2024年3月21日木曜日

3月21日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 ハンバーグ  トマトソースかけ

 ブロッコリーサラダ

 ハムカツ

 切干大根の煮物


 今日で今年度の給食は最後です。みなさんは毎日残さずに食べることが出来たでしょうか。今日は「食生活チェック」ということで5つの質問をしますので、当てはまるかどうか、自分の食生活を見直してみましょう。

①朝ごはんは毎日食べていますか?

 朝ごはんは1日のエネルギー源です。しっかり食べましょう。

②「にんじん」や「ほうれん草」などの色の濃い野菜を残さず食べていますか?

 緑黄色野菜はビタミン類・鉄・カルシウムなどを豊富に含み、体内での色々な代謝を調節してくれます。最近では成長期の子供たちの脳を作るとも言われています。

③「キャベツ」や「玉ねぎ」などの色の薄い野菜も残さず食べていますか?

 淡色野菜は免疫力をアップする栄養素がたくさん含まれています。風邪予防、疲労回復にも良いので私たちにとっては大切な食べ物です。

④よく噛んで食べていますか?

 よく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、消化をよくしてくれます。心がけてみましょう。

⑤「いただきます」「ごちそうさま」、感謝の気持ちで残さず食べていますか?

 実はこれが一番大切なことです。みなさんが朝・昼・夕と3食食べるためには、色んな人が関わっています。感謝の気持ちを忘れずに食事と向き合っていきましょう。





2024年3月19日火曜日

3月19日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 きつねうどんのだし(ワカメ入り)

 白身魚の天ぷら  ちくわの天ぷら

 うどん  三角あげ

 筑前煮

 小松菜と白菜の海苔和え



 明日3月20日は春分の日です。また春分と秋分の日をはさむ前後7日間のことを、お彼岸と言います。この7日間はそれぞれのお寺や家庭で、亡くなった方々の安らかな成仏を願います。お彼岸の食べ物といえば「ぼたもち」や「おはぎ」がありますが、「ぼたもち」と「おはぎ」って同じ食べ物って事をみなさんは知っていましたか?こしあんが「おはぎ」で、粒あんが「ぼたもち」、なのでは?米粒が残っているのが「おはぎ」で、完全に餅になっているのが「ぼたもち」、なのでは?と思っていた人もいますよね。しかし、実は違うのは食べる時期だけなのです。ぼたもちは「牡丹餅(ぼたんもち)」と書き、牡丹の花が咲く春のお彼岸に食べます。一方おはぎは萩の季節、秋のお彼岸に食べるものだそうです。明日は「ぼたもち」を供えて、ご先祖さまに感謝していただきましょう。


2024年3月18日月曜日

3月18日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 肉じゃがコロッケ

 大豆とレンコンのゴマ炒め

 切干大根のツナサラダ

 みかん缶詰



 今日は「味噌汁」に入っている豆腐についてお話します。豆腐は、大豆を煮てすり潰して出来た豆乳ににがりを加えて固めたものです。にがりとは海水から塩を取り出したあとに残る液体のことを言い、塩化マグネシウムを豊富に含みます。そのため、にがりの入った豆腐には多くのマグネシウムが含まれています。マグネシウムは精神を安定させる成分が含まれているので、不足すると神経が興奮しやすく、イライラしたり、疲れやすくなってしまいます。豆腐の他にも、ひじきやワカメなどの海藻類、あさりなどの貝類、バナナやピーナッツにもマグネシウムは多く含まれています。疲れた時には積極的に取るようにしましょう。


2024年3月15日金曜日

3月15日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ハヤシシチュー

 チーズはんぺんフライ

 塩焼きそば

 菜の花のサラダ

 オレンジ



 今日は春野菜の1つである「菜の花」についてお話します。菜の花はビタミンC、カロテン、カルシウム、食物繊維をたっぷり含む緑黄色野菜です。もともと菜の花は、油を取る目的で栽培されていましたが、明治時代以降は食用としても作られるようになったそうです。独特のほろ苦さがありますが、抵抗力を高める効果や美肌効果があります。また、菜の花に含まれるビタミンCはホウレン草の3倍以上、β―カロテンはピーマンの5倍もあります。鉄分も豊富に含まれているので、貧血気味の人は積極的に食べたい食材の1つです。今日は、キャベツやかにカマと一緒に和えて春らしいサラダにしました。みなさん残さず食べましょう。


3月14日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 キャベツと油揚げの味噌汁

 おでん3種類(大根・玉子・角天)

 根菜のそぼろ煮

 大豆のチリソース煮

 法連草のゴマ和え



 今日は「おでん」では定番の食材、大根についてお話します。みなさんは「大根役者」という言葉は聞いたことがありますよね。では、演技の下手な役者を大根役者というのはナゼでしょう?これにはちゃんとわけがあるのです。大根おろし、煮物、汁物と、ダイコンは、どんな料理にしても食あたりしないということにちなんでいるのだそうです。つまり、演技の下手な役者は、がんばっても当たった試しがないという意味なのです。「ダイコンどきの医者いらず」とも言われるように、大根は、デンプン、タンパク質、脂肪の消化を助ける働きがあります。天ぷらや焼き魚におろしダイコンを添えるのもちゃんと理由があるのですね。その他、ガン細胞を抑制するリグニンという繊維を含む優れもの食品です。みなさんすすんで大根を食べるようにしましょう。


2024年3月14日木曜日

3月13日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 八宝菜

 揚げギョウザ

 うの花の炒り煮

 カクテルゼリー



 明日3月14日は「ホワイトデイ」です。2月14日の「バレンタインデイ」にもらったチョコやプレゼントのお返しする日と言われていますが、実はこの行事は日本独特の風習だそうです。日本人の「もらったものは返す」という精神から、1978年に「全国飴(あめ)菓子工業協同組合」がバレンタインのお返しにアメを渡すことを発案したことや、福岡市の老舗(しにせ)菓子屋がマシュマロを売り出したことから始まりました。「ホワイトデイ」の「ホワイト」はアメの原料である白砂糖や、マシュマロが白いことにちなんで付けられたと言われています。日本人はお互いに助け合う気持ちが強い人種であり、昔から、結婚祝い・出産祝い・病気やケガのお見舞いなどの時もお返しとしても贈り物をします。明日は身近な人に、マシュマロやあめなどを渡したりして、日ごろの感謝の気持ちを伝えてみましょう。


2024年3月13日水曜日

3月12日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の磯辺揚げ

 北海道カップグラタン

 刻み昆布の煮物

 カリフラワーのゆかり和え



 今日は「うま味」についてお話します。みなさんは「旨味(うまみ)」という言葉を知っていますか?味には基本となる5つの味があります。それは「甘味」・「酸味」・「塩味(しおみ)」・「苦味」、それと「うま味」です。その中でも「うま味」は、1908年に日本人科学者が昆布だしをヒントに世界で初めて発見しました。うま味物質は3種類あり、昆布などに多く含まれる「グルタミン酸」、かつお節などに多く含まれる「イノシン酸」、干し椎茸などに多く含まれる「グアニル酸」です。うま味には唾液(だえき)をうながし、食欲を増進し、減塩効果をもたらします。今日の「刻み昆布の煮物」もそうですが、日本の食卓には、これらのうま味たっぷりの食材が使われた料理が多くあります。みなさんこれらの料理を、すすんで残さず食べましょう。


3月11日(月)

 

本日の給食です

<献立>

 豚汁

 ほっけの照り焼き   野菜かき揚げ

 ビーフンの五目炒め

 小松菜の煮浸し

 黄桃缶詰



 今日は今の時期にしか、お目にかかることのできない春の食材についてお話しします。みなさんは春の食材といったら何を思い出しますか?ふきのとう、たらの芽、竹の子、ふき、菜の花、よもぎ、と色々ありますよね。これからの季節は少しずつ冬の寒さも和らぎ、すべての生き物が活動を始めます。私達の新陳代謝も活発になり、冬の間に増えた脂肪や色々な毒素を体から追い出そうとします。その手助けをしてくれるのがこれらの春の野菜なのです。これらの春の野菜はアクの強いものが多いですが、身体には良い食材ばかりです。食べると少し苦味を感じるものが多いので、食べたことがない人もいるかもしれませんが、みなさんも春の食材を探して、是非挑戦してみてください。


2024年3月7日木曜日

3月7日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 キーマカレー

 北海道産ほたて貝柱フライ

 エビフライ

 豚しゃぶサラダ   1食用ゴマドレッシング

 福神漬け

 ミニフルーツポンチ



 3年生のみなさんは中学校の給食も今日で終わりです。みなさんは毎日バランスのよい食事を心がけるようになったでしょうか?「バランスの良い食事」と一言で言っても難しいですよね。色々なバランスがありますが、今日は、新しい学年に上がる前に、みなさんに覚えていてほしい食事のポイントを2つお話しします。まずは「出来上がった料理の色をみて、5色すべてを食べよう!」です。5色とは、赤・黄・緑・白・黒を示し、それぞれの見た目の色で決め、自分の判断でいいのです。例えばきゅうりは外側の皮の色で緑と判断しても、中身の色で白色としてもいいのです。この5つの色が食卓に並べば必然的に栄養バランスも良くなります。そして2つめは「食べすぎない!食べなさすぎない!」です。いくら5色バランスよく食べていても、量のバランスが取れていなければ意味がありません。もちろん1日3食かかさずとることは大切です。そしてその1食1食の量にも意識してみましょう。昼食でお腹がいっぱいになるように、朝食でも同じくらいの量が取れると最高です。夕食は食べ過ぎず、夜中の間食もできるだけ控えるようにしましょう。みなさんの「からだ」は、「食べたもの」によって作られています。これからも「食べる」ということを大切にしていきましょう。


2024年3月6日水曜日

3月6日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 麩ともやしの味噌汁

 手作りソーストンカツ

 ナポリタンスパゲティー

 ブロッコリーのゆかりしらす和え

 玉子ロール

 お米のムース



 今日はみなさんからのリクエストが多かったデザートの「お米のムース」についてお話します。実は給食デザートの定番である「お米のムース」は、日本各地で提供されています。特にお米の収穫量が多い東北地方や新潟県、関東では静岡県や千葉県、その他にも和歌山県、奈良県、高知県の給食で提供されているそうです。ご当地ラベルを作っている県もありその中でも福井県はファンが多く、ソウルフードとして愛されています。みなさんに必要なカルシウムや鉄分、食物繊維が豊富に含まれており、今ではお店やインターネットで手軽に注文できます。今日のお米のムースは福井県産のこしひかりが使用されています。みなさん味わって食べましょう。


2024年3月5日火曜日

3月5日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉の照り焼き

 ジャーマンポテト

 コールスローサラダ

 りんご

 お祝いデザート(チョコレートケーキ)



 今日は「ジャーマンポテト」についてお話します。みなさんは、「ジャーマンポテト」はどこの国の料理だと思いますか?ジャーマンは英語で「ドイツの・ドイツ風」という意味なので、ドイツの家庭料理と思いますよね。実は、日本で考えられた料理で、ドイツではそんな料理はないそうです。しかし、アメリカには「ジャーマンポテトサラダ」という料理があり、ジャーマンポテトにお酢を加えてサラダとして食べるそうです。日本で食べられているジャーマンポテトは、炒めた玉ねぎやベーコンにじゃが芋を合わせたものです。もともとじゃが芋は油と相性が良く、豊富に含まれているビタミン類はそのまま吸収することができます。みなさん、残さず食べましょう。


2024年3月4日月曜日

3月4日(月)

 


本日はリクエストメニューです

<献立>

 コーンスープ

 ハンバーグ デミグラスソースかけ  マカロニソテー添え

 ポテトサラダ

 五目金平

 フルーツゼリー



 今日は汁物でリクエストの多かった「コーンスープ」の、とうもろこしについてお話します。とうもろこしが好きな人は多いと思います。実は甘くておいしいだけではなく、身体のエネルギーになる炭水化物や、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン類、リノール酸、食物繊維、そしてカルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラルをバランスよく含んでいる栄養豊富な食品です。とくに、食物繊維の量は他の野菜やいも類と比べても、多く含まれているのです。食物繊維は、脂質の吸収を抑えて、便秘の予防や改善、大腸がんの予防、コレステロール値の吸収抑制に効果があります。また、甘味成分である糖質は消化吸収が早いので、疲れやすいときのエネルギー補給にぴったりです。今日は玉ねぎとベーコンも一緒に入ったコーンスープです。みなさん、残さず食べましょう。


 

3月1日(金)

 


本日はリクエストメニューです

<献立>

 麻婆豆腐

 鶏肉の唐揚げ

 ソース焼きそば

 大根サラダ

 パイン缶詰



 今日から卒業式前日までの5日間は、リクエスト献立です。みなさん、楽しみにしていてくださいね。あさって3月3日はひな祭りです。女の子の成長や幸福を願う行事で「桃の節句」とも言います。女の子のいる家庭ではひな人形を飾り、桃の花やひなあられ、ひし餅、白酒(しろざけ)などを一緒に飾っているのではないでしょうか。ひな祭りの縁起の良い食材として、ハマグリとヨモギがあります。ハマグリは女の子の美徳と貞操(ていそう)を意味します。またヨモギは薬としての効果があり、ひし餅の緑に使われます。では、ひな壇に飾られる「ひし餅」はなぜ3色なのでしょうか? 実は一番上のピンクは「桃の花」を表しています。真ん中の白は「雪」、そして一番下の緑は「草木」を表しているそうです。3月はまだ雪が残る季節ですが、桜が咲き始め、雪の間から新しい草木が育つ時期でもあり、その情緒を表現している春らしい食材です。そして、その菱餅を小さく砕いて、持ち運びができるように作られたのが「ひなあられ」だといわれています。関東地方のひなあられは小粒で甘く、関西地方は丸くて甘じょっぱいものが売られているそうです。みなさんも色々なひなあられを探してみてくださいね。


2024年3月1日金曜日

2月29日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 さつま汁

 鰆(さわら)の照り焼き

 さつま揚げの金平

 がね(さつま芋のかき揚げ)

 菜の花の彩り和え



 今日は毎月1回の「全国各地の郷土料理」を紹介する日です。今月は鹿児島県にまつわる献立です。みなさんは鹿児島県といったら、どんな食べ物が思いつきますか? 黒豚や黒砂糖などが有名ですが、やはり昔、西郷隆盛や大久保利通などの出身である薩摩藩(さつまはん)が大活躍したので、「さつまいも」や「さつまあげ」などの「さつま」が付く食べ物を思い出す人も多いと思います。また、離島が多い鹿児島県は、北から南まで600キロに及ぶことから、温帯、亜熱帯、冷温帯と3つの気候帯があり、世界的にも珍しい地域だと言われています。さつまいもやオクラは生産量が全国で1位と言われ、牛肉や豚肉・鶏肉すべてにおいて畜産が盛んな県です。今日は「さつま揚げの金平」や、鶏肉を使った汁物「さつま汁」を用意しました。また代表的な郷土料理の1つとして「がね」というさつまいもを使ったかき揚げがあります。形が鹿児島弁で「がね」と呼ばれる「カニ」に似ていることから名付けられたそうで、正月に欠かせないめでたい料理でもあり、普段でもお酒のつまみや子ども達のおやつとしても親しまれているそうです。みなさん、残さず食べましょう。