2023年5月31日水曜日

5月31日(水)


 本日の給食です

<献立>

 なめことじゃが芋の味噌汁

 厚切りハムカツ

 高野豆腐の玉子とじ

 厚揚げと竹の子の煮物

 オクラのゴマひじき和え



 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に、厚揚げ・高野豆腐・玉子・味噌に多く含まれています鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。玉子や肉類などの動物性食品に含まれているものをヘム鉄、厚揚げや高野豆腐・味噌の原材料である大豆や、野菜・果物に含まれているものを非ヘム鉄といいます。これらの違いは体内への吸収率であり、ヘム鉄は10〜30%、非ヘム鉄は5%未満と言われています。また、たんぱく質と一緒に摂ることが大切です。それは、体の中で鉄分が使われるときは必ずたんぱく質と結合して運ばれていくからです。もちろん野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルも必要となります。このように貧血や肌荒れにならないためにも、色々な食材を食べることが大切なので、みなさん残さず食べましょう。


5月30日(火)


 本日の給食です

<献立>

 豆腐の中華スープ

 鶏肉の磯部揚げ

 麻婆春雨

 ブロッコリーサラダ

 グレープフルーツ



 今日は「麻婆春雨」の春雨についてお話しします。春雨は何から作られているか知っていますか?主にじゃが芋やさつま芋のデンプンから出来ていますが、今日の春雨は「緑豆春雨」といって緑豆(りょくとう)という豆から作られています。主に中国や韓国、タイなどで栽培されており、日本ではもやしを作る材料として使われています。緑豆春雨は普通の春雨と比べて、カリウムが3倍近く多く、食物繊維も2倍 以上多く含まれています。なので、体内の塩分を排泄してむくみをとり、便秘を解消してお腹をスッキリさせる効果があります。夏バテには最適なので、中国では夏の薬膳料理には欠かせない食品だそうです。今日は、豚肉・玉ねぎ・人参・ピーマン・椎茸を入れて麻婆風に味付けしました。みなさん、残さず食べましょう。


5月29日(月)

 



 
本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 デミグラスソースハンバーグ

 ケチャップスパゲティー添え

 ジャーマンポテト

 ひじきとレンコンの炒り煮

 小松菜のしらす和え



 今日は「ひじきとレンコンの炒り煮」のレンコンについてお話します。漢字で「蓮(はす)の根(ね)」と書くように、れんこんは、蓮(はす)の地下茎の肥大した部分のことを言います。実際、レンコンを食用としているのは日本や中国などの少数の国々だけだそうです。日本では、穴があいていることから「先が見通せる」と、縁起の良い食材とされ、おせち料理に欠かせない野菜です。レンコンにはビタミンCが豊富に含まれており、その量はみかんよりも上だそうです。ビタミンCは免疫力を高めて風邪などの感染症を予防してくれます。また、食物繊維も豊富に含まれていて、きのこと同じくらいの量を含んでいるそうです。そのため、便秘の予防・改善の効果があり、血糖値の上昇を抑えてくれたりするので、みなさん、残さず食べましょう。


5月26日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 麩とワカメの味噌汁

 手作りソーストンカツ

 もやしとエビのソテー

 さつま揚げの金平

 ブロッコリーのゆかり和え



 今日は「もやしとエビのソテー」に入っているもやしについてお話します。みなさんは、「もやしには栄養がない」と思っていませんか?確かに、もやしの成分のほとんどは水分ですが、決して栄養がないわけではありません。もやしは、大豆などの豆が発芽してできるものです。この発芽する過程で豆にはなかった、ビタミンCとアミラーゼが生まれます。アミラーゼは胃腸を整え、食欲不振を撃退してくれる効果が期待できます。また、肥満や動脈硬化の予防に効果があるビタミンB2は、豆のときの3倍に増えるともいわれています。その他、たんぱく質・カルシウム・食物繊維・鉄分なども含まれていて、カロリーが低く、値段も安いので、とってもお得感がありますね。みなさんも、いろいろな料理でもやしを食べてみてください。


5月25日(木)


 本日の給食です

<献立>

 コンソメスープ

 タンドリーチキン  フライドポテト添え

 北海道カップグラタン

 アスパラサラダ  1食用ゴマドレッシング

 彩り野菜のチリソース煮



 今日は「タンドリーチキン」についてお話しします。みなさんはタンドリーチキンという料理を知っていますか?インドで作られている鶏肉料理であり、「タンドール」という円筒型の土カマの中で焼くため、この名前が付けられたそうです。カレーと一緒に食べる「ナン」もこのカマで作るそうです。タンドリーチキンはヨーグルトや香辛料を合わせたものに数時間漬けこんで焼きます。ヨーグルトの乳酸菌によって肉の筋繊維をつなぐ膜が溶かされて隙間ができるため、柔らかく出来上がります。さらにヨーグルトは防腐効果や脱臭効果があるので、鶏肉独特の臭いをなくし、うま味を増すことができます。また、ウコンや食紅でオレンジ色に焼き上げるのが特徴で、骨付きの鶏肉を使うそうですが、今日は骨なしの鶏もも肉を使用しています。みなさん残さず食べましょう。


2023年5月25日木曜日

5月24日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 塩野菜ラーメンスープ

 ラーメン・なると・コーン

 麻婆なす炒め

 揚げギョウザ 

 法連草のナムル



 みなさんラーメンは好きですか?今や全国のラーメン店の数はおよそ3万3千軒以上もあるそうです。そば屋やうどん屋と比べても1万軒近く多いのです。うどんのお店が多い県はみなさんもご存じ「香川県」です。またそばのお店が多い県は、信州そばなどで知られる「長野県」です。そしてラーメン店が一番多い都道府県はもちろん人口が多い「東京都」ですが、ラーメン県といえばどこか、みなさんは分かりますか?実は1位は「山形県」なのです。 2位はとんこつラーメンが有名な「福岡県」で3位は塩ラーメンや味噌ラーメンが有名な「北海道」です。ではなぜ「山形県」がラーメン県と認識されているかというと、県民性にあるようです。冬の寒さが厳しい山形県では、冬は温かい醤油ラーメンを好み、内陸部は夏が特に暑いため「冷やしラーメン」が生まれたくらいラーメンが好きだそうです。今日は塩味のスープに炒めた野菜が入っているので、副食箱に盛り付けてある「麺」と「なると」と「コーン」を入れて汁も残さず食べましょう。





2023年5月23日火曜日

5月23日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と小松菜の味噌汁

 アジの照り焼き  厚焼き玉子添え

 ソース焼きそば

 ポテトサラダ   1食用マヨネーズ

 オレンジ


 今日は「あじの照り焼き」の魚のあじについてお話します。あじは名前からも分かるように、昔から味が良いから、「あじ」と言われるようになった魚だそうです。あじにはDHAやEPA、タウリン、カルシウム、ビタミン類などが豊富に含まれており、これらは成長期の皆さんには欠かせない栄養素ばかりです。特にDHAは脳を活性化する働きがあるため、脳の栄養素とも呼ばれています。また、神経細胞の発育を活性化させ、機能維持に重要な役割を果たしているため、記憶力や学習能力を向上させるために必要不可欠な成分です。これからの時期に採れる「あじ」はアミノ酸が豊富に含まれているため、うま味が増します。ビタミンB群も含まれているので、これからの夏バテ予防には おすすめの食材です。みなさん、残さず食べましょう。


5月22日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ワンタンスープ

 肉団子の酢豚風

 豚肉と茎ワカメの金平

 俵コロッケ  中濃ソースかけ

 大豆の五目煮



 今日は「豚肉と茎わかめの金平」の茎わかめについてお話します。「茎わかめ」とは、わかめの中心である芯(しん)の部分をカットして加工した食品のことを言います。普段みなさんが食べている「わかめ」は葉の部分で、昔から芯の部分はほとんど食べることはありませんでした。しかし、漁師の間では、茎の部分を好んで食べていたことが分かり、大切な栄養素が豊富に含まれていることが分かりました。そのため、最近ではおやつやおつまみ用として、茎わかめがお店でも買えるようになりました。茎わかめには、ワカメや昆布などの褐藻類(かっそうるい)にしか含まれていないフコイダンというぬめり成分が含まれています。フコイダンは抗がん作用やコレステロールを低下する作用があると言われています。その他に、腸内環境を良くし、免疫力をあげて、健康を保っていくうえで大切な成分です。今日は豚肉や玉ねぎなどの野菜と一緒に炒めて金平風にしました。みなさん残さず食べましょう。


2023年5月22日月曜日

5月19日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポークビーンズ

 チーズはんぺんフライ 

 シェルマカロニサラダ

 小松菜コーンソテー

 バナナ



 今日は「ポークビーンズ」に入っている豚肉についてお話しします。豚肉には野菜と同じようなかしこい栄養素が含まれていることをみなさんは知っていますか?それはビタミン類です。特にビタミンB1は牛肉の約10倍も含まれています。ビタミンB1は肝臓でブドウ糖をエネルギーに変える時に必要なビタミンです。炭水化物をしっかり食べても、ビタミンB1が不足していてはブドウ糖がエネルギーにならず、疲労物質である乳酸になってしまいます。ストレスが強い時には、ビタミンB1が多く消費されるので、普段から豚肉料理を食べるのはおすすめです。今日の「ポークビーンズ」には、豚肉の他にじゃがいも・にんじん・玉ねぎ・ひよこ豆やインゲン豆、金時豆などが入っています。みなさん残さず食べましょう。


2023年5月18日木曜日

5月18日(木)

 


本日の給食は宮崎県の郷土料理です

<献立>

 八杯汁

 チキン南蛮  1食用タルタルソース

 ちくわとこんにゃくの炒り煮

 切干大根のサラダ

 カレーポテト

 マンゴープリン


 今月から、小学校の給食でも提供されていた、「全国各地の郷土料理」を献立に毎月1回取り入れていきます。今月は九州地方にある宮崎県にまつわる料理を紹介します。まず、みなさんは「八杯汁(はちはいじる)」という料理は聞いたことがありますか?宮崎県延岡(のべおか)市の郷土料理です。かつてはお祝い事や法事などの際に、どこの家庭でも作られていたそうです。 名前の由来は、「8杯も食べてしまうぐらいおいしいから」とか、「だし汁の分量が8杯だから」とか、「1丁の豆腐で8人分作れるから」と所説あるそうです。その他にも、揚げた鶏肉に甘酢タレを浸し、タルタルソースをかけて食べる チキン南蛮や、果物のマンゴーも有名ですよね。また、実は宮崎県は切干大根の生産量が全国一位なのです。今日はツナやゴマドレで和えて食べやすくしました。みなさん、残さず食べましょう。


5月17日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 キャベツとえのきの味噌汁

 チンジャオロース炒め

 大野里芋と角天の煮物

 イカリングフライ

 ワカメと枝豆の生姜和え



 今日は「「大野の里芋の煮物」の里芋についてお話します。里芋にはビタミンB1、B2が豊富に含まれており、血管の余分なカルシウムを取り除いてくれます。また、心臓の筋肉の活動を促進させるカリウムは、芋類の中では多く含まれています。里芋をむいたときの独特のぬめりは、ムチンという成分によるものです。ムチンは体内でグルクロン酸を作り出して、肝臓や腎臓を丈夫にし、胃や腸の調子を良くしてくれます。今日の里芋は大野市で作られたものです。大野の里芋は煮崩れにくく、歯ごたえや粘りが良く、全国的にも有名です。みなさん味わって食べましょう。


2023年5月16日火曜日

5月16日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 豚肉と野菜の味噌炒め

 ヤムニョムチキン

 ブロッコリーとツナのサラダ

 パインみかん缶



 今日は「ヤムニョムチキン」についてお話します。ヤンニョムチキンとは、鶏のから揚げに、コチュジャンやニンニクなどで作った甘辛いタレを絡めた料理です。ヤムニョムとは韓国語で「調味料」や「味付け」という意味があり、薬味や香辛料などを混ぜ合わせた韓国料理の合わせ調味料の総称のことを言います。ヤムニョムチキンは1980年代に韓国中でブームになり、今ではファストフードやお酒のおつまみとして定番となっています。また、日本でも韓流ブームとともに知られるようになり、現在ではスーパーや、韓国料理店などさまざまな場所で見かけるようになりました。お店や家庭によって、甘辛いタレの味は異なり、使用する鶏肉の部位に指定はなく、手羽先やもも肉など部位によっても食感や味わいが変わります。今日は、鶏もも肉を甘辛い韓国風のタレに漬け込んで、衣をつけて揚げました。普段の唐揚げとは違った旨味があるので、みなさん残さず食べましょう。


5月15日(月)


 本日の給食です

<献立>

 豆腐と油揚げの味噌汁

 肉じゃがコロッケ

 ビーフンのカレー炒め

 短冊大根の煮物

 法連草のかつお和え



 今日は「ビーフンのカレー炒め」のビーフンについてお話します。みなさんは、ビーフンは何から作られているか知っていますか?実はお米から作られているライスヌードルの一種なのです。ビーフンの発祥の地は中国南部といわれ、日本にも中国から伝わりました。歴史は浅く、伝わってまだ60年ほどだそうです。ビーフンは炒め物にしたり、スープに入れて食べる事が多く、原料がお米なので消化がよく、腹持ちがいいのが特徴です。また小麦のめんよりカロリーも低いのもうれしいですよね。今日は色んな野菜を入れてカレー風味に味付けをした炒め物です。みなさん、残さず食べましょう


2023年5月12日金曜日

5月12日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ポークカレー

 石川県産サケフライ

 海藻サラダ   1食用青じそドレッシング

 福神漬け

 フルーツカクテルゼリー



 今日は「サケフライ」の鮭についてお話します。鮭には抗酸化作用に優れた栄養素が含まれています。そこで、みなさんは「抗酸化作用」という言葉を耳にすることがあると思いますが、意味は分かりますか?私たち人間は酸素を身体に取り入れて、エネルギーを作るのですが、その過程で一部の酸素が酸化力の強い「活性酸素(かっせいさんそ)」に変化します。この活性酸素が増え過ぎると、血管や細胞を傷つけ、体の内側をサビさせて、動脈硬化などの病気を引き起こし、生活習慣病を招きます。その悪い活性酸素を抑える働きを「抗酸化作用」というのです。鮭にはアスタキサンチンやビタミンC、D、Eなどの抗酸化作用に優れた栄養素が豊富に含まれています。それら栄養素は油に溶け出す性質があるので、油で調理して食べることで栄養を効率的に摂取することができます。今日は石川県で育てた鮭をフライにしました。みなさんすすんで鮭を食べるようにしましょう。


5月11日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 八宝菜

 バンサンスー

 春巻き

 蒸しシュウマイ



 今日は「バンサンスー」についてお話します。バンサンスーは中華料理の1つで、拌(バン)は「あえること」、三(サン)は「三種類の具材」、絲(スー)は「糸のように細長く切ったもの」という意味があります。春雨は、さつま芋とじゃが芋を粉にして作られているため、お米やスパゲティに比べて半分のエネルギー量なのに、鉄分やカルシウムが含まれています。また、お酢の主成分である酢酸(さくさん)は疲労回復に対しての効果や、食欲を増進させる効果があります。今日は緑豆春雨と、きゅうり、人参、玉子をお酢でサッパリと和えてあるので、みなさん残さず食べましょう。



2023年5月10日水曜日

5月10日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ポタージュスープ

 鶏肉の生姜焼き  チンゲン菜ソテー

 じゃが芋のそぼろ煮

 大根とひじきのさっぱりサラダ

 オレンジ



 今日はメインの添えのチンゲン菜についてお話します。チンゲン菜は、中国野菜の中で最もポピュラーな野菜で、ビタミンAやビタミンCを豊富に含んでいます。油との相性が良いため、今日のような炒め物にするとビタミンの吸収が良くなります。また、煮たりゆでたりすることによって細胞内の水分が減り、ビタミンAはさらに多く取ることができるので、煮浸しやスープに入れるのも おすすめです。これらのビタミンは風邪の予防に役立つほか、胸やけや胃のむかつきに効くと言われています。その他にも、ミネラル・食物繊維を豊富に含むので、チンゲン菜をみなさんもすすんで食べるようにしましょう。


5月9日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 ハンバーグ トマトソースかけ  粉ふきいも添え

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 フランクドッグ

 法連草ののり和え



 今日は「大豆とレンコンのゴマ炒め」に入っている大豆についてお話します。大豆はたんぱく質・脂質を含む量が他の作物より多く、肉類に近いことから「畑の肉」と呼ばれています。良質のたんぱく質は消化吸収が良く、脂質は植物性脂肪の「リノール酸」を多く含んでいます。リノール酸は血管壁に付着するコレステロールを取り除く作用をもっている大切な脂肪酸です。また、イライラを抑える効果があるカルシウムや、貧血を予防するために必要な鉄分などが豊富に含まれています。みなさんも色々な大豆製品を食べて、大豆の栄養パワーをもっと取り入れていきましょう。

 

2023年5月8日月曜日

5月8日(月)


 本日の給食です

<献立>

 麩と小松菜の味噌汁

 エビグラタンフライ   1食用中濃ソース

 青じそとツナのスパゲティー

 がんもと竹の子の煮物

 アスパラの黒ゴマ和え



 今日はカルシウムたっぷりの歯ッピー献立の日です。主にがんもどき・小松菜・えびグラタンフライに多く含まれています。今日はカルシウムが、なぜそんなに必要なのか、カルシウムの役割についてお話しします。カルシウムというと「骨」を連想する方が多いと思いますが、実は脳細胞や神経細胞が働くためにも、血中のカルシウムが重要な役割を果たしています。また、筋肉を動かしたり、物を見たり、情報を伝達したりするときにもカルシウムが必要です。カルシウムは人間の体を動かすバッテリーのようなものなのです。体内には60兆個もの細胞がありますが、そのすべてを動かすためにカルシウムが使われているのです。一生のうちで1番骨が成長するのは、男子は特に中学生時代、女子は小学校高学年の頃から始まっています。この時期には、年間で平均11%くらい骨密度が上がるので、骨を丈夫にするために、カルシウムをたくさん取って、しっかり運動しましょう。



2023年5月2日火曜日

5月2日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 若竹汁

 鯖の漬け焼き

 豚しゃぶサラダ  1食用ゴマドレッシング

 揚げ出し豆腐 おろしあんかけ

 つくね串団子

 柏餅



 今日は、今週の金曜日の5月5日「端午の節句」には欠かせない、「柏餅」についてお話します。柏餅とは、あんこを挟んだ「しんこ餅」というお餅を柏の木の葉っぱで包んだお菓子のことです。この柏の葉は、新芽が出てくるまで古い葉が落ちないという特徴があり、これを「子供が産まれるまで親は死なない」=(イコール)「家系が途絶(とだ)えない」という縁起に結びつけて、「子孫繁栄(しそんはんえい)」の意味を持つと言われています。そこで、子供の日でもある端午の節句に柏餅を食べるようになったそうです。また、古くから縁起のよい食べ物として知られている「竹の子」も、この日に食べられている食材のひとつです。竹の子は真っすぐに伸びていくという特性や成長の早さから、「神様から恵みを受けられる」「大きく成長できる」と言われ、縁起物として受け継がれているそうです。今日はすまし汁に竹の子やワカメを入れた「若竹汁」や「柏餅」を用意しました。みなさん、残さず食べましょう。



2023年5月1日月曜日

5月1日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 カレーコロッケ  1食用中濃ソース

 ミートソーススパゲティ

 金平ごぼう

 ブロッコリーのしらすゴマ和え



 今日は「ブロッコリーのしらすゴマ和え」に入っているしらすについてお話します。みなさんは「しらす」は何の魚の稚魚(ちぎょ)か知っていますか?マイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシなど、主にイワシ類の稚魚だそうです。まるごと骨まで食べられるので、たんぱく質やビタミンD、カルシウム、マグネシウムが豊富に含まれています。地域によって呼び名が異なる場合がありますが、同じ魚の稚魚でも加工法や乾燥の度合いによって呼び名が違います。まず、釜でゆでただけのものを「釜揚げしらす」と言い、釜ゆでの後、少し乾燥させたものが「しらす干し」、塩を加えて釜でゆでて、天日に干して、しっかり乾燥させたものが「ちりめんじゃこ」と呼ばれています。しらすに多く含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きを持っているので、成長期のみなさんはしらすやちりめんじゃこをすすんで食べるようにしましょう。