2021年10月29日金曜日

10月29日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 プレーンオムレツ  チンゲン菜ソテー添え

 海藻サラダ

 大学芋風キンピラ

 ほたて風フライ  ケチャップ添え

 ハロウィンデザート(パンプキンプリン)


 あさって10月31日「ハロウィン」です。今日は、秋の季節のイベントとして日本でも楽しむようになった「ハロウィン」についてお話します。まずハロウィンとは、古代ヨーロッパのケルト人という民族のための、正月やお盆のような行事が起源といわれています。それが色々と変化してあらゆる国で秋の収穫祭としてお祝いするようになりました。ヨーロッパでは悪霊を追い払うために、カブを怖い顔になるようにくり抜いて、中に火を灯していたそうですが、アメリカに伝わると、その時期に多く収穫される「かぼちゃ」が使われるようになりました。 今では子供たちがおばけや魔女の仮装をして「トリック・オア・トリート」(お菓子をくれないといたずらするぞ)などと言って、お菓子をもらうお祭りになりました。今日は「かぼちゃのプリン」を用意しました。みなさんも日ごろの食事に感謝して、味わって食べましょう。


10月28日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 手作りソーストンカツ

 おでん風煮

 もやしとエビのカレーソテー

 オレンジ


 今日は「おでん」についてお話します。みなさん、おでんは好きですか?おでんといえば練りものが多く、好きな具ばかりを食べてしまうことがありますよね?今日はおでんのそれぞれの具材の特徴と食べ合わせについてお話しします。まず、大根昆布こんにゃく、これらは低カロリー食物繊維が豊富に含まれています。万が一食べ過ぎてもエネルギーの摂りすぎにはなりません。はんぺん・ちくわのような魚肉で出来ている練り製品や、がんもどきのような 大豆製品は、たんぱく質が多く、脂質は少なく、牛や豚や鶏のような動物性たんぱく質よりも良質な脂(あぶら)が含まれていることが特徴です。しかし、鮮度を保つためや、つなぎの役割を果たすためにが多く含まれているので、食べ過ぎには注意です。しかも、これらの種類をすべて食べても、ビタミン類炭水化物が不足してしまい、バランスの良い食事とは言えません。おでんを食べる際は今日のような 野菜の煮物や炒め物、サラダをプラスして、おでんの食べ過ぎ予防のためにも、ご飯をお茶碗1杯と一緒に食べるようにしましょう。


2021年10月28日木曜日

10月27日(水)

 

本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の南部焼き  ソース焼きそば添え

 南瓜とがんもの煮物

 小松菜のサラダ  1食用ゴマドレッシング

 ミートボール


 今日はうま味についてお話します。みなさんは「旨味(うまみ)」という言葉を知っていますか? 味には基本となる5つの味があります。それは「甘味」・「酸味」・「塩味(しおみ)」・「苦味」、それと「旨味」です。昆布だしをヒントに世界で初めて発見しました。旨味物質は3種類あります。昆布などに多く含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに多く含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに多く含まれる「グアニル酸」です。日本の食卓には、この旨味たっぷりの食材が使われた料理が多くあります。みなさんも普段の食事で何のだしを使っているか味わってみましょう。


2021年10月27日水曜日

10月26日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 麩のすまし汁

 鯖の味噌煮  白ネギの煮物添え

 ナポリタンマカロニ

 レンコンの金平

 法連草の磯部和え


 今日は「さばの味噌煮」の添えとして入れた、白ネギについてお話しします。ネギには青ネギと白ネギがあるのですが、今日の煮魚の添えには、煮ると甘みが増す白ネギが使われます。また、ネギには匂いの素である「アリシン」という成分が含まれています。アリシンは疲労の原因物質である乳酸を分解するため疲労回復の作用や、血行を良くし身体を温める働きがあります。そのアリシンは青ネギよりも白ネギの方が多く含まれているのが特徴です。また、ネギには免疫力を高めるカロテンビタミンC、抗菌・抗ウィルス作用のあるネギオールという成分が含まれています。このようなネギの栄養を十分に摂るには、栄養価が高まるこれからの寒い時期がおすすめです。


2021年10月25日月曜日

10月25日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 肉じゃがコロッケ  1食用中濃ソース

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 カリフラワーサラダ

 フルーツカクテル


 今日は「カリフラワーサラダ」カリフラワーについてお話します。カリフラワーはブロッコリーを品種改良した野菜で、花のつぼみの部分を食用としています。ビタミンCを豊富に含み、熱を加えても壊れにくいという特徴があります。そのため、カゼの予防や肌を美しくする効果が期待できます。また、食物繊維も多く、腸内の老廃物を排出し、便通を良くしてくれます。カリフラワーの最もおいしい旬の時期は11月から3月頃の寒い冬の時期と言われています。色の白いものが一般的ですが、紫色のものやオレンジ色のカリフラワーもあるそうなので、色々なカリフラワーを探してみましょう。


2021年10月22日金曜日

10月22日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 さつま汁

 手作り白身フライ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 高野豆腐の含め煮

 バンサンスー

 みかん


今日はさつま汁に入っているさつま芋についてお話します。さつま芋は、イモ類のなかで食物繊維が最も多く、ジャガイモの約3倍も含まれています。また、便秘解消効果のあるヤラピンや、血圧抑制効果のあるアントシアニンなど様々な栄養素が含まれています。ヤラピンとアントシアニンは、皮のあたりに主に含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。またビタミンCも多く含み、加熱処理による損失も少ないと言われています。そのため、さつま芋1本で1日に必要なビタミンCが確保でき、免疫力をアップするのに効果的です。9月から11月にかけて一番おいしい旬の時期です。みなさん、すすんで食べましょう。


10月21日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 八宝菜

 大根と角天の煮物

 俵コロッケ   ケチャップ添え

 小松菜のしらすかつお和え


 今日は「八宝菜」に入っているイカについてお話します。イカは世界で約450種類、日本近海でも約140種類が確認されています。みなさんが良く食べるのは、「スルメイカ」「アオリイカ」「ケンサキイカ」「ヤリイカ」などです。しかし、欧米ではタコと同様に形状が不吉なものとされており、食べる習慣がない国もあるそうです。しかし日本では昔から食べる習慣があるため、現在も世界の漁獲量の約6割を消費する世界1位のイカ消費国なのです。イカにはタウリンやリジンといった身体に大切な栄養素が含まれており、ビタミンD以外のビタミンがすべて含まれています。種類によってとれる時期が違うので、みなさんも季節によって色々なイカを探してみてくださいね。


10月20日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 にゅうめん汁

 鶏肉の磯部揚げ

 そうめん  錦糸玉子  法連草

 さんまの煮付け

 ワカメの生姜和え


今日はにゅうめんについてお話します。 実は「にゅうめん」はある県の郷土料理として愛されてきた料理ですが、みなさんは何県か分かりますか?にゅうめんとは、「煮ためん」が変化した言葉で、ゆでたそうめんと具をしょうゆ味のだしでさっと煮たものを言います。そうめんは元々、中国から伝来したもので、奈良県の三輪地方が発祥の地だと言われています。山奥での冬の厳しい寒さと乾燥した気候がそうめん作りに適していたそうです。奈良県に観光へ行くと、昼ごはんに名産の柿の葉寿司と一緒ににゅうめんが出てくるお店が多いようです。今日は温かいおダシに錦糸玉子と法連草とそうめんを入れて、汁まで残さず食べましょう。


2021年10月19日火曜日

10月19日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 ハンバーグ トマトソースかけ  フライドポテト添え

 きのこ和風スパゲティ

 ごぼうサラダ

 こんにゃくのおかか煮


 今日は「ポタージュスープ」についてお話します。「ポタージュ」とは、フランス語でブイヨンスープ全般を指します。フランス語のpot(ポット)」には「鍋」という意味があり、「収集する」という意味の-age(エージーイー)」を組み合わせてpotage(ポタージュ)」となるのです。語源は鍋で食材を煮込んでブイヨンを作ったことに由来します。そのため、フランスではコンソメやヴィシソワーズ、ブイヤベース、ポトフなどはすべてポタージュに分類されます。しかし、日本では食材をミキサーにかけたとろみのあるスープのことを「ポタージュスープ」と呼びますが、フランス語では「スープスープ」という意味になり、間違った使い方となるようです。日本でいうところのポタージュは、玉ねぎをベースにさまざまな野菜を加えて煮込み、ミキサーにかけてとろとろのスープに仕上げます。今日は、玉ねぎやじゃが芋やきのこを使ったスープに、細かく切った玉ねぎとベーコンを加えてみました。みなさん味わって食べましょう。


10月18日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 クリーミーコーンコロッケ  1食用中濃ソース

 なすの味噌炒め

 ひじきと大豆の炒り煮

 フルーツ杏仁


今日は、食べ物に関することわざをいくつかお話します。昔からの言い伝えやことわざは「なるほど~」と思うことが多いので参考にしてみてください。1つ目は「朝茶は七里(しちり)帰っても飲め」ということわざです。これは朝にお茶を飲んでいないことに気づいたら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさいという意味です。お茶は、ビタミンをいっぱい含み、利尿作用、疲労回復、解毒作用もある健康飲料です。また朝に飲むのがいいと言われるのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ましてくれるからです。もう一つは、「ナスと男は黒いのがいい」。これはナスも男性も色が黒いほど丈夫という意味です。ピカピカ光る紫色のからだがいかにも健康的な食品というイメージを作りあげているけど、黒いほどいいという根拠はないそうです。栄養面からは、高血圧にいい野菜とされていて、熱を通すと柔らかくなり、食べやすくなります。これに対抗して「米の飯と女は白いほうがいい」なんてことわざもあります。 みなさんも、食べ物の言い伝えやことわざを色々と探してみてはどうでしょうか。

 

2021年10月15日金曜日

10月15日(金)


 

本日の給食です

<献立> 

 ポトフ風スープ

 鶏肉のスパイス焼き

 青じそとツナのスパゲティ

 レンコンサラダ

 グレープフルーツ


今日は「ポトフ風スープ」のポトフについてお話します。ポトフはフランスの家庭料理のひとつであり、「火にかけた鍋」という意味で、肉と野菜を1つの鍋で煮込んだシンプルな料理です。よく煮込みことで、たくさんの量の野菜を食べることが出来ます。また、コンソメで味付けをしてあり、コンソメとは、もともとフランス料理の澄んだ琥珀色(こはくいろ)をしたスープのことを言います。フランス語で「完成された」という意味があるそうで、どんな食材にも合い、煮込めば煮込むほどコクがでます。今日のポトフはウインナー・キャベツ・・玉ねぎ・にんじんが入っています。みなさん味わって残さず食べましょう。


2021年10月14日木曜日

10月14日(木)

 


本日の給食です

<献立> 

 麩と玉ねぎの味噌汁

 ソースメンチカツ   キャベツサラダ添え

 青菜のスクランブルエッグ

 手作りうの花

 二色なます


今日は「手作りうの花」卯の花という料理についてお話しします。実は卯の花とは「おから」のことを言うのですが、「おから」は空っぽのように聞こえるため、昔の人は縁起が悪いと考え、見た目が白くて小さく春に咲く「うのはな」に似ているため、この名前が付けられたそうです。卯の花は大豆からできた豆乳の搾りかすですが、大豆の良質たんぱく質カルシウムがそのまま残っており、さらに豆乳や豆腐にはない食物繊維が豊富に含まれています。みなさん残さず食べましょう。


10月13日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 きのこのすまし汁

 鯖の塩焼き  南瓜の天ぷら

 筑前煮

 ひじきサラダ  1食用ゴマドレッシング

 厚焼き玉子


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に鉄分を多く含む食材は鯖・ひじき・玉子です。みなさんの年齢は男の子、女の子ともに、体の急激な成長により、鉄分が不足しやすくなります。そのために、毎月紹介している鉄分が豊富な食材を摂ることが大切ですが、魚や肉類、菜っ葉類は料理しなければ食べることができないので、今日は手軽にとれるおすすめの食材を紹介します。それは「ドライフルーツ」です。レーズンプルーンはよくお店で見かけますが、色々な種類があります。その中でも「いちじく」が鉄分補給にはおすすめです。生のいちじくの鉄分量は100gあたり0.3mgほどですが、ドライフルーツになると1.4mg4倍以上増えるのです。あんずも生に比べると8倍近く増えるので、みなさんも鉄分豊富なドライフルーツに挑戦してみましょう。

 


2021年10月13日水曜日

10月12日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ(肉団子入り)

 豚肉と野菜の焼き肉風炒め

 厚揚げと三角こんにゃくの煮物

 揚げギョウザ

 法連草と切干大根の和え物


 今日はカルシウムたっぷり「歯っぴー献立の日」です。 主にカルシウムを多く含む食材は、厚揚げ・法連草・切干大根・ワカメです。カルシウムを豊富に含む食品の1つでもある「ひじき」や「切干大根」のような乾物には、他の保存法にはない優れた特徴があることをみなさんは知っていますか?それは、天日乾燥することで、旨みや香り、栄養が増すということです。例えば、「生大根」と乾物となった「切り干し大根」を同じ重さで比べてみると、エネルギー約15倍食物繊維約16倍カルシウムはなんと約23倍、にもなるという結果があります。その他のビタミンミネラル類もぐんと増し、「生大根」はより栄養価の高い食品「切り干し大根」に生まれ変わるのです。天日乾燥するだけで、見た目のカサは減るのに、見えないところで栄養がぐんと増えるとは、おもしろい現象ですね。 みなさんも乾物をすすんで食べるようにしましょう。


2021年10月11日月曜日

10月11日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麻婆豆腐

 野菜コロッケ  1食用中濃ソース

 春雨風中華サラダ

 ブロッコリーソテー

 パイン缶詰


 今日の献立の「麻婆豆腐」「春雨風中華サラダ」といった料理は、一般的に「中華料理」と呼ばれ、日本人に合うようにアレンジされた中国風料理のことをいいます。 例えば「八宝菜」という料理がありますが、これは「五目うま煮」という名前で中国でも食べられていますが、これをご飯にかけて丼ぶりにした「中華丼」は日本で生み出された料理です。また、中国で食べられている「餃子(ぎょうざ)」は主に「水餃子」で、普段皆さんが食べている「焼き餃子」は中国の家庭ではあまり食べないそうです。その他にも、「天津飯」や「エビチリ」、「担々麺(たんたんめん)」も日本独自で開発された料理なのです。4000年の長い歴史がある、本場の「中国料理」は気候や風土の違いによって地域ごとに大きな特徴が変わります。宮廷料理が多く北京ダックなどの料理が知られている「北京料理」、小籠包や豚の角煮などが有名な「上海料理」、酢豚やシュウマイが知られる「広東料理」、豆板醤などを使用することが多い四川料理」の4つに分類されます。みなさんも中国の料理の歴史について調べてみましょう。


10月8日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 チキンカレー

 照り焼きハンバーグ

 コールスローサラダ  1食用フレンチドレッシング

 福神漬け

 オレンジ


今日はカレーを食べる時には欠かせない「福神漬け」についてお話します。みなさんは福神漬けの名前の由来を知っていますか?幸福のに神様のと書くように、いかにもおめでたい名前ですよね。福神漬けは、明治時代初期に東京の上野の漬け物屋さんが7種類の野菜を入れて漬けたのが始まりと言われています。その漬け物が評判となり、「この漬物さえあれば他にご飯のおかずはいらない!食費が安く済み、お金がたまる!」ということで、当時の人達は「まるで七福神が家に訪れたようだ」と喜んでいたそうです。そしてその漬け物は、七福神にちなみ、福神漬けと名付けられたそうです。


10月7日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 コンソメスープ

 鶏肉の唐揚げ

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 乱切レンコンの炒り煮

 チンゲン菜のしらすゴマ和え


今日は「鶏肉の唐揚げ」鶏肉についてお話します。鶏肉は、たんぱく質を豊富に含み、牛肉・豚肉と比べて、味は淡白で身もやわらかく消化が良いという利点があります。脂質は豚や牛の約半分で、コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸を多く含んでいます。特に、ささみの部分は最も脂肪が少なく、胃腸の弱い人にとっては大切なたんぱく源です。鶏肉からとれる良質のたんぱく質は、病後の体力回復にも効果を発揮します。その他にも、ビタミンAは豚肉の約3倍以上、牛肉の約10倍も多く含まれ、夜盲症(やもうしょう)などに有効に働きます。ナイアシンも豊富で、ビタミンAと一緒に働き、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。今日はみなさんが大好きな唐揚げにしました。残さず食べましょう。



2021年10月6日水曜日

10月6日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 大根とさつま揚げの味噌汁

 すき焼き風煮

 揚げ出し豆腐  きのこあんかけ

 もやしのナムル

 ナタデココフルーツ


今日は「もやしのナムル」もやしについてお話します。みなさんは、「もやしには栄養がない」と思っていませんか?確かに、もやしの成分のほとんどは水分ですが、決して栄養がないわけではありません。もやしは、大豆などの豆が発芽してできるものです。この発芽する過程で豆にはなかった、ビタミンCアミラーゼが生まれます。アミラーゼは胃腸を整え、食欲不振を撃退してくれる効果が期待できます。また、肥満や動脈硬化の予防に効果があるビタミンB2は、豆のときの3倍に増えるともいわれています。その他、たんぱく質カルシウム食物繊維鉄分なども含まれていて、カロリーが低く、値段も安いので、とってもお得感がありますね。みなさんも、いろいろな料理でもやしを食べてみてください。


2021年10月5日火曜日

10月5日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 けんちんすまし汁

 さんまの塩焼き  手作りかき揚げ添え

 北海道カップグラタン

 切干大根の旨煮

 小松菜の菜種和え


 今日は今が旬の「さんま」についてお話しします。秋になると価格も安く、焼くだけでも美味しく食べることができるので、古くから庶民の秋の味覚として親しまれてきました。同時に夏の疲れが残るこの時期に「さんまを食べると元気になる」とも言われています。では、サンマには具体的にどんな栄養素が含まれているのでしょうか。まずは、EPA(エイコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれています。EPAには、血液をサラサラにし、血栓を予防する作用があります。またDHAは、脳に良い栄養素として有名ですよね。DHAは脳細胞に行き渡り、脳内の細い血管にも弾力を与え、酸素や栄養素を全体に送ります。さらに、体内の悪玉コレステロールを減らす作用もあります。他にも、ビタミンカルシウム鉄分なども豊富に含まれているので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2021年10月4日月曜日

10月4日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 じゃが芋と油揚げの味噌汁

 たっぷりベーコンフライ  スパゲティソテー添え

 大根とひじきの炒り煮

 ブロッコリーサラダ

 蒸しシュウマイ


 今日は「蒸しシュウマイ」シュウマイについてお話します。みなさんはシュウマイを漢字で書けますか?実は「焼く」に「売る」と書いて「焼売(しゅうまい)」と呼びます。元々中国料理の1つですが、漢字の由来は野菜や肉の売れ残りを捨てるのはもったいないので、全部まとめて団子状にして加熱して売ったのが始まりと言われています。今では、色んな具材を使って「えびシュウマイ」や「イカシュウマイ」、「小松菜シュウマイ」まであるそうです。また、スーパーや飲食店で出てくるシュウマイにはグリンピースがのっていることがありますよね。実はこれは日本だけの文化だそうです。50年ほど前に、シュウマイを作っている食品会社が、学校給食で出すときに子供たちを喜ばせたいという思いで、ショートケーキのイチゴに見立てて、真ん中にグリンピースをのせることにしたそうです。今日のシュウマイにはグリンピースはのっていませんが、みなさん残さず食べましょう。


2021年10月1日金曜日

9月30日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 なめこのすまし汁

 鶏肉の照り焼き

 ちくわの2色揚げ(青のり・カレー)

 炒り卵

 ワカメの酢の物


 今日は「ちくわの2色揚げ」ちくわについてお話しします。ちくわはある魚を原料としていますが、みなさんは何という魚か知っていますか?日本で作られるちくわのほとんどは、スケトウダラという白身の魚が原料だそうです。そのため、カルシウム鉄分を含み、たんぱく質の多いのが特徴です。また、名前由来は、切り口が竹を割ったように見えることから、竹の輪と書いて「竹輪(ちくわ)」よばれるようになったそうです。今日は天ぷらにしましたが、ちくわは、そのまま食べても、煮ても、炒めてもおいしい食材なので、色々な調理法で食べましょう。