2014年12月18日木曜日

12月18日(木)



本日の給食です
<献立>
 キーマカレー
 プレーンオムレツ  もやしのソテー添え
 海藻サラダ
 福神漬け
 りんご


 今日で2学期の給食も最後です。一年中でもっともバタバタするのが年末年始です。大晦日から正月にかけては、手をかけた家庭料理が少なくなり、外食や中食(なかしょく)が多くなります。
 みなさんは「中食(なかしょく)」という言葉を知っていますか?レストランやファーストフード店で食べる食事を「外食」と言いますよね。それとは反対に、家庭で料理して食べる食事を「内食(うちしょく)」といいます。そして、お店で買ってきたお惣菜やお弁当を家で食べることを「中食(なかしょく)」と言うのです。外食や中食はどうしても新鮮な野菜やカルシウムなどが不足しがちになります。野菜に多く含まれる、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足すると、体がだるくなったり、便秘になったりと悪影響が出てきます。
 新しい年を迎えるにあたって、良い体調を維持するためにも、野菜や果物を十分に取るよう心がけましょう。また、牛乳をはじめとした乳製品も忘れずにとるようにしましょう。

2014年12月17日水曜日

12月17日(水)



本日の給食です
<献立>
 豚汁
 手作り白身フライ  ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 プチベーコングラタン
 じゃがいもの田舎煮
 オレンジ
 クリスマスデザート(チョコレートケーキ)


 今日は冬至(とうじ)についてお話します。
 冬至とは、太陽の高さが最も低くなり、昼が一年中で1番短く、逆に夜が1番長い日の事をいいます。 毎年12月21~23日頃と言われ、今年は12月22日月曜日がその日にあたります。
 この日に「冬至かぼちゃ」と言って、かぼちゃを食べると病気にならないと、古くから言い伝えられています。その理由は、冬至の頃になると、秋野菜の収穫も終わって、食べられる野菜もほとんどなくなってしまいます。そこで冬を元気に過ごせるようにと願いを込め、栄養もあって、保存もきく、かぼちゃをよく食べていたようです。
 かぼちゃと小豆を一緒に甘く炊いたものを「冬至かぼちゃ」とよぶ地域も多いそうです。みなさんもかぼちゃを食べて、寒い冬を乗り越えましょう。


2014年12月16日火曜日

12月16日(火)



本日の給食です
<献立>
 ラーメンスープ(ネギ入り)
 ラーメン ワカメ ゆでもやし
 野菜炒め
 豚串カツ ケチャップ添え
 水菜の白和え


 みなさんは口角炎や口内炎に悩まされたことはありませんか?口の両端が切れて口を開けると痛いですよね。これが口角炎です。一方、口内炎は唇の内側や舌、歯ぐきなどに水疱(すいほう)ができたり、赤くはれたりする症状です。傷は小さいのですが、どちらも痛くて、食事をするのもつらいですよね。
 口角炎や口内炎の起きる原因は、主に2つあります。1つは、ぶどう球菌などの細菌や、ウイルスやカビ類に感染した場合です。これらは風邪や疲労、ストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。また、虫歯や歯周病などで口の中が不衛生になってしまうことで口内炎を発症することもあるので、外出から帰ってきたら、まずはうがいをする習慣をつけましょう。
 もうひとつの原因は、ビタミンB2の不足によるものです。ビタミンB2は水に溶ける性質があるため、体内に蓄積することができません。そのため、できはじめの頃は、ビタミンB2を含むうなぎや納豆、ヨーグルトをとるようにしましょう。また、炎症がひどくなって痛むときは、傷を治す作用のあるビタミンCを多く含むオレンジなどのかんきつ類や、イモ類をとりましょう。
 

2014年12月15日月曜日

12月15日(月)



本日の給食です
<献立>
 具たくさんコーンスープ
 煮込みハンバーグ  マカロニソテー
 がんもと大根の煮物
 金平ごぼう
 チンゲン菜のゴマ和え


 今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。
 バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。
 マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類。
 これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類をちょっとずつでも食べることが大切なのです。
 みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。

2014年12月12日金曜日

12月12日(金)



本日の給食です
<献立>
 クリームシチュー
 もちっと肉みそフライ  キャベツサラダ添え
 バンサンスー
 南瓜と枝豆がんもの煮物
 パイン缶詰

 今日は「バンサンスー」ついてお話しします。
 みなさんは「バンサンスー」という料理を知っていましたか?「バンサンスー」は中国で食べられている前菜料理の1つで、中国語で「バン」は「混ぜる」,「サン」は「3種類の材料」,「スー」は「千切り」という意味があります。まとめると,「バンサンスー」とは「千切りにした3種類の材料を混ぜ合わせた料理」ということです。
 春雨を使うことが多いのですが、今日は春雨の食感に似たマロニーが入っています。かにカマやワカメと一緒に甘酸っぱく、あっさりと味付けしてあります。
 みなさん、残さず食べましょう。

2014年12月11日木曜日

12月11日(木)



本日の給食です
<献立>
 白菜としめじの味噌汁
 鶏肉の照り焼き  粉ふきいも添え
 大根の炒り煮
 もやしのカレーソテー
 ブロッコリーのピーナッツ和え


 今日は「ブロッコリーのピーナッツ和え」のピーナッツについてお話します。
 ピーナッツは落花生や南京豆とも呼ばれ、栄養豊富な豆類です。みなさんの中では、ピーナッツに対して「カロリーが高くて太る」とか「ニキビが出来やすい」とか「食べ過ぎると鼻血が出る」という悪いイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
 実はこれらは全部間違いなのです。ピーナッツの主な成分が脂肪であることは事実ですが、その脂肪にはオレイン酸というコレステロースを下げてくれる成分や、レシチンという記憶力をアップさせてくれる成分が多く含まれています。また、丈夫な骨を作るマグネシウムやカルシウムも多く、イライラ予防のビタミンB1も含まれています。
 1日30粒までなら適量と言われています。今日は今が旬のブロッコリーに細かく刻んだピーナッツが和えてあります。みなさん残さず食べましょう。

2014年12月10日水曜日

12月10日(水)



本日の給食です
<献立>
 にゅうめん汁 
 手作りかき揚げ  白身魚の天ぷら
 にゅうめん具材(そうめん・刻みアゲ・ワカメ)
 ひじきと大豆の五目煮 
 ほうれん草と白菜のゴマ和え


 今日は「ほうれん草と白菜のゴマ和え」のほうれん草についてお話します。
 ほうれん草は緑黄色野菜の代表といわれるほど栄養価が高く、とくにカロチンやビタミンC,鉄分を多く含んでいます。カロチンは抗酸化作用があるといわれ、がん予防に効果が期待できるほか、動脈硬化を防ぐ作用もあるとされています。また、カロチンとビタミンCの相乗効果で、肌荒れの防止や風邪予防にも効果があります。
 しかし、ほうれん草には「あく」の成分であるシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸は大量に摂取すると体内でミネラルと結びついて結石とう怖い病気を引き起こす石を作る原因となりますが、茹でると、水に溶け出すので心配ありません。
 ほうれん草は1年中出回っていますが、旬の時期は冬です。冬は寒さの影響で、緑色の濃さが増し、栄養価がグンと高くなります。みなさん、積極的に食べるようにしましょう。
 

2014年12月9日火曜日

12月9日(火)



本日の給食です
<献立>
 なめこと豆腐の味噌汁
 豚肉の生姜炒め
 ポテトサラダ  各クラスマヨネーズボトル付
 丸天煮と水菜の煮浸し
 みかん 1/2個


 今日はこれからの季節、欠かせない果物、みかんについてお話しします。
 みかんはビタミンCが豊富で、1日2個食べるだけで、大人にとって1日に必要なビタミンCを補充することができます。ビタミンCは水洗いすると流失してしまい、熱にも弱いという特性があるのですが、みかんならそのまま食べられるので、ビタミンCも丸ごと摂ることができます。
 みかんに含まれるビタミンCは、毛細血管を丈夫にし、皮膚、骨、歯などの形成を助けてくれます。また、ウイルスや細菌の力を弱める効果もあるため、「みかんを食べると風邪をひきにくくなる」と昔から言われるほどです。
 これからの寒い季節に、みかんを食べる習慣がある私たちにとってはありがたいことですね。 ヘタの部分が小さくて、皮の色が濃いものが甘いと言われています。みなさんも探してみてくださいね。

2014年12月8日月曜日

12月8日(月)



本日の給食です
<献立>
 ポトフ風スープ
 肉入りコロッケ ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 塩焼きそば
 豆腐ステーキ チリソースかけ
 大根のゆかり和え


 今日は「豆腐ステーキ チリソースかけ」の豆腐についてお話します。
 みなさん知ってのとおり、原料は大豆からできており、栄養成分、効果は大豆とほとんど変わりません。また、生の大豆はあまり消化が良くないのですが、豆腐に加工されることで、吸収率は92~98%と極めて高く、消化されやすくなります。 豆腐は、良質のたんぱく質を含み、ビタミンB1やビタミンE、カルシウムや鉄などのミネラル類も豊富です。豆腐に含まれる大豆たんぱく質の成分で50%を占めるグリシニンには、コレステロールや中性脂肪の血中濃度を下げる効果があります。同じく大豆たんぱく質のレシチンは、血中コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やす効果があり、動脈硬化や脂肪肝の予防にも効果的です。
 このように大豆たんぱく質は私たちにとって大切な栄養素です。それを多く含む豆腐は、今日のように焼いたり、味噌汁に入れたり、揚げたりと、色々な調理法があります。みなさんもすすんで食べるようにしましょう。

2014年12月5日金曜日

12月5日(金)



本日の給食です
<献立>
 打ち豆の味噌汁
 手作りチキンカツ ボイルキャベツ添え  各クラス中濃ソースボトル付
 ちくわとこんにゃくの煮物
 ブロッコリーサラダ
 杏仁みかん


 今日は、食べ物に関することわざをいくつかお話します。昔からの言い伝えやことわざは「なるほど~」と思うことが多いので参考にしてみてください。
 1つ目は「朝茶は七里(しちり)帰っても飲め」ということわざです。これは朝にお茶を飲んでいないことに気づいたら、どんなに遠い道のりでも戻って飲みに帰りなさいという意味です。お茶は、ビタミンをいっぱい含み、利尿作用、疲労回復、解毒作用もある健康飲料です。また朝に飲むのがいいと言われるのは、お茶に含まれるカフェインが眠気をスッキリ覚ましてくれるからです。
 もう一つは、「ナスと男は黒いのがいい」。これはナスも男性も色が黒いほど丈夫という意味です。ピカピカ光る紫色のからだがいかにも健康的な食品というイメージを作りあげているけど、黒いほどいいという根拠はないそうです。栄養面からは、高血圧にいい野菜とされていて、熱を通すと柔らかくなり、食べやすくなります。これに対抗して「米の飯と女は白いほうがいい」なんてことわざもあります。 みなさんも、食べ物の言い伝えやことわざを色々と探してみてはどうでしょうか。

2014年12月4日木曜日

12月4日(木)



本日の給食です
<献立>
 ワンタン中華スープ
 八宝菜
 厚揚げと結び昆布の煮物
 フランクドッグ ケチャップ添え
 ほうれん草のナムル


 今日は昨日に引き続き、風邪の予防や引きはじめには取ってほしい栄養素の1つでもあるビタミンCについてお話します。
 ビタミンCと聞いて、みなさんは何を思い出しますか?きっとレモンを思い出す人が多いのではないでしょうか。しかし実はレモンよりも、同じかんきつ類のグレープフルーツやオレンジの方が多くのビタミンCが含まれているのです。その他ではキウイフルーツや、トマト、ブロッコリーにも豊富に含まれています。
 ビタミンCを食事から大量にとることで、ウイルスや細菌が撃退され、病気に対する抵抗力を高めることができます。また不足すると、血管の壁が出血しやすくなり、肝臓の働きが弱まりコレステロールをため込む体になってしまいます。ストレスでイライラしたときも、ビタミンCを補給することで心を安定させてくれるホルモンが分泌されるので、みなさんも積極的にビタミンCを含む食品をとるようにしましょう。

2014年12月3日水曜日

12月3日(水)



本日の給食です
<献立>
 もやしとえのきの味噌汁
 鶏肉の唐揚げ(カレー味)  キャベツサラダ添え
 大野里芋とイカの煮物
 小松菜のスクランブルエッグ
 グレープフルーツ


 12月に入り寒い日が続いていますが、みなさんは体調を崩していませんか?風邪をひかないように、といって部屋の中にとじこもってばかりいませんか? 外に出て遊んだり、運動することも実は予防のひとつなのですよ。それでも風邪を引いてしまった時のために、今日は症状によってどのような物を食べると良いかをお話したいと思います。
 まず、ひき始めの時は、なべ料理など汗が出やすい物を食べて体を温めましょう。特に緑黄色野菜や、エネルギー源となる穀類や肉や魚を中心に取るようにしましょう。 そして熱が出てしまった時は、体温が高くなるのでからだの中の栄養素や水分が失われます。具たくさんのスープや飲み物でまめに水分補給することが大切です。 また、のどの痛みやせきが出やすくなったら、のどに刺激を与えないように、茶碗蒸しや豆腐料理、かたくり粉やくず粉でとろみをつけたやわらかい食事をとるようにしましょう。

2014年12月2日火曜日

12月2日(火)




本日の給食です
<献立>
 ワカメのすまし汁
 メンチカツ ブロッコリー添え  各クラス中濃ソースボトル付
 ナポリタンスパゲティー
 さつま芋サラダ
 大豆の五目煮


 今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べ続けて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。
 4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。
 5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。
 このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんも魚パワーを信じて積極的に食べましょう。

2014年12月1日月曜日

12月1日(月)




本日の給食です
<献立>
 じゃがいもと油揚げの味噌汁
 鯖の塩焼き  チンゲン菜ソテー添え
 レンコンサラダ
 切干大根の旨煮
 ナタデココフルーツ


 今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。 みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか? 働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。
 まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。
 2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。
 3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。今日は今が旬でおいしい「鯖の塩焼き」です。みなさん残さず食べましょう。