2021年6月29日火曜日

6月29日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 エビグラタンフライ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 枝豆がんもとオクラの煮物

 チンゲン菜の中華風旨煮

 ナタデココフルーツ


今日は「枝豆がんもとオクラの煮物」のオクラについてお話しします。オクラといえば、ネバネバする野菜の1つですが、このネバネバ成分である「ムチン」や「ペクチン」という栄養素にはこれからの季節になりやすい夏バテの症状をやっつける効果があります。暑くなると冷たい食べ物を取りすぎてしまい、胃腸が弱ってしまうことが多いのですが、ムチンは胃の粘膜を保護してくれてたんぱく質の消化、吸収を高めてくれます。また、ペクチンは胃の壁を保護して、豊富に含まれるビタミンCカロテンなどと共に、スタミナ強化に役立ち、疲労回復につながります。これからの季節が旬でおいしくなります。みなさんもオクラを積極的に食べるようにしましょう。


2021年6月28日月曜日

6月28日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 あじの南部焼き  南瓜の天ぷら添え

 北海道カップグラタン

 夏野菜のトマト煮

 マカロニサラダ


 今日は「あじの南部焼き」の魚のあじについてお話します。あじは名前からも分かるように、昔から味が良いから、「あじ」と言われるようになった魚だそうです。あじにはDHAEPAタウリンカルシウムビタミン類などが豊富に含まれており、これらは成長期の皆さんには欠かせない栄養素ばかりです。特にDHAは脳を活性化する働きがあるため、脳の栄養素とも呼ばれています。また、神経細胞の発育を活性化させ、機能維持に重要な役割を果たしているため、記憶力や学習能力を向上させるために必要不可欠な成分です。これからの時期に採れる「あじ」はアミノ酸が豊富に含まれているため、うま味が増します。ビタミンB群も含まれているので、夏バテ予防にはおすすめの食材です。みなさん、残さず食べましょう。

 

 

2021年6月24日木曜日

6月23日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 福井ポークの豚汁

 福井産マダイのフライ   三国産らっきょ入りタルタルソース

 打ち豆とキャベツのカレーソテー

 小松菜の煮浸し

 こっぱなます


今日の鯖江市産の食材は「玉ねぎ・人参・キャベツ・小松菜・もやし・大根・ピーマン・じゃが芋」、福井県産の食材は「マダイのフライ・打ち豆・らっきょ入りタルタルソース・鶏ミンチ・えのきたけ」です。今日は鯖江市の地場産給食の日です。みなさんは「地産地消」という言葉を聞いたことはありますか?これは、地元でとれた生産物を地元で消費する」という意味で、「四里四方(16km四方)で取れるものを食べることは健康に良い」という考えが原点とも言われています。近年、栄養バランスの偏った食生活や生活習慣病の増加、食料自給率の低下などの問題が出てきており、みんなの食の安全・安心に対する関心が高まっています。そのような中で、地場産食材が多く採れるようになる6月は、毎年食育月間ということで毎日の給食に色々な地元の食材を取り入れて実施してきました。これからも、鯖江市や福井県内で生産されたものを探したり味わったりして、食の大切さを考えてみましょう。


2021年6月23日水曜日

6月22日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 照り焼きハンバーグ  フライドポテト添え

 青じそとツナのスパゲティー

 金平ごぼう

 オレンジ


今日はミネストローネについてお話します。ミネストローネとは、主にトマトを使ったイタリアの野菜スープを言います。イタリアでは、使う野菜も季節や地方によって様々であり、決まったレシピはなく、田舎の家庭料理として広がっています。そのため、トマトを入れてないものでも「ミネストローネ」と呼ばれることがあり、イタリア語で「具沢山」「ごちゃ混ぜ」などの意味を表すそうです。今日はこれからの季節が旬のトマトや、キャベツ、玉葱、ウインナー、ミックスビーンズが入っています。ビタミンCB・リコピンが豊富に取ることができて、疲労回復に効果的なスープです。みなさん残さず食べましょう。 


6月21日(月)


 

本日の給食です

<献立>

 麩とワカメの味噌汁

 キャベツメンチカツ  ブロッコリー添え  1食用中濃ソース

 大豆とじゃが芋のチリソース炒め

 ひじきサラダ

 フルーツカクテル


今日は鉄分豊富「アイアン献立の日」です。主にひじき味噌・大豆に多く含まれています。毎月鉄分についてお話ししていますが、今日は鉄分が不足すると起こりやすくなる「鉄欠乏性貧血」についてお話しします。まず貧血とは、血液の中の酸素を運ぶ働きをする赤血球という成分が足りなくなる状態をいいます。その赤血球を作る材料の1つである鉄分が不足すると起こる貧血を鉄欠乏性貧血とよびます。1年に5cm、10cmと身長が伸びる成長期まっただ中の中学生時代は、かなりの割合で貧血になる子が多いそうです。身体の成長に鉄分が消費されてしまい、鉄分の供給が追いつかないためです。 この時期の鉄欠乏性貧血は、成長、発達の障害、知的能力の低下に関係するといわれています。そうならないためにも、鉄分を豊富に含むひじき青菜と一緒に、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンCを豊富に含むブロッコリーじゃが芋などの野菜や、さんまなどの良質たんぱく質を豊富に含むと一緒に残さず食べるようにしましょう。


2021年6月22日火曜日

6月18日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 かきたますまし汁

 鯖の塩焼き  さつま芋の天ぷら

 筑前煮

 小松菜の磯部和え

 ミートボール


今日は「かき玉すまし汁」に入っている玉子についてお話します。ゆで玉子に玉子とじ、茶碗蒸し、目玉焼き、オムレツと卵料理はたくさんあって、食卓には欠かせない大切な食品ですよね。たまごは、良質タンパク質脂質を豊富に含み、脂質の中でもコレステロールという成分が卵黄には含まれています。そのため、「たまごを食べ過ぎるのは体に良くない」と思われるようになり、意外に知られていないことが多いようです。しかし実は卵白には血中のコレステロールを下げる「レシチン」という栄養素が含まれており、カルシウム鉄分などのミネラル、そしてビタミンA、B群、D、Eなどのビタミン類もたっぷり含まれています。「卵をたくさん食べるとコレステロール値が上がり恐ろしい病気の原因になる」という説は根拠のないものなので、みなさんは毎日、玉子料理を食べるようにしましょう。


6月17日(木)

 

本日の給食です

<献立>

 大根とさつま揚げの味噌汁

 コーンコロッケ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 マカロニのミートソース炒め

 五目大豆煮

 ブロッコリーのかつお和え


今日はペットボトル症候群というお話をしたいと思います。 これからの季節、スポーツをしたり、ちょっと出歩くだけでも汗をかいて、たくさんの水分を飲むようになりますよね。そのときにみなさんは何を飲みますか? 1人分のペットボトルに入っているジュース炭酸飲料スポーツドリンクを飲むことが多いのではないでしょうか?しかしそれらの飲料水は、糖分が多く含まれているため、大量に飲むと血糖値が上昇します。血糖が上昇すると喉が渇くため、さらに、清涼飲料水を飲むという悪循環になります。そして知らぬ間に糖尿病が進み、脱水状態になったり、急激な体重上昇がおきたり、さらには、意識がもうろうとして、昏睡状態になることもあるそうです。その多くがペットボトルに入っている清涼飲料水を飲んでいることからこれらの症状を「ペットボトル症候群」と呼ばれるようになりました。そうならないためにも、喉が渇いたら、お茶や水を飲むようにし、またスポーツなどをしてスポーツ飲料を飲む場合は、スポーツ飲料を薄めて飲むことをおすすめします。日ごろから意識せずに飲んでいる人は特に気を付けましょう。


6月16日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 フルーツポンチ

 鶏肉の唐揚げ(カレー味)

 厚揚げとかぼちゃの煮物

 麻婆春雨

 チンゲン菜のナムル

 

今日は「厚揚げとかぼちゃの煮物」かぼちゃについてお話します。かぼちゃはでんぷんや糖質のほか、ビタミン類を豊富に含む緑黄色野菜の代表です。かぼちゃの黄色い実の色はベータカロチンという色素で、体内に入るとビタミンAの働きをします。そのためベータカロチンには、がん細胞の発生を防ぎ、粘膜や皮膚の抵抗力を高め、風邪を予防する効果があります。また、ビタミンCB1B2も多く含んでおり、特にビタミンCトマトの約2にもなります。そしてカリウムなどのミネラル群と協力して新陳代謝を活発にして血行を良くしてくれるのです。かぼちゃは保存が利くので、冬至に食べることが多く、冬野菜なのかな?と思う人も多いと思いますが、実は太陽をサンサンと浴びて育つ夏野菜の1つなので、これからの季節は特にみなさんもすすんでかぼちゃを食べましょう。


6月15日(火)


 本日の給食です

<献立>

 キャベツと油揚げの味噌汁

 ハムカツ  1食用中濃ソース

 じゃが芋となすのそぼろ煮

 さつま揚げの金平

 オクラのゴマ和え


今日は「じゃが芋となすのそぼろ煮」の、なすについてお話します。すは「成功する」という言葉を連想させるためか、昔から縁起のよい野菜として親しまれてきました。主な成分は水分と糖質で、ビタミンとミネラルの含有量は少なめです。しかしナスの鮮やかな紫色のアントシアニンという成分は、抗酸化作用があるので、ガンを予防する効果や便秘の改善にもなるといわれています。また、温まった体温を下げる作用があり、秋なすは嫁に食わすな」という「ことわざ」があります。このことわざを聞いて、なんて意地悪なことわざなのだろうと誤解している人はいませんか? これは、なすは体を冷やす効果があるので、涼しくなる秋にお嫁さんが体調をくずさないようにという気遣いを示す、思いやりの言葉なのです。これからの暑くなる季節には欠かせない野菜です。どんな調理法や食材にも合う、かしこい野菜なので、みなさんもすすんで食べましょう。

 


2021年6月15日火曜日

6月14日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とチンゲン菜のスープ

 煮込みハンバーグ   粉ふきいも添え

 ツイストマカロニサラダ   1食用マヨネーズ

 大根の炒め煮

 鉄腕チキンナゲット


 今日は「大根の炒め煮」大根についてお話します。みなさんは「大根役者」という言葉は聞いたことがありますよね。では、演技の下手な役者を大根役者というのはナゼでしょう?これにはちゃんとわけがあるのです。大根おろし、煮物、汁物と、ダイコンはどんな料理にしても食あたりしないということにちなんでいるのだそうです。つまり、演技の下手な役者は、がんばっても当たった試しがないという意味なのです。ダイコンどきの医者いらず」とも言われるように、大根は、デンプン、タンパク質、脂肪の消化を助ける働きがあります。天ぷらや焼き魚におろしダイコンを添えるのもちゃんと理由があるのですね。その他、ガン細胞を抑制するリグニンという繊維を含む優れもの食品です。みなさん残さず食べましょう。


6月11日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 キーマカレー

 プレーンオムレツ   もやしのソテー添え

 コールスローサラダ   1食用フレンチドレッシング

 福神漬け

 バナナ


今日は「キーマカレー」についてお話します。みなさんは「キーマ」という言葉は、どんな意味があるのか知っていますか?元々は英語ではなく、カレー発祥の地であるインドの言葉が語源だそうです。ヒンディー語で「細かいもの」という意味があり、ひき肉や野菜を細かく切ったカレーのことを「キーマカレー」と言うようになったのです。ドライカレーと似ていますが、キーマカレーはとろみの付いた汁気のあるものを言うそうです。今日のカレーは豚ひき肉、鶏ひき肉、玉ねぎ、じゃがいも、人参・グリンピースが入っています。みなさん残さず食べましょう。


6月10日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 キャベツとワカメの味噌汁

 手作りソーストンカツ

 ナポリタンスパゲティー

 こんにゃくとちくわの炒り煮

 小松菜の菜種和え

 

今日は「こんにゃくとちくわの炒り煮」「こんにゃく」についてお話します。こんにゃくの97%水分と言われ、栄養価はほとんどありません。しかし、グルコマンナンというヒトの消化酵素では消化できない食物繊維を含んでいます。この食物繊維は、消化されずに腸まで届くため、腸の働きが活発になり、腸内で体内の老廃物や毒素を吸収し、体外に排出する働きがあります。またこんにゃくは食物繊維と水分だけでなく、カルシウムの摂取も期待できます。カルシウムといえば、牛乳・乳製品や小魚を思い浮かべますが、こんにゃくもカルシウムの含有量が多く、酸に溶けやすいため体内吸収がしやすいのが特徴です。日ごろのカルシウム摂取の心がけで、骨粗しょう症を防ぎ、骨や歯を丈夫にすることが大切です。イライラすることも抑えられるので、みなさんもこんにゃくをすすんで食べるようにしましょう。


2021年6月9日水曜日

6月8日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と油揚げの味噌汁

 鶏肉の唐揚げ  マカロニソテー添え

 角天となすの煮物

 ブロッコリーサラダ

 1食用べビーチーズ


今日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。主にチーズ・豆腐・油揚げミックスビーンズに多く含まれています。実はカルシウムは体内に吸収されにくい栄養素であり、どんな栄養素と一緒に摂取するかによっても変わり、ストレスの多さや、体がどれだけ必要としているかによっても吸収率が変わってきます。その中でも、体内でもっとも吸収されやすい食品は、やはり牛乳チーズなどの乳製品です。乳製品はカルシウムが豊富なうえに、吸収を促進させる成分が含まれています。それと同時に、きのこ類や、魚介類に多く含まれているビタミンDや、小松菜ブロッコリーに多く含まれるビタミンKを一緒に摂ると大変効果的と言われています。今の時期にカルシウムをたくさん補給するためにも、みなさん残さず食べましょう。


2021年6月8日火曜日

6月7日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 麩と大根のすまし汁

 鯖の味噌煮   白ネギの煮物添え

 ビーフンの五目炒め

 法連草の煮浸し

 揚げシュウマイ


今日は「ビーフンの五目炒め」ビーフンについてお話します。みなさんは、ビーフンは何から作られているか知っていますか?実はお米から作られているライスヌードルの一種なのです。ビーフンの発祥の地は中国南部といわれ、日本にも中国から伝わりました。歴史は浅く、伝わってまだ60年ほどだそうです。ビーフンは炒め物にしたり、スープに入れて食べる事が多く、原料がお米なので消化がよく、腹持ちがいいのが特徴です。また小麦のめんよりカロリーも低いのもうれしいですよね。今日は色んな野菜を入れて中華風に味付けをした炒め物です。みなさん、残さず食べましょう


2021年6月7日月曜日

6月4日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 メンチカツ  ボイルキャベツ添え  1食用中濃ソース

 海藻大豆サラダ

 じゃが芋の田舎煮

 玉子ロール


本日6月4日は、虫歯予防デイ」です。 みなさんは、歯を強くする食材は何か知っていますか?カルシウムが多く含まれている、牛乳乳製品を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、カルシウムが多いのは牛乳だけではありません。豆腐やがんもどきなどの大豆製品、ジャコや桜えびなどの小魚、小松菜や大根の葉などの青菜ゴマひじきにもたくさん含まれています。また、カルシウムの他に、歯の主成分となるたんぱく質ビタミンCビタミンB、さらに亜鉛マグネシウムといったミネラルも大切です。そのため、丈夫な歯を作るには、バランスのとれた食事を摂る様に気を付けることが、一番の秘訣です。みなさんも意識してみてくださいね。


2021年6月3日木曜日

6月3日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 じゃが芋とワカメの味噌汁

 鶏肉の照り焼き  チンゲン菜ソテー添え

 高野豆腐の玉子とじ

 レンコンサラダ   1食用マヨネーズ

 オレンジ


今日はコロッケやサラダ、煮物などの色々な料理に使われているじゃが芋についてお話します。じゃが芋にはいくつもの品種がありますが、よく知られているのが、「メークイン」と「男爵(だんしゃく)芋」ですよね。他にも「きたあかり」や「インカのめざめ」などといった品種もありますが、普段私たちが食べているじゃが芋料理は「メークイン」と「男爵芋」のどちらかが使われていることが多いのです。例えば、みなさんが大好きなカレーやシチュー、今日のような味噌汁にはメークインが適しています。メークインに含まれるデンプンの量が少ないため、加熱しても細胞の形がほとんど変わりません。そのため細胞は崩れにくくてきれいに仕上がります。また、コロッケやマッシュポテトのように潰して使う料理には男爵芋(だんしゃくいも)が適しています。男爵芋はデンプンの量が多いため、加熱するとデンプンが膨らみ細胞が丸くなります。そのため細胞が崩れやすくなるので、ホクホクとした食感になります。普段、家庭ではどちらを使っているか、みなさんもおうちの人に聞いてみてくださいね。


6月2日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 冷やしうどん汁

 えびの天ぷら  野菜かき揚げ

 うどん  刻み揚げ煮  錦糸玉子

 牛肉とごぼうのしぐれ煮

 キャベツのゆかり和え


今日はうどんについてお話します。 うどんの原料である小麦粉の成分は、約70%でんぷんです。でんぷんは、栄養素でいうと炭水化物と呼ばれ、体内ではブドウ糖に変わり、体や脳のエネルギー源となります。うどんは他の食べ物に比べて、非常に消化吸収のスピードが速く、即効的にエネルギー源として使われるのが特徴です。そのため、頭の働きを良くして集中力を発揮してくれます。また、熱を出して食欲がない時にうどんを食べるのも、消化するのに無駄なエネルギーがかからないので、白血球がウイルスをスムーズにやっつけてくれるため、もっとも適した食べ物なのです。今日はお椀に冷たいだし汁を入れて、うどんや、甘く煮てある油揚げや錦糸玉子と一緒に残さず食べましょう。


6月1日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 肉団子の中華スープ

 八宝菜

 新じゃがの揚げ煮

 春雨サラダ

 アスパラソテー


今日は中華料理の中でも良く知られている「八宝菜」ついてお話します。「はっぽうさい」は漢字で、「八つの宝の菜」と書きますが、必ず8種類の食材が入っているというわけではないそうです。中国では「8」という数字は縁起がよく、「たくさんの」「数多くの」という意味もあるので名付けられたそうです。今日の八宝菜にはえび、豚肉、キャベツ、玉葱、人参、チンゲン菜の6つの食材が入っています。特にキャベツやチンゲン菜に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素は、ゆでたり煮たりすると、そのゆで汁と一緒に流れて失われてしまいますが、八宝菜は煮汁に片栗粉でとろみをつけるので、そのまま栄養を摂ることが出来ます。みなさん、残さず食べましょう。


2021年6月1日火曜日

5月31日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と玉ねぎの味噌汁

 カレーコロッケ  ゆでブロッコリー添え  1食用中濃ソース

 青じそとツナのスパゲティ

 大豆と豚肉のトマト煮

 杏仁パイン


今日は「大豆と豚肉のトマト煮」「トマト」についてお話しします。今が旬な真っ赤なトマトには栄養がたくさん含まれています。特に「リコピン」や「ベータカロテン」という栄養素の名前をよく耳にするのではないでしょうか。そんな夏トマトを食べてほしい理由が3つあるので、紹介します。まずは「疲労回復効果」です。トマトにはクエン酸リンゴ酸が多く含まれていて、疲労物質である乳酸が体に溜まらないように働いてくれます。そして2つ目は「体温を下げる効果」です。トマトに含まれるカリウムが持つ利尿作用により、今の暑い時期にでも、体の余分な熱を外に出してくれます。3つ目は女性にうれしい「ダイエット効果」です。トマトに含まれるリコピン食物繊維には、基礎代謝を促進する効果があると言われています。今日のようなスープやトマトジュースをそのまま飲むことで脂肪燃焼効果も期待できるので、これからの季節に夏トマトを食べて、元気に夏を乗り切りましょう。

 

5月28日(金)


 

本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 手作りソーストンカツ

 厚揚げと大野の里芋の煮物

 ひじきサラダ

 チンゲン菜ソテー


今日は「里芋」についてお話します。里芋にはビタミンB1B2が豊富に含まれており、血管の余分なカルシウムを取り除いてくれます。また、心臓の筋肉の活動を促進させるカリウムは、芋類の中では多く含まれています。里芋をむいたときの独特のぬめりは、ムチンという成分によるものです。ムチンは体内でグルクロン酸を作り出して、肝臓や腎臓を丈夫にし、胃や腸の調子を良くしてくれます。今日の里芋は大野市で作られたものです。大野の里芋は煮崩れにくく、歯ごたえや粘りが良く、全国的にも有名です。みなさん味わって食べましょう。


5月27日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 ハンバーグ ホワイトソースかけ  フライドポテト添え

 もやしとエビのカレーソテー

 こんにゃくの炒り煮

 オレンジ


今日は「こんにゃくの炒り煮」「こんにゃく」についてお話します。こんにゃくの97%水分と言われ、栄養価はほとんどありません。しかし、グルコマンナンというヒトの消化酵素では消化できない食物繊維を含んでいます。この食物繊維は、消化されずに腸まで届くため、腸の働きが活発になり、腸内で体内の老廃物や毒素を吸収し、体外に排出する働きがあります。またこんにゃくは食物繊維と水分だけでなく、カルシウムの摂取も期待できます。カルシウムといえば、牛乳・乳製品や小魚を思い浮かべますが、こんにゃくもカルシウムの含有量が多く、体内に吸収しやすいのが特徴です。日ごろのカルシウム摂取の心がけで、骨粗しょう症を防ぎ、骨や歯を丈夫にすることが大切です。イライラすることも抑えられるので、みなさんもこんにゃくをすすんで食べるようにしましょう。