2025年10月21日火曜日

10月21日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 玉子の中華スープ

 酢鶏(黒酢風あんかけ)

 刻み昆布とじゃが芋の五目煮

 もやしのナムル

 こんにゃくのおかか煮


今年もあと2ヶ月近くになりました。これからの寒い時期、体調を崩しやすくなり、風邪をひいてしまう人が多いですよね。同じ生活をしていても、風邪をひきやすい人と、ひきにくい人がいます。また、風邪をひいた後、すぐに回復する場合と、いつまでも症状が長引く場合があります。これは、人それぞれの免疫力の差によるものです。今日は、みなさんの免疫力が低下していないかどうか、また免疫力が弱っている場所はどこかを簡単にテストしてみたいと思います。今から質問する4項目のうち、自分に当てはまるものはいくつあるかチェックしてみてください。また何番が当てはまったかもチェックしてみてください。

      たまに立ちくらみがする。

      下痢や便秘をしやすい。

      人ごみに出ると、のどがイガイガする。

      普段イライラしやすい。

 さあ、どうでしょう?4項目中いくつ当てはまりましたか?実は1項目でも当てはまったら要注意です。また、免疫力が弱い場所によってそれぞれ症状が違います。①は白血球、②は胃腸、③は目や鼻のどの粘膜、④は神経系の免疫力低下の恐れがあるそうです。明日は、免疫力とは何かをお話したいと思います。


2025年10月20日月曜日

10月20日(月)

 


本日の給食です

<献立>

 ABCマカロニスープ

 ハンバーグデミグラスソースかけ  

 フライドポテト添え

 北海道カップグラタン

 ひじきと大根の炒りに

 黄桃缶詰


 本日はカルシウムたっぷりの「歯ッピー献立の日」です。 主に「グラタン・小松菜」に多く含まれています。みなさんは、カルシウムを効率よく摂取するには、食事だけではなく、体を動かすことが大切なことを知っていましたか?ウォーキングなどの適度な運動によって酸素が活発に体に取り入れられ、新陳代謝が高まります。そのため血液の流れる量が増え、カルシウムやたんぱく質などがより多く骨に運ばれるのです。また、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDは日光に当たることで皮膚の下で作られます。そのため天気の良い日は積極的に外へ出ることをおすすめします。骨を強くするためには、カルシウムはもちろん、魚類やきのこに多く含まれるビタミンDや、大豆製品や海藻類に多く含まれるマグネシウムを積極的にとり、太陽の下で体を動かすことが大切だということを、 みなさんも意識していきましょう。


2025年10月17日金曜日

10月17日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 ワカメスープ

 厚切りハムカツ

 根菜の炒り煮

 ブロッコリーサラダ

 ミートボール



 今日はこれからの季節においしくなる根菜類についてお話しします。みなさんは、食品には体を温める食品と冷やす食品があるということを知っていますか?体を温めてくれる食品は、大根、にんじん、ごぼう、生姜など、土の中にできる根菜類と呼ばれているものです。これらは旬の時期が冬であるものが多いのが特徴です。反対に体を冷やす食品は、レタス、きゅうり、トマト、なすなど、夏が旬で、生で食べられるものです。夏は体を冷やすもの、冬は体を温めるものが旬とは、自然の恵みはよくできていますよね。では、根菜類になぜ体を温める作用があるのでしょうか。それは水分が少なく、ビタミンC、Eや、鉄分などをはじめとするミネラルを多く含むものが多いためだと言われています。ビタミンEは血行促進作用があり、ミネラルは、血液や筋肉を作る素となり体温を維持してくれるたんぱく質を体内で活用されるのに必要な栄養素なのです。今日の炒り煮には大根とごぼう、にんじんが入っています。みなさん残さず食べましょう。


2025年10月16日木曜日

10月16日(木)

 


本日の給食です

<献立>

 カレーうどんだし

 鶏肉の天ぷら  さつま芋の天ぷら

 うどん

 キャベツのゆかり和え

 オレンジ


 今日は「キャベツのゆかり和え」のゆかりについてお話します。みなさんは「ゆかり」という商品を知っていますか?ある食品会社が1970年に発売したふりかけですが、呼び名には由来があるそうです。平安時代に作られた、古今和歌集の一首で、「ご縁(えん)」のあるものを、「ゆかり」のあるものとして、むらさき草についてうたわれているところから、「ゆかり(縁)の色」は、「紫色」を言うようになりました。それを赤しそを使った商品が紫色であることと、皆様との「ご縁」を大切にしたいとの思いから、「ゆかり」と命名したそうです。 原料となる「赤しそ」はα(アルファー)リノレン酸という必須脂肪酸が含まれ、ガンやアレルギーを予防する効果があると言われています。また、しその香りの成分、ペリルアルデヒドには、強い防腐作用があり、食中毒を防いでくれます。今日はゆでたキャベツにゆかりを和えました。みなさん残さず食べましょう。


10月15日(水)

 


本日の給食です

<献立>

 豆腐となめこの味噌汁

 豚すき焼き風煮

 ジャーマンポテト

 ごぼうと豆のサラダ

 法連草と切干大根のゴマ和え



 今日は「すき焼き」にまつわる歴史についてお話します。「すき焼き」は江戸時代から人々に食べ伝えられてきたと言われます。しかし、明治時代以降は仏教の影響で、肉を食べる事を禁じられてしまいました。実際は、鳥や鹿など野生の動物は「薬になる」と言っては、こっそり食べていたそうです。ですがさすがに獣(けもの)の肉を家の中で、普段使っている鍋で調理するにはかなりの抵抗があったようです。 そのため当時は、鍋の代わりになる物として、畑を耕す農具として使っていた鋤(すき)の金属部分を火にかけて、その上で肉や魚、豆腐などを焼いて食べたのが、すき焼きの始まりになったそうです。今日のすき焼き風煮は豚肉の他に、白菜・玉ねぎ・にんじん・ねぎ・ふ・しらたきが入っています。みなさん、残さず食べましょう。


2025年10月14日火曜日

10月14日(火)

 


本日の給食です

<献立>

 コーンスープ

 肉じゃがコロッケ

 塩焼きそば

 大野里芋と絹厚揚げの田楽味噌かけ

 フルーツ杏仁


 今日は「大野の里いもと絹厚揚げの田楽」の田楽についてお話します。みなさんはなぜ「田楽」というのか知っていますか?時代は平安から鎌倉時代にまでさかのぼります。その頃、農村では田植えや祭りなどの時に、田んぼで太鼓に合わせて踊る風習がありました。これらを「田楽踊り」と呼んでおり、田楽法師は白い袴(はかま)をはき、その上に色のついた上着をはおり、単に踊るだけではなく、竹馬のような一本棒にのってピョンピョンはねて踊っていたそうです。 ちょうどこの田楽法師の衣裳と、白い豆腐に色の付いた味噌をつけて食べる串焼きが、そっくりなところから、人々は豆腐の串焼きのことをいつしか「田楽豆腐」、略して「田楽」と呼ぶようになったそうです。今日は今が旬の大野の里芋と絹厚揚げに甘めの味噌を添えました。みなさん残さず食べましょう。


2025年10月10日金曜日

10月10日(金)

 


本日の給食です

<献立>

 麻婆豆腐

 春巻き  揚げギョウザ

 角天と三角こんにゃくの煮物

 さつま芋サラダ

 切干大根のハリハリ漬け


 今日は鉄分たっぷりの「アイアン献立の日」です。主に春巻き・豆腐・切干大根に鉄分が豊富に含まれています。みなさんの年齢は男子、女子ともに、体の急激な成長により、鉄分が不足しやすくなります。そのために、毎月紹介している鉄分が豊富な食材を摂ることが大切ですが、魚や肉類、菜っ葉類は料理しなければ食べることができないので、今日は手軽にとれるおすすめの食材を紹介します。それは「ドライフルーツ」です。レーズンやプルーンはよくお店で見かけますが、色々な種類があります。その中でも「いちじく」が鉄分補給にはおすすめです。生のいちじくの鉄分量は100gあたり0.3mgほどですが、ドライフルーツになると1.4mgと4倍以上増えるのです。あんずも生に比べると8倍近く増えるので、みなさんも鉄分豊富なドライフルーツに挑戦してみましょう。