2017年12月12日火曜日

12月12日(火)





本日の献立です
<献立>
 麩とワカメのすまし汁
 鯖の味噌煮 大根の煮付け
 もやしのそぼろ炒め
 大学芋
 チンゲン菜のゴマ和え

  今日は昨日に引き続き、魚に含まれている大切な5つの栄養素についてお話します。昨日は、「お肉に負けないくらいの良質たんぱく質」、「食べ続けて頭が良くなるDHA」、「目がよく見えるようになるタウリン」、を紹介しました。今日は残り2つです。
 4つ目は、「歯や骨を丈夫にするカルシウム」です。魚には他の食品と比較にならないくらい多量のカルシウムが含まれています。煮干などの小魚をまるごと食べると、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも同時に補給できます。
 5つ目は、「血管の掃除をしてくれるEPA」です。EPA(エイコサペンタエン酸)は、背の青い魚にとくに多く含まれています。摂りすぎたコレステロールや脂肪は血液の流れを悪くします。それらを減らしてくれるのが、このEPAです。魚介類にだけ含まれており、脳血栓や心筋梗塞といった怖い病気を予防する働きを持っています。
 このように魚には色々な栄養素が含まれています。みなさんもお魚パワーを信じて積極的に食べましょう。

2017年12月11日月曜日

12月11日(月)





本日の献立です
<献立>
 ミネストローネ
 エビグラタンフライ ボイルキャベツ
 枝豆がんもと結び昆布の煮物
 金平ごぼう
 白菜のかつお和え

  今日は魚に含まれていて、私たちにとって大切な5つの栄養素についてお話します。みなさん、5つの栄養素は何なのか思いつきますか?働きと一緒に今日は3つを紹介したいと思います。
 まず1つ目は、「肉類に負けないくらいの良質たんぱく質」です。体内で利用されるたんぱく質の量は肉より魚のほうが多いそうです。それに、魚のたんぱく質には、体内のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの病気を予防してくれます。
 2つ目は、「食べ続けて頭が良くなるDHA」です。人間の脳をつくる大切な栄養で、脳の働きを活発にする事によって、記憶力や学習能力を高めてくれます。食べ続ける事でアップするそうです。
 3つ目は、「目がよく見えるようになるタウリン」です。タウリンという栄養素は、疲れをとる働きや血管をきれいにお掃除する力も持っています。暗いところでも目が見えるネコは、タウリンがたっぷり入った魚が大好物だからなのでしょうね。
 残り2つの栄養素は明日お話しします。みなさんも魚をすすんで食べて、お魚パワーを付けましょう。

2017年12月8日金曜日

12月8日(金)





本日の献立です
<献立>
 キーマカレー
 手作り白身フライ ブロッコリー
 海藻サラダ
 福神漬け
 グレープフルーツ
 
  今日はバランスよく食事をするための合言葉についてお話したいと思います。
 バランスのとれたおかずの基本は「マゴワヤサシイ」と覚えてみましょう。
 マは豆類、ゴはゴマなどの種実類。ワはワカメなどの海藻類。ヤは野菜類。サは魚などの魚介類。シはシイタケなどのきのこ類。イはイモ類です。
 これらの食材を取り入れることで、日本人に必要な栄養素をまんべんなく摂取できるのです。他の食材を摂ってはいけないというのではなく、これらの食材を積極的に、単品ではなく多くの種類を少しずつでも食べることが大切です。
 みなさんも「マ・ゴ・ワ・ヤ・サ・シ・イ」を覚えて、バランスの良い食事を楽しみましょう。
 

2017年12月7日木曜日

12月7日(木)




本日の献立です
<献立>
 もやしと油揚げの味噌汁
 すき焼き風煮
 ちくわの2色揚げ
 大根サラダ
 小松菜の和え物

  みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?今日はこれからおいしくなる冬野菜についてお話しします。
 まず、れんこん・大根・人参・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
 そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。今日はれんこんやほうれん草が使われています。みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。

2017年12月5日火曜日

12月5日(火)





本日の献立です
<献立>
 白菜とさつま揚げの味噌汁
 ハムカツ ブロッコリーソテー
 高野豆腐の玉子とじ
 もやしのナムル
 杏仁パイン

 今日は月に1度の鉄分たっぷり「アイアン献立の日」です。 主に鶏肉・大豆・ひじき・ほうれん草に多く含まれています。
 今日は、鉄不足になると貧血以外に、どんな症状が出やすいのか、いくつかお話しします。まず、なぜか布団に入ると脚が「むずむず」として不快に思ったり、虫が脚をはう感じがして熟睡できないということはありませんか?これは長期間の鉄分不足によって引き起こされる症状で「むずむず脚症候群」と呼ばれています。この症状は、鉄分から作られる「ドーパミン」というホルモンが正常に機能していないから起こるそうです。成長期の中学生のみなさんは特に寝不足やストレスなどで自律神経に影響が出ると、かかりやすくなります。
 また、免疫力が低下したり、皮膚にカビが繁殖しやすくなったりもします。これは体内で白血球の生成がされにくくなり、外部からの菌に弱くなり繁殖率を高めてしまいます。女性は過度なダイエットをすることで、鉄分不足に陥り、将来妊娠しづらくなる原因にもなるので、鉄分を含む食材や、吸収をサポートする食材をバランスよく食べていきましょう。
 

2017年12月4日月曜日

12月4日(月)




本日の献立です
<献立>
 ポトフ風スープ
 煮込みハンバーグ スパゲティーソテー
 ポテトサラダ
 切り干し大根煮
 ほうれん草のゴマ和え

 今日は、夜勉強をしていて疲れたときや眠くなったときに食べると効果的な食材についてお話します。
 疲れてくるとつい何か食べたくなりますよね。手軽にチョコレートなどの甘い物を口に入れると、ついつい1箱を完食してしまうということもあります。運動量も少なくなってしまうこの時期に、夜お菓子を食べる習慣をつけると、体重増加の心配も出てきます。
 どうしても口がさみしいときには“冷やしたみかん”がおすすめです。みかんの酸っぱさが頭をスッキリさせ、甘さが即効で脳を活性化してくれます。
 また、勉強や本を読んでいて眠くなった時は、すぐに布団へ直行できればいいのですが、受験生のみなさんはそうもいきませんよね。そのときはガムや昆布、スルメなどを噛みましょう。“噛む”ことで一時的に頭が目覚めます。「どうしてもここまで済ませたい!」と頑張るなら、ノンシュガーのガムがおすすめです。

2017年12月1日金曜日

12月1日(金)





本日の献立です
<献立>
 ワンタンスープ
 酢鶏
 三角蒟蒻とじゃが芋の煮物
 春巻き
 みかん

  今日はこれからの季節、欠かせない果物、みかんについてお話しします。
 みかんはビタミンCが豊富で、1日2個食べるだけで、大人にとって1日に必要なビタミンCを補充することができます。ビタミンCは水洗いすると流失してしまい、熱にも弱いという特性があるのですが、みかんならそのまま食べられるので、ビタミンCも丸ごと摂ることができます。
 みかんに含まれるビタミンCは、毛細血管を丈夫にし、皮膚、骨、歯などの形成を助けてくれます。また、ウイルスや細菌の力を弱める効果もあるため、「みかんを食べると風邪をひきにくくなる」と昔から言われるほどです。
 これからの寒い季節に、みかんを食べる習慣がある私たちにとってはありがたいことですね。 ヘタの部分が小さくて、皮の色が濃いものが甘いと言われています。みなさんも探してみてくださいね。