2021年4月30日金曜日

4月30日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐と油揚げの味噌汁

 八宝菜

 星のコロッケ  ケチャップ添え

 たけのことふきの煮物

 黄桃缶詰


今日は、今が旬の時期であるふきについてお話します。ふきは数少ない日本原産の野菜であり、最も古い食材の1つです。平安時代にはすでに栽培が始まっていたそうです。ふきのとうが春に芽を出して、大きくなるには夏頃までかかるため、野生のふきの旬は夏です。しかし私たちが食べている栽培されたふきの出荷は3月から5月がピークだそうです。特有の香り苦味・歯ざわりが特徴で、ビタミン類をはじめ、色々な栄養素がバランスよく含まれています。今日は竹の子や人参やこんにゃくと一緒に煮物にしました。この時期にしか食べることが出来ないので、みなさんも残さずに挑戦してみてくださいね。

 


2021年4月28日水曜日

4月28日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 ミネストローネ

 鶏肉の照り焼き

 新じゃがの揚げ煮

 法連草ソテー

 玉子ロール


今日は「じゃがいも」の中でも今の時期しかとれない新じゃがについてお話します。もともとは、その産地でその年の最初にとれた新物のじゃがいもを「新じゃが」と呼んでいましたが、3~5月頃に九州などから出荷される早出しの小粒なじゃがいもをすべて「新じゃが」と呼ぶようになりました。じゃがいもに多く含まれるビタミンCはでんぷんに包まれているため、熱に強いのが大きな特徴です。青野菜に比べると、一度にたくさんの量を食べることができます。また、新じゃがは収穫直後に出回るので、普通のじゃがいもに比べると小粒で皮が薄く柔らかく、水分が多く甘味があります。ビタミンCもりんごのおよそ8倍もあると言われています。これからの時期にしか食べることができない新じゃがをみなさんも残さず食べましょう。

2021年4月27日火曜日

4月27日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 麩とわかめのすまし汁

 鯖の味噌煮

 マカロニのミートソース炒め

 レンコンと大豆の炒り煮

 パイン缶詰


 今日は「鯖の味噌煮」さばについてお話します。みなさんはサバやいわし、アジといった青魚は好きですか? 青魚には良質な脂肪分が豊富に含まれています。その脂肪分には、植物油や豚、牛には含まれないEPADHAが含まれています。EPAは血液の凝固を抑制することにより、血液をサラサラにしてくれます。また、DHAは脳を活性化する作用があるため、「魚をたくさん食べると頭が良くなる」とも言われているのは、このおかげです。EPAやDHAには、血中コレステロール値を下げる効果もあり、動脈硬化や脳卒中という恐ろしい病気も予防してくれる、かしこい魚です。みなさんもすすんで食べるように心がけましょう。


4月26日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 打ち豆の味噌汁

 クリーミーコーンコロッケ  ゆでブロッコリー  1食用中濃ソース

 切干大根とさつま揚げの旨煮

 芋なんきんサラダ

 小松菜のしらす和え


みなさんは「アイアンの日」を知っていますか?アイアンとは和訳して「」という意味です。給食で鉄分たっぷりの献立を提供しようということで、月に1度この日ができました。中学生男子は1日に8g、女子は7から10gは摂取しましょうと言われています。鉄分が不足すると、貧血をはじめ、脳や消化器官などに異常がでてきます。主に鉄分を多く含む食品は、さわらなどの青魚ワカメひじきなどの海藻類小松菜ほうれん草などの青菜類油揚げ高野豆腐などの大豆製品があります。これから、毎月1度「アイアンメニュー」を提供していきますので、みなさんも鉄分の多い食材をさがしてみましょう。


4月23日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 クリームシチュー

 照り焼きハンバーグ  チンゲン菜ソテー添え

 ナポリタンスパゲティ

 海藻サラダ

 グレープフルーツ


今日は「チンゲン菜ソテー」チンゲン菜についてお話します。中国野菜の中で最もポピュラーな野菜で、ビタミンAビタミンCを豊富に含んでいます。油との相性が良いため、今日のような炒め物にするとビタミンの吸収が良くなります。また、煮たりゆでたりすることによって細胞内の水分が減り、ビタミンAはさらに多く取ることができるので、煮浸しやスープに入れるのもおすすめです。これらのビタミンは風邪の予防に役立つほか、胸やけや胃のむかつきに効くと言われています。ビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含むので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。


2021年4月21日水曜日

4月21日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐とえのきのすまし汁

 すき焼き風煮

 揚げ餃子 2個

 ごぼうサラダ(チーズ入り)

 フルーツ杏仁


 みなさんは「歯っぴー給食の日」を知っていますか?普段意識していないと家庭でも不足しがちなカルシウムを給食で積極的に食べようという日です。福井県の小中学校で月に1日はカルシウムを意識してみようということで、「歯っぴー献立」が出来ました。カルシウムは成長期であるみなさんにとっては大切な栄養素です。カルシウムを多く含む食べ物といったら、牛乳・チーズ・小魚・海藻と色々あり、今日の献立では豆腐大豆に多く含まれています。しかし、実はそれだけを食べていてもみなさんの骨は強くなりません。丈夫な歯を作るには、歯の土台の材料になる、肉や魚、豆腐などの良質なたんぱく質が必要です。また、歯の中で一番固い成分であるエナメル質を作るには、にんじんやほうれん草などに多く含まれるビタミンAや、菜の花やブロッコリーなどに含まれるビタミンCも必要です。このような食材をよく噛んで食べることで体の中に効率よく取り込むことができます。みなさんも強い歯を作るために、色んな食材をバランスよく残さず食べましょう。

 


2021年4月20日火曜日

4月20日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 豚汁

 白身魚の磯部天   ちくわの天ぷら

 絹厚揚げと大野里芋の煮物

 小松菜とウインナーのソテー

 大根のゆかり和え


今日は「「大野の里芋の煮物」の里芋についてお話します。里芋にはビタミンB1B2が豊富に含まれており、血管の余分なカルシウムを取り除いてくれます。また、心臓の筋肉の活動を促進させるカリウムは、芋類の中では多く含まれています。里芋をむいたときの独特のぬめりは、ムチンという成分によるものです。ムチンは体内でグルクロン酸を作り出して、肝臓や腎臓を丈夫にし、胃や腸の調子を良くしてくれます。今日の里芋は大野市で作られたものです。大野の里芋は煮崩れにくく、歯ごたえや粘りが良く、全国的にも有名です。みなさん味わって食べましょう。


4月19日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 野菜コンソメスープ

 メンチカツ   1食用中濃ソース

 ソース焼きそば

 ひじきの五目煮

 ブロッコリーの白ゴマ和え


今日は「ひじきの五目煮」ひじきについてお話します。みなさんは、ひじきという字を漢字で書けますか?あまり見たことがないですよね。実は鹿(しか)っぽのと書いて「鹿尾菜(ひじき)」と呼びます。見た目が鹿の黒くて短いしっぽに似ているところから名付けられたそうです。ひじきの栄養で最も注目したいのは、他の海藻に比べて多く含まれる鉄分です。鉄分は吸収されにくく、不足すると貧血の原因になるので、意識して採っていきたい栄養素です。また、他の食品と比べてみても、100gあたり、鉄分はレバーの約6倍カルシウムは牛乳の約12倍も含んでいます。ひじきは今日の献立のように煮物で食べることが多いですが、ドレッシングと和えてサラダにしたり、ご飯に混ぜてお寿司にしたりして、食べるのもいいですね。 みなさん、残さず食べましょう。


2021年4月16日金曜日

4月16日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 チキンカレー

 プレーンオムレツ   ブロッコリーソテー添え

 コールスローサラダ   1食用ゴマドレッシング

 福神漬け

 ナタデココフルーツ


今日は「ブロッコリーソテー」ブロッコリーについてお話します。ブロッコリーの原産地は地中海沿岸付近で、キャベツの先祖であるケールという野菜が改良されて出来たものだそうです。イタリアで古くから食用としていたのが始まりで、日本には明治時代初めに伝わってきましたが、一般的には昭和20年頃から食卓に登場するようになりました。ブロッコリーは、レモンの2倍ビタミンCを含み、皮膚や粘膜を保護するカロテンビタミンAも含んでいます。その他にもカリウムカルシウム鉄分食物繊維など、たくさんの栄養素を含んでいます。茎にも栄養が含まれているので、花の部分だけでなく、茎まで残さずきれいに食べましょう。


2021年4月15日木曜日

4月15日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 ポトフ風スープ

 厚切りハムカツ

 青じそとツナのスパゲティ

 大豆サラダ   1食用マヨネーズ

 小松菜の磯部和え


今日は「大豆サラダ」に入っている大豆についてお話します。大豆はたんぱく質・脂質を含む量が他の作物より多く、肉類に近いことから「畑の肉」と呼ばれています。良質のたんぱく質は消化吸収が良く、脂質は植物性脂肪の「リノール酸」を多く含んでいます。リノール酸は血管壁に付着するコレステロールを取り除く作用をもっている大切な脂肪酸です。また、イライラを抑える効果があるカルシウムや、貧血を予防するために必要な鉄分などが豊富に含まれています。みなさんも色々な大豆製品を食べて、大豆の栄養パワーをもっと取り入れていきましょう。


2021年4月14日水曜日

4月14日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 キャベツと油揚げの味噌汁

 鯖の塩焼き   さつま芋の天ぷら添え

 角天と大根の煮物

 アスパラベーコンソテー

 オレンジ


 今日は「アスパラベーコンソテー」アスパラについてお話します。アスパラガスは1日になんと6~8センチの芽を伸ばすくらい生命力の強い野菜です。またホワイトとグリーンの2種類があり、この色の違いは、育ち方によるものだそうです。ホワイトは光が当たらないように土をかぶって育ちます。一方、グリーンアスパラガスは太陽の光をさんさんと浴びて育つため、鮮やかな緑色をしています。色が違ってもエネルギーはほぼ変わりませんが、ビタミンAEK、葉酸がホワイトよりもグリーンのほうに多く含まれています。また、アスパラガスはアミノ酸の一種であるアスパラギンを多く含むことからこの名前が付いたそうです。アスパラギンは、新陳代謝を活発にして、疲労回復や美肌を保つ働きがあるので、これからが旬のアスパラガスをすすんで食べましょう。


4月13日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 鶏肉の唐揚げ

 ビーフンの五目炒め

 じゃが芋と枝豆がんもの煮物

 法連草と白菜のゴマ和え

 お米のムース (進学・進級お祝いデザート)


今日は「枝豆がんもの煮物」がんもについてお話します。がんもはがんもどき(雁擬き)を略した言葉で、豆腐の加工品のひとつです。もともとは精進料理で肉の代用品として作られました。最も知られている名前の由来は、雁(がん)という鳥の肉に味を似せたとされることから「がんもどき」と呼ばれるようになったという説です。他にも、がんもどきの中に安物の昆布を代用したら、丸めた形の表面に糸昆布が現れて、その様子は雁が飛んでいるかのように見えたため、名付けられたという説があります。「がんもどき」は主に東京などの関東方面の呼び名であり、大阪や京都などの関西では「ひりょうず」や「ひろうす」と呼ばれているそうです。今日はおだしたっぷりでおいしく炊いてあります。みなさん残さず食べましょう。


4月12日(月)

 


本日の給食です(東陽中は汁椀あり・中央中は副食箱のみ)

<献立>

 コーンスープ     (東陽中のみ)

 煮込みハンバーグ  フライドポテト添え

 目玉焼き風オムレツ  (中央中のみ)

 北海道カップグラタン

 金平ごぼう

 菜の花のかつお和え


今日は春野菜の1つである「菜の花」についてお話します。菜の花はビタミンCカロテンカルシウム食物繊維をたっぷり含む緑黄色野菜です。もともと菜の花は、油を取る目的で栽培されていましたが、明治時代以降は食用としても作られるようになったそうです。独特のほろ苦さがありますが、抵抗力を高める効果美肌効果があります。また、菜の花に含まれるビタミンCはホウレン草の3倍以上、β―カロテンはピーマンの5倍もあります。鉄分も豊富に含まれているので、貧血気味の人は積極的に食べたい食材の1つです。今日は人参と一緒にかつお節で和えてあります。みなさん残さず食べましょう。


2021年4月9日金曜日

4月9日(金)

 


本日の給食です (東陽中のみ副食箱のおかずを提供)

 手作りソーストンカツ  スパゲティーソテー添え

 ポテトサラダ  1食用マヨネーズ

 切干大根と打ち豆の煮物

 ミートボール


今日は「切干大根と打ち豆の煮物」切干大根についてお話します。切干大根は、生の大根を細かく切り、寒い時期に一昼夜(いっちゅうや)外で自然乾燥させたものです。かつて切干大根は、日本の冬の食卓になくては ならない食品でした。生の大根1本は約500~600gありますが、それを天日干し(てんぴぼし)すると、およそ1/10の50gの切干大根になります。それだけ切干大根には栄養がギュッと凝縮されています。また、骨の形成を助けるカルシウムは牛乳の約4倍と多く、「畑のいりこ」と言われるほどです。うま味成分のグルタミン酸やブドウ糖も含み、ビタミンB1B2、鉄分、食物繊維も豊富です。このようにたくさんの栄養素を含むため、新鮮な野菜が出回らず栄養不良に陥りがちな寒い時期には、実にありがたい食べ物だったそうです。外食の多い現代人の私たちにとっても、事情は同じですよね。とくに便秘や体調が良くない人は積極的に食べるようにしましょう。