2018年2月28日水曜日

2月28日(水)




 
本日の献立です
<献立>
 豆腐と玉子の中華スープ
 肉団子の酢豚風
 じゃが芋とちくわの煮物
 ひじきサラダ
 バナナ

 本日の地場産食材は「えのき」です

  今日は体を温めてくれる食事についての大切なポイントを3つお話します。
 まず1つ目は、「白より赤・茶・黒!」です。これは色の濃い食品は体を温めてくれるので、すすんで食べましょうという意味です。砂糖より黒糖、白米より玄米、うどんよりそばを食べた方が体を温めてくれます。
 2つ目は、「軟らかいより固い!」です。これは軟らかい食べ物より固い食べ物の方が体を温めてくれるという意味です。パンより米、まんじゅうよりもせんべい、葉野菜より根菜類がおすすめです。
 そして3つ目は、「笑顔で楽しく感謝して!」です。これはもうみなさんは出来ていますよね。食事の時間はみんなと笑顔で楽しく食べることで、消化も良くなり体もポカポカしてきます。また、色んな人たちが給食に関わっていることを忘れずに残さず食べることで、バランスよく栄養を吸収することが出来ます。これらの事に気をつけて、病気を吹き飛ばす身体を作っていきましょう。

2018年2月27日火曜日

2月27日(火)




本日の献立です
<献立>
 にゅうめんのだし
 鶏肉の唐揚げ キャベツのかつお和え
 そうめん・アゲ煮・ワカメ
 もやしとウインナーのソテー
 大豆煮

 本日の地場産食材は「もやし」です

 今日はなぜ普段の体温が低くなってしまうか、その原因についてお話します。みなさんは夜遅くまで起きていて寝不足になったり、朝ごはんを食べない日が続いたり、テレビを見たりゲームをする時間が増えて運動不足になっていませんか?
 実はこれらの生活習慣の乱れや睡眠リズムのずれによって、自律神経の働きがうまく機能しなくなり、それまで反射的に行われてきた体温調整ができにくくなります。 また白砂糖がたくさん入った甘いお菓子や、食品添加物が含まれるインスタント食品も体温を下げる食品といわれているので、みなさんも普段の食生活を見直してみましょう。

2018年2月26日月曜日

2月26日(月)





本日の献立です
<献立>
 豚汁
 鮭のスパイス焼き 粉ふきいも
 塩焼きそば
 白菜とさつま揚げの煮浸し
 ナタデココパイン

  みなさんは普段、体温はどれくらいありますか?ちゃんと36度以上はありますか? 実は36度未満は「低体温」と言われ、体温が低いとカラダに色んなトラブルが起きてきます。
 人の体温は朝が一番低く、午後から夕方にかけて高くなるという変動を繰り返し、その変動幅は1℃以内が普通と言われています。また、日ごろからの食事の内容によっても変化するのです。
 今日から3日間、体温と食事の関係についてお話します。みなさんも一緒に体温について考えてみましょう。

2018年2月23日金曜日

2月23日(金)





本日の献立です
<献立>
 キーマカレー
 手作り白身フライ ボイルキャベツ
 中華風春雨サラダ
 小松菜と揚げの煮浸し
 グレープフルーツ
 
 
  今日はみなさんが大好きなカレーについてお話します。
 カレーは1皿で、炭水化物、タンパク質、ビタミンなど豊富な栄養素が、バランスよく含まれています。その上、カレーに含まれるスパイスには脂肪燃焼や血行促進などの効果もあります。
 辛いカレーを食べると、どうしても水分が欲しくなりますよね。多くの人は水を飲むと思います。しかし実は、水には辛さを和らげる効果は全くありません。むしろ辛さを広げてしまい、消化を抑制してしまいます。
 実は、辛さを和らげるのに最適な飲み物は、乳性飲料なのです。そのためカレー発祥の地であるインドでは、ラッシーやチャイという乳製品が入った飲み物が定番となっています。
 私たちの毎日飲んでいる牛乳は、カレーとはとても合い、栄養バランスも良くなるので、カレーを食べて汗をかいて、牛乳を飲んで胃をスッキリさせましょう。

2018年2月22日木曜日

2月22日(木)





本日の献立です
<献立>
 キャベツと油揚げの味噌汁
 すき焼き風煮
 青じそとツナのスパゲティ
 俵コロッケ
 紅白なます

  今日は花粉症にならないために、なっている人は症状を抑えてくれる食材をいくつか紹介したいと思います。
 1つ目はヨーグルトです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、悪玉菌の増殖を抑えて善玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを整えてくれます。腸が元気になると、免疫力もアップして、花粉症の症状を和らげてくれます。
 その他には鯖やイワシなどの青魚です。これらに多く含まれているEPAやDHAは免疫力の働きを正常にしてアレルギー症状を抑える働きがあります。また、鯛などの白身魚に多い良質のたんぱく質にも免疫機能を正常に保つ働きがあるのですすんで食べましょう。
 そして普段飲んでいる緑茶に含まれるカテキンにも、アレルギー症状を引き
 起こすヒスタミンを防ぐ働きがあります。
 このように少しでも体質の改善につながるように、アレルギー症状を抑え、免疫力を整えるといわれる食材を普段の食事からとり入れてみましょう。もちろんこれらに偏ることなく、バランスのとれた食事をしていくことも大切です。

2018年2月21日水曜日

2月21日(水)





本日の献立です
<献立>
 沢煮椀
 エビグラタンフライ ブロッコリー
 蒸しシュウマイの野菜あんかけ
 刻み昆布の炒り煮
 大豆とちりめんのゴマからめ

 今日は、「花粉症にかかりにくくする食生活」についてお話します。
 一番大切なのは、アレルギー反応を起こさない抵抗力のある身体をつくる事です。ただし、あまり神経質になりすぎると、ストレスもアレルギーの原因の一つと考えられているので、いくつかポイントをあげてみましょう。
 まずは季節に合った野菜などで食物繊維をたっぷり摂りましょう。ただし、生野菜は、思ったより量が食べられず、食べ過ぎると体を冷やしやすいので、温野菜を積極的に食べましょう。免疫力を高めるビタミンやミネラルを摂ることができます。
 また、白砂糖でできたクッキーやケーキなどの洋菓子、炭酸飲料や清涼飲料水などは炎症反応を強くする作用があるので、できるだけ摂りすぎないようにしましょう。そして、身体を温めてくれる食材を食べましょう。穀類ではもち米、とうもろこし、イモ類ではじゃが芋、さつま芋、野菜類では大根、人参、玉葱、カボチャがおすすめです。
 このようにバランスよく色々な食材をたべて身体のリズムを壊さないようにしましょう。

2月20日(火)




本日の献立です
<献立>
 コンソメスープ
 煮込みハンバーグ マカロニソテー
 コールスローサラダ
 蒟蒻とさつま揚げの炒り煮
 ほうれん草のかつお和え

 これからの季節、暖かくなり花粉がちらほら飛び始め、花粉症で大変な人も多いのではないでしょうか。 花粉症になっていない人は予防するためにも、この3日間は、「花粉症のしくみ」や、「対策の食材」についてお話したいと思います。
 花粉症は、からだに侵入した花粉を敵だと認識して、その敵に対応する反応が過敏な体質の人に起こります。特にアレルギー体質の人は、花粉を体内に取り込んだ時につくられる反応物質が徐々に蓄積されます。そしてある量に達すると、「花粉症」としてアレルギー症状が現れるようになります。そのため、今までは花粉症でなかった人でも、ある年から急に症状がでてきます。また、生活習慣や住環境、食生活などによっても起こりやすく、昔に比べて花粉の量も増えています。排気ガスなどに含まれる物質も花粉症を引き起こすそうです。  明日は花粉症にかかりにくくする食生活についてお話します。

2月19日(月)





本日の献立です
<献立>
 切麩と玉葱の味噌汁
 おでん3種類(大根・がんも・昆布)
 ちくわの2色揚げ
 豚肉とごぼうの金平
 キャベツのゆかり和え

  今日は「おでん」についてお話します。みなさん、おでんは好きですか?おでんといえば練りものが多く、好きな具ばかりを食べてしまうことがありますよね?今日はおでんのそれぞれの具材の特徴と食べ合わせについてお話しします。
 まず、大根・昆布・こんにゃく、これらは低カロリーで「食物繊維」が豊富に含まれています。万が一食べ過ぎてもエネルギーの摂りすぎにはなりません。
 はんぺん・ちくわのような魚肉で出来ている練り製品は、たんぱく質が多く、脂質は少なく、牛や豚や鶏のような動物性たんぱく質よりも良質な脂(あぶら)が含まれていることが特徴です。しかし、鮮度を保つためや、つなぎの役割を果たすために塩が多く含まれているので、食べ過ぎには注意です。
 しかも、これらの種類をすべて食べても、ビタミン類や炭水化物が不足してしまい、バランスの良い食事とは言えません。おでんを食べる際は今日のような金平や和え物などで野菜をプラスして、食べ過ぎ予防のためにもご飯をお茶碗1杯は食べるようにしましょう。

2018年2月16日金曜日

2月16日(金)




本日の献立です
<献立>
 玉子の中華スープ
 ホイコーロー炒め
 大学芋
 小松菜のナムル
 カリフラワーサラダ
 
  今日は「小松菜のナムル」に入っているもやしについてお話します。
 みなさんは、「もやしには栄養がない」と思っていませんか?確かに、もやしの成分のほとんどは水分ですが、決して栄養がないわけではありません。
 もやしは、大豆などの豆が発芽してできるものです。この発芽する過程で豆にはなかった、ビタミンCとアミラーゼが生まれます。アミラーゼは胃腸を整え、食欲不振を撃退してくれる効果が期待できます。また、肥満や動脈硬化の予防に効果があるビタミンB2は、豆のときの3倍に増えるともいわれています。
 その他、たんぱく質・カルシウム・食物繊維・鉄分なども含まれていて、カロリーが低く、値段も安いので、とってもお得感がありますね。みなさんも、いろいろな料理でもやしを食べてみてください。

2018年2月15日木曜日

2月15日(木)




 
本日の献立です
<献立>
 豆腐となめこの味噌汁
 メンチカツ ボイルキャベツ
 厚揚げと三角蒟蒻の煮物
 シェルマカロニサラダ
 オレンジ

 今日は月に1度のカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。 主に「厚揚げ・小松菜」に多く含まれています。
 みなさんは、カルシウムを効率よく摂取するには、食事だけではなく体を動かすことが大切なことを知っていましたか?ウォーキングなどの適度な運動によって酸素が活発に体に取り入れられ、新陳代謝が高まります。そのため血液の流れる量が増え、カルシウムやたんぱく質などが、より多く骨に運ばれるのです。 また、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは日光に当たることで皮膚の下で作られるので、天気の良い日は積極的に外へ出ることをおススメします。
 骨を強くするためにも、カルシウムはもちろん、ビタミンDやマグネシウムを多く含む食事や、太陽の下で体を動かすことが大切だということを、みなさんも意識していきましょう。

2018年2月14日水曜日

2月14日(水)



 
本日の献立です
<献立>
 けんちんすまし汁
 鯖の塩焼き ブロッコリーのゴマ和え
 フランクドック
 ポテトサラダ
 ワカメの酢の物
 

 今日14日はバレンタインデーです。この日に欠かせないのはチョコレートですよね。実はチョコレートやココアには色々な効果があります。それをいくつか紹介したいと思います。
 まずチョコレートとココアの違いは何か知っていますか?原材料は共にカカオですが、カカオ豆をすりつぶして、砂糖などと一緒に油分を加えて、よく練り上げて固めたものをチョコレートといいます。その加工の途中でカカオ豆に含まれる油分を取り除いて、粉状にしたものをココアといいます。
 どちらにも食物繊維や、カルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラルがバランスよく含まれています。しかもカカオポリフェノールと呼ばれる、活性酸素から体を守ってくれる抗酸化物質も含まれています。抗酸化物質は、動脈硬化を防ぎ血液をサラサラにして、ガン細胞の増殖を抑えてくれます。
 しかし、チョコレートには糖質や脂質が多く含まれているので、いつでも好きなだけ食べるのではなく、食べるタイミングを心がけたり、脂質分の少ないココアにしてみたり、効率よく摂取しましょう。
 

2018年2月5日月曜日

2月5日(月)




本日の献立です
<献立>
 大根と白菜の味噌汁
 肉じゃがコロッケ ボイルキャベツ
 がんも煮と小松菜の煮浸し
 ツイストマカロニサラダ
 揚げシュウマイ
 
  昨日2月4日は「立春の日」でした。大寒の1月20日から立春までは、一年のうちで最も寒い季節であり、まだまだ冬真っ只中ですが、立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、日中の日差しに春の気配を感じ取ることができます。
 また「節分の日」というのは、もともと季節の変わり目をあらわす立春、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)のそれぞれの前日を言い、年に4回あります。しかし、現在では立春の前日のみを「節分の日」と呼ぶようになりました。2月2日にお話したように、節分の夜には豆をまき、悪魔払い(あくまばらい)をします。
 これからの季節、少しずつ新しい芽が出てきて、ふきのとうや菜の花、新キャベツがおいしくなります。みなさんも春の食材を探してみてくださいね。

2018年2月2日金曜日

2月2日(金)




本日の献立です
<献立>
 もやしとワカメのすまし汁
 手作りソーストンカツ ブロッコリー
 切干大根の旨煮
 菜の花サラダ
 バナナ
 
  明日2月3日は「節分」です。節分といえば“豆まき”ですが、主に西日本ではイワシを食べる習慣があります。これは、邪気(じゃき)を払うためにイワシの頭を門口にさした習慣に由来しているといいます。柊(ひいらぎ)の針で鬼の眼を刺し、イワシを焼く激しい煙と臭いで邪気を追い払うと昔から言われています。「イワシの頭も信心から」と言って、「イワシの頭のようなつまらないものでも信仰の対象にしている人には、尊い神仏と同じように思われる」という、 ことわざもこの風習からきているそうです。
 季節の節目にイワシを食べ、豆を食べるという日本に残る伝統行事は、先人の健やかに暮らすための教えなので、みなさんもすすんで豆やイワシをたべるようにしましょう。

2018年2月1日木曜日

2月1日(木)




本日の献立です
<献立>
 豆腐の中華スープ
 八宝菜
 じゃが芋と三角蒟蒻の煮物
 春巻き
 キャベツの白ゴマ和え

  今日は「豆腐の中華スープ」に入っている「えのきたけ」についてお話します。
 えのきたけにはきのこ類の中でも食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は胃腸の中にたまっている老廃物や毒素をすべて洗い流してくれるので、便秘になりやすい人には特におすすめの食材です。
 また、きのこには「キノコキトサン」という成分が含まれています。キノコキトサンは、脂肪を燃焼しやすくして、脂肪の吸収を抑えることが出来るともいわれています。食物繊維の他にもナイアシンやカリウム、葉酸といった私達にとって大切な栄養素がたくさん含まれています。
 えのきたけの下のかたい部分に栄養がたくさん含まれているので、みなさんもすすんで残さず食べるようにしましょう。