2022年12月26日月曜日

12月21日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 デミグラスソースハンバーグ

 北海道グラタン

 小松菜の煮浸し

 カリフラワーのゆかり和え

 Xmasデザート



 今日は2学期給食最後の日になります。そして一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけて、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。


12月20日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐の中華スープ

 鶏肉のスパイス焼き

 大根とひじきの炒り煮

 コールスローツナサラダ

 揚げシュウマイ



 今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。この言葉は、いろいろなところで言われるようになり、覚えている人も多いと思います。マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類です。これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類を少しずつでも食べることが大切です。今日の献立には「豆腐」のマ、「ひじき」のワ、「キャベツ・にんじん・大根・玉ねぎ・チンゲン菜」のヤ、「しめじ」のシ、が入っています。みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。


12月19日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁 

 福井県産アジフライ   1食用らっきょ入りタルタルソース

 大野里芋と角天の煮物

 豚肉とごぼうの甘辛炒め

 法連草と切干大根の和え物



 今日は県の補助事業を活用した、地場産給食献立の日です。福井県産の食材は、打ち豆・アジ・大野の里芋・豚肉です。また、坂井市三国町で育てたらっきょう入りのタルタルソースが付きます。今日は三国町で栽培している「らっきょう」についてお話します。みなさんは福井県に砂丘がある事を知っていましたか?三里浜(さんりはま)砂丘と呼び、福井市と坂井市三国町にまたがる砂浜海岸で、九頭竜川によって運ばれた砂が、沿岸流によって堆積してできたものです。この砂丘地では、明治初期、砂の飛散を防ぐために、自給の作物として「らっきょう」を栽培し始めました。今では10月下旬から11月中旬になると、鮮やかな赤紫色のらっきょうの花が一面に咲き誇り、この地の風物詩となっています。三里浜の特産品である「三年子(さんねんご)らっきょう」は、日本で唯一足かけ3年をかけて栽培され、1年ごとに収穫される他県のらっきょうよりも粒が小さく、その分、実が締まっていて歯切れが良いのが特長です。らっきょうには、ごぼうの3倍もの水溶性食物繊維(フルクタン)が含まれています。フルクタンは腸内細菌の成育促進や、血中コレステロールを低下させる働きがあると言われています。またらっきょうは酢漬けにすることでお酢の効能もプラスされ消化促進や疲労回復にも良いと言われています。今日はタルタルソースに入っているので、食べやすくなっています。みなさん味わって食べてみましょう。


2022年12月16日金曜日

12月16日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 手作りエビフライ  俵コロッケ  1食用中濃ソース

 バンサンスーサラダ

 キャベツのカレーソテー

 オレンジ



 今日は「手作りエビフライ」のエビについてお話します。私たちがふだん何気なく食べているエビですが、一体どのくらいの種類があるかみなさんは知っていますか? 車えび、大正エビ、シバエビ、伊勢エビ、甘エビ、ブラックタイガー、よく聞いたり、目にする名前はこれくらいではないでしょうか。 エビは世界各地に約3000種も生息しており、日本だけでも約700種がいると言われています。エビという漢字は「海」に「老(ろう)」と書きます。これは腰の曲がった姿が老人をイメージさせるところからきています。また、腰が曲がるまで長生きできるということで、縁起のよい食材でもあります。エビの身の部分にはたんぱく質やタウリン、ビタミンEが豊富に含まれています。タウリンは栄養ドリンクなどにも含まれているので聞いたことがある人もいるかもしれません。魚介類や甲殻類に多く含まれるアミノ酸の一種で、血液中のコレステロールや中性脂肪を減らしたり、肝機能や疲労の回復を促したりする効果があります。今日は車えび科の一種である「バナメイエビ」に、一本一本、衣を付けて揚げました。みなさん味わって食べてくださいね。


2022年12月15日木曜日

12月15日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 八宝菜

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 揚げ肉団子のチリソース煮

 ブロッコリーのかつお和え



 今日は「玉子の中華スープ」に入っているもやしについてお話します。みなさんは、「もやしには栄養がない」と思っていませんか?確かに、もやしの成分のほとんどは水分ですが、決して栄養がないわけではありません。もやしは、大豆などの豆が発芽してできるものです。この発芽する過程で豆にはなかった、ビタミンCとアミラーゼが生まれます。アミラーゼは胃腸を整え、食欲不振を撃退してくれる効果が期待できます。また、肥満や動脈硬化の予防に効果があるビタミンB2は、豆のときの3倍に増えるともいわれています。その他、たんぱく質・カルシウム・食物繊維・鉄分なども含まれていて、カロリーが低く、値段も安いので、とってもお得感がありますね。みなさんも、いろいろな料理でもやしを食べてみてください。



2022年12月14日水曜日

12月14日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と法連草の味噌汁

 鶏肉の唐揚げ

 豚しゃぶサラダ  1食用ゴマドレッシング

 ひじきとごぼうの炒り煮

 ナタデココフルーツ



 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に鉄分の多い食材は、ひじき・味噌・法連草・鶏肉です。今日は、「ダイエットと鉄分不足の関係」についてお話しします。寒い時期は、暑い時期に比べて運動量が減り、代謝も悪くなります。なので、体重が増加しやすくなる季節でもあります。しかしそれを改善しようと、食べる量を制限するだけのダイエットには実は大きな落とし穴があるのです。無理な食事制限だけのダイエットの結果、栄養が偏って鉄分の補給が追い付かず、貧血になってしまうのです。しかも、みなさんは「お肉を食べると太る」と思っていませんか?しかしこれは勘違いです。太るのは肉の脂身の部分です。肉の摂取量が少ないと、筋肉が減って代謝が悪くなり、かえって太りやすい体になってしまいます。健康的なダイエットのためにも、お肉を食べることは大切です。バランスよく食事をして、食べた分体を動かすように心がけましょう。


12月13日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 地場産豚汁

 県産鯖の漬け焼き

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 福井産揚げギョウザ

 切干大根の煮物

 羽二重餅



 今日は県の補助事業を活用した、地場産給食献立の日です。福井県産の食材は、豚肉と鯖です。また、福井県内で作られた、福井銘菓の羽二重餅も付きます。今日はその「羽二重餅」についてお話します。羽二重餅は、福井県の名産品である「羽二重」という絹織物にちなんで作られました。羽二重は「たて糸」と「よこ糸」をねじり合わさずに、交互に交差させて織られた織物で、柔らかくて光沢感があることが特徴です。福井県は、古くから織物業が盛んな土地でしたが、明治初期頃から羽二重の生産が始まり、高品質であることが話題を呼び、瞬く間に、福井県の名産品として全国の大都市で売られるようになりました。その後、羽二重はヨーロッパを中心に輸出されるようになり、日本の貿易を支える重要な輸出品となりました。美しい羽二重は、多くの人の目に留まるようになり、それに注目した福井県内の和菓子職人が、羽二重に似せた餅を作るようになり、「羽二重餅」が出来上がりました。今では、県外の人達にも喜ばれる、福井県を代表した銘菓です。みなさんも味わって食べてみてください。


2022年12月12日月曜日

12月12日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 照り焼きハンバーグ   フライドポテト添え

 ビーフンのカレーソテー

 平インゲンのゴマ和え

 ツナ大豆煮



 今日は「ビーフンのカレー炒め」のビーフンについてお話します。みなさんは、ビーフンは何から作られているか知っていますか?実はお米から作られているライスヌードルの一種なのです。ビーフンの発祥の地は中国南部といわれ、日本にも中国から伝わりました。歴史は浅く、伝わってまだ60年ほどだそうです。ビーフンは炒め物にしたり、スープに入れて食べる事が多く、原料がお米なので消化がよく、腹持ちがいいのが特徴です。また小麦のめんよりカロリーも低いのもうれしいですよね。今日は色んな野菜を入れてカレー風味に味付けをした炒め物です。みなさん、残さず食べましょう


12月9日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 ソースメンチカツ

 塩焼きそば

 海藻サラダ   1食用青じそドレッシング

 みかん



 今日はこれからの季節、欠かせない果物、みかんについてお話しします。みかんはビタミンCが豊富で、1日2個食べるだけで、大人にとって1日に必要なビタミンCを補充することができます。ビタミンCは水洗いすると流失してしまい、熱にも弱いという特性があるのですが、みかんならそのまま食べられるので、ビタミンCも丸ごと摂ることができます。みかんに含まれるビタミンCは、毛細血管を丈夫にし、皮膚、骨、歯などの形成を助けてくれます。 また、ウイルスや細菌の力を弱める効果もあるため、「みかんを食べると風邪をひきにくくなる」と昔から言われるほどです。これからの寒い季節に、みかんを食べる習慣がある私たちにとってはありがたいことですね。ヘタの部分が小さくて、皮の色が濃いものが甘いと言われています。みなさんも家で食べる時に探してみてくださいね。


2022年12月8日木曜日

12月8日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とワカメの味噌汁

 豚すき焼き風煮

 ちくわの2色揚げ(カレー・青のり)

 切干大根のサラダ

 法連草のツナかつお和え



 今日は月に1度のカルシウムがたっぷりな「歯っぴー献立の日」です。主に豆腐・法連草・切干大根・油揚げに多く含まれています。カルシウムが不足すると「骨粗鬆症」という恐ろしい病気になりやすいことは、みなさんは知っていると思います。実は今の中学生は40年前の中学生に比べて、骨折になる人の割合が2.5倍も増えているそうです。骨量は小学校の高学年から20歳頃までの成長期に一気に増えると言われています。骨密度が最も増加する今の時期に、きちんと栄養を摂り、運動をすることで骨を育てないと、40代から50代にかけて「骨粗鬆症」を発症しやすくなるのです。「骨粗鬆症」になってから、骨に良いものを食べたり、骨を強くする運動を行っても完全に治ることはもうないので、普段からカルシウムを多く含む乳製品や大豆製品、それらの吸収を助ける野菜や海藻類を食べて、心がけていきましょう。



12月7日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 だんご入りきのこ汁

 白身魚の天ぷら   1食用天つゆ

 じゃが芋のそぼろ煮

 キャベツと小エビの塩炒め

 おすわい



 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は富山県にまつわる料理を献立にしてみました。みなさんは「おすわい」という献立名を聞いてどんな料理か分かりますか?「お酢和え」がなまって「おすわい」と呼ばれるようになり、多くの富山県民が子どもの頃から慣れ親しんできた甘酢の和え物のことを言います。他の県で言うならば、「なます」に近い料理で、正月のおせち料理の定番で、ハレの日やお祝いの席、また仏事の際にも作られる特別な日の料理です。しかし、普段からおかずの一品として食卓に登場する日常食でもあります。基本的な材料は、千切りにした大根と人参で、そこへ、旬の野菜や果物などその時期にある食材を加えるため、季節感はもちろん、それぞれの家庭や地域の特色が反映されやすく、おふくろ味のひとつにもなっています。今日は大根と人参の他に、甘く炊いた油揚げや、ひじきや椎茸が入っています。また、「だんご入りきのこ汁」は富山県では子供が生まれた時などお祝いの時に食べる料理です。今日はだんごの代わりに白玉を入れてみました。みなさん、残さず食べましょう。


 

2022年12月7日水曜日

12月6日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 麩と玉ねぎの味噌汁

 鶏肉の南部焼き

 絹厚揚げのおろしあんかけ

 シェルマカロニサラダ   1食用マヨネーズ

 チンゲン菜の彩り和え



 寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか?外に出て遊んだり、運動することも実は予防のひとつなのです。それでも風邪をひいてしまった時のために、今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類や肉や魚を中心に取るようにしましょう。そして熱が出てしまった時は、体温が高くなるので身体の中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープや味噌汁などの汁気のある料理でまめに水分補給することが大切です。また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸しや豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。このように、症状に分けて食べることも早く回復するためには大切なことなので、みなさんも頭に入れておいてくださいね。


2022年12月5日月曜日

12月5日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麻婆豆腐

 牛肉コロッケ  1食用中濃ソース

 大根の炒り煮

 小松菜のナムル

 パイン缶詰



 12月に入り、3年生のみなさんは受験勉強もラストスパートの時期になってきました。今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、体重増加の心配も出てきます。そこで、どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうはいきませんよね。そのときはガムや昆布、スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。


12月2日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 キーマカレー

 豚カツ

 ブロッコリーサラダ

 ミニオムレツ

 オレンジ



 今日は「キーマカレー」についてお話します。みなさんは「キーマ」という言葉は、どんな意味があるのか知っていますか?元々は英語ではなく、カレー発祥の地であるインドの言葉が語源だそうです。ヒンディー語で「細かいもの」という意味があり、ひき肉や野菜を細かく切ったカレーのことを「キーマカレー」と言うようになったのです。ドライカレーと似ていますが、キーマカレーはとろみの付いた汁気のあるものを言うそうです。今日のカレーは豚ひき肉、鶏ひき肉、玉ねぎ、じゃがいも、人参が入っています。みなさん残さず食べましょう。


2022年12月1日木曜日

12月1日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 大根とさつま揚げの味噌汁

 豚肉と野菜の生姜炒め

 クリーミーコーンコロッケ  中濃ソースかけ

 がんもと三角こんにゃくの煮物

 小松菜の海苔和え



 今日は「大根とさつま揚げの味噌汁」のさつま揚げについてお話します。さつま揚げは魚肉のすり身を成型して油で揚げたものです。1846年に今でいう沖縄、琉球から伝わったと言われています。琉球には「チキアーギ」と呼ばれる魚肉のすり身を油で揚げた食べ物がありました。それを薩摩に持ち帰り、独特の製法で造り上げたのがさつまあげのはじまりと言われています。今では、地域によって人参やゴボウなどが入っていたりして、色んな種類が楽しめます。また、栄養面ではカルシウムやビタミンB12が豊富に含まれています。ビタミンB12は神経系の働きを正常にしてくれて記憶力や集中力の低下を防いでくれるので、みなさん、残さず食べましょう。