2015年9月30日水曜日

9月30日(水)



本日の給食です
<献立>
 コンソメスープ
 鶏肉の磯辺揚げ  ソース焼きそば添え 
 絹厚揚げと大根の煮物
 チンゲン菜の煮浸し
 ナタデココフルーツ


 今日は「チンゲン菜の煮浸し」のチンゲン菜についてお話します。
 中国野菜の中で最もポピュラーな野菜で、ビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。油との相性が良いため、炒め物にするとビタミンの吸収が良くなります。
 また、煮たりゆでることによって細胞内の水分が減り、ビタミンAはさらに多く取ることができるので、今日の煮浸しやスープに入れるのもおすすめです。これらのビタミンは風邪の予防に役立つほか、胸やけや胃のむかつきに効くと言われています。
 春と秋によく収穫され、ビタミン・ミネラルや食物繊維を豊富に含むので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2015年9月29日火曜日

9月29日(火)



本日の給食です
<献立>
 なめこと大根の味噌汁
 豚肉と野菜の生姜炒め
 大学いも
 レンコンサラダ
 大豆の五目煮


 今日は「なめこと大根の味噌汁」のなめこについてお話します。なめこと言えば、ヌルヌルした「ぬめり」が特徴です。この「ぬめり」は「ムチン」と言われる粘性物質で、タンパク質といくつかの多糖類が結合したものです。なめこの他に、オクラ、モロヘイヤ、里いも、長いもなどのヌルヌルする食べ物全般に多く含まれています。
 ムチンは消化管などの粘膜にくっつき、表面を保護して滑りを良くする作用があるため、消化器官では胃潰瘍や胃炎の予防・改善に効果があります。 また呼吸器官では鼻の粘膜を丈夫にして、花粉症を予防したり、カゼやインフルエンザなどの感染症にかかりにくくする効果があります。 みなさん、すすんで残さず食べましょう。

2015年9月28日月曜日

9月28日(月)



本日の給食です
<献立>
 豆腐のすまし汁
 さんまの蒲焼き  小松菜ソテー添え
 ナポリタンスパゲティー
 かぼちゃのそぼろあんかけ
 ひじきの煮付け


今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主にひじき、さんま、豆腐、小松菜に多く含まれます。
 みなさんは「隠れ貧血」という言葉は聞いたことがありますか?貧血や鉄分不足というと、立ちくらみやめまいがするとか、顔が青白いという症状が頭に浮かぶと思いますが、実は自分でも気付かないような意外な症状もあるので、5つの項目をチェックしてみましょう。
① 髪の枝毛や抜け毛が多い。
② 寝つきが悪く、なかなか朝起きれない。
③ 爪が割れやすい。
④ すぐ口内炎ができる。
⑤ 下まぶたの内側が白い。
いかがでしょうか?これらの症状が1つでもある場合は、鉄不足の可能性があります。 そうならないためにも、日ごろの食事は好き嫌いせずにバランスよく食べるようにしましょう。

2015年9月25日金曜日

9月25日(金)



本日の給食です
<献立>
 コーンスープ
 肉じゃがコロッケ  ブロッコリー添え  各クラス中濃ソースボトル付
 短冊大根の煮物
 コールスローサラダ
 パイン缶詰


 みなさんは、「中秋の名月」や「十五夜」というと何を思い浮かべますか?
 満月はもちろん、お団子やウサギの餅つきを思い出す人も多いのではないでしょうか?「中秋(ちゅうしゅう)」とは漢字で中の秋と書きます。昔のこよみでは、7月から9月が秋でした。秋の真ん中の旧暦8月15日を「中秋の名月」と呼ぶようになりました。
 古来、日本人は月を見ることを大切にしてきました。そのため、空気が澄んでいて最も美しい満月を見ることが出来るこの日に月を見ながら宴会をしていたそうです。また、月の見える所にすすきを飾り、月見団子や里芋、梨など、その時期に収穫された物を供えて、感謝の気持ちを表していたそうです。
 今年は9月27日の日曜日が「中秋の名月」にあたりますが、満月は次の日の9月28日に見られるそうです。天気が良ければ、きれいな満月が見ることが出来るので、みなさんも探してみてくださいね。

2015年9月24日木曜日

9月24日(木)



本日の給食です
<献立>
 切り麩とワカメの味噌汁
 煮込みハンバーグ  インゲンソテー添え
 イカとじゃが芋の煮物
 ちくわの2色揚げ(カレー・青のり)
 ほうれん草と切干大根の和え物


 昨日9月23日は「秋分の日」でした。「秋分の日」とは、昼と夜の長さがほぼ同じになる日で、半年前の「春分の日」とは逆に、少しずつ夜が長くなっていきます。お彼岸の日でもあり、『祖先を敬(うやま)い、亡くなった人々をしのぶ日』として、国民の祝日になっています。
 「秋分の日」の食べ物として、おはぎが知られていますが、「春分の日」に食べるぼたもちとの違いは何なのか、みなさんは知っていますか? 実は基本的には同じもので、季節によって呼び名や作り方が変わるのです。
 「ぼたもち」は春に咲く牡丹(ぼたん)の花に由来します。「おはぎ」は秋に咲く萩(はぎ)の花に由来します。また、材料となる小豆は秋に収穫されます。とれたてのあずきが使える秋は、皮ごと使ったつぶあんに、冬を越した春は、硬くなった皮を取ってこしあんにして使います。なので、「ぼたもち」はこしあん、「おはぎ」はつぶあんを使って作ることが多いそうです。

2015年9月16日水曜日

9月16日(水)



本日の給食です
<献立>
 肉団子入り味噌汁
 鮭のスパイス焼き  もやしアスパラソテー添え
 筑前煮
 ミニフランクドッグ  ケチャップ付
 水菜のかつお和え


 今日は「鮭のスパイス焼き」の「鮭(さけ)」についてお話しします。
 鮭には、良質たんぱく質をはじめ、動脈硬化など生活習慣病を予防するEPAや脳の活性化に役立つDHAが豊富に含まれているほか、骨を丈夫にするカルシウムの吸収を助けるビタミンDや、血流をよくするビタミンEなどのビタミン類も豊富に含まれています。そのため、貧血、風邪、皮膚疾患の改善と予防などの効果があります。
 また、鮭はもともと白身の魚ですが、海に出てオキアミやエビなど甲殻類のえさを食べることで赤い色素が蓄積し、身がオレンジ色に染まります。赤い色素成分はアスタキサンチンと呼ばれるもので、抗酸化力が極めて高く、ビタミンEの約550~1000倍にも相当すると言われています。そのため、活性酸素から体を守り、血液をサラサラにして、動脈硬化を抑制してくれます。
 今日はスパイスで味を漬けて焼きました。みなさん、残さず食べましょう。

2015年9月15日火曜日

9月15日(火)



本日の給食です
<献立>
 ワカメスープ
 酢豚
 ビーフンの五目炒め
 さつま芋サラダ  1食用マヨネーズ付き
 みかん缶詰


 今日は「さつま芋サラダ」のさつま芋についてお話します。
 さつま芋は、イモ類のなかで食物繊維が最も多く、ジャガイモの約3倍も含まれています。また、便秘解消効果のあるヤラピンや、血圧抑制効果のあるアントシアニンなど様々な栄養素が含まれています。ヤラピンとアントシアニンは、皮のあたりに主に含まれているため、皮ごと食べるのがオススメです。
 またビタミンCも多く含み、加熱処理による損失も少ないと言われています。そのため、さつま芋1本で1日に必要なビタミンCが確保でき、免疫力をアップするのに効果的です。9月から11月にかけて一番おいしい旬の時期です。みなさん、すすんで食べましょう。

2015年9月14日月曜日

9月14日(月)




本日の給食です
<献立>
 豆腐と油揚げの味噌汁
 プルコギ風コロッケ  キャベツのゆかり和え添え
 マカロニミートソース炒め
 大野里芋と丸天の煮物
 二色なます


 今日は「プルコギ風コロッケ」のプルコギについてお話しします。
 韓国語で「プル」は「火」、」「コギ」は「お肉」のことであり、「焼いたお肉」という意味がありますが、韓国では甘辛いタレに漬けこんだ牛肉や豚肉を野菜と一緒に焼くので、焼肉というよりはすき焼きに似た料理だそうです。韓国の家庭ではお客様が来た時のおもてなしとしてや、誕生日など特別な日に食べるごちそうとして親しまれているそうです。
 最近ではプルコギ味の肉を乗せて焼いた「プルコギピザ」や、ハンバーガーのミートパティにプルコギの味付けをした「プルコギバーガー」などといったものが、韓国以外でも広がっています。今日はプルコギ味の具材をコロッケにした「プルコギ風コロッケ」です。みなさん味わってみてくださいね。

2015年9月11日金曜日

9月11日(金)



本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 プレーンオムレツ  ケチャップスパゲティー添え
 海藻サラダ  1食用青じそドレッシング
 かに入り俵コロッケ
 福神漬け


 今日は小松菜についてお話します。
 小松菜は緑黄色野菜の1つでもあり、栄養成分は法連草に似ています。しかし、カルシウムは法連草の約5倍も含んでおり、非常に多いのが特徴です。また法連草と同じくらい含まれているカロテンやビタミンCは風邪の予防や美肌効果に最適です。
 カルシウムは、ビタミンDを多く含む「しらす」や「かつお節」、「卵」、「ゴマ」などと一緒に摂ると吸収が良くなるそうです。みなさん、すすんで食べるようにしましょう。

2015年9月10日木曜日

9月10日(木)




本日の給食です
<献立>
 もやしと切り麩の味噌汁
 鶏肉の唐揚げ  ブロッコリーソテー添え
 じゃが芋の田舎煮
 ごぼうサラダ
 オレンジ


 今日は「鶏肉の唐揚げ」の鶏肉についてお話します。
 鶏肉は、たんぱく質を豊富に含み、牛肉・豚肉と比べて、味は淡白で身もやわらかく消化が良いという利点があります。脂質は豚や牛の約半分で、コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸を多く含んでいます。特に、ささみの部分は最も脂肪が少なく、胃腸の弱い人にとっては大切なたんぱく源です。鶏肉からとれる良質のたんぱく質は、病後の体力回復にも効果を発揮します。
 その他にも、ビタミンAは豚肉の約3倍以上、牛肉の約10倍も多く含まれ、夜盲症(やもうしょう)などに有効に働きます。ナイアシンも豊富で、ビタミンAと一緒に働き、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。
 今日はみなさんに人気のある唐揚げにしました。残さず食べましょう。

2015年9月9日水曜日

9月9日(水)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ
 八宝菜
 ラーメン具材(ハム・ワカメ)
 春巻き
 大豆サラダ


 今日は中華料理の中でも良く知られている「八宝菜」ついてお話します。
 「はっぽうさい」は漢字で、「八つの宝の菜」と書きますが、必ず8種類の食材が入っているというわけではないそうです。中国では「8」という数字は縁起がよく、「たくさんの」「数多くの」という意味もあるので名付けられたそうです。
 今日の八宝菜にはイカ、豚肉、キャベツ、玉葱、人参、もやしの6つの食材が入っています。ビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、残さず食べましょう。

2015年9月8日火曜日

9月8日(火)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 かぼちゃコロッケ  ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 こんにゃくとちくわの炒り煮
 ツイストマカロニサラダ
 肉団子の甘酢煮


 今日は「こんにゃくとちくわの炒り煮」のちくわについてお話しします。
 ちくわはある魚を原料としていますが、みなさんは何という魚か知っていますか? 日本で作られるちくわのほとんどは、スケトウダラという白身の魚が原料だそうです。そのため、カルシウムや鉄分を含み、たんぱく質の多いのが特徴です。また、名前由来は、切り口が竹を割ったように見えることから、竹の輪と書いて「竹輪(ちくわ)」よばれるようになったそうです。
 今日は、こんにゃくとインゲンと一緒にゴマ油で炒って煮ました。ちくわは、そのまま食べても、煮ても、炒めてもおいしい食材なので、色々な調理法で食べましょう。

2015年9月4日金曜日

9月4日(金)



本日の給食です
<献立>
 ミネストローネ
 手作りチキンカツ  ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 南瓜とがんもの煮物
 チンゲン菜とイカの春雨炒め
 きゅうりの酢の物
 冷凍みかん


 今日は「チンゲン菜とイカの春雨炒め」の春雨についてお話しします。
 春雨は何から作られているか知っていますか?主にじゃが芋やさつま芋のデンプンから出来ていますが、今日は「緑豆春雨」といって緑豆(りょくとう)という豆から作られています。主に中国や韓国、タイなどで栽培されており、日本ではもやしを作る材料として使われています。
 緑豆春雨は普通の春雨と比べて、カリウムが3倍近く多く、食餅繊維も2倍以上多く含まれています。なので、体内の塩分を排泄してむくみをとり、便秘を解消してお腹をスッキリさせる効果があります。夏バテには最適なので、中国では夏の薬膳料理には欠かせない食品だそうです。
 今日はチンゲン菜やイカなどと一緒に炒めました。みなさん、残さず食べましょう。

2015年9月3日木曜日

9月3日(木)



本日の給食です
<献立> 
 冷やしそうめん汁
 鯖の塩焼き  さつま芋の天ぷら添え
 そうめん具材(そうめん・ワカメ・アゲ煮)
 金平ごぼう
 グレープフルーツ


 今日は、疲れを吹き飛ばすために大切な栄養素、ビタミンB1についてお話します。
 ごはんやパンなどの炭水化物は、体内で消化吸収されると、エネルギー源であるブドウ糖になります。ブドウ糖は肝臓でエネルギーに変えられますが、このとき必要なのがビタミンB1です。炭水化物をしっかり食べても、ビタミンB1が足りないとブドウ糖はエネルギーになりきらず、乳酸という物質に変わって疲労のもとになってしまいます。
 では、どんな食品にビタミンB1が多く含まれているのでしょうか?
 みなさんが普段食べているものでは、豚肉やほうれん草、豆類があげられます。しかしこれらをたくさん食べても、ビタミンB1は一定の量以上は体に吸収されません。そのため吸収しやすくする効果があるニンニクやネギ、ニラなどといった香味野菜と一緒に食べることが大切です。
 ビタミンB1 は汗や尿から排出されたり、ストレスが多いとたくさん使われるので、夏場は意識的に毎日摂るようにしましょう。

2015年9月2日水曜日

9月2日(水)



本日の給食です
<献立>
 フルーツポンチ
 カレーコロッケ  ボイルキャベツ  各クラス中濃ソースボトル付
 麻婆豆腐
 塩焼きそば
 小松菜のナムル


 新学期が始まりましたが、朝はなかなか起きることが出来ず、起きてもいつまでもボーっとしていることが多く、どうも頭がすっきりしていないと感じることはありませんか。こういった「朝の悩み」は、実は朝ごはんとその習慣で改善されるのです。
 お昼過ぎまで頭がボーっとしてしまう、という人は、朝起きたらまず朝食を摂ることからはじめましょう。寝起きは脳の中にブドウ糖がほとんどなく、頭は働かない状態です。朝食をとることで、炭水化物がブドウ糖に変換されて頭が目覚め、シャキッとすることができます。また、朝食習慣がつくと体内時計がスムーズに働くようになり、朝に強くなります。
 ただ朝食をとるといっても、ごはんやパンだけでは効果は少なめです。炭水化物を効率よく体内に摂取するためには、ビタミンB1が必要です。ビタミンB群が多く含まれている食品としては、牛乳、卵、豚肉、鶏肉、大豆などがあるので、これらをご飯やパンと一緒にとるように心がけましょう。

2015年9月1日火曜日

9月1日(火)




本日の給食です
<献立>
 野菜コンソメスープ
 ハンバーグ トマトソースかけ フライドポテト添え
 和風きのこスパゲティー
 玉子豆腐  タレ付
 ひじきサラダ


 みなさんは塩分の濃いものは好きですか?熱中症予防の1つとして水分と塩分を取ることが大切だと言われており、もちろん塩はからだの中で大切な働きをしているので、塩を摂らなければ生きていく事は出来ません。しかし、たくさん摂りすぎると、高血圧をはじめとした色々な病気を引き起こしてしまいます。
 健康な人の場合、1日の塩分量は8g未満が望ましいと言われています。しかし、知らないうちに私たちは多くの塩分をとっています。それを防ぐためには、食品に含まれている塩分量を知ることが大切です。
 外食メニューには、多くの塩分が含まれており、たとえば味噌ラーメンには、8gの塩分が含まれています。これだけで理想的な1日の塩分摂取量と同じになってしまいます。またインスタント食品やコンビニなどのお弁当にも、塩分は多く含まれています。
 そのため、ラーメンを食べるときはスープを残したり、焼き魚や刺身を食べるときには醤油をかけるのではなく、付けて食べるように心がけてみたりと、普段の食事から塩分の取り方について意識してみましょう。