツ



 今日は「えんどう豆と竹の子の玉子とじ」のえんどう豆についてお話します。みなさん、「えんどう豆」と「グリンピース」と「さやえんどう」の違いを知っていますか? 実は成熟度によって名前が変化するのです。「さやえんどう」は未熟の段階のため、さやごと食べることができます。特にビタミンA・C・Kが多く含まれており、骨を丈夫にしたり、免疫力を高めるのを助けてくれます。さやは硬くなり実は未熟の状態を「グリンピース」、完熟した実を「えんどう豆」といいます。特にたんぱく質やビタミンB1・カリウムや食物繊維などが多く含まれています。これらは筋肉や血液を作る材料になったり、お腹の調子を整えてくれます。このように、熟する状態の変化で栄養価が異なってくる食べ物もたくさん あるので、みなさんも探してみてください。


6月16日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 鶏肉と野菜の生姜炒め

 揚げ肉団子の甘酢煮

 ブロッコリーサラダ

 フルーツカクテル



 今日は「鶏肉と野菜の生姜炒め」に使用している生姜についてお話します。 みなさんは生姜を口にする機会はありますか? 料理の隠し味に使用したり、豆腐やそうめんの薬味として登場しますが、辛いというイメージしかありませんよね。しかし、この生姜に含まれている「ジンゲロール」という栄養成分には色々な効果や効能があるのです。例えば、味覚を刺激して交感神経を活性化させ、脂肪を盛んに燃焼させます。そのため体を温めたり、血行をよくしたり、熱を下げるといった体の調整を助けてくれる効果があります。しかもジンゲロールには、強い殺菌力があり食中毒の予防も期待できます。また胃の粘膜を鎮めて落ち着かせる成分が含まれているため、乗り物酔いなどの吐き気を抑える効能もあります。今日は鶏肉とキャベツ・玉葱・もやし・人参の4種類の野菜を生姜醤油で炒めてあります。みなさん、残さず食べましょう。


6月15日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしうどんのだし

 えびの天ぷら  野菜かき揚げ

 うどん  ワカメ  焼きかまぼこ

 厚揚げの麻婆ソースかけ

 小松菜の煮浸し



 今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主に厚揚げ・小松菜に多く含まれています。実はカルシウムは体内に吸収されにくい栄養素であり、どんな栄養素と一緒に摂取するかによっても変わり、ストレスの多さや、体がどれだけ必要としているかによっても吸収率が変わってきます。その中でも、体内でもっとも吸収されやすい食品は、やはり牛乳やチーズなどの乳製品です。乳製品はカルシウムが豊富なうえに、吸収を促進させる成分が含まれています。それと同時に、きのこ類や、魚介類に多く含まれているビタミンDや、小松菜やブロッコリーに多く含まれるビタミンKを一緒に摂ると大変効果的と言われています。今の時期にカルシウムをたくさん補給するためにも、みなさん何でも残さず食べましょう。


2022年6月14日火曜日

6月14日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 かきたますまし汁

 アジの南部焼き  揚げギョウザ

 じゃが芋と揚げナスのそぼろ煮

 こんにゃくとちくわの炒り煮

 キャベツとアスパラのサラダ



今日は「アジの南部焼き」の南部焼きについてお話しします。肉や魚などに下味をつけ、ゴマを全体にまぶしつけて焼いたものを一般的に「南部焼き」と言います。現在の岩手県と青森県にまたがる南部地方がゴマの名産地であることから、ゴマを用いた料理は「南部」という言葉を付けるようになったそうです。ゴマは、ビタミンEやセサミンという優れた栄養素を含んでいるため、日本では昔から、不老長寿の食べ物とされてきました。脳の働きを高め老化防止にも役立つことから、中国では「若返りの薬」といわれたほどです。小さな「ゴマ」ですが、栄養がぎゅっとつまっているので、みなさんも上手に食事に取り入れてくださいね。


2022年6月13日月曜日

6月13日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とさつま揚げの味噌汁

 肉じゃがコロッケ  1食用中濃ソース

 野菜がんもと竹の子の煮物

 金平ごぼう

 オクラのかつお和え



 今日は「オクラのかつお和え」のオクラについてお話しします。オクラといえば、ネバネバする野菜の1つですが、このネバネバ成分である「ムチン」や「ペクチン」という栄養素にはこれからの季節になりやすい夏バテの症状をやっつける効果があります。暑くなると冷たい食べ物を取りすぎてしまい、胃腸が弱ってしまうことが多いのですが、ムチンは胃の粘膜を保護してくれてたんぱく質の消化、吸収を高めてくれます。また、ペクチンは胃の壁を保護して、豊富に含まれるビタミンCやカロテンなどと共に、スタミナ強化に役立ち、疲労回復につながります。これからの季節は、オクラがおいしくなる時期です。みなさんもオクラを積極的に食べるようにしましょう。


2022年6月10日金曜日

6月10日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 手作りソーストンカツ

 マカロニミートソース炒め

 切干大根の旨煮

 ブロッコリーのゆかり和え



 今日は「ブロッコリーのゆかり和え」のゆかりについてお話します。みなさんは「ゆかり」という商品を知っていますか?ある食品会社が1970年に発売したふりかけですが、呼び名には由来があるそうです。平安時代に作られた、古今和歌集の一首で、「ご縁(えん)」のあるものを、「ゆかり」のあるものとして、むらさき草についてうたわれているところから、「ゆかり(縁)の色」は、「紫色」を言うようになりました。それを赤しそを使った商品が紫色であることと、皆様との「ご縁」を大切にしたいとの思いから、「ゆかり」と命名したそうです。原料となる「赤しそ」はα(アルファー)リノレン酸という必須脂肪酸が含まれ、ガンやアレルギーを予防する効果があると言われています。また、しその香りの成分、ペリルアルデヒドには、強い防腐作用があり、食中毒を防いでくれます。今日はゆでたブロッコリーにゆかりを和えました。みなさん残さず食べましょう。


2022年6月8日水曜日

6月8日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしそうめん汁

 鶏肉の唐揚げ

 そうめん  法連草  錦糸玉子

 若竹煮

 エビと大豆のチリソース炒め



 今日は「エビと大豆のチリソース炒め」のチリソースについてお話します。チリソースとは唐辛子、塩、スパイス、砂糖などを合わせたソースの事を言います。魚介類によくあうソースなので、ベトナム風生春巻きや揚げ物のタレとして、アジア地域でよく使われています。チリソースのチリは、中南米原産の唐辛子であるチリペッパーを表します。そのチリソースを日本で中華料理として広めたのが、四川料理の父として幅広く活躍した「陳 建民(ちん けんみん)」という人です。陳 建民は元々ある中華料理にアレンジを加えるのが得意で、日本人向けの味付けに変更することが多々あり、麻婆豆腐やホイコーローやエビチリもその一つです。唐辛子の辛さを和らげるために、ケチャップを使用して辛みを抑えたことで、日本の家庭でも作られるようになりました。今日はエビと大豆と玉ねぎを炒めて、チリソースで煮込みました。みなさん残さず食べましょう。


2022年6月7日火曜日

6月7日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐のすまし汁

 さごしの照り焼き  厚焼き玉子

 南瓜のそぼろあんかけ

 ちくわの磯部揚げ

 ワカメと枝豆の生姜和え


 今日は「さごしの照り焼き」のさごしについてお話します。みなさんはさごしという名前は聞きなれないのではないでしょうか。実は「さごし」とは「さわら」という魚の子供で、成長過程により呼び名が変わる出世魚なのです。さごしには高血圧予防に良いカリウムや、疲労回復に効果のあるナイアシンなどの栄養成分が豊富に含まれています。また、神経系の働きを助け、脂質や糖質、たんぱく質の代謝に作用するビタミンB群もバランスよく含まれています。今日は照り焼きにしました。みなさん残さず食べましょう。


2022年6月6日月曜日

6月6日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 厚切りソースハムカツ

 青じそとツナのスパゲティ

 豚肉と茎わかめの金平

 チンゲン菜の煮浸し



 今日は「豚肉と茎わかめの金平」の茎わかめについてお話します。「茎わかめ」とは、わかめの中心である芯(しん)の部分をカットして加工した食品のことを言います。普段みなさんが食べている「わかめ」は葉の部分で、昔から芯の部分はほとんど食べることはありませんでした。しかし、漁師の間では、茎の部分を好んで食べていたことが分かり、大切な栄養素が豊富に含まれていることが分かりました。そのため、最近ではおやつやおつまみ用として、茎わかめがお店でも買えるようになりました。茎わかめには、ワカメや昆布などの褐藻類(かっそうるい)にしか含まれていないフコイダンというぬめり成分が含まれています。フコイダンは抗がん作用やコレステロールを低下する作用があると言われています。その他に、腸内環境を良くし、免疫力をあげて、健康を保っていくうえで大切な成分です。今日は豚肉や玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めて金平風にしました。みなさん残さず食べましょう。


2022年6月2日木曜日

6月2日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 キーマカレー

 ほうれん草オムレツ

 海藻サラダ  1食用中華ドレッシング

 福神漬け

 オレンジ



 今日は「ペットボトル症候群」というお話をしたいと思います。 これからの季節、スポーツをしたり、ちょっと出歩くだけでも汗をかいて、たくさんの水分を飲むようになりますよね。そのときにみなさんは何を飲みますか? 1人分用500mlのペットボトルに入っているジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクを飲むことが多いのではないでしょうか?しかしそれらの飲料水は、糖分が多く含まれているため、大量に飲むと血糖値が上昇します。血糖が上昇すると喉が渇くため、さらに、清涼飲料水を飲むという悪循環になります。そして知らぬ間に糖尿病が進み、脱水状態になったり、急激な体重上昇がおきたり、さらには、意識がもうろうとして、昏睡状態になることもあるそうです。その多くが、ペットボトルに入っている清涼飲料水を飲みすぎていることが原因なので、これらの症状を「ペットボトル症候群」と呼ばれるようになりました。そうならないためにも、ちょっと喉が渇いたくらいなら、お茶や水を飲むようにし、またスポーツなどをしてたくさんの汗をかいてしまい、スポーツ飲料を飲む場合は、事前に少し水で薄めておいたものを、飲むことをおすすめします。日ごろから意識せずに飲んでいる人は特に気を付けましょう。


6月1日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 花麩とワカメの味噌汁

 メンチカツ  1食用中濃ソース

 ナポリタンスパゲティ

 高野豆腐の含め煮

 小松菜のしらす和え



 今日は「花麩とワカメの味噌汁」に入っている麩(ふ)についてお話します。麩の歴史は古く、中国では1200年前の唐(から)の時代から食べられていました。日本には鎌倉時代に伝わり、室町時代にはお寺で修行する僧たちにとって重要なタンパク源として精進料理によく利用されました。麩の原料であるグルテンには体に必要なアミノ酸が豊富に含まれており、その中でも特にグルタミン酸が多く、記憶力の維持や脳の活性化に役立つといわれています。しかも低カロリーなのに消化吸収力が高いため、「ヘルシー食品」として注目され、最近はいろいろな料理に使用されるようになってきました。給食では「玉子とじ」や「味噌汁」などで食べることが多いですが、みなさんも、色々な麩の料理を探して、食べてみてくださいね。