2017年11月30日木曜日

11月30日(木)





本日の献立です
<献立>
 ミネストローネ
 たっぷりベーコンフライ ボイルキャベツ添え
 切干大根の旨煮
 小松菜のかつおツナ和え
 バナナ

  本日の鯖江市産の食材は、「小松菜・もやし・キャベツ」です。
 今日は、「バナナ」についてお話します。バナナは1本の中に、からだを動かす時のエネルギーとなる糖分、糖質や脂質の代謝を助けてくれるビタミンB群や、カリウム・マグネシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富に含まれていて、とてもバランスの良い果物です。
 バナナに含まれている糖分には、ブドウ糖・果糖・ショ糖と3種類もあり、それぞれ消化されてエネルギーに変わる早さが違うので、食べてすぐパワーの源になるのはもちろん、そのパワーが持続するのが特徴です。そのため、スポーツの前後に食べるのもお勧めです。
 バナナは日が経つと、シュガースポットと言われる茶色い斑点が出てきますが、この頃が一番の食べごろと言われています。それは、購入後1週間ほど経過したバナナを食べた人の方が、初日に食べた人より、白血球が約5倍も増加していたという研究結果から、免疫力も高まるためだと考えられています。
 つい、傷んだと思いがちですが、捨てたりせずに食べてくださいね。

2017年11月29日水曜日

11月29日(水)




本日の献立です
<献立>
 のっぺいすまし汁
 鯖の塩焼き
 プチベーコングラタン
 ひじきと大豆の五目煮
 ほうれん草ソテー

  本日の鯖江市産の食材は、「大根・白ネギ」です。
 今日は「のっぺい汁」についてお話しします。 のっぺい汁は全国に分布する郷土料理のひとつで、地方によりいくつかの呼び名があります。その中でも、奈良県のものが一番古い歴史があり、今から850年以上前に、お寺の宿で残り物の野菜の皮やへたを炒めて味付けし、くず粉でとろみをつけて煮込んだ質素な汁物から生まれたそうです。
 正月やお盆の時に作られることが多く、全国共通しているのは、味噌を使わないすまし汁であることと、汁を残さず食べる目的でとろみをつけることです。なので、西日本の「のっぺい汁」には鶏肉が使われ、東日本のは鮭やいくらが使われるそうです。今では、各地に応じて様々変化していき、それぞれの土地の郷土料理になったようですね。今日は鯖江市で採れた大根・白ネギの他に、ごぼう・人参・油揚げが入っています。みなさん残さず食べましょう。



2017年11月28日火曜日

11月28日(火)




本日の献立です
<献立>
 ラーメンスープ
 豚肉と野菜の味噌炒め
 ラーメン・コーン・ワカメ
 揚げシュウマイ チリソースかけ
 もやしのゴマ和え

  本日の鯖江市産の食材は、「もやし・キャベツ」です。
 今日は「揚げシュウマイのチリソースかけ」のシュウマイについてお話します。みなさんはシュウマイを漢字で書けますか?実は「焼く」に「売る」都会で「焼売(しゅうまい)」と呼びます。元々中国料理の1つですが、漢字の由来は野菜や肉の売れ残りを捨てるのはもったいないので、全部まとめて団子状にして加熱して売ったのが始まりと言われています。
 今では、色んな具材を使って「えびシュウマイ」や「イカシュウマイ」、「小松菜シュウマイ」まであるそうです。また、スーパーや飲食店で出てくるシュウマイにはグリンピースがのっていることがありますよね。実はこれは日本だけの文化だそうです。50年ほど前に、シュウマイを作っている食品会社が、学校給食で出すときに子供たちを喜ばせたいという思いで、ショートケーキのイチゴに見立てて、真ん中にグリンピースをのせることにしたそうです。
 今日のシュウマイにはグリンピースはのっていませんが、揚げてチリソースをかけました。残さず食べましょう。


2017年11月27日月曜日

11月27日(月)





本日の献立です
<献立>
 なめこと大根の味噌汁
 クリーミーコーンコロッケ ボイルキャベツ添え
 絹厚揚げとじゃが芋の煮物
 さつま揚げの金平  
 大豆サラダ

  本日の鯖江市産の食材は、「大根」です。
 今日はコロッケやサラダ、煮物などの色々な料理に使われているじゃが芋についてお話します。じゃが芋にはいくつもの品種がありますが、よく知られているのが、「メークイン」と「男爵(だんしゃく)芋」ですよね。他にも「きたあかり」や「インカのめざめ」などといった品種もありますが、普段私たちが食べているじゃが芋料理は「メークイン」と「男爵芋」のどちらかが使われていることが多いのです。
 例えば、みなさんが大好きなカレーやシチュー、肉じゃがのような煮込み料理にはメークインが適しています。メークインに含まれるデンプンの量が少ないため、加熱しても細胞の形がほとんど変わりません。そのため細胞は崩れにくくてきれいに仕上がります。  また、コロッケやマッシュポテトのように潰して使う料理には男爵芋(だんしゃくいも)が適しています。男爵芋はデンプンの量が多いため、加熱するとデンプンが膨らみ細胞が丸くなります。そのため細胞が崩れやすくなるので、ホクホクとした食感になります。
 今日の「じゃがいもの煮物」に使用しているのは「メークイン」です。家庭では普段どちらを使っているか、みなさんもおうちの人に聞いてみてくださいね。
 

2017年11月24日金曜日

11月24日(金)




本日の献立です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 福井県産チキンカツ
 じゃが芋の田舎煮
 キャベツとかぶのサラダ
 こっぱなます風

 
  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・人参・玉ねぎ・じゃが芋・かぶ・大根・白菜・白ネギ」、福井県産の食材は、「チキンカツ・打ち豆」です。
  今日は福井県内小中学校一斉に実施する「和食の日」です。食材は100%地場産の物を使用しています。
 そこで今日は「和食」についてお話しします。和食とは、日本の食材、日本の調味料を使って作った料理のこと。食材にこだわらず、味付けや調理法が日本で発達したもの。などと、今の時代は「和食」と定義づけするのは難しい料理がたくさんあります。例えば、オムライス・カレーライス・ラーメン・・。これらは、他国から入ってきた料理を日本人に合うようにアレンジしたものなのです。
 しかし、昔から伝わる和食には、見た目の美しさや季節の表現、年中行事との関わり、そして優れた栄養バランスといった、日本の伝統文化を見直すためには大切なことが込められています。みなさんも改めて「和食」を見直してみましょう。

2017年11月22日水曜日

11月22日(水)





本日の献立です
<献立>
 地場野菜の豚汁
 福井県産さごしの照り焼き
 野菜炒め
 吉川ナスフライ
 小松菜の和え物

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・もやし・玉ねぎ・小松菜・白菜・人参・大根・さつま芋・吉川ナス」、福井県産は「えのきたけ・さわら・鶏むねミンチ・豚肉」です。
 今日は鯖江市の小中学校で、6月と11月の食育月間に行われる「地場産給食ふるさとの日」です。すべての食材が鯖江市または福井県内で獲れたものです。
 そこで今日は福井県内で行われている食育についてお話しします。
 平成21年に、食育や地産地消の推進に自発的に活動する県民運動を応援する「ふくい食育・地産地消応援団」を結成しました。食品業者をはじめ、みなさんが普段買い物に行くスーパーや、飲食店も参加しているのです。活動の1つとして、地元の食材を使用した商品や献立を提供したり、みなさんにもっと福井の食育について知ってもらおうとイベントを開いたりしています。
 みなさんの周りでも色々な事が発見できると思います。興味をもって参加してみましょう。

2017年11月21日火曜日

11月21日(火)





本日の献立です
<献立>
 コーンスープ
 鶏肉の唐揚げ ブロッコリーゴマ和え
 がんもと結び昆布の煮物
 塩焼きそば
 オレンジ

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ」です。
 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか?口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。
 口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。
 もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎや納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。

2017年11月20日月曜日

11月20日(月)





本日の献立です
<献立>
 豆腐とワカメの味噌汁
 ハンバーグトマトソース 粉ふきいも
 レンコンの金平
 シェルマカロニサラダ
 ほうれん草と白菜のゴマ和え

  本日の鯖江市産の食材は、「白菜・白ネギ」です。
 今日はカルシウムたっぷりの「歯っぴー献立の日」です。今日の献立でカルシウムが豊富に含まれている食材は、ほうれん草・豆腐・油揚げ・味噌です。今日はその中でも豆腐や油揚げ、味噌などの大豆製品とカルシウムの関係についてお話しします。
 大豆製品ってそんなにカルシウムが含まれているの?と驚く人もいると思いますが、実は豆類に多く含まれているイソフラボンという成分には、骨の中のカルシウムを溶け出さないようにしたり、骨量を増やす働きがあるのです。そのため、イソフラボンの摂取量が多い人は骨密度が高いという研究結果も報告されています。
 しかし、大豆を加工する間にイソフラボンが分解するため、大豆食品によって含まれている量に差がでてきます。その中でも最も含有量が多いのは、「きな粉」だそうです。牛乳に溶かして飲んだり、ヨーグルトにかけて食べたりと、みなさんも「きな粉」を食事に取り入れてみましょう。

2017年11月17日金曜日

11月17日(金)




本日の献立です
<献立>
 クリームシチュー
 ソースメンチカツ ブロッコリーソテー
 大根の炒り煮
 コールスローサラダ
 パイン缶詰

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・大根」、です。
 今日は先週にお話した免疫力をアップしてくれる食材以外の、変わった食材をいくつか紹介します。この中にはみなさんが苦手なものや食べた事がないものがあるかも知れませんが、いずれかは口にすると良い食材ばかりなので、覚えておいてくださいね。
 まずは、「最強の野菜」と言われる、ニンニク、ニラ、らっきょうです。これらはみんなネギ類に分類され、イオウ化合物という強い刺激臭が免疫力を高めてくれます。海外では毎日ニンニクを丸ごと1個食べる事をすすめている国もあるそうです。
 その他には、ショウガ、青じそなどの香味野菜や、バジル、ローズマリーなどのハーブ類は、少量使うだけで料理に風味を加えておいしさを増し、免疫力を高め、抗酸化力を発揮してくれます。
 このように、免疫力をアップしてくれる食材は私たちの周りにたくさんあります。 その事を意識しながら食べることで、体自身も良いものを選んで吸収してくれるので、みなさんもバランスよく食べていきましょう。


2017年11月16日木曜日

11月16日(木)




本日の献立です
<献立>
 さつま芋とさつま揚げの味噌汁
 タンドリーチキン キャベツカレーソテー
 揚げ出し豆腐きのこあんかけ
 大根の青じそサラダ
 グレープフルーツ

  本日の鯖江市産の食材は、「大根・キャベツ・もやし・さつま芋・白ネギ」、 福井県産は「えのきたけ」です。
 今日は昨日に引き続き「免疫力をアップする食材」についてお話します。冬は風邪をひきやすい季節ですが、食事の工夫で風邪をある程度予防することができます。免疫力を高めてくれる食品を選ぶことで、より抵抗力も高めてくれ、風邪の原因になるウイルスや細菌にも感染しにくくなります。この抵抗力をつける食品の代表は「きのこ類」です。
 しいたけ、まいたけ、しめじ、えのきたけ、などに含まれる多糖類やたんぱく質には、抗がん作用や活性酸素除去作用があります。
 きのこ類は秋からが旬の時期になり、もっとも美味しくなります。頻繁に食卓に上がるようになるのは、これからの寒い時期を迎えるために免疫力を蓄えておくためだからなのですね。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2017年11月15日水曜日

11月15日(水)




本日の献立です
<献立>
 うどんだし
 白身魚の天ぷら
 さつま芋のかき揚げ
 うどん・揚げ煮・ワカメ
 金平ごぼう
 チンゲン菜のかつお和え

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・さつま芋」です。
 今日は免疫力アップの食材でもある「ネバネバ食品」についてお話します。みなさんはネバネバ食品といったら、何を思いだしますか?
 納豆、なめこ、オクラ、モロヘイヤなどがありますよね。実はネバネバする成分そのものに免疫力を強くする作用があります。例えば納豆は、納豆菌の発酵によって大豆に含まれる成分がパワーアップし、大豆そのものより栄養成分が消化吸収されやすい形になります。そしてネバネバする成分は血液をサラサラにしてくれて、腸内環境を整えて免疫力を高めます。これからの寒い季節は、なめこの味噌汁や、納豆などのネバネバ食品を積極的に食べていきましょう。




2017年11月14日火曜日

11月14日(火)





本日の献立です
<献立>
 ワカメスープ
 八宝菜
 南瓜とちくわの煮物
 ほうれん草のナムル
 揚げシュウマイ

  本日の鯖江市産の食材は、「もやし・白菜・大根」です。
 今日からは「免疫力アップする食材」についてお話しします。みなさんは毎日、牛乳以外の乳製品を積極的にとっていますか? 実はヨーグルトやチーズといった乳製品に含まれている乳酸菌は免疫力をアップしてくれるのです。 よくヨーグルトのテレビコマーシャルで、ビフィズス菌やヤクルト菌という言葉を耳にしませんか?  これらは乳酸菌の種類で、「腸内で良いことをしてくれる生きた菌」、つまり善玉菌と呼ばれています。
 私たちの免疫システムは腸の近くに集まっています。ビフィズス菌を初めとする乳酸菌は、そこで悪い菌から守ってくれます。
 肉食中心に偏った食生活を続けていると、分解・吸収しきれないたんぱく質が大腸に送られて、有毒ガスを発生しながら分解され、腸粘膜が傷つき、色々な病気を引き起こしてしまいます。これを守るためにも、乳酸菌が必要なのです。
 市販のヨーグルトには食べるタイプと飲むタイプがありますが、効果は変わりません。また食前の空腹な時よりも食後にとるほうが、乳酸菌が元気に働いてくれるので、みなさんも積極的に取ってみましょう。

2017年11月13日月曜日

11月13日(月)





本日の献立です
<献立>
 大根と油揚げの味噌汁
 ハムカツ ボイルキャベツ添え
 マカロニミートソース炒め
 切干とじゃが芋の煮物
 磯辺玉子ロール

 本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・大根」です。
 今日は免疫力アップの食材でもある「野菜類」についてお話します。野菜をたくさん食べる人は健康で、ガンにもかかりにくいということをみなさんは知っていますか?その野菜の中でも、よく耳にするのは、ほうれん草や人参、トマトなどの色鮮やかな緑黄色野菜です。
 それに比べて、キャベツや大根、玉ねぎなどの色の薄い淡色野菜は脇役的存在です。しかし最近、淡色野菜に多く含まれているイオウ化合物には、免疫力をアップさせて、生活習慣病などの怖い病気の予防に効果があることが発見されました。野菜の種類によっては緑黄色野菜を上回る良い働きがあるそうです。
 淡色野菜も緑黄色野菜と同じくらい大切な効果があるので、すすんでたくさん食べましょう。

2017年11月10日金曜日

11月10日(金)





本日の献立です
<献立>
 じゃが芋とワカメの味噌汁
 豚すき焼き風煮
 ちくわの2色揚げ(青のり・黒ゴマ)
 もやしとウインナーのカレー炒め
 二色なます

  本日の鯖江市産の食材は、「もやし・大根・白菜」です。
 今日は「免疫力低下の原因」についてお話します。みなさんは夜遅くまで起きていたりして、不規則な生活になっていませんか?特に睡眠不足で常に体が疲れている状態だと、大量の活性酸素という悪い酸素が発生して、免疫力を低下させます。また、運動不足や体力の低下も免疫力を低下させます。そして食品添加物がたくさん入ったインスタント食品や、加工したお菓子などの食べ物からくる影響でも免疫力を低下させてしまうのです。
 このようにいくつかの原因がありますが、私たちにとってはどれも当てはまりやすいものばかりです。1番栄養を摂らなければならない成長期に、添加物たっぷりのおかしやハンバーガーばかり食べていては、病気になった時の抵抗力も弱くなります。生活習慣を変えるのは大変な事ですが、健康のために少しずつ意識していく必要があります。来週は免疫力をアップしてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。



2017年11月9日木曜日

11月9日(木)




本日の献立です
<献立>
 きのこすまし汁
 鶏肉の南部焼き キャベツソテー
 高野豆腐と人参の煮物
 さつま芋サラダ
 ホタテ風フライ

  本日の鯖江市産の食材は、「さつま芋・白ネギ」です。
 今日は「免疫力の仕組み」についてお話します。免疫力とは、私たちが自分を守るために本来持っている防衛機能の事をいいます。例えば大気中の細菌やウイルスが、体内に侵入してきた時に、私たちの防衛機能はそれを異物と感知すると同時に、攻撃してくれます。また、ホコリや塵(ちり)を吸ってしまうとくしゃみが出るのも、花粉症で体内に入ろうとする花粉を阻止する為に涙や鼻水が止まらなくなるのも免疫症状なのです。
 こうして体内の異常細胞の発生を細かくキャッチしてくれるおかげで、私たちの体の健康を守ってくれます。今現在、私たちを悩ます病気のほとんどは、免疫の低下や異常から来るものだと言われています。では明日はどういった事が原因で免疫力が低下してしまうのかについてお話します。

2017年11月8日水曜日

11月8日(水)




本日の献立です
<献立>
 もやしの中華スープ
 肉団子の酢豚風
 バンサンスーサラダ
 枝豆がんもとじゃが芋の煮物
 りんご
  
  本日の鯖江市産の食材は、「もやし」、福井県産は「豆腐・えのきたけ」です。
 今年もあと2ヶ月を切りました。これからの寒い時期、体調を崩したり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。 また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合と、いつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。
 今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。
  ① たまに立ちくらみがする。
  ② 下痢や便秘をしやすい。
  ③ 人ごみに出ると、のどがイガイガする。
  ④ 普段イライラしやすい。
 さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻、のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。明日は、免疫力とは何かをお話したいと思います。

2017年11月7日火曜日

11月7日(火)




本日の献立です
<献立>
 白菜と油揚げの味噌汁
 さんまの塩焼き フライドポテト添え
 大根とこんにゃくのそぼろあんかけ
 チンゲン菜ソテー
 ナタデココフルーツ

 本日の鯖江市産の食材は、「大根・キャベツ・白菜・白ネギ」です。
 今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主にさんま・チンゲン菜・味噌に多く含まれています。
 今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのか、いくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。
 また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。

2017年11月6日月曜日

11月6日(月)



本日の献立です
<献立>
 ポトフ風スープ
 肉じゃがコロッケ ボイルキャベツ添え
 青じそとツナのスパゲティ
 ブロッコリーサラダ
 ごぼうの土佐煮

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ」です。
 今日は「ポトフ風スープ」のポトフについてお話します。ポトフはフランスの家庭料理のひとつであり、「火にかけた鍋」という意味で、肉と野菜を1つの鍋で煮込んだシンプルな料理です。よく煮込みことで、たくさんの量の野菜を食べることが出来ます。
 また、コンソメで味付けをしてあり、コンソメとは、もともとフランス料理の澄んだ琥珀色(こはくいろ)をしたスープのことを言います。フランス語で「完成された」という意味があるそうで、どんな食材にも合い、煮込めば煮込むほどコクがでます。
 今日のポトフはベーコン・キャベツ・・玉ねぎ・にんじんが入っています。みなさん味わって残さず食べましょう。

2017年11月2日木曜日

11月2日(木)




本日の献立です
<献立>
 チキンカレー
 プレーンオムレツ 小松菜ソテー
 海藻サラダ
 福神漬け  
 オレンジ

  本日の鯖江市産の食材は、「キャベツ・小松菜・もやし」です。
 今日は毎日の給食にほとんど欠かさずに入っている、にんじんについてお話します。にんじんは、カロテンという栄養素を大量に含んでいる緑黄色野菜の王様です。カロテンにはいくつかの種類がありますが、特ににんじんにはβ(ベーター)カロテンが豊富に含まれています。βカロテンは抗酸化作用を発揮して活性酸素による攻撃を防ぐだけではなく、体内で必要な量だけビタミンAに変わって、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。
 また血中のカロテン量が多いと、ガンの発生率が低くなると言われており、 すい臓ガン、肺ガンなどの喫煙に関するガンや動脈硬化を抑えるための健康維持に役立ちます。
  生で食べるより、油で炒めたりドレッシングと和えたりして、油と一緒に採るとカロテンの吸収率が上がります。今日は小松菜ソテーとチキンカレーに入っています。みなさん、残さず食べましょう。

2017年11月1日水曜日

11月1日(水)




本日の献立です
<献立>
 豆腐と油揚げの味噌汁
 さんまの蒲焼き
 ポテキャベサラダ
 丸天と大根の煮物
 ほうれん草の彩り和え
 
 本日の鯖江市産の食材は、「大根」です。
 みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?今日はこれからおいしくなる冬野菜についてお話しします。まず、大根・人参・れんこん・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
 そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。 これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日は、鯖江市で収穫された大根や、にんじん・ほうれん草が使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。