2016年2月9日火曜日
2月9日(火)
本日の給食です
<献立>
具たくさん味噌汁
鮭のスパイス焼き インゲンソテー添え
ナポリタンスパゲティー
大豆とさつま芋のゴマからめ
手作り卯の花
今日は「具たくさん味噌汁」に入っているさつま揚げについてお話しします。
さつま揚げは魚肉のすり身を成型して油で揚げたものです。1846年に今でいう沖縄、琉球から伝わったと言われています。 琉球には「チキアーギ」と呼ばれる魚肉のすり身を油で揚げた食べ物がありました。それを薩摩に持ち帰り、独特の製法で造り上げたのがさつまあげのはじまりと言われています。
今では、地域によって人参やゴボウなどが入っていたりして、色んな種類が楽しめます。栄養面ではカルシウムやビタミンB12が豊富に含まれています。 ビタミンB12は神経系の働きを正常にしてくれて記憶力や集中力の低下を防いでくれるので、みなさん、残さず食べましょう。
2016年2月8日月曜日
2月8日(月)
本日の給食です
<献立>
ポトフ風スープ
メンチカツ ソース焼きそば添え
がんもと結び昆布の煮物
金平ごぼう
小松菜のしらす和え
今日は「小松菜のしらす和え」に入っている椎茸についてお話しします。
みなさん、椎茸は好きですか?臭いや食感が苦手だという人もいると思います。しかし、椎茸には大切な栄養がたくさん含まれているのです。
まずは、「エリタデニン」という成分です。これは血中のコレステロール量を低下させる作用があり、動脈硬化などの恐ろしい病気の予防が期待されます。
そして、「ベータ―Dグルカン」は免疫力を高める効果があると言われています。 また日光に当てたり、乾燥させることでビタミンDやうま味成分であるグアニル酸が何倍にも増えるのです。
「うがい・手洗い・しいたけ」というほど風邪やインフルエンザ予防にも効果があるので、みなさんもすすんで食べるようにしましょう。
2016年2月5日金曜日
2月5日(金)
本日の給食です
<献立>
きのこのすまし汁
鶏肉の照り焼き ほうれん草ソテー添え
絹厚揚げと三角こんにゃくの煮物
ちくわの2色揚げ(カレー・青のり)
大豆サラダ
今日は栄養面から見る、「トンカツなどの揚げ物に対しての誤解」についてお話します。
みなさんは、次の日の試験や部活の試合に備えて、「勝つ!」ということでトンカツを夕食に食べることがありますよね。しかし、実は大切な日の前日の夜にトンカツなどの揚げ物を食べることはオススメできません。その理由は、普段は脂っこいものを食べても平気だとしても、受験や試合を目前にして、緊張や不安があるため、消化や吸収の能力が下がっています。その鈍った胃袋に消化吸収しにくい揚げ物が入ると、余計に胃腸に負担をかけてしまい、夜の眠りを妨げてしまうのです。
しかし、豚肉に含まれているビタミンB1は、受験生にとってエネルギーを効率よく生み出すために欠かせない大切な栄養素です。エネルギー源となる糖質である炭水化物をいっぱい取っても、ビタミンB1が足りないと糖質をうまくエネルギーに変換できません。
もし前日に豚肉を食べるとしたら、身体を温めて免疫力を高めてくれる生姜をおろして炒めた「豚肉の生姜焼き」がおすすめです。
2月4日(木)
本日の給食です
<献立>
ワンタンスープ
手作り白身フライ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
高野豆腐の玉子とじ
じゃが芋のペペロンチーノ炒め
りんご
今日2月4日は「立春の日」です。大寒の1月20日から立春までは、一年のうちで最も寒い季節であり、まだまだ冬真っ只中ですが、立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、日中の日差しに春の気配を感じ取ることができます。
また「節分の日」というのは、もともと季節の変わり目をあらわす立春、立夏(りっか)、立秋(りっしゅう)、立冬(りっとう)のそれぞれの前日を言い、年に4回あります。しかし、現在では立春の前日のみを「節分の日」と呼ぶようになりました。2月3日にお話したように、節分の夜には豆をまき、悪魔払い(あくまばらい)をします。
これからの季節、少しずつ新しい芽が出てきて、ふきのとうや菜の花、新キャベツがおいしくなります。みなさんも春の食材を探してみてくださいね。
2016年2月3日水曜日
2月3日(水)
本日の給食です
<献立>
じゃが芋の味噌汁
おでん3種類(大根・丸天・ウインナー)
もやしとエビのカレー炒め
ソース豚串カツ
水菜の白和え
福豆
今日2月3日は「節分」です。節分といえば“豆まき”ですが、主に西日本ではイワシを食べる習慣があります。これは、邪気を払うためにイワシの頭を門口にさした習慣に由来しているといいます。柊(ひいらぎ)の針で鬼の眼を刺し、イワシを焼く激しい煙と臭いで邪気を追い払います。「イワシの頭も信心から」と言って、「イワシの頭のようなつまらないものでも信仰の対象にしている人には、尊い神仏と同じように思われる」という、ことわざもこの風習からきているそうです。
季節の節目にイワシを食べ、豆を食べるという日本に残る伝統行事は、先人の健やかに暮らすための教えなので、みなさんもすすんで豆やイワシをたべるようにしましょう。
2016年2月2日火曜日
2月2日(火)
本日の給食です
<献立>
打ち豆の味噌汁
エビグラタンフライ ボイルキャベツ添え 1食用中濃ソース
大根と小松菜のそぼろあんかけ
塩焼きそば
ひじきサラダ
今日は月に1度のカルシウムがたっぷりな「歯っぴー献立の日」です。
主に打ち豆・小松菜・ひじきに多く含まれています。
カルシウムが不足すると「骨粗鬆症」という恐ろしい病気になりやすいことは、みなさんは知っていると思います。実は今の中学生は40年前の中学生に比べて、骨折になる人の割合が2.5倍も増えているそうです。骨量は小学校の高学年から20歳頃までの成長期に一気に増えると言われています。骨密度が最も増加する今の時期に、きちんと栄養を摂り、運動をすることで骨を育てないと、40代から50代にかけて「骨粗鬆症」を発症しやすくなるのです。
「骨粗鬆症」になってから、骨に良いものを食べたり、骨を強くする運動を行っても完全に治ることはもうないので、普段からカルシウムを多く含む乳製品や大豆製品、それらの吸収を助ける野菜や海藻類を食べて、心がけていきましょう。
2月1日(月)
本日の給食です
<献立>
コンソメスープ
ハンバーグ トマトソースかけ スパゲティーソテー添え
ジャーマンポテト
レンコンサラダ
小女子の佃煮
みなさんは冬野菜といったら何を思い出しますか?春はもうすぐですが、今まで食べてきた野菜を振り返ってみましょう。
まず、れんこん・大根・人参・里いもといった根菜類です。これらの野菜は身体を温める効果があり、秋から冬にかけてゆっくり土の中で育つので、栄養分や甘みが増すことが特徴です。味噌汁や鍋に入れるとたくさん食べることができて、栄養を逃さず吸収できます。
そして、ほうれん草・小松菜・白菜・ねぎといった菜っ葉類です。これらの野菜も冬にゆっくり育てて収穫することで、夏に収穫したものよりも、ビタミンやミネラル類が3倍以上に増えます。そのため、風邪を予防して、のどを潤してくれます。 みなさんもすすんで冬野菜を食べるようにしましょう。
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