2020年7月31日金曜日

7月31日(金)



本日の給食です
<献立>
 冷やしうどん汁
 手作りソーストンカツ
 うどん  刻みアゲ煮  ワカメ
 夏野菜のトマト煮
 キャベツのゆかり和え


 まだまだ暑い日が続きますが、「だるい」「疲れやすい」「食欲がない」…いわゆる夏バテで悩まされる人が出てくる時期でもありますよね。今日は、夏バテ防止の食生活についてお話します。
 まずなぜ夏バテになるのでしょうか?その理由は大きく分けて2つあります。
 1つ目は、体内の水分とミネラルの不足です。夏になると気温が上昇して体温も上がるため、体は汗をかいて体温を下げようとします。しかし汗は、体内の水分と一緒にミネラル分も体外へ排出してしまうため、身体に必要なミネラル分も大量に失われてしまいます。そのため、水分を十分摂ることは必要ですが,一度にたくさん飲むことや,甘い飲み物は控えましょう。冷たいものをとりすぎると、胃腸の働きが抑えられてしまい、甘味は食欲を減退させてしまうので、飲む物や飲む時間帯を自分で考えて水分補給をしましょう。
 2つ目は、暑さによる消化機能の低下によって起こる栄養不足です。この問題を解決するには、食事は量より質であるということです。食欲がなくても、1日3食、しかも同じ時間帯にしっかりとることが大切です。胃に負担がかけない消化のよい卵や肉、魚、牛乳などのたんぱく質、野菜や果物などのビタミン、牛乳や海藻に含まれているミネラルをバランスよく、少しずつでもいいので色々な種類の食品をとりましょう。
 これらの事を守れば、体は無理なく夏を乗り切ってくれるので、みなさんも実践してみてください。

7月30日(木)



本日の給食です
<献立>
 照り焼きハンバーグ
 かにクリーミーコロッケ
 南瓜のそぼろあんかけ
 法連草ソテー
 厚焼き玉子

 もうすぐで8月です。暑い日が続く中、知らぬ間にみなさんの体調も弱ってきていますよね。そういう時期だからこそ、食べ物による病気を予防して元気で夏を乗り切るために、今日は、食中毒防止に役立つ食材についてお話します。
 みなさんは、家から持ってくるご飯の上に梅干しはのっていますか? 実はお弁当のご飯に梅干しをのせるだけで、ご飯が傷みにくくなり、食中毒を予防する効果があります。また、梅干しに豊富に含まれるクエン酸が胃腸の働きを活発にして、食欲を増進させてくれます。食欲が出ると、疲れをためにくくしてくれるので疲労回復にも効果的です。
 しかし、梅干しは食塩の含有量が多いので、1日1個にして、毎日食べるように心がけてみましょう。

2020年7月29日水曜日

7月29日(水)



本日の給食です
<献立>
 鶏肉の唐揚げ
 ナポリタンスパゲティ添え
 高野豆腐の含め煮
 ひじきサラダ
 オレンジ

 今日は「ペットボトル症候群」というお話をしたいと思います。これからの季節、スポーツをしたり、ちょっと出歩くだけでも汗をかいて、たくさんの水分を飲むようになりますよね。そのときにみなさんは何を飲みますか?1人分のペットボトルに入っているジュースや炭酸飲料、スポーツドリンクを飲むことが多いのではないでしょうか?
 しかしそれらの飲料水は、糖分が多く含まれているため、大量に飲むと血糖値が上昇します。血糖が上昇すると喉が渇くため、さらに、清涼飲料水を飲むという悪循環になります。そして知らぬ間に糖尿病が進み、脱水状態になったり、急激な体重上昇がおきたり、さらには、意識がもうろうとして、昏睡状態になることもあるそうです。その多くがペットボトルに入っている清涼飲料水を飲んでいることからこれらの症状を「ペットボトル症候群」と呼ばれるようになりました。そうならないためにも、喉が渇いたら、お茶や水を飲むようにし、またスポーツなどをしてスポーツ飲料を飲む場合は、スポーツ飲料を薄めて飲むことをおすすめします。日ごろから意識せずに飲んでいる人は特に気を付けましょう。

2020年7月28日火曜日

7月28日(火)



本日の給食です
<献立>
 豚肉と野菜の味噌炒め
 厚揚げと三角こんにゃくの煮物
 小松菜のじゃこ和え
 チキンナゲット  ケチャップ添え


 今日はカルシウムたっぷりの歯ッピー献立の日です。主に「しらす・厚揚げ・小松菜」などに多く含まれています。
 今日はカルシウムが、なぜそんなに必要なのか、カルシウムの役割についてお話しします。カルシウムというと「骨」を連想する方が多いと思いますが、実は脳細胞や神経細胞が働くためにも、血中のカルシウムが重要な役割を果たしています。また、筋肉を動かしたり、物を見たり、情報を伝達したりするときにもカルシウムが必要です。カルシウムは人間の体を動かすバッテリーのようなものなのです。体内には60兆個もの細胞がありますが、そのすべてを動かすためにカルシウムが使われているのです。
 一生のうちで1番骨が成長するのは、男子は特に中学生時代、女子は小学校高学年の頃から始まっています。この時期には、年間で平均11%くらい骨密度が上がるので、骨を丈夫にするために、カルシウムをたくさん取って、しっかり運動しましょう。


 

2020年7月27日月曜日

7月27日(月)



本日の給食です
<献立>
 あじの照り焼き
 フライドポテト
 麻婆なす炒め
 アスパラと豆のサラダ  1食用フレンチドレッシング
 パイン缶詰


 もうすぐで8月です。暑い日が続く中、知らぬ間にみなさんの体調も弱ってきていますよね。そういう時期だからこそ、食べ物による病気を予防して元気で夏を乗り切るために、今日は、食中毒防止に役立つ食材についてお話します。
 みなさんは、家から持ってくるご飯の上に梅干しはのっていますか? 実はお弁当のご飯に梅干しをのせるだけで、ご飯が傷みにくくなり、食中毒を予防する効果があります。また、梅干しに豊富に含まれるクエン酸が胃腸の働きを活発にして、食欲を増進させてくれます。食欲が出ると、疲れをためにくくしてくれるので疲労回復にも効果的です。
 しかし、梅干しは食塩の含有量が多いので、1日1個にして、毎日食べるように心がけてみましょう。

2020年7月22日水曜日

7月22日(水)



本日の給食です
<献立>
 鶏肉の南部焼き
 ビーフンの五目炒め
 切干大根の旨煮
 法連草のサラダ
 冷凍みかん


 今日は「鶏肉の南部焼き」の鶏肉についてお話します。鶏肉は、たんぱく質を豊富に含み、牛肉・豚肉と比べて、味は淡白で身もやわらかく消化が良いという利点があります。脂質は豚や牛の約半分で、コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸を多く含んでいます。特に、ささみの部分は最も脂肪が少なく、胃腸の弱い人にとっては大切なたんぱく源です。鶏肉からとれる良質のたんぱく質は、病後の体力回復にも効果を発揮します。
 その他にも、ビタミンAは豚肉の約3倍以上、牛肉の約10倍も多く含まれ、夜盲症(やもうしょう)などに有効に働きます。ナイアシンも豊富で、ビタミンAと一緒に働き、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。
 今日は醤油だれにしっかり漬け込んで、ゴマをふって焼き上げました。みなさん残さず食べましょう。

2020年7月21日火曜日

7月21日(火)



本日の給食です
<献立>
 さんまの蒲焼き
 キャベツのゴマ和え
 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ
 玉子豆腐
 アスパラとエビの塩炒め
 
 今日は「玉子豆腐」についてお話します。玉子豆腐は溶いた卵にだし汁を合わせ、蒸して固めたものです。豆腐という名前ですが、実際豆腐の原料である大豆やにがりなどは使用していません。これは、柔らかく豆腐状の食品を「~(なになに)豆腐」と呼ぶ為で、杏仁豆腐なども同じ理由だそうです。
 また、昔は固まる前の豆腐に玉子を合わせ蒸して作られていたことから、玉子豆腐と呼ばれるようになったとも言われています。この玉子豆腐と同じ材料と作り方で、中に具材を入れて作ったものを茶碗蒸しといいます。 今日は、玉子豆腐を容器から副食箱に出してタレをかけて食べてください。

7月20日(月)



本日の給食です
<献立>
 ハンバーグ トマトソースかけ
 スパゲティソテー
 大豆とレンコンのゴマ炒め
 ハムカツ  中濃ソースかけ
 チンゲン菜の煮浸し


 今日は「大豆とレンコンのゴマ炒め」に使われているレンコンについてお話します。漢字で「蓮(はす)の根(ね)」と書くように、れんこんは、蓮(はす)の地下茎の肥大した部分のことを言います。実際、レンコンを食用としているのは日本や中国などの少数の国々だけだそうです。日本では、穴があいていることから「先が見通せる」と、縁起の良い食材とされ、おせち料理に欠かせない野菜です。
 レンコンにはビタミンCが豊富に含まれており、その量はみかんよりも上だそうです。ビタミンCは免疫力を高めて風邪などの感染症を予防してくれます。また、食物繊維も豊富に含まれていて、きのこと同じくらいの量を含んでいるそうです。そのため、便秘の予防・改善の効果があり、血糖値の上昇を抑えてくれたりするので、みなさん、すすんで食べましょう。

7月17日(金)


本日の給食です
<献立>
 フルーツポンチ
 エビフライ 2本  1食用中濃ソース
 ボイルキャベツ
 じゃが芋のベーコン煮
 チンゲン菜の春雨炒め
 ミートボール

 今日は、疲れを吹き飛ばすために大切な栄養素、ビタミンB1についてお話します。ごはんやパンなどの炭水化物は、体内で消化吸収されると、エネルギー源であるブドウ糖になります。ブドウ糖は肝臓でエネルギーに変えられますが、このとき必要なのがビタミンB1です。炭水化物をしっかり食べても、ビタミンB1が足りないとブドウ糖はエネルギーになりきらず、乳酸という物質に変わって疲労のもとになってしまいます。
 では、どんな食品にビタミンB1が多く含まれているのでしょうか?
 みなさんが普段食べているものでは、豚肉やほうれん草、豆類があげられます。しかしこれらをたくさん食べても、ビタミンB1は一定の量以上は体に吸収されません。そのため吸収しやすくする効果があるニンニクやネギ、ニラなどといった香味野菜と一緒に食べることが大切です。
 ビタミンB1 は汗や尿から排出されたり、ストレスが多いとたくさん使われるので、夏場は意識的に毎日摂るようにしましょう。

7月16日(木)


本日の給食です
<献立>
 鶏肉の磯辺揚げ
 冷やし中華(ハム・錦糸玉子)
 ひじきとごぼうの炒り煮
 小松菜のゴマ和え

 今日は「冷やし中華」についてお話しします。名前に中華と付くので、中国からきた料理なのかなと思う人がいると思いますが、実は冷やし中華は、冷やした中華めんを使った日本独特の料理なのです。
 冷たい麺料理は、めんのツルツルとしたのどごしが大切です。そのためには、ゆで上がった麺を水で素早く締めなければいけません。しかし、水の質が悪い国では、水を使って冷やすことをしません。しかし、日本はきれいな水がどこでも手に入るので、冷たい麺料理は昔から食べられてきたのです。
 今では全国各地でその土地にあった冷やし中華が食べられています。北海道では「冷やしラーメン」と呼ばれ、大阪などの関西地方では「冷麺」と呼ばれているそうです。麺の上にのっている具材もそれぞれ違いますが、野菜や卵、肉類の栄養を手軽にとることができるので、これからの暑い時期にはおすすめの料理です。
 今日は冷えた中華めんの上に錦糸玉子とハムがのっています。1食用のタレをかけて残さず食べましょう。



2020年7月15日水曜日

7月15日(水)



本日の給食です
<献立>
 鯖の塩焼き
 粉ふきいも
 揚げナスと厚揚げの田楽
 キャベツとウインナーのソテー
 オレンジ

 今日は月に1度の鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。鉄分の多い食材は「鯖・厚揚げ」です
 鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。肉や魚などの動物性食品に含まれているものをヘム鉄、野菜や果物に含まれているものを非ヘム鉄といいます。これらの違いは体内への吸収率であり、ヘム鉄は10〜30%、非ヘム鉄は5%未満と言われています。また、たんぱく質と一緒に摂ることが大切です。それは、体の中で鉄分が使われるときは必ずたんぱく質と結合して運ばれていくからです。もちろん野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルも必要となります。このように貧血や肌荒れにならないためにも、色々な食材を食べることが大切なので、みなさん残さず食べましょう。

7月14日(火)



本日の給食です
<献立>
 八宝菜
 ちくわの2色揚げ(青おり・黒ゴマ)
 ツナ大豆煮
 黄桃缶詰め

 今日は中華料理の中でも良く知られている「八宝菜」についてお話します。
「はっぽうさい」は漢字で、「八つの宝の菜」と書きますが、必ず8種類の食材が入っているというわけではないそうです。中国では「8」という数字は縁起がよく、「たくさんの」「数多くの」という意味もあるので名付けられたそうです。
 今日の八宝菜にはいか、豚肉、キャベツ、玉葱、人参、チンゲン菜の6つの食材が入っています。特にキャベツやチンゲン菜に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素は、ゆでたり煮たりすると、そのゆで汁と一緒に流れて失われてしまいますが、八宝菜は煮汁に片栗粉でとろみをつけるので、そのまま栄養を摂ることが出来ます。みなさん、残さず食べましょう。

7月13日(月)



本日の給食です
<献立>
 メンチカツ
 ブロッコリーのかつお和え
 南瓜とがんもの煮付け
 マカロニカレーソテー
 二色なます

 今日は「二色なます」についてお話します。なますとは新鮮な生の魚介類や野菜類を細かく切って、二杯酢や甘酢、酢味噌などの酢で和えた料理のことを言い、「生(なま)」の材料を「酢(す)」で調味したことから名づけられたそうです。 
 歴史は古く、奈良時代の『万葉集』に酢料理の「なます」を詠んだ歌があるそうです。給食では生の魚介類や野菜は使用できないため、大根と人参をゆでてから調理しています。色が紅白でめでたいことから、お祝いごとで出されることが多い料理です。またお酢には食欲を増進させてくれる作用があり、疲労物質の乳酸を分解して、疲労回復の効果を発揮します。
 みなさんも積極的に酢の物を食べるようにしましょう。

7月10日(金)



本日の給食です
<献立>
 夏野菜ポークカレー
 鶏肉の照り焼き
 海藻サラダ
 アスパラきのこソテー
 グレープフルーツ

 今日はこれから食べる機会が特に増える夏野菜についてお話します。みなさんは夏野菜といったら何を思い出しますか?トマトやきゅうりはもちろん、かぼちゃやピーマン、なすに枝豆、と色々ありますよね。これらに共通しているのはビタミンが豊富であることと、苦みや辛みで清涼感を得られることです。
 夏になると暑さで体がほてり、熱がこもります。そして疲れがとれず食欲が落ちますよね。そんな時こそ水分をたっぷりと含む夏野菜をしっかり食べることで、私たちの体を快適に保ってくれます。
 生で食べたり、ゆがいて味噌や塩などのシンプルな調味料で食べたりすると野菜自体の味が楽しめます。また、今日のように「なす」や「かぼちゃ」をカレーに入れると、いつもと違った食感や味を楽しむことが出来ます。みなさんも夏野菜をすすんで食べて、夏を乗り切りましょう。

2020年7月9日木曜日

7月9日(木)


本日の給食です
<献立>
 鯖の味噌煮
 オクラの煮付け
 塩焼きそば
 ひじきと大豆の五目煮
 法連草の白ゴマ和え


 今日は「法連草の白ゴマ和え」の法連草についてお話します。ほうれん草は緑黄色野菜の代表といわれるほど栄養価が高く、とくにカロテンやビタミンC,鉄分を多く含んでいます。カロテンは抗酸化作用があるといわれ、がん予防に効果が期待できるほか、動脈硬化を防ぐ作用もあるとされています。また、カロテンとビタミンCの相乗効果で、肌荒れの防止や風邪予防にも効果があります。
  しかし、ほうれん草には「あく」の成分であるシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸は大量に摂取すると体内でミネラルと結びついて結石(けっせき)と言う怖い病気を引き起こす石を作る原因となりますが、ゆでたり炒めると、水に溶け出すので心配ありません。
 今日は人参と一緒にすった白ゴマで和えました。みなさん残さず食べましょう。


2020年7月8日水曜日

7月8日(水)



本日の給食です
<献立>
 手作りトンカツ  1食用中濃ソース
 ボイルキャベツ
 こんにゃくとちくわの炒り煮
 南瓜サラダ
 杏仁パイン

 今日は「かぼちゃサラダ」のかぼちゃについてお話します。かぼちゃはでんぷんや糖質のほか、ビタミン類を豊富に含む緑黄色野菜の代表です。かぼちゃの黄色い実の色はベータカロチンという色素で、体内に入るとビタミンAの働きをします。そのためベータカロチンには、がん細胞の発生を防ぎ、粘膜や皮膚の抵抗力を高め、風邪を予防する効果があります。
 また、ビタミンC・B1・B2も多く含んでおり、特にビタミンCはトマトの約2倍にもなります。そしてカリウムなどのミネラル群と協力して新陳代謝を活発にして血行を良くしてくれるのです。
 かぼちゃは保存が利くので、冬至に食べることが多く、冬野菜なのかな?と思う人も多いと思いますが、実は太陽をサンサンと浴びて育つ夏野菜の1つなので、今の季節は特にみなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2020年7月7日火曜日

7月7日(火)



本日の給食です
<献立>
 ホイコーロー風炒め
 角天となすの煮付け
 バンサンスー
 揚げシュウマイ
 七夕デザート(星のソーダ―ゼリー)


 今日は7月7日七夕の日です。みなさんは七夕の行事食といえば何だと思いますか? 実は七夕の行事食は「そうめん」なのです。意外に知られていませんが、千年も前から続いているそうです。
 由来は中国で「索餅(さくべい)」という縄のようにあんだ小麦粉のお菓子を7月7日に食べる習慣が、奈良時代に日本へ伝えられ、麦の収穫時期に「麦餅(むぎもち)」を作る風習とともに、やがてそうめんへと変化したといわれています。
 また、そうめんは暑さで食欲が減退するこの時期にぴったりで、天の川や織姫の織り糸に見立てることもできます。ゆでたそうめんに、輪切りにすると切り口が星形になっているオクラや、型どりした人参やきゅうりをのせて、天の川のようにハムや錦糸玉子を飾るとおいしく楽しく食べられます。

2020年7月6日月曜日

7月6日(月)



本日の給食です
<献立>
 煮込みハンバーグ
 ベジタブルソテー  星ポテト
 青じそとツナのスパゲティ
 枝豆がんもと小松菜の煮浸し
 ブロッコリーサラダ


 今日はみなさんが大好きなおかずの1つでもある「ハンバーグの歴史」についてお話します。みなさんは、ひき肉を炒めた玉ねぎと合わせて焼いた料理をなぜ「ハンバーグ」というか知っていますか?実は、13世紀ごろにモンゴルの部族であったタタール人や遊牧民族が、硬くなった馬の肉をおいしく食べる方法として、肉をたたきつぶして柔らかくしてからスパイスを加えて食べていたのが始まりだそうです。その後ドイツのハンブルグ地方に伝わって、「ハンブルグバーグステーキ」と呼ばれるようになりました。それが今度はアメリカに伝わって、「ハンバーグステーキ」と呼ばれるようになったそうです。
 日本でも大昔の縄文時代のころ、肉に卵や木の実を混ぜてハンバーグと同じように焼いて食べていたことが、遺跡の調査で分かっています。でもそのあと仏教が伝わり、長い間牛や豚は食べることが禁止され、明治維新以降まで食べることはなかったそうです。そのため、実際日本人がハンバーグを食べるようになってからは、まだ100年も経ってないそうです。
 今日はハンバーグをデミグラスソースで煮込みました。みなさん、残さず食べましょう。

2020年7月3日金曜日

7月3日(金)



本日の給食です
<献立>
 冷やしそうめん汁
 白身魚の天ぷら  南瓜の天ぷら
 そうめん  法連草  チキンささみ
 金平ごぼう
 大豆サラダ


 今日は「冷やしそうめん汁」のそうめんについてお話します。そうめんは、ツルツルッと食べられる味わいは涼感たっぷりですが、ただ単に冷たいと感じるだけではありません。プツンと歯切れのよいそうめんを食べることで、脳にアルファ波が計測されるそうです。アルファ波とは、リラックスした状態で集中力や免疫力が高まっているときに出るものなので、そうめんの爽やかな食感が、これからの暑い季節の不快感を解消させているのかもしれませんね。
 またそうめんはたっぷりのお湯でゆでて水洗いするため、糖質以外の栄養成分は流出してしまいます。つゆにつけて食べるだけでは、ビタミンB群が不足して夏バテの原因にもなりやすいので、「ぶっかけそうめん」がおすすめです。うなぎや、今日のようなゆでた法連草や、チキンささみなどをそうめんの上にのせて、薄めのつゆをかけると、食欲がないときにも食べやすくなるので、みなさんも試してみてくださいね。

7月2日(木)



本日の給食です
<献立>
 手作りチキンカツ  1食用中濃ソース
 チンゲン菜ソテー
 じゃが芋の田舎煮
 春雨サラダ
 オレンジ

 今日は「春雨サラダ」の春雨についてお話しします。春雨は何から作られているか知っていますか?主にじゃが芋やさつま芋のデンプンから出来ていますが、今日は「緑豆春雨」といって緑豆(りょくとう)という豆から作られています。主に中国や韓国、タイなどで栽培されており、日本ではもやしを作る材料として使われています。
 緑豆春雨は普通の春雨と比べて、カリウムが3倍近く多く、食餅繊維も2倍以上多く含まれています。なので、体内の塩分を排泄してむくみをとり、便秘を解消してお腹をスッキリさせる効果があります。夏バテには最適なので、中国では夏の薬膳料理には欠かせない食品だそうです。
 今日はきゅうりと人参とハムと一緒にドレッシングでサラダにしました。 みなさん、残さず食べましょう。

2020年7月1日水曜日

7月1日(水)



本日の給食です
<献立>
 肉団子の酢豚風
 キャベツとごぼうのサラダ  1食用ゴマドレッシング
 俵コロッケ
 ナタデココフルーツ

 今日は「肉団子の酢豚風」に使われているお酢についてお話します。お酢の主成分である酢酸(さくさん)は疲労回復に対しての効果や、食欲を増進させる効果があります。疲れた時にはしっかりと食べて栄養を取らなければいけないのに、なぜか食べられないという状況になるときがありますよね。そんなときにお酢をちょっと加えれば、その酸味が臭覚と味覚を刺激して、食欲がわいてきて食べられるようになります。
 また、その酢酸の酸味自身が、だ液や消化液の分泌を良くするので、消化吸収も良くしてくれます。今日の甘酢のように糖分と一緒に取ることが疲労回復を高めることが出来るので、残さず食べましょう。