2016年7月15日金曜日

7月15日(金)



本日の給食です
<献立>
 夏野菜チキンカレー(かぼちゃ・なす・枝豆)
 プレーンオムレツ  キャベツソテー添え
 海藻サラダ  1食用フレンチドレッシング
 福神漬け
 オレンジ

 今日は2学期最後の給食になります。
 いよいよこれからが夏本番です。「だるい」「疲れやすい」「食欲がない」…いわゆる夏バテで悩まされる人が出てくる時期でもありますよね。 夏バテについての正しい知識がないと、かえって夏バテをひどくすることもあります。今日は、夏バテ防止の食生活についてお話します。
 まずなぜ夏バテになるのでしょうか?その理由は大きく分けて2つあります。1つ目は、体内の水分とミネラルの不足です。夏になると気温が上昇して体温も上がるため、体は汗をかいて体温を下げようとします。しかし汗は、体内の水分と一緒にミネラル分も体外へ排出してしまうため、身体に必要なミネラル分も大量に失われてしまいます。そのため、水分を十分摂ることは必要ですが,一度にたくさん飲むことや,甘い飲み物は控えましょう。それに、冷たいものをとりすぎると、胃腸の働きが抑えられてしまいます。しかも甘味は食欲を減退させてしまうのです。飲む物や飲む時間帯を自分で考えて水分補給をしましょう。
 2つ目は、暑さによる消化機能の低下によって起こる栄養不足です。この問題を解決するには、まず、食事は量より質であるということです。食欲がなくても、1日3食、しかも同じ時間帯にしっかりとることが大切です。胃に負担がかからず消化のよい卵や肉、魚、牛乳などのたんぱく質、野菜や果物などのビタミン、牛乳や海藻に含まれているミネラルをバランスよく、少しずつでもいいので色々な種類の食品をとりましょう。また、夏には旬の野菜や果物がたくさんあります。これらは、夏の身体に適しているので、しっかり食べましょう。
 これらの事を守れば、体は無理なく夏を乗り切ってくれるので、 みなさんも実践してみてください。

2016年7月14日木曜日

7月14日(木)



本日の給食です
<献立>
 ワンタン野菜スープ
 鶏肉のスパイス焼き  小松菜ソテー添え
 南瓜とちくわの煮物
 アスパラサラダ
 大豆のゴマからめ


 今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主に牛乳・小松菜・ちりめん・大豆・ごまに多く含まれています。 
 実は、カルシウムは体内に吸収されにくい栄養素であり、どんな栄養素と一緒に摂取するかによっても変わり、ストレスの多さや、体がどれだけ必要としているかによっても吸収率が変わってきます。その中でも、体内でもっとも吸収されやすい食品は、やはり牛乳やチーズなどの乳製品です。乳製品はカルシウムが豊富なうえに、吸収を促進させる成分が含まれています。それと同時に、きのこ類や、ちりめんじゃこのような魚介類に多く含まれているビタミンDや、小松菜やブロッコリーに多く含まれるビタミンKを一緒に摂ると大変効果的と言われています。
 今の時期にカルシウムをたくさん補給するためにも、みなさん残さず食べましょう。

2016年7月13日水曜日

7月13日(水)



本日の給食です
<献立>
 大根とちくわの味噌汁
 白身魚の天ぷら  小エビとじゃが芋のかき揚げ
 うどん 刻みあげ煮 ワカメ
  1食用めんつゆ
 豚肉入り金平ごぼう
 つまみ菜の和え物

 ※ 一部献立の変更がありました
 

 今日はこれから食べる機会が特に増える夏野菜についてお話します。
 みなさんは夏野菜といったら何を思い出しますか?昨日とおとついにお話したトマトやきゅうりはもちろん、かぼちゃやピーマン、なすに枝豆、と色々ありますよね。これらに共通しているのはビタミンが豊富であることと、苦みや辛みで清涼感を得られることです。夏になると暑さで体がほてり、熱がこもります。そして疲れがとれず食欲が落ちますよね。そんな時こそ水分をたっぷりと含む夏野菜をしっかり食べることで、私たちの体を快適に保ってくれます。
 生で食べたり、ゆがいて味噌や塩などのシンプルな調味料で食べたりすると野菜自体の味が楽しめます。みなさんも夏野菜をすすんで食べて、夏を乗り切りましょう


2016年7月12日火曜日

7月12日(火)



本日の給食です
<献立>
 切り麩の味噌汁
 鯖の塩焼き
 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ
 絹厚揚げと結び昆布の煮物
 パイン缶詰


 今日は「ポテトサラダ」に入っている夏野菜の代表でもあるきゅうりについてお話しします。
 きゅうりの95%以上は水分です。ビタミンなどの栄養素も目立って多く含まれるものがなく、「世界一栄養のない野菜」とまでいわれています。 しかしそんなきゅうりにも健康パワーはあるのです!それは、カリウムです。カリウムは、体内のナトリウム排出を促し利尿効果もあるため、腎臓の働きを良くし高血圧予防に効果があります。特に加熱したきゅうりを食べると、利尿効果が高まるそうです。
 また、現在のきゅうりは品種改良され、苦みが少なくかなり食べやすくなっていますが、特有のほんのりとした苦み、青臭みがあります。実はこの香り、苦みの成分はククルビタシンと言い、ガンを抑制する作用があると言われています。
 きゅうりはビニールハウスでも作られるようにもなり、年中食べることが出来ますが、旬の暑い時期に太陽をサンサンと浴びた、きゅうりには、ビタミンCが冬の2倍以上含まれています。みなさんも夏バテ防止のためにも、すすんで食べるようにしましょう。

2016年7月11日月曜日

7月11日(月)



本日の給食です
<献立>
 トマトスープ
 メンチカツ  ブロッコリー添え  1食用中濃ソース
 塩焼きそば
 玉子豆腐  1食用タレ付
 ひじきサラダ


 今日は「トマトスープ」に入っている夏野菜の代表でもあるトマトについてお話しします。
 今が旬な真っ赤なトマトには栄養がたくさん含まれています。特に「リコピン」や「ベータカロテン」という栄養素の名前をよく耳にするのではないでしょうか。そんな夏トマトを食べてほしい理由が3つあるので、紹介します。
 まずは「疲労回復効果」です。トマトにはクエン酸やリンゴ酸が多く含まれていて、疲労物質である乳酸が体に溜まらないように働いてくれます。
 そして2つ目は「体温を下げる効果」です。トマトに含まれるカリウムが持つ利尿作用により、今の暑い時期にでも、体の余分な熱を外に出してくれます。
 3つ目は女性にうれしい「ダイエット効果」です。トマトに含まれるリコピンと食物繊維には、基礎代謝を促進する効果があると言われています。今日のようなスープやトマトジュースをそのまま飲むことで脂肪燃焼効果も期待できるので、これからの季節に夏トマトを食べて、元気に夏を乗り切りましょう。

2016年7月7日木曜日

7月7日(木)



本日の給食です
<献立>
 冷やしそうめん汁
 手作りソースカツ  もやしアスパラソテー添え
 そうめん  錦糸玉子  きゅうり
 ひじきとごぼうの炒り煮
 イカのチリソース煮
 七夕ゼリー


 今日は7月7日七夕の日です。みなさんは七夕の行事食といえば何だと思いますか? 実は七夕の行事食は「そうめん」なのです。意外に知られていませんが、千年も前から続いているそうです。 由来は中国で「索餅(さくべい)」という縄のようにあんだ小麦粉のお菓子を7月7日に食べる習慣が、奈良時代に日本へ伝えられ、麦の収穫時期に「麦餅(むぎもち)」を作る風習とともに、
 やがてそうめんへと変化したといわれています。
 また、そうめんは暑さで食欲が減退するこの時期にぴったりで、天の川や織姫の織り糸に見立てることもできます。ゆでたそうめんに、輪切りにすると切り口が星形になっているオクラや、型どりした人参やきゅうりをのせて、天の川のようにハムや錦糸玉子を飾るとおいしく楽しく食べられます。
 今日は錦糸玉子と千切りしたきゅうりをのせて天の川をイメージしました。みなさん残さず食べましょう。

2016年7月6日水曜日

7月6日(水)



本日の給食です
<献立>
 キャベツとさつま揚げの味噌汁
 ハンバーグ トマトソースかけ  スパゲティーソテー添え
 枝豆がんもと三角こんにゃくの煮物
 かぼちゃサラダ   1食用マヨネーズ
 小松菜のかつお和え



 今日は鉄分たっぷり「アイアン献立」です。主に枝豆がんも、小松菜、さつま揚げに多く含まれています。しかしこれらに含まれている鉄分の吸収を高めてくれる栄養素があります。みなさんは何か分かりますか?
 実は、果物や緑黄色野菜に多く含まれているビタミンCです。 特にグレープフルーツやオレンジなどを食後に食べれば、食事でとった鉄の吸収を高めてくれます。ビタミンCは、鉄分だけでなく、カルシウムやマグネシウムの吸収を高めてくれるので、イライラした気持ちを落ち着かせ、貧血の予防にも役立ちます。 
 今日は「かぼちゃサラダ」や「トマトソース」、「小松菜のかつお和え」に   たくさんのビタミンCが含まれています。みなさん残さず食べましょう。

2016年7月5日火曜日

7月5日(火)



本日の給食です
<献立>
 フルーツポンチ
 鶏肉の磯辺揚げ  キャベツカレーソテー添え
 麻婆豆腐
 切干大根の旨煮
 もやしのナムル


 今日は昨日に引き続き、食中毒防止に役立つ食材を紹介したいと思います。
 みなさんは、わさびや生姜、大葉といった薬味を食べることがありますか?
 ちょっとクセがあり、辛くて苦手な人も多いと思います。しかし、昔から日本では生ものには薬味が添えられる風習があるのです。
 その理由は、わさびや生姜、大葉には抗菌効果があるからです。例えば、日本食の代表ともいえるお寿司は、ネタと酢飯、わさびやガリと呼ばれる生姜の甘酢漬けの組み合わせで、食中毒の予防をしながらおいしく食べる、という知恵がぎゅっと詰まっている料理です。また、刻んだり、すりおろしたりして料理に加えれば、味にアクセントがつき、食欲もぐんとアップし、さらに消化を助ける作用もあります。
 今日の「麻婆豆腐」や「鶏肉の磯辺揚げ」には、すりおろした生姜とニンニクが入っています。薬味には色々な種類があるので、みなさんも探してみてくださいね。



2016年7月4日月曜日

7月4日(月)


本日の給食です
<献立>
 豆腐のすまし汁
 サーモンの塩焼き  フライドポテト添え
 マカロニミートソース炒め
 チンゲン菜の煮浸し
 大豆サラダ


 今日は先週に引き続き、食中毒防止に役立つ食材についてお話します。
 みなさんは普段飲んでいるお茶やココアには食中毒予防の効果があることを知っていますか?
 ココアに含まれているポリフェノールに、強い殺菌作用のあることが発見され、O-157という怖い細菌だけではなく、 下痢を引き起こす黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌などを予防してくれます。しかも、食後のまだ胃に食べ物が残っているときにココアを一杯飲むと、殺菌力がさらに高まるそうです。今はアイスココアにすると飲みやすいですね。
 また、緑茶に含まれる苦味成分のカテキンにも殺菌作用があり、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌や腸炎ビブリオ菌に対して効果があります。緑茶を薄めてうがいすると、虫歯や口臭を防ぎ、風邪の予防にも効果があるそうなので、 みなさんも挑戦してみましょう。



2016年7月1日金曜日

7月1日(金)



本日の給食です
<献立>
 野菜コンソメスープ
 タンドリーチキン  チンゲン菜ソテー添え
 ナスの揚げ煮とがんもの煮物
 シェルマカロニサラダ
 ひき肉と大豆のカレー炒め


 今日から7月に入りました。 暑い日が続く中、知らぬ間にみなさんの体調も弱ってきています。そういう時期だからこそ、食べ物による力で元気でいてほしいと思います。そのため、今日から3日間は、食中毒防止に役立つ食材についてお話します。
 まず、みなさんは、家から持ってくるご飯の上に梅干しはのっていますか? 実はお弁当のご飯に梅干しをのせるだけで、ご飯が傷みにくくなり、食中毒を予防する効果があります。また、梅干しに豊富に含まれるクエン酸が胃腸の働きを活発にして、食欲を増進させてくれます。食欲が出ると、疲れをためにくくしてくれるので疲労回復にも効果的です。
 しかし、梅干しは食塩の含有量が多いので、1日1個にして、毎日食べるように心がけてみましょう。