本日の給食です
<献立>
コンソメスープ
鶏肉の唐揚げ
北海道カップグラタン
切干大根の旨煮
法連草と白菜のゴマ和え
今日は「切干大根の旨煮」の切干大根についてお話します。切干大根は、生の大根を細かく切り、寒い時期に一昼夜(いっちゅうや)外で自然乾燥させたものです。かつて切干大根は、日本の冬の食卓になくては ならない食品でした。生の大根1本は約500~600gありますが、それを天日干し(てんぴぼし)すると、およそ1/10の50gの切干大根になります。それだけ切干大根には栄養がギュッと凝縮されています。また、骨の形成を助けるカルシウムは牛乳の約4倍と多く、「畑のいりこ」と言われるほどです。うま味成分のグルタミン酸やブドウ糖も含み、ビタミンB1・B2、鉄分、食物繊維も豊富です。このようにたくさんの栄養素を含むため、新鮮な野菜が出回らず栄養不良になりがちな寒い時期には、実にありがたい食べ物だったそうです。外食の多い現代人の私たちにとっても、事情は同じですよね。とくに便秘や体調が良くない人は積極的に食べるようにしましょう。
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