2016年12月20日火曜日

12月20日(火)



本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 豆腐ハンバーグ  もやしソテー添え
 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング
 俵コロッケ
 福神漬け
 クリスマスデザート


 今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。
 みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。
 外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。
 新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。

2016年12月19日月曜日

12月19日(月)



本日の給食です
<献立>
 大根と白菜の味噌汁
 ハムカツ  シェルマカロニソテー添え  1食用中濃ソース
 冬至なんきん
 ひじきの炒り煮
 みかんパイン缶


 今日は冬至(とうじ)についてお話します。冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。毎年12月21~23日頃と言われ、今年は12月21日水曜日がその日にあたります。
 この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。
 かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至なんきん」とよぶ地域も多いそうです。みなさんも今日の冬至なんきんを残さず食べて、寒い冬を乗り越えましょう。

2016年12月16日金曜日

12月16日(金)


本日の給食です
<献立>
 豆腐となめこの味噌汁
 手作りソースカツ  ボイルキャベツ添え
 がんもと里芋の煮物
 金平ごぼう
 小松菜の磯辺和え


 今日は福井県内の食材や昔から食べられている郷土料理を紹介する「ふるさと献立」の日です。「ソースカツ」や「里芋の煮付け」は福井県を代表される郷土料理ですが、みなさんは他にどんな料理があるか知っていますか?
 まずは冷たいそばに大根おろしと削りかつお節をたっぷりのせた「越前おろしそば」です。福井県はソバの生産量が全国5位というそば処(どころ)でもあります。年越しそばとして食べる家庭も多いですよね。
 他には「焼き鯖」や「へしこ」、「たくあんの煮物」も福井で愛されている郷土料理です。みなさんも福井県の郷土料理や特産物を探してましょう。


12月15日(木)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 照り焼きチキン  ほうれん草ソテー添え
 ナポリタンスパゲティ
 ひじきと大豆の五目煮
 りんご


 今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。主に鶏肉・大豆・ひじき・ほうれん草に多く含まれています。今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのか、いくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。
 また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。

2016年12月14日水曜日

12月14日(水)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ
 八宝菜
 ラーメン ワカメ コーン
 春巻き
 もやしのナムル


 12月に入り寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか? 外に出て遊んだり、運動することも実は予防のひとつなのです。それでも風邪をひいてしまった時のために、今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。
 まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類や肉や魚を中心に取るようにしましょう。そして熱が出てしまった時は、体温が高くなるので身体の中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープや味噌汁などの汁気のある料理でまめに水分補給することが大切です。また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸しや豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。
 このように、症状に分けて食べることも早く回復するためには大切なことなので、みなさんも頭に入れておいてくださいね。
  

12月13日(火)



本日の給食です
<献立>
 野菜コンソメスープ
 煮込みハンバーグ  ブロッコリー
 キャベツカレーソテー
 さつま芋サラダ
 レンコンのおかか煮


 今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べ続けて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。
 4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。
 5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。
 このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんもお魚パワーを信じて積極的に食べましょう。

2016年12月12日月曜日

12月12日(月)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 ぶりの照り焼き
 根菜の炒り煮
 豚串カツ
 チンゲン菜ソテー


 今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか?働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。
 まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。
 2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。
 3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。
 残り2つの栄養素はあさってお話しします。みなさんも魚をすすんで食べて、お魚パワーを付けましょう。

2016年12月9日金曜日

12月9日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 プレーンオムレツ  もやしウインナーソテー添え
 コールスローサラダ  1食焙煎胡麻ドレッシング
 大根と絹厚揚げの煮物
 パイン缶詰


 今日は「プレーンオムレツ」の材料であるたまごについてお話します。ゆで玉子に玉子とじ、茶碗蒸し、目玉焼き、オムレツと卵料理はたくさんあって、食卓には欠かせない大切な食品ですよね。たまごは、良質タンパク質と脂質を豊富に含み、脂質の中でもコレステロールという成分が卵黄には含まれています。そのため、「たまごを食べ過ぎるのは体に良くない」と思われるようになり、意外に知られていないことが多いようです。
 しかし実は卵白には血中のコレステロールを下げる「レシチン」という栄養素が含まれており、カルシウムや鉄分などのミネラル、そしてビタミンA、B群、D、Eなどのビタミン類もたっぷり含まれています。「卵をたくさん食べるとコレステロール値が上がり恐ろしい病気の原因になる」という説は根拠のないものなので、みなさんは毎日、玉子料理を食べるようにしましょう。

2016年12月8日木曜日

12月8日(木)




本日の給食です
<献立>
 豚汁
 鮭の漬け焼き  イカげその唐揚げ
 きのこペンネソテー
 小松菜の煮浸し
 みかん


 今日はこれからの季節、欠かせない果物、みかんについてお話しします。みかんはビタミンCが豊富で、1日2個食べるだけで、大人にとって1日に必要なビタミンCを補充することができます。ビタミンCは水洗いすると流失してしまい、熱にも弱いという特性があるのですが、みかんならそのまま食べられるので、ビタミンCも丸ごと摂ることができます。
 みかんに含まれるビタミンCは、毛細血管を丈夫にし、皮膚、骨、歯などの形成を助けてくれます。また、ウイルスや細菌の力を弱める効果もあるため、「みかんを食べると風邪をひきにくくなる」と昔から言われるほどです。
 これからの寒い季節に、みかんを食べる習慣がある私たちにとってはありがたいことですね。 ヘタの部分が小さくて、皮の色が濃いものが甘いと言われています。みなさんも探してみてくださいね。

2016年12月7日水曜日

12月7日(水)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめん汁
 鶏肉の唐揚げ  ブロッコリーかつお和え
 そうめん  ほうれん草  アゲ煮
 レンコンの金平
 大豆サラダ


 みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?今日はこれからおいしくなる冬野菜についてお話しします。まず、れんこん・大根・人参・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
 そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日はれんこんやほうれん草が使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。
 

2016年12月6日火曜日

12月6日(火)




本日の給食です
<献立>
 切り麩とワカメの味噌汁
 おでん3種類(大根・がんも・ちくわ)
 豚肉と野菜の生姜炒め
 大豆とさつま芋のゴマからめ
 チンゲン菜のかつお和え


 今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類。
 これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類をちょっとずつでも食べることが大切なのです。
 みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。

2016年12月5日月曜日

12月5日(月)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 カレーコロッケ  ボイルキャベツ  1食用中濃ソース
 ごぼうのサラダ
 切干大根の旨煮
 ほうれん草と白菜のゴマ和え


 今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、体重増加の心配も出てきます。どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。
 また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうもいきませんよね。そのときはガムや昆布、スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。


2016年12月2日金曜日

12月2日(金)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 エビグラタンフライ  ボイルキャベツ  1食用中濃ソース
 厚揚げとじゃが芋の煮物
 小松菜の鶏そぼろ炒め
 ミックスフルーツ


 今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にカルシウムを多く含む食材は、厚揚げ・小松菜です。毎月、カルシウムの大切さについてお話してきました。しかし脳や骨以外にもカルシウム効果があるので、今日はあまり知られていないカルシウム効果を紹介したいと思います。
 まずは、みなさんが病気にならないための免疫力を働かせるには、カルシウムは欠かせません。カルシウムが不足すると、免疫力が正常に機能しなくなってしまい、体内の害ではない異物に過剰に働いて、アトピー性皮膚炎や花粉症といったアレルギー疾患を発症させます。
 また、カルシウムはダイエット効果があることが分かりました。脂肪を吸収する胆汁酸という成分とカルシウムが結合することで、小腸から脂肪を吸収できなくなり、摂取カロリーを減らすことが出来るのです。また、体温を上昇させたり、便秘解消にもつながります。
 低カロリーでカルシウム豊富な緑黄色野菜や小魚・豆腐類を積極的に食べてカルシウム効果を実感しましょう。

2016年12月1日木曜日

12月1日(木)



本日の給食です
<献立>
 さつま汁
 鯖の塩焼き
 ブロッコリーサラダ
 水菜と油揚げの煮浸し
 肉団子のケチャップ煮


 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか?口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。
 口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。
 もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎや納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。